JPH08192774A - 自動車の後部構造 - Google Patents

自動車の後部構造

Info

Publication number
JPH08192774A
JPH08192774A JP2462595A JP2462595A JPH08192774A JP H08192774 A JPH08192774 A JP H08192774A JP 2462595 A JP2462595 A JP 2462595A JP 2462595 A JP2462595 A JP 2462595A JP H08192774 A JPH08192774 A JP H08192774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling wind
receiving surface
vehicle body
wind receiving
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2462595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3379739B2 (ja
Inventor
Tomonori Otsubo
智範 大坪
Toshifumi Suzuki
俊史 鈴木
Ichiro Kamimoto
一朗 神本
Hirokazu Yamazaki
博和 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP02462595A priority Critical patent/JP3379739B2/ja
Publication of JPH08192774A publication Critical patent/JPH08192774A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3379739B2 publication Critical patent/JP3379739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車幅方向の走行風つまり横風の動圧を積極的に
受ける走行風受け面を、車体重心より後方位置に形成す
ることで、ヨーイングモーメントの減少を図る。 【構成】車体重心が空力中心点より後方に位置する自動
車において、上記車体重心より後方位置の車体両側に走
行風を受ける車幅方向に延びた走行風受け面4が形成さ
れたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車体重心が空
力中心点よりも後方に位置する自動車においてヨーイン
グモーメントを低減するような自動車の後部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、直進中の車両が横風を受ける
と、この車両は正面からの気流と側面からの気流とを合
成した気流(すなわち斜め前方からの気流)を受けて走
行することになり、斯る状態下にあっては車体両側面に
圧力差が生じて、車体に作用する空気力に横方向成分
(サイドフォースS)が生ずる。図9に示すように空気
力の車体に対する着力中心(空力中心)Aは、一般的に
車体重心Gの前方に位置するので、空気力の横方向成分
Sと、空力中心Aおよび車体重心G間の距離Lとの積
(S×L)で表されるヨーイングモーメントMが車体に
働き、ヨー角で示される角度だけ車両が風下側へ回頭す
るような挙動を示すことが知られている。
【0003】このような問題点を解決するため従来、例
えば実開平6−32277号公報に記載のような自動車
の車体構造がある。すなわち、車体重心が空力中心点よ
り後方に位置する自動車において、上述の車体重心より
も後方位置の車体両側に、車体から下方向に向かって延
び、かつ車両前後方向に延びるヨーイングコントロール
板が取付けられ、空気低抗係数CDの悪化を招くことな
く、ヨーイングモーメント係数Cymを改善すべく構成
した自動車の車体構造である。
【0004】しかし、この従来構造においては、上述の
ヨーイングコントロール板が取付けられた領域は、リヤ
ホイールアーチ部より乱れた風が発生する部位であるた
め、空気抵抗係数CD の低減を図ることは困難であり、
しかも上述のヨーイングコントロール板は車両前後方向
に延びる構成である以上、横風の動圧を積極的に受ける
ことができず、ヨーイングモーメントの充分な低減が図
れない問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、車幅方向の走行風つまり横風の動圧を積極
的に受ける走行風受け面を、車体重心より後方位置に形
成することで、ヨーイングモーメントの大幅な減少を図
ることができる自動車の後部構造の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、車体重心および空力
中心点間の距離に対して車体重心および走行風受け面間
の距離を大きく設定することで、モーメント長を大と成
して、より一層良好にヨーイングモーメントの減少を図
ることができる自動車の後部構造の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、走行風受け面の形成
領域を特定することで、空気抵抗係数CD を大幅に悪化
させることなく、ヨーイングモーメントの大幅な低減が
できる自動車の後部構造の提供を目的とする。
【0008】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項3記載の発明の目的と併せて、上述の走行風受け面
をリヤバンパの両側面部に形成することで、この走行風
受け面をリヤバンパに対して一体成形により容易に構成
することができる自動車の後部構造の提供を目的とす
