JP2011078988A - トムソン刃の溝削り加工装置 - Google Patents

トムソン刃の溝削り加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】設置場所の制約のなかで華奢な機械でトムソン刃1の不安定な姿勢の条件下での両側面に正確な深さの切り込み、進行方向に最小ピッチの溝加工を可能にすることにより最小コ−ナ-曲げ半径0.1mmを可能にし、最小要素間距離で曲げ加工ができる加工装置を提供する。
【解決手段】自動曲げ機部Aと、切り粉が発生しても悪影響の出にくい場所に十分前方に溝加工部Bからなり、溝加工部Bにはトムソン刃1の両側にV字溝を削ることができるV字溝堀案内ユニット22と、それを上下左右に移動させる左右移動機構部10,上下移動機構部15及び支持部16を設け、自動曲げ機部Aからトムソン刃1を、溝加工部Bに送り出し、トムソン刃1にその長さ方向に対して直角方向に左右のV字溝を加工し、その後、自動曲げ機部Aに引き戻して、V字溝を施した箇所を先鋭に曲げることができるトムソン刃溝加工装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、トムソン刃の曲げ加工するため溝削り加工装置に関する。
従来、トムソン刃1をV曲げ加工する場合、基本的には前もって機械削りを行わずそのまま曲げ加工を行っていた。コ−ナ−に薄い厚さ1.0mm前後の切断砥石で溝加工して曲げを行うと鋭角な曲げが出来ることは知られていたが、煩わしいのと位置精度が出にくいので、実際にはほとんど使われていなかった。この場合でも切断砥石では溝はア−ル形状で折り曲げ位置が決まらず、切り込み深さが砥石の摩耗のため毎回一定していなかったのでコ−ナ−曲げ半径も変わっていた。
特開平6−32813号公報 特開2001−314932号公報 特開2003−326331号公報
既成のトムソン刃1自動曲げ機部Aのとりわけ曲げ機構部は、微妙な隙間で構成され、そこに切削屑等が入ると曲げ精度がでなくなり、トムソン刃1の自動送りでのジャミングの原因にもなる。そのために切削屑が自動曲げ機部Aに影響を与えないことが絶対必要条件である。又、トムソン刃1を先鋭に曲げるためにトムソン刃1に予めV字溝を入れるためには下記の課題がある。
イ)自動曲げ機部Aの追加機能として自動曲げ機部Aより十分離して、溝加工部Bを設置しトムソン刃1の両側にV字溝加工し、その後、自動曲げ機部AでV字溝を施した箇所を先鋭に曲げるためのトムソン刃溝削り加工装置。
ロ)トムソン刃1の両側にV字溝を施すことにより、トムソン刃1の曲げ要素間距離を短くするトムソン刃溝削り加工装置。
ハ)コ−ナ−部での曲げ形状の乱れ、折り曲げ点での底の盛り上がりを無くし、抜き型完成後の切れむらを無くすトムソン刃溝削り加工装置。
ニ)トムソン刃1の刃先のすぐ手前まで正確な角溝を加工できることにより、トムソン刃1の組み合わせ時に、刃先を相手側に密着、切れむらの無いトムソン刃溝削り加工装置。
本発明は、図5(d)に示すように、トムソン刃1の両側の必要な位置に最小ピッチで正確なV字溝加工ができることにより、小さな曲げ力でもコ−ナ−半径の小さい要素間ピッチの小さいトムソン刃1の曲げ加工できるトムソン刃溝削り加工装置を提供する。
本発明は、図2に示すように、自動曲げ機部Aから送り出したトムソン刃1にV字溝を削り、その切り粉が発生しても自動曲げ機部Aに悪影響の出にくい場所に設置された溝加工部Bであって、溝加工部Bにはトムソン刃1の両側にV字溝を削ることができるV字溝堀案内ユニット22と、それを上下左右に移動させる左右移動機構部10,上下移動機構部15及び支持部16を有する。自動曲げ機部Aからトムソン刃1を、溝加工部Bに送り出し、トムソン刃1にそれと直角の方向に左右のV字溝を加工し、その後、自動曲げ機部Aに引き戻して、V字溝を施した箇所を先鋭に曲げる。
