JP2582349B2 - サ−マルプリンタ - Google Patents

サ−マルプリンタ

Info

Publication number
JP2582349B2
JP2582349B2 JP6612385A JP6612385A JP2582349B2 JP 2582349 B2 JP2582349 B2 JP 2582349B2 JP 6612385 A JP6612385 A JP 6612385A JP 6612385 A JP6612385 A JP 6612385A JP 2582349 B2 JP2582349 B2 JP 2582349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
strobe signal
str
circuit
strobe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6612385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61224772A (ja
Inventor
正 柏島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP6612385A priority Critical patent/JP2582349B2/ja
Publication of JPS61224772A publication Critical patent/JPS61224772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582349B2 publication Critical patent/JP2582349B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サーマルプリンタに係り、特に、印字分
割による印字品質の低下防止に関する。
〔従来の技術〕
一般に、サーマルプリンタは、そのサーマルプリント
ヘッドの多数の発熱抵抗体を複数個ずつ複数組に分割し
て通電し、ジュール熱を発生させることにより感熱記録
紙を発色させ、特定の文字や図形などを記録する。
第3図に示すように、サーマルプリントヘッドには、
多数の発熱抵抗体21、22・・・・2Nが設けられ、各発熱
抵抗体21、22・・・・2Nには、共通電極4が設けられる
とともに、各発熱抵抗体21、22・・・・2Nの1または2
以上を選択して駆動電流を流すドライバー回路6が設け
られている。そして、各発熱抵抗体21、22・・・・2
Nは、省電力化と発熱分布を均一化するために複数
(m)個ずつ複数(n)組に分割され、発熱抵抗体21
22・・・2m、2m+1、2m+2・・・2Nを各組ごとに順次駆動
するためにn個のゲート回路81、82・・・8nが設置され
ている。
各ゲート回路81、82・・・8nは、それぞれ各組のm個
の発熱抵抗体21、22・・・2mに対応してm個のNAND回路
101、102・・・10mで構成され、各ゲート回路81、82
・・8nと各NAND回路101、102・・・10mには、共通のス
トローブ入力端子121、122・・・12nが形成されてスト
ローブ信号STR1、STR2・・・STRnが順次に加えられると
ともに、ラッチ回路14からの印字信号が加えられる。
ラッチ回路14は、シフトレジスタ16からの印字信号を
一時的に保持するために設置され、このラッチ回路14に
形成されたラッチ信号端子18には、保持している印字信
号の読み出しまたはシフトレジスタ16からの印字信号の
取り込みを行うためのラッチ信号LAが加えられる。
そして、シフトレジスタ16は、データ入力端子20に加
えられる印字データDをクロック入力端子22に加えられ
るクロック信号CPに基づいて1ラインごとに記憶する。
従来のサーマルプリンタは、1ライン走査において、
n組に印字分割された発熱抵抗体21、22・・・2mごとに
ストローブ信号STR1、STR2・・・STRnによって駆動状態
に制御することにより行われている。
[発明が解決しようとする問題点] このような印字分割を用いた場合において、シフトレ
ジスタ16の内容が全印字状態にあるとき、第4図のA、
B、Cに示す各ストローブ信号STR1、STR2、STR3によっ
て各組の発熱抵抗体21、22・・・2mが発熱状態に制御さ
れる。
第4図のF、G、Hは、この場合の印字状況を示し、
各ストローブ信号STR1、STR2、STR3間に時間遅れδが存
在するため、各組の両端部分の21、2mの印字ドットd1
dm、dm+1、d2m・・・のドット径は、通常の印字ドットd
2・・・dm-1より小さくなる。
第4図のDは各ストローブ信号STR1、STR2、STR3、第
4図のEは各ストローブ信号STR1、STR2、STR3に対応し
た各組の発熱抵抗体21、22・・・2mの発熱分布、第4図
のIは1ライン上の連続した印字状態を示すものであ
る。
したがって、シフトレジスタ16の内容が全印字状態に
