JP2019171563A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出部と被切削物との接触時期の決定精度のばらつきを低減し、被切削物と検出部の接触位置を精度良く検出できる工作機械を提供すること。【解決手段】工作機械はFPGA、CPUを備え、FPGAは、接触センサと被切削物が接触したか否かを第一周期で検出する。FPGAは接触センサが接触を検出時、接触情報「1」を第一周期で高速シフトレジスタに記憶する。FPGAはシフトレジスタが所定期間連続して「1」を記憶時、第一周期よりも遅い第二周期で低速シフトレジスタに「1」を記憶する。CPUは、高速シフトレジスタ及び低速シフトレジスタに記憶した接触情報を第三周期で読出す。CPUは、読出した接触情報と、第一周期、第二周期とに基づき、接触センサと被切削物の接触時期を決定する。【選択図】図4

Description

本発明は工作機械に関する。
工作機械はワークの表面形状データを取得する機能を有する。特許文献1に記載の工作機械はI/Oユニット、サーボアンプ、制御部等を備える。I/Oユニットは4ビットシフトレジスタを備える。工作機械の主軸に設けた接触センサは、ワークの表面に対する接触の有無を示す検出信号を出力する。4ビットシフトレジスタは接触センサが出力した検出信号を時系列に記憶する。サーボアンプは接触センサのX、Y、Z軸座標値を検出する。制御部はサーボアンプが検出したX、Y、Z軸座標値を時系列にRAMに記憶する。制御部はI/Oユニットと所定の通信周期で4ビットシフトレジスタから最新の検出信号を読出す。制御部は読出した検出信号に基づき、接触センサがワークの表面に接触した時刻に最も近い通信周期を決定する。制御部は決定した通信周期に基づき接触センサとワークが接触した時刻を演算し、該時刻のX、Y、Z軸座標値を、接触センサとワークが接触した位置として取得する。
特開2010−155333号公報
制御部が読出す通信周期と4ビットシフトレジスタが時系列に記憶する時の周期は同期していない。故に工作機械は決定した通信周期の時刻におけるX、Y、Z軸座標値に基づく表面形状データの精度が低下する。
本発明の目的は、検出部と被切削物との接触時期の決定精度のばらつきを低減し、被切削物と検出部の接触位置を精度良く検出できる工作機械を提供する。
請求項1の工作機械は、主軸に設けた検出部を走査し、該検出部が被切削物に接触した位置を決定する工作機械において、前記検出部が前記被切削物と接触したか否かを所定の第一周期で検出し、前記検出部が前記被切削物に接触したことを検出した時、該検出した回数を示す第一結果情報を第一記憶部に記憶する第一記憶制御部と、前記第一記憶制御部が前記第一記憶部に第一期間連続して前記第一結果情報を記憶時、前記第一周期よりも遅い第二周期で該検出した回数を示す第二結果情報を第二記憶部に記憶する第二記憶制御部と、前記第一記憶部に記憶した前記第一結果情報と前記第二記憶部に記憶した前記第二結果情報とを、前記第一周期及び前記第二周期よりも長い第三周期で読出す読出し部と、前記読出し部により読出した前記第一結果情報及び前記第二結果情報と、前記第一周期、前記第二周期とに基づき決定する接触時間分遡った時期を、前記検出部と前記被切削物との接触時期として決定する決定部とを備えることを特徴とする。
工作機械は第一周期で記憶する第一記憶部の第一結果情報、第一記憶部の第一結果情報に基づき、第二記憶部に第二周期で記憶した第二結果情報、第一周期、及び第二周期により決定する接触時間分遡った時期を、接触時期として決定する。故に工作機械は第一周期に依存する範囲内の誤差で接触時期を決定でき、接触時期の決定精度のばらつきを低減できる。
請求項2の工作機械の前記第一記憶部は、前記第一周期で前記第一期間内に記憶する前記第一結果情報の容量と少なくとも同じ容量を有し、前記工作機械は、前記第一記憶制御部が前記第一記憶部に前記第一期間連続して前記第一結果情報を記憶時、前記第一記憶部を初期化する初期化部を更に備えてもよい。工作機械の第一記憶部は、第一周期で第一期間内に記憶する第一結果情報の容量と少なくとも同じ容量を有すればよい。故に工作機械は必要な記憶容量を小さくできる。工作機械は第一記憶部を初期化し、初期化した第一記憶部を再利用できる。
請求項3の工作機械の前記決定部は、前記第一結果情報及び前記第一周期の乗算値と、前記第二結果情報及び前記第二周期の乗算値との加算値に基づき前記接触時期を決定してもよい。工作機械は第一結果情報及び第一周期の乗算値と、第二結果情報及び第二周期の乗算値との加算値に基づき接触時期を決定するので、簡単に精度よく接触時期を決定できる。