る。
【0009】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の目的と併せて、上述の走行風受け面
をリヤバンパ両側の基準面に対して凹設することで、空
気抵抗係数の悪化を小とすることができるうえ、安全性
においても有利となる自動車の後部構造の提供を目的と
する。
【0010】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の目的と併せて、上述の基準面に凹設
される走行風受け面を三角形状と成すことで、少ない凹
設面積でありながら大きな受け面を形成することがで
き、見栄え、意匠感の向上を図ることができる自動車の
後部構造の提供を目的とする。
【0011】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の目的と併せて、リヤバンパの両側側
面部に例えばゴムや軟質樹脂などから成る受け面形成部
材を突設することで、簡単な構造によりヨーイングモー
メントの低減を図ることができる自動車の後部構造の提
供を目的とする。
【0012】この発明の請求項8記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の目的と併せて、必要時にのみ受け面
形成部材を突出させてヨーイングモーメントを低減させ
ることができる自動車の後部構造の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、車体重心が空力中心点より後方に位置する自
動車において、上記車体重心より後方位置の車体両側に
走行風を受ける車幅方向に延びた走行風受け面が形成さ
れた自動車の後部構造であることを特徴とする。
【0014】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記車体重心と上記
空力中心点との車体前後方向の間隔に対して、上記車体
重心と上記走行風受け面との車体前後方向の間隔が大き
く設定された自動車の後部構造であることを特徴とす
る。
【0015】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記走行風受け面は
リヤホイールセンタを通る仮想垂直ラインよりも後方
で、かつリヤホイールアーチ上端を通る仮想水平ライン
よりも下方において車体両側に形成された自動車の後部
構造であることを特徴とする。
【0016】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項3記載の発明の構成と併せて、上記走行風受け面は
リヤバンパの左右の両側面部にそれぞれ形成された自動
車の後部構造であることを特徴とする。
【0017】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の構成と併せて、上記走行風受け面は
リヤバンパの両側の基準面に対して内方側に凹状に形成
された自動車の後部構造であることを特徴とする。
【0018】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の構成と併せて、上記走行風受け面は
車両側方から見てフロント側に頂点部が位置し、リヤ側
に底辺部が位置する三角形状に形成された自動車の後部
構造であることを特徴とする。
【0019】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の構成と併せて、上記リヤバンパの左
右の両側面部に受け面形成部材を一体的に突設して上記
走行風受け面が形成された自動車の後部構造であること
を特徴とする。
【0020】この発明の請求項8記載の発明は、上記請
求項4記載の発明の構成と併せて、上記リヤバンパの左
右の両側面部に開口部を形成し、該開口部に対して突没
可能な受け面形成部材を備えた自動車の後部構造である
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の車体重心よりも後方位置の車体両側に
走行風すなわち横風を受ける車幅方向に延びた走行風受
け面を形成したので、この走行風受け面により横風の動
圧を積極的に受け、サイドフォースに対抗するのでヨー
イングモーメントの大幅な減少を図ることができる効果
がある。
【0022】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の車体重
心と走行風受け面との車体前後方向の間隔を大と成した
ので、車体重心と走行風受け面との間のモーメント長が
大となり、この結果、より一層良好にヨーイングモーメ
ントの減少を図ることができる効果がある。
【0023】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、走行風受け面
を形成する領域を上述の領域特定したので、本来、この
領域はリヤホイールアーチ部およびリヤタイヤにより空
気の乱れが生ずる領域で、この領域において空気低抗係
数CD の改善を図ることは困難であるが、該領域に上述
の走行風受け面を形成することにより、空気抵抗係数C
D を大幅に悪化させることなく、ヨーイングモーメント
の大幅な低減を図ることができる効果がある。
【0024】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項3記載の発明の効果と併せて、上述の走行風
受け面をリヤバンパの左右の両側面部にそれぞれ形成し
たので、この走行風受け面をリヤバンパに対して一体成
形により容易に構成することができる効果がある。
【0025】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上記請求項4記載の発明の効果と併せて、上述の走行風
