JP2018069375A - 機械位置測定装置および機械位置測定システム - Google Patents

機械位置測定装置および機械位置測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018069375A
JP2018069375A JP2016211682A JP2016211682A JP2018069375A JP 2018069375 A JP2018069375 A JP 2018069375A JP 2016211682 A JP2016211682 A JP 2016211682A JP 2016211682 A JP2016211682 A JP 2016211682A JP 2018069375 A JP2018069375 A JP 2018069375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
time
detection
machine position
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016211682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6829982B2 (ja
Inventor
櫻井 努
Tsutomu Sakurai
努 櫻井
宗生 脇坂
Muneo Wakizaka
宗生 脇坂
佳津男 林
Katsuo Hayashi
佳津男 林
尚徳 齋藤
Hisanori Saito
尚徳 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
DMG Mori Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DMG Mori Seiki Co Ltd filed Critical DMG Mori Seiki Co Ltd
Priority to JP2016211682A priority Critical patent/JP6829982B2/ja
Priority to DE102017218478.7A priority patent/DE102017218478A1/de
Publication of JP2018069375A publication Critical patent/JP2018069375A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6829982B2 publication Critical patent/JP6829982B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/20Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work before or after the tool acts upon the workpiece
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/401Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control arrangements for measuring, e.g. calibration and initialisation, measuring workpiece for machining purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

【課題】 測定対象物の存在を検出する検出器が当該測定対象物を検出したときの機械位置を高精度に測定することができる機械位置測定装置および機械位置測定システムを提供する。
【解決手段】 測定対象物と検出器13との相対位置を変位させるドライブユニット11に対して指令値を出力する指令値出力部31と、ドライブユニット11からフィードバックされるFB値を取得するFB値取得部32と、検出時カウンタ値を取得する検出時カウンタ値取得部33と、検出時カウンタ値の取得後に起動され、検出時の機械位置を算出する機械位置算出部34とを有し、機械位置算出部34は、検出時のFB値と検出時の指令値が出力されたときの機械補正値とに基づいて機械位置を算出するFB値使用モードを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測定対象物の存在を検出する検出器が測定対象物を検出したときの機械位置を測定する機械位置測定装置および機械位置測定システムに関するものである。
従来、接触センサ等を備えた工作機械においては、前記接触センサが測定対象物を検出したときの機械位置(工作機械を構成する各軸の実際の位置)に基づいて、ワークや工具の形状等を測定する技術が知られている。例えば、特開2013−6257号公報には、対象物への接触位置を検出する接触位置検出装置と、当該接触位置検出装置を用いてワークの形状測定等を行う工作機械が開示されている(特許文献1)。
特開2013−6257号公報
上述した機械位置を測定するに際しては、数値制御装置(以下、NCと記載する場合がある)が工作機械のドライブユニット(以下、DUと記載する場合がある)へ出力する指令値か、当該ドライブユニットから数値制御装置へフィードバックされるフィードバック値(以下、FB値と記載する場合がある)のいずれかを用いることとなる。
しかしながら、工作機械には多少なりとも機械誤差が存在するため、NCプログラム上の指令値と、当該指令値によって動作した工作機械の機械位置とは必ずしも一致しない。このため、数値制御装置は一般的に、機械誤差をオフセットするための機械補正値を予め指令値に含めて出力するようになっている。
また、数値制御装置が指令値を出力してからフィードバック値を取得するまでの間には、図10に示すように、以下の3つの時間的な遅延が存在する。
(1)数値制御装置が指令値(NC指令値)を出力してからドライブユニットに届くまでの通信遅延
(2)ドライブユニットが指令値(DU指令値)を取得してから、接触センサが実際に測定対象物と接触するまでの位置ループゲイン遅れ