請求項4の工作機械の前記第一記憶部と前記第二記憶部とは夫々シフトレジスタであってもよい。工作機械はシフトレジスタを用いるので、簡易な構成で接触時期の決定精度のばらつきを低減できる。
工作機械1の内部構成を示す斜視図。 工作機械1の電気的構成を表す図。 FPGA68の内部構成を表す図。 接触センサ58がオンした時のタイミングチャートを表す図。 接触センサ58がオフした時のタイミングチャートを表す図。 第一主処理の流れ図。 第二主処理の流れ図。
<工作機械1の概要>
本発明の一実施形態である工作機械1について、図面を参照し説明する。以下説明では図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。工作機械1の左右方向、前後方向、上下方向は、夫々、工作機械1のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向である。
図1に示す如く、工作機械1は台2、機械本体3、工具交換装置20、カバー(図示略)等を備える。機械本体3は鋳鉄製の台2の上部に位置して被切削物を切削する。工具交換装置20は機械本体3の上部に位置して主軸9に装着する工具と後述の接触センサ58の交換を行う。カバーの前面は入力部24、表示器25を備える(図2参照)。作業者は表示器25の表示情報を確認し、入力部24を用いて決定プログラム、加工プログラム、工具の種類、工具情報、各種パラメータ等を入力する。決定プログラムは加工プログラム実行後の被切削物の表面形状データを決定するプログラムである。加工プログラムは被切削物の加工内容を複数のブロックで定義したプログラムである。該ブロックは予め定めた指令(Gコード、Mコード)で構成する。
機械本体3は立柱5、主軸ヘッド(図示略)、主軸9、作業台10、制御箱6等を備える。立柱5は台2の上部後方に固定し、前面側に上下に延びる一対のZ軸送り案内(図示外)を備える。一対のZ軸送り案内は主軸ヘッドを昇降可能に支持する。主軸ヘッドはZ軸モータ53(図2参照)の駆動で、Z軸方向に移動する。主軸ヘッドの上部は主軸9を回転する主軸モータ54を固定する。主軸9は主軸ヘッドの下部に設ける。工具は主軸9に装着し且つ主軸モータ54の駆動で回転する。作業台10は台2の上部中央に設ける。作業台10はX軸モータ51(図2参照)、Y軸モータ52(図2参照)、ガイド機構(図示略)で、X軸方向、Y軸方向に移動する。制御箱6は立柱5の背面側に設け、数値制御装置30(図2参照)等を格納する。
支持台12は直方体状且つ作業台10の下部に設ける(図1参照)。支持台12はX軸方向に延びる一対のX軸送り案内(図示略)を上面に備える。一対のX軸送り案内は作業台10をX軸方向に移動可能に支持する。支持台12は上部にX軸モータ51(図2参照)を備える。X軸モータ51は作業台10をX軸送り案内に沿ってX軸方向に移動するように駆動する。台2はY軸方向に延びる一対のY軸送り案内(図示略)を上部に備える。一対のY軸送り案内は台2の前後方向に沿って延びる。一対のY軸送り案内は支持台12をY軸方向に移動可能に支持する。台2は上部にY軸モータ52(図2参照)を備え、Y軸モータ52は作業台10をY軸送り案内に沿ってY軸方向に移動するように駆動する。
図2を参照し、工作機械1の電気的構成を説明する。図2に示す如く、工作機械1は数値制御装置30、入力部24、表示器25、駆動回路201〜205、X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54、マガジンモータ55、接触センサ58、FPGA68等を備える。数値制御装置30はCPU31、ROM32、RAM33、インタフェース34、35、36を備える。CPU31は工作機械1の制御を司る。ROM32は後述の第二主処理を行う決定プログラムを記憶する。RAM33は被切削物の加工を行う加工プログラム、種々のデータ等を一時的に記憶する。入力部24、表示器25はインタフェース34を介してCPU31に接続する。CPU31はインタフェース36を介してPHY49と接続する。FPGA68はPHY49と接続し、接触センサ58と接続する。CPU31はインタフェース35を介して駆動回路201〜205に接続する。駆動回路201〜205は制御対象であるX軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54、マガジンモータ55に接続する。X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54、マガジンモータ55はエンコーダ51a〜55aを備える。
