JPH0819835B2 - シールドセグメントエレクタ - Google Patents

シールドセグメントエレクタ

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JPH0819835B2
JPH0819835B2 JP63226268A JP22626888A JPH0819835B2 JP H0819835 B2 JPH0819835 B2 JP H0819835B2 JP 63226268 A JP63226268 A JP 63226268A JP 22626888 A JP22626888 A JP 22626888A JP H0819835 B2 JPH0819835 B2 JP H0819835B2
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雅史 和田
信 甲田
博一 稲垣
明 波多腰
義光 熊尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は掘削したトンネル内において、セグメントを
組立てる為のシールドセグメントエレクタに関する。
〈従来の技術〉 シールドトンネル掘削機により掘削したトンネルの内
周面に覆工用セグメントを組立てる為、シールド本体内
においては、エレクタリングをトンネルの軸線を中心に
回転可能に配置し、かつエレクタリングの後方面にエレ
クタアームを介してセグメント把持装置を配備して成る
シールドセグメントエレクタが用いられる。上記エレク
タリングを、シールド本体の内周に亘って回転させるこ
とにより、該シールドセグメントエレクタによって把持
した覆工用セグメントをシールド本体の内面に配置し、
既設セグメントに接続させる。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記構成のシールドセグメントエレクタにおいて、エ
レクタリングに配備されるセグメント把持装置は一基の
みなので、例えば一周当り13ピースのセグメントによっ
てトンネルを形成する場合、その一基のセグメント把持
装置により13回の把持,組立施工が行われる。
すなわちセグメント把持装置が一つの覆工用セグメン
トを把持して所定の箇所まで運び、組立が完了する迄、
新たな覆工用セグメントを把持したり搬送したりするこ
とは出来ない。一方セグメント把持装置を複数基設けれ
ば、夫々の把持装置を独立駆動させる為の機構は複雑化
する丈でなく、シールド本体中央部の作業員、資機材、
掘削土砂の通路となる空間が塞がれるなどトンネル掘削
作業全般に支障を与えることなどが生じる。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記の覆工用セグメントの搬送,組立施工を
効率良く推進させる為、トンネルの軸線を中心にして全
周に亘って回転するエレクタリングを、外リングとその
外リング内に配置されて同様に回転する内リングとによ
り形成し、この両リングの後方面にアームを介してトン
ネルの半径方向及び軸方向移動可能なセグメント把持装
置を夫々配備したものである。
〈作用〉 エレクタリングを独立して回転する外リングと内リン
グとによって形成し、この両リングに夫々別個のセグメ
ント把持装置を配備した為、トンネルの一周に順次セグ
メントを取付ける施工は、外リングに配備したセグメン
ト把持装置と内リングに配備したセグメント把持装置と
を個別に駆動させうるので、いづれの把持装置をも全周
に亘って稼働でき、覆工用セグメントの組立施工に要す
る全体の工期は大幅に短縮される。又両セグメント把持
装置はシールド本体の内周に沿って駆動するので中央部
の空間は塞がれることがないのでトンネル掘削作業全般
に支障を与えることはない。
〈実施例〉 以下図面に基づき本発明のシールドセグメントエレク
タを詳細に説明する。
第1図はシールドトンネル掘削機の側面概略図であ
り、第2図は第1図におけるX方向矢視図である。シー
ルドトンネル掘削機には、そのシールド本体10内でトン
ネル軸線CLを中心にエレクタリング20が回転自在に配置
され、該エレクタリング20に対しセグメント把持装置を
配備してシールドセグメントエレクタ1が構成されてい
る。シールドトンネル掘削機は、図示しない掘削カッタ
ーによってトンネルを掘削してゆき、シールド本体10
で、予め組立てられたセグメントリングを反力にして推
進する。そしてシールドトンネル掘削機の後方Bにおい
て、予め組立てられた既設セグメントC2に対し、順次覆
工用セグメントC1を組立接続させてゆく。
上記シールド本体10内に設けられたシールドセグメン
トエレクタ1において、エレクタリング20は、エレクタ
外リング21とエレクタ内リング22によって形成される。
このエレクタ外リング21とエレクタ内リング22はそれぞ
れガイドローラR1,R2によって支承され、該内外各リン
グは互いに独立して回転する。回転方向としては上述の
如くトンネル軸線CLを中心にして回転する。この回転に
従い後述する把持装置40,50も夫々軸線CLを中心にして
回転する。
この為、把持装置40,50を個別に稼働させ、しかも第
2図に示す中央部の空間0を常に確保した状態で稼働さ
せることができる。
回転の具体的手段としては、外リング回転モータM1
エレクタ外リング21の外周をギアG1にて接続し、上記回
転モータM1の回転駆動力をギアG1を介してエレクタ外リ
ング21に伝達する。
同様にエレクタ内リング22も、内リング回転モータM2
の回転駆動力をギアG2を介して伝達する。よってエレク
タ外リング21と同内リング22はガイドローラR1,R2に支
承された状態で独立に回転する。
斯かる構造のエレクタ外リング21の後方面21aにはエ
レクタアーム31を介してセグメント把持装置40が、又エ
レクタ内リング22の後方面22aにはエレクタアーム32を
介してセグメント把持装置50がそれぞれ配備されてい
る。
両把持装置40,50はほぼ同構成を成すものであり、説
明の重複を避ける為、以下においてはセグメント把持装