受け面をリヤバンパの両側の基準面に対して内方側に凹
状に形成した、換言すればリヤバンパの基準面から内方
側に引込んだ位置に走行風受け面を形成したので、空気
低抗係数の悪化を可及的小としつつ、安全性において有
利な構成とすることができる効果がある。
【0026】この発明の請求項6記載の発明によれば、
上記請求項5記載の発明の効果と併せて、上述の走行風
受け面を側面視で三角形状に形成したので、凹部の開口
面積に対して充分大きい受け面を形成することができる
うえ、見栄え及び意匠感の向上を図ることができる効果
がある。
【0027】この発明の請求項7記載の発明によれば、
上記請求項4記載の発明の効果と併せて、上述のリヤバ
ンパの左右の両側面部に受け面形成部材を一体的に突設
して走行風受け面を構成したので、リヤバンパの両側面
部に例えばゴムや軟質樹脂などから成る受け面形成部材
を接着手段その他にて突設することで、簡単な構造によ
りヨーイングモーメントの低減を図ることができる効果
がある。
【0028】この発明の請求項8記載の発明によれば、
上記請求項4記載の発明の効果と併せて、リヤバンパの
左右の両側面部の開口部から出入可能な受け面形成部材
を設けたので、車両に対して横風が作用しない通常走行
時にあっては上述の受け面形成部材をリヤバンパ内に格
納することで、空気低抗係数の悪化を防止し、車両に対
して横風が作用する場合には、上述の開口部から開け面
形成部材を突出させて、ヨーイングモーメントを低減さ
せることができる効果がある。
【0029】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は自動車の後部構造を示し、図1、図2に
おいて、1はリヤホイール、2はリヤホイールアーチ、
3はリヤバンパである。この車両は車体重心G(図5参
照)が空力中心点A(図5参照)よりも後方に位置し、
上述の車体重心Gよりも後方位置における車体両側に
は、走行風すなわち横風を受ける車幅方向に延びた走行
風受け面4を形成している。
【0030】この走行風受け面4が形成される領域を、
図1を参照して説明すると、この走行風受け面4はリヤ
ホイール1の中心つまりリヤホイールセンタ0を通る仮
想垂直ラインYよりも後方で、かつリヤホイールアーチ
2の上端Uを通る仮想水平ラインXよりも下方の領域B
(図1において図示の便宜上、ハッチングを施して示す
領域)において車体両側に形成されている。
【0031】この実施例においては上述の車体重心Gと
空力中心点Aとの車体前後方向の間隔に対して、車体重
心Gと走行風受け面4との車体前後方向の間隔が大きく
なるように、この走行風受け面4をリヤバンパ3の左右
の両側面部にそれぞれ形成している。
【0032】しかも、この走行風受け面4は図2に示す
ようにリヤバンパ3の両側の基準面3aに対して内方側
に凹状に形成している。この走行風受け面4は横風の動
圧を積極的に受ける主面4a、上面4b、下面4c、滑
らかに曲率した側面4dを有する。
【0033】ここで、上述の走行風受け面4において、
車両の前後方向の長さをaとし、車両の上下方向の高さ
をlとし、主面4aの深さをhとする時、図3に示すよ
うに(h/l)および(a/l)の値が同図にハッチン
グを施して示す範囲α内となるように選定して、ヨーイ
ングモーメント低減量ΔCymが最大になるように設定
されている。
【0034】このように、上述の車体重心Gよりも後方
位置の車体両側に車幅方向の走行風すなわち横風を受け
る走行風受け面4を形成したので、この走行風受け面4
により横風の動圧を積極的に受けて、サイドフォース
(図9参照)に対抗する逆向きのヨーイングモーメント
を発生するのでヨーイングモーメントの大幅な減少を図
ることができる効果がある。
【0035】また、上述の車体重心Gと走行風受け面4
との車体前後方向の間隔を大と成したので、車体重心G
と走行風受け面4との間のモーメント長が大となり、こ
の結果、より一層良好にヨーイングモーメントの減少を
図ることができる効果がある。
【0036】さらに、走行風受け面4を形成する領域B
(図1参照)を上述の領域に特定したので、本来、この
領域Bはリヤホイールアーチ2およびリヤホイール1に
より空気の乱れが生ずる領域で、この領域において空気
低抗係数CD の改善を図ることは困難であるが、該領域
Bに上述の走行風受け面4を形成することにより、空気
抵抗係数CD を大幅に悪化させることなく、ヨーイング
モーメントの大幅な低減を図ることができる効果があ
る。
【0037】しかも、上述の走行風受け面4をリヤバン
パ3の左右の両側面部にそれぞれ形成したので、この走
行風受け面4を例えばプラスチックバンパ等により構成
されるリヤバンパ3に対して一体成形により容易に構成
することができる効果がある。
【0038】加えて、上述の走行風受け面4をリヤバン
パ3の両側の基準面3aに対して内方側に凹状に形成し
た、換言すればリヤバンパ3の基準面3aから内方側に
引込んだ位置に走行風受け面4を形成したので、空気低
抗係数CD の悪化を可及的小としつつ、安全性において
有利な構成とすることができる効果がある。
【0039】図4は走行風受け面の他の実施例を示し、
図2の実施例においては走行風受け面4を側面から見て
方形状に形成したが、この図4に示す実施例においては
車両側方から見てフロント側に頂点部が位置し、リヤ側
に底辺部が位置する三角形状の走行風受け面4をリヤバ
ンパ3両側面部に形成している。
【0040】このように、上述の走行風受け面4を側面
視で三角形状に形成すると、凹部の開口面積に対して充
分大きい受け面4を形成することができるうえ、見栄え
及び意匠感の向上を図ることができる効果がある。な
お、この図4に示す実施例においても、その他の点につ
いては先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するの
