JPH0819090B2 - 3,4―トランス―β―ラクタム誘導体 - Google Patents
3,4―トランス―β―ラクタム誘導体Info
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- JPH0819090B2 JPH0819090B2 JP1008558A JP855889A JPH0819090B2 JP H0819090 B2 JPH0819090 B2 JP H0819090B2 JP 1008558 A JP1008558 A JP 1008558A JP 855889 A JP855889 A JP 855889A JP H0819090 B2 JPH0819090 B2 JP H0819090B2
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- Japan
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- group
- mmol
- dibenzylamino
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- butyloxycarbonylamino
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は下記一般式(I) 〔式中、R1はアミノ基、ジベンジルアミノ基、ジメチル
アミノ基、アセトアミド基、トリフルオロアセトアミド
基、1,2−ベンゼンジカルボキシイミド基、ベンジルオ
キシカルボニルアミノ基、t−ブチルオキシカルボニル
アミノ基を表し、R2は水素原子、水酸基、メトキシ基、
ベンジルオキシ基、t−ブトキシ基、アセトキシ基、ベ
ンゾイルオキシ基、トリメチルシリルオキシ基、t−ブ
チルジメチルシリルオキシ基、t−ブチルジフェニルシ
リルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、4−トル
エンスルホニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基、
トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、アミノ基、ジ
ベンジルアミノ基、ジメチルアミノ基、アセトアミド
基、トリフルオロアセトアミド基、1,2−ベンゼンジカ
ルボキシイミド基、ベンジルオキシカルボニルアミノ
基、t−ブチルオキシカルボニルアミノ基、メチルチオ
基、エチルチオ基、イソプロピルチオ基、t−ブチルチ
オ基、ベンゼンチオ基、4−トルエンチオ基、2−ピリ
ジルチオ基、ヨウ素原子、臭素原子又は塩素原子を表
す。R3はCHR4Arを表す(R4は低級アルキル基を示し、Ar
はアリール基を表す)。但し、3位のR1基と4位のCH2R
2基とはトランス配置である。〕で表されるβ−ラクタ
ム誘導体に関する。
アミノ基、アセトアミド基、トリフルオロアセトアミド
基、1,2−ベンゼンジカルボキシイミド基、ベンジルオ
キシカルボニルアミノ基、t−ブチルオキシカルボニル
アミノ基を表し、R2は水素原子、水酸基、メトキシ基、
ベンジルオキシ基、t−ブトキシ基、アセトキシ基、ベ
ンゾイルオキシ基、トリメチルシリルオキシ基、t−ブ
チルジメチルシリルオキシ基、t−ブチルジフェニルシ
リルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、4−トル
エンスルホニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基、
トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、アミノ基、ジ
ベンジルアミノ基、ジメチルアミノ基、アセトアミド
基、トリフルオロアセトアミド基、1,2−ベンゼンジカ
ルボキシイミド基、ベンジルオキシカルボニルアミノ
基、t−ブチルオキシカルボニルアミノ基、メチルチオ
基、エチルチオ基、イソプロピルチオ基、t−ブチルチ
オ基、ベンゼンチオ基、4−トルエンチオ基、2−ピリ
ジルチオ基、ヨウ素原子、臭素原子又は塩素原子を表
す。R3はCHR4Arを表す(R4は低級アルキル基を示し、Ar
はアリール基を表す)。但し、3位のR1基と4位のCH2R
2基とはトランス配置である。〕で表されるβ−ラクタ
ム誘導体に関する。
前記一般式(I)で表される3,4−トランス−β−ラ
クタム誘導体は、モノバクタム類など各種のβ−ラクタ
ム系抗菌剤を製造するうえで有用な中間体となり得るも
のである。
クタム誘導体は、モノバクタム類など各種のβ−ラクタ
ム系抗菌剤を製造するうえで有用な中間体となり得るも
のである。
例えば、一般式(I)においてR1がt−ブチルオキシ
カルボニルアミノ基、R2が水酸基、R3が(S)−1−フ
ェニルエチル基であるβ−ラクタム誘導体は、抗菌剤ア
ズトレオナム(D.M.Floydら、J.Org.Chem.,47,5160(19
82))の合成中間体として(後記参考例参照)使用でき
る。
カルボニルアミノ基、R2が水酸基、R3が(S)−1−フ
ェニルエチル基であるβ−ラクタム誘導体は、抗菌剤ア
ズトレオナム(D.M.Floydら、J.Org.Chem.,47,5160(19
82))の合成中間体として(後記参考例参照)使用でき
る。
従来、3位に保護されていてもよいアミノ基を持つ3,
4−トランス−β−ラクタム誘導体としては、 i)L−トリオニンを出発物質として得られるβ−フク
タム誘導体(D.M.Floydら、J.Org.Chem.,47,176(198
2))、 ii)対応する3,4−シス体を塩基により異性化して得ら
れるβ−ラクタム誘導体(S.Kishimotoら、Chem.Pharm.