本発明のV字溝堀案内ユニット22は、図1に示すように、上下左右移動可能な案内治具ベ−ス17と、それに接続された溝削り案内治具5、取り付け板3と、溝削りモ−タ11により駆動される溝削り刃物9を有し、溝削り案内治具5にはトムソン刃1の刃厚より若干広い左右一対の細溝12がある。その先端はトムソン刃1の左右の振れに対して溝削り案内治具5が入りやすいように開先になっている。その細溝12に溝削り刃物9をトムソン刃1の切り込み量覗かせて、V字溝堀案内ユニット22を、上下左右移動させて、図3(b)(c)に示すように、上から溝削り案内治具5の細溝12に沿ってトムソン刃1に挿入してその左右に溝をいれる。
溝削りを数回の切り込みでするときは、V字溝堀案内ユニット22に切り込み調整駆動部18、送りネジ19を取り付け、取り付け具20は案内治具ベ−ス17に摺動取り付けする。両側の溝削り刃物9を細溝12からでる手前で固定ネジ8を締め付ける。この状態で左右一対の溝削り刃物9は切り込み設定時に動かさず、被加工物のトムソン刃1をはさんでいる溝削り案内治具5のみを左右移動させて切り込み量を設定してトムソン刃1の左右に溝加工する。
V字溝堀案内ユニット22において、左右一対の溝幅の異なる細溝12の溝削り案内治具5を、取り付け具20より脱着することにより、異なる刃厚のトムソン刃1の溝削り案内治具5に交換する。
華奢な機械構造にもかかわらずトムソン刃1の両側の必要な位置に最小ピッチで正確な溝加工ができることにより、図5のようなコ−ナ−半径の小さい要素間ピッチの小さいトムソン刃1曲げ加工が出来るようになる。
本発明のV字溝堀案内ユニットの構成 本発明の自動曲げ機部と溝加工部の全体構造 本発明の溝削り案内治具の左右移動状態図 本発明のV字溝堀案内ユニットの動作図(上面から見た図) 本発明の曲げ加工工程
図5は、本発明のトムソン刃1にV字溝を作成し、曲げ加工する工程を示す。
トムソン刃1を、図5(b) (c)の溝加工無しで曲げ加工すると、刃厚の中立線上に対して刃の内側では圧縮応力が、外側では引っ張り応力がかってくる。そのためにコ−ナ−部の曲げ形状が乱れる。特に最小曲げ半径、および内側は押されてトムソン刃1の高さ方向に歪み、内側は底が飛び出し刃高が長くなり、打ち抜き時に切れむら、形状むらを生じる。
図5(b)のようにV字溝を加工後(d)のように曲げ加工すると、圧縮応力がかからないので、トムソン刃1の底の部分が出っ張らず、最小半径で曲げられる。またV字溝なので曲げ位置も決まり、左右にV字溝を入れると角溝に比べ、隣の溝との干渉も少なくできる。
本発明では、自動曲げ機部Aからトムソン刃1を、前もって溝加工部Bに引き出し、図5(b)のV字溝または図5(c)の角溝をいれて、その後引き戻し、既成の自動曲げ機部Aで曲げることにより、コ−ナ半径の小さな折り曲げ点で底の盛り上げることなく、図5(d)のように短い要素間でも少しの曲げ力で決まった位置にくっきりと曲げられる。また、図5(c)の角溝を加工することにより、図5(e)のようにトムソン刃1の組み合わせ時に、刃先を相手側により密着できる。
図1はV字溝掘り案内ユニット22の構成を示す。
V字溝堀案内ユニット22は上下左右移動可能な案内治具ベ−ス17と、それに接続された左右一対の細溝12付き溝削り案内治具5と、溝削りモ−タ11により駆動される
溝削り刃物9を有し、トムソン刃1の切り込み量だけ、溝削り刃物9を溝削り案内治具5の左右一対の開先つき細溝12より覗かせて、案内治具ベ−ス17ごと、上下左右移動させて、トムソン刃1の直角の方向にV字溝を加工する。
詳細には、V字溝堀案内ユニット22には、案内治具ベ−ス17に取り付け具20、一対の取り付け板3,切り込み調整部18が取り付けられ、取り付け具20には一対の細溝12のある溝削り案内治具5が脱着可能に取り付き、取り付け板3には溝削りモ−タ11がその先には溝削り刃物9が取り付いている。取り付け板3は案内治具ベ−ス17に摺動固定され調整ネジ7により溝削り刃物9の切り込み量を調整し、固定ネジ8で案内治具ベ−ス17に固定される。案内治具ベ−ス17には左右移動機構部10,上下移動機構部15が取り付けられ、片持ち支持部16により支えられている。
