JP2006320970A - 加工装置 - Google Patents

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JP2006320970A JP2005143374A JP2005143374A JP2006320970A JP 2006320970 A JP2006320970 A JP 2006320970A JP 2005143374 A JP2005143374 A JP 2005143374A JP 2005143374 A JP2005143374 A JP 2005143374A JP 2006320970 A JP2006320970 A JP 2006320970A
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

【課題】 レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所に、レンズの形状面を高精度に加工することが可能な加工装置を提供する。
【解決手段】 ベッドに立設したコラムに、主軸を上下方向に移動するZ軸機構部を設け、前記主軸の下端には、工具をその軸芯回りに回転駆動可能に取り付けたU軸テーブルと、該U軸テーブルをZ軸方向に直交するU軸方向に移動するU軸機構部を設け、ワークを加工する時は、前記主軸を回転駆動しながら、前記工具をその軸芯回りに回転駆動させ、
前記工具の位置制御をU軸機構部、及びZ軸機構部を制御する制御装置により行うようにした加工装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所に、レンズの形状面を高精度に加工することが可能な加工装置に関する。
例えば、ワークの表面を回転軸対称曲面、いわゆる軸対称非球面に研磨加工する加工装置として特許文献1が開示されている。
この加工装置のワークWは、図7(a)、(b)に示すように、水平方向に移動可能なX軸テーブル52に載置されたロータリーテーブル53上のワークチャック54に固定されている。従って、研磨加工時に、ワークWはX軸テーブル52によってX軸方向に移動が可能で、ロータリーテーブル53の回転軸芯51回りに回転可能となっている。このワークWを研磨する工具55は、ワークWの上方に位置したスピンドル56の先端に取り付けられて回転可能となっている。
このスピンドル56は、図7(a)に示すZ軸機構部57によりX軸方向と直交する上下方向に移動可能なθ軸機構部58よって、X軸方向と直交する水平な軸(θ軸)を中心にして回転自在とされ、かつワークの加工面における法線方向へ移動可能なようにθ軸機構部58の一端面にあるR軸機構部59上に取り付けられたスライダ60に支持されている。従って、図7(b)に示すように、スピンドル56は、ワークWの表面P(X、Z)における法線方向にスピンドル56の軸を一致させるようにθ傾け可能である。スライダ60とスピンドル56間には、圧縮バネが介挿されており、研磨加工時に、工具55の軸方向にバネ力を作用させ、工具56がワークWと接触する圧力を調整できる。ここで、θ軸機構部58には、その回転バランスをとるためのθ軸機構バランサ58Aが取り付けられ、θ軸機構部58は、ローラ58Bによって回転駆動され、その回転位置をロータリーエンコーダ58Cで検出可能になっている。50は、それらを配設したベッドを示す。
このような、X、Z及びθ軸機構部を有する加工装置によれば、工具55の押し付け力の方向をワークWの表面Pの法線方向に一致させて、工具55をワークWの表面に押し付けながら、工具55を回転させ、ワークWの表面を研磨加工することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の加工装置では、研磨加工時、スライダ60の摺動抵抗により、工具55のワーク表面に対する追従性が不安定になるという問題があった。
