JPH08197377A - 数値制御加工装置 - Google Patents

数値制御加工装置

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JPH08197377A
JPH08197377A JP616995A JP616995A JPH08197377A JP H08197377 A JPH08197377 A JP H08197377A JP 616995 A JP616995 A JP 616995A JP 616995 A JP616995 A JP 616995A JP H08197377 A JPH08197377 A JP H08197377A
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JP
Japan
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tool
load current
speed
moving
change amount
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JP616995A
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English (en)
Inventor
Takao Yoneda
孝夫 米田
Yasuji Sakakibara
やすじ 榊原
Haruo Omura
春男 大村
Tomoya Kato
友也 加藤
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は工具に作用する異常な負荷を
高感度に検出すると共に、工具の後退を高速に反応させ
ることができる数値制御加工装置の提供である。 【構成】 工具を移動させる駆動装置に、前記駆動装置
の負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、前記負荷電
流の変化量を算出する負荷電流変化量算出手段と、前記
工具が等速で移動しているか否かを判別する等速移動判
別手段と、前記工具が等速移動をしている場合に等速移
動を開始してからの経過時間を計測する時間計測手段
と、前記経過時間が所定の遅延時間を経過したか否かを
判別する経過時間判別手段と、前記遅延時間を経過した
後に、前記負荷電流の変化量が所定のしきい値を越えた
場合に異常と判別する異常判別手段とを備えたことを特
徴とする数値制御加工装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具に異常な負荷が作
用して発生する工具の破損を防止する機能を有した数値
制御加工装置に関し、特に砥石の割れを防止する数値制
御研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研削盤の加工において、砥石に異
常な負荷が作用すると砥石割れを発生するため、砥石に
異常な負荷が作用すると砥石台を戻して砥石割れを防止
している。すなわち、砥石に作用する負荷を砥石を回転
駆動する砥石軸モータの負荷電流として検出し、この負
荷電流が所定値を越えた場合に砥石台を戻すようにして
いる。詳細に説明すると、図4に示すように、シーケン
スコントローラ3の指令信号に応じてCNC制御装置2
は研削盤1の砥石軸モータ8を駆動して砥石Gを回転
し、サーボモータ5を駆動して砥石台4を移動させる。
砥石台4が加工や早送り等の移動中に砥石Gが工作物W
に衝突する等の原因で砥石Gに異常な負荷が作用する
と、この負荷により砥石軸モータ8に作用する負荷電流
が増大する。そして、この負荷電流が所定値を越える場
合、コンパレータ6がこれを検出し、シーケンスコント
ローラ3に異常を示す過負荷信号を出力する。過負荷信
号を入力したシーケンスコントローラ3はCNC制御装
置2に対して砥石台戻し信号を出力し、この砥石台戻し
信号を入力したCNC制御装置2がサーボモータ5を制
御して砥石台4を後退させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに砥石Gに作用する負荷を砥石軸モータ8の負荷電流
より検出し、この負荷電流に応じて砥石Gに作用する負
荷の異常を判別する技術には以下の問題があった。すな
わち、砥石軸モータ8に作用する負荷は研削条件や砥石
Gの切れ味等により大きく変動するため、過負荷の検出
感度を高くすると敏感に反応し過ぎてしまい、正常な研
削加工を行っているにもかかわらず異常を検出してしま
うといった不具合を生じるため検出感度を高くすること
ができず、過負荷を適切に検出できないといった問題が
あった。また、過負荷の検出がコンパレータ6を介して
シーケンスコントローラ3によって行われるため、異常