(3)接触センサが実際に測定対象物と接触した接触時から、数値制御装置がドライブユニットからフィードバック値(FB値)を取得するまでの通信遅延
したがって、指令値またはフィードバック値に基づいて、接触センサ等が実際に測定対象物と接触したときの機械位置を測定するに際しては、指令値に応じて段階的に設定される機械補正値や、上述した各種の遅延時間を考慮しなければ、機械位置の測定精度が低下してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、測定対象物の存在を検出する検出器が当該測定対象物を検出したときの機械位置を高精度に測定することができる機械位置測定装置および機械位置測定システムを提供することを目的としている。
本発明に係る機械位置測定装置は、フィードバック値に基づいて、測定対象物の存在を検出する検出器が当該測定対象物を検出したときの機械位置を高精度に測定するという課題を解決するために、測定対象物の存在を検出する検出器が前記測定対象物を検出したときの機械位置を測定する機械位置測定装置であって、前記測定対象物と前記検出器との相対位置を変位させるドライブユニットに対して、前記相対位置の変位を指令する指令値を出力する指令値出力部と、前記ドライブユニットからフィードバックされる、前記測定対象物または前記検出器の位置情報であるFB値を取得するFB値取得部と、前記検出器が前記測定対象物を検出した検出時の時刻を示す検出時カウンタ値を取得する検出時カウンタ値取得部と、前記検出時カウンタ値の取得後に起動され、前記検出時の機械位置を算出する機械位置算出部とを有し、前記機械位置算出部は、前記検出時のFB値と前記検出時の指令値が出力されたときの機械補正値とに基づいて前記機械位置を算出するFB値使用モードを有する。
また、本発明の一態様として、FB値使用モードで使用する、検出時のFB値と、検出時の指令値が出力されたときの機械補正値とを正確に算出するという課題を解決するために、前記FB値使用モードにおいて、前記機械位置算出部は、下記式(1)を用いて前記検出時のFB値が計測されてから起動するまでの経過時間である計測後経過時間を算出し、当該計測後経過時間に基づいて前記検出時のFB値を特定するとともに、下記式(2)を用いて前記検出時の前記指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間を算出し、当該指令後経過時間に基づいて前記検出時の指令値が出力されたときの機械補正値を特定してもよい。
X=S−T−D1 …式(1)
Y=S−T+D2 …式(2)
ただし、各符号は以下を表す。
X:計測後経過時間
Y:指令後経過時間
S:起動時カウンタ値(機械位置算出部が起動した時刻)
T:検出時カウンタ値
D1:FB遅延設定値(検出時からFB値を取得するまでの遅延時間)
D2:指令遅延設定値(指令値が出力されてから検出時までの遅延時間)
さらに、本発明の一態様として、指令値に基づいて、測定対象物の存在を検出する検出器が当該測定対象物を検出したときの機械位置を高精度に測定するという課題を解決するために、前記機械位置算出部は、前記FB値使用モードと切替可能なモードとして、前記検出時の指令値を前記機械位置として算出する指令値使用モードを有していてもよい。
また、本発明の一態様として、指令値使用モードで使用する、検出時の指令値を正確に算出するという課題を解決するために、前記指令値使用モードにおいて、前記機械位置算出部は、下記式(2)を用いて前記検出時の前記指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間を算出し、当該指令後経過時間に基づいて前記検出時の指令値を特定してもよい。
Y=S−T+D2 …式(2)
ただし、各符号は以下を表す。
Y:指令後経過時間
S:起動時カウンタ値(機械位置算出部が起動した時刻)
T:検出時カウンタ値
D2:指令遅延設定値(指令値が出力されてから検出時までの遅延時間)
さらに、本発明の一態様として、接触センサにおけるノイズやチャタリングを除去して検出時を正確かつ確実に特定するという課題を解決するために、前記検出器が、前記測定対象物に接触する接触子と前記測定対象物との接触時にON信号を出力し、非接触時にOFF信号を出力する接触センサである場合、当該接触センサからの出力信号に基づいて前記検出時を特定する検出時特定ユニットを有し、当該検出時特定ユニットは、接触待ち状態で前記ON信号を取得したときのカウンタ値を保持した後、設定回数連続してOFF信号を取得せず、かつ、設定回数連続してON信号を取得した場合、保持した前記カウンタ値を前記検出時カウンタ値として出力してもよい。
また、本発明に係る機械位置測定システムは、上述したいずれかの態様の機械位置測定装置と、前記ドライブユニットによって駆動される工作機械と、前記検出器とを備えてなるものである。
本発明によれば、測定対象物の存在を検出する検出器が当該測定対象物を検出したときの機械位置を高精度に測定することができる。
本発明に係る機械位置測定装置および機械位置測定システムの本実施形態を示すブロック図である。 本実施形態において、検出時特定ユニットの検出方法を示す図である。 本実施形態における指令遅延設定値およびFB遅延設定値を説明する図である。 本実施形態のFB値使用モードにおいて、検出時のFB値および検出時の指令値が出力されたときの機械補正値を特定する方法を示す図である。 本実施形態のFB値使用モードにおける各値のデータ例である。 本実施形態の指令値使用モードにおいて、検出時の指令値を特定する方法を示す図である。 本実施形態の指令値使用モードにおける各値のデータ例である。 本実施形態において、検出器が測定対象物を検出したときの機械位置を測定する処理を示すフローチャートである。 図7における機械位置算出処理の詳細を示すフローチャートである。 数値制御装置において、指令値を出力してからフィードバック値を取得するまでの間に存在する時間的な遅延を示す図である。