このような問題点を解決し、ワークの加工面をポリシャによって回転軸対称球面に研磨加工する研磨装置が特許文献2に開示されている。
特許文献2に記載の研磨装置は、図8(a)、(b)に示すように、ワークWの研磨面に対し、ポリシャ46の研磨荷重を常に法線方向に作用させるとともに所定の研磨荷重を安定的に作用させることで、高精度な研磨加工を行うことができるとされている。
なお、41は、ワークスピンドル43の回転中心(C軸)を示し、42はポリシャ46の圧力方向軸を示す。また、44はワーク保時具、45はポリシャ軸をそれぞれ示す。
ここで、特許文献2に記載の研磨装置は、ワークWを回転中心(C軸)41の回りに回転させるワーク駆動部と、上記ワークWをZ軸方向に移動させるZ軸機構部と、ワークWをZ軸に対して直交するX軸方向に移動させるX軸機構部と、ワークWをX軸とZ軸に対して直交するY軸を中心として傾けるθ軸機構部を具備しており、研磨加工時には、ワークWとポリシャ46の接点位置の制御を上記のZ、Xおよびθ軸機構部を制御する制御手段により行っている。
特開昭62−114866号公報 特開2002−46055号公報
しかしながら、特許文献2に記載の加工装置によれば、ポリシャをワークWとポリシャの接点でワーク加工面の法線方向を向くように追従させることができるものの、複数箇所に球面形状を有するレンズアレイ金型であるワークWの各セルにレンズの形状面を研磨加工しようとした場合、ワークスピンドル43の回転中心(C軸)41に、ワークWの各セルごとにセルの球面中心を一致させるように位置決めした後、ワークWを回転中心(C軸)41の回りに回転させなければならない。従って、特許文献2に記載の加工装置では、必ずしも、ワークWの重心回りにワークWが回転するとは限らず、ワークWの重心からずれた位置を回転中心軸としてワークWを回転させる場合があることになるから、振動が発生しやすく、高精度にワーク表面を加工することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所に、レンズの形状面を高精度に加工することが可能な加工装置を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
1.ベッド上に、X軸、Y軸位置決めテーブルを配置し、該位置決めテーブル上にワークを着脱可能に固定した状態で、ワークの位置決めを行った後、ワークの加工面に回転駆動される主軸と一緒に回る工具をX−Y平面と直交するZ軸方向から押し付けてワークを加工する加工装置であって、前記ベッドに立設したコラムに、前記主軸を上下方向に移動するZ軸機構部を設け、前記主軸の下端には、前記工具をその軸芯回りに駆動回転可能に取り付けたU軸テーブルと、該U軸テーブルをZ軸方向に直交するU軸方向に移動するU軸機構部を設け、前記ワークを加工する時は、前記工具をその軸芯回りに回転駆動させ、
前記工具の位置制御をU軸機構部、及びZ軸機構部を制御する制御装置により行うようにしたことを特徴とする加工装置。
2.前記工具をその軸芯がX−Z平面内にあり、かつZ軸に対して傾斜するように、前記U軸テーブルに工具取付アームを介して取り付けたことを特徴とする上記1.に記載の加工装置。
3.前記工具をその軸芯回りに回転駆動可能な工具ホルダで保持したことを特徴とする上記1.または2.に記載の加工装置。
4.前記工具をポリシャとした場合には、前記工具の前記ワークの加工面に対する押圧を調整する押圧調整機構を具備したことを特徴とする上記3.に記載の加工装置。
5.前記制御装置に、更に、主軸回りのC軸回転制御を追加し、前記ワークを加工する時は、前記工具の位置制御を、C軸回転制御を追加した制御装置により行うことを特徴とする上記1.〜4.のいずれかに記載の加工装置。
6.前記ベッドに、ポリシャの先端半径と、ポリシャの先端半径の中心位置を測定する測定装置を配置し、その測定結果に基づいてポリシャ加工の原点を設定するようにしたことを特徴とする上記1.〜5.のいずれかに記載の加工装置。
7.前記U軸テーブルのU軸原点に対して対称な位置に、工具取付アームを設けたことを特徴とする上記1.〜6.のいずれかに記載の加工装置。
本発明によれば、レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所に、レンズの形状面を高精度に加工することが可能となる。また本発明によれば、工具としてポリシャを装着した場合には、研磨装置して使用することができ、工具としてダイヤモンド砥石などの砥石を装着した場合には、研削装置として使用することができる。
本発明の実施の形態に係る加工装置について図1、2を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る加工装置の構成を示す概略全体図であり、図2は、本発明の実施の形態に係る加工装置に設けたU軸機構部の説明図である。
本発明の実施の形態に係る加工装置は、図1に示すように、ベッド10上に、ワークWの位置決めを行うX軸、Y軸位置決めテーブル6,7を配置し、位置決めテーブル上に着脱自在にワークWを固定した状態で、ワークWの位置決めを行った後、ワークWの加工面にX−Y平面と直交するZ軸方向から回転駆動される主軸1と一緒に回る工具を押し付けてワークを加工する装置である。図1中、6は、X軸方向移動手段であるX軸サーボモータ8を搭載したX軸位置決めテーブルを示し、7は、Y軸方向移動手段であるY軸サーボモータ9を搭載したY軸位置決めテーブルを示す。
また、1Aは主軸1の回転中心を示す。主軸1は、その回転中心1AがX−Y平面に垂直となるように主軸受け1Bで受けられた状態で、主軸回りの回転1C方向に回転自在に主軸台2に装着されている。なお、主軸1を主軸回りの回転1C方向に回転駆動させる回転駆動手段は、ベッド10及び/又はベッド10に立設したコラム3に内蔵されている。30は、横送り及び高さ調整付きのポリシャ成形装置を示し、31は顕微鏡を示す。後述するポリシャ19の成形を正確に行うためのポリシャ成形装置30は、位置決めテーブル上に搭載され、顕微鏡31は、後述するポリシャ19の成形を行う際に使用する測定装置であって、ベッド10に取り付けられている。顕微鏡31の視野内の十字の縦線は、主軸1の回転中心1A(以下、Z軸ともいう)に正確に一致させておく。
上記のベッド10に立設したコラム3には、主軸1を上下方向に移動するZ軸機構部が設けられている。Z軸機構部は、コラム3に固定されたガイド4、Z軸方向移動手段であるZ軸サーボモータ5、及びZ軸サーボモータ5の回転により主軸台2を上下方向へ移動させる動力伝達手段などを含む。従って、主軸台2に回転自在に装着された主軸1は、Z軸機構部の作用により、すばやくかつスムーズに上下方向に移動することができる。
まず、図2を用い、工具としてポリシャ19を取り付け、加工装置を研磨装置として使用する場合について説明する。図1、2中、11は、主軸1の下端に固定され、U軸テーブル16を案内する機能も有する固定板を示し、また12は、U軸テーブル16をZ軸と直交するU軸方向へ移動するU軸方向移動手段であるU軸サーボモータを示す。
このU軸サーボモータ12は、U軸サーボモータ12の回転に伴って回転するボールスクリュー13を有する。ボールスクリュー13には、U軸テーブル16に固定されたボールナット14が螺合されている。またU軸テーブル16は、固定板11に固定したリニアガイド15でガイドされつつ移動する。U軸テーブル16に。このU軸テーブル16をU軸方向へ移動するボールスクリュー13のスクリュー回転中心13Aを、U軸とする。U軸テーブル16には、図2(b)に示すように、工具であるポリシャ19が工具ホルダ18で保持した状態で、工具取付アーム17を介して取り付けられている。工具ホルダ18には、工具を保持し、工具の軸芯20回りに回転駆動する高周波モータやエアモータ等の回転駆動手段が内蔵されている。
U軸機構部は、固定板11に取り付けられたU軸サーボモータ12、及び主軸1の下端に、Z軸方向に直交するU軸方向に移動自在に配置されたU軸テーブル16を含む。
