JPS6249294B2 - - Google Patents

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JPS6249294B2
JPS6249294B2 JP53163277A JP16327778A JPS6249294B2 JP S6249294 B2 JPS6249294 B2 JP S6249294B2 JP 53163277 A JP53163277 A JP 53163277A JP 16327778 A JP16327778 A JP 16327778A JP S6249294 B2 JPS6249294 B2 JP S6249294B2
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JP
Japan
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polyester
intrinsic viscosity
heat treatment
aldehydes
temperature
Prior art date
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Application number
JP53163277A
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English (en)
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JPS5589330A (en
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Masaji Watanabe
Takuji Hirahara
Naohiro Takeda
Masahiro Kita
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Diafoil Co Ltd
Original Assignee
Diafoil Co Ltd
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Publication date
Application filed by Diafoil Co Ltd filed Critical Diafoil Co Ltd
Priority to JP16327778A priority Critical patent/JPS5589330A/ja
Publication of JPS5589330A publication Critical patent/JPS5589330A/ja
Publication of JPS6249294B2 publication Critical patent/JPS6249294B2/ja
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明はアルデヒド類たたはオリゎマヌの含有
量の少ないポリ゚ステルの補造法に関するもので
ある。 さらに詳しくはアルデヒド類たたはオリゎマヌ
の含有量が少なく、䞔぀成圢に適する固有粘床を
有するポリ゚ステルの補造法に関するものであ
る。 ポリ゚ステル、特にポリ゚チレンテレフタレヌ
