JPH08198959A - ポリエステルおよびその製造方法 - Google Patents

ポリエステルおよびその製造方法

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JPH08198959A
JPH08198959A JP998695A JP998695A JPH08198959A JP H08198959 A JPH08198959 A JP H08198959A JP 998695 A JP998695 A JP 998695A JP 998695 A JP998695 A JP 998695A JP H08198959 A JPH08198959 A JP H08198959A
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克美 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固有粘度が低く、かつ、環状オリゴマーの主
成分である環状3量体の含有量が少ないポリエステルお
よびその製造方法を提供すること。 【構成】 ジカルボン酸成分とグリコール成分との重縮
合反応によって得られる粗製ポリエステルを2価アルコ
ール中で加熱処理した後、この粗製ポリエステルを固相
重合して得られるポリエステルである。このポリエステ
ルは、固相重合前後の固有粘度変化率が0.10以下で
あり、かつ、ポリエステル中の環状3量体の含有量が
0.5重量%以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエステルおよびそ
の製造方法に関し、詳しくは、固有粘度が低く、かつ、
環状3量体の含有量が少ないポリエステルおよびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、醤油、油、飲料、化粧品、洗
剤などの容器の素材として、優れた機械的強度、耐熱
性、透明性、およびガスバリヤー性を有するポリエステ
ルが使用されている。これらの用途のうち、ジュース、
ウーロン茶、ミネラルウォーター、スポーツドリンクな
どの飲料用ボトルに用いられる場合には、化粧品、洗剤
などの容器に用いられる場合と異なり、飲料を殺菌後8
5〜88℃で充填するため、充填時にボトルが変形して
しまう。そこで、高温充填時のボトルの変形を防止する
ため、ポリエステルの耐熱性を向上させる手段が検討さ
れている。例えば、ブロー成形時に、付形されたボトル
の胴部を110〜150℃に加熱された金型にさらに加
圧密着してヒートセットすることにより、ボトルの耐熱
性を向上させる方法が採用されている。
【0003】一方、ポリエステルは、重合時の副生成物
として数%の環状オリゴマーを含有することが知られて
いる。この環状オリゴマーは主に環状3量体であり、ポ
リエステルの重縮合反応時に平衡反応で生成すること
が、例えば、高分子化学第33巻第254号422頁
(1966年)に橋本らにより報告されている。
【0004】環状オリゴマーを0.8〜1.0重量%含
有するポリエステルを、上記のようなブロー成形法によ
り成形すると、金型と接する成形体表面に環状オリゴマ
ーが析出するため、多数回の成形を繰り返した場合に
は、この析出物が金型表面に固着する。従って、ブロー
成形したボトルの表面に微細な凹凸が形成されるため、
ボトルの透明性が低下する。このような透明性の低下を
防止するために、金型表面を頻繁に清拭する必要があ
り、連続した多数回の成形が困難である。従って、環状
オリゴマーを高濃度で含有するポリエステルは、コスト
および製造効率の両面で問題を有している。
【0005】ポリエステル中の環状オリゴマーを減少さ
せる方法として、例えば、特公昭51−48505号公
報、特開昭53−101092号公報、特開昭55−8
9330号公報、および特開昭55−89331号公報
には、重縮合反応により得られる粗製ポリエステルを減
圧条件下または窒素のような不活性気体流通下で、16
0℃から該ポリエステルの融点まで温度で加熱処理する
固相重合法が開示されている。これらの公報において
は、この方法により、通常、ポリエステルに含まれてい
る1.0〜1.3重量%の環状オリゴマーを、0.4〜
0.5重量%まで減少できることが開示されている。し
かし、このような固相重合法では、上記のように、ポリ
エステル中の環状オリゴマーの含有量を減少させること
はできるが、同時に上記粗製ポリエステルの重縮合反応
も進行し、得られるポリエステルの重合度も高くなるた
め、得られるポリエステルの固有粘度が上昇する。通
常、ポリエステル中の環状オリゴマーの含有量を0.5
重量%以下に減少させた場合には、固有粘度が約0.7
4以上まで上昇する。そのため、ブロー成形時、特に射
出成形時の負荷が大きくなったり、剪断発熱によりポリ
エステルの温度が上昇し、熱分解を起こしたりする。
【0006】さらに、最近では、鋼板ラミネート用フィ
ルムやブラッドセルフィルター用繊維などにポリエステ
ルが要望されており、これらの用途においては、厚みが
12μ程度の非常に薄いフィルムや太さが0.1デニー
ルの非常に細い繊維を成形する必要がある。このような
微細な成形を行うためには微細な金型が用いられるが、
上記のような高い固有粘度を有するポリエステルでは、
剪断応力が大きくなりすぎ、ポリエステル溶融物が金型
を通過できないため、成形できない。押出機と紡糸ノズ
ルの間に滞留部を設け、高温で溶融させることにより固
有粘度を低下させて紡糸することも検討されているが、