本発明の実施の形態に係る加工装置は、ワークWを研磨加工する時には、ポリシャ19をその軸芯20回りに回転駆動可能なようにU軸テーブル16に取り付ける。そして、主軸1を回転駆動しながら、ポリシャ19をその軸芯20回りに回転駆動させ、工具の位置制御をU軸機構部、及びZ軸機構部を制御する制御装置により行う。その際、U軸機構部、及びZ軸機構部を制御する制御装置には、ワークW上にU軸、Z軸軸の座標軸を取り、その2軸の直交座標系の原点をワークの原点としてその位置を設定する。制御装置にポリシャ19の位置を設定するには、普通のNC制御による工作機械と同様の方法で設定する。
従って、本発明の実施の形態に係る加工装置によれば、軸芯20回りに回転駆動可能な
ようにU軸テーブル16に取り付けられたポリシャ19は、ワークWの加工時に、前記のZ軸機構部の作用により、すばやく、かつスムーズに上下方向に移動すると同時に、U軸機構部によってU軸テーブル16を介して、Z軸と直交するU軸方向へ移動することができるので、レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所に、レンズの形状面を高精度に加工することが可能となる。
ここで、ポリシャ19は、その軸芯20がX−Z平面内にあり、かつZ軸に対して傾斜するように、工具ホルダ18に保持された状態でU軸テーブル16に工具取付アーム17を介して取付けられているのが好ましく、また、工具であるポリシャ19は、主軸1の回転駆動手段とは別な工具ホルダ18に内蔵した回転駆動手段によりその軸芯20回りに回転駆動可能に保持されているのが好ましい。このように工具をその軸芯20回りに回転駆動可能な工具ホルダで保持した構造とすることにより、工具をその軸芯20回りに回転駆動する機構を簡単にできるので好ましい。
また、工具をその軸芯がX−Z平面内にあり、かつZ軸に対して傾斜するように、U軸テーブル16に工具取付アームを介して取り付けたことにより、Z軸機構部とU軸機構部との同時移動制御機能により、ポリシャ19をワークWの曲面23に沿って移動させて正確に研磨加工を行うことができるので好ましい(図4参照)。
また、本発明の実施の形態に係る加工装置は、図3に示すように、ポリシャ19のワークWの加工面への押圧を調整する押圧調整機構を具備することが好ましい。図3中、21はエアシリンダ室を示す。また22は、ポリシャ19に作用する、ワークWの加工面からの押力が変化した場合のポリシャ19の上下移動方向を示す。ピストン21Aに連結されたピストンロッドの上端部は、U軸テーブル16に固定されている。エアシリンダ室21には、図示の箇所に、エアー源からエアーが供給されるようになっている。従って、Z軸機構部とU軸機構部との同時移動制御機能により、ポリシャ19をワークWの曲面23に沿って移動させて研磨加工を行う時、図示の箇所に供給するエアー源の圧力を適度に調整に調整することにより、ポリシャ19とワークWの加工面と接触点P、Qでの押力を調整することができるので好ましい(図4参照)。
このように本発明の実施の形態に係る加工装置によれば、複数箇所に球面形状を有するレンズアレイ金型であるワークWの各セルに、レンズの形状面を研磨加工する場合でも、X軸、Y軸位置決めテーブル6,7によって、主軸1の回転中心1AをワークWの各セルごとのセルの球面中心に一致させてワークWを位置決めした後、ワークWを回転させず、主軸1を回転駆動しながら、工具であるポリシャ19をその軸芯回りに回転駆動させ、工具の位置制御をU軸機構部、及びZ軸機構部を制御する制御装置で行うことにより、正確に研磨加工することができる。従って、本発明の実施の形態に係る加工装置により、複数箇所に球面形状を有するレンズアレイ金型などの加工面を軸対称球面に高精度に加工するだけではなく、軸対称非球面も高精度に加工することができる。
次いで、本発明の実施の形態に係る加工装置により、複数箇所に球面形状を有するレンズアレイ金型を研磨加工する場合を例として図4により説明する。
