JP5962242B2 - 研削加工装置 - Google Patents
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Description
(1)ワークを保持すると共に、ワークの軸線回りにワークを回転駆動するワーク回転テーブル部と、ワーク回転テーブル部に保持されたワークの位置及び形状を検出するワーク検出部と、砥石を保持すると共に、砥石の軸線回りに砥石を回転駆動する砥石回転部と、先端部に砥石回転部が固設され、砥石を移動させる砥石操作部と、ドレスを有し、砥石に対して仕上げドレスを行う砥石ドレス部と、記憶部を有すると共に、ワーク回転テーブル部、ワーク検出部、砥石回転部、砥石操作部、砥石ドレス部の動作をそれぞれ制御する制御部と、を備える研削加工装置であって、ワーク検出部は、接触子を有し、接触子をワークに接触させることでワークの位置及び形状を検出し、砥石操作部はサーボモータを有し、砥石操作部のサーボモータが駆動することで砥石を移動させ、制御部の記憶部には、ワークの、ワーク基準原点を基準とした位置形状情報と、砥石の、砥石基準原点を基準とした位置形状情報と、砥石回転部での砥石の取付位置情報と、砥石操作部での砥石回転部の取付位置情報と、砥石操作部の、所定の基準座標系を基準とした座標系情報と、砥石ドレス部の、所定の基準座標系を基準とした座標系情報と、の座標系関連情報群が格納され、砥石基準原点は、所定の治具によって先端位置が位置出しされるドレスにより砥石をドレスすることにより設定され、制御部は、記憶部の座標系関連情報群、及び砥石操作部のサーボモータの駆動情報に基づき、ワーク、砥石、及びドレスそれぞれの座標系を統合して砥石操作部を制御することにより、砥石の位置決めを行うことを特徴とする研削加工装置。
(2)記憶部には、ワークの目標形状情報が更に格納されており、ワーク検出部は、ワークの現形状を検出し、制御部は、目標形状情報と、ワーク検出部が検出した現形状と、を比較してワークに対する残研削加工量を算出して砥石操作部を制御することを特徴とする(1)に記載の研削加工装置。
(3)砥石の移動は並進移動のみならず回転移動も含み、制御部は、砥石の回転移動をも考慮して砥石操作部を制御することを特徴とする(1)又は(2)に記載の砥石加工装置。
(4)砥石ドレス部はサーボモータを有し、砥石ドレス部のサーボモータが駆動することによりドレスを移動させ、砥石ドレス部のドレスの移動は回転移動を含み、制御部は、ドレスの回転移動をも考慮して砥石操作部及び砥石ドレス部を制御することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1つに記載の研削加工装置。
(5)制御部は、ワークに対し実際に研削加工する前に、少なくとも砥石操作部を制御して、ワーク及びドレスに対し所定の余裕隙間をもった試し動作を行うことを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1つに記載の研削加工装置。
(6)ワークは、大型の軸受軌道輪であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1つに記載の研削加工装置。
まず、図1〜図7を参照して、本発明に係る研削加工装置の第1実施形態について説明する。
次に、図11〜図13を参照しながら、本発明に係る研削加工装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
例えば、砥石ドレス部60が更にサーボモータを有し、この砥石ドレス部60のサーボモータが駆動することによりドレス61を移動させ、また砥石ドレス部60のドレス61の移動は回転移動を含み、そして制御部70は、ドレス60の回転移動をも考慮して砥石操作部50及び砥石ドレス部60を制御するようにしてもよい。この場合には、砥石が、例えば、球状、傾斜面又は曲面を有する複雑な形状であっても、ドレス61が砥石の外周面に対し常に垂直に当たるため、精度の良い仕上げドレスを行うことができる。
例えば、軸受検出部30を砥石操作部50に直接取り付けたが、ツールチェンジャを備える研削加工装置の場合には、無線式にして砥石回転テーブル部20に取り付けるようにしてもよい。
10A,10B 研削加工装置
20 軸受回転テーブル部(ワーク回転テーブル部)
21 主軸テーブル部
22 チャック部
23 ノーズピース
30 軸受検出部(ワーク検出部)
31 接触子
32 ベース部
33 並進駆動部
40 砥石回転部
41,101,111,116,131 砥石
42 スピンドル部
50 砥石操作部
51 ベース部
52 並進駆動部
53 並進回転駆動部
60 砥石ドレス部
61 ドレス
62 ベース部
63 柱部
70 制御部
71 記憶部
Claims (6)
- ワークを保持すると共に、前記ワークの軸線回りに前記ワークを回転駆動するワーク回転テーブル部と、
前記ワーク回転テーブル部に保持された前記ワークの位置及び形状を検出するワーク検出部と、
砥石を保持すると共に、前記砥石の軸線回りに前記砥石を回転駆動する砥石回転部と、
先端部に前記砥石回転部が固設され、前記砥石を移動させる砥石操作部と、
ドレスを有し、前記砥石に対して仕上げドレスを行う砥石ドレス部と、
記憶部を有すると共に、前記ワーク回転テーブル部、前記ワーク検出部、前記砥石回転部、前記砥石操作部、前記砥石ドレス部の動作をそれぞれ制御する制御部と、を備える研削加工装置であって、
前記ワーク検出部は、接触子を有し、前記接触子を前記ワークに接触させることで前記ワークの位置及び形状を検出し、
前記砥石操作部はサーボモータを有し、前記砥石操作部の前記サーボモータが駆動することで前記砥石を移動させ、
前記制御部の前記記憶部には、前記ワークの、ワーク基準原点を基準とした位置形状情報と、前記砥石の、砥石基準原点を基準とした位置形状情報と、前記砥石回転部での前記砥石の取付位置情報と、前記砥石操作部での前記砥石回転部の取付位置情報と、前記砥石操作部の、所定の基準座標系を基準とした座標系情報と、前記砥石ドレス部の、前記所定の基準座標系を基準とした座標系情報と、の座標系関連情報群が格納され、
前記砥石基準原点は、所定の治具によって先端位置が位置出しされる前記ドレスにより前記砥石をドレスすることにより設定され、
前記制御部は、前記記憶部の前記座標系関連情報群、及び前記砥石操作部の前記サーボモータの駆動情報に基づき、前記ワーク、前記砥石、及びドレスそれぞれの座標系を統合して前記砥石操作部を制御することにより、前記砥石の位置決めを行うことを特徴とする研削加工装置。 - 前記記憶部には、前記ワークの目標形状情報が更に格納されており、
前記ワーク検出部は、前記ワークの現形状を検出し、
前記制御部は、前記目標形状情報と、前記ワーク検出部が検出した前記現形状と、を比較して前記ワークに対する残研削加工量を算出して前記砥石操作部を制御することを特徴とする請求項1に記載の研削加工装置。 - 前記砥石の移動は並進移動のみならず回転移動も含み、
前記制御部は、前記砥石の前記回転移動をも考慮して前記砥石操作部を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の砥石加工装置。 - 前記砥石ドレス部はサーボモータを有し、前記砥石ドレス部の前記サーボモータが駆動することにより前記ドレスを移動させ、
前記砥石ドレス部の前記ドレスの移動は回転移動を含み、
前記制御部は、前記ドレスの前記回転移動をも考慮して前記砥石操作部及び前記砥石ドレス部を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の研削加工装置。 - 前記制御部は、前記ワークに対し実際に研削加工する前に、少なくとも前記砥石操作部を制御して、前記ワーク及び前記ドレスに対し所定の余裕隙間をもった試し動作を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の研削加工装置。
- 前記ワークは、大型の軸受軌道輪であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の研削加工装置。
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