この場合には、熱分解物により繊維が着色し商品価値が
ない。従って、固有粘度が低く、かつ、環状オリゴマー
の含有量が低いポリエステルが要望されている。
【0007】固有粘度が低く、かつ、環状オリゴマーの
含有量が低いポリエステルを調製するために、例えば、
特開昭56−118420号公報においては、重縮合反
応により得られる粗製ポリエステルを、水の存在下で、
160〜230℃で加熱処理し、環状オリゴマー含有量
が1重量%以下のポリエステルを得る固相重合法を提案
している。しかし、この方法ではポリエステルが加水分
解されるため、得られるポリエステルの固有粘度の低下
が大きく、製品としての使用に耐えない。
【0008】以上のように、従来の技術では、固有粘度
が低く、かつ、環状オリゴマーの含有量が低いという条
件を十分に満足するポリエステルは得られなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決するものであり、その目的とするところは、
固有粘度が低く、かつ、環状オリゴマーの主成分である
環状3量体の含有量が少ないポリエステルおよびその製
造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、固有粘度
が低く、かつ、環状オリゴマーの含有量が少ないポリエ
ステルを鋭意検討した結果、粗製ポリエステルを2価ア
ルコールとともに加熱処理した後、該粗製ポリエステル
を固相重合することによって、上記目的を達成すること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】本発明のポリエステルは、ジカルボン酸成
分とグリコール成分との重縮合反応によって得られる粗
製ポリエステルを2価アルコール中で加熱処理した後、
該粗製ポリエステルを固相重合して得られるポリエステ
ルであって、該固相重合前後の固有粘度変化率が0.1
0以下であり、かつ、該ポリエステル中の環状3量体の
含有量が0.5重量%以下である。
【0012】ここで、固有粘度変化率とは、次式で表さ
れる、加熱処理後固相重合前の粗製ポリエステルの固有
粘度IV0と固相重合後のポリエステルの固有粘度IV1
との差の、該粗製ポリエステルの固有粘度に対する比率
のことである。
【0013】
【数1】
【0014】本発明のポリエステルの製造方法は、ジカ
ルボン酸成分とグリコール成分との重縮合反応によって
得られる粗製ポリエステルを、2価アルコール中で加熱
処理する工程、および、該粗製ポリエステルを固相重合
する工程を包含する。
【0015】好適な実施態様においては、上記加熱処理
温度は、上記2価アルコールの沸点と該沸点より110
℃低い温度との間の温度である。
【0016】本発明に用いられる粗製ポリエステルは、
通常の工程により製造され、例えば、ジカルボン酸成分
とグリコール成分との重縮合反応により得られる。
【0017】ジカルボン酸成分としては、テレフタル
酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、
ジフェニルエーテル4,4’−ジカルボン酸、ジフェニ
ルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸;アジピン
酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカル
ボン酸などの脂肪族ジカルボン酸;およびシクロヘキサ
ンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒ
ドロイソフタル酸などの脂環族ジカルボン酸ならびにこ
れらのエステル形成性誘導体が挙げられる。
【0018】グリコール成分としては、エチレングリコ
ール、トリメチレングリコール、ブタンジオール、ヘキ
サメチレングリコール、ジエチレングリコール、シクロ
ヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、1,
3−プロピレングリコールなどが挙げられる。さらに、
ポリエチレングリコール、ポリブチレングリコール、ポ
リプロピレングリコールなどのポリアルキレングリコー
ルもまた使用することができる。さらに、ハイドロキノ
ン、レゾルシン、2,2−ビス(ジ−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシ
フェニル)プロパンなどの芳香族ジオールもまた使用す
ることができる。これらのグリコール成分は、単独で、
または2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0019】上記ジカルボン酸およびグリコールの他に
オキシカルボン酸も利用され得、それには、p−オキシ
安息香酸、p−オキシエトキシ安息香酸、ヒドロキシエ
トキシ安息香酸、グリコール酸およびそのエステル形成
性誘導体などがある。これらのジカルボン酸成分は、単
独でまたは2種以上を組み合わせて用いることもでき
る。
【0020】例えば、上記ジカルボン酸成分および上記
グリコール成分、さらに必要に応じてオキシカルボン酸
成分を含む組成物を、従来公知のエステル化反応または
エステル交換反応によりエステル化し、次いで、高温減
圧下で重縮合反応を行うことにより、粗製ポリエステル
を製造する。この粗製ポリエステルは、フェノール/
1,1,2,2,−テトラクロルエタン(60/40
(重量比))混合溶媒中30℃で測定した固有粘度が
0.55〜0.65の範囲であることが好ましく、0.