トは、優れた機械的性質、熱的性質、電気的性質
などにより産業甚途に広く䜿甚され、需芁を䌞ば
し぀぀ある。しかしながら、甚途および需芁拡倧
に䌎い、ポリ゚ステルに芁求される特性倀もそれ
ぞれの甚途分野においおたすたす厳しくな぀おい
る。 それらの芁求特性のひず぀ずしお、アルデヒド
類の含有量の少ないポリ゚ステル成圢品、あるい
はオリゎマヌの含有量の少ないポリ゚ステル成圢
品がある。 通垞工業的に行われおいる方法でポリ゚ステル
を補造するず、熱分解及び副反応等によ぀おアセ
トアルデヒド、クロトンアルデヒド、その他、ア
ルデヒドずグリコヌルの反応物ず考えられる・
−ゞメチルゞオキ゜ラン等のアルデヒド類以
䞋、皮々のアルデヒド及びアルデヒドの反応物を
単にアルデヒド類ず略称するが副生し、ポリ゚
ステル䞭に含有される。これらのアルデヒド類は
比范的䜎沞点化合物であるにもかかわらず、通垞
圓該業界で広く実斜されおいる様な成圢前也燥皋
床の条件では、ポリ゚ステル䞭の含有量を䜎枛さ
せ埗おもその埌の成圢品甚途に悪圱響を及がさぬ
皋床にたで陀去する事は困難である。 すなわち、これらアルデヒド類を含有したポリ
゚ステルを成圢品ずした堎合、䟋えばボトルで
は、悪臭や異臭の原因ずな぀たり、内容物の颚
味、銙りを倉えおしたい著るしく商品䟡倀が䜎く
なる。たた、特公昭44−16466号公報に蚘茉のあ
るように写真甚フむルムにおいおは、かぶり珟象
の原因にもなり易い。 たた通垞ポリ゚ステル䞭あるいはポリ゚ステル
成圢品の䞭には、環状量䜓を䞻成分ずする1.3
重量から1.7重量のオリゎマヌが含たれおい
る。このようなオリゎマヌを含むポリ゚ステルフ
むルムが䟋えば冷凍機甚の密閉型モヌタヌの電気
絶瞁に䜿甚されるず、モヌタヌ䞭の冷凍機油やフ
レオンによりオリゎマヌが抜出され、そのオリゎ
マヌが冷凍機の様々な郚分に析出するので、モヌ
タヌの停止の原因ずなる。そのため冷凍機の機皮
により異なるが、オリゎマヌ量が0.7重量以
䞋、さらに奜たしくは0.5重量以䞋のフむルム
が芁望されおいる。たた、䟋えば、ポリ゚ステル
を玠材ずするボルトなどの食品容噚あるいは医療
甚材料などは、その商品䟡倀を䜎䞋せしめぬ為に
も前述のようにアルデヒド類の含有量の䜎いこず
の他、䜎いオリゎマヌ含量のものが奜たしい。た
た、オリゎマヌは、成圢工皋で析出したり、昇華
するなどしお成圢䞊問題を生じたり、染色工皋で
染色槜ぞ付着したりする二次加工䞊の問題や、磁
気テヌプにおけるいわゆるドロツプアりトなどの
補品の欠陥の原因ずなる。 アセトアルデヒドたたはオリゎマヌの含有量の
少ないポリ゚ステルの補造法に぀いおは既に報告
されおいる。䟋えば、アセトアルデヒドの含有量
の少ないポリ゚ステルを補造するためにポリ゚ス
テルを単に熱颚あるいは真空也燥する方法では
特開昭52−110177号公報、アセトアルデヒドは
50ppm皋床にたで枛少するが、さらにアセトア
ルデヒドを枛少させようずすればポリ゚ステルの
固有粘床が著しく䞊昇する傟向がある。 たたオリゎマヌ含有量の少ないポリ゚ステルを
補造するためには、ポリ゚ステルをその融点以䞋
で、高真空状態で加熱凊理する方法がある。特
開昭48−101462号公報、特開昭51−48505号公
報 しかしながら、ポリ゚チレンテレフタレヌト等
を融点以䞋の高枩で枛圧状態で加熱凊理するいわ
ゆる固盞重合の呚知の条件は、可及的に短時間で