エンコーダ51a〜55aはX軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、主軸モータ54、マガジンモータ55の駆動軸の回転位置等を検出し、検出結果を駆動回路201〜205に出力する。駆動回路201〜205はエンコーダ51a〜55aの位置情報等の検出結果を、サーボアンプクロック(図4参照)の125μsec毎の立ち上がりで取得する。CPU31は駆動回路201〜205が取得した検出結果を、0.5msec毎のサーボアンプ通信周期(図4参照)でインタフェース35を介して駆動回路201〜205から取得する(図4参照)。
CPU31は駆動回路201〜203によるエンコーダ51a〜53aの回転位置等の検出結果に基づきX軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53のX、Y、Z軸の座標値を検出可能である。CPU31は検出したX、Y、Z軸の座標値を作業台10のX軸、Y軸座標値、主軸9(接触センサ58)のZ軸座標値を接触センサ58の位置としてRAM33に記憶する。
接触センサ58は決定プログラムの実行時に工具交換装置20で主軸9に取付け、主軸9の昇降と共にZ軸方向に移動する。Z軸モータ53の駆動で主軸9が下降すると、被切削物に接触センサ58が接触する。接触センサ58は被切削物と接触したか否かを表す信号として、後述の接触信号S(図3参照)をFPGA68に出力する。
FPGA68は後述の第一主処理(図6参照)を実行する。第一主処理でFPGA68は接触センサ58の接触信号Sを検出し、直ぐに接触情報として高速シフトレジスタ41と低速シフトレジスタ48に記憶する。FPGA68はインタフェース36を介して数値制御装置30から所定周期(一例として、1msec毎)のポーリング信号の受付時、記憶した接触情報を数値制御装置30へ送信する。FPGA68の詳細は後述する。PHY49は接触情報等と他の情報の衝突発生時、数値制御装置30に衝突発生を伝える。該時、数値制御装置30は通信不良の発生を認識する。
CPU31は決定プログラムに基づき後述の第二主処理(図7参照)を実行する。CPU31は被切削物を固定した作業台10をX軸、Y軸方向に所定距離移動し且つ主軸9をZ軸方向に移動し、接触センサ58は被切削物に接触する。該時、CPU31は受信した接触情報に基づき接触センサ58が被切削物に接触した時期を決定する。CPU31は決定した接触時期における接触センサ58のX軸、Y軸、Z軸の座標値(作業台10のX軸、Y軸座標値、主軸9のZ軸座標値)を被切削物の表面形状データとして取得してRAM33に記憶する。
図3〜図5を参照し、接触センサ58が被切削物に接触した時期の決定について詳細に説明する。接触センサ58は被切削物との接触情報として接触信号S(図4参照)をFPGA68へ出力する。接触信号Sはオン・オフ信号である。接触センサ58が被切削物と非接触時、接触信号Sはオフ状態(Low)となる。接触センサ58が被切削物と接触時、接触信号Sはオン状態(High)となる。
FPGA68は高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48、制御部45、ECAT_IP47を備える。高速シフトレジスタ41は8bitの記憶領域を有し、15.62μsecの周期で接触信号Sの接触情報を記憶する。高速シフトレジスタ41はFPGA68が作成する15.62μsec毎のクロックの立ち上がりに同期して、接触信号Sを接触情報として記憶する。接触信号Sがオン状態時、高速シフトレジスタ41はビットシフト後、オン状態を示す接触情報として記憶領域のLSBに「1」を記憶する。接触信号Sがオフ状態時、高速シフトレジスタ41はビットシフト後、オフ状態を示す接触情報として「0」を記憶領域のLSBに記憶する。ビットシフト時、記憶領域のMSBに記憶した情報は消去する。高速シフトレジスタ41は数値制御装置30から所定周期のポーリング信号の受付時、高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報を制御部45へ送信する。