発生から砥石台4を戻すまでに100ms程度の時間を
要し高速な応答ができず、この間に砥石割れ等を発生さ
せる恐れがあった。
【0004】したがって、本発明の目的とするところ
は、工具に作用する異常な負荷を高感度に検出すると共
に、工具の後退を高速に反応させることができる数値制
御加工装置の提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るための請求項1に記載の発明の手段は、工具を工作物
に対して移動させて工作物の加工を行う数値制御加工装
置において、前記工具を移動させる駆動装置と、前記駆
動装置の負荷電流を検出する負荷電流検出手段と、前記
負荷電流の変化量を算出する負荷電流変化量算出手段
と、前記駆動装置を駆動する指令速度に基づいて求めら
れた前記工具の現在の移動速度から前記工具が等速で移
動しているか否かを判別する等速移動判別手段と、前記
等速移動判別手段により前記工具が等速移動をしている
と判別された後に、前記負荷電流変化量算出手段により
算出された前記負荷電流の変化量があらかじめ設定され
たしきい値の範囲を逸脱した場合に異常と判別する異常
判別手段とからなる。
【0006】請求項2に記載の発明の手段は、工具を工
作物に対して移動させる駆動装置を有し工作物の加工を
行う数値制御加工装置において、前記駆動装置の負荷電
流を検出する負荷電流検出手段と、前記負荷電流の変化
量を算出する負荷電流変化量算出手段と、前記駆動装置
を駆動する指令速度に基づいて求められた前記工具の現
在の移動速度から前記工具が等速で移動しているか否か
を判別する等速移動判別手段と、前記等速移動判別手段
により前記工具が等速移動をしていると判別された後
に、前記負荷電流変化量算出手段により算出された前記
負荷電流の変化量があらかじめ設定されたしきい値の範
囲を逸脱した場合に異常と判別する異常判別手段とを前
記駆動装置に備えたことからなる。
【0007】請求項3に記載された発明の手段は、工具
を工作物に対して移動させて工作物の加工を行う数値制
御加工装置において、前記工具を移動させる駆動装置
と、前記駆動装置の負荷電流を検出する負荷電流検出手
段と、前記負荷電流の変化量を算出する負荷電流変化量
算出手段と、前記駆動装置を駆動する指令速度に基づい
て求められた前記工具の現在の移動速度から前記工具が
等速で移動しているか否かを判別する等速移動判別手段
と、前記等速移動判別手段により前記工具が等速移動を
していると判別された場合に等速移動を開始してからの
経過時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段
により計測された経過時間があらかじめ設定された遅延
時間を経過したか否かを判別する経過時間判別手段と、
前記経過時間判別手段により前記工具が等速移動を開始
してから前記遅延時間を経過したと判断した後に、前記
負荷電流変化量算出手段により算出された前記負荷電流
の変化量があらかじめ設定されたしきい値の範囲を逸脱
した場合に異常と判別する異常判別手段とからなる。
【0008】請求項4に記載された発明の手段は、工具
を工作物に対して移動させて工作物の加工を行う数値制
御加工装置において、前記工具を移動させる駆動装置
と、前記工具の現在の移動速度を検出する速度検出手段
と、前記駆動装置の負荷電流を検出する負荷電流検出手
段と、前記負荷電流検出手段にて検出された前記負荷電
流より負荷電流の変化量を算出する負荷電流変化量算出
手段と、前記移動速度検出手段にて検出された前記工具
の移動速度に基づいて前記工具が等速で移動しているか
否かを判別する等速移動判別手段と、前記等速移動判別
手段により前記工具が等速移動をしていると判別された
後に、前記負荷電流変化量算出手段により算出された前
記負荷電流の変化量があらかじめ設定されたしきい値の
範囲を逸脱した場合に異常と判別する異常判別手段とか
らなる。
【0009】また、請求項5に記載の発明の手段は、前
記異常判別手段をあらかじめ設定された有効速度以上で
工具が等速移動している場合にのみ行うようにしたこと
からなる。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、駆動装置により工
具が移動される。この時、負荷電流検出手段により駆動
装置の負荷電流が検出され、この負荷電流から負荷電流
変化量算出手段により負荷電流の変化量が随時算出され
る。工具が加速しながら移動し、やがて目標送り速度で
等速移動されると等速移動判別手段がこれを判別する。
この後、前記負荷電流変化量算出手段にて算出された負
荷電流の変化量が所定のしきい値の範囲を逸脱すると異
常判別手段は工具に異常な負荷が作用したと判断し工具
を後退させ異常終了とする。
【0011】請求項2においては、上記請求項2の異常
判別が前記駆動装置にて行われ、異常を判別してから即