以下、本発明に係る機械位置測定装置および機械位置測定システムの一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態の機械位置測定システム10は、図1に示すように、機械位置測定装置1から指令値を取得し工作機械12へ制御信号を出力するドライブユニット11と、当該ドライブユニット11からの制御信号によって駆動され測定対象物を移動させる工作機械12と、当該工作機械12によって移動された測定対象物の存在を検出する検出器13と、当該検出器13が測定対象物の存在を検出した検出時を特定する検出時特定ユニット14と、ドライブユニット11からのフィードバック値および検出時特定ユニット14からの検出時カウンタ値を取得し、機械位置を高精度に測定する機械位置測定装置1とから構成されている。以下、各構成について詳細に説明する。
ドライブユニット11は、サーボアンプ等によって構成されており、工作機械12を構成する各軸(主軸や回転テーブルなどの回転軸、およびX軸、Y軸、Z軸などの直線軸)を駆動制御し、測定対象物と検出器13との相対位置を変位させるものである。本実施形態において、ドライブユニット11は、図1に示すように、機械位置測定装置1の指令値出力部31から出力される指令値に基づいて、各軸用モータを回転駆動させる制御信号を工作機械12へ出力するようになっている。
また、本実施形態において、ドライブユニット11は、所定周期のクロック信号を生成して出力し、当該クロック信号に応じて工作機械12から各軸用モータの位置情報(回転角度位置)をサンプリングする。また、ドライブユニット11は、サンプリング結果から測定対象物または検出器13の位置情報であるFB値を算出し、機械位置測定装置1のFB値取得部32へ出力するようになっている。
工作機械12は、旋盤、ボール盤、中ぐり盤、フライス盤、歯切り盤、研削盤等のように、金属、木材、石材、樹脂等のワークに対して、切断、穿孔、研削、研磨、圧延、鍛造、折り曲げ等の加工を施すための機械である。本実施形態において、工作機械12の主軸には、測定対象物として工具がセットされており、ドライブユニット11からの制御信号に基づいてXYZ方向に移動させるようになっている。また、工作機械12は、図示しないロータリエンコーダ等を有しており、各軸用モータの位置情報をドライブユニット11へ出力するようになっている。
検出器13は、測定対象物の存在を検出するためのものである。本実施形態において、検出器13は、ツールプリセッタ等のように、測定対象物に接触する接触子を備えた接触センサによって構成されている。そして、当該接触センサ(検出器13)は、図1に示すように、接触子と測定対象物との接触時にON信号を出力し、非接触時にOFF信号を出力するようになっている。
なお、本実施形態では、工作機械12側に測定対象物としての工具をセットして移動させ、当該工具の存在を検出器13によって検出しているが、この構成に限定されるものではない。例えば、工作機械12側にタッチプローブ等の接触子を備えた接触センサをセットして移動させ、当該接触センサによって測定対象物としてのワークの存在を検出するようにしてもよい。
また、本実施形態では、検出器13として、測定対象物と接触子との接触により測定対象物の存在を検出する接触センサを使用している。しかしながら、この構成に限定されるものではなく、光学式、磁気式または静電容量式等のように、測定対象物と接触することなくその存在を検出可能な非接触タイプの検出器13を使用してもよい。
例えば、光学式としては、発光部と受光部との間で測定対象物が光を遮った瞬間(受光量が閾値以下になった時)を検出する方式や、測定対象物までの距離を測定した瞬間を検出する三角測量法等がある。また、磁気式としては、ホール素子を使って磁界の出力変化を捕捉し、当該出力変化が閾値を超えた瞬間を検出する方式が考えられる。なお、前記閾値を超えたか否かの判断は、ローパスフィルタ等によって実現可能と考えられる。
検出時特定ユニット14は、検出器13(接触センサ)からの出力信号に基づいて検出時を特定するものである。具体的には、検出時特定ユニット14は、所定周期のクロック信号を生成して出力するとともに、当該クロック信号に応じて接触センサからの出力信号をサンプリングする。そして、当該サンプリング結果を1ビットずつシフトし、各サンプリング時刻を示すカウンタ値とともに時系列で記憶するようになっている。
以上の構成において、本実施形態の検出時特定ユニット14は、接触待ち状態で接触センサからON信号を取得した場合、当該取得したときのカウンタ値を一旦保持した後、確定待ちの状態となる。そして、当該確定待ち状態において、図2に示すように、所定の設定回数連続してOFF信号を取得した場合、一旦保持したON信号はノイズと判断し、接触待ち状態へ戻る。また、設定回数連続してON信号を取得しない限りは、チャタリングかノイズかの判別が付かないため、確定待ち状態を保持する。
一方、検出時特定ユニット14は、確定待ちの状態から、設定回数連続してOFF信号を取得せず、かつ、設定回数連続してON信号を取得した場合、保持したカウンタ値を検出時カウンタ値として確定し、機械位置測定装置1の検出時カウンタ値取得部33へ出力するようになっている。
機械位置測定装置1は、工作機械12を制御する数値制御装置等のコンピュータによって構成されており、図1に示すように、各種のデータを記憶するとともに、演算処理手段3が演算処理を行う際のワーキングエリアとして機能する記憶手段2と、当該記憶手段2にインストールされた機械位置測定プログラム1aを実行することにより、各種の演算処理を実行し後述する各構成部として機能する演算処理手段3とを有している。以下、各構成手段について説明する。
記憶手段2は、ハードディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等で構成されており、図1に示すように、プログラム記憶部21と、位置データ記憶部22と、設定データ記憶部23とを有している。
プログラム記憶部21には、本実施形態の機械位置測定装置1を制御するための機械位置測定プログラム1aがインストールされている。そして、演算処理手段3が、当該機械位置測定プログラム1aを実行することにより、コンピュータを後述する各構成部としてとして機能させるようになっている。