低速シフトレジスタ48は8bitの記憶領域を有し、125μsecの周期でFPGA68が出力する信号Wのオン・オフ状態を接触情報として記憶する。低速シフトレジスタ48はFPGA68が作成する125μsec毎のクロックの立ち上がりに同期して、接触情報を記憶する。低速シフトレジスタ48の125μsecのクロックは、サーボアンプクロックの125μsecのクロックとは、クロックを生成する基板が異なるため非同期である。信号Wはオン・オフ信号であり、高速シフトレジスタ41の状態に基づきFPGA68がオン・オフする。高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「1」の時、信号Wはオン状態となり、高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「0」の時、信号Wはオフ状態となる。FPGA68が信号Wをオンする周期とオフする周期は125μsec毎のクロックの立ち上がりの直前に行う。信号Wがオン状態時、低速シフトレジスタ48はビットシフト後、オン状態を示す接触情報として「1」を記憶領域のLSBに記憶する。信号Wがオフ状態時、低速シフトレジスタ48はビットシフト後、オフ状態を示す接触情報として「0」を記憶領域のLSBに記憶する。ビットシフト時、記憶領域のMSBに記憶した情報は消去する。低速シフトレジスタ48の接触情報の詳細な記憶方法は後述する。低速シフトレジスタ48は数値制御装置30から所定周期のポーリング信号(後述)の受付時、記憶領域に記憶した接触情報を制御部45へ送信する。
制御部45は高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48に記憶した接触情報を受信する。制御部45は数値制御装置30からECAT_IP47を介してポーリング信号を受信時、高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48から受信した接触情報を、ECAT_IP47を介して数値制御装置30へ送信する。ECAT_IP47は制御部45と数値制御装置30が通信する為の通信インタフェースである。
図4に示す如く、接触信号Sは時期Aで立ち上がり、オフする時期Bに至る迄、接触センサ58と被切削物が接触したオン状態(High)を維持する。該時、接触センサ58と被切削物は接触した状態である。時期Bの後、接触信号Sはオフ状態(Low)を維持する。該時、接触センサ58と被切削物は非接触の状態である。高速シフトレジスタ41は接触信号Sがオン状態時(時期A〜時期R1)、15.62μsec毎のクロックの立ち上がりに同期して1bitビットシフトし、記憶領域のLSBに「1」を記憶する。図4の接触信号Sの時期Aから時期R1に至る迄、高速シフトレジスタ41はLSBに「1」を記憶し続ける。時期R1の直前では、高速シフトレジスタ41の8bitの記憶領域は全て「1」を記憶し、「11111111」となる。FPGA68は高速シフトレジスタ41の8bitの記憶領域が全て「1」の時、高速シフトレジスタ41にリセット信号を送信する。高速シフトレジスタ41はリセット信号を受信するとリセットし、「00000000」となる。高速シフトレジスタ41のリセット後、高速シフトレジスタ41は15.62μsec毎のクロックの立ち上がりに同期して、8bitの記憶領域のLSBに「1」を記憶する(「00000001」)。高速シフトレジスタ41は、時期R1から再び8bitの記憶領域の接触情報が全て「1」になる時期迄、15.62μsec毎にビットシフトしながらLSBに「1」を繰返し記憶する。
低速シフトレジスタ48は高速シフトレジスタ41のリセットの時期(R1)に出力する信号Wのオン状態を検出し、125μsec毎にビットシフトし、8bitの記憶領域のLSBに「1」を記憶する。該時、FPGA68が出力する信号Wはオン状態を維持する。時期R1において、低速シフトレジスタ48の記憶領域は、「00000001」を記憶する。低速シフトレジスタ48は接触信号Sがオフする時期B迄、125μsec毎にビットシフトし、信号Wのオン状態に基づきLSBに「1」を記憶し続ける。低速シフトレジスタ48に入力するクロックの立ち上がり周期(125μsec)は高速シフトレジスタ41に入力するクロックの立ち上がり周期(15.62μsec)の約八倍なので、低速シフトレジスタ48に入力するクロックの立ち上がる周期は、高速シフトレジスタ41に入力するクロックの立ち上がる周期と略同期する。