Bull.,32,2646(1984))、 iii)D−グリセルアルデヒドを出発物質として得られ
るβ−ラクタム誘導体(R.Herrantら、J.C.S.,Perkin
I,649(1988))、等が知られているが、i)について
は4位置換基がメチル基に限定されるため他の誘導体合
成に使用できない、ii)については光学活性体として得
ることが困難である、iii)については合成の工程数が
長い、等の欠点を有している。従ってこれらの誘導体を
用いて光学活性な3位アミノ置換3,4−トランス−β−
ラクタム誘導体を合成するには種々の難点がある。
4−トランス−β−ラクタム誘導体としては、 i)L−トリオニンを出発物質として得られるβ−フク
タム誘導体(D.M.Floydら、J.Org.Chem.,47,176(198
2))、 ii)対応する3,4−シス体を塩基により異性化して得ら
れるβ−ラクタム誘導体(S.Kishimotoら、Chem.Pharm.
Bull.,32,2646(1984))、 iii)D−グリセルアルデヒドを出発物質として得られ
るβ−ラクタム誘導体(R.Herrantら、J.C.S.,Perkin
I,649(1988))、等が知られているが、i)について
は4位置換基がメチル基に限定されるため他の誘導体合
成に使用できない、ii)については光学活性体として得
ることが困難である、iii)については合成の工程数が
長い、等の欠点を有している。従ってこれらの誘導体を
用いて光学活性な3位アミノ置換3,4−トランス−β−
ラクタム誘導体を合成するには種々の難点がある。
本発明者らは、前記の問題点を解決すべく鋭意検討し
た結果、3位にアミノ置換基、4位に種々の誘導体に変
換可能な官能基を持つ新規な3,4−トランス−β−ラク
タム誘導体を見出した。
た結果、3位にアミノ置換基、4位に種々の誘導体に変
換可能な官能基を持つ新規な3,4−トランス−β−ラク
タム誘導体を見出した。
即ち、第一級アミンから容易に製造することができる
前記一般式(I)で表される本発明の3,4−トランス−
β−ラクタム誘導体がアズトレオナム等の抗菌剤合成に
有用な中間体となることを見出し本発明を完成した。
前記一般式(I)で表される本発明の3,4−トランス−
β−ラクタム誘導体がアズトレオナム等の抗菌剤合成に
有用な中間体となることを見出し本発明を完成した。
本発明において前記一般式(I)中のR1はアミノ基、
ジベンジルアミノ基、ジメチルアミノ基、アセトアミド
基、トリフルオロアセトアミド基、1,2−ベンゼンジカ
ルボキシイミド基、ベンジルオキシカルボニルアミノ
基、t−ブチルオキシカルボニルアミノ基等を例示でき
る。
ジベンジルアミノ基、ジメチルアミノ基、アセトアミド
基、トリフルオロアセトアミド基、1,2−ベンゼンジカ
ルボキシイミド基、ベンジルオキシカルボニルアミノ
基、t−ブチルオキシカルボニルアミノ基等を例示でき
る。
R2は水素原子、水酸基、メトキシ基、ベンジルオキシ
基、t−ブトキシ基、アセトキシ基、ベンゾイルオキシ
基、トリメチルシリルオキシ基、t−ブチルジメチルシ
リルオキシ基、t−ブチルジフェニルシリルオキシ基、
ベンゼンスルホニルオキシ基、4−トルエンスルホニル
オキシ基、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメ
タンスルホニルオキシ基、アミノ基、ジベンジルアミノ
基、ジメチルアミノ基、アセトアミド基、トリフルオロ
アセトアミド基、1,2−ベンゼンジカルボキシイミド
基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基、t−ブチルオ
キシカルボニルアミノ基、メチルチオ基、エチルチオ
基、イソプロピルチオ基、t−ブチルチオ基、ベンゼン
チオ基、4−トルエンチオ基、2−ピリジルチオ基、ヨ
ウ素原子、臭素原子又は塩素原子等を例示できる。
基、t−ブトキシ基、アセトキシ基、ベンゾイルオキシ
基、トリメチルシリルオキシ基、t−ブチルジメチルシ
リルオキシ基、t−ブチルジフェニルシリルオキシ基、
ベンゼンスルホニルオキシ基、4−トルエンスルホニル
オキシ基、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメ
タンスルホニルオキシ基、アミノ基、ジベンジルアミノ
基、ジメチルアミノ基、アセトアミド基、トリフルオロ
アセトアミド基、1,2−ベンゼンジカルボキシイミド
基、ベンジルオキシカルボニルアミノ基、t−ブチルオ
キシカルボニルアミノ基、メチルチオ基、エチルチオ
基、イソプロピルチオ基、t−ブチルチオ基、ベンゼン
チオ基、4−トルエンチオ基、2−ピリジルチオ基、ヨ
ウ素原子、臭素原子又は塩素原子等を例示できる。
R3はCHR4Arを表す。R4は低級アルキル基である。低級
アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル等が例示で
きる。Arはアリール基である。アリール基としては、フ
ェニル、2−メトキシフェニル、4−メトキシフェニ
ル、2,4−ジメトキシフェニル、2−トリル、4−トリ
ル、2,4,6−トリメチルフェニル、1−ナフチル、2−
ナフチル等を例示できる。
アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル等が例示で
きる。Arはアリール基である。アリール基としては、フ
ェニル、2−メトキシフェニル、4−メトキシフェニ
ル、2,4−ジメトキシフェニル、2−トリル、4−トリ
ル、2,4,6−トリメチルフェニル、1−ナフチル、2−
ナフチル等を例示できる。
本発明の前記一般式(I)で表される3,4−トランス
−β−ラクタム誘導体は下記式(II)で表されるβ−ラ
クタム誘導体より以下の工程により容易に製造できる。
−β−ラクタム誘導体は下記式(II)で表されるβ−ラ