座に工具を後退する。請求項3の発明においては、駆動
装置により工具が移動される。この時、負荷電流検出手
段により駆動装置の負荷電流が検出され、この負荷電流
から負荷電流変化量算出手段により負荷電流の変化量が
随時算出される。
【0012】工具が加速しながら移動し、やがて目標送
り速度で等速移動されると等速移動判別手段がこれを判
別する。すると、時間計測手段にて工具が等速移動を開
始してからの経過時間が計測される。そして、経過時間
判別手段により前記経過時間が所定の遅延時間を経過し
たことを判断し、かつ、前記負荷電流変化量算出手段に
て算出された負荷電流の変化量が所定のしきい値の範囲
を逸脱すると異常判別手段は工具に異常な負荷が作用し
たと判断し工具を後退させ異常終了とする。
【0013】請求項4の発明においては、駆動装置によ
り工具が移動される。この時、速度検出手段により工具
の現在の移動速度が検出されるとともに、負荷電流検出
手段により駆動装置の負荷電流が検出され、この負荷電
流から負荷電流変化量算出手段により負荷電流の変化量
が算出される。工具が加速しながら移動し、やがて目標
送り速度で等速移動されると等速移動判別手段がこれを
判別する。この後に負荷電流変化量算出手段にて算出さ
れた負荷電流の変化量が所定のしきい値の範囲を逸脱す
ると異常判別手段は工具に異常な負荷が作用したと判断
し工具を後退させ異常終了とする。
【0014】また、請求項5においては、上述した異常
判別がある所定の有効速度以上で工具が等速移動してい
るときのみ行われる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示す数値制御研削盤の全体
構成図である。10は研削盤であり、ベッド11上にテ
ーブル12が水平方向(Z軸方向)に移動可能に案内支
持され、ベッド11に設置したサーボモータ21によっ
てZ軸方向に送り制御されるようになっている。サーボ
モータ21にはエンコーダ22が連結され、このエンコ
ーダ22にてテーブル11の位置が検出されるようにな
っている。テーブル11上には主軸台14と心押台15
によって工作物Wが回転可能に支持されるとともに、主
軸台14に設置された図略の主軸駆動モータによって回
転駆動されるようになっている。
【0016】また、前記ベッド11上には、砥石台13
がテーブル12の移動方向と直交する水平方向(X軸方
向)に移動可能に案内支持され、ベッド11に設置した
サーボモータ23によってX軸方向に送り制御されるよ
うになっている。サーボモータ23にはエンコーダ24
が連結され、このエンコーダ24にて砥石台13の位置
が検出されるようになっている。砥石台13には砥石G
が砥石台13の移動方向と直交する軸線まわりに回転可
能に軸承され、この砥石Gは砥石台13上に設置した砥
石軸モータ16によって図略のベルト伝達装置を介して
回転駆動されるようになっている。
【0017】30は数値制御装置であり、主として中央
処理装置(CPU)31と、メモリ32と、入出力イン
タフェース33からなり、メモリ32には、数値制御プ
ログラム32aおよび図略の外部記憶装置等から読み込
まれた加工用のNCデータ32b等が記憶されている。
この数値制御装置30は後述するシーケンスコントロー
ラ60の指令信号に応じて数値制御プログラム32aを
実行し、NCデータ32bを解析してテーブル12およ
び砥石台13等を動かすために必要なデータ(例えば、
砥石台の目標位置xや目標送り速度V)を後述するデジ
タルサーボユニットDSUX,DSUZにそれぞれ出力
するようになっている。
【0018】デジタルサーボユニットDSUXは、主に
中央処理装置(CPU)41と、メモリ42と、入出力
インタフェース43から構成される。入出力インタフェ
ース43には前記エンコーダ24の出力値とA/Dコン
バータ44を介してデジタル化されたサーボモータ23
の負荷電流(フィードバック電流)がサンプリングタイ
ムΔt毎に入力される。また、制御装置30からのデー
タの受け渡しもこの入出力インタフェース43にて行わ
れるようになっている。メモリ42には、サーボモータ
を駆動するための動作プログラム42aおよび詳細な説
明は後述する異常判別プログラム42b等が記憶されて
いる。
【0019】動作プログラム42aは以下の動作をして
サーボモータ23を制御し、砥石台13を移動する。制
御装置30から砥石台30(砥石G)の目標位置xおよ
び目標送り速度Vが送られると、まず、速度パターンを
形成する。この速度パターンとは図4[A]に示すよう
に、砥石台13の移動(厳密にはサーボモータ23の制
御)を開始してからの経過時間tとこの経過時間tにお
ける指令速度との関係を示した台形のパターンであり、
あらかじめ設定されている加速および減速の勾配と目標
送り速度Vとにより形成される台形の面積が目標位置x