位置データ記憶部22は、図1に示すように、工作機械12を構成する各軸について、指令値と、FB値と、機械補正値とからなる位置データを記憶するものである。これら指令値とFB値と機械補正値の情報を、各サンプリング時刻を示すカウンタ値とともに時系列で記憶するようになっている。指令値は、工作機械12を制御するNCプログラムで指定されている各軸の指令値であって、設定データ記憶部23から読み出された機械補正値とともにカウンタ値に対応付けて記憶される。なお、本実施形態において、NCプログラムは外部記憶装置(図示せず)に記憶されており、後述する指令値出力部31によって読み出され解析・補間等されるようになっている。
また、FB値は、ドライブユニット11からフィードバックされる、測定対象物または検出器13の位置情報であって、後述するFB値取得部32によって取得された後、カウンタ値に対応付けて記憶される。
設定データ記憶部23は、図1に示すように、機械補正値と、指令遅延設定値と、FB遅延設定値とからなる設定データを記憶するものである。機械補正値は、数値制御装置からなる機械位置測定装置1の機械誤差をオフセットするためのものであり、指令値に応じて段階的な数値が設定されるようになっている。
指令遅延設定値は、予め計測して設定されるものであり、図3に示すように、指令値が出力されてから検出時までの遅延時間である。具体的には、機械位置測定装置1が指令値を出力してからドライブユニット11に届くまでの通信遅延と、ドライブユニット11が指令値を取得してから、接触センサが実際に測定対象物と接触するまでの位置ループゲイン遅れとを合わせた遅延時間である。よって、指令遅延設定値は、位置ループゲインの値に依存し、当該値の調整により変化するものである。
FB遅延設定値は、予め計測して設定されるものであり、図3に示すように、検出時からFB値を取得するまでの遅延時間である。具体的には、接触センサが実際に測定対象物と接触した接触時から、機械位置測定装置1がドライブユニット11からFB値を取得するまでの通信上の遅延時間である。よって、FB遅延設定値は、通信的な遅延が一定であれば、機械位置測定装置1に固有の一定値となる。
つぎに、演算処理手段3は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成されており、記憶手段2にインストールされた機械位置測定プログラム1aを実行することにより、図1に示すように、指令値出力部31と、FB値取得部32と、検出時カウンタ値取得部33と、機械位置算出部34として機能する。以下、各構成部についてより詳細に説明する。なお、本実施形態において、演算処理手段3は、所定周期のクロック信号を発生させ、当該クロック信号に基づいて動作するようになっている。
指令値出力部31は、ドライブユニット11に対して、測定対象物と検出器13との相対位置の変位を指令する指令値を出力するものである。具体的には、指令値出力部31は、外部記憶装置(図示せず)から読み出したNCプログラムを解析・補間して各軸の指令値を求めた後、ドライブユニット11へ出力する。また、本実施形態において、指令値出力部31は、クロック信号に応じて指令値をサンプリングし、各サンプリング時刻を示すカウンタ値に対応付けて各軸の指令値を時系列で位置データ記憶部22に記憶させるようになっている。
FB値取得部32は、ドライブユニット11からフィードバックされるFB値を取得するものである。本実施形態において、FB値取得部32は、クロック信号に応じてドライブユニット11からのFB値をサンプリングし、各サンプリング時刻を示すカウンタ値に対応付けてFB値を時系列で位置データ記憶部22に記憶させるようになっている。
検出時カウンタ値取得部33は、検出器13が測定対象物を検出した検出時の時刻を示す検出時カウンタ値を取得するものである。本実施形態において、検出時カウンタ値取得部33は、検出時特定ユニット14から出力された検出時カウンタ値を取得するようになっている。
なお、本実施形態では、検出器13として接触センサを使用しているため、検出時カウンタ値取得部33は、検出時特定ユニット14から検出時カウンタ値を取得している。しかしながら、上述した非接触タイプの検出器13を使用する場合、ノイズやチャタリングが発生するおそれがないため、検出時特定ユニット14は不要となる。この場合、検出時カウンタ値取得部33は、非接触タイプの検出器13が測定対象物を検出したときに出力するON/OFF信号をサンプリングし、ON信号を取得した際のカウンタ値を検出時カウンタ値として取得してもよい。
機械位置算出部34は、検出時カウンタ値の取得後に起動され、検出器13が測定対象物を検出した検出時の機械位置を算出するものである。本実施形態において、機械位置算出部34は、機械位置の算出に際してFB値を用いるFB値使用モードと、機械位置の算出に際して指令値を用いる指令値使用モードという2つのモードを切替可能に有している。以下、各モードについて説明する。なお、機械位置算出部34の機能は、一般的な数値制御装置に実装されているスキップ機能の内部処理を利用することにより実現可能である。
(1)FB値使用モード
FB値使用モードでは、機械位置算出部34は、検出時のFB値と検出時の指令値が出力されたときの機械補正値とに基づいて機械位置を算出する。具体的には、機械位置算出部34は、検出時カウンタ値取得部33によって検出時カウンタ値Tが取得されると、図4に示すように、所定の起動時間経過後に起動し、当該起動した時刻を示す起動時カウンタ値Sを取得する。
そして、機械位置算出部34は、設定データ記憶部23からFB遅延設定値D1を取得するとともに、先に取得した起動時カウンタ値Sおよび検出時カウンタ値Tに基づき、下記式(1)を用いて検出時のFB値が計測されてから起動するまでの経過時間である計測後経過時間Xを算出し、当該計測後経過時間Xに基づいて検出時のFB値を特定する。すなわち、図4に示すように、起動時より計測後経過時間Xだけ前のFB値が、検出時のFB値と決定できる。
また、機械位置算出部34は、設定データ記憶部23から指令遅延設定値D2を取得するとともに、先に取得した起動時カウンタ値Sおよび検出時カウンタ値Tに基づき、下記式(2)を用いて検出時の指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間Yを算出し、当該指令後経過時間Yに基づいて検出時の指令値が出力されたときの機械補正値を特定する。すなわち、図4に示すように、起動時より指令後経過時間Yだけ前の指令値が、検出時の指令値にあたるため、当該指令値に対応する機械補正値を設定データ記憶部23から取得する。