ある場合には、分割された各組の両端の印字ドットが小
さくなため、第4図のJに示すように、幅Lで示す白線
となる無印字部分が発生する欠点があった。
このような無印字部分の発生は、特殊は連続した黒線
の印字だけでなく、分割印字部分に跨って文字や図形な
どが描かれる場合にも防止することができず、印字品質
を低下させる原因になっていた。
従来、印字品質の低下を防止するために用いられる可
能性のある関連技術として、多数の発熱抵抗体をm行n
列のマトリクス構成とし、行および列を選択して記録走
査を行う際に、n列を一部重複させて順次選択して記録
信号を加え、あるいは、隣接する行を同時に駆動するな
どの印字方法が提案されているが、何れの方法も回路構
成が複雑化するなどの欠点があった。
そこで、この発明は、印字分割を施す場合の印字品質
の低下を防止したサーマルプリンタを提供しようとする
ものである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、この発明のサーマルプリンタは、クロック
信号を計数するとともに、ライン走行信号が表す1ライ
ン走行信号区間内において複数のタイミング信号を発生
するカウンタと、前記タイミング信号を受け、前記タイ
ミング信号に対応する複数のストローブ信号を発生する
ストローブ信号発生回路と、1ライン分の印字ドットに
対応するように1ラインに沿って配列され、かつ所定数
毎の組に区分されている複数の発熱抵抗体と、前記複数
のストローブ信号及び印字データを受け、各ストローブ
信号及び前記発熱抵抗体の各組に対応する印字データの
理論積を出力信号として発生するゲート回路と、前記出
力信号を受け、前記発熱抵抗体の各組毎に駆動電流を流
すドライバ回路とを備え、前記ストローブ信号に応答し
て、前記各組を単位として前記発熱抵抗体を順次駆動す
るサーマルプリンタにおいて、印字データから前記各組
の両端の発熱抵抗体のいずれかが駆動されたことを検出
して、補助ストローブ信号を前記ストローブ信号として
前記ゲート回路に出力する補助ストローブ信号発生回路
と、前記補助ストローブ信号を受け、駆動されたことを
検出された前記両端の発熱抵抗体に対応する再駆動デー
タを印字データとして前記ゲート回路に出力する再駆動
データ回路とを備え、前記ストローブ信号に応答して前
記印字データにより前記発熱抵抗体を駆動した後、前記
補助ストローブ信号に応答して前記再駆動データにより
前記両端の発熱抵抗体を再駆動させることを特徴とす
る。
〔作用〕
この発明のサーマルプリンタでは、補助ストローブ信号
発生回路及び再駆動データ回路を備えることにより、各
組の両端の発熱体が駆動された場合に補助ストローブ信
号を発生させ、さらに該補助ストローブ信号に応答して
再駆動データ回路から再駆動データを出力して、駆動さ
れた各組の両端の発熱抵抗体を再び駆動するようにした
ので、各組の両端の発熱抵抗体による印字ドットのドッ
ト径が補償される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
第1図はこの発明のサーマルプリンタの実施例を示
し、第3図に示すサーマルプリンタと同一部分には同一
符号を付してある。
第1図において、クロック入力端子22に加えられるク
ロック信号CPは、Nビットを計数するNビットカウンタ
24に加えられる。すなわち、Nビットカウンタ24は、ラ
イン入力端子28に加えられたライン走査信号SCに基づ
き、そのライン走査信号区間を複数個、即ち、m個に分
割するタイミング信号を発生し、ストローブ信号発生回
路30および補助ストローブ信号発生回路32に加える。
ストローブ信号発生回路30は、Nビットカウンタ24か
ら加えられるタイミング信号に基づき、ストローブ信号
STR1、STR2・・・STRnを出力し、これらストローブ信号
STR1、STR2・・・STRnはストローブ入力端子121、122
・・12nにそれぞれ加えられるとともに、補助ストロー
ブ信号発生回路32に加えられる。
補助ストローブ信号発生回路32は、シフトレジスタ16
に加えられる印字データから分割印字位置の発熱抵抗体
が駆動される場合を検出し、この検出に基づき、ストロ
ーブ信号STR1、STR2・・・STRn、クロック信号CPおよび
ライン走査信号SCに応動して補助ストローブ信号を特定
のタイミングで出力し、ストローブ入力端子121、122
・・12nに加えるとともに、再駆動データ回路34に加え
る。
そして、再駆動データ回路34は、ストローブ信号ST
R1、STR2・・・STRnおよびクロック信号CPに基づいて印
字分割された各組の両端のドット部分を発色させる再駆
動データを出力し、シフトレジスタ16に加える。
以上の構成において、サーマルプリンタを第2図を参
照して説明する。
Nビットカウンタ24は、クロック信号を計数し1ライ
ン走査信号をm個に分割する複数のタイミング信号を発
生する。このタイミング信号がストローブ信号発生回路
30に加えられると、ストローブ信号発生回路30は、第2