クタム誘導体より以下の工程により容易に製造できる。
〔式中、R1,R2及びR3は前記と同様の意味を表す。R5は
アミノ基又は保護されたアミノ基を表す。R6は水素原子
又はカルボキシル基の保護基を表す。〕保護されたアミ
ノ基としてはジベンジルアミノ、ベンジルアミノ、3,4
−ジメトキシベンジルアミノ、ジ−(4−メトキシフェ
ニル)メチルアミノ、2−ニトロベンジルアミノ、トリ
フェニルメチルアミノ、4−メトキシフェニルアミノ、
ジメチルアミノ、フェナシルアミノ、アセトアミド、ト
リフルオロアセトアミド、1,2−ベンゼンカルボキシイ
ミド、ベンジルオキシカルボニルアミノ、t−ブチルオ
キシカルボニルアミノ等を例示できる。
アミノ基又は保護されたアミノ基を表す。R6は水素原子
又はカルボキシル基の保護基を表す。〕保護されたアミ
ノ基としてはジベンジルアミノ、ベンジルアミノ、3,4
−ジメトキシベンジルアミノ、ジ−(4−メトキシフェ
ニル)メチルアミノ、2−ニトロベンジルアミノ、トリ
フェニルメチルアミノ、4−メトキシフェニルアミノ、
ジメチルアミノ、フェナシルアミノ、アセトアミド、ト
リフルオロアセトアミド、1,2−ベンゼンカルボキシイ
ミド、ベンジルオキシカルボニルアミノ、t−ブチルオ
キシカルボニルアミノ等を例示できる。
カルボキシル基の保護基としては、メチル、エチル、
イソプロピル、t−ブチル、ベンジル、4−ニトロベン
ジル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、
t−ブチルジフェニルシリル等を例示できる。
イソプロピル、t−ブチル、ベンジル、4−ニトロベン
ジル、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、
t−ブチルジフェニルシリル等を例示できる。
第1工程の原料となるβ−ラクタム誘導体(II)は、
例えば入手容易な第一級アミン、R3−NH2(式中、R3は
前記と同様の意味を表す)、をアルキル化した後、アシ
ル化することにより得られる第三アミドを塩基の存在下
酸化剤と処理することにより容易に製造することができ
る(後記参考例参照)。
例えば入手容易な第一級アミン、R3−NH2(式中、R3は
前記と同様の意味を表す)、をアルキル化した後、アシ
ル化することにより得られる第三アミドを塩基の存在下
酸化剤と処理することにより容易に製造することができ
る(後記参考例参照)。
〔第1工程〕 本工程は、β−ラクタム誘導体(II)の4位カルボキ
シル基又はエステル基を対応するヒドロキシメチル基に
還元するものである。還元剤としては、カルボン酸又は
エステルを対応するアルコールに還元するのに使用され
るいかなる還元剤も使用することができるが、好適には
水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素カルシウム、水素化リチウムアルミニウム、ジ
ボラン、水素化ビス(メトキシエトキシ)アルミニウム
ナトリウム、及び水素化トリエチルホウ素リチウム等の
還元剤を単独で又は公知の還元触媒(H.C.Brownら、J.O
rg.Chem.,47,1604(1982))等と共に用いることができ
る。本反応は溶媒中で行なわれ、溶媒としては還元反応
に関与しないものであればいかなるものも使用できる
が、好適にはジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
トルエン、メタノール、エタノール、2−プロパノー
ル、2−メチル−2−プロパノール、水、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン等が用いられる。反応は−100
℃から+150℃の間で円滑に進行するが、好適には0℃
から80℃の範囲である。
シル基又はエステル基を対応するヒドロキシメチル基に
還元するものである。還元剤としては、カルボン酸又は
エステルを対応するアルコールに還元するのに使用され
るいかなる還元剤も使用することができるが、好適には
水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素
化ホウ素カルシウム、水素化リチウムアルミニウム、ジ
ボラン、水素化ビス(メトキシエトキシ)アルミニウム
ナトリウム、及び水素化トリエチルホウ素リチウム等の
還元剤を単独で又は公知の還元触媒(H.C.Brownら、J.O
rg.Chem.,47,1604(1982))等と共に用いることができ
る。本反応は溶媒中で行なわれ、溶媒としては還元反応
に関与しないものであればいかなるものも使用できる
が、好適にはジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
トルエン、メタノール、エタノール、2−プロパノー
ル、2−メチル−2−プロパノール、水、ジクロロメタ
ン、1,2−ジクロロエタン等が用いられる。反応は−100
℃から+150℃の間で円滑に進行するが、好適には0℃
から80℃の範囲である。
〔第2工程〕 本工程は第1工程で得られた一般式(I)−a(但
し、R2=OH)で表されるβ−ラクタム誘導体の水酸基へ
の保護基の導入又は水酸基の官能基変換を行うことによ
り目的とする(I)−bを得るものである。水酸基の保
護基の導入は、例えば“プロテクティブグループスイン
オーガニックシンセシス(Protective Groups in Organ
ic Synthesis)”〔1981年ジョン・ウィリー アンド
サンズ(John Wiley & Sons)発行ニューヨーク〕に記
載されている公知の方法等により行うことができる。水
酸基の官能基変換は、例えば“オーガニックファンクシ
ョナルグループプリパレーションズ(Organic Function