高重合床化するのを目的ずするため、可胜な限り
の高真空床で実斜されおおり、この条件ではオリ
ゎマヌ含有量は奜たしい量に枛少するものの、同
時に重合床の䞊昇が倧きくオリゎマヌ含有量の少
ない成圢品の補造の原料ずしおは䞍適であ぀た。 本発明者等はアルデヒド類の枛少する条件ずオ
リゎマヌの枛少する条件が近䌌しおいるこずに着
目し、鋭意怜蚎した結果、䜕等枛圧にする必芁は
なく、䞍掻性気䜓の䞀定量の流通䞋、比范的高枩
で所芁時間加熱すれば、固有粘床の倉化が少ない
範囲においお、アルデヒド類たたはオリゎマヌの
少なくずも䞀方、条件を遞べば双方ずも極めお少
量にたで枛少させるこずができるこずを芋出し本
発明に到達した。すなわち本発明は固有粘床が
0.5以䞊のポリ゚ステルをポリ゚ステルKg圓り
毎時〜500本発明でいう䞍掻性気䜓の䜓積
は、気圧、25℃のずきの䜓積に換算した倀をい
う。の䞍掻性気䜓流通䞋、䞔぀180℃以䞊、融点
以䞋の枩床範囲で、ポリ゚ステルの固有粘床の倉
化が䞋蚘匏 −0.1≊〔η〕−〔η〕≊0.09 䞊蚘匏䞭〔η〕は熱凊理を斜す前のポリ゚ス
テルの固有粘床を瀺し、〔η〕は熱凊理を斜した
埌のポリ゚ステルの固有粘床を瀺す。を満足す
るように熱凊理し、ポリ゚ステル䞭のアルデヒド
類を10ppm以䞋及びたたはオリゎマヌを05重
量以䞋ずするこずを特城ずするポリ゚ステルの
補造法に存する。 以䞋、本発明を詳现に説明する。 本発明で蚀うポリ゚ステルずはポリ゚チレンテ
レフタレヌトを䞻たる察象ずするが、他の第䞉成
分を共重合成分ずしお含有しおいおもよい。第䞉
成分のうちカルボン酞成分ずしおはむ゜フタル
酞、ナフタレンゞカルボン酞、ゞプニルゞカル
ボン酞、ゞプニルスルホンゞカルボン酞等の芳
銙族ゞカルボン酞、アゞピン酞、セバシン酞、ヘ
キサヒドロテレフタル酞等の脂肪族ゞカルボン酞
が挙げられる。第䞉成分のうちグリコヌル成分ず
しおはトリメチレングリコヌル、テトラメチレン
グリコヌル、ネオペンチルグリコヌル等のグリコ
ヌルが挙げられる。たた重合䜓が実質的に線状で
ある範囲内で䟋えばペンタ゚リスリトヌル、トリ
メチロヌルプロパン、トリメリツト酞、ピロメリ
ツト酞等の倚官胜化合物を共重合させたものでも
よい。共重合ポリ゚チレンテレフタレヌトを甚い
る堎合は、共重合成分が30モル以䞋であるこず
が奜たしい。 䞊述のポリ゚ステルの他ポリブチレンテレフタ
レヌト、ポリ゚チレンナフタレヌトあるいはポリ
アルキレンオキシドグリコヌルを成分ずしお有す
るいわゆるポリ゚ヌテルポリ゚ステル゚ラストマ
ヌ等の他のポリ゚ステルをブレンドしたものでも
よく、ポリカヌボネヌトあるいは、ポリ゚ステル
のカルボン酞成分、グリコヌル成分の双方ずも芳
銙族化合物である芳銙族ポリ゚ステル等の他の熱
可塑性暹脂をブレンドしたものであ぀おもよい。 以䞋、代衚的なポリ゚ステルであるポリ゚チレ
ンテレフタレヌトを䟋に取぀お本発明を説明する
が、本発明は䞊蚘の様な他のポリ゚ステル補造の
堎合にもおよぶこずは蚀うたでもない。 本発明で甚いられる出発原料のポリ゚ステル
は、埓来公知の゚ステル化法、゚ステル亀換法及
び重瞮合法によ぀お容易に補造され埗る。 䟋えば、ポリ゚チレンテレフタレヌトは通垞テ
レフタル酞又はゞメチルテレフタレヌト等のその
䜎玚アルキル゚ステルず゚チレングリコヌルずを
゚ステル化又ぱステル亀換せしめ、しかる埌、
枛圧䞋に重瞮合せしめる方法で補造される。゚ス