高速シフトレジスタ41は接触センサ58が被切削物に対して非接触時、即ち接触信号Sがオフ状態時(時期B以降)、15.62μsec毎に入力するクロックの立ち上がりに同期して1bitビットシフトし、記憶領域のLSBに「0」を記憶する。時期R2に至る迄、高速シフトレジスタ41は15.62μsec毎にビットシフトし、LSBに「0」を繰返し記憶する。時期R2では、高速シフトレジスタ41の8bitの記憶領域には全て「0」を記憶し、「00000000」となる。低速シフトレジスタ48は高速シフトレジスタ41の8bitの記憶領域に全て「0」を記憶時、FPGA68が出力するリセット信号を受付けることでリセットし、「00000000」となる。FPGA68が出力する信号Wは時期R2を経過後、オフ状態を維持する。
数値制御装置30の指示でポーリングを行う時を説明する(図4参照)。ポーリングは所定周期(一例として1msec毎)で行う。ポーリング時、数値制御装置30はポーリング信号をFPGA68の制御部45へ出力する。図4に示す如く、ポーリングは時期Pで行う。時期Pにおいて、高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報は「00000011」であり、低速シフトレジスタ48に記憶した接触情報は「00000001」である。ポーリング信号を受信時、FPGA68の制御部45は高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48の接触情報を、数値制御装置30へ送信する。
数値制御装置30はポーリングした時期Pにおける高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48に記憶した8bitの接触情報を受信する。該時、数値制御装置30は受信した接触情報の接触情報判定処理を行う。接触情報判定処理は受信した8bitの接触情報の下位bitから連続した接触状態「1」をカウントする。時期Pにおいて、高速シフトレジスタ41における接触情報判定処理の判定結果は「2」となり、低速シフトレジスタ48における接触情報判定処理の判定結果は「1」となる。
数値制御装置30の接触時期決定処理について説明する。数値制御装置30は、時期Pで受信した高速シフトレジスタ41の接触情報「00000011」と低速シフトレジスタ48の接触情報「00000001」の判定結果に基づき時期Aを算出する。図4に示す如く、数値制御装置30は低速シフトレジスタ48が125μsecの周期で接触情報を記憶するので、判定結果「1」に基づき125μsec(125×1μsec)前の時期Cを決定する。数値制御装置30は高速シフトレジスタ41の接触情報「00000011」に基づき、時期Cから更に詳細に接触時期(時期A)を決定する。高速シフトレジスタ41は接触情報を15.62μsecの周期で記憶するので、数値制御装置30は接触情報判定処理による判定結果「2」に基づき時期Cから31.24μsec(15.62×2μsec)前の時期Aを決定する。即ち数値制御装置30は接触時期決定処理で接触センサ58と被切削物が接触した時期Aを、ポーリングの時期Pから125×1+15.62×2=156.24μsec分遡った時であると決定する。故に数値制御装置30は接触時期決定処理で、ポーリングした時期Pから接触センサ58が被切削物に接触した時期Aを決定できる。
図4、図5を参照し、接触センサ58の座標値P1〜P11(ただし、図においては、P4〜P8を省略)の取得について説明する。駆動回路201〜203は作業台10のX軸、Y軸座標値、主軸9のZ軸座標値を、125μsec毎のサーボアンプクロックの立ち上がりに同期して取得する。図4、図5では、駆動回路201〜203が取得したX軸、Y軸座標値、主軸9のZ軸座標値は座標値P1〜P11と対応する。ポーリング信号の立ち上がりと、サーボアンプクロック及びサーボアンプ通信周期の立ち上がりは同期する。
図4に示す如く、駆動回路201〜203は時期Aの一つ前のサーボアンプクロックの立ち上がり(図示略)で座標値P1を取得する。駆動回路201〜203は時期Aの直後のサーボアンプクロックの立ち上がりで座標値P2を取得し、時期R1の直後のサーボアンプクロックの立ち上がりで座標値P3を取得する。図示しないが、駆動回路201〜203はサーボアンプクロックの立ち上がりで座標値P4、P5・・・P8を順次取得する。
図5に示す如く、駆動回路201〜203は時期Bの一つ前のサーボアンプクロックの立ち上がり(図示略)で座標値P9を取得する。駆動回路201〜203は時期Bの直後のサーボアンプクロックの立ち上がり(図5参照)で座標値P10を取得する。駆動回路201〜203は時期R2の直後のサーボアンプクロックの立ち上がりで座標値P11を取得する。