al Groups Preparations)”〔1971年アカデミックプレ
ス(Academic Press)発行ニューヨーク〕に記載されて
いる公知の方法等により行うことができる。
し、R2=OH)で表されるβ−ラクタム誘導体の水酸基へ
の保護基の導入又は水酸基の官能基変換を行うことによ
り目的とする(I)−bを得るものである。水酸基の保
護基の導入は、例えば“プロテクティブグループスイン
オーガニックシンセシス(Protective Groups in Organ
ic Synthesis)”〔1981年ジョン・ウィリー アンド
サンズ(John Wiley & Sons)発行ニューヨーク〕に記
載されている公知の方法等により行うことができる。水
酸基の官能基変換は、例えば“オーガニックファンクシ
ョナルグループプリパレーションズ(Organic Function
al Groups Preparations)”〔1971年アカデミックプレ
ス(Academic Press)発行ニューヨーク〕に記載されて
いる公知の方法等により行うことができる。
以下の参考例、実施例をあげて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれによってなんら限定されるものでは
ない。なお、参考例、実施例中の略号の意味は次のとお
りである。
るが、本発明はこれによってなんら限定されるものでは
ない。なお、参考例、実施例中の略号の意味は次のとお
りである。
t−Bu:t−ブチル基 THF:テトラヒドロフラン n−BuLi:ブチルリチウム t−BuLi:t−ブチルリチウム NIS:N−ヨードこはく酸イミド Anis:p−メトキシフェニル基 TMEDA:N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン 参考例1 (S)−1−フェニルエチルアミン(1.66,14mmol)
のTHF(40ml)溶液に氷冷下トリエチルアミン(3.82ml,
27mmol)及びブロモ酢酸t−ブチル(3.32ml,20mmol)
を加え室温にて16時間攪拌した。反応液を酢酸エチルに
あけ、水、飽和炭素水素ナトリウム水溶液、及び飽和食
塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去し淡黄色油状物を得た。このも
のをジクロロメタン(30ml)に溶解し、−20℃に冷却し
た。トリエチルアミン(2.70ml,19mmol)及びブロモア
セチルブロミド(1.35ml,15mmol)に加え、同温度にて
2時間攪拌した。
のTHF(40ml)溶液に氷冷下トリエチルアミン(3.82ml,
27mmol)及びブロモ酢酸t−ブチル(3.32ml,20mmol)
を加え室温にて16時間攪拌した。反応液を酢酸エチルに
あけ、水、飽和炭素水素ナトリウム水溶液、及び飽和食
塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去し淡黄色油状物を得た。このも
のをジクロロメタン(30ml)に溶解し、−20℃に冷却し
た。トリエチルアミン(2.70ml,19mmol)及びブロモア
セチルブロミド(1.35ml,15mmol)に加え、同温度にて
2時間攪拌した。
反応液は飽和塩化アンモニウム水溶液にあけ、酢酸エ
チルで抽出した。有機層は1M−塩酸、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液、及び飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し褐色油状物
を得た。このものをTHF(30ml)溶解し、氷冷下にトリ
エチルアミン(3.59ml,26mmol)及びジベンジルアミン
(3.71ml,19mmol)を加え、室温にて15時間攪拌した。
反応液は酢酸エチルで希釈し、水、1M−塩酸、飽和炭素
水素ナトリウム水溶液、及び飽和食塩水で順次洗浄し
た。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(アセトン:ジクロロメタン=0.5〜1:99.5〜9
9)にて精製し、N−(t−ブトキシカルボニルメチ
ル)−N−〔(S)−1−フェニルエチル〕−(N′,
N′−ジベンジルアミノ)アセトアミド(4.68g,3段階収
率72%)を無色結晶として得た。
チルで抽出した。有機層は1M−塩酸、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液、及び飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し褐色油状物
を得た。このものをTHF(30ml)溶解し、氷冷下にトリ
エチルアミン(3.59ml,26mmol)及びジベンジルアミン
(3.71ml,19mmol)を加え、室温にて15時間攪拌した。
反応液は酢酸エチルで希釈し、水、1M−塩酸、飽和炭素
水素ナトリウム水溶液、及び飽和食塩水で順次洗浄し
た。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(アセトン:ジクロロメタン=0.5〜1:99.5〜9
9)にて精製し、N−(t−ブトキシカルボニルメチ
ル)−N−〔(S)−1−フェニルエチル〕−(N′,
N′−ジベンジルアミノ)アセトアミド(4.68g,3段階収
率72%)を無色結晶として得た。
融点67−67.5℃(イソプロピルエーテル−ヘキサ
ン). Rf0.49(アセトン:ジクロロメタン=3:97). ▲〔α〕20 D▼−47.9°(c1.40,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.18,1.37(2S,強度比=3:2,9
H),1.40(d,J=7.0Hz,3H),3.25,3.37(2ABq,JAB=13.