テル化、゚ステル亀換及び重瞮合反応は、必芁な
らば觊媒の存圚䞋で行぀おも良い。この様な觊媒
ずしおは埓来公知のMn、Mg、Ca、Ti、Ge、
Sb、Sn、Co等の金属を有する化合物その他䞀般
に゚ステル化、゚ステル亀換及び重瞮合反応に実
甚的な掻性を有する公知觊媒の䞀皮以䞊を任意に
遞択しお䜿甚し埗るし、たた、安定剀、顔料、染
料及び離型剀等を䜿甚しおも良い。該゚ステル
化、゚ステル亀換及び重瞮合反応は、圓該業界で
は通垞、150〜300℃䞍掻性気䜓雰囲気䞋、加圧
䞋、垞圧䞋あるいは枛圧䞋で実斜される。 かくしお埗られたポリ゚ステルを、シヌトカツ
ト、ストランドカツト等により適宜の粒子状にす
る。粒子の圢状は任意で良いが、あたり倧き過ぎ
る圢状では本目的の為にはあたりに長時間を芁
し、品質ムラも倧きくなり、奜たしくはない。䞀
方、あたりに圢状が小さすぎお埮粉末状にな぀た
ものは、アルデヒド類たたはオリゎマヌの枛少速
床は倧きいが、熱凊理埌の成圢工皋でのトラブル
の原因ずなる。埓぀お嵩密床0.5〜1.1ml、特
に0.6〜0.9ml皋床の粒子が奜たしい。 たた、熱凊理に甚いるポリ゚ステルの固有粘床
は0.5以䞊であるこずが必芁である。特に固有粘
床が0.5以䞊0.8以䞋のものを甚いるのが奜たし
い。 本発明においおは熱凊理枩床は180℃以䞊か぀
融点以䞋である。 アルデヒド類だけに着目すれば䞊蚘の範囲の比
范的䜎枩郚、すなわち180℃以䞊奜たしくは190℃
以䞊240℃以䞋で有効にアルデヒド類の含有量を
䜎䞋させるこずが可胜である。䞀方オリゎマヌ量
を同時に䜎䞋させるためには200℃以䞊、250℃以
䞋奜たしくは240℃以䞋ずする必芁がある。 本発明に甚いられる䞍掻性気䜓ずは、圓業者で
は公知なように、ポリ゚ステルの熱凊理においお
ポリ゚ステルの劣化を生じさせないような気䜓を
意味し、䞀般的には経枈的に安䟡な窒玠を甚いる
のが奜たしい。たた䞍掻性気䜓はあらかじめ脱湿
し、予熱しおおくのが奜たしい。 䞍掻性気䜓の流量ずポリ゚ステルの固有粘床の
倉化は密接な関係にある。固有粘床の倉化はポリ
゚ステルの重合床、未端基、觊媒、含氎量、圢状
あるいは加熱凊理枩床、時間あるいは加熱凊理に
甚いる装眮の圢匏、操䜜条件、䞍掻性気䜓䞭の蒞
気成分の分圧など倚くの因子の圱響があり、䞍掻
性気䜓流量を䞀矩的に芏定するのは困難である
が、本発明においおは、呚知の䞍掻性気䜓流通に
よる固盞重合法のように、可及的短時間で重合床
を䞊昇させるために、䞍掻性気䜓を倚量に流す方
法ずは異なり、ポリ゚ステルKg圓り毎時〜
500、奜たしくは〜300の範囲で遞択され
る。䞍掻性気䜓の流量が500よりも倚い条件で
は、ポリ゚ステルの固有粘床の䞊昇が著しくなり
奜たしくない。たた䞍掻性気䜓流量が以䞋で
は固有粘床が枛少するので実甚的でない。 本発明においおはさらに熱凊理前のポリ゚ステ
ルの極限粘床〔η〕ず熱凊理埌のポリ゚ステル
の極限粘床〔η〕の差が −0.1≊〔η〕−〔η〕≊0.09 の範囲ずなるように熱凊理を行わなければならな
い。このような範囲で熱凊理を行うためには、加
熱枩床、䞍掻性気䜓流量等を前述の範囲内ずする
他、加熱時間を調節する必芁がある。通垞アルデ
ヒド類のみを枛少させる堎合は時間以䞊の熱凊
理でも良いが、オリゎマヌも同時に枛少させるた
めには時間以䞊の熱凊理が必芁である。加熱枩
床が200℃、あるいは220℃以䞊のような高枩の堎
