JPH08192399A - 帯刃の製造方法 - Google Patents

帯刃の製造方法

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JPH08192399A
JPH08192399A JP7002897A JP289795A JPH08192399A JP H08192399 A JPH08192399 A JP H08192399A JP 7002897 A JP7002897 A JP 7002897A JP 289795 A JP289795 A JP 289795A JP H08192399 A JPH08192399 A JP H08192399A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工対象部位に加工を行わない未加工部位が
連続した長尺の真っ直ぐな刃付き帯板材を用い、加工対
象部位だけに切欠や曲げの各加工を施し、その加工対象
部位を最後に未加工部位から切り離すという手順を行う
ことによって、所定長さの帯刃を次々と連続して製造す
る。 【構成】 曲げ加工装置31と切欠加工装置11とを用
い、曲げ加工装置31の型材32の出口35を通した真
っ直ぐな長尺の刃付き帯板材61の加工対象部位62に
切欠加工装置11による切欠加工を施し、次に、その加
工対象部位62に曲げ加工装置31による曲げ加工を施
し、最後に、加工対象部位62を未加工部位から切り離
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯刃の製造方法、特
に、刃付き帯板材が所定形状に折り曲げられている刃付
き帯板材の適所に切欠が備わっている帯刃の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】木、紙、布、皮革、プラスチック等でな
る板材又はシート材を所定の形状に打ち抜いたりそれら
に所定形状の切り目を形成したりするときに使用される
トムソン刃木型は、図22に例示したように、所定形状
に曲げ加工された帯刃1を基板2に形成されたスリット
状の切り目3に押し込んで基板2に埋め込むことにより
製作され、完成品では、帯刃1の刃先4が基板2から突
出している。同図のトムソン刃木型は上記した板材やシ
ート等に所定の形状の切り目を形成するために用いられ
るものであり、そのため、帯刃1にはその長手方向の所
定箇所に背縁側から凹入した切欠6を備えており、これ
らの切欠6が基板2における切り目3の相互間の連結部
7に対応するようになっている。
【0003】従来、上記帯刃1を製作する場合、刃付き
帯板材でなるフープ材をコイル状に巻いたロールからそ
の刃付き帯板材を繰り出し、真っ直ぐな刃付き帯板材を
必要長だけ切り離した後、得られた一定長さの刃付き帯
板材に対して上記切欠6を加工形成したり、切欠6を形
成した刃付き帯板材に曲げ加工を施して所定形状に仕上
げたり、さらには刃付き帯板材の端部の余剰部分を切り
落として端部処理を行ったりしていた。
【0004】他方、一定長の刃付き帯板材から帯刃1を
製作する場合には、一般的に、上記ロールから切り離し
て一定長の刃付き帯板材を多数枚製作するという工程
と、まとめて保管されている多数枚の真っ直ぐな刃付き
帯板材のうちから所定長さの刃付き帯板材を取り出して
それに切欠6を加工形成するという工程と、まとめて保
管されている多数枚の切欠6の加工済みの刃付き帯板材
から所定のものを取り出して曲げ加工するという工程と
を、それぞれ独立した装置を用いて独立した工程として
行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、異なるトム
ソン刃木型に用いる複数種類の帯刃1においては、長さ
がわずかだけ異なっていたり、切欠6の形成箇所や曲り
形状がわずかだけ異なっていたりすることが多々ある。
そのため、一旦保管していた刃付き帯板材を取り出して
それに切欠6を加工形成したり、一旦保管していた切欠
6の加工済みの刃付き帯板材に曲げ加工を施したりする
ときに、加工対象として取り出すべき刃付き帯板材を他
のものと一見して区別しにくいときがあり、場合によっ
ては、加工対象でない刃付き帯板材を加工対象であると
誤認したままそれに切欠加工や曲げ加工を施してしまう
ことがあった。
【0006】また、従来のように、一定長の真っ直ぐな
刃付き帯板材をロールから切り離す工程と、切欠加工工
程と、曲げ加工工程とを、それぞれ独立して単独で行う
ことは生産効率を高めることの制約になる。その上、従
来のように一定長の真っ直ぐな刃付き帯板材をロールか
ら切り離した後で、一定長の刃付き帯板材の単体に対し
て切欠加工や曲げ加工を行う手順を採用する場合には、
それらの加工を行う際に刃付き帯板材の端部にクランプ
する箇所や手で支持する箇所を確保しておく必要がある
ことから、どうしても刃付き帯板材の端部のそれらの箇