と等しくなるように形成される。なお、この速度パター
ンは式として形成しても、表としてメモリ42に形成し
ても構わない。
【0020】続いて、この速度パターンに従って砥石台
13を移動する移動位置が算出され、この移動位置とエ
ンコーダ23の出力値の偏差からサーボモータ23に出
力する回転速度を算出する。そして、この回転速度に相
当する電流指令値を図略のアンプを介してサーボモータ
23に出力し制御するようになっている。上述した制御
がなされた砥石台13は、制御装置30から目標位置x
および目標送り速度Vが送られると所定の速度で加速
し、目標送り速度Vに到達すると等速移動して目標位置
xに減速停止するように移動される。また、動作プログ
ラム42aでは、砥石台13の移動(厳密にはサーボモ
ータ23の制御)を開始してからの時間と前記速度パタ
ーンによって求まる指令速度が砥石台13の現在の移動
速度vとして算出されるようになっている。さらに、詳
細な説明は省略したが加速度制御にて使用されるサーボ
モータ23の負荷電流(フィードバック電流)がサンプ
リングタイムΔt毎にメモリ42にバッファリングさ
れ、常に最新のデータから所定数保持されるようになっ
ている。
【0021】デジタルサーボユニットDSUZは前記デ
ジタルサーボユニットDSUXと同様の構成をしている
ので詳細な説明は省略するが、NC制御装置30によっ
て送られたテーブル12の移動に必要なデータ(テーブ
ル12の目標位置および移動速度)をサーボモータ21
に出力する偏差に相当した回転速度に変換し、この回転
速度に相当する電流指令値を図略のアンプを介してサー
ボモータ21に出力し、サーボモータ21を駆動してテ
ーブル12を移動させるようになっている。ただし、デ
ジタルサーボユニットDSUZには異常判別プログラム
42bは記憶されていない。
【0022】なお、上述したNC制御装置30およびデ
ジタルサーボユニットDSUX,DSUZにおいては、
NC制御装置30から各デジタルサーボユニットDSU
X,DSUZにデータをインタフェース33,43を介
して転送しているが、NC制御装置30とデジタルサー
ボユニットDSUX並びにNC制御装置30とデジタル
サーボユニットDSUZに共通して使用できる共有メモ
リがある場合は制御装置30はそれぞれの共有メモリに
必要なデータをセットしても構わない。また、特許請求
の範囲に記載された請求項2の発明における駆動装置
は、主にデジタルサーボユニットDSUX、サーボモー
タ23およびエンコーダ24から構成される。
【0023】60はシーケンスコントローラであり、研
削盤10の各動作を開始、停止、中断させる指令信号を
制御装置30に出力するようになっている。次に、本発
明の特徴的な部分であるデジタルサーボユニットDSU
Xの異常判別プログラム42bについて、図2の動作フ
ローチャート並びに図3の砥石台13の速度および加速
度変化量等の変化を示したグラフを用いて詳細に説明す
る。なお、以下の説明においてテーブル12の移動は本
発明に関係がないため砥石台13の移動についてのみ説
明する。
【0024】シーケンスコントローラ60の指令信号に
応じてNC制御装置30がデジタルサーボユニットDS
UXに砥石台13の目標位置xおよび目標送り速度Vを
送る。すると、このデータに基づきデジタルサーボユニ
ットDSUXは動作プログラム42aを実行し、サーボ
モータ21を駆動して砥石台13を目標送り速度Vで目
標位置xに移動させる。この時、この動作プログラム4
2aと平行して図2に示した異常検出プログラム42a
が実行される。この異常検出プログラム42aはエンコ
ーダ24およびA/Dコンバータ44のサンプリングタ
イムΔt毎に随時実行される。
【0025】ステップ102にて砥石台13(砥石G)
の現在の移動速度vがチェック有効速度Vs以上である
かの判別が行われる。このチェック有効速度Vsとは、
予め設定された設定値であり、砥石台13がこのチェッ
ク有効速度Vs以上の速度で移動中か否かを判別し、チ
ェック有効速度Vs以上の速度で移動中の時のみ砥石G
の異常な負荷が作用したかを判別するようになってい
る。これは、砥石Gが高速移動中に工作物W等に衝突し
た場合に砥石Gへのダメージが大きく砥石割れを発生す
る原因になるためである。砥石台13(砥石G)の現在
速度vがチェック有効速度Vsより小さい場合には、ス
テップ116に移行して後述するタイマカウンタをクリ
ア(tc=0)し、砥石台13の移動を継続する。一
方、砥石台13の現在速度vがチェック有効速度Vs以
上であればステップ104に移行する。なお、上述した
ように、砥石台13(砥石G)の現在の移動速度vは、
動作プログラム42aにて前記速度パターンから算出さ
れた指令速度が用いられる。また、前記チェック有効速
度Vsは任意に設定できる設定値であり、この設定値以