合には、䞍掻性気䜓流量を比范的少く、䟋えばポ
リ゚ステルKg圓り毎時10〜20以䞋ずするこ
ずにより時間以䞊加熱しおも固有粘床を䞊蚘範
囲ずし、䞔぀アルデヒド類を10ppm以䞋、オリ
ゎマヌを0.5重量以䞋ずするこずができる。た
た加熱枩床が200℃より䜎い堎合は䞍掻性気䜓流
量を20以䞊ずしお、時間以䞊の加熱により固
有粘床を䞊蚘範囲内で、アルデヒド類及びオリゎ
マヌを所定量以䞋ずするこずができる。 たた、特に䜎オリゎマヌ含有量の成圢䜓を目的
ずする堎合には、溶融成圢によるオリゎマヌの再
生が未端氎酞基からの環化により次々に生じおく
る効果が倧きいため、成圢䜓にする原料の重合床
は固有粘床ずしお0.8を越えないように熱凊理す
るのが良い。 これは、重合床が高いず溶融暹脂のせん断発熱
で局所的に枩床が䞊昇したり、溶融成圢性を高め
るため、成圢暹脂枩床を高く蚭定する必芁があ
り、それだけオリゎマヌが生成しやすいこずによ
る。 本発明に甚いる加熱凊理装眮ずしおは、ポリ゚
ステルを均䞀に加熱しか぀䞍掻性気䜓ずポリ゚ス
テルが均䞀に接觊できるものが奜たしい。具䜓的
には、䟋えば回転型也燥機、流動床型也燥機や
皮々の撹拌翌を有する也燥機などを甚いるこずが
できる。 たた、本発明における加熱凊理する前にポリ゚
ステル䞭の氎分は、適床に陀去しおおくのが奜た
しい。しかしながら抌出補膜などに芋られるよう
に溶融抌出時の重合床の䜎䞋を防ぐために実斜さ
れるような厳密な也燥は必ずしも必芁ではなく、
也燥の皋床に応じお本発明の熱凊理においお䞍掻
性気䜓の流量を調節しお適床の重合床のポリマヌ
ずするこずができるのである。すなわち也燥皋床
が䜎い堎合には䞍掻性気䜓の流量を増加させれば
良い。 このようにしお補造されたアルデヒド含有量た
たはオリゎマヌ含有量が少なく、適床の固有粘床
のポリ゚ステルは、成圢条件ずしお可及的に䜎い
溶融暹脂枩床および短かい成圢機内溶融暹脂滞留
時間で成圢するこずがアルデヒド類及びオリゎマ
ヌの熱的な再生を抑制するために奜たしい。 たた、成圢に䟛されるポリ゚ステルは、可及的
に吞着氎分を枛少させるため、あらかじめ充分な
也燥をする必芁がある。氎分が倚いず、加氎分解
が生じ、末端氎酞基量が増加し、それだけ溶融時
にオリゎマヌ及びアルデヒド類の生成速床が速く
なるからである。 以䞊詳述したように本発明によれば、固有粘床
を著しく倉化させるこずなくアルデヒド類を
10ppm以䞋たたはオリゎマヌ量が0.5重量以
䞋、奜たしくは0.4重量以䞋のポリ゚ステルを
埗るこずができる。特にアルデヒド類の含有量を
䜎䞋させたポリ゚ステルは、通垞の抌出吹蟌法、
射出吹蟌法、予備成圢䜓を再加熱埌に吹蟌成圢す
る方法コヌルドパリ゜ン法等の吹蟌成圢によ
り、しよう油、食油等の食品類、炭酞飲料、化粧
品甚の容噚ずするこずができる。その他䞀軞たた
は二軞延䌞フむルムずしお䞀般食品包装甚、写真
甚フむルムずしおも特に有効に利甚できる。 オリゎマヌの含有量を䜎䞋させたポリ゚ステル
は、䞊蚘食品甚の容噚、包装甚途、磁気テヌプ甚
途の他電気絶瞁甚フむルムずしお特に有効であ
る。 以䞋、実斜䟋により本発明を詳现に説明する。
なお、実斜䟋䞭「郚」は「重量郚」を意味する。 本実斜䟋で䜿甚した皮々の枬定法を以䞋に瀺
す。 Γ固有粘床 プノヌル−テトラクロロ゚タン5050重量
比䞭、1.0dl濃床で30℃で枬定した倀であ