で、図4において前図と同一の部分には同一符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。
【0041】図5は自動車の後部構造の他の実施例を示
し、先の各実施例においてはリヤバンパ3の両側面部に
走行風受け面4を凹設したが、この図5に示す実施例に
おいてはリヤバンパ3の両側面部に対して、例えばゴム
や軟質樹脂などから成る受け面形成部材5を接着手段に
て一体的に突設し、この受け面形成部材5の主面5aに
て横風の動圧を積極的に受けるように構成している。こ
こで、上述の左右の受け面形成部材5,5の最外端部は
車両の全幅以内とすることが推奨される。
【0042】このように、上述のリヤバンパ3の左右の
両側面部に受け面形成部材5,5を一体的に突設して走
行風受け面を構成したので、リヤバンパ3の両側面部に
例えばゴムや軟質樹脂などから成る受け面形成部材5,
5を接着手段その他にて突設することで、簡単な構造に
よりヨーイングモーメントの低減を図ることができる効
果がある。なお、この図5に示す実施例においても、そ
の他の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果
を奏するので、図5において全図と同一の部分には同一
符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0043】図6乃至図8は自動車の後部構造のさらに
他の実施例を示し、上述のリヤバンパ3の左右の両側面
部に開口部3b,3bを形成し、これら開口部3b,3
bに対して突没可能な受け面形成部材6,6を設けたも
のである。
【0044】また上述の開口部3bには該開口部3bを
閉塞するラバー7,8を設ける一方、上述の受け面形成
部材6,6は例えばインストルメントパネル部に配設し
た手動押しボタンスイッチまたはヨーレートセンサの出
力によりCPUおよびアクチュエータを介して突没駆動
される。
【0045】つまり、車両に対して横風が作用しない通
常走行時にあっては上述の各受け面形成部材6,6を図
7に示す如くリヤバンパ3内に格納することで、空気低
抗係数CD の悪化を防止し、車両に対して横風が作用す
る場合は、図6、図8に示す如く上述の開口部3bから
左右の各受け面形成部材6,6を突出させて、ヨーイン
グモーメントを低減させるように構成している。
【0046】このように構成すると、必要時にのみ上述
の受け面形成部材6,6を突出させてヨーイングモーメ
ントの低減を図ることができる効果がある。なお、上述
の受け面形成部材6,6の最大突出量は車両の全幅以内
とすることが推奨される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車の後部構造における走行風受け
面の形成領域を示す説明図。
【図2】本発明の自動車の後部構造を示す部分斜視図。
【図3】走行風受け面の各部の寸法に対するヨーイング
モーメント低減量を示す特性図。
【図4】走行風受け面の他の実施例を示す部分斜視図。
【図5】自動車の後部構造の他の実施例を示す平面図。
【図6】自動車の後部構造のさらに他の実施例を示す平
面図。
【図7】図6に示す受け面形成部材の格納状態を示す断
面図。
【図8】図6に示す受け面形成部材の突出状態を示す断
面図。
【図9】ヨーイングモーメント発生を説明するための平
面図。
【符号の説明】
3…リヤバンパ 3a…基準面 3b…開口部 4…走行風受け面 5,6…受け面形成部材 A…空力中心点 G…車体重心 O…リヤホイールセンタ U…リヤホイールアーチ上端 X…仮想水平ライン Y…仮想垂直ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 博和 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体重心が空力中心点より後方に位置する
    自動車において、上記車体重心より後方位置の車体両側
    に走行風を受ける車幅方向に延びた走行風受け面が形成
    された自動車の後部構造。
  2. 【請求項2】上記車体重心と上記空力中心点との車体前
    後方向の間隔に対して、上記車体重心と上記走行風受け
    面との車体前後方向の間隔が大きく設定された請求項1
    記載の自動車の後部構造。
  3. 【請求項3】上記走行風受け面はリヤホイールセンタを
    通る仮想垂直ラインよりも後方で、かつリヤホイールア
    ーチ上端を通る仮想水平ラインよりも下方において車体
    両側に形成された請求項1記載の自動車の後部構造。
  4. 【請求項4】上記走行風受け面はリヤバンパの左右の両
    側面部にそれぞれ形成された請求項3記載の自動車の後
    部構造。
  5. 【請求項5】上記走行風受け面はリヤバンパの両側の基
    準面に対して内方側に凹状に形成された請求項4記載の
    自動車の後部構造。
  6. 【請求項6】上記走行風受け面は車両側方から見てフロ
    ント側に頂点部が位置し、リヤ側に底辺部が位置する三
    角形状に形成された請求項5記載の自動車の後部構造。
  7. 【請求項7】上記リヤバンパの左右の両側面部に受け面
    形成部材を一体的に突設して上記走行風受け面が形成さ
    れた請求項4記載の自動車の後部構造。
  8. 【請求項8】上記リヤバンパの左右の両側面部に開口部
    を形成し、該開口部に対して突没可能な受け面形成部材
    を備えた請求項4記載の自動車の後部構造。