図4中、W1,W2,W3は、各セルの軸対称球面の球中心Sを通る垂直線を示す。Rは、加工面のうち当該研磨加工する一つのセルの軸対称球面の球の半径を示し、23は、当該研磨加工する一つのセルの加工面を示す。研磨加工の準備として、ポリシャ成形を行い、ポリシャ19の先端に正確な半径を有するポリシャ先端を形成する。ポリシャ成形の好適法は後述する。
まず、ワークWを位置決めテーブル上に着脱自在に固定する。その際、X軸、Y軸位置決めテーブル6,7の基準位置に加工面を有するワークWの基準点(例えば、レンズアレイ金型などのワークWの中央)を合わせるのがよい。次いで、X軸、Y軸制御により、X軸、Y軸位置決めテーブル6,7を移動し、主軸1の回転中心1A(Z軸)を、研磨加工する一つのセルの球中心Sを通る垂直線W2に合わせ、ワークWを位置決めする。
位置決めしたワークWの一つのセルの加工面23の研磨加工を開始する。すなわち、ワークWを回転させずに、主軸1を回転駆動しながら、U軸機構部、及びZ軸機構部によりポリシャ19の位置を制御することにより、正確な半径を有するポリシャ先端で加工面23の全面にわたり研磨加工する。その際、ポリシャ19は、工具ホルダ18の回転駆動手段によりその軸芯20回りに回転駆動され、U軸テーブル16に工具取付アーム17を介して取付けられているから、主軸1の回転駆動手段によって主軸1の回転中心1Aの回りを公転する。図4中、24は、工具軸芯回りの回転方向を示し、25は、主軸1の回転駆動による工具旋回方向を示す。
一つのセルの加工面23の研磨加工が終了したら、次のセルの加工面の研磨加工を行うために、X軸、Y軸制御によりX軸、Y軸位置決めテーブル6,7を動かして、次のセルの球中心Sを通る垂直線W1又はW3に主軸1の回転中心1A(Z軸)を合わせ、ワークWを位置決めして、当該セルの加工面の研磨加工を行う。このようにして、レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所にレンズの形状面を高精度に加工することができる。
本発明に係る加工装置は、U軸機構部、及びZ軸機構部を制御する制御装置に、更に、主軸回りのC軸回転制御を追加するのが好ましい。このような加工装置によれば、ワークWの加工時に、ポリシャ19をその軸芯20回りに回転駆動させ、工具の位置制御を、Z軸機構部の制御とU軸機構部の制御と、C軸回転制御を併用して行うことにより、レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所に非軸対称非球面(自由曲面)を高精度に研磨加工することができる。
次いで、ポリシャ成形法について図5を用いて詳述する。
なお、図5(c)中、G1はポリシャ19の先端部中心を示し、G2はポリシャ成形工具の先端中心を示す。ポリシャ成形法では、ポリシャ19の先端半径と、ポリシャ19の先端半径の中心位置を測定する測定装置として顕微鏡31などをベッド10に配置し、その測定情報に基づいてポリシャ加工の原点を設定する。顕微鏡31には画像装置を接続するのが好ましい。
(1)まず、ポリシャ19の先端部中心G1をZ軸に合わせる。
(1−1)ポリシャ輪郭E−Fにおいて、U軸で、顕微鏡の十字中央位置にポリシャ輪郭Aを合わせる(図5(a))。
(1−2)ポリシャ輪郭E−Fにおいて、U軸で、顕微鏡の十字中央位置にポリシャ輪郭Bを合わせる。図5(a)において、ポリシャ輪郭C−Aの状態となる。
(1−3)点A、BのU座標値に基づき、AB間の長さの半分を求め(図中、D点)、点Dを点Aに合わせることによって、ポリシャ19の中心G1がZ軸に一致する(ポリシャ輪郭J−K)。
(1−4)点A、H、Bの、ZとU座標値を読み取ることによって、ポリシャ19の先端部の半径を求めることができる。
(2)次に、ポリシャ成形工具の中心G2をZ軸を合わせる。
(2−1)成形工具輪郭E−Fにおいて、X軸で、顕微鏡の十字中央位置にポリシャ成形工具の先端の点Aを合わせる(図5(b))。