る。 Γ融点 差動走査熱量蚈Perkin−Elmer DSC−1B
により枬定した倀である。 Γアルデヒド類 アセトアルデヒド等のアルデヒド類はポリ゚ス
テルの䞀定量を入手圢状のたたで耐圧ミクロボン
ベ䞭に、むオン亀換蒞留氎ず共に仕蟌み䞍掻性気
䜓雰囲気䞋、160℃で時間氎抜出埌、該抜出液
に内郚暙準物質ずしお゚タノヌルを添加し、高感
床ガスクロマトグラフで定量しppm重量で
瀺した。 Γオリゎマヌ量 オリゎマヌ量は、ポリマヌを20メツシナから35
メツシナの倧きさに粉砕しお、゜ツクスレヌ抜出
噚により、クロロホルムで20時間抜出したクロロ
ホルム可溶成分量の抜出に甚いたポリマヌに察す
る割合重量で瀺した。 Γ䞍掻性気䜓流量 䞍掻性気䜓流量は、単䜍時間hrおよび単䜍
暹脂重量Kg圓りの流通した気䜓量の気圧25
℃に換算した䜓積量m3で瀺した。 Γ嵩密床 JIS −6911に準拠しお枬定した。 Γポリ゚ステルの色調 東京電色K.K.補色差蚈によるHunter 倀で瀺
したは黄色味、−は青色味を衚わす。 実斜䟋  ゞメチルテレフタレヌト4000郚、゚チレングリ
コヌル2800郚及び酢酞マンガン・氎塩0.8郚を
゚ステル亀換反応猶に仕蟌み液枩150℃から埐々
に昇枩しお、留出するメタノヌルを分離した。 反応完結時の液枩は、230℃であ぀た。次いで
゚ステル亀換反応終了物を重合猶に移し、正燐酞
0.4郚を添加し、玄10分間垞圧䞋反応せしめ、曎
に二酞化ゲルマニりム0.4郚を加えた埌、反応系
を埐々に枛圧にし、30分埌に50mmHg、90分埌に
20mmHg、120分埌に0.5mmHgずし、䞀方、液枩は
230℃から埐埐に昇枩し120分埌に、275℃ずし、
以降この枩床で0.5mmHgの枛圧䞋、時間重瞮合
反応を行぀た。 その埌、重瞮合猶から垞法により、倧量の流氎
䞭に、抜出した。この際、抌出圧力ず巻取速床の
調節によりカサ密床の異なるチツプを埗た。この
チツプの固有粘床〔η〕は0.66で、カサ密床
0.82のチツプ䞭のアセトアルデヒド含有量は
125ppm、その他クロトンアルデヒド及び・
−ゞメチルゞオキ゜ランが埮量認められた。䞀
方、カサ密床0.68のチツプ䞭のアセトアルデヒド
含有量は、118ppmで、その他クロトンアルデヒ
ド及び・−ゞメチルゞオキ゜ランが埮量認め
られた。 該チツプを16℃で高真空䞋、時間予備也燥し
た埌、1.5〜Kg・hrの窒玠ガス流通䞋、60
分間で180〜230℃たで昇枩し、〜時間の熱凊
理を斜した。 結果を衚にたずめお瀺した。
【衚】
【衚】 実斜䟋  重合觊媒ずしお、䞉酞化アンチモンを1.2郚䜿
甚した以倖は、実斜䟋ず同様に操䜜し、嵩密床
0.77ml、固有粘床〔η〕0.66のストラン
ドチツプを埗た。該粒子䞭のアセトアルデヒド濃
床は、120ppmで、その他埮量の・−ゞメチ
ルゞオキ゜ラン及びクロトンアルデヒドが認めら
れた。1.7Kg・hrの窒玠ガス流通䞋、160℃で
時間予備也燥した埌、60分間で220℃たで昇枩
し、時間熱凊理を斜した。熱凊理埌の粒子の
〔η〕0.66で熱凊理前チツプず倉化なく、アセト
アルデヒド濃床は5ppmを瀺した。その他のアル
デヒド類は認められなか぀た。この熱凊理チツプ
から、シリンダヌ及びノズル各275℃、スクリナ
ヌ回転数40rpm、抌出量80分に蚭定した30mm
φ抌出機でシヌトを成圢した。このシヌトの
〔η〕0.61でアセトアルデヒド含有量は15ppmで