所を余剰部分として切り落とすという端部処理を行うこ
とが不可欠になるため、従来は、その切落とし部分が廃
材となって材料ロスを生じていた。また、端部処理が煩
わしいという問題もあった。
【0007】本発明は以上の事情や問題に鑑みてなされ
たものである。
【0008】本発明の目的は、加工対象部位に加工を行
わない未加工部位が連続した長尺の真っ直ぐな刃付き帯
板材を用いて上記加工対象部位だけに切欠や曲げの各加
工を施し、最後に未加工部位を切り離すという手順を行
うことを基本として、刃付き帯板材に対して切欠を形成
することと所定形状に折り曲げることとを連続した工程
として行うことのできる帯刃の製造方法を提供すること
である。
【0009】本発明の他の目的は、切欠加工装置と曲げ
加工装置とが一体化された帯刃の自動製造装置の提供を
容易にすることにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、フープ材をコ
イル状に巻いたロールから繰り出された刃付き帯板材に
対して切欠や曲げの各加工を行い、最後に加工済み部分
のみを未加工部分から切り離すという手順を採用するこ
とによって、材料ロスとなる廃材を生じない帯刃の製造
工程の全自動化を容易に図ることができるようにするこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
る帯刃の製造方法は、長手方向の所定箇所に幅方向に凹
入した切欠を備えかつ所定箇所が折り曲げられた刃付き
帯板材でなる帯刃の製造方法であって、真っ直ぐな長尺
の刃付き帯板材の先端部を含む加工対象部位に幅方向に
凹入した切欠を加工形成した後、その加工対象部位を所
望形状に折り曲げ、次に、切欠加工と曲げ加工とを終了
した上記加工対象部位を、その加工対象部位から延び出
ている未加工部位から切り離す、というものである。
【0012】請求項2に係る発明による帯刃の製造方法
は、型材とこの型材の出口から送り出された刃付き帯板
材の所定箇所を上記出口に具備された成形面に押し付け
て所定角度折り曲げる押し具とを備える曲げ加工装置
と、刃付き帯板材の適所を切欠する機能を備えた切欠加
工装置とを用い、曲げ加工装置の型材の出口を通した真
っ直ぐな長尺の刃付き帯板材の先端部を含む加工対象部
位を切欠加工装置に給送することによってその加工対象
部位に幅方向に凹入した切欠を形成する切欠加工を施
し、切欠加工を行った刃付き帯板材の上記加工対象部位
を曲げ加工装置の型材の出口を通して所定長さ引き込む
ことと、その型材の出口の成形面に刃付き帯板材の上記
加工対象部位の所定箇所を臨ませることと、押し具でそ
の加工対象部位の所定箇所を上記出口の成形面に押し付
けることとを行ってその加工対象部位を所望形状に折り
曲げる曲げ加工を施し、次に、切欠加工と曲げ加工とを
終了した上記加工対象部位を、その加工対象部位から延
び出ている未加工部位から切り離す、というものであ
る。
【0013】請求項3に係る発明による帯刃の製造方法
は、請求項2記載の帯刃の製造方法において、切欠加工
装置に給送された加工対象部位を長手方向に間欠的に移
動させることと、その移動が停止されているときに切欠
加工装置によって定位置で上記加工対象部位に切欠を形
成することとを行って、上記加工対象部位の長手方向複
数箇所に切欠を形成する、というものである。
【0014】請求項4に係る発明による帯刃の製造方法
は、請求項2記載の帯刃の製造方法において、切欠加工
を行った刃付き帯板材の加工対象部位を曲げ加工装置の
型材の出口を通して所定長さ引き込んだ後、その出口か
ら上記加工対象部位を間欠的に送り出してその加工対象
部位の異なる箇所をその出口の成形面に臨ませること
と、上記加工対象部位の送りが停止されているときに押
し具を一定幅だけ移動させることにより上記加工対象部
位における成形面に臨んでいる箇所をその成形面に押し
付けて一定角度だけ折り曲げることと、を繰り返すこと
によって、上記箇所を全体として湾曲形状に折り曲げ
る、というものである。
【0015】請求項5に係る発明による帯刃の製造方法
は、請求項3記載の帯刃の製造方法において、切欠加工
を行った刃付き帯板材の加工対象部位を曲げ加工装置の
型材の出口を通して所定長さ引き込んだ後、その出口か
ら上記加工対象部位を間欠的に送り出してその加工対象
部位の異なる箇所をその出口の成形面に臨ませること
と、上記加工対象部位の送りが停止されているときに押
し具を一定幅だけ移動させることにより上記加工対象部
位における成形面に臨んでいる箇所を上記成形面に押し
付けて一定角度だけ折り曲げることと、を繰り返すこと
によって、上記箇所を全体として湾曲形状に折り曲げ
る、というものである。
【0016】請求項6に係る発明による帯刃の製造方法
は、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれ
かに記載の帯刃の製造方法において、加工対象部位に切
欠加工と曲げ加工とを施した後、刃付き帯板材を曲げ加
工装置の型材の出口を通して送り出すことにより上記加
工対象部位と未加工部位との境界箇所を切欠加工装置に
給送し、その切欠加工装置によって上記境界箇所を切り
離す、というものである。
【0017】請求項7に係る発明による帯刃の製造方法
は、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6のいずれかに記載の帯刃の製造方法において、真っ直
ぐな長尺の刃付き帯板材が、フープ材をコイル状に巻い
たロールから繰り出されたものである、というものであ
る。
【0018】請求項8に係る発明による帯刃の製造方法
は、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
6、請求項7のいずれかに記載の帯刃の製造方法におい
て、刃付き帯板材における曲げ加工装置の型材の出口に
達していない箇所をローラで支持し、このローラの回転
によって刃付き帯板材の送りや長手方向での移動を制御
する、というものである。
【0019】
【作用】請求項1に係る発明によれば、刃付き帯板材の
加工対象部位に切欠や曲げの加工を施す際に、クランプ
する箇所や手で支持する箇所として未加工部位を利用す
ることができ、しかも、上記の切欠や曲げの加工を行っ
た部分を未加工部位から切り離すので、加工対象部位を
加工する際にクランプする箇所や手で支持する箇所とし
て利用した部分を切り落とす必要がなく、その部分を次
に加工対象部位として使用することが可能になる。
【0020】請求項2に係る発明によれば、刃付き帯板
材の送り方向に並べて設置した曲げ加工装置と切欠加工
装置とを用いて、切欠加工と曲げ加工とをこの順に連続
して行うことができる。その際、刃付き帯板材に送り力
を付与する箇所や刃付き帯板材を所定の位置で支持する
箇所として未加工部位を利用することができる。そし
て、そのように利用された未加工部位は、加工対象部位
を切り離すことによって次の加工対象部位となり、切欠
加工と曲げ加工が施される。また、この発明による方法
はコンピュータで制御しながら行うことができる。
【0021】請求項3に係る発明によれば、刃付き帯板
材の加工対象部位の任意の複数箇所に次々と切欠が形成
される。その際、刃付き帯板材には曲げ加工が施されて
いないので、上記加工対象部位を長手方向に移動させる
ときの型材の出口での刃付き帯板材の出入は何ら支障な
く行われる。また、この発明において、加工対象部位の
長手方向での移動制御や切欠加工装置の動作制御はコン
ピュータで制御しながら行うことができる。
【0022】請求項4又は請求項5に係る発明におい
て、型材の出口の成形面に加工対象部位の異なる複数箇
所を臨ませるようにすると、それらの箇所が個々に同じ
角度だけ折り曲げられる。従って、一回の折り曲げ角度
と折曲げ回数をコンピュータで制御することにより、全
体で湾曲状をなす部分が加工対象部位に具備される。例
えば折曲げ箇所の間隔を一様にしておけば、折曲げ角度
を制御するだけで全体として所望の曲率半径を有する円
弧状の湾曲部分が正確に形成される。また、上記成形面
に臨ませた加工対象部位の1箇所だけを折り曲げること
もできる。
【0023】請求項6に係る発明によれば、加工対象部
位を未加工部位から切り離すのに特別な切断装置を必要
とせず、その切断装置の代わりに切欠加工装置を流用す
ることが可能である。従って、切欠加工装置と曲げ加工
装置とが一体化された帯刃の自動製造装置を製作する場
合に、切断装置を付設する必要がなくなって装置の小型
化を達成できる。
【0024】請求項7に係る発明によれば、フープ材を
コイル状に巻いたロールから刃付き帯板材を繰り出し、
その加工対象部位に切欠と曲げの各加工を行って未加工
部位から切り離し、次に、未加工部位を次の加工対象部
位として用いるので、材料ロスとなる廃材を生じない帯
刃の製造工程の全自動化が図られる。
【0025】請求項8に係る発明によれば、刃付き帯板
材の支持をローラで行い、しかも刃付き帯板材の送りや
長手方向での移動をそのローラの回転によって行うの
で、この発明の方法を行うフルオートマチック装置の小
型化に役立つ。
【0026】
【実施例】図1〜図4は本発明の実施例による帯刃の製
造方法を説明するための説明図であり、同図において、
11は切欠加工装置、31は曲げ加工装置、51はロー
ラをそれぞれ示している。
【0027】上記製造方法を説明する前に、切欠加工装
置11、曲げ加工装置31、ローラ51の概略構成を説
明する。
【0028】切欠加工装置11は、後述する刃付き帯板
材61の所定箇所を切り離したりその帯板剤61の加工
対象部位62の適所を切欠する機能を有している。図例
の切欠加工装置11は、3つのプレス型12,13,1
4を備えており、個々の型12,13,14はそれぞれ