数値制御装置30はサーボアンプ通信周期の0.5msec毎のクロックの立ち下りで、駆動回路201〜203が取得した四つの座標値を読み出してRAM33に記憶する。数値制御装置30は時期R1のサーボアンプ通信周期(0.5msec)の立ち下り(図4参照)で、四つの座標値P0(図示略)〜P3(図4参照)を取得してRAM33に記憶する。図示しないが、数値制御装置30はサーボアンプ通信周期(0.5msec)のクロックの立ち下りで、四つの座標値P4〜P7を取得してRAM33に記憶する。数値制御装置30は時期R2のサーボアンプ通信周期(0.5msec)のクロックの立ち下り(図5参照)で、四つの座標値P8(図示略)〜P11(図5参照)を取得してRAM33に記憶する。故に数値制御装置30は座標値P0〜P11を接触センサ58の位置としてRAM33に四ずつ順次記憶する。故にRAM33は前回ポーリングした時期から今回ポーリングした時期の間、125μsec経過後毎の座標値を記憶している。
表面形状データ取得処理について説明する。接触時期決定処理では、数値制御装置30は接触センサ58と被切削物が接触した時期Aをポーリングした時期Pから遡って決定した(図4参照)。表面形状データ取得処理では、数値制御装置30はポーリングした時期Pの座標値P3から遡った時期Aの座標値P1を、被切削物の表面形状データとしてRAM33に記憶する。数値制御装置30は上記処理を繰り返すことで、被切削物の表面形状データを順次RAM33に記憶していく。故に数値制御装置30は表面形状データの検出精度が高い。
図6を参照し、FPGA68が行う第一主処理について説明する。CPU31が決定プログラムを実行すると、FPGA68は第一主処理を実行する。FPGA68は高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「1」であるか否か判断する(S301)。高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「1」の時(S301:YES)、CPU31は高速シフトレジスタ41をリセット「00000000」する(S307)。CPU31は処理をS309に進める。高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「1」でない時(S301:NO)、FPGA68は高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「0」であるか否か判断する(S303)。高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「0」でない時(S303:NO)、FPGA68は処理をS309へ進める。高速シフトレジスタ41に記憶した接触情報が全て「0」の時(S303:YES)、FPGA68は低速シフトレジスタ48をリセット「00000000」し、処理をS309へ進める(S305)。
FPGA68は記憶処理を実行する(S309)。記憶処理では、FPGA68は第一記憶処理、第二記憶処理を実行する。第一記憶処理では、FPGA68は接触センサ58と被切削物とが接触したか否かを検出する。FPGA68の高速シフトレジスタ41は、接触センサ58で検出した接触情報を15.62μsecの周期で記憶する。接触センサ58が出力する接触信号Sがオン(High)状態時、高速シフトレジスタ41は接触情報「1」をLSBに記憶する。接触センサ58が出力する接触信号Sがオフ(Low)状態時、接触情報「0」をLSBに記憶する。第二記憶処理では、FPGA68の低速シフトレジスタ48はFPGA68が出力する信号Wのオン・オフ状態に基づき、125μsecの周期で8bitの記憶領域に信号Wのオン・オフ状態を記憶する。信号Wがオン状態時、低速シフトレジスタ48はLSBに接触情報「1」を記憶する。信号Wがオフ状態時、低速シフトレジスタ48のLSBに接触情報「0」を記憶する。
FPGA68はポーリングによる通信周期であるか否か判断する(S311)。一例として、ポーリングは1msec毎に行う。FPGA68はポーリング信号の未受信時、通信周期でないと判断する(S311:NO)。該時、FPGA68は処理をS301へ戻す。FPGA68はポーリング信号の受信時、通信周期であると判断する(S311:YES)。該時、FPGA68は制御部45に記憶した高速シフトレジスタ41の8bitの接触情報と低速シフトレジスタ48の8bitの接触情報を、数値制御装置30へ送信する(S313)。FPGA68は処理をS301へ戻す。