JP02462595A 1995-01-18 1995-01-18 自動車の後部構造 Expired - Fee Related JP3379739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02462595A JP3379739B2 (ja) 1995-01-18 1995-01-18 自動車の後部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02462595A JP3379739B2 (ja) 1995-01-18 1995-01-18 自動車の後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08192774A true JPH08192774A (ja) 1996-07-30
JP3379739B2 JP3379739B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=12143335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02462595A Expired - Fee Related JP3379739B2 (ja) 1995-01-18 1995-01-18 自動車の後部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3379739B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3011525A1 (fr) * 2013-10-07 2015-04-10 Renault Sa Dispositif aerodynamique d'un vehicule automobile
GB2528925A (en) * 2014-08-05 2016-02-10 Jaguar Land Rover Ltd Vehicle aerodynamic apparatus
JP2017144751A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 株式会社豊田中央研究所 車両用気流制御装置
JP2022108006A (ja) * 2021-01-12 2022-07-25 ダイハツ工業株式会社 車両後部構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3011525A1 (fr) * 2013-10-07 2015-04-10 Renault Sa Dispositif aerodynamique d'un vehicule automobile
WO2015052406A1 (fr) * 2013-10-07 2015-04-16 Renault Dispositif aérodynamique d'un véhicule automobile
GB2528925A (en) * 2014-08-05 2016-02-10 Jaguar Land Rover Ltd Vehicle aerodynamic apparatus
GB2528925B (en) * 2014-08-05 2018-05-30 Jaguar Land Rover Ltd Vehicle aerodynamic apparatus
US10227095B2 (en) 2014-08-05 2019-03-12 Jaguar Land Rover Limited Vehicle aerodynamic apparatus
JP2017144751A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 株式会社豊田中央研究所 車両用気流制御装置
JP2022108006A (ja) * 2021-01-12 2022-07-25 ダイハツ工業株式会社 車両後部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3379739B2 (ja) 2003-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4379582A (en) Device for improving aerodynamic and safety characteristics of automotive vehicles
US8210600B1 (en) Aerodynamic package for an automotive vehicle
JPH0631014B2 (ja) 空力自動車
JP4903352B2 (ja) 下部車体を有する自動車
JPH08127367A (ja) 前輪揚力低減装置
JP4161201B2 (ja) 自動車の空気抵抗低減装置
JP3379739B2 (ja) 自動車の後部構造
US20210086844A1 (en) Vehicle structure
JPH08132965A (ja) 自動車用ドアミラー
JP2002362429A (ja) 自動車の床下構造
JP7202342B2 (ja) シボ加工面により空力特性を改善する車両、およびフロントバンパ部材
JP4631566B2 (ja) 自動車の車体構造
JP3624609B2 (ja) 車体の空気抵抗低減構造
JPH0231353Y2 (ja)
JPH0333554B2 (ja)
JPH048681A (ja) 車輌の車体後部構造
JP3965928B2 (ja) 車両用バンパ
JPH0313425Y2 (ja)
JP2001233149A (ja) 車両のフロントバンパ
JP2998509B2 (ja) ルーフスポイラ構造
JP3952553B2 (ja) 車両の前部車体構造
JPH0123895Y2 (ja)
JPH0416787Y2 (ja)
JPH02144264A (ja) 車両用エアスポイラ
JPH0435273Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees