JPH08191524A - 電動機用ケーブルクランプ - Google Patents

電動機用ケーブルクランプ

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Publication number
JPH08191524A
JPH08191524A JP7000923A JP92395A JPH08191524A JP H08191524 A JPH08191524 A JP H08191524A JP 7000923 A JP7000923 A JP 7000923A JP 92395 A JP92395 A JP 92395A JP H08191524 A JPH08191524 A JP H08191524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
shape
electric motor
base
upper lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP7000923A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Uchida
裕之 内田
Takeshi Tamaki
毅 田巻
Tomoyoshi Yamamoto
致良 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動機用ケーブルクランプに関するものであ
り、ケーブルの引出し方向の選択が可能であり且つ信頼
性を向上させうる改良である。 【構成】上下方向に貫通する貫通口11を有する角板状
の枠体をなし、枠体の上面に枠を横切って四箇所に凹所
12を有し、凹所12は円周を4等分する位置に設けら
れており、四つの側面より見た枠体の輪郭形状は、輪郭
形状それぞれの左右それぞれに嵌合用突起13を有し、
四つとも同一の共通形状であるか、または、共通形状よ
り小形であるが嵌合用突起13については同一である基
部1と、基部1を上方より見た外側輪郭より大きい形状
の上面を持つ蓋様形状をなし、蓋様形状の一つの側面よ
り予め決められた深さまでは、共通形状において凹所1
2に対応する箇所の上部に凸部21を付加した形状と同
一の断面形状の空洞22を有し、空洞23の下端を延長
した面が下面である上蓋2とを有する電動機用ケーブル
クランプである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機用ケーブルクラ
ンプに関する。特に、ケーブルの引き出し方向の選択が
可能であり、且つ、ケーブル取出しの信頼性を向上させ
うる改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来、電動機のケーブルは、電動機外被に
設けられているケーブル取出用開口にゴムブッシュを組
み付け、ゴムブッシュの孔を貫通して真上に取出すか、
または、取出した後、ケーブルを電動機外被に沿って前
側や後側または横側の決められた1方向に倒し、従来技
術に係る電動機用ケーブルクランプによってクランプす
ることが通常であった。台座と留め金具とネジとにより
構成される従来技術に係る電動機用ケーブルクランプを
図5に示す。
【0003】図5参照 図5において、3は電動機外被であり、4はケーブルで
あり、5は台座である。32は電動機外被3に設けられ
たケーブル取出用開口に組み付けられたゴムブッシュで
ある。ケーブル4はゴムブッシュ32の孔を貫通して真
上に取出された後、ケーブル取出用開口の近傍に固着さ
れた台座5の窪みに置かれている。6は留め金具であ
り、8はネジである。従来技術に係る電動機用ケーブル
クランプによるクランプは、留め金具6を台座5にネジ
止めすることにより、ケーブル4を台座5と留め金具6
とに挟み込んで固定することによりケーブル4の引出し
を完了することゝされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
従来技術に係る電動機用ケーブルクランプにおいては、
ケーブルの引出し方向は1方向に限られるから、電動機
を機械に取付ける際ケーブル4の取り回しが必要になる
場合には、電動機の取付投影面積を増加せざるを得なく
なる。また、単にゴムブッシュ32の孔からケーブル4
を真上に引き出しただけの場合は、ケーブル4を、前方
・後方・側方のいずれの方向に引き出しても、ケーブル
4の取り回しが必要なく、電動機の取付投影面積を増加
する必要はないが、ケーブル4に加わる外力がケーブル
4がゴムブッシュ32の孔を貫通するケーブル取出箇所
に集中する。このため、電動機の防水のためにケーブル
4の取り出し箇所を接着剤で充填しても、時間と共に防
水機能は低下する。
【0005】本発明の目的は、これらの欠点を解消する
ことにあり、ケーブルの引き出し方向の選択が可能であ
り、且つ、ケーブル取り出しの信頼性を向上させうる電
動機用ケーブルクランプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ケーブル
取出用開口(31)に連通し上下方向に貫通する貫通口
(11)を有する角板状の枠体をなし、この枠体の上面
に枠を横切って四箇所に凹所(12)を有し、この凹所
(12)は円周を4等分する位置に設けられており、隣
り同志が相互に直交する前記の角板状の枠体の四つの側
面から見た前記の角板状の枠体の輪郭形状は、この輪郭
形状それぞれの左右それぞれに嵌合用突起(13)を有
し、四つの前記の輪郭形状は、同一の共通形状である
か、または、共通形状より小形であるが、少なくとも、
前記の嵌合用突起(13)については同一である基部
(1)と、この基部(1)を上方から見た外側輪郭より
大きい形状の上面を持つ蓋様形状をなし、この蓋様形状
の一つの側面から予め決められた深さまでは、前記の共
通形状において前記の凹所(12)に対応する箇所の上
部に凸部を付加した形状と同一の断面形状の空洞(2
1)を有し、この空洞(21)の下端を延長した面が下
面である上蓋(2)とを有する電動機用ケーブルクラン
プによって達成される。
【0007】そして、前記の基部(1)の下に、前記の
ケーブル取出用開口近傍の電動機外被に接する脚部を有
していると、ケーブル取出用開口(31)近傍の電動機
外被(3)の形状が複雑な場合に有利である。
【0008】
【作用】本発明に係る電動機用ケーブルクランプは、基
部1と上蓋2とを有している。基部1は上下方向に貫通
する貫通口11を有する枠体であり、隣り同志が相互に
直交する四つの側面から見た輪郭形状は同一の共通形状
であるか、または、共通形状の一部を欠いているが、少
なくとも、嵌合用突起13については同一とされてい
る。上蓋2は基部1を上方から見た外側輪郭より大きい
形状の上面を持っており、全体として空洞21を有する
蓋様形状であり、空洞21を蓋様形状の一つの側面から
見たとき、共通形状の凹所12に対応する箇所の上部に
凸部を付加した形状と同一形状とされているから、上蓋
2を基部1の側方からスライドさせれば、丁度嵌合させ
ることができる。そして、共通形状にある嵌合用突起1
3に対応する構造のために、上蓋2は基部1の上方に抜
けることはない。
【0009】ケーブル取出用開口31を出たケーブル4
は、基部1の貫通口11を通り、基部1の上面にある枠
を横切るように設けられた凹所12と上蓋2の空洞21
に設けられている凸部とによって生ずる間隙を通して引
き出される。
【0010】凹所12は基部1の上面の90度づつ隔た
った4箇所に設けられており、上蓋2は基部1の4つの
側方のいづれからもスライドさせて挿入することができ
るから、ケーブルの引き出し方向を90度づつ隔たった
4方向のいづれにすることもできる。ケーブル4の引出
し方向を選択できるので、ケーブル4の取り回しのため
に電動機の取付投影面積を増加する必要はない。
【0011】さらに、ケーブル4は基部1の凹所12と
上蓋2とにより機械的に固定されているので、ケーブル
4に加わる外力はケーブル4がケーブル取出用開口31
を貫通する取出箇所に加わることがない。このため、ケ
ーブル4の取出箇所を接着剤で充填すれば何時までも防
水効果を保持し、ケーブル取出しの信頼性を向上させる
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の1実施例に
係る電動機用ケーブルクランプについてさらに詳細に説
明する。
【0013】図2参照 図2は本発明の1実施例に係る電動機用ケーブルクラン
プの基部の斜視図である。図2において、1は基部であ
り、3は電動機外被である。基部1は上方より見た外部
輪郭が正方形でり、基部1を上下に貫く貫通口11によ
り枠状の形をしている。そして、電動機外被3に設けら
れているケーブル取出用開口31の近傍に下面が固着さ
れている。12は基部1の上面に設けられた半円筒状の
凹所であり、貫通口11より前後左右方向に4箇所設け
られている。
【0014】基部1の4つの側面より見た輪郭形状A、
B、C、Dは同一の形状であり、輪郭形状の左右には、
テーパ状とされた嵌合用突起13を有している。この嵌
合用突起13は基部1の4つの側面でスライダー部14
となっている。
【0015】4はケーブルである。ケーブル取出用開口
31を通って電動機より取出されたケーブル4は貫通口
11を通り、4箇所ある凹所12のいづれかに置かれ
る。
【0016】図3参照 図3は本発明の1実施例に係る電動機用ケーブルクラン
プの上蓋の斜視図である。図3において、2は上蓋であ
り、上蓋の上面は基部1の正方形の上面より大きくさ
れ、内部が彫り込まれ、空洞21となっている。下面と
一つの側面とは開口し、三つの側面と上面とからなる蓋
様の形をしている。一つの側面から見た空洞21は丁度
輪郭形状Aの凹所12に相当する箇所に凸部を付加した
形状となっている。
【0017】図1参照 図1は上蓋2を基部1の側方からスライドさせて挿入し
た状態を示す。空洞21の深さは、この実施例では、基
部1の上面の正方形の一辺と同一としているので、基部
1の側面と上蓋2の側面とは同一面となっている。この
とき、基部1の凹所12の箇所に、上蓋2の空洞21を
製作するときに生じたケーブル引出用間隙22があり、
ケーブル4(図示せず)は、上蓋2をスライドさせたと
きケーブル引出用間隙22を通して引出され、基部1の
凹所12と上蓋2とにより強固に固定される。上蓋2は
基部1のいづれの側方からでもスライドさせて挿入する
ことができるから、ケーブル4の引出し方向を要求され
る方向に選択することは容易である。
【0018】図4参照 図4は本発明の1実施例に係る電動機用ケーブルクラン
プを用いてケーブル4をクランプしたときの断面図であ
る。図4において、7は接着剤であり、上蓋2をスライ
ドさせる前に、ケーブル4がケーブル取出用開口31を
貫通する取出箇所に充填される。ケーブル4に加わる外
力は、ケーブル4が凹所12と上蓋2とにより固定され
ているから、ケーブル取出用開口31を貫通するケーブ
ル取出箇所にまで外力は及ばず、信頼性の高い取出し構
造とすることができる。
【0019】基部1と上蓋2とはアルミニウムダイキャ
スト品またはプラスチック成形品として容易に製造でき
る。なお、基部1は電動機外被と一体としてアルミニウ