図7を参照し、数値制御装置30のCPU31が行う第二主処理について説明する。CPU31はROM32に記憶した決定プログラムを読出して実行する。決定プログラムを実行すると、CPU31は決定プログラムに基づき第二主処理を実行する。CPU31はポーリングの通信周期であるか否か判断する(S601)。ポーリング周期でないと判断した時(S601:NO)、CPU31は処理をS601へ戻す。ポーリング周期であると判断した時(S601:YES)、CPU31は高速シフトレジスタ41に記憶した8bitの接触情報をFPGA68から取得する(S603)。CPU31は低速シフトレジスタ48に記憶した8bitの接触情報をFPGA68から取得する(S605)。CPU31は処理をS607へ進める。CPU31は接触情報判定処理を行う(S607)。CPU31は接触情報判定処理に基づく判定結果に基づき、接触センサ58と被切削物が接触した時期Aを決定する(S609)。CPU31は表面形状データ取得処理を行い、決定した時期AにおけるX、Y、Zの座標値(例えば座標値P1)を表面形状データとしてRAM33に記憶する(S611)。CPU31は処理をS601へ戻す。
以上説明の如く、工作機械1は接触センサ58と被切削物が接触した時期Aを、接触時期決定処理に基づき決定する。時期Aは高速シフトレジスタ41と低速シフトレジスタ48とが記憶した接触情報、高速シフトレジスタ41が接触情報を記憶する周期(15.62μsec)、及び低速シフトレジスタ48が接触情報を記憶する周期(125μsec)に基づき決定する。故に工作機械1は周期(15.62μsec)に依存する範囲内の誤差で接触時期を決定できるので、時期Aの決定精度のばらつきを低減できる。故に工作機械1が決定する被切削物の接触位置の精度が向上する。
高速シフトレジスタ41は15.62μsec毎に所定期間(15.62×8μsec)記憶する接触情報の記憶領域の記憶容量と同じ8bitの記憶容量を有する。FPGA68は高速シフトレジスタ41が所定期間連続してオン状態を記憶時(「11111111」)、高速シフトレジスタ41を初期化する。故に工作機械1は高速シフトレジスタ41の記憶容量を、低速シフトレジスタ48の記憶容量と同じ8bitとすればよい。故に工作機械1は必要な記憶領域の記憶容量を小さくできる。工作機械1は高速シフトレジスタ41を初期化し、初期化した記憶領域を再利用できる。
工作機械1は接触情報判定処理による判定結果「2」及び15.62μsecの乗算値と、接触情報判定処理による判定結果「1」及び125μsecの乗算値との加算値に基づき、接触センサ58と被切削物の接触時期を決定する。故に工作機械1は簡単に精度よく接触時期を決定できる。
工作機械1は接触状態を記憶する記憶領域として高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48を有する。工作機械1はシフトレジスタを用いることで、簡易な構成で接触時期の決定精度のばらつきを低減できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限らない。工作機械1は8bitの高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48を使用したが、16bitのシフトレジスタを用いてもよく、32bitのシフトレジスタを用いてもよい。工作機械1は高速シフトレジスタ41、低速シフトレジスタ48として8bit以下、例えば4bitのシフトレジスタを用いてもよい。高速シフトレジスタ41の記憶領域は少なくとも8bitであればよい。該時、工作機械1は低速シフトレジスタ48の記憶領域が8bitであっても、高速シフトレジスタ41の記憶領域が8bit分「1」を記憶時、高速シフトレジスタ41をリセットすればよい。高速シフトレジスタ41は15.62μsec毎に接触センサ58と被切削物の接触状態を記憶したがこれに限らず、15.62μsecよりも早い周期で記憶してもよく、遅い周期で記憶してもよい。低速シフトレジスタ48は125μsecで接触状態を記憶したがこれに限らない。該時、高速シフトレジスタ41が記憶する周期の整数倍の周期で接触状態を記憶すればよい。接触状態を記憶する記憶領域としてカウンタで構成してもよい。該時、工作機械1は該カウンタでカウントアップした数値に基づき、接触センサ58と被切削物の接触時期を決定できる。
接触情報判定処理と接触時期決定処理はCPU31が行ったが、FPGA68が内部で行ってもよい。該時、FPGA68がポーリング信号を受取時、FPGA68が接触時期を数値制御装置30に送信すればよい。ポーリングの周期は1msecであったが、1msec以下の周期でもよく、1msec以上でもよい。該時、接触センサ58と被切削物の接触時期決定処理に影響しない周期であるとよい。