置40についてのみ説明し、セグメント把持装置50につい
ては省略する。
第3図はセグメント把持装置40の側面概略図であり、
第4図は第3図のY−Y′方向矢視図,第5図は同Z方
向矢視図である。
セグメント把持装置40は駆動制御部41とセグメント把
持部42から構成されている。駆動制御部41は上述したエ
レクタアーム31に昇降フレーム41aを配置したもので、
昇降フレーム41aにはその中心にボール螺子Bnが螺合さ
れている。このボール螺子Bnの上部にスプロケットSp1
が取付けられ、アーム昇降モータmのスプロケットSp2
との間にチェーンChを張架したものである。よって昇降
モータmがチェーンChを介してボール螺子Bnを回転させ
ると、この回転に伴ない昇降フレーム41aは昇降モータ
mの回転方向に応じガイドロッドGrに沿って半径方向に
移動する。一方エレクタ把持部42は上記昇降フレーム41
aに取付けたピッチイングボックス42a内のスライドシリ
ンダScによりゼグメント把持用把持爪42bをトンネル軸
に沿った前後方向に移動させ得る。よってセグメント把
持装置40は、昇降フレーム41aの半径方向移動と、スラ
イドシリンダScによる前後方向の移動により、把持爪42
bを全方向的に移動させることが可能となる。
尚上記のチェーン駆動による駆動制御の他、他の駆動
制御例えばボール螺子をモータに直結したりチェーンの
代りにギアを用いたりすることもできる。
次に上記エレクタ外リング21のセグメント把持装置40
とエレクタ内リング22のセグメント把持装置50による覆
工用セグメントの組立施工を説明する。
トンネルの後方Bから搬送された覆工用セグメントC1
aをセグメント把持装置40により把持する。そして外リ
ング回転モータM1の回転によってエレクタ外リング21を
所定方向に回転させる。斯かる際に、次の覆工用セグメ
ントC1bが所定の位置まで搬送されてくる。そしてこの
搬送された覆工用セグメントC1bをセグメント把持装置5
0により把持し、エレクタ内リング22を内リング回転モ
ータM2によって所定方向に回転させる。その間にセグメ
ント把持装置40によって把持した覆工用セグメントC1a
は、既設セグメントC2に接続させる為に所定の位置まで
搬送され、組立施工が行われる。一方セグメント把持装
置50によって把持された覆工用セグメントC1bも所定の
位置に搬送される。次いでセグメント把持装置40による
覆工用セグメントC1aの取付けが完了すると、セグメン
ト把持装置40は再びエレクタ外リング21の回転により新
たに搬送された覆工用セグメントC1cを把持する位置に
配置される。この間にセグメント把持装置50による覆工
用セグメントC1bの組立接続が行なわれる。一方セグメ
ント把持装置40によって覆工用セグメントC1cの把持が
行なわれ、新たな組立位置まで搬送される。
上述の様に一周のセグメントが組立接続されると、既
設セグメントC3に反力をとったシールド推進ジャッキ60
によりシールド本体10を前方へ推進させる。
以上の如くして、セグメント把持装置40と50により、
所謂最小の待ち時間で交に干渉させることなく覆工用セ
グメントを搬送し、且つ組立接続を行うことが出来る。
しかも確保されている中央部の空間0(第2図参照)を
有効利用、例えば把持装置の前後に亘って掘削土砂や部
材の搬出入などに利用することでトンネル施工の全体工
期も大幅に短縮化できる。
〈発明の効果〉 以上の様に本発明のシールドセグメントエレクタはエ
レクタリングを外リングと内リングとにより形成し、か
つ両リングにそれぞれセグメント把持装置を設けたの
で、両セグメント把持装置を交互に駆動制御することが
可能となり、よって覆工用セグメントの組立施工に要す
る時間が従来に比し約半分程度となる。すなわちシール
ドトンネル掘削機によるトンネル造成の施工期間を大幅
に短縮出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のシールドトンネル掘削機を説明する
側面概略図、 第2図は、第1図におけるX矢視図、 第3図は、シールドセグメントエレクタの側面概略図、 第4図は、第3図におけるY−Y′方向矢視図、 第5図は、同Z方向矢視図である。 1……シールドセグメントエレクタ, 10……シールド本体,20……エレクタリング, 21……エレクタ外リング, 22……エレクタ内リング, 31,32……エレクタアーム, 40,50……セグメント把持装置, CL……トンネル軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波多腰 明 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 熊尾 義光 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (56)参考文献 特公 昭44−9143(JP,B1) 実公 昭48−20921(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールド本体の内周に沿って回転するエレ
    クタリングと、該エレクタリングに配備されたセグメン
    ト把持装置とからなるシールドセグメントエレクタにお
    いて、 前記エレクタリングは、前記シールド本体内で該シール
    ド本体の軸線を中心に全周に亘って回転する外リング
    と、 該外リング内に配置されて該外リングとは独立に前記軸
    線を中心に全周に亘って回転する内リングとからなり、 前記外リングと内リングの各後方面には、シールド本体
    の半径方向及び軸方向に移動可能なセグメント把持部を
    有する把持装置が、夫々配備されたことを特徴とするシ
    ールドセグメントエレクタ。
JP63226268A 1988-09-09 1988-09-09 シールドセグメントエレクタ Expired - Fee Related JPH0819835B2 (ja)

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