60〜0.65の範囲がさらに好ましい。固有粘度が
0.60未満では、チップ成形時にカケラや粉末が増加
する。0.65を超えると、固相重合時に固有粘度が高
くなりすぎる。
【0021】粗製ポリエステル調製時の触媒として、従
来公知のMn、Mg、Ca、Ti、Ge、Sb、Co化
合物、リン化合物、アンチモン化合物などが使用され得
る。上記ジカルボン酸成分とグリコール成分とを含む組
成物には、ポリエステルの最終用途に応じて、安定剤、
顔料、染料、核剤、充填剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、抗菌剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤などの添加剤が
含有され得る。
【0022】次に、得られた粗製ポリエステルをシート
カット法、ストランドカット法などにより、適宜、チッ
プ状(例えば、円柱状)、粒子状などに成形する。例え
ば、チップの成形は、粗製ポリエステルの溶融体をギヤ
ーポンプでダイスから押出しストランドを形成し、この
ストランドをカッターで切断して、長軸×短軸×長さが
約2.2×3.1×3.4mmの楕円柱状のチップを成
形する。
【0023】上記粗製ポリエステルは、2価アルコール
中で加熱処理される。2価アルコールとしては、エチレ
ングリコール、1,2−プロパンジオール、1,4−ブ
タンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、2,2−ジメチルプロパン−1,3−
ジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコールなどが挙げられる。これら
の2価アルコールは、単独でまたは2種以上を組み合わ
せて用いることもできる。入手および取り扱いの容易さ
の観点から、エチレングリコールが好ましい。
【0024】上記加熱処理は、2価アルコールの沸点
で、あるいは、2価アルコールの沸点と沸点より110
℃低い温度との間の温度で、好ましくは沸点より60℃
低い温度との間で、該2価アルコールに粗製ポリエステ
ルを浸漬することにより行われる。加熱時間は、通常、
上記いずれの温度においても、5〜45分間とするのが
好ましく、さらに好ましくは15〜40分間である。例
えば、2価アルコールとしてエチレングリコールを用い
た場合には、130〜140℃で、20〜40分浸漬す
るのが好ましい。2価アルコールの沸点で加熱する場合
には、環流冷却器を備えた容器が用いられ、沸点よりも
低い温度で加熱する場合には、環流冷却器を備えていな
い通常の容器が用いられる。加熱温度が低すぎる場合あ
るいは浸漬時間が短すぎる場合には、引き続いて行われ
る固相重合により得られるポリエステルの固有粘度が高
くなりすぎる。温度が高すぎる場合あるいは浸漬時間が
長すぎる場合には、得られるポリエステルの固有粘度が
低くなりすぎる。さらに、この加熱処理は、2価アルコ
ールと他の溶媒との混合溶媒を用いても行うことができ
る。
【0025】加熱処理により粗製ポリエステルに含浸お
よび付着する2価アルコールの量は、粗製ポリエステル
および2価アルコール全量に対して0.05〜5重量%
が好ましく、さらに好ましくは0.15〜3重量%であ
る。この量は、上記加熱処理温度および上記浸漬時間に
依存する。含浸および付着する2価アルコールの量が
0.05重量%未満では、引き続いて行われる固相重合
により得られるポリエステルの固有粘度が高くなりすぎ
る。5重量%を超えると、得られるポリエステルの固有
粘度が低くなりすぎる。さらに、5重量%を超えても、
固相重合時に多くが蒸発するためあまり意味がなく、重
合時のコストの面からも好ましくない。含浸および付着
する2価アルコールの量を調節するために、加熱処理後
に粗製ポリエステルを金網上に放置し過剰の2価アルコ
ールを除去したり、あるいは、粗製ポリエステルを水な
どに浸漬して、洗浄および乾燥を行うことが好ましい。
【0026】さらに、上記加熱処理された粗製ポリエス
テルは、通常の方法で固相重合される。例えば、ポリエ
チレンテレフタレートの場合には、重合温度は、好まし
くは200〜220℃、さらに好ましくは210℃であ
り、重合時の圧力は、好ましくは0.01〜0.2mm
Hg、さらに好ましくは0.05〜0.1mmHgであ
る。
【0027】このようにして得られたポリエステルは、
次式で表される固有粘度変化率が0.10以下、好まし
くは0.08以下であり、かつ、ポリエステル中の環状
3量体の含有量が0.5重量%以下、好ましくは0.3