上の速度を砥石台13の高速移動とし、設定値以下の速
度を砥石台13の低速移動として規定するのみで、砥石
台13の研削送りと早送りを区別する値ではない。すな
わち、研削送りの中でも高速および低速を設定できる
(例えば、粗研での研削送りを以上を高速とし、精研で
の研削送りを低速とする)。ただし、研削送りと早送り
で高速と低速を区別することも可能である。
【0026】ステップ104では、砥石台13の現在の
移動速度vが目標送り速度Vに到達し、等速移動してい
るかの判断が行われる。上述したように、デジタルサー
ボユニットDSUXは制御装置30から砥石台13の目
標位置xおよび目標送り速度Vを受けると、動作プログ
ラム42aにて決定した速度パターン(図3[A]参
照)に従って目標送り速度Vまで加速し、目標送り速度
Vに到達すると等速移動し、目標位置xに減速停止す
る。そこで、ステップ104では砥石台13が加速中も
しくは減速中でないかの判断が行われている。これは、
砥石Gに作用する負荷を砥石台13を駆動するサーボモ
ータ22の負荷電流から判別するため、砥石台13が加
速および減速中には負荷電流の変化が大きいためであ
る。砥石台13の現在の移動速度vが指令移動速度Vに
到達し(v=V)、等速移動している場合にはステップ
106に移行する。一方、砥石台13が加速もしくは減
速の途中である(等速移動していない)場合にはステッ
プ116に移行して、タイマカウンタをクリアし(tc
=0)、砥石台13の移動を継続する。
【0027】ステップ106に移行すると、タイマカウ
ンタを増加して(tc=tc+1)、砥石台13が等速
移動を開始してからの時間をカウントする。ステップ1
08にて、タイマカウンタtcの値があらかじめ設定さ
れた設定値であるチェック遅延時間T(例えば100m
s)と比較され、砥石台13が等速移動を開始してから
チェック遅延時間T以上経過したかを判別する。これ
は、ステップ104にて砥石台13が等速移動を開始し
たか否かの判別が動作プログラム42aにて形成した速
度パターンから算出された指令速度を砥石台13の現在
の移動速度vとしてで判別しているため、実際にはサー
ボモータ23のサーボ遅れ等により砥石台13は等速移
動を開始しておらず、この時の安定しない負荷電流(フ
ィードバック電流)によって異常判別処理(後述するス
テップ101〜112)を行わないようにし、より高感
度に異常を検出するためである。
【0028】そして、砥石台13(砥石G)が等速移動
を開始してからチェック遅延時間Tが経過していない場
合には砥石台13の移動を継続し、一方、チェック遅延
時間T以上経過していればステップ110に移行する。
ステップ110に移行すると、上述したようにメモリ4
2にバッファリングされた負荷電流から砥石台13の加
速度変化量DAが次式より算出される。
【0029】 DA=C・((In)−(In−1)) ・・・(1) ただし、Cは変換係数 (In)は今回測定した負荷電流 (In−1)は前回測定した負荷電流 とする。 ステップ112にて、前記式(1)にて算出された加速
度変化量DAがあらかじめ設定されたしきい値の範囲に
あるか否かの判別が行われる。すなわち、しきい値の上
限値をDAmaxとし、下限値をDAminとすると、
DAmim<DA<DAmaxの場合には、砥石台13
には異常な負荷が作用していないと判断して砥石台13
の移動を継続し、DA≦DAminもしくはDAmax
≦DAの場合には、砥石Gに異常な負荷が作用したと判
断してステップ114に移行して砥石台13を戻し、異
常終了とする。
【0030】次に、図3のグラフを用いて、実際の動作
について説明する。図3[A]は砥石台13の速度と時
間tとの関係、図3[B]は異常判別の有無と時間tと
の関係、図3[C]は加速度変化量DAと時間tの関
係、図3[D]は砥石台13の位置と時間tとの関係を
それぞれ示したグラフである。まず、シーケンスコント
ローラ60の砥石台13の移動指令により、制御装置3
0が目標位置x1および目標送り速度V1(高速)をデ
ジタルサーボユニットDSUXに送る。すると、デジタ
ルサーボユニットDSUXの動作プログラム42aが実
行されサーボモータ23を駆動して砥石台13(砥石
G)を移動すると共に、異常判別プログラム42bが実
行される。以下に時刻t5までに行われる異常判別プロ
グラム42bの動作について説明する。
【0031】砥石台13の移動開始から時刻t1まで砥
石台13は加速中である。ステップ102にて砥石台1
3の現在速度vとチェック有効速度Vsの比較がなさ
れ、現在速度vがチェック有効速度Vs以下のためステ
ップ116に移行してタイマカウンタをクリアして異常
判断処理(ステップ110〜112)を行わず砥石台1
3の移動を継続する。
【0032】時刻t1から時刻t2までにおいても砥石
台13は加速中であるが、現在速度vがチェック有効速
