JP2013006257A - 接触位置検出装置及び工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タッチセンサ50の検知結果をサンプリングしてシフトレジスタ42、記憶部23に時系列的に記憶し、接触有りの検知結果が所定回数連続した場合に接触を確定する。テーブル8に載置されたワークに対する主軸5Aに装着されたタッチセンサ50の位置をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の座標情報としてサンプリングして記憶部23、33に時系列的に記憶し、タッチセンサ50の接触を確定した場合に、接触確定以前に遡って、記憶部23に記憶した検知位置を取得して接触位置とする。
【選択図】図3
Description
またセンサ及び対象物の相対的な位置を検知し、検知位置をサンプリングして時系列的に複数回分記憶しておく。上記のように対象物への接触検知を確定した場合、接触検知を確定した所定回数の検知結果の初回分をサンプリングしたタイミングより以前に遡って接触有りの検知結果を抽出し、抽出した検知結果に対応するサンプリング時にサンプリングした検知位置を取得する。取得した検知位置をセンサ及び対象物が接触した位置とすることによって、チャタリングを除去して接触を確定する以前に遡ったセンサの位置を最終的なセンサの接触位置の検出結果とすることができる。チャタリングはセンサ及び対象物の接触によって発生するため、接触確定以前に検知位置を遡ることによって、実際の接触位置に近い検出結果を得ることができ、接触位置の検出精度を向上することができる。
接触確定後、記憶した複数回分の検知位置から最前の検知位置を取得するが、最前の検知位置のサンプリングから接触確定までの時間が上記の所定時間より長い場合、最前の検知位置を最終的な接触位置とするのではなく、接触確定から所定時間遡った時点に対応する検知位置を取得し、取得した検知位置を最終的な接触位置とする。これにより、チャタリング以前に例えば外乱ノイズなどの影響でセンサの誤検知が発生した場合であっても、この誤検知の影響を除外することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、マシニングセンタ(工作機械)の外観を示す斜視図である。また図2は、マシニングセンタの主要部分の構成を示す正面図である。本実施の形態に係るマシニングセンタは、加工対象であるワーク(図示は省略する)と工具とを相対移動させて、ワークに所望の機械加工(例えば、スライス削り、穴あけ又は切削等)を施すことができる工作機械である。マシニングセンタは金属製の基台1を備え、基台1の下部の四隅には脚部がそれぞれ設けられ、これら4つの脚部が床面などに設置されることにより、マシニングセンタが所定場所に設置される。基台1は、マシニングセンタの前後方向に長い直方体状の鋳造品である。
レジスタP1、P2、P3:入出力ユニット40から受信したシフトレジスタ値を一時的に記憶するためのレジスタ。
レジスタ長L:レジスタP1、P2、P3のビット長。
チャタリング除去閾値N:接触有りを確定するための閾値であり、接触有りの検知結果がN回連続した場合に、接触有りと確定する。
カウンタC1:接触有りの連続数をカウントするためのカウンタ。
カウンタC2、C3:レジスタP1、P2、P3のレジスタ長だけシフトするために、シフトを行った回数をカウントするカウンタ。
カウンタC4:最初の接触有りの検知結果からシフトを行った回数をカウントするためのカウンタ。
フラグF1:接触有りの検知結果の有無を示すフラグ。
上述の実施の形態1に係るマシニングセンタは、タッチセンサ50を用いてワークの形状測定を行う構成であるのに対し、実施の形態2に係るマシニングセンタは、タッチセンサに対する工具6の接触位置の検知結果に応じて、工具6の折損検出を行う構成である。図10は、実施の形態2に係るマシニングセンタの構成を説明するための模式図である。実施の形態2に係るマシニングセンタは、ワークを載置するテーブル8上にタッチセンサ150が設けられている。
5 主軸ヘッド
5A 主軸
6 工具
7 工具交換機構
8 テーブル
9 制御ボックス
14 工具マガジン
15 工具交換アーム
20 制御部
21 CPU(接触確定手段、位置取得手段、カウンタ、測定手段、折損検出手段)
22 制御クロック発生部
23 記憶部(位置記憶手段)
24 通信I/F
30 サーボアンプ
31 CPU
32 サーボクロック
33 記憶部(位置記憶手段)
34 通信I/F
35 モータI/F
36 エンコーダI/F(位置検知手段)
40 入出力ユニット
41 シフトレジスタ用クロック発生部
42 シフトレジスタ(接触検知手段)
43 通信I/F
50 タッチセンサ(センサ)
61 主軸モータ
62 主軸エンコーダ
63 X軸モータ(変位手段)
64 X軸エンコーダ
65 Y軸モータ(変位手段)
66 Y軸エンコーダ
67 Z軸モータ(変位手段)
68 Z軸エンコーダ
150 タッチセンサ(センサ)
Claims (6)
- 対象物への接触の有無を検知するセンサの検知結果を時系列にサンプリングする接触検知手段と、前記センサ及び前記対象物の相対的な位置を変位させる変位手段と、前記位置を時系列的にサンプリングする位置検知手段とを備え、前記センサが対象物に接触した位置を検出する接触位置検出装置であって、
前記接触検知手段の検知結果を時系列的に複数回分記憶する検知結果記憶手段と、
前記位置検知手段がサンプリングした位置を時系列的に複数回分記憶する位置記憶手段と、
前記接触検知手段による接触有りの検知結果が所定回数連続した場合に、対象物への接触を確定する接触確定手段と、
前記所定回数連続した接触有りの検知結果のうちの初回の検知結果を前記接触検知手段がサンプリングした時点以前の接触有りの検知結果を、前記検知結果記憶手段に記憶した検知結果から抽出し、抽出した検知結果に対応するサンプリング時に前記位置検知手段がサンプリングした位置を、前記位置記憶手段から取得する位置取得手段と
を備え、
該位置取得手段が取得した位置を、前記センサが前記対象物に接触した位置として検出するようにしてあること
を特徴とする接触位置検出装置。 - 前記接触検知手段による接触有りの最初の検知結果から、前記接触確定手段が接触を確定した検知結果までのサンプリング数を計数するカウンタを備え、
前記位置取得手段は、前記接触確定手段が接触を確定した場合に、前記カウンタの計数値に基づいて、接触有りの最初の検知結果に対応する位置を取得するようにしてあること
を特徴とする請求項1に記載の接触位置検出装置。 - 前記位置取得手段は、前記最初の検知結果が前記接触検知手段にてサンプリングされた時点から、前記接触確定手段が接触を確定した時点までの時間が所定時間より長い場合、前記接触確定手段が接触を確定した時点から前記所定時間前の時点に対応する位置を、前記位置記憶手段が記憶した複数回分の位置から取得するようにしてあること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接触位置検出装置。 - 前記接触検知手段は、サンプリングした検知結果をシフトレジスタに順にシフトして記憶するようにしてあること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の接触位置検出装置。 - 装着された工具にてワークの加工を行う工作機械において、
請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の接触位置検出装置が、前記対象物を前記ワークとして検出した接触位置に応じて、前記ワークの形状を測定する測定手段を備えること
を特徴とする工作機械。 - 装着された工具にてワークの加工を行う工作機械において、
請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の接触位置検出装置が、前記対象物を前記工具として検出した接触位置に応じて、前記工具の折損を検出する折損検出手段を備えること
を特徴とする工作機械。
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