X=S−T−D1 …式(1)
Y=S−T+D2 …式(2)
ただし、各符号は以下を表す。
X:計測後経過時間
Y:指令後経過時間
S:起動時カウンタ値(機械位置算出部が起動した時刻)
T:検出時カウンタ値
D1:FB遅延設定値(検出時からFB値を取得するまでの遅延時間)
D2:指令遅延設定値(指令値が出力されてから検出時までの遅延時間)
ここで、カウンタ値、指令値、機械補正値、ドライブユニット11への指令値(DUへの指令値)、FB値および機械位置についてのデータ例を図5に示す。この例では、起動時カウンタ値Sが[0x10]で、検出時カウンタ値Tが[0x0A]で、FB遅延設定値D1が[0x04]であるから、計測後経過時間Xは[0x02]となり、起動時から2周期前のFB値が計測値としての検出時のFB値(99.63)であるとわかる。また、指令遅延設定値D2は[0x04]であるから、指令後経過時間Yは[0x0A]となり、起動時から10周期前の指令値(99.6)が検出時の指令値であって、当該指令値に対応する機械補正値(0.03)がわかる。
したがって、FB値使用モードにおいて、機械位置算出部34は、検出時のFB値(99.63)から検出時の指令値が出力されたときの機械補正値(0.03)を減算することにより、検出時の機械位置(99.6)を算出するようになっている。なお、本実施形態では、減算処理によって機械位置を算出しているが、これに限定されるものではなく、上述した各値の関係性に基づいて算出しうるものであれば、どのような演算処理を用いてもよい。
(2)指令値使用モード
指令値使用モードでは、機械位置算出部34は、検出時の指令値を上述した機械位置として算出する。具体的には、機械位置算出部34は、検出時カウンタ値取得部33によって検出時カウンタ値Tが取得されると、図6に示すように、所定の待ち時間経過後に起動し、当該起動した時刻を示す起動時カウンタ値Sを取得する。
そして、機械位置算出部34は、設定データ記憶部23から指令遅延設定値D2を取得するとともに、先に取得した起動時カウンタ値Sおよび検出時カウンタ値Tに基づき、上記式(2)を用いて検出時の指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間Yを算出し、当該指令後経過時間Yに基づいて検出時の指令値を特定する。すなわち、図6に示すように、起動時より指令後経過時間Yだけ前の指令値が、検出時の指令値にあたるため、当該指令値を位置データ記憶部22から取得する。
ここで、カウンタ値、指令値、機械補正値、ドライブユニット11への指令値(DUへの指令値)および機械位置についてのデータ例を図7に示す。この例では、起動時カウンタ値Sが[0x0C]で、検出時カウンタ値Tが[0x0A]で、指令遅延設定値D2が[0x04]であるから、指令後経過時間Yは[0x06]となり、起動時から6周期前の指令値(99.6)が計測値としての検出時の指令値であるとわかる。
したがって、指令値使用モードにおいて、機械位置算出部34は、検出時の指令値(99.6)を検出時の機械位置として算出するようになっている。
つぎに、本実施形態の機械位置測定装置1および機械位置測定システム10による作用について説明する。
本実施形態の機械位置測定装置1および機械位置測定システム10によって、検出器13が測定対象物を検出したときの機械位置を測定する場合、図8に示すように、まず、機械位置測定装置1の指令値出力部31が、ドライブユニット11に対して、測定対象物と検出器13との相対位置の変位を指令する指令値を出力する(ステップS1)。これにより、ドライブユニット11は、当該指令値に基づいて、各軸用モータを回転駆動させる制御信号を工作機械12へ出力する(ステップS2)。
制御信号を受信した工作機械12は、主軸にセットされた測定対象物を移動させ、測定対象物と検出器13との相対位置を変位させるとともに(ステップS3)、各軸用モータの位置情報をドライブユニット11へ出力する(ステップS4)。ドライブユニット11は、当該位置情報からFB値を算出し、機械位置測定装置1のFB値取得部32へ出力する(ステップS5)。これにより、FB値取得部32によって取得されたFB値は、カウンタ値とともに時系列で位置データ記憶部22に記憶される。
工作機械12によって移動された測定対象物が検出器13(接触センサ)の接触子と接触すると(ステップS6:YES)、検出器13はON信号を検出時特定ユニット14へ出力する(ステップS7)。一方、測定対象物と検出器13との接触がなければ(ステップS6:NO)、検出器13はOFF信号を検出時特定ユニット14へ出力する(ステップS8)。
検出時特定ユニット14は、接触待ち状態で接触センサからON信号を取得すると(ステップS9:YES)、当該時点のカウンタ値を保持して確定待ち状態となる(ステップS10)。その後、検出時特定ユニット14は、設定回数連続してOFF信号を取得せず、または、設定回数連続してON信号も取得しない間(ステップS11:NO)、ON信号はノイズやチャタリングの可能性が高いため、確定待ち状態を保持する。
一方、検出時特定ユニット14は、確定待ち状態において、設定回数連続してOFF信号を取得した場合(ステップS11:YES、ステップS12:YES)、ステップS10で保持したカウンタ値に対応するON信号はノイズである可能性が高いため、ステップS9へ戻り、再びON信号が来るのを待機する接触待ち状態となる。一方、検出時特定ユニット14は、確定待ち状態において、設定回数連続してON信号を取得した場合(ステップS11:YES、ステップS12:NO)、ステップS10で保持したカウンタ値を検出時カウンタ値として確定し、機械位置測定装置1の検出時カウンタ値取得部33へ出力する(ステップS13)。これにより、接触センサに起因するノイズやチャタリングが除去されるため、測定対象物が実際に検出された時点が正確に特定される。