度Vsより大きいためステップ104に移行する。ステ
ップ104においては砥石台13は目標送り速度V1に
到達していないためステップ116に移行し異常判別処
理を行わず砥石台13の移動を継続する。時刻t2に達
すると砥石台13は目標送り速度V1に到達し等速移動
を開始するのでステップ106に移行しタイマカウンタ
を増加する。ステップ108にてチェック遅延時間Tと
の比較が行われ、tc<Tより異常処理判別処理を行わ
ず砥石台13の移動を継続する。
【0033】時刻t3から時刻t4の間では、砥石台1
3は等速移動を行い、等速移動を開始してからチェック
遅延時間Tを経過する(tc≧T)ので以下の異常判別
処理を行う。すなわち、ステップ110に移行し、加速
度変化量DAを上述した式(1)にて算出する。そし
て、ステップ112に移行し加速度変化量DAが前記し
きい値DAmax,DAminと比較される(図2参
照)。いま、時刻t3からt4の間に砥石台13に異常
な負荷が作用しなかったとすると、砥石台13の移動は
継続され、時刻t4から減速を開始し、時刻t5に砥石
台13は目標位置x1に停止する。なお、時刻t4〜t
5の間は減速中のためステップ104の判断により異常
判別処理(ステップ110〜112)は行われない。
【0034】砥石台13が目標位置x1に到達すると、
次に、シーケンスコントローラ60は、砥石台13を目
標位置x2に目標送り速度V2(低速)に移動させる指
令信号を制御装置30に出力するものとする。シーケン
スコントローラ60からの指令信号を入力した、制御装
置30は目標位置x2および目標送り速度をデジタルサ
ーボユニットDSUXに送り、サーボモータ23を駆動
して砥石台13を移動させる。これにより、同様に砥石
台13は加速移動、等速移動、および減速移動をして時
刻t6には目標位置x2に到達するが、砥石台13の移
動速度はチェック有効速度Vsを越えることがないので
異常判別処理(ステップ110〜112)は行われな
い。
【0035】砥石台13が目標位置x2に到達すると、
さらに、シーケンスコントローラ60は、砥石台13を
目標位置x3に目標送り速度V1(高速)に移動させる
指令信号を制御装置30に出力するものとする。シーケ
ンスコントローラ60からの指令信号を入力した、制御
装置30は目標位置x3および目標送り速度V1をデジ
タルサーボユニットDSUXに送り、サーボモータ23
を駆動して砥石台13を移動させる。この場合、砥石台
13は前記砥石台13を目標位置x1に移動させた場合
と同様に異常判別プログラム42bが実行され、砥石G
に作用する異常な負荷の検出が行われる。ここで、何ら
かの原因で時刻t7にて砥石Gに異常な負荷が作用した
とすると、ステップ110にて算出した加速度変化量D
Aがしきい値の上限値DAmaxを越える(もしくは、
しきい値の下限値DAminを下まわる)ため(図3
[C]の時刻t7の部分)、ステップ112の判断より
ステップ114に移行し、砥石台13を戻し異常終了と
する。
【0036】以上に述べたように本実施例の数値制御研
削盤は、砥石Gに作用する負荷を砥石台13を駆動する
サーボモータ23の負荷電流から砥石台13の加速度変
化量DAとして検出し、さらに、この加速度変化DAよ
り異常を判別する場合において、砥石台13が等速移動
をしており、かつ等速移動を開始してからチェック遅延
時間経過した後から判別を行うようにしたため、負荷電
流のばらつきによるの誤動作を回避でき、高感度に異常
判別が行える。また、砥石Gに作用した異常な負荷の判
別をデジタルサーボユニットDSUX内にて、サンプリ
ングタイムΔtの周期で高速に行うため、異常検出から
砥石戻しが開始されるまでに時間要さず高速に反応でき
るため砥石割れの事故を防ぐことができる。さらに、チ
ェック有効速度Vsを設けることにより必要な場合の時
のみ異常判別が行えるといった利点がある。
【0037】なお、上述した実施例のステップ104に
おいて、砥石台13が等速移動を開始したか(等速移動
中であるか)を判別する場合、速度パターンに基づいて
算出された砥石台13の現在の移動速度vが制御装置3
0から送られた目標送り速度Vが等しくなった時(v=
V)に等速移動を開始したと判別しているが、現在算出
された砥石台13の移動速度(v0とする)の値がサン
プリングタイムΔt前に算出された砥石台13の移動速
度(v1とする)の値と等しくになった場合に砥石台1
3が等速移動を開始したと判別しても構わない。すなわ
ち、動作プログラム42aにて算出される指令速度を所
定数メモリ42にバッファリングし、現在算出された指
令速度v0とサンプリングタイムΔt前に算出された指
令速度v1を比較してv0=v1の場合に砥石台13が
等速移動を開始したと判別してもよい。
【0038】また、本発明の等速移動判別手段として本