5重量%以下である。固有粘度変化率が0.10を超え
ると、微細な成形が不可能である。環状3量体の含有量
が0.5重量%を超えると、成形時の金型の汚染が著し
く連続した多数回の成形が困難である。
【0028】
【数2】
【0029】ここで、IV0は、加熱処理後固相重合前
の粗製ポリエステルの固有粘度、IV1は、固相重合後
のポリエステルの固有粘度である。
【0030】
【作用】本発明のポリエステルは、2価アルコールで加
熱処理した後、固相重合して得られるため、固相重合時
に粗製ポリエステル内部の易動度が増大し、粗製ポリエ
ステル中に含有される環状3量体がそのまま飛散または
容易に開環重合され得る。従って、環状3量体の含有量
が減少する。さらに、本発明のポリエステルは、固相重
合により固有粘度が増大しない。これは、固相重合時に
粗製ポリエステルの分子量を増大させすぎることなく、
未反応のオリゴマーが効率よく重合されるからである。
【0031】本発明における加熱処理は、粗製ポリエス
テルを一旦固相重合したポリエステルにも適用される。
一旦固相重合したポリエステルをそのまま固相重合する
と、密度が上昇しているため、二度目の固相重合では環
状三量体が減少しにくいが、本発明のように、2価アル
コールで加熱処理した後、二度目の固相重合を行うと、
内部の易動度が増大しているため、容易に環状三量体が
減少する。
【0032】以上のように、本発明のポリエステルは、
固有粘度が低いこと、および、環状3量体の含有量が少
ないことを同時に満足する。これは、上記の従来のポリ
エステルおよびその製造方法では得られない。このよう
な本発明のポリエステルは、鋼板ラミネート用フィルム
やブラッドセルフィルター用繊維などの微細な成形に適
用され得る優れた成形性を有し、かつ、金型の汚染も少
ない。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。本発明の実施例におけるポリエステルの評価項目は
以下の通りである。実施例中の部は重量部を意味する。
【0034】固有粘度 ポリエステル0.2gをフェノール/1,1,2,2−
テトラクロルエタン(60/40(重量比))の混合溶
媒50ml中に溶解し、30℃でオストワルド粘度計を
用いて測定した。加熱処理後固相重合前の粗製ポリエス
テルの固有粘度IV0と固相重合後のポリエステルの固
有粘度IV1とから以下の式により固有粘度変化率を算
出した。
【0035】
【数3】
【0036】酸価 得られたポリエステル0.2gをベンジルアルコール1
0mlに150℃で加熱溶解し、この溶液を室温まで冷
却した後、クロロホルム10mlを加え、均一に混合し
試料溶液とした。この試料溶液を、フェノールフタレイ
ンを指示薬として0.02N−KOHにより滴定した。
【0037】環状3量体の定量 得られたポリエステル0.1gを1,1,1,3,3,
3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール/クロロホルム
(2/3(容量比))の混合溶媒3mlに溶解した。得
られた溶液にクロロホルム20mlを加えて均一に混合
した。この混合液にメタノール10mlを加え、ポリエ
ステルを再沈殿させた。次いで、この混合液をろ過し、
沈殿物をクロロホルム/メタノール(2/1(容量
比))の混合溶媒30mlで洗浄し、さらにろ過した。
得られたろ液をロータリーエバポレータで濃縮乾固し
た。濃縮乾固物にジメチルホルムアミド10mlを加
え、環状3量体測定溶液とした。この測定溶液を横河電
機(株)社製LC100型の変速液体クロマトグラフィ
ーを用いて定量した。
【0038】エチレングリコール加熱処理後のポリエ
ステル中のエチレングリコール量 ポリエステル1.00gを1,1,1,3,3,3−ヘ
キサンフルオロ−2−プロパノール/クロロホルム(2
/3(容量比))の混合溶媒8mlに溶解する。この混
合液に、水5mlを加え、ろ過する。ろ液をメスフラス
コに移し、水を加えて10mlとする。このろ液をガス
クロマトグラフィーにより分析し、エチレングリコール
量を求めた。
【0039】(実施例1) 〔実施例1−1〕ジメチルテレフタレート438部 エ
チレングリコール308部、および酢酸マンガン・4水
塩0.16部をエステル交換反応缶に仕込み、120〜
210℃でエステル交換反応を行い、生成するメタノー
ルを留去した。エステル交換反応が終了した時点で、三
酸化アンチモン0.13部および燐酸0.017部を加
え、系内を徐々に減圧にし、75分間で1mmHgとし
た。同時に徐々に昇温し、280℃とした。この条件で
70分間重縮合反応を実施し、溶融ポリマーを吐出ノズ