図2は自動曲げ機部A 溝加工部Bの全体構造を示す。
溝加工部Bにはトムソン刃1の両側にV字溝を削ることができるV字溝堀案内ユニット22と、それを上下左右に移動させる左右移動機構部10,上下移動機構部15及び支持部16を有する。自動曲げ機部Aからトムソン刃1を、溝加工部Bに送り出し、トムソン刃1にそれと直角の方向に左右のV字溝を加工し、その後、自動曲げ機部Aに引き戻して、V字溝を施した箇所を先鋭に曲げる。
溝削り刃物9が溝削り案内治具5の刃物進入窓13の中を通って細溝12に達し、溝削り刃物9の両側に溝削り案内治具5が近接して設置できるので、切削時のトムソン刃1の細溝による拘束がより安定する。
溝削り刃物9が溝削り案内治具5の一対の細溝12から切り込み量覗いた状態でトムソン刃1の上から下りてくると細溝12の幅がトムソン刃1の厚さに対して十分狭いので、切削時にトムソン刃1が拘束され溝深さの一定した溝が削れる。
1回の切り込みで溝削りをする時は、切り込み調整駆動部18と送りネジ19は取り付けず、取り付け具20は案内治具ベ−ス17に直接固定する。そして調整ネジ7で取り付け板3を摺動させ、刃物進入窓13より溝削り刃物9を挿入し細溝12より溝の切り込み量のぞかせる。図3(b)の様にトムソン刃11の左側に溝を入れる時は案内治具ベ−ス17を右に溝削り案内治具5の細溝12がトムソン刃1の真上まで移動させ、その後,下に移動させ切削加工をし、上にあげる。次に図3(C)のようにトムソン刃1の右側に溝を入れる時は同様に案内治具ベ−ス17を左にトムソン刃1の真上まで移動させ下に移動させ切削加工を行い、上にあげる。
トムソン刃1が硬いか、又は刃厚が厚い時は複数回の切り込みの加工が必要になる。その時はV字溝堀案内ユニット22に切り込み調整駆動部18と送りネジ19を取り付け、取り付け具20は案内治具ベ−ス17に摺動取り付けする。機械構造が華奢なため、まず振動元の両側のモ−タ取り付け板3を調整ネジ7で摺動させ、刃物進入窓13を通り溝削り刃物9が細溝12手前まで移動させて固定ネジ8を締め付ける。この状態で溝削り案内治具5と溝削り刃物9の相対関係において、左右一対の溝削り刃物9は切り込み設定時に動かさず、被加工物のトムソン刃1を挟んでいる溝削り案内治具5のみを左右移動させて切り込み量を設定してトムソン刃1の左右に溝加工する。これにより本来なら左右一対必要な切り込み装置が一つに減らされ、V字溝堀案内ユニット22が軽量化できる。
トムソン刃1の刃厚が変わっても溝削り案内治具5のみの交換ですぐに対応できる。
図3はV字溝堀案内ユニット22に取り付いた案内治具ベ−ス17が刃送り案内板4に沿ったトムソン刃1の通り線上に左右に振った状態を示す。
図4は既成自動曲げ機部とV字溝堀案内ユニット22を上面から見た図を示す。図2のようにトムソン刃1より若干溝幅の広い(約0.1mm)左右一対の溝付き案内治具5とその中に移動可能な溝削り刃物9を設置し、細溝12に対して溝削り刃物9の刃の出る量を切り込みネジ7で設定し、図3 (b) (c)のように溝付き案内治具5と溝削り刃物9を右に左側細溝がトムソン刃1の真上まで移動させ、溝削り刃物9を回転させながら、案内ベ−ス17ごと下降させ固定式クランプでない、摺動式の溝付き案内治具5と溝削り刃物9でトムソン刃1の左側面の溝削り後、溝削り刃物9を上昇させトムソン刃1を進行方向に必要量送り、図3のように溝付き案内治具5を左に右側の細溝がトムソン刃1の真上まで移動させ再び案内ベ−ス17を下降させ右側面の溝削りをする。このとき上から降りてくる細溝12によりトムソン刃1の動きが拘束されるので切り込み一定の溝加工が加工可能になる。
図5は、本発明のV溝加工によるトムソン刃1を曲げ加工する工程を示す。
(a)は曲げ加工前のトムソン刃1(普通厚み0.7mm,高さ23.6mmで寸法は各種)、(b)はV溝加工されたトムソン刃1を上から見た図、(c)は角溝加工されたトムソン刃1を上から見た図、(d)はV溝加工されたトムソン刃1を曲げた図、(e )はトムソン刃1を直角に組み合わせた図である。V字溝を入れておくと曲げに要する力も少なくてすむので、最小要素間距離で曲げるのに役立つ。