実施例においては、デジタルサーボユニットDSUX内
で算出される指令速度(砥石台の現在の移動速度v)が
目標送り速度Vに到達してから所定のチェック遅延時間
T経過後に砥石台13が等速で移動していると判断して
いるが、加速度変化量DAの異常を判別するしきい値D
Amax,DAminの範囲を大きくすれば指令速度
(砥石台の現在の移動速度v)が目標送り速度Vに到達
した時点で砥石台13が等速移動を行っていると判別し
て異常判別を開始しても構わない。
【0039】さらに、本発明の等速移動判別手段として
本実施例においては、速度パターンから算出される指令
速度を砥石の移動速度vとして等速の判別を行っている
が、エンコーダ23の出力値を微分して算出される砥石
台13の実移動速度を求め、この実移動速度から砥石台
13が等速移動をしているかを判別してもよい。すなわ
ち、上述した動作プログラム42a内でフィードバック
されるエンコーダ23の出力値を微分して砥石台13の
実移動速度Fを算出し、この実移動速度Fと目標移動速
度Vとを比較してこの差が所定の誤差範囲g内にある
(F−Vの絶対値がgより小さい)場合に砥石台13が
等速移動を開始したと判別してもよい。また、エンコー
ダ23の出力値を微分して算出された砥石台13の実移
動速度Fを所定数メモリ42にバッファリングし、現在
算出した砥石台13の実移動速度(F0とする)とサン
プリングタイムΔt前に算出した砥石台13の実移動速
度(F1とする)の値を比較してその差が所定の誤差が
所定の誤差範囲f内にある(F0−F1の絶対値がfよ
り小さい)場合に砥石台13が等速移動を開始したと判
別してもよい。
【0040】また、本実施例においてはバッファリング
された負荷電流よりステップ110にて加速度変化量D
Aを算出し、この加速度変化量DAの値に基づき異常判
別を行っている。これは詳細な説明は省略したがデジタ
ルサーボユニットDSUXがサーボモータ23を加速度
制御する場合に加速度変化量DAが算出されるためこれ
を利用するためであるが、本発明は、サーボモータ23
の負荷電流の変化量が求められれば良いので負荷電流の
変化量ΔI(例えばΔI=(In)−(In−1)よ
り)を算出し、この負荷電流の変化量ΔIの値が所定の
しきい値の範囲を越えた場合に砥石Gに異常な負荷が作
用したと判断しても実質的に同一であり構わない。
【0041】さらに、上述した実施例において異常判別
処理はデジタルサーボユニットDSUXにて行われてい
るが、サーボモータ23の負荷電流を制御装置30に入
力し、制御装置30にて異常判別を行っても構わない
が、この場合、異常検出から砥石戻しの応答速度は信号
授受の分遅れる。なお、本実施例においては研削盤につ
いて述べたが、本発明は研削盤に限られず、工具を工作
物に対して移動させて加工を行う工作機械ならば旋盤、
マシミングセンタ等の工作機械においても実施可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上に述べたように請求項1から5に記
載された数値制御加工装置は、工具に作用する負荷を工
具を移動する駆動装置の負荷電流として検出し、この負
荷電流の変化量から工具に作用する負荷の異常を判別す
るようにしたため、加工条件や工具の切れ味等に左右さ
れることなく異常な負荷だけを判別できる。さらに、こ
の異常判別を工具が等速移動中のみに行うため異常検出
のしきい値を狭めることができ高感度に異常を判別でき
る。
【0043】特に、請求項2の発明においては、この異
常判別が工具を駆動する駆動装置に設けたことにより異
常を検出してから工具を後退するまでに信号授受の時間
を要さず、工具後退の反応を高速に行えるので工具の損
傷が防止できる。また、請求項3の発明においては、工
具が等速移動を開始したことを判別した後、所定の遅延
時間が経過するまで異常判別を行わないため、サーボ遅
れ等によって発生する負荷電流の変化量のばらつきを誤
って異常と判別することがなく、より高感度に異常判別
が行える。
【0044】さらに、請求項5の発明においては、上述
した異常判別が工具が所定の有効速度以上で等速移動し
ているときのみに行われるため、工具が高速移動してい
る等の異常判別が必要な場合のみ異常判別を行うことが
できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す数値制御研削盤の全体構
成図である。
【図2】本発明の異常判別プログラムを示したフローチ
ャートである。
【図3】砥石台の速度、加速度変化量および砥石台の位
置と時間の関係をそれぞれ示したグラフである。