4,13.5Hz,ΔνAB=91.0,10.8Hz,強度比=3:2,2H),3.3
3,3.35(2d,J=16.7,18.4Hz,強度比=2:3,1H),3.93,4.
17(2d,J=16.7,18.4Hz,強度比=2:3,1H),3.93,4.17
(2d,J=16.7,18.4Hz,強度比=2:3,1H),3.45(d,J=1
3.3Hz,1.2H),3.74(s,1.6H),3.80(d,J=13.3Hz,1.2
H),5.29,6.03(2q,J=7.0,7.0Hz,強度比=2:3,1H),7.
0−7.4(m,5H). IR(KBr)2980,2805,1735,1650,1445,1150cm-1. Mass m/z(相対強度):472(M+,0.2),399(1.5),38
1(25.5),210(93.5),91(100). 元素分析値:C30H36N2O3としての 計算値:C,76.24;H,7.68;N,5.93%. 実測値:C,76.08;H,7.80;N,5.97%. 参考例2 N−(t−ブトキシカルボニルメチル)−N−
〔(S)−1−フェニルエチル〕−(N′,N′−ジベン
ジルアミノ)アセトアミド(1.06g,2.2mmol)のTHF(50
ml)溶液を−78℃に冷却し、TMEDA(0.75ml,5.0mmol)
を加え、次いでn−BuLiのヘキサン溶液(1.60M,5.63m
l,9.0mmol)を加え、同温度にて1時間攪拌した。反応
液を−95℃に冷却後、NIS(1.67g,7.4mmol)のTHF(25m
l)溶液を加えた。反応液を攪拌しながら、1時間以上
かけて徐々に−70℃まで昇温した。同温度にてメタノー
ル(約5ml)を加え、混合物を飽和塩化アンモニウム水
溶液にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層は飽和チオ
硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマト(エーテル:ヘキサン=1:3)にて
精製し、(3R,4R)−4−(t−ブトキシカルボニル)
−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−〔(S)−1−フ
ェニルエチル〕−2−アゼチジノン(452mg,収率43%)
を得た。
ン). Rf0.49(アセトン:ジクロロメタン=3:97). ▲〔α〕20 D▼−47.9°(c1.40,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.18,1.37(2S,強度比=3:2,9
H),1.40(d,J=7.0Hz,3H),3.25,3.37(2ABq,JAB=13.
4,13.5Hz,ΔνAB=91.0,10.8Hz,強度比=3:2,2H),3.3
3,3.35(2d,J=16.7,18.4Hz,強度比=2:3,1H),3.93,4.
17(2d,J=16.7,18.4Hz,強度比=2:3,1H),3.93,4.17
(2d,J=16.7,18.4Hz,強度比=2:3,1H),3.45(d,J=1
3.3Hz,1.2H),3.74(s,1.6H),3.80(d,J=13.3Hz,1.2
H),5.29,6.03(2q,J=7.0,7.0Hz,強度比=2:3,1H),7.
0−7.4(m,5H). IR(KBr)2980,2805,1735,1650,1445,1150cm-1. Mass m/z(相対強度):472(M+,0.2),399(1.5),38
1(25.5),210(93.5),91(100). 元素分析値:C30H36N2O3としての 計算値:C,76.24;H,7.68;N,5.93%. 実測値:C,76.08;H,7.80;N,5.97%. 参考例2 N−(t−ブトキシカルボニルメチル)−N−
〔(S)−1−フェニルエチル〕−(N′,N′−ジベン
ジルアミノ)アセトアミド(1.06g,2.2mmol)のTHF(50
ml)溶液を−78℃に冷却し、TMEDA(0.75ml,5.0mmol)
を加え、次いでn−BuLiのヘキサン溶液(1.60M,5.63m
l,9.0mmol)を加え、同温度にて1時間攪拌した。反応
液を−95℃に冷却後、NIS(1.67g,7.4mmol)のTHF(25m
l)溶液を加えた。反応液を攪拌しながら、1時間以上
かけて徐々に−70℃まで昇温した。同温度にてメタノー
ル(約5ml)を加え、混合物を飽和塩化アンモニウム水
溶液にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層は飽和チオ
硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマト(エーテル:ヘキサン=1:3)にて
精製し、(3R,4R)−4−(t−ブトキシカルボニル)
−3−N,N−ジベンジルアミノ−1−〔(S)−1−フ
ェニルエチル〕−2−アゼチジノン(452mg,収率43%)
を得た。
Rf0.52(エーテル:ヘキサン=1:1). ▲〔α〕20 D▼−36.8°(c1.32,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.54,(s,9H),1.65(d,J=7.0
Hz,3H),3.72(d,J=5.3Hz,1H),3.91(ABq,JAB=13.9H
z,ΔνAB=29.7Hz,4H),4.34,(d,J=5.3Hz,1H),5.03
(q,J=7.0Hz,1H),7.1−7.5(m,15H). IR(neat)2980,1750,1370,1150cm-1. Mass m/z(相対強度):470(M+,0.4),237(14.1),1
05(30.9),91(100). 参考例3 (3R,4R)−4−(t−ブトキシカルボニル)−3−
N,N−ジベンジルアミノ−1−〔(S)−1−フェニル
エチル〕−2−アゼチジノン(36mg,0.077mmol)のジク
ロロメタン(1ml)溶液に氷冷下トリフルオロ酢酸(1m
l)を加え、同温度にて30分間攪拌後、室温で10時間攪
拌した。反応液にトルエン(5ml)を加え、35℃以下で
減圧下に溶媒を留去した。トルエン(5ml)を加え同様
に溶媒を留去し、得られた残渣にエーテル(1ml)を加
え、氷冷下にジアゾメタンのエーテル溶液を加えた。室
温に昇温後2時間攪拌した。エーテルを留去して得られ
た残渣を分取用TLC(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)にて
