JPH081981A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH081981A
JPH081981A JP14364794A JP14364794A JPH081981A JP H081981 A JPH081981 A JP H081981A JP 14364794 A JP14364794 A JP 14364794A JP 14364794 A JP14364794 A JP 14364794A JP H081981 A JPH081981 A JP H081981A
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JP
Japan
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circuit
thermal head
numbered
terminals
bipolar
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Withdrawn
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JP14364794A
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Inventor
Kazuyoshi Yoshida
一義 吉田
Hideichiro Ogata
秀一郎 尾形
Hiroyuki Inoue
弘之 井上
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】斜線を印刷する場合においてもギザギザ感が生
じることがなく、画像品位を向上させることができるサ
ーマルヘッドを提供する。 【構成】複数の駆動電極12と、各駆動電極12間に接
続された発熱抵抗素子ra 、rb 、rc 、rd 、…と、
各駆動電極12に接続されたバイポーラドライブ回路
と、奇数番目のバイポーラドライブ回路と偶数番目のバ
イポーラドライブ回路とを交互に駆動する切換手段とを
有する。この場合、1ラインの印刷を行うごとに、切換
手段を作動させて奇数番目のバイポーラドライブ回路と
偶数番目のバイポーラドライブ回路とを交互に駆動する
と、主走査方向に印刷箇所を半ドットずつずらすことが
できる。したがって、斜線を印刷した場合でもギザギザ
感が生じることがなくなり、画像品位を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱式プリンタ、熱転写式プリン
タ等はサーマルヘッドを有し、該サーマルヘッドにおい
て発熱抵抗素子を選択的に駆動し、感熱紙を発色させた
り、熱転写リボンを用紙に転写させたりすることによっ
て印刷を行うことができるようになっている。
【0003】図2は従来のサーマルヘッドの発熱抵抗体
を示す図である。図において、50は複数の発熱抵抗素
子を形成する発熱抵抗体、51は端子51a、51b、
51c、…を有し、図示しない電源に接続された共通電
極、52は端子52a、52b、52c、…を有し、ド
ライバICに接続された駆動電極である。前記端子51
a、51b、51c、…と端子52a、52b、52
c、…とは交互に配設され、両者間に発熱抵抗素子が形
成される。
【0004】そして、前記共通電極51に24〔V〕の
電圧を印加するとともに、例えば、駆動電極52の端子
52aの電位を0〔V〕にすると、電流は共通電極51
の各端子51a、51bから発熱抵抗体50を通って駆
動電極52aに流れる。この時、前記発熱抵抗体50に
おける斜線で示す発熱抵抗素子においてジュール熱が発
生し、該ジュール熱によって図示しない感熱紙等を発色
させる。
【0005】図3は従来のサーマルヘッドの等価回路図
である。図において、51は端子51a、51b、51
c、…を有し、電源VH に接続された共通電極、52は
端子52a、52b、52c、…を有し、ドライバIC
56に接続された駆動電極である。前記端子51a、5
1b、51c、…と端子52a、52b、52c、…と
は交互に配設され、両者間に発熱抵抗素子ra1、ra2
b1、rb2、rc1、rc2、…が形成される。
【0006】また、55はシフトレジスタ回路である。
該シフトレジスタ回路55においては、記録データが内
蔵された1ライン分のデータ信号DATAがクロック信
号CLKに同期させて入力される。そして、54はラッ
チ回路であり、該ラッチ回路54においてラッチ信号L
ATCHにパルスを入力することによって、前記シフト
レジスタ回路55に蓄えられた記録データをラッチする
ことができる。
【0007】前記ラッチ回路54の出力側には、複数の
NAND回路53a、53b、53c、…から成るドラ
イバ回路53が接続され、各NAND回路53a、53
b、53c、…に前記ラッチ回路54から出力される記
録データとストローブ信号STBとが入力されるように
なっている。したがって、該ストローブ信号STBをハ
イレベルにしたとき、前記記録データとストローブ信号
STBとがNAND演算され、各NAND回路53a、
53b、53c、…の両方の入力がハイレベルである場
合に出力がローレベルになる。そして、例えば、NAN
D回路53aの出力がローレベルになると、前記共通電
極51に接続された電源VH からの電流が、共通電極5
1a 、51b、発熱抵抗素子ra1、ra2及び駆動電極5
2aを介してNAND回路53aに流れる。この時、前
記発熱抵抗体ra1、ra2においてジュール熱が発生す
る。
【0008】図4は従来のサーマルヘッドの構造を示す
図である。図の(a)はサーマルヘッドの平面図、
(b)はサーマルヘッドの側面図である。図に示すよう
に、セラミック基板60の上に、蒸着、スパッタリング
等の手段によって共通電極51、駆動電極52、圧接用
電極57等のパターンが形成される。また、前記セラミ
ック基板60にドライバIC56が搭載されて接着さ
れ、該ドライバIC56と駆動電極52との間及びドラ
イバIC56と圧接用電極57との間がワイヤボンディ
ング等によって配線される。
【0009】そして、前記共通電極51、駆動電極5
2、発熱抵抗体50等は、図示しない保護膜によって覆
われ、外部からの電気的、物理的な影響を受けることが
ないようにしてある。さらに、前記圧接用電極57にフ
レキシブル基板のパターンを圧接させることによって外
部との電気的な接続を行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサーマルヘッドにおいては、縦線、横線等の画像を
印刷する場合においては画像品位が低下することはない
が、斜線を印刷する場合においては画像品位が低下して
しまう。図5は従来のサーマルヘッドによる印刷出力の
例を示す図である。
【0011】図において、L1は横線、L2は縦線、L
3、L4は斜線である。図から分かるように、斜線L
3、L4を印刷すると、発熱抵抗素子ra1、ra2
b1、rb2、rc1、rc2、…(図3)の配列、各ライン
の配列等によってギザギザ感が生じ、画像品位が低下し
てしまう。そこで、前記発熱抵抗体50(図4)の解像
度を高くすることが考えられる。ところが、ギザギザ感
を生じなくするためには12〔dot/mm〕以上の解
像度が必要になってしまう。通常、配線パターン、ドラ
イバIC56等の製造技術においては解像度を16〔d
ot/mm〕以上にすることは可能であるが、発熱抵抗
体50の製造技術においては、8〜10〔dot/m
m〕程度の解像度が限界であり、前記発熱抵抗体50の
解像度を高くすることは困難である。
【0012】本発明は、前記従来のサーマルヘッドの問
題点を解決して、斜線を印刷する場合においてもギザギ
ザ感が生じることがなく、画像品位を向上させることが
できるサーマルヘッドを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のサ
ーマルヘッドにおいては、複数の端子を備える駆動電極
と、該駆動電極の各端子間に接続された発熱抵抗素子
と、前記駆動電極の各端子に接続されたバイポーラドラ
イブ回路と、奇数番目のバイポーラドライブ回路と偶数
番目のバイポーラドライブ回路とを交互に駆動する切換
手段とを有する。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記のようにサーマルヘッド
においては、複数の端子を備える駆動電極と、該駆動電
極の各端子間に接続された発熱抵抗素子と、前記駆動電
極の各端子に接続されたバイポーラドライブ回路と、奇
数番目のバイポーラドライブ回路と偶数番目のバイポー
ラドライブ回路とを交互に駆動する切換手段とを有す
る。
【0015】この場合、1ラインの印刷を行うごとに、
切換手段を作動させて奇数番目のバイポーラドライブ回
路と偶数番目のバイポーラドライブ回路とを交互に駆動
すると、主走査方向に印刷箇所を半ドットずつずらすこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
サーマルヘッドの等価回路図、図6は本発明の実施例に
おけるサーマルヘッドの発熱抵抗体を示す図である。図
6において、11は複数の発熱抵抗素子を形成する発熱
抵抗体、12は端子12a、12b、12c、12d、
…を有し、ドライバIC等に接続された駆動電極であ
る。前記端子12a、12b、12c、12d、…は互
いに間隔を置いて配設され、隣接する端子間に発熱抵抗
素子が形成される。
【0017】そして、各端子間に電流を流すと、発熱抵
抗素子においてジュール熱が発生し、該ジュール熱によ
って図示しない感熱紙等を発色させることができる。次
に、サーマルヘッドの等価回路について説明する。図1
において、11は発熱抵抗体、12は端子12a、12
b、12c、12d、…を有し、ドライバIC16に接
続された駆動電極である。前記端子12a、12b、1
2c、12d、…は互いに間隔を置いて配設され、隣接
する端子間に発熱抵抗素子ra 、rb 、rc 、rd 、…
が形成される。
【0018】また、15はシフトレジスタ回路である。
該シフトレジスタ回路15においては、記録データが内
蔵された1ライン分のデータ信号DATAがクロック信
号CLKに同期させて入力される。そして、14はラッ
チ回路であり、該ラッチ回路14においてラッチ信号L
ATCHにパルスを入力することによって、前記シフト
レジスタ回路15に蓄えられた記録データをラッチする
ことができる。
【0019】前記ラッチ回路14の出力側にはドライバ
回路13が接続され、該ドライバ回路13に、前記ラッ
チ回路14から出力される記録データ、ストローブ信号
STB及びハーフ信号HALFを入力することによって
前記発熱抵抗素子ra 、rb、rc 、rd 、…を選択的
に作動させるようになっている。なお、VH は電源であ
る。
【0020】次に、前記ドライバ回路13について説明
する。図7は本発明の実施例におけるドライバ回路の詳
細図である。図において、Ta1、Tb1、Tc1、Td1、…
は、各エミッタが電源VH に接続されたPNPタイプの
トランジスタであり、該トランジスタTa1、Tb1
c1、T d1、…の各ベースは抵抗Ra1、Rb1、Rc1、R
d1、…を介して反転回路G1又は非反転回路G2の出力
に接続される。この場合、奇数番目のトランジスタ
a1、Tc1、…は非反転回路G2の出力に、偶数番目の
トランジスタTb1、Td1、…は反転回路G1の出力に接
続される。なお、前記反転回路G1及び非反転回路G2
によって切換手段が構成される。
【0021】また、前記トランジスタTa1、Tb1
c1、Td1、…のコレクタは駆動電極12の各端子12
a、12b、12c、12d、…に接続されるととも
に、アース側トランジスタTa2、Tb2、Tc2、Td2、…
のコレクタに接続される。この場合、トランジスタ
a1、Tb1、Tc1、Td1、…とアース側トランジスタT
a2、Tb2、Tc2、Td2、…とによって駆動電極12の各
端子12a、12b、12c、12d、…に対応したバ
イポーラドライブ回路が構成される。
【0022】そして、ハーフ信号HALFは反転回路G
1及び非反転回路G2に入力され、前記ハーフ信号HA
LFがローレベルであるとき、非反転回路G2の出力は
ローレベルになり、奇数番目のトランジスタTa1
c1、…をオンにして、電源VHの電圧を駆動電極12
の各端子12a、12c、…に印加する。一方、反転回
路G1の出力はハイレベルになり、偶数番目のトランジ
スタTb1、Td1、…をオフにする。
【0023】これに対して、前記ハーフ信号HALFが
ハイレベルであるとき、非反転回路G2の出力はハイレ
ベルになり、奇数番目のトランジスタTa1、Tc1、…を
オフにする。一方、反転回路G1の出力はローレベルに
なり、偶数番目のトランジスタTb1、Td1、…をオンに
して、電源VH の電圧を駆動電極の各端子12b、12
d、…に印加する。
【0024】このように、ハーフ信号HALFがハイレ
ベルであるときとローレベルであるときとで、奇数番目
のトランジスタTa1、Tc1、…と偶数番目のトランジス
タT b1、Td1、…とのオン・オフを逆にして、奇数番目
の駆動電極12の各端子12a、12c、…と偶数番目
の駆動電極の各端子12b、12d、…とに選択的に電
源VH の電圧の印加を行うことができる。
【0025】一方、アース側トランジスタTa2、Tb2
c2、Td2、…はNPNタイプのトランジスタであっ
て、エミッタが接地(GNDに接続)され、ベースが抵
抗Ra2、Rb2、Rc2、Rd2、…を介して3入力のAND
回路Ga 、Gb 、Gc 、Gd 、…の出力に接続される。
そして、各AND回路Ga 、Gb 、Gc 、Gd 、…の三
つの入力端子には、それぞれストローブ信号STB、ハ
ーフ信号HALF及び記録データD1 、D2 、D3 、…
が入力されるようになっている。
【0026】なお、前記ハーフ信号HALFは、非反転
回路G2を介して奇数番目のAND回路Ga 、Gc 、…
に、反転回路G1を介して偶数番目のAND回路Gb
d、…に入力される。一方、記録データD1 はAND
回路Ga 、Gb に、記録データD2 はAND回路Gc
d に、また、記録データD3 、…も同様に2個のAN
D回路に入力される。すなわち、一つの記録データが奇
数番目のAND回路及び偶数番目のAND回路のそれぞ
れに入力されるようになっている。
【0027】ここで、ハーフ信号HALFがローレベル
であり、ストローブ信号STBがハイレベルであり、す
べての記録データD1 、D2 、D3 、…がハイレベルで
ある場合、奇数番目のAND回路Ga 、Gc 、…の出力
はローレベルになり、偶数番目のAND回路Gb
d 、…の出力はハイレベルになる。したがって、AN
D回路Ga 、Gb 、Gc 、Gd 、…の出力に接続された
アース側トランジスタTa2、Tb2、Tc2、Td2、…のう
ち偶数番目のアース側トランジスタTb2、Td2、…がオ
ンになる。
【0028】また、ハーフ信号HALFがローレベルで
あるとき、トランジスタTa1、Tb1、Tc1、Td1、…の
うち奇数番目のトランジスタTa1、Tc1、…がオンにな
るので、発熱抵抗素子ra 、rb 、rc 、rd 、…には
次のような電流が流れることになる。すなわち、発熱抵
抗素子ra には、電流i1 が実線で示すように、電源V
H →トランジスタTa1→端子12a→発熱抵抗素子ra
→端子12b→アース側トランジスタTb2→グラウンド
GNDの経路を通って流れる。
【0029】一方、発熱抵抗素子rb には、電流i2
実線で示すように、電源VH →トランジスタTc1→端子
12c→発熱抵抗素子rb →端子12b→アース側トラ
ンジスタTb2→グラウンドGNDの経路を通って流れ
る。すなわち、奇数番目のトランジスタTa1、Tc1、…
を介して電源VH からの電流が発熱抵抗素子ra
b 、rc 、rd 、…を介して偶数番目のアース側トラ
ンジスタTb2、Td2、…を通ってグラウンドGNDに流
れる経路が形成される。なお、この場合、すべての記録
データD1 、D2 、D3 、…がハイレベルであるとして
説明しているが、ローレベルである場合は、該当する発
熱抵抗素子には電流が流れない。すなわち、例えば、記
録データD1 がローレベルである場合、発熱抵抗素子r
a 、rb には電流が流れない。
【0030】これに対して、ハーフ信号HALFがハイ
レベルであり、ストローブ信号STBがハイレベルであ
り、すべての記録データD1 、D2 、D3 、…がハイレ
ベルである場合、奇数番目のAND回路Ga 、Gc 、…
の出力はハイレベルになり、偶数番目のAND回路
b 、Gd の出力はローレベルになる。したがって、A
ND回路Ga 、Gb 、Gc 、Gd 、…の出力に接続され
たアース側トランジスタT a2、Tb2、Tc2、Td2、…の
うち奇数番目のアース側トランジスタTa2、Tc2、…が
オンになる。
【0031】また、ハーフ信号HALFがハイレベルで
あるとき、トランジスタTa1、Tb1、Tc1、Td1、…の
うち偶数番目のトランジスタTb1、Td1…がオンになる
ので、発熱抵抗素子ra 、rb 、rc 、rd 、…には次
のような電流が流れることになる。すなわち、発熱抵抗
素子ra には、電流i3 が破線で示すように、電源VH
→トランジスタTb1→端子12b→発熱抵抗素子ra
端子12a→アース側トランジスタTa2→グラウンドG
NDの経路を通って流れる。
【0032】一方、発熱抵抗素子rb には、電流i4
破線で示すように、電源VH →トランジスタTb1→端子
12b→発熱抵抗素子rb →端子12c→アース側トラ
ンジスタTc2→グラウンドGNDの経路を通って流れ
る。すなわち、偶数番目のトランジスタTb1、Td1、…
を介して電源VH からの電流が発熱抵抗素子ra
b 、…を介して奇数番目のアース側トランジスタ
a2、Tc2、…を通ってグラウンドGNDに流れる経路
が形成される。なお、この場合、すべての記録データD
1 、D2 、D3 、…がハイレベルであるとして説明して
いるが、ローレベルである場合は、該当する発熱抵抗素
子には電流が流れない。すなわち、例えば、記録データ
1 がローレベルである場合、発熱抵抗素子r a 、rb
には電流が流れない。
【0033】このように、ハーフ信号HALFがローレ
ベルである場合は、各対Aの組合せによる発熱抵抗素子
a 、rb 、rc 、rd 、…に、また、ハーフ信号HA
LFがハイレベルである場合は、各対Bの組合せによる
発熱抵抗素子ra 、rb 、r c 、rd 、…に記録データ
1 、D2 、D3 、…に対応する電流が流れる。したが
って、1ラインの印刷を行うごとにハーフ信号HALF
のオン・オフを繰り返して主走査方向(横方向)に印刷
箇所を半ドットずつずらすとともに、図示しない用紙送
り量調整手段によって副走査方向(縦方向)における用
紙送り量を従来の送り量の半分にすると、斜線を印刷し
た場合でもギザギザ感が生じることがなくなる。
【0034】図8は本発明の実施例におけるサーマルヘ
ッドによる印刷出力の例を示す図である。図において、
L1は横線、L2は縦線、L5、L6は斜線である。図
から分かるように、斜線L5、L6を印刷した場合でも
ギザギザ感が生じることがなくなり、画像品位を向上さ
せることができる。
【0035】次に、本発明の実施例における印刷状態に
ついて説明する。図9は本発明の実施例における印刷状
態を示す図である。図において、18はプラテン、19
は感熱記録紙、20はサーマルヘッドである。この場
合、プラテン18に巻き付けられた感熱記録紙19はサ
ーマルヘッド20によって押圧される。そして、図示し
ないモータによってプラテン18が回転させられると、
前記感熱記録紙19が副走査方向に送られるようになっ
ている。
【0036】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、サーマルヘッドにおいては、複数の駆動電極と、
各駆動電極間に接続された発熱抵抗素子と、各駆動電極
に接続されたバイポーラドライブ回路と、奇数番目のバ
イポーラドライブ回路と偶数番目のバイポーラドライブ
回路とを交互に駆動する切換手段とを有する。
【0038】この場合、1ラインの印刷を行うごとに、
切換手段を作動させて奇数番目のバイポーラドライブ回
路と偶数番目のバイポーラドライブ回路とを交互に駆動
すると、主走査方向に印刷箇所を半ドットずつずらすこ
とができる。したがって、斜線を印刷した場合でもギザ
ギザ感が生じることがなくなり、画像品位を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるサーマルヘッドの等価
回路図である。
【図2】従来のサーマルヘッドの発熱抵抗体を示す図で
ある。
【図3】従来のサーマルヘッドの等価回路図である。
【図4】従来のサーマルヘッドの構造を示す図である。
【図5】従来のサーマルヘッドによる印刷出力の例を示
す図である。
【図6】本発明の実施例におけるサーマルヘッドの発熱
抵抗体を示す図である。
【図7】本発明の実施例におけるドライバ回路の詳細図
である。
【図8】本発明の実施例におけるサーマルヘッドによる
の印刷出力の例を示す図である。
【図9】本発明の実施例における印刷状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
12 駆動電極 12a、12b、12c、12d、… 端子 ra 、rb 、rc 、rd 、… 発熱抵抗素子 G1 反転回路 G2 非反転回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/20 113 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数の端子を備える駆動電極と、
    (b)該駆動電極の各端子間に接続された発熱抵抗素子
    と、(c)前記駆動電極の各端子に接続されたバイポー
    ラドライブ回路と、(d)奇数番目のバイポーラドライ
    ブ回路と偶数番目のバイポーラドライブ回路とを交互に
    駆動する切換手段とを有することを特徴とするサーマル
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 副走査方向の用紙送り量を半分の量にす
    る用紙送り量調整手段を有する請求項1に記載のサーマ
    ルヘッド。
JP14364794A 1994-06-24 1994-06-24 サーマルヘッド Withdrawn JPH081981A (ja)

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