ムダイキャストにより製作し、上蓋2はプラスチック成
形品とすれば、堅牢さと弾力性とを持たせることができ
て都合がよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電動
機用ケーブルクランプによれば、角板状の枠体をなす基
部は、四つの側方より見た輪郭形状は同一の形状か、ま
たは、嵌合用突起は同一で、この形状の他の一部が欠け
たものとされており、空洞を有する蓋様形状の上蓋の一
つの側面から見た空洞は、基部の四つの側方より見た輪
郭形状の最大形状とされているから、上蓋は基部の四つ
の側方のいづれからも挿入できる。そして、基部を側方
より見た輪郭形状には嵌合突起があるから、上蓋は挿入
した方向以外に外れることはなく、四つある凹所のうち
要求される方向の凹所に引出されたケーブルはその凹所
と上蓋とにより保持される。このため、ケーブル引出し
の方向を選択することができる。さらに、電動機外被に
設けられたケーブル取出用開口の箇所のケーブルには外
力は及ばず、信頼性の高い取出とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る電動機用ケーブルクラ
ンプの斜視図である。
【図2】本発明の1実施例に係る基部の斜視図である。
【図3】本発明の1実施例に係る上蓋の斜視図である。
【図4】本発明の1実施例に係る電動機用ケーブルクラ
ンプの断面図である。
【図5】従来技術に係る電動機用ケーブルクランプの斜
視図である。
【符号の説明】 1 基部 11 貫通口 12 凹所 13 嵌合用突起 14 スライダー部 2 上蓋 21 空洞 22 ケーブル引出用間隙 3 電動機外被 31 ケーブル取出用開口 32 ゴムブッシュ 4 ケーブル 5 台座 6 留め金具 7 接着剤 8 ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル取出用開口(31)に連通し上
    下方向に貫通する貫通口(11)を有する角板状の枠体
    をなし、該枠体の上面に枠を横切って四箇所に凹所(1
    2)を有し、該凹所(12)は円周を4等分する位置に
    設けられており、隣り同志が相互に直交する前記角板状
    の枠体の四つの側面から見た前記角板状の枠体の輪郭形
    状は、該輪郭形状それぞれの左右それぞれに嵌合用突起
    (13)を有し、四つの前記輪郭形状は、同一の共通形
    状であるか、または、共通形状より小形であるが、少な
    くとも、前記嵌合用突起(13)については同一である
    基部(1)と、 該基部(1)を上方から見た外側輪郭より大きい形状の
    上面を持つ蓋様形状をなし、該蓋様形状の一つの側面か
    ら予め決められた深さまでは、前記共通形状において前
    記凹所(12)に対応する箇所の上部に凸部を付加した
    形状と同一の断面形状の空洞(21)を有し、該空洞
    (21)の下端を延長した面が下面である上蓋(2)と
    を有することを特徴とする電動機用ケーブルクランプ。
  2. 【請求項2】 前記基部(1)の下に、前記ケーブル取
    出用開口(31)近傍の電動機外被(3)に接する脚部
    を有することを特徴とする請求項1記載の電動機用ケー
    ブルクランプ。
JP7000923A 1995-01-09 1995-01-09 電動機用ケーブルクランプ Pending JPH08191524A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7000923A JPH08191524A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 電動機用ケーブルクランプ

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JP7000923A JPH08191524A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 電動機用ケーブルクランプ

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JPH08191524A true JPH08191524A (ja) 1996-07-23

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ID=11487216

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JP7000923A Pending JPH08191524A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 電動機用ケーブルクランプ

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JP (1) JPH08191524A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107872113A (zh) * 2016-09-27 2018-04-03 日本电产三协株式会社 马达

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107872113A (zh) * 2016-09-27 2018-04-03 日本电产三协株式会社 马达

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