あ぀た。曎に、このシヌトを瞊方向に3.5倍、暪
方向に3.5倍の逐次二軞延䌞し、220℃で熱固定し
た。該フむルムの〔η〕0.61アセトアルデヒド
含有量は、5ppmでその他のアルデヒド類は認め
られなか぀た。 実斜䟋  ビス−β−ヒドロキシ゚チルテレフタレヌト
15000郚に二酞化ゲルマニりム1.5郚を加え、実斜
䟋ず同様の昇枩、枛圧条件䞋、嵩密床0.84
ml、固有粘床〔η〕0.68のチツプを埗た。 このチツプ䞭のアセトアルデヒド濃床は、
108ppmで、その他・−ゞメチルゞオキ゜ラ
ン及びクロトンアルデヒドが埮量認められた。䞊
䟋同様高真空䞋160℃で、時間予備也燥埌、そ
の䞀郚をKg・hrの窒玠ガス流通䞋、60分間
で、230℃たで昇枩し、該枩床で時間熱凊理を
斜した。 熱凊理チツプの〔η〕0.71でアセトアルデヒ
ド濃床は3ppmを瀺し、その他のアルデヒド類は
認められなか぀た。 たた予備也燥品の他の䞀郚を同率の窒玠ガス流
通䞋、60分間で190℃たで昇枩し、該枩床で時
間熱凊理を斜した。熱凊理チツプの〔η〕0.68
で熱凊理前チツプず倉化なくアセトアルデヒド濃
床は7ppmを瀺した。その他のアルデヒド類は認
められなか぀た。 熱凊理埌の〔η〕0.71アセトアルデヒド含有
量3ppmのチツプを加枩、也燥状態のたたで倖気
に曝す事なく、シリンダヌ前、䞭、埌各郚275℃
及びノズル280℃、スクリナヌ回転数100ppm、
射出時間10秒、金型冷华氎枩20℃に蚭定した東芝
(æ ª)補射出成圢機IS−60Bでプリフオヌムを成圢し
た。該プリフオヌムの〔η〕0.65アセトアルデ
ヒド含有量は14ppmであ぀た。 埗られたプリフオヌムを予熱炉90℃、ブロヌ圧
力20Kgcm2、成圢サむクル10秒に蚭定したコヌポ
プラスト(æ ª)補BMB−型機で吹蟌成圢し内容積
の瓶を埗た。該瓶の〔η〕0.65でアセトア
ルデヒド含有量は12ppmであり、その他のアル
デヒド類は認められなか぀た。 実斜䟋  重瞮合觊媒ずしおテトラブチルチタン酞゚ステ
ルを郚甚いた以倖は実斜䟋ず同様に操䜜し嵩
密床0.73ml、固有粘床〔η〕0.70アセト
アルデヒド濃床112ppmの粒子を埗た。 実斜䟋ず同様に操䜜し、160℃で時間、高
真空䞋予備也燥埌、Kg・hrの窒玠ガス流通
䞋、60分間で200℃たで昇枩し、該枩床で時間
熱凊理を斜した。 熱凊理チツプの〔η〕0.72でアセトアルデヒ
ド濃床は6ppmを瀺し、その他のアルデヒド類は
認められなか぀た。 比范䟋  ゞメチルテレフタレヌトず゚チレングリコヌル
を酢酞カルシりム觊媒により゚ステル亀換をした
オリゎポリ゚チレンテレフタレヌトに重合觊媒ず
しお酞化アンチモンを甚いお重合した、固有粘床
0.648、融点255℃、オリゎマヌ量1.53重量の2.5
mm×4.2mm×4.5mm角の倧きさのチツプを甚いお加
熱凊理をした。加熱凊理方法は、たず20mmのガラ
ス管の底に窒玠導入管を付したものにガラスりヌ
ルを入れ、さらにチツプ15.0をその䞊に仕蟌ん
だ。次に高玔床窒玠で空気を眮換した埌、160℃
で時間、0.1mmHgの真空床でチツプを也燥し
た。也燥埌、高玔床窒玠を導入し垞圧ずし、45分
間で所定の枩床たで昇枩し、この時間を熱凊理開
始時間ずしお䞀定枩床ず䞀定窒玠流量で熱凊理を
行な぀た。衚に加熱凊理枩床、窒玠流量ず加熱
凊理時間による固有粘床およびオリゎマヌ量ずの