つぎに、機械位置測定装置1の検出時カウンタ値取得部33が、検出時特定ユニット14から検出時カウンタ値(T)を取得すると、機械位置算出部34が起動し、検出時の機械位置を算出する(ステップS14)。以下、当該機械位置を算出する際の処理について、図9を用いて説明する。
まず、機械位置算出部34は、起動した時刻を示す起動時カウンタ値(S)を取得する(ステップS21)。そして、FB値使用モードに設定されている場合、機械位置算出部34は、設定データ記憶部23からFB遅延設定値(D1)を取得するとともに(ステップS22)、先に取得した起動時カウンタ値(S)および検出時カウンタ値(T)に基づき、検出時のFB値が計測されてから起動するまでの経過時間である計測後経過時間(X)を算出し(ステップS23)、当該計測後経過時間(X)に基づいて検出時のFB値(A)を特定する(ステップS24)。
つづいて、機械位置算出部34は、設定データ記憶部23から指令遅延設定値(D2)を取得するとともに(ステップS25)、先に取得した起動時カウンタ値(S)および検出時カウンタ値(T)に基づき、検出時の指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間(Y)を算出し(ステップS26)、当該指令後経過時間(Y)に基づいて検出時の指令値が出力されたときの機械補正値(B)を特定する(ステップS27)。
そして、機械位置算出部34は、検出時のFB値(A)から検出時の指令値が出力されたときの機械補正値(B)を減算することにより、検出時の機械位置(A−B)を算出する(ステップS28)。これにより、検出時の指令値が出力されたときの機械補正値がオフセットされるため、FB値から正確な機械位置が算出される。よって、FB値が適切に取得される場合には、FB値使用モードで測定することが好ましい。
一方、指令値使用モードに設定されている場合、機械位置算出部34は、設定データ記憶部23から指令遅延設定値(D2)を取得するとともに(ステップS29)、先に取得した起動時カウンタ値(S)および検出時カウンタ値(T)に基づき、検出時の指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間(Y)を算出し(ステップS30)、当該指令後経過時間(Y)に基づいて検出時の指令値(C)を特定する(ステップS31)。
そして、機械位置算出部34は、検出時の指令値(C)を検出時の機械位置として特定する(ステップS32)。これにより、検出時の指令値から正確な機械位置が算出される。よって、周囲の環境が悪い場合や、工作機械12が振動の影響を受けやすい場合には、指令値使用モードで測定することが好ましい。
以上のように、いずれかのモードで機械位置が算出されると、測定終了の指示により(ステップS15)、本処理が完了する。
以上のような本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1.測定対象物の存在を検出する検出器13が当該測定対象物を検出したときの機械位置を高精度に測定することができる。
2.FB値使用モードにより、工作機械12の各軸用モータが弱くて指令値が進んでいるのに実際のFB値が進んでいないような場合でも、信頼性の高い機械位置を測定することができる。
3.通信遅延が一定であればFB値遅延設定値も一定であり、機械補正値が大きく変更されることはないため、FB値使用モードによれば、位置ループゲインを多少調整した場合でも、調整前と同じ設定のままで高精度に機械位置を測定することができる。
4.指令値使用モードでは、機械位置測定装置1からの指令値を用いるため、周囲の環境が悪い場合や、工作機械12が振動の影響を受けやすい場合でも、高精度に機械位置を測定することができる。
5.機械位置を測定するためのソースをFB値と指令値とで簡単に切り替えることができる。
6.一般的な数値制御装置に実装されているスキップ機能を利用できるため、安価な汎用品を用いて機械位置測定装置1を実現することができる。
7.検出時特定ユニット14が、接触センサに起因するノイズやチャタリングを除去するため、測定対象物が実際に検出された時点(検出時カウンタ値)を正確に特定することができる。
なお、本発明に係る機械位置測定装置1および機械位置測定システム10は、前述した本実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
1 機械位置測定装置
1a 機械位置測定プログラム
2 記憶手段
3 演算処理手段
10 機械位置測定システム
11 ドライブユニット
12 工作機械
13 検出器(接触センサ)
14 検出時特定ユニット
21 プログラム記憶部
22 位置データ記憶部
23 設定データ記憶部
31 指令値出力部
32 FB値取得部
33 検出時カウンタ値取得部
34 機械位置算出部

Claims (6)

  1. 測定対象物の存在を検出する検出器が前記測定対象物を検出したときの機械位置を測定する機械位置測定装置であって、
    前記測定対象物と前記検出器との相対位置を変位させるドライブユニットに対して、前記相対位置の変位を指令する指令値を出力する指令値出力部と、
    前記ドライブユニットからフィードバックされる、前記測定対象物または前記検出器の位置情報であるFB値を取得するFB値取得部と、
    前記検出器が前記測定対象物を検出した検出時の時刻を示す検出時カウンタ値を取得する検出時カウンタ値取得部と、
    前記検出時カウンタ値の取得後に起動され、前記検出時の機械位置を算出する機械位置算出部とを有し、
    前記機械位置算出部は、前記検出時のFB値と前記検出時の指令値が出力されたときの機械補正値とに基づいて前記機械位置を算出するFB値使用モードを有する、機械位置測定装置。
  2. 前記FB値使用モードにおいて、前記機械位置算出部は、下記式(1)を用いて前記検出時のFB値が計測されてから起動するまでの経過時間である計測後経過時間を算出し、当該計測後経過時間に基づいて前記検出時のFB値を特定するとともに、
    下記式(2)を用いて前記検出時の前記指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間を算出し、当該指令後経過時間に基づいて前記検出時の指令値が出力されたときの機械補正値を特定する、請求項1に記載の機械位置測定装置;