ルより水中に押し出し、カッターによって、直径約3m
m、長さ約5mmの円柱状チップとした。得られた粗製
ポリエステルの固有粘度は、0.630、酸価は、1
6.1当量/106g、環状3量体の含有量は、1.0
05重量%であった。
【0040】この粗製ポリエステルを、以下の要領で、
エチレングリコール中で加熱処理した。環流冷却器を備
えた反応容器にエチレングリコール68部を仕込み、1
35℃に加熱し、この温度を維持した。このエチレング
リコール中に粗製ポリエステル34部を加え、30分間
浸漬を行った。次いで、この粗製ポリエステルをステン
レス製金網上に移し放冷した後、1000部の蒸留水で
洗浄し、140℃で14時間減圧乾燥した。加熱処理後
の粗製ポリエステルを上記〜の評価に供した。結果
を表1に示す。
【0041】次いで、この加熱処理した粗製ポリエステ
ル6部を反応釜に仕込み、210℃で14時間、0.1
〜0.2mmHgの減圧下で固相重合を行った。得られ
たポリエステルを上記〜の評価に供した。結果を併
せて表1に示す。
【0042】〔実施例1−2〕固相重合を24時間行っ
たこと以外は、実施例1−1と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表1に示す。
【0043】〔実施例1−3〕固相重合を48時間行っ
たこと以外は、実施例1−1と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表1に示す。
【0044】〔実施例1−4〕加熱処理に165℃のエ
チレングリコールを用いたこと以外は、実施例1−1と
同様にしてポリエステルを得、上記〜の評価に供し
た。結果を表1に示す。さらに、このポリエステルを、
直径30mmのスクリューを備えた2軸押出機を用い
て、シリンダー温度290℃で、幅300mm、高さ1
20mmのTダイから押出し、2軸延伸し、厚さ12μ
mのフィルムを得た。このフィルムの引張強度、引張弾
性、摩擦係数およびヘイズなどの特性は、鋼板ラミネー
ト用フィルムとして適当なものであった。
【0045】〔実施例1−5〕固相重合を24時間行っ
たこと以外は、実施例1−4と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表1に示す。
【0046】〔実施例1−6〕固相重合を48時間行っ
たこと以外は、実施例1−4と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表1に示す。
【0047】〔実施例1−7〕加熱処理に195℃のエ
チレングリコールを用いたこと以外は、実施例1−1と
同様にしてポリエステルを得、上記〜の評価に供し
た。その結果を表1に示す。
【0048】〔実施例1−8〕固相重合を24時間行っ
たこと以外は、実施例1−7と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表1に示す。
【0049】〔実施例1−9〕固相重合を48時間行っ
たこと以外は、実施例1−7と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表1に示す。
【0050】(比較例1) 〔比較例1−1〕加熱処理を行わなかったこと以外は、
実施例1−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表1に示す。さらに、このポ
リエステルを、直径30mmのスクリューを備えた2軸
押出機を用いて、シリンダー温度290℃で、幅300
mm、高さ120mmのTダイから押出しを試みた。し
かし、樹脂圧力が上限値を超え、成形不可能であった。
【0051】〔比較例1−2〕加熱処理を行わなかった
こと、および固相重合を24時間行ったこと以外は、実
施例1−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表1に示す。
【0052】〔比較例1−3〕加熱処理を行わなかった
こと、および固相重合を48時間行ったこと以外は、実
施例1−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表1に示す。
【0053】(実施例2) 〔実施例2−1〕ジメチルテレフタレート398部 エ
チレングリコール280部、および酢酸マンガン・4水
塩0.17部をエステル交換反応缶に仕込み、120〜
210℃でエステル交換反応を行い、生成するメタノー
ルを留去した。エステル交換反応が終了した時点で、二
酸化ゲルマニウム0.39部および燐酸0.015部を