ところがトムソン刃1を曲げる時に、トムソン刃1が左右に振られるため溝加工部と干渉する。また左右の溝も最小ピッチでいれたいので、バイス等の強固なクランプを設置しにくい、またスペ−ス的にも自動曲げ機部Aとの取り付けも片持ち構造などにならざるをえないので溝加工装置も頑強に作りにくい。
自動曲げ機部Aより前方に引き出せば、図4のように、刃送り案内板4を取り付けられないので進行方向に真っ直ぐに引き出せず左右に振られた状態で、かつ垂直方向に倒れた不安定な状態になる。また、溝削り刃物9は片持ちで機械剛性を得にくい構造なので、位置決め精度が出しにくく切り込み深さがばらつきやすい。この加工物、被加工物の相対位置が不安定なのに正確な深さの溝加工が必要である。ところが、溝削り案内治具の細溝12は先端部が開いており、トムソン刃1の位置がずれていてもひねっていても、細溝12の開口部以内のばらつきであれば、V字溝堀案内ユニット22の下降とともにトムソン刃1が細溝12内に挿入され正確な深さの溝加工が可能となる。
このように機械側、被削材側の不安定な姿勢の条件下でその両側面に正確な深さの切り込みを、進行方向に最小ピッチの溝加工を曲げる前に両側にすることにより最小コ−ナ-曲げ半径0.1mmを可能にする。
以下、この発明の効果の詳細を示す。
トムソン刃1の両側の必要な位置に最小ピッチで正確な溝加工ができることにより、図5のようなコ−ナ−RのV字溝を施すことにより、図5(d)のD,Eの曲げ要素間距離を短くする小さい要素間ピッチの小さいトムソン刃1曲げ加工が出来るようになる。
細溝12に対して必要な切り込み量だけ溝掘り刃物9が覗き、トムソン刃1の動きは細溝12で規制されるのでトムソン刃1に直角方向の切り込み一定のV字溝を加工できる。細溝12はいわば摺動可能クランプでそれが溝削り刃物と同時に動くので固定式クランプであれば切削時これが溝削り刃物と干渉するが、移動するのでそれが無く、少し長手方向に送ってからの溝加工もでき最小ピッチの溝加工ができるようになる。
通常切り込みはトムソン刃1の刃厚の半分なので、1回の切り込みで溝加工は完了する。その時は、取り付け具20、溝削り案内治具5は案内治具ベ−ス17に固定され、溝削り刃物9を左右に動かし細溝12より切り込み量分を覗かせ、V字溝堀案内ユニット22を上下に動かし溝加工する。しかし数回の切り込みを必要とするときは、V字溝堀案内ユニット22に、切り込み調整駆動部18と送りネジ19を付け加え、本来なら切り込みは加工ツ−ルである溝削り刃物9を動かし調整するが、溝削り刃物9を細溝12から覗く手前で固定ネジ8を締めてつまり溝削り刃物9を固定した状態で、実際の切り込みは被加工物側のトムソン刃1を挟み込んでいる溝削り案内治具5を左右に移動させ切り込みを可能にする。
例えば、図3に於いて切り込み量は細溝12から覗いた溝掘り刃物9によってきまるが、切り込みの無い状態つまり溝掘り刃物が細溝から覗いていない状態で左右の溝掘り刃物が移動しないように固定ネジ8で固定する。図3(b)のようにV字溝掘り案内ユニット22を右に移動させ、左側の切削準備をする。このとき溝削り案内治具5を左に少し移動させ、溝掘り刃物9を細溝12から覗かせて切り込みし、V字溝掘り案内ユニット22を下ろし一回目の切削を行う、その後上に上げ溝削り案内治具5を左にもう少し移動させて、次の切り込みを設定して溝加工する。同様に右側の溝を加工するときは図3(c)のようにV字溝掘り案内ユニット22を右に移動させ、右側の切削準備をする。このとき溝削り案内治具5を右に少し移動させて切り込みし、V字溝掘り案内ユニット22を下ろし一回目の切削を行う。その後上に上げ溝削り案内治具5を右にもう少し移動させて、次の切り込みを設定して溝加工する。
この方法はトムソン刃1に剛性が無く、しなることができ、自動曲げ機部Aから突き出た位置でかつ、溝切り案内治具5の細溝12の働きにより可能となる。
このことにより本来なら左右二つの切り込み装置が必要とするのが一つで済みV字溝堀案内ユニット22の軽量化がはかれる。
V字溝堀案内ユニット22は、左右一対の溝幅の異なる細溝12の溝削り案内治具5を、取り付け具20により脱着することにより、異なる刃厚のトムソン刃1用の溝削り案内治具5に交換出来る。
左右移動機構部10はV字溝堀案内ユニット22を上下移動機構部15に対して左右に動かせる機構である。上下移動機構部15は、左右移動機構部10とそれにぶら下がったV字溝堀案内ユニット22を同時に上下させる機構である。片持ち支持部16は
自動曲げ機部Aと上下移動機構部15、左右移動機構部10とV字溝堀案内ユニット22を片持ち支持でつなげている。
1 トムソン刃
2 曲げ型
3 取り付け板
4 刃送り案内板
5 溝削り案内治具
6 戻しバネ
7 調整ネジ
8 固定ネジ
9 溝削り刃物
10 左右移動機構部
11 溝削りモ−タ
12 細溝
13 刃物進入窓
14 溝削り加工完了状態
15 上下移動機構部
16 片持ち支持部
17 案内治具ベ−ス
18 切り込み調整駆動部
19 送りネジ
20 取り付け具
21 脱着ネジ
22 V字溝堀案内ユニット
A 自動曲げ機部
B 溝加工部
C 曲げ型回転駆動機構部
D 2mm
E 5 mm
F R0.1
G V溝加工
H 角溝加工
I トムソン刃左右振れねじれ状態





































Claims (4)

  1. 自動曲げ機部Aから送り出したトムソン刃1にV字溝を削り、その切り粉が発生しても自動曲げ機部Aに悪影響の出にくい場所に設置された溝加工部Bであって、溝加工部Bにはトムソン刃1の両側にV字溝を削ることができるV字溝堀案内ユニット22と、それを上下左右に移動させる左右移動機構部10、上下移動機構部15及び支持部16を設け、自動曲げ機部Aからトムソン刃1を、溝加工部Bに送り出し、トムソン刃1にその長さ方向に対して直角方向に左右のV字溝を加工し、その後、自動曲げ機部Aに引き戻して、V字溝を施した箇所を先鋭に曲げる事を特徴とするトムソン刃1の溝削り加工装置。
  2. 前記V字溝堀案内ユニット22は、上下左右移動可能な案内治具ベ−ス17と、それに接続された溝削り案内治具5、取り付け板3、溝削りモ−タ11により駆動される溝削り刃物9からなり、溝削り案内治具5にはトムソン刃1の刃厚より若干広い左右一対の細溝12を設け、その先端はトムソン刃1の左右の振れに対して溝削り案内治具5が入りやすいように開先し、その細溝に溝削り刃物9をトムソン刃1の切り込み量覗かせ、V字溝堀案内ユニット22を、上下左右移動させて、上から溝削り案内治具5の細溝12に沿ってトムソン刃1に挿入し、V字溝堀案内ユニット22を、上下移動させることで、溝削り刃物9でトムソン刃1の左右にV字溝をいれることを特徴とする請求項1記載のトムソン刃1の溝削り加工装置。
  3. 前記V字溝堀案内ユニット22に切り込み調整駆動部18、送りネジ19を取り付け、取り付け具20を案内治具ベ−ス17に摺動取り付けし、両側の溝削り刃物9を細溝12からでる手前で固定ネジ8を締め付け、この状態で左右一対の溝削り刃物9は切り込み設定時に動かさず、被加工物のトムソン刃1を挟んでいる溝削り案内治具5のみを左右移動させ、切り込み量を設定してトムソン刃1の左右に溝加工することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトムソン刃溝削り加工装置。
  4. 前記V字溝堀案内ユニット22において、左右一対の溝幅の異なる細溝12の溝削り案内治具5を、取り付け具20より脱着することにより、異なる刃厚のトムソン刃1の溝削り案内治具5に交換出来ることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のトムソン刃1の溝削り加工装置。








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