(2−2)成形工具輪郭E−Fにおいて、X軸で、中央位置にポリシャ成形工具の先端の点Bを合わせる。図5(b)において、ポリシャ成形工具C−Aの状態となる。
(2−3)点A、BのX座標値に基づき、AB間の長さの半分を求め(図中、D点)、点Dを点Aに合わせることによって、ポリシャ成形工具の中心G2がZ軸に一致する。
(2−4)ポリシャ成形装置のマイクロメータでH−Iの垂直高さを測り、さらに点A、BのX座標値を読み取ることによって、ポリシャ成形工具の先端半径を求めることができる。
(3)ポリシャの成形
(3−1)顕微鏡の十字の縦線にポリシャ19の先端部中心と、ポリシャ成形工具の先端中心をそれぞれ合わせ、さらに各先端の接線を顕微鏡の十字の横線に合わせる(図5(c))。
(3−2)ポリシャ成形装置のZ、U座標値を読み取る。
(3−3)U及びZ軸機構部を制御する制御手段を用い、ポリシャ19の先端部を成形する。この場合、ポリシャ19を、工具ホルダ18に内蔵されている回転駆動手段により、その軸芯20回りに回転駆動する。
以上説明したポリシャ成形法により、ポリシャ19に対し、正確な半径を有するポリシャ先端部を成形することができる。
このような工具の成形法は、研削用砥石などの工具に適用することができる。このような作業はツルーイングと称され、ツルーイングには、成形工具としてダイヤモンド工具等が使用される。ダイヤモンド工具等で研削用砥石をツルーイングすることにより、上記(1)〜(3)のようにして正確な半径を有する砥石先端を形成することができる。ツルーイングによって正確な半径を有する砥石先端を形成した研削用砥石を、U軸テーブル16に取り付けることができる。ただし、図1〜図3に示した本発明の実施の形態に係る加工装置を研削装置として使用する場合には、図3に示したような押圧調整機構を設けず、研削用砥石を工具取付アームを介してU軸テーブル16に取り付ける。
このような工具取付アームを介してU軸テーブル16に研削用砥石を取り付けた研削装置によれば、工具位置を制御して、予め設定した研削量だけ確実に表面を除去する研削加工を行うことにより、レンズアレイ金型などのワーク表面の複数箇所にレンズの形状面を高精度に加工することができる。
さらに好ましくは、図6に示すように、U軸テーブル16のU軸原点に対して対称な位置に、工具取付アーム17、26を設けた加工装置とするのが好ましい。図6中、工具取付アーム26は、ツルーイングした後の研削用砥石28をU軸テーブル16に取り付ける冶具を示し、工具取付アーム17は、ポリシャ成形工具で成形した後のポリシャ19をU軸テーブル16に取り付ける冶具を示す。U軸原点は、U軸テーブル16のU軸方向中央位置である。
なお、研削用砥石28は、工具ホルダ27に保持され、工具ホルダ27の回転駆動手段により、その軸芯29回りに回転駆動可能とされている。
この図6に示したような加工装置によれば、工具としてポリシャ19を装着して研磨装置として使用する場合、もしくは工具として研削用砥石28を装着して研削装置として使用する場合のどちらにおいても、主軸1の回転による回転中心1A回りの振動を極めて小さくすることができるので好ましい。このU軸テーブル16のU軸原点に対して対称な位置に、工具取付アーム17、26を設けた加工装置は、研磨装置として使用することも、研削装置として使用することもできる装置である。なお、ワークWを研磨加工する時には、ダイヤモンドペースト等を使用し、ワークWを研削加工する時にはオイルミスト等を使用することができる。
本発明の実施の形態に係る加工装置の構成を示す概略全体図である。 本発明の実施の形態に係る加工装置に設けたU軸機構部の説明図である。 本発明の実施の形態に係る加工装置に設けて好適な押圧調整機構の構造を示す部分断面図である。 図1に示した加工装置を研磨装置とした場合の作用を示す断面図である。 図1に示した加工装置を研磨装置とした場合のポリシャの成形法を説明する模式図である。 図1に示した加工装置を研削装置とした場合のU軸機構部の説明図である。 従来の研磨装置の説明図である。 従来の他の研磨装置の説明図である。
符号の説明