加え、系内を徐々に減圧にし、75分間で1mmHgと
した。同時に徐々に昇温し、280℃とした。この条件
で70分間重縮合反応を実施し、溶融ポリマーを吐出ノ
ズルより水中に押し出し、カッターによって、直径約3
mm、長さ約5mmの円柱状チップとした。得られた粗
製ポリエステルの固有粘度は、0.627、酸価は1
4.1当量/106g、環状3量体の含有量は、1.0
02重量%であった。
【0054】この粗製ポリエステルを、以下の要領で、
エチレングリコール中で加熱処理した。環流冷却器を備
えた反応容器にエチレングリコール68部を仕込み、1
35℃に加熱し、この温度を維持した。このエチレング
リコール中に粗製ポリエステル34部を30分間浸漬し
た。次いで、この粗製ポリエステルをステンレス製金網
上に移し放冷した後、1000部の蒸留水で洗浄し、1
40℃で14時間減圧乾燥した。加熱処理後の粗製ポリ
エステルを上記〜の評価に供した。結果を表2に示
す。
【0055】次いで、この加熱処理した粗製ポリエステ
ル6部を反応釜に仕込み、210℃で14時間、0.1
〜0.2mmHgの減圧下で固相重合を行った。得られ
たポリエステルを上記〜の評価に供した。結果を併
せて表2に示す。
【0056】〔実施例2−2〕固相重合を24時間行っ
たこと以外は、実施例2−1と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表2に示す。
【0057】〔実施例2−3〕固相重合を48時間行っ
たこと以外は、実施例2−1と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表2に示す。
【0058】〔実施例2−4〕加熱処理に165℃のエ
チレングリコールを用いたこと以外は、実施例2−1と
同様にしてポリエステルを得、上記〜の評価に供し
た。その結果を表2に示す。
【0059】〔実施例2−5〕固相重合を24時間行っ
たこと以外は、実施例2−4と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表2に示す。
【0060】〔実施例2−6〕固相重合を48時間行っ
たこと以外は、実施例2−4と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表2に示す。
さらに、このポリエステルを、直径60mmのスクリュ
ーを備えた押出機を用いて、シリンダー温度292℃
で、吐出口径0.08mmの紡糸口金を用いて紡糸し
た。0.1g/dの極細繊維が良好に紡糸できた。
【0061】〔実施例2−7〕加熱処理に195℃のエ
チレングリコールを用いたこと以外は、実施例2−1と
同様にしてポリエステルを得、上記〜の評価に供し
た。その結果を表2に示す。
【0062】〔実施例2−8〕固相重合を24時間行っ
たこと以外は、実施例2−7と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表2に示す。
【0063】〔実施例2−9〕固相重合を48時間行っ
たこと以外は、実施例2−7と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表2に示す。
【0064】(比較例2) 〔比較例2−1〕加熱処理を行わなかったこと以外は、
実施例2−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表2に示す。さらに、このポ
リエステルを、直径60mmのスクリューを備えた押出
機を用いて、シリンダー温度292℃で、吐出口径0.
08mmの紡糸口金を用いて紡糸を試みた。しかし、オ
ーバーロードによりスクリューが停止し、紡糸不可能で
あった。
【0065】〔比較例2−2〕加熱処理を行わなかった
こと、および固相重合を24時間行ったこと以外は、実
施例2−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表2に示す。
【0066】〔比較例2−3〕加熱処理を行わなかった
こと、および固相重合を48時間行ったこと以外は、実
施例2−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表2に示す。
【0067】(実施例3) 〔実施例3−1〕テレフタル酸864.5部およびエチ
レングリコール387.6部をエステル化反応器に仕込
み、250℃、2.5kg/cm2でエステル化反応を
行った。得られた反応生成物を、あらかじめ265℃に
加熱した重縮合反応器に移し、二酸化ゲルマニウム0.