精製し、(3S,4R)−4−メトキシカルボニル−3−N,N
−ジベンジルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチ
ル〕−2−アゼチジノン(27mg,収率82%)を単一の立
体異性体として得た。
Hz,3H),3.72(d,J=5.3Hz,1H),3.91(ABq,JAB=13.9H
z,ΔνAB=29.7Hz,4H),4.34,(d,J=5.3Hz,1H),5.03
(q,J=7.0Hz,1H),7.1−7.5(m,15H). IR(neat)2980,1750,1370,1150cm-1. Mass m/z(相対強度):470(M+,0.4),237(14.1),1
05(30.9),91(100). 参考例3 (3R,4R)−4−(t−ブトキシカルボニル)−3−
N,N−ジベンジルアミノ−1−〔(S)−1−フェニル
エチル〕−2−アゼチジノン(36mg,0.077mmol)のジク
ロロメタン(1ml)溶液に氷冷下トリフルオロ酢酸(1m
l)を加え、同温度にて30分間攪拌後、室温で10時間攪
拌した。反応液にトルエン(5ml)を加え、35℃以下で
減圧下に溶媒を留去した。トルエン(5ml)を加え同様
に溶媒を留去し、得られた残渣にエーテル(1ml)を加
え、氷冷下にジアゾメタンのエーテル溶液を加えた。室
温に昇温後2時間攪拌した。エーテルを留去して得られ
た残渣を分取用TLC(酢酸エチル:ヘキサン=1:3)にて
精製し、(3S,4R)−4−メトキシカルボニル−3−N,N
−ジベンジルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチ
ル〕−2−アゼチジノン(27mg,収率82%)を単一の立
体異性体として得た。
無色結晶(イソプロピルエーテル). 融点121−122℃ Rf0.37(酢酸エチル:ヘキサン=1:3). ▲〔α〕20 D▼+4.9°(c1.00,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.55,(d,J=7.3Hz,3H),3.57
(ABq,JAB=13.4Hz,ΔνAB=29.1Hz,4H),3.64(s,3
H),3.91(d,J=2.0Hz,1H),4.23,(d,J=2.0Hz,1H),
5.04(q,J=7.3Hz,1H),7.23(brs,10H),7.31(brs,5
H). IR(neat)3040,1750,1735,1380,1205,1145cm-1. Mass m/z(相対強度):428(M+,0.2),323(0.5),23
7(8.4),190(9.3),105(19.0),91(100). 元素分析値:C27H28N3O2としての 計算値:C,75.67;H,6.59;N,6.54%. 実測値:C,75.65;H,6.62;N.6.54%. 実施例1 (3S,4R)−4−メトキシカルボニル−3−N,N−ジベ
ンジルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕−
2−アゼチジノン(376mg,0.88mmol)のエタノール(16
ml)溶液に20%水酸化パラジウム/カーボン(70mg)を
加え水素雰囲気下に1時間加熱還流した。不溶物を濾取
し、加温したエタノールで洗浄した。濾液をあわせ溶媒
を減圧留去した。このものをジクロロメタン(3.0ml)
に溶解し、氷冷下にトリエチルアミン(0.20ml,1.4mmo
l)及び2−(t−ブトキシカルボニルオキシイミノ)
−2−フェニルアセトニトリル(Boc−ON)(264mg,1.1
mmol)を加え室温で24時間攪拌後、トリエチルアミン
(0.20ml,1.4mmol)及びBoc−ON(264mg,1.1mmol)を追
加し、さらに18時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希
釈し、飽和炭素水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で
順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後
溶媒を減圧留去して得られる残渣を分取用TLC(アセト
ン:ジクロロメタン=5:95)にて精製し、(3S,4R)−
4−メトキシカルボニル−3−t−ブトキシカルボニル
アミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−ア
ゼチジノン(196mg,2段階収率64%)を得た。1 H−NMR(CDCl3) δ1.36(s,9H),1.57(d,J=7.0Hz,
3H),3.58(s,3H),3.79(d,J=2.0Hz,1H),4.57(dd,J
=7.7,2.0Hz,1H),4.87(q,J=7.0Hz,1H),5.54(d,J=
7.7Hz,1H),7.27(s,5H). (3S,4R)−4−メトキシカルボニル−3−t−ブト
キシカルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエ
チル〕−2−アゼチジノン(190mg,0.55mmol)をTHF(1
0ml)に溶解し、氷冷下に水素化ホウ素ナトリウム(207
mg,5.5mmol)の水(5ml)溶液を加え、室温で2時間攪
拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和食塩水で洗
浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒
を減圧下留去して得られる残渣を分取用TLC(エーテ
ル)にて精製し、(3S,4R)−4−ヒドロキシメチル−
3−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−1−〔(S)
−1−フェニルエチル〕−2−アゼチジノン(90mg,収
率56%)を得た。
(ABq,JAB=13.4Hz,ΔνAB=29.1Hz,4H),3.64(s,3
H),3.91(d,J=2.0Hz,1H),4.23,(d,J=2.0Hz,1H),
5.04(q,J=7.3Hz,1H),7.23(brs,10H),7.31(brs,5
H). IR(neat)3040,1750,1735,1380,1205,1145cm-1. Mass m/z(相対強度):428(M+,0.2),323(0.5),23