雌型12a,13a,14aと雄型12b,13b,1
4bとからなる。この切欠加工装置11において、3つ
のプレス型12,13,14は、図13に示したように
刃付き帯板材61の送り方向(長手方向に一致する)F
に沿って並んでいても、図14に示したようにその送り
方向Fに対して直交する方向X(以下、上下方向Xとい
う)に並んでいてもよい。プレス型12,13,14の
型合わせのタイミングはコンピュータで制御される。ま
た、プレス型12,13,14が帯板材61の送り方向
Fに沿って並んでいる場合、個々のプレス型12,1
3,14は個別に上下方向Xに移動でき、それらの移動
や移動後の位置はコンピュータで制御される。
【0029】プレス型12は所謂角切り用に用いられる
ものであり、その型合わせによって図18のように加工
対象部位62の刃先4側から幅方向に凹入した切欠15
を打抜き形成することができる。プレス型13は所謂ス
トレート切り用に用いられるものであり、その型合わせ
によって図17のように加工対象部位62の刃先4側か
ら幅方向に凹入したストレート孔5を打抜き形成するこ
とができる。プレス型14は所謂ブリッジ切り用に用い
られるものであり、その型合わせによって図16のよう
に加工対象部位62の背縁側から幅方向に凹入したコ字
形の切欠6を打抜き形成することができる。さらに、ブ
リッジ切り用プレス型14を上下方向Xの所望の位置に
移動させれば、そのプレス型14を用いて、図20のよ
うに角切り用プレス型12により形成された角切り孔1
5の残存部分15a(斜線部)を切除して刃付き帯板材
61を切り離すことができる。同様に、ブリッジ切り用
プレス型14を上下方向Xの所望の位置に移動させれ
ば、そのプレス型14を用いて、図16の切欠6の切込
み深さを深くすることができ、さらに、刃付き帯板材6
1を長手方向に移動させることを併行させれば、図19
のように切欠6の幅を拡げたりすることができる。従っ
て、図21に一点鎖線で象ったような切込み深さや幅が
プレス型14の長さや幅よりも大きな切欠6を刃付き帯
板材61に加工形成することが可能である。なお、図1
9や図21の斜線部17,16は刃付き帯板材61とブ
リッジ切り用プレス型14の雄型14bとの重なり部分
を表している。
【0030】図15は切欠加工装置11の具体例の概略
図である。この切欠加工装置11は、基端部同士がピン
18で結合された一対のアーム19,21のうち、一方
のアーム19に雌型12a,13a,14aを並べて設
置し、他方のアーム21に雄型12b,13b,14b
を並べて設置し、一方のアーム19に対して他方のアー
ム21を開閉揺動させることによって、3つのプレス型
12,13,14の型開きと型合わせとが行われるよう
になっている。22は開閉駆動用レバーであり、その中
央部がピン23で揺動自在に支持されており、基端部2
4が図示していない揺動駆動機構に連結され、先端部2
5が上記した他方のアーム21に連結さている。図15
において、26はラック、27はピニオンであり、これ
らは切欠加工装置11を上下方向Xに移動させるための
ものである。また、θは最大の型開き角度を表してい
る。
【0031】曲げ加工装置31は、型材32と、一対の
押し具33,34とを備えている。一対の押し具33,
34は型材32に外嵌合させた筒体の一部を切欠するこ
とによって一体に形成することが可能である。型材32
の出口35には相対向する一対の成形面36,36が備
わっており、それらの成形面36,36は鋭角状に尖っ
ている。従って型材32の出口35は先細形状になって
いる。押し具33,34は上記出口35に対し円弧経路
A−Aに沿って接近離反可能に構成されている。即ち、
円弧経路A−Aに沿って出口35の片側から他側に移動
したり、その円弧経路A−Aに沿ってその出口35の他
側から片側に移動したりすることができる。押し具3
3,34の動作はコンピュータで制御される。
【0032】ローラ51は一対あり、その一対のローラ
51が刃付き帯板材61における上記型材32の出口3
5に達していない箇所を挾んで支持すると共に、そのロ
ーラ51の回転によって刃付き帯板材61の送りや長手
方向での移動が制御されるようになっている。ローラ5
1の回転はコンピュータで制御される。
【0033】次に、本発明の実施例による帯刃の製造方
法を説明する。
【0034】図1は曲げ加工装置31の型材32の出口
35を通した真っ直ぐな長尺の刃付き帯板材61の先端
部を含む加工対象部位62を切欠加工装置11に給送し
た状態を示している。この状態において、切欠加工装置
11の3つのプレス型12,13,14はすべて開いて
おり、また、曲げ加工装置31の押し具33,34は非
動作位置にある。長尺の刃付き帯板材61は、鋼製の刃
付きフープ材をコイル状に巻いたロール(不図示)から
繰り出されたものであり、ローラ51に達していない箇
所が必要に応じて真っ直ぐに成形される。曲げ加工装置
31の出口35に刃付き帯板材61を通すためには、そ
の刃付き帯板材61が真っ直ぐである必要があり、仮に
刃付き帯板材61が湾曲していたりすると、それを出口
35に通すことができなかったり、出口35を経て刃付
き帯板材61を長手方向に移動制御する動作を円滑に行
えなくなる。刃付き帯板材61に対しては、予め加工対
象部位62が定められており、コンピュータ制御によっ
てこの加工対象部位62に対して後述する切欠加工や曲
げ加工が施される。
【0035】図2は角切り用プレス型12を型合わせす
ることにより、先行して加工された加工対象部位62を
切り離す工程を示している。図3はプリッジ切り用プレ
ス型14を型合わせして加工対象部位62の所定箇所に
幅方向に凹入した切欠6を形成する工程を示している。
【0036】刃付き帯板材61の加工対象部位62に
は、予め加工対象部位62と未加工部位63との境界部
位64や切欠6を形成する箇所が定まっており、図5に
そのように定められた切欠予定箇所を破線で示してあ
る。そして、ローラ51の回転によって刃付き帯板材6
1をその長手方向に間欠的に移動(送り移動又は引込み
移動)させて上記境界部位64や切欠予定箇所を所定の
順番で角切り用プレス型12やブリッジ切り用プレス型
14に対応させることと、その移動が停止されていると
きにプレス型12又は14を適宜型合わせしてその対応
箇所に切欠を形成することとが行われ、そのようにする
と、図6のように上記切欠予定箇所に実際に切欠6が形
成される。境界部位64に対してはストレート切り用プ
レス型13が用いられることもある。
【0037】こうして境界部位64が角切りされ、加工
対象部位62の所定箇所に切欠6が形成された刃付き帯
板材61は、その後に、ローラ51の回転によって曲げ
加工装置31の型材32の出口35を通して所定長さ引
き込まれ、次の曲げ加工に供される。このときの引込み
量は、最終製品である帯刃1の形状に応じて定まる。具
体的には、加工対象部位62の曲げ加工を行う箇所が上
記出口35の成形面36に臨むまで引き込まれる。
【0038】図7〜図10は加工対象部位62の所定箇
所を湾曲状に曲げるときの曲げ加工工程を示している。
【0039】この曲げ加工工程では、加工対象部位62
の先端出し(先端基準位置の位置決め)を行った後、ロ
ーラ51を回転させることにより、切欠加工を行った刃
付き帯板材61の加工対象部位62を曲げ加工装置31
の型材32の出口35から上記加工対象部位62を間欠
的に送り出してその加工対象部位62の異なる箇所をそ
の出口35の成形面36に臨ませることと、上記加工対
象部位62の送りが停止されているときに押し具33,
34(図7では押し具34を省略してある)を一定幅だ
け移動させることにより上記加工対象部位62における
成形面36に臨んでいる箇所をその成形面36に押し付
けて一定角度だけ折り曲げることとが行われる。
【0040】即ち、図7のように加工対象部位62の所
定個所イが上記成形面36に臨んだところで刃付き帯板
材61の送りを停止し、続いて押し具33を図8のよう
に移動させることにより加工対象部位62の所定個所イ
を上記成形面36に押し付けてその個所イを一定角度だ
け折り曲げる。この後、図9のように押し具33を元の
位置まで後退させると共に、ローラ51を所定角度だけ
回転させて刃付き帯板材61を送り出し、既に折り曲げ
られている個所イから所定幅だけ離れた個所ロを上記成
形面36に臨ませて送りを停止する。そして、再び押し
具33を移動させることにより図10のように加工対象
部位62の所定個所ロを上記成形面36に押し付けて一
定角度だけ折り曲げる。以上の操作を繰り返すと、加工
対象部位62が所定間隔おきの複数個所で折り曲げられ
る。そして、折曲個所イ,ロ…の間隔が比較的狭い場合
には全体として湾曲形状に曲げ加工され、その間隔に広
狭がある場合には間隔を隔てた数個所がそれぞれ曲げ加
工される。図7〜図10では一方の押し具33を使用し
て曲げ加工を行う場合を説明したが、曲げ方向を反対に
する場合には、他方の押し具34とそれに対応する成形
面36を用いればよい。
【0041】上述の曲げ加工において、押し具33の移
動幅Hを一定にしておけば、各折曲個所イ,ロ…の一回
の折曲げ角度は同一になる。また、ローラ51による刃
付き帯板材61の間欠送り幅Dを一定にしておけば、各
折曲個所イ,ロ…の相互間隔は同一になる。このことよ
り、曲げ加工により全体として円弧状の湾曲部分を形成
する場合には、加工対象部位62の曲げ加工を施す全域
部分を等分割した個所が上記成形面36に次々と臨むよ
うに上記間欠送り幅Dを決めると共に、押し具33の一
回の押し付けにより折り曲げられる所定箇所イ,ロ…の
折曲げ角度と曲げ加工により形成したい湾曲部分の曲率
半径とから折曲げ回数を算出しておけば、これら両方の
要素を因子として正確な湾曲形状の曲げ加工を行うこと
が可能になる。
【0042】加工対象部位62を折り曲げた場合には、
刃付き帯板材61に備わっているスプリングバック特性
を勘案して、押し具33の移動幅Hを、スプリングバッ
ク後の曲り角度に見合う移動幅よりも大きくしておくこ
とが望まれる。
【0043】加工対象部位62の所定箇所を折り曲げて
角張ったコーナを形成するときには、押し具33で加工
対象部位62の所定箇所を一回だけ成形面36に押し付
ければよい。加工対象部位62を直角に曲げ加工すると
きは、押し具33の移動幅Hを大きくすることが必要
で、そのような直角の曲げ加工を行うに際しては、型材
32の出口35が先細形状になっており、押し具33が
円弧経路A−Aに沿って出口35の片側から他側に移動
するように構成されていることが役立つ。即ち、加工対
象部位62を折り曲げたときにはその折曲げ箇所がスプ
リングバック特性によって折り曲げ後にやゝ復元するか
ら、押し具33で加工対象部位62を成形面36に押し
付けて折り曲げるときに、刃付き帯板材61のスプリン
グバック特性を勘案して、押し具33が上記出口35の
下を通過した後にさらに移動させて加工対象部位62を
直角より小さい鋭角に折り曲げれば、押し具33が後退
した後にはその折曲げ箇所がスプリングバック特性によ
って直角に復元するからである。
【0044】図11は図7〜図10で説明した方法で全
体として湾曲形状に曲げ加工された加工対象部位62の
湾曲部分を示している。図11において、Aは曲げ加工
により形成された円弧状の湾曲部分の両端部の開き角
度、aは折曲個所相互の開き角度で、これは上記開き角
度Aを等分割したときの一つ分の角度である。また、r
は湾曲部分の曲率半径である。
【0045】上記のようにして加工対象部位62に曲げ
加工装置31による曲げ加工が施された刃付き帯板材6
1に対しては、図4のようにローラ51の回転によって
送りが掛けられ、加工対象部位62と未加工部位63と
の境界部分64が角切り用プレス型12のところに対応
される。この状態で、角切り用プレス型12が型合わせ
されて図18のような切欠15が形成され、さらに、切
欠加工装置11が上下方向Xのいずれかに移動した後、
図20で説明した残存部分15aの切除が行われる。こ
れにより、切欠5,6の形成された加工対象部位62が
未加工部位63から切り離され、例えば図12のような
帯刃1が製造される。
【0046】この後、未加工部位63が今度は加工対象
部位として図1のように切欠加工装置11に給送され、
同様の工程が繰り返される。従って、フープ材をコイル
状に巻いたロールから繰り出される刃付き帯板材61か
ら次々と帯刃1が製造されるようになる。言い換える
と、ロールからの刃付き帯板材61の繰出しから帯刃1
(加工対象部位61)の切り離しに至るまでの一連の工
程を、即ち、先端出し−角切り又はストレート切り用プ
レス型による先端カット(必要に応じて)−ブリッジ切
り用プレス型14による切欠形成(ブリッジカット)−
ブリッジ切り用プレス型14による切り離し(エンドカ
ット)−帯板材の引込み−先端出し−曲げ加工−ブリッ
ジ切り用プレス型14による切離しの一連の工程を、コ
ンピュータ制御により無人で繰り返し連続して行うこと
ができるようになる。
【0047】以上説明した一連の工程においては、刃付
き帯板材61の加工対象部位62に切欠5,6や曲げの
加工を施す際に、ロール51がその刃付き帯板材61の
未加工部位63や加工対象部位62を支持している。そ
して、未加工部位63から加工対象部位62を切り離す
のは、加工対象部位62に対する切欠や曲げの加工がす
べて終了してからであるので、未加工部位63から切り
離された加工対象部位62は直ちに帯刃1として使用す
ることができ、端部を切り落とすという端部処理を行う
必要はまったくない。しかも、未加工部位63は加工対
象部位62を切り離した後にそのまま加工対象部位とし
て利用されるので、端部処理に伴う廃材が生じず、材料
ロスが少なくなる。
【0048】ところで、トムソン刃木型に用いる帯刃1
は、その端部形状が図23のように刃が端面からエッジ
状に突き出た角切り形になっていることが望ましく、そ
のようにしておくことによって他の帯刃1’の刃部1a
に上記帯刃1の端部を密着状態に重ね合わせることがで
きるようになる。また、同図のように帯刃1の端面を垂
直線に対して所定角度αだけ開いておくことによって、
他の帯刃1’の傾きを吸収して他の帯刃1’の刃部1a
に上記帯刃1の端部を密着状態に重ね合わせることがで
きるようになる。この実施例では、角切り用プレス型1
2による打抜き形状が図18で説明した切欠15のよう
になるので、上記の利点を帯刃1に持たせることができ
る。なお、帯刃1の端部をまっすぐに仕上げる場合に
は、切欠用プレス型13,14を用いればよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係る発明は、切欠や曲げの加
工を行った刃付き帯板材の加工対象部位を、最後に未加
工部位から切り離すものであるので、加工対象部位の加
工中には、クランプする箇所や手で支持する箇所として
未加工部位を利用することができるという利便があり、
また、それらの箇所を次に行う加工の対象部位として使
用することが可能になるので、煩わしい端部処理が必要
なくなる上、廃材が生じることに伴う材料ロスも少なく
なる。
【0050】請求項2に係る発明によると、刃付き帯板
材の送り方向に並べて設置した曲げ加工装置と切欠加工
装置とを用いて、切欠加工と曲げ加工とをこの順に連続
して行うことができるので、この発明を採用することに
よって、切欠加工装置と曲げ加工装置とが一体化された
帯刃の自動製造装置を提供することが可能になる。ま
た、端部処理に伴う材料ロスを生じずに長尺の刃付き帯
板材から所定形状の帯刃を連続して次々と製造すること
ができるようになる。
【0051】請求項3に係る発明によると、定位置の切
欠加工装置に対し、刃付き帯板材の加工対象部位を長手
方向に間欠移動させて切欠加工を次々と行うものである
から、加工対象部位の任意の複数箇所に切欠を形成する
加工をコンピュータで容易に制御することが可能にな
る。
【0052】請求項4又は請求項5記載の帯刃の製造方
法によると、一般的には一度の折曲げ作業を一気に行う
だけでは大きな角度に曲げにくい鋼材でなる刃付き帯板
材の加工対象部位を、どのような曲率半径を有する湾曲
形状にでも簡単かつ正確に折り曲げることができるよう
になり、しかもその曲げ加工をコンピュータで制御しな
がら行えるので、複雑な形状の曲げ加工をも行えるよう
になるという利点がある。
【0053】請求項6に係る発明によれば、切欠加工装
置と曲げ加工装置とが一体化された帯刃の自動製造装置
の小型化を促進することができる。
【0054】請求項7に係る発明によれば、材料ロスと
なる廃材を生じない帯刃の製造工程をコンピュータプロ
グラムに従って完全に自動化することのできるフルオー
トマチック装置を提供することが可能になる。
【0055】請求項8に係る発明によれば、上記フルオ
ートマチック装置の小型化が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】長尺の刃付き帯板材の加工対象部位を切欠加工
装置に給送した状態を示す説明図である。
【図2】刃付き帯板材の加工対象部位と未加工部位との
境界部位を角切りする工程を示す説明図である。
【図3】刃付き帯板材の加工対象部位に切欠を形成する
別の工程を示す説明図である。
【図4】加工対象部位を未加工部位から切り離す工程を
示す説明図である。
【図5】刃付き帯板材の加工対象部位に設定された切欠
予定箇所等を示す説明図である。
【図6】刃付き帯板材の加工対象部位に切欠等が形成さ
れた状態の説明図である。
【図7】曲げ加工の初期段階を示す説明図である。
【図8】曲げ加工において加工対象部位に押し具が押付
けられた段階の説明図である。
【図9】曲げ加工において加工対象部位に対する押し具
の押付け作用が解放された段階の説明図である。
【図10】曲げ加工において加工対象部位の他の箇所に
押し具が押付けられた段階の説明図である。
【図11】図7〜図10に従って曲げ加工された加工対
象部位の湾曲部分を示す説明図である。
【図12】帯刃の形状を示す説明図である。
【図13】切欠加工装置の移動方向と刃付き帯板材の移
動方向との関係を表す説明図である。
【図14】他の形式の切欠加工装置の移動方向と刃付き
帯板材の移動方向との関係を表す説明図である。
【図15】切欠加工装置の具体例を概略で示す一部破断
側面図である。
【図16】ブリッジ切り用プレス型で打ち抜かれた切欠
を示す説明図である。
【図17】ストレート切り用プレス型で打ち抜かれた他
の切欠を示す説明図である。
【図18】角切り用プレス型で打ち抜かれた切欠を示す
説明図である。
【図19】ブリッジ切り用プレス型で切欠の幅を拡げる
場合を示す説明図である。
【図20】ブリッジ切り用プレス型で刃付き帯板材を切
り離す場合を示す説明図である。
【図21】ブリッジ切り用プレス型でその雄型よりも大
きな切欠を形成する場合の説明図である。
【図22】トムソン刃木型の分解斜視図である。
【図23】トムソン刃木型の帯刃の突合せ箇所を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 帯刃 5,6 切欠 11 切欠加工装置 31 曲げ加工装置 32 型材 33,34 押し具 35 型材の出口 36 成形面 51 ローラ 61 刃付き帯板材 62 加工対象部位 63 未加工部位 64 加工対象部位と未加工部位との境界箇所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B21D 53/00 F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の所定箇所に幅方向に凹入した
    切欠を備えかつ所定箇所が折り曲げられた刃付き帯板材
    でなる帯刃の製造方法であって、 真っ直ぐな長尺の刃付き帯板材の先端部を含む加工対象
    部位に幅方向に凹入した切欠を加工形成した後、その加
    工対象部位を所望形状に折り曲げ、次に、切欠加工と曲
    げ加工とを終了した上記加工対象部位を、その加工対象
    部位から延び出ている未加工部位から切り離す、ことを
    特徴とする帯刃の製造方法。
  2. 【請求項2】 型材とこの型材の出口から送り出された
    刃付き帯板材の所定箇所を上記出口に具備された成形面
    に押し付けて所定角度折り曲げる押し具とを備える曲げ
    加工装置と、刃付き帯板材の適所を切欠する機能を備え
    た切欠加工装置とを用い、 曲げ加工装置の型材の出口を通した真っ直ぐな長尺の刃
    付き帯板材の先端部を含む加工対象部位を切欠加工装置
    に給送することによってその加工対象部位に幅方向に凹
    入した切欠を形成する切欠加工を施し、 切欠加工を行った刃付き帯板材の上記加工対象部位を曲
    げ加工装置の型材の出口を通して所定長さ引き込むこと
    と、その型材の出口の成形面に刃付き帯板材の上記加工
    対象部位の所定箇所を臨ませることと、押し具でその加
    工対象部位の所定箇所を上記出口の成形面に押し付ける
    こととを行ってその加工対象部位を所望形状に折り曲げ
    る曲げ加工を施し、 次に、切欠加工と曲げ加工とを終了した上記加工対象部
    位を、その加工対象部位から延び出ている未加工部位か
    ら切り離す、ことを特徴とする帯刃の製造方法。
  3. 【請求項3】 切欠加工装置に給送された加工対象部位
    を長手方向に間欠的に移動させることと、その移動が停
    止されているときに切欠加工装置によって定位置で上記
    加工対象部位に切欠を形成することとを行って、上記加
    工対象部位の長手方向複数箇所に切欠を形成する請求項
    2記載の帯刃の製造方法。
  4. 【請求項4】 切欠加工を行った刃付き帯板材の加工対
    象部位を曲げ加工装置の型材の出口を通して所定長さ引
    き込んだ後、その出口から上記加工対象部位を間欠的に
    送り出してその加工対象部位の異なる箇所をその出口の
    成形面に臨ませることと、上記加工対象部位の送りが停
    止されているときに押し具を一定幅だけ移動させること
    により上記加工対象部位における成形面に臨んでいる箇
    所をその成形面に押し付けて一定角度だけ折り曲げるこ
    とと、を繰り返すことによって、上記箇所を全体として
    湾曲形状に折り曲げる請求項2記載の帯刃の製造方法。
  5. 【請求項5】 切欠加工を行った刃付き帯板材の加工対
    象部位を曲げ加工装置の型材の出口を通して所定長さ引
    き込んだ後、その出口から上記加工対象部位を間欠的に
    送り出してその加工対象部位の異なる箇所をその出口の
    成形面に臨ませることと、上記加工対象部位の送りが停
    止されているときに押し具を一定幅だけ移動させること
    により上記加工対象部位における成形面に臨んでいる箇
    所を上記成形面に押し付けて一定角度だけ折り曲げるこ
    とと、を繰り返すことによって、上記箇所を全体として
    湾曲形状に折り曲げる請求項3記載の帯刃の製造方法。
  6. 【請求項6】 加工対象部位に切欠加工と曲げ加工とを
    施した後、刃付き帯板材を曲げ加工装置の型材の出口を
    通して送り出すことにより上記加工対象部位と未加工部
    位との境界箇所を切欠加工装置に給送し、その切欠加工
    装置によって上記境界箇所を切り離す請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の帯刃の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 真っ直ぐな長尺の刃付き帯板材が、フー
    プ材をコイル状に巻いたロールから繰り出されたもので
    ある請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6のいずれかに記載の帯刃の製造方法。
  8. 【請求項8】 刃付き帯板材における曲げ加工装置の型
    材の出口に達していない箇所をローラで支持し、このロ
    ーラの回転によって刃付き帯板材の送りや長手方向での
    移動を制御する請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7のいずれかに記載の帯刃の製造
    方法。
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