図のA、C、Eに示すストローブ信号STR1、STR2・・・
STRnを発生する。したがって、N個の発熱抵抗体21、22
・・・2m、2m+1、2m+2・・・2Nは、このストローブ信号
STR1、STR2・・・STRnに対応してm個ごとを1組とし、
N/m個に分割される。
一方、シフトレジスタ16に加えられた印字データが全
印字を示している場合、そのデータはラッチ回路14を介
してゲート回路81、82・・・8nの各NAND回路101、102
・・10mに加えられる。
この結果、たとえば、第2図のAに示すストローブ信
号STR1に応じて発熱抵抗体21、22・・・2mが順次に駆動
され、ストローブ信号STR1に対応して第2図のHに示す
ように印字される。即ち、1回の駆動では、各組のエッ
ジ側ドットd1、dmに充分な発色が得られず、ドット径が
痩せた状態となる。
この場合、ストローブ信号STR1は、補助ストローブ信
号発生回路32に加えられるが、この補助ストローブ信号
発生回路32は、その組の両端部分の発熱抵抗体21、2m
印字データに応じて一定の時間間隔を持つ第2図のBに
示すような補助ストローブ信号STRS1を発生し、ストロ
ーブ信号STR1の後、ストローブ入力端子121に加える。
そして、このストローブ信号STR1に対応して再駆動デ
ータ回路34からその組の両端部の発熱抵抗体21、2mを駆
動するための再駆動データが、シフトレジスタ16からラ
ッチ回路14を介してゲート回路81に加えられる。この結
果、第2図のIに示すように、補助ストローブ信号STR
S1に応じてその組の両端部の発熱抵抗体21、2mが再駆動
され、印字が得られる。
そして、このような印字走査は、ストローブ信号STR2
・・・STRnについても同様に行われ、第2図のC、Eに
示すような各ストローブ信号STR2・・・STRnに対応して
第2図のJ、Lのように印字されるが、この場合も1回
の駆動では、各組のエッジ側ドットdm+1、d2m、d2m+1
d3mに充分な発色が得られず、ドット径が痩せた状態と
なる。そこで、第2図のD、Fに示す補助ストローブ信
号STRS2・・・STRSnに応じて、再度、第2図のK、Mに
示すように各組の両端部分の発熱抵抗体2m+1、22m・・
・が再印字され、第2図のGに示すように1ライン走査
信号に応じて、第2図のNに示すような均一なドット径
の発色による印字が得られる。この結果、第2図のOに
示すように、連続印字の場合、印字分割による無印字部
分の発生を防止できる。
なお、実施例では連続した黒印字を例に採って説明し
たが、この発明は印字分割部分を連続して駆動する文字
や図形などにおいても同様に無印字部分の発生が防止で
き、印字品質を向上させることができる。
また、実施例では、印字分割部分を駆動する再駆動デ
ータを再駆動データ回路で形成したが、その部分を駆動
する再駆動データを一時的に記憶させ、その記憶データ
を特定のタイミングで読み出すようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のサーマルプリンタに
よれば、補助ストローブ信号発生回路及び再駆動データ
回路を備えることにより、各組の両端の発熱体が駆動さ
れた場合に補助ストローブ信号を発生させ、さらに該補
助ストローブ信号に応答して再駆動データ回路から再駆
動データを出力して、駆動された各組の両端の発熱抵抗
体を再び駆動するようにしたので、各組の両端の発熱抵
抗体による印字ドットのドット径が補償されて、無印字
部分の発生を防止でき、印字品質を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明のサーマルプリンタの実施例を示すブ
ロック図、第2図はこの発明のサーマルプリンタの動作
を示す説明図、第3図は一般的なサーマルプリンタの構
成を示すブロック図、第4図はその動作を示す説明図で
ある。 21、22・・・2m……発熱抵抗体、30……ストローブ信号
発生回路、32……補助ストローブ信号発生回路、34……
再駆動データ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号を計数するとともに、ライン
    走査信号が表す1ライン走査信号区間内において複数の
    タイミング信号を発生するカウンタと、 前記タイミング信号を受け、前記タイミング信号に対応
    する複数のストローブ信号を発生するストローブ信号発
    生回路と、 1ライン分の印字ドットに対応するように1ラインに沿
    って配列され、かつ所定数毎の組に区分されている複数
    の発熱抵抗体と、 前記複数のストローブ信号及び印字データを受け、各ス
    トローブ信号及び前記発熱抵抗体の各組に対応する印字
    データの論理積を出力信号として発生するゲート回路
    と、 前記出力信号を受け、前記発熱抵抗体の各組毎に駆動電
    流を流すドライバ回路とを備え、 前記ストローブ信号に応答して、前記各組を単位として
    前記発熱抵抗体を順次駆動するサーマルプリンタにおい
    て、 印字データから前記各組の両端の発熱抵抗体のいずれか
    が駆動されたことを検出して、補助ストローブ信号を前
    記ストローブ信号として前記ゲート回路に出力する補助
    ストローブ信号発生回路と、 前記補助ストローブ信号を受け、駆動されたことを検出
    された前記両端の発熱抵抗体に対応する再駆動データを
    印字データとして前記ゲート回路に出力する再駆動デー
    タ回路とを備え、 前記ストローブ信号に応答して前記印字データにより前
    記発熱抵抗体を駆動した後、前記補助ストローブ信号に
    応答して前記再駆動データにより前記両端の発熱抵抗体
    を再駆動させることを特徴とするサーマルプリンタ。
JP6612385A 1985-03-29 1985-03-29 サ−マルプリンタ Expired - Lifetime JP2582349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6612385A JP2582349B2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29 サ−マルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6612385A JP2582349B2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29 サ−マルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61224772A JPS61224772A (ja) 1986-10-06
JP2582349B2 true JP2582349B2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=13306782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6612385A Expired - Lifetime JP2582349B2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29 サ−マルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582349B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58158275A (ja) * 1982-03-16 1983-09-20 Nec Corp 感熱記録装置
JPS60151072A (ja) * 1984-01-20 1985-08-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 感熱記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61224772A (ja) 1986-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4560993A (en) Thermal printing method and thermal printer
AU691822B2 (en) Thermal printer control system
EP0304916B1 (en) Thermal printing control circuit
JPH0419948B2 (ja)
EP0110675B1 (en) Thermal recording system
JPS6196870A (ja) サーマルプリンタ
JP2582349B2 (ja) サ−マルプリンタ
JPS642076B2 (ja)
JPS6410346B2 (ja)
JPS61164856A (ja) 記録ヘツドとその記録ヘツドを用いた中間調記録方法
JPS6256076A (ja) カラ−プリンタ
JPH06122223A (ja) サーマルヘッド駆動回路
JPH05221021A (ja) 画像形成装置
JPS6168264A (ja) サ−マルヘツド
JPH0683349B2 (ja) 感熱記録方法
JP3250743B2 (ja) ヘッド駆動装置
JP3230918B2 (ja) カラー熱転写プリンタにおける階調制御方法
JPH0787519B2 (ja) プリント方法
JPS61186068A (ja) サ−マルプリンタ及びその印刷濃度制御方法
JP2522727Y2 (ja) 感熱記録装置
JPH07256915A (ja) 記録ヘッドと記録装置
JP2551792B2 (ja) 記録計の印字方式
JPH0829599B2 (ja) サ−マルプリンタの印字制御装置
JPH04269562A (ja) サーマルヘッド式印字装置
JPH082658B2 (ja) 二色発色感熱紙の印字方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term