7(8.4),190(9.3),105(19.0),91(100). 元素分析値:C27H28N3O2としての 計算値:C,75.67;H,6.59;N,6.54%. 実測値:C,75.65;H,6.62;N.6.54%. 実施例1 (3S,4R)−4−メトキシカルボニル−3−N,N−ジベ
ンジルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕−
2−アゼチジノン(376mg,0.88mmol)のエタノール(16
ml)溶液に20%水酸化パラジウム/カーボン(70mg)を
加え水素雰囲気下に1時間加熱還流した。不溶物を濾取
し、加温したエタノールで洗浄した。濾液をあわせ溶媒
を減圧留去した。このものをジクロロメタン(3.0ml)
に溶解し、氷冷下にトリエチルアミン(0.20ml,1.4mmo
l)及び2−(t−ブトキシカルボニルオキシイミノ)
−2−フェニルアセトニトリル(Boc−ON)(264mg,1.1
mmol)を加え室温で24時間攪拌後、トリエチルアミン
(0.20ml,1.4mmol)及びBoc−ON(264mg,1.1mmol)を追
加し、さらに18時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希
釈し、飽和炭素水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で
順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後
溶媒を減圧留去して得られる残渣を分取用TLC(アセト
ン:ジクロロメタン=5:95)にて精製し、(3S,4R)−
4−メトキシカルボニル−3−t−ブトキシカルボニル
アミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−ア
ゼチジノン(196mg,2段階収率64%)を得た。1 H−NMR(CDCl3) δ1.36(s,9H),1.57(d,J=7.0Hz,
3H),3.58(s,3H),3.79(d,J=2.0Hz,1H),4.57(dd,J
=7.7,2.0Hz,1H),4.87(q,J=7.0Hz,1H),5.54(d,J=
7.7Hz,1H),7.27(s,5H). (3S,4R)−4−メトキシカルボニル−3−t−ブト
キシカルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエ
チル〕−2−アゼチジノン(190mg,0.55mmol)をTHF(1
0ml)に溶解し、氷冷下に水素化ホウ素ナトリウム(207
mg,5.5mmol)の水(5ml)溶液を加え、室温で2時間攪
拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和食塩水で洗
浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒
を減圧下留去して得られる残渣を分取用TLC(エーテ
ル)にて精製し、(3S,4R)−4−ヒドロキシメチル−
3−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−1−〔(S)
−1−フェニルエチル〕−2−アゼチジノン(90mg,収
率56%)を得た。
無色結晶(イソプロピルエーテル) Rf0.47(酢酸エチル:ヘキサン=9:1). ▲〔α〕20 D▼+22.1°(C1.27,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.42(s,9H),1.63(d,J=7.0H
z,3H),3.2−3.8(m,4H),4.28(dd,J=5.1,1.5Hz,1
H),4.87(q,J=7.0Hz,1H),5.1−5.4(brs,1H),7.34
(s,5H). IR(KBr)3360,2995,1725,1710,1540,1270,1255,117
0,1155cm-1. Mass m/z(相対強度):321(MH+,0.1),265(0.7),2
47(4.6),173(11.6),117(48.3),105(41.7),73
(30.9),57(100). 実施例2 (3S,4R)−4−ヒドロキシメチル−3−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチ
ル〕−2−アゼチジノン(9.0mg,0.028mmol)のピリジ
ン(1ml)溶液にp−トルエンスルホニルクロリド(27m
g,0.4mmol)を氷冷下に加え、同温度で1時間攪拌後、
室温して18時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、飽和硫酸銅水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られる残渣
を分取用TLC(エーテル)にて精製し、(3S,4R)−4−
(4−トルエンスルホニルオキシメチル)−3−t−ブ
トキシカルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニル
エチル〕−2−アゼチジノン(13mg,収率98%)を得
た。
z,3H),3.2−3.8(m,4H),4.28(dd,J=5.1,1.5Hz,1
H),4.87(q,J=7.0Hz,1H),5.1−5.4(brs,1H),7.34
(s,5H). IR(KBr)3360,2995,1725,1710,1540,1270,1255,117
0,1155cm-1. Mass m/z(相対強度):321(MH+,0.1),265(0.7),2
47(4.6),173(11.6),117(48.3),105(41.7),73
(30.9),57(100). 実施例2 (3S,4R)−4−ヒドロキシメチル−3−t−ブトキ
シカルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチ
ル〕−2−アゼチジノン(9.0mg,0.028mmol)のピリジ
ン(1ml)溶液にp−トルエンスルホニルクロリド(27m
g,0.4mmol)を氷冷下に加え、同温度で1時間攪拌後、
室温して18時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、飽和硫酸銅水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去して得られる残渣
を分取用TLC(エーテル)にて精製し、(3S,4R)−4−
(4−トルエンスルホニルオキシメチル)−3−t−ブ
トキシカルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニル
エチル〕−2−アゼチジノン(13mg,収率98%)を得
た。
Rf0.52(エーテル). ▲〔α〕20 D▼+35.9°(c1.25,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.38(s,9H),1.59(d,J=7.5H
z,3H),2.44(s,3H),3.4−3.6(m,1H),3.8−4.2(m,2
H),4.89(q,J=7.5Hz,1H),4.9−5.2(brs,1H),7.30
(s,5H),7.31(d,J=8.8Hz,2H),7.71(d,J=8.8Hz,2
H). IR(KBr)3410,2995,1760,1715,1600,1510,1370,1180
cm-1. Mass m/z(相対強度):475(MH+,0.1),419(1.6),3
27(6.8),271(29.2),227(34.1),172(19.7),146
(48.7),105(100). 実施例3 (3S,4R)−4−(4−トルエンスルホニルオキシメ
チル)−3−t−ブトキシカルボニルアミノ−1−
〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−アゼチジノン
(80mg,0.17mmol)のアセトン(3ml)溶液にヨウ化ナト
リウム(254mg,1.7mmol)を加え70℃で5時間攪拌し
て。反応液を室温に冷却後、酢酸エチルで希釈し、飽和
チオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去し、得られ
た残渣を分取用TLC(エーテル:ヘキサン=4:1)にて精
製し(3S,4R)−4−ヨードメチル−3−t−ブトキシ
カルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチ
ル〕−2−アゼチジノン(70mg、収率96%)を得た。
z,3H),2.44(s,3H),3.4−3.6(m,1H),3.8−4.2(m,2
H),4.89(q,J=7.5Hz,1H),4.9−5.2(brs,1H),7.30
(s,5H),7.31(d,J=8.8Hz,2H),7.71(d,J=8.8Hz,2
H). IR(KBr)3410,2995,1760,1715,1600,1510,1370,1180
cm-1. Mass m/z(相対強度):475(MH+,0.1),419(1.6),3
27(6.8),271(29.2),227(34.1),172(19.7),146
(48.7),105(100). 実施例3 (3S,4R)−4−(4−トルエンスルホニルオキシメ
チル)−3−t−ブトキシカルボニルアミノ−1−
〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−アゼチジノン
(80mg,0.17mmol)のアセトン(3ml)溶液にヨウ化ナト
リウム(254mg,1.7mmol)を加え70℃で5時間攪拌し
て。反応液を室温に冷却後、酢酸エチルで希釈し、飽和
チオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去し、得られ
た残渣を分取用TLC(エーテル:ヘキサン=4:1)にて精
製し(3S,4R)−4−ヨードメチル−3−t−ブトキシ
カルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチ
ル〕−2−アゼチジノン(70mg、収率96%)を得た。
Rf0.43(エーテル:ヘキサン=4:1). ▲〔α〕20 D▼+7.9°(c1.24,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.44(s,9H),1.72(d,J=7.0H
z,3H),3.8−4.4(m,3H),4.26(dd,J=6.3,1.3Hz,1
H),4.91(q,J=7.0Hz,1H),4.8−5.1(brs,1H),7.36
(S,5H). IR(neat)3340,2995,1750,1710,1510,1370,1160c
m-1. Mass m/z(相対強度):431(MH+,0.1),375(2.8),3
57(6.1),156(58.2),105(100). 実施例4 (3S,4R)−4−ヨードメチル−3−t−ブトシキカ
ルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕
−2−アゼチジノン(20mg,0.047mmol)をヘキサメチル
ホスホリックトリアミド(0.5ml)に溶解し、シアノ水
素化ほう素ナトリウム(15mg,0.24mmol)を加え、90℃
にて4時間攪拌した。反応液を室温に冷却後、エーテル
で希釈し水で3回洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去して得られる残渣を
分取用TLC(エーテル1)にて精製し、(3S,4S)−4−
メチル−3−t−ブトキシカルボニルアミノ−1−
〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−アゼチジノン
(12mg、収率81%)を得た。
z,3H),3.8−4.4(m,3H),4.26(dd,J=6.3,1.3Hz,1
H),4.91(q,J=7.0Hz,1H),4.8−5.1(brs,1H),7.36
(S,5H). IR(neat)3340,2995,1750,1710,1510,1370,1160c
m-1. Mass m/z(相対強度):431(MH+,0.1),375(2.8),3
57(6.1),156(58.2),105(100). 実施例4 (3S,4R)−4−ヨードメチル−3−t−ブトシキカ
ルボニルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕
−2−アゼチジノン(20mg,0.047mmol)をヘキサメチル
ホスホリックトリアミド(0.5ml)に溶解し、シアノ水
素化ほう素ナトリウム(15mg,0.24mmol)を加え、90℃
にて4時間攪拌した。反応液を室温に冷却後、エーテル
で希釈し水で3回洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去して得られる残渣を
分取用TLC(エーテル1)にて精製し、(3S,4S)−4−
メチル−3−t−ブトキシカルボニルアミノ−1−