172部および燐酸0.086部を加え、45分かけて
280℃まで昇温した。同時に0.1mmHgまで徐々
に減圧した。この条件で70分間重縮合反応を実施し、
溶融ポリマーを吐出ノズルより水中に押し出し、カッタ
ーによって、直径約3mm、長さ約5mmの円柱状チッ
プとした。得られた粗製ポリエステルの固有粘度は0.
772、酸価は9.3当量/106g、環状3量体の含
有量は0.559重量%であった。
【0068】この粗製ポリエステルを、以下の要領で、
エチレングリコール中で加熱処理した。環流冷却器を備
えた反応容器にエチレングリコール68部を仕込み、1
65℃に加熱し、この温度を維持した。このエチレング
リコール中に粗製ポリエステル34部を30分間浸漬し
た。次いで、この粗製ポリエステルをステンレス製金網
上に移し放冷した後、1000部の蒸留水で洗浄し、1
40℃で14時間減圧乾燥した。加熱処理後の粗製ポリ
エステルを上記〜の評価に供した。結果を表3に示
す。
【0069】次いで、この加熱処理した粗製ポリエステ
ル6部を反応釜に仕込み、210℃で14時間、0.1
〜0.2mmHgの減圧下で固相重合を行った。得られ
たポリエステルを上記〜の評価に供した。結果を併
せて表3に示す。
【0070】〔実施例3−2〕固相重合を24時間行っ
たこと以外は、実施例3−1と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表3に示す。
【0071】〔実施例3−3〕固相重合を48時間行っ
たこと以外は、実施例3−1と同様にしてポリエステル
を得、上記〜の評価に供した。結果を表3に示す。
【0072】(比較例3) 〔比較例3−1〕加熱処理を行わなかったこと以外は、
実施例3−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表3に示す。
【0073】〔比較例3−2〕加熱処理を行わなかった
こと、および固相重合を24時間行ったこと以外は、実
施例3−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表3に示す。
【0074】〔比較例3−3〕加熱処理を行わなかった
こと、および固相重合を48時間行ったこと以外は、実
施例3−1と同様にしてポリエステルを得、上記〜
の評価に供した。結果を表3に示す。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】表1〜表3から明らかなように、エチレン
グリコールによる加熱処理を施して得られたポリエステ
ルは、加熱処理を施さないで得られたポリエステルに比
べて、固有粘度変化率および環状3量体含有量がいずれ
も顕著に低い。さらに、加熱処理温度が高くなるほど、
粗製ポリエステル中のエチレングリコール残留量が増加
し、固相重合後のポリエステルの固有粘度の低下が大き
くなっている。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、固有粘度が低く、か
つ、環状オリゴマーの主成分である環状3量体の含有量
が少ないポリエステルが得られる。このポリエステル
は、環状オリゴマーの含有量が少ないため、成形時の環
状オリゴマーによる金型、ノズル類の汚染は生じない。
さらに、このポリエステルは固有粘度が低いため、非常
に薄いフィルムや非常に細い繊維のような微細な金型を
用いた微細な成形が可能となる。本発明のポリエステル
は、鋼板ラミネート用フィルムやブラッドセルフィルタ
ー用繊維などに用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小寺 宣一 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジカルボン酸成分とグリコール成分との
    重縮合反応によって得られる粗製ポリエステルを2価ア
    ルコール中で加熱処理した後、該粗製ポリエステルを固
    相重合して得られるポリエステルであって、 該固相重合前後の固有粘度変化率が0.10以下であ
    り、かつ、該ポリエステル中の環状3量体の含有量が
    0.5重量%以下である、ポリエステル。
  2. 【請求項2】 ポリエステルの製造方法であって、 ジカルボン酸成分とグリコール成分との重縮合反応によ
    って得られる粗製ポリエステルを、2価アルコール中で
    加熱処理する工程、および該粗製ポリエステルを固相重
    合する工程を包含する、方法。
  3. 【請求項3】 前記加熱処理温度が、前記2価アルコー
    ルの沸点と該沸点より110℃低い温度との間の温度で
    ある、請求項2に記載の方法。
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