高速シフトレジスタ41は15.62μsec毎のクロックの立ち上がりで接触情報を記憶したが、例えば15.62μsecと15.64μsecの立ち上がりの組み合わせで接触情報を記憶してもよい。該時、15.62μsec毎のクロックの立ち上がりで6bit記憶し、15.64μsec毎のクロックの立ち上がりで2bit記憶してもよい。該時、15.62×6(93.72)+15.64×2(31.28)=125μsecで高速シフトジスタに8bit分のデータを記憶できるので、低速シフトレジスタ48の125μsecでのクロックの立ち上がりとの誤差を更に少なく接触情報を記憶できる。
駆動回路201〜203は125μsec毎に座標値を取得したが、これに限らない。サーボアンプクロックは、125μsec毎よりも短い周期でもよい。例えば、駆動回路201〜203は15.62μsec毎に座標値を取得してもよい。該時、数値制御装置30は表面形状データの決定において、より高精度に座標値を遡ぼることができる。
<その他>
接触センサ58は本発明の検出部の一例である。S309の処理において第一記憶処理を実行するFPGA68は本発明の第一記憶制御部の一例である。高速シフトレジスタ41は本発明の第一記憶部の一例である。高速シフトレジスタ41の1bitが記憶する「1」の総数は本発明の第一結果情報の一例である。接触情報判定処理が判定する判定結果「2」は本発明の検出した回数の一例である。S309の処理において第二記憶処理を実行するFPGA68は本発明の第二記憶制御部の一例である。低速シフトレジスタ48は本発明の第二記憶部の一例である。低速シフトレジスタ48の1bitが記憶する「1」の総数は本発明の第二結果情報の一例である。接触情報判定処理が判定する判定結果「1」は本発明の検出した回数の一例である。S311の処理を実行するFPGA68とS601の処理を実行するCPU31は本発明の読出し部の一例である。S607、S609の処理を実行するCPU31は本発明の決定部の一例である。S307の処理を行うFPGA68は本発明の初期化部の一例である。15.62μsecは本発明の第一周期の一例である。125μsecは本発明の第二周期の一例である。8bitは本発明の同じ容量の一例である。
1 :工作機械
31 :CPU
41 :高速シフトレジスタ
48 :低速シフトレジスタ
58 :タッチセンサ
68 :FPGA

Claims (4)

  1. 主軸に設けた検出部を走査し、該検出部が被切削物に接触した位置を決定する工作機械において、
    前記検出部が前記被切削物と接触したか否かを所定の第一周期で検出し、前記検出部が前記被切削物に接触したことを検出した時、該検出した回数を示す第一結果情報を第一記憶部に記憶する第一記憶制御部と、
    前記第一記憶制御部が前記第一記憶部に第一期間連続して前記第一結果情報を記憶時、前記第一周期よりも遅い第二周期で該検出した回数を示す第二結果情報を第二記憶部に記憶する第二記憶制御部と、
    前記第一記憶部に記憶した前記第一結果情報と前記第二記憶部に記憶した前記第二結果情報とを、前記第一周期及び前記第二周期よりも長い第三周期で読出す読出し部と、
    前記読出し部により読出した前記第一結果情報及び前記第二結果情報と、前記第一周期、前記第二周期とに基づき決定する接触時間分遡った時期を、前記検出部と前記被切削物との接触時期として決定する決定部と
    を備えることを特徴とする工作機械。
  2. 前記第一記憶部は、前記第一周期で前記第一期間内に記憶する前記第一結果情報の容量と少なくとも同じ容量を有し、
    前記工作機械は、
    前記第一記憶制御部が前記第一記憶部に前記第一期間連続して前記第一結果情報を記憶時、前記第一記憶部を初期化する初期化部を
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記決定部は、
    前記第一結果情報及び前記第一周期の乗算値と、前記第二結果情報及び前記第二周期の乗算値との加算値に基づき前記接触時期を決定すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械。
  4. 前記第一記憶部と前記第二記憶部とは夫々シフトレジスタであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の工作機械。
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