    X=S−T−D1 …式(1)
    Y=S−T+D2 …式(2)
    ただし、各符号は以下を表す。
    X:計測後経過時間
    Y:指令後経過時間
    S:起動時カウンタ値(機械位置算出部が起動した時刻)
    T:検出時カウンタ値
    D1:FB遅延設定値(検出時からFB値を取得するまでの遅延時間)
    D2:指令遅延設定値(指令値が出力されてから検出時までの遅延時間)
  3. 前記機械位置算出部は、前記FB値使用モードと切替可能なモードとして、前記検出時の指令値を前記機械位置として算出する指令値使用モードを有する、請求項1または請求項2に記載の機械位置測定装置。
  4. 前記指令値使用モードにおいて、前記機械位置算出部は、下記式(2)を用いて前記検出時の前記指令値が出力されてから起動するまでの経過時間である指令後経過時間を算出し、当該指令後経過時間に基づいて前記検出時の指令値を特定する、請求項3に記載の機械位置測定装置;
    Y=S−T+D2 …式(2)
    ただし、各符号は以下を表す。
    Y:指令後経過時間
    S:起動時カウンタ値(機械位置算出部が起動した時刻)
    T:検出時カウンタ値
    D2:指令遅延設定値(指令値が出力されてから検出時までの遅延時間)
  5. 前記検出器が、前記測定対象物に接触する接触子と前記測定対象物との接触時にON信号を出力し、非接触時にOFF信号を出力する接触センサである場合、当該接触センサからの出力信号に基づいて前記検出時を特定する検出時特定ユニットを有し、当該検出時特定ユニットは、接触待ち状態で前記ON信号を取得したときのカウンタ値を保持した後、設定回数連続してOFF信号を取得せず、かつ、設定回数連続してON信号を取得した場合、保持した前記カウンタ値を前記検出時カウンタ値として出力する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の機械位置測定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の機械位置測定装置と、前記ドライブユニットによって駆動される工作機械と、前記検出器とを備えてなる機械位置測定システム。
JP2016211682A 2016-10-28 2016-10-28 機械位置測定装置および機械位置測定システム Active JP6829982B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016211682A JP6829982B2 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 機械位置測定装置および機械位置測定システム
DE102017218478.7A DE102017218478A1 (de) 2016-10-28 2017-10-16 Vorrichtung zum messen einer maschinenposition und system zum messen einer maschinenposition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016211682A JP6829982B2 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 機械位置測定装置および機械位置測定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018069375A true JP2018069375A (ja) 2018-05-10
JP6829982B2 JP6829982B2 (ja) 2021-02-17

Family

ID=61912720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016211682A Active JP6829982B2 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 機械位置測定装置および機械位置測定システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6829982B2 (ja)
DE (1) DE102017218478A1 (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51138286A (en) * 1975-05-26 1976-11-29 Oki Electric Ind Co Ltd Error correction method for numeric control system
JPS61133410A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 Fanuc Ltd 数値制御装置の移動距離測定器
JPH01109408A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Fanuc Ltd スキップ機能実行方式
JPH02236703A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Fanuc Ltd 数値制御装置
JPH0434610U (ja) * 1990-07-18 1992-03-23
JPH04273303A (ja) * 1991-02-27 1992-09-29 Shin Meiwa Ind Co Ltd サーボ機構による位置検出センサの制御方法
JPH08197377A (ja) * 1995-01-19 1996-08-06 Toyoda Mach Works Ltd 数値制御加工装置
US20080234852A1 (en) * 2007-03-23 2008-09-25 Chung Yuan Christian University Measuring Method and System for CNC Machine