【図4】従来の数値制御研削盤の異常検出を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 研削盤 13 砥石台 21,23 サーボモータ 22,24 エンコーダ 30 制御装置 31,41中央処理装置(CPU) 32,42 メモリ 33,43 入出力インタフェース 44 A/Dコンバータ G 砥石 W 工作物 DSUX,DSUZ デジタルサーボユニット Vs チェック有効速度 T チェック遅延時間 DA 加速度変化量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 友也 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具を工作物に対して移動させて工作物
    の加工を行う数値制御加工装置において、前記工具を移
    動させる駆動装置と、前記駆動装置の負荷電流を検出す
    る負荷電流検出手段と、前記負荷電流の変化量を算出す
    る負荷電流変化量算出手段と、前記駆動装置を駆動する
    指令速度に基づいて求められた前記工具の現在の移動速
    度から前記工具が等速で移動しているか否かを判別する
    等速移動判別手段と、前記等速移動判別手段により前記
    工具が等速移動をしていると判別された後に、前記負荷
    電流変化量算出手段により算出された前記負荷電流の変
    化量があらかじめ設定されたしきい値の範囲を逸脱した
    場合に異常と判別する異常判別手段とからなることを特
    徴とする数値制御加工装置。
  2. 【請求項2】 工具を工作物に対して移動させる駆動装
    置を有し工作物の加工を行う数値制御加工装置におい
    て、前記駆動装置の負荷電流を検出する負荷電流検出手
    段と、前記負荷電流の変化量を算出する負荷電流変化量
    算出手段と、前記駆動装置を駆動する指令速度に基づい
    て求められた前記工具の現在の移動速度から前記工具が
    等速で移動しているか否かを判別する等速移動判別手段
    と、前記等速移動判別手段により前記工具が等速移動を
    していると判別された後に、前記負荷電流変化量算出手
    段により算出された前記負荷電流の変化量があらかじめ
    設定されたしきい値の範囲を逸脱した場合に異常と判別
    する異常判別手段とを前記駆動装置に備えたことを特徴
    とする数値制御加工装置。
  3. 【請求項3】 工具を工作物に対して移動させて工作物
    の加工を行う数値制御加工装置において、前記工具を移
    動させる駆動装置と、前記駆動装置の負荷電流を検出す
    る負荷電流検出手段と、前記負荷電流の変化量を算出す
    る負荷電流変化量算出手段と、前記駆動装置を駆動する
    指令速度に基づいて求められた前記工具の現在の移動速
    度から前記工具が等速で移動しているか否かを判別する
    等速移動判別手段と、前記等速移動判別手段により前記
    工具が等速移動をしていると判別された場合に等速移動
    を開始してからの経過時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段により計測された経過時間があらかじ
    め設定された遅延時間を経過したか否かを判別する経過
    時間判別手段と、前記経過時間判別手段により前記工具
    が等速移動を開始してから前記遅延時間を経過したと判
    断した後に、前記負荷電流変化量算出手段により算出さ
    れた前記負荷電流の変化量があらかじめ設定されたしき
    い値の範囲を逸脱した場合に異常と判別する異常判別手
    段とからなることを特徴とする数値制御加工装置。
  4. 【請求項4】 工具を工作物に対して移動させて工作物
    の加工を行う数値制御加工装置において、前記工具を移
    動させる駆動装置と、前記工具の現在の移動速度を検出
    する速度検出手段と、前記駆動装置の負荷電流を検出す
    る負荷電流検出手段と、前記負荷電流検出手段にて検出
    された前記負荷電流より負荷電流の変化量を算出する負
    荷電流変化量算出手段と、前記移動速度検出手段にて検
    出された前記工具の移動速度に基づいて前記工具が等速
    で移動しているか否かを判別する等速移動判別手段と、
    前記等速移動判別手段により前記工具が等速移動をして
    いると判別された後に、前記負荷電流変化量算出手段に
    より算出された前記負荷電流の変化量があらかじめ設定
    されたしきい値の範囲を逸脱した場合に異常と判別する
    異常判別手段とからなることを特徴とする数値制御加工
    装置。
  5. 【請求項5】 前記異常判別手段をあらかじめ設定され
    た有効速度以上で工具が等速移動している場合にのみ行
    うようにした前記請求項1から4のいずれかに記載の数
    値制御加工装置。
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