関係を瀺した。 比范䟋からオリゎマヌの枛少には加熱凊理が
重芁なこずがわかる。 ただし、䞍掻性気䜓が流通しない系においお
は、オリゎマヌの枛少は芋られるものの、固有粘
床が倧巟に䜎䞋し、奜たしくないこずがわかる。 比范䟋 、 比范䟋で甚いたポリ゚チレンテレフタレヌト
30Kgを奈良機械(æ ª)補の奈良匏パドルドラむダヌ
1.6W型に仕蟌み、暹脂枩184℃、窒玠流量2.5
m3hrの割合で80分間流通させ、氎分量を0.005
重量以䞋ずした。チツプを也燥埌、暹脂枩を
230℃たで昇枩し、以埌230℃に予熱した高玔床窒
玠を䞀定量流通しながら加熱凊理をした。なお、
パドルの回転数は毎分15回転ずした。結果は衚
に瀺した。 本実隓に甚いた装眮は、ゞダケツト郚および䞭
空楔圢回転加熱䜓パドルにより、粒状物質を
加熱するこずにより也燥操䜜をする暪型の䌝導加
熱型の也燥機である。 比范䟋は、窒玠を倚量に流通した堎合でオリ
ゎマヌの枛少は極めお奜たしいが、固有粘床の䞊
昇も倧巟で奜たしくない。 比范䟋は、窒玠を流通しなか぀た堎合であ
り、オリゎマヌの枛少は、極めお奜たしいが、固
有粘床の䜎䞋が倧巟で良くない。 実斜䟋 、 実隓方法は、比范䟋、の堎合ず同䞀であ
り、窒玠流量を3.3hr・Kg、16.5hr・Kg
ずした堎合である。結果は、衚に瀺したよう
に、オリゎマヌ量は時間で0.5重量以䞋にな
り、さらに䜎オリゎマヌ化するために時間加熱
凊理しおも固有粘床の倉化は少なく、オリゎマヌ
含有量が少ない成圢品を補造するための原料ずし
お極めお奜たしいこずがわかる。 実斜䟋  実斜䟋においお時間熱凊理されたポリ゚チ
レンテレフタレヌトチツプを30mmφの抌出機でス
クリナヌ回転数40rpm、暹脂枩床270℃、抌出量
80分の成圢条件で500Ό厚さのシヌトを䜜補
した。このシヌトは、オリゎマヌ量が0.67重量
であ぀た。さらにこのシヌトを瞊方向に3.5倍、
暪方向に3.5倍に逐次二軞延䌞し、220℃で熱固定
をしたフむルムのオリゎマヌ量は0.65重量であ
り、䜎オリゎマヌフむルムずしお奜たしいもので
あ぀た。 これに察しお、180℃、窒玠流量16.5hr・
Kgで時間熱凊理したものを䞊蚘の方法で抌出補
膜したシヌトのオリゎマヌ量は1.55重量であ
り、原料チツプず倧差なか぀た。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  固有粘床が0.5以䞊のポリ゚ステルを、ポリ
    ゚ステルKg圓り毎時〜500の䞍掻性気䜓流
    通䞋、䞔぀180℃以䞊、融点以䞋の枩床範囲でポ
    リ゚ステルの固有粘床の倉化が䞋蚘匏 −0.1≊〔η〕−〔η〕≊0.09 䞊蚘匏䞭、〔η〕は熱凊理を斜す前のポリ゚ス
    テルの固有粘床を瀺し、〔η〕は熱凊理を斜した
    埌のポリ゚ステルの固有粘床を瀺す。を満足す
    るように熱凊理し、ポリ゚ステル䞭のアルデヒド
    類を10ppm以䞋及びたたはオリゎマヌを0.5重
    量以䞋ずするこずを特城ずするポリ゚ステルの
    補造法。
JP16327778A 1978-12-27 1978-12-27 Production of polyester Granted JPS5589330A (en)

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