JP2009080616A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
WO2010067651A1 (ja) * 2008-12-09 2010-06-17 三菱電機株式会社 機械運動軌跡測定装置、数値制御工作機械および機械運動軌跡測定方法
JP2013006257A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Brother Industries Ltd 接触位置検出装置及び工作機械
JP2014119902A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Omron Corp 制御装置、制御プログラムおよび制御方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51138286A (en) * 1975-05-26 1976-11-29 Oki Electric Ind Co Ltd Error correction method for numeric control system
JPS61133410A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 Fanuc Ltd 数値制御装置の移動距離測定器
JPH01109408A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Fanuc Ltd スキップ機能実行方式
JPH02236703A (ja) * 1989-03-10 1990-09-19 Fanuc Ltd 数値制御装置
JPH0434610U (ja) * 1990-07-18 1992-03-23
JPH04273303A (ja) * 1991-02-27 1992-09-29 Shin Meiwa Ind Co Ltd サーボ機構による位置検出センサの制御方法
JPH08197377A (ja) * 1995-01-19 1996-08-06 Toyoda Mach Works Ltd 数値制御加工装置
US20080234852A1 (en) * 2007-03-23 2008-09-25 Chung Yuan Christian University Measuring Method and System for CNC Machine
JP2009080616A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
WO2010067651A1 (ja) * 2008-12-09 2010-06-17 三菱電機株式会社 機械運動軌跡測定装置、数値制御工作機械および機械運動軌跡測定方法
JP2013006257A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Brother Industries Ltd 接触位置検出装置及び工作機械
JP2014119902A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Omron Corp 制御装置、制御プログラムおよび制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6829982B2 (ja) 2021-02-17
DE102017218478A1 (de) 2018-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106346315B (zh) 能够取得工件原点的机床控制系统以及工件原点设定方法
JP6130242B2 (ja) 測定装置を備えた工作機械
JP2015097085A5 (ja)
JP6013139B2 (ja) 工具長測定方法および工作機械
JP6603203B2 (ja) 工作機械における対象物の位置計測方法及び位置計測システム
CN112912208B (zh) 一种工件加工机中的刀具检测
CN103567813A (zh) 具备旋转工作台的机床
JP6126353B2 (ja) 工具長測定方法および工作機械
JP5883264B2 (ja) 工作機械、制御装置、プログラム及び工作機械による加工方法
JP4720774B2 (ja) 加工装置
CN112828682B (zh) 机床的误差测量方法以及机床
JP6168396B2 (ja) 工作機械
JP6829982B2 (ja) 機械位置測定装置および機械位置測定システム
JP4634253B2 (ja) 工作機械の干渉検知システム
KR20150041328A (ko) 공작기계의 열변위 보정 파라메터 자동 변환 장치 및 변환 방법
US10751846B2 (en) Machine tool and standby time changing method
JP3660920B2 (ja) 工作機械および加工方法
JP5846400B2 (ja) 工作機械とその熱変形の補正方法
JP2004322255A (ja) 直線位置計測器付き工作機械
JP5531640B2 (ja) 工作機械の送り制御装置
JPH10309653A (ja) 刃先位置変位検出方法及び刃先位置変位検出機能を備えた工作機械並びに該工作機械用工具ホルダ
JP2002039743A (ja) 測定機
JP3057218B2 (ja) 工具刃先検出装置
KR20150050261A (ko) 공작기계의 볼스크류의 열변위 보정장치 및 방법
JP2006192516A (ja) 工作機械およびワーク測定装置ならびにワーク測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190313

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20191220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6829982

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150