W ワーク
X、Y、Z 互いに直交する3軸
1 主軸
1A 主軸の回転中心
1B 主軸受け
1C 主軸回りの回転
2 主軸台
3 コラム
4 ガイド
5 Z軸方向移動手段(Z軸サーボモータ)
6、7 位置決めテーブル
8 X軸方向移動手段(X軸サーボモータ)
9 Y軸方向移動手段(Y軸サーボモータ)
10 ベッド
11 固定板
12 U軸方向移動手段(U軸サーボモータ)
13 ボールスクリュー
13A スクリュー回転中心(U軸)
14 ボールナット
15 リニアガイド
16 U軸テーブル
17 工具取付アーム
18 工具ホルダ
19 ポリシャ
20 ポリシャの軸芯
21 エアシリンダ室
21A ピストン
22 ポリシャ19の上下移動方向
W1,W2,W3 レンズアレイの軸
23 一つのレンズアレイのレンズ加工面
24 工具軸芯回りの回転方向
25 工具旋回方向
P,Q ポリシャ19とワークWの接触点
S 一つのレンズアレイのレンズ球中心
R レンズ球の半径
26 工具取付アーム
27 工具ホルダ
28 研削用砥石
29 砥石軸芯
30 ポリシャ成形装置
31 顕微鏡
41 回転中心(C軸)
42 圧力方向軸
43 ワークスピンドル
44 ワーク保時具
45 ポリシャ軸
46 ポリシャ
50 ベッド
51 ロータリーテーブルの回転中心
52 X軸テーブル
53 ロータリーテーブル
54 ワークチャック
55 工具
56 スピンドル
57 Z軸機構部
58 θ軸機構部
58A θ軸機構バランサ
58B ローラ
58C ロータリーエンコーダ

Claims (7)

  1. ベッド上に、X軸、Y軸位置決めテーブルを配置し、該位置決めテーブル上にワークを着脱可能に固定した状態で、ワークの位置決めを行った後、ワークの加工面に回転駆動される主軸と一緒に回る工具をX−Y平面と直交するZ軸方向から押し付けてワークを加工する加工装置であって、前記ベッドに立設したコラムに、前記主軸を上下方向に移動するZ軸機構部を設け、前記主軸の下端には、前記工具をその軸芯回りに回転駆動可能に取り付けたU軸テーブルと、該U軸テーブルをZ軸方向に直交するU軸方向に移動するU軸機構部を設け、前記ワークを加工する時は、前記主軸を回転駆動しながら、前記工具をその軸芯回りに回転駆動させ、前記工具の位置制御をU軸機構部、及びZ軸機構部を制御する制御装置により行うようにしたことを特徴とする加工装置。
  2. 前記工具をその軸芯がX−Z平面内にあり、かつZ軸に対して傾斜するように、前記U軸テーブルに工具取付アームを介して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記工具をその軸芯回りに回転駆動可能な工具ホルダで保持したことを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
  4. 前記工具をポリシャとした場合には、前記工具の前記ワークの加工面に対する押圧を調整する押圧調整機構を具備したことを特徴とする請求項3に記載の加工装置。
  5. 前記制御装置に、更に、主軸回りのC軸回転制御を追加し、前記ワークを加工する時は、前記工具の位置制御を、C軸回転制御を追加した制御装置により行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の加工装置。
  6. 前記ベッドに、ポリシャの先端半径と、ポリシャの先端半径の中心位置を測定する測定装置を配置し、その測定結果に基づいてポリシャ加工の原点を設定するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の加工装置。
  7. 前記U軸テーブルのU軸原点に対して対称な位置に、工具取付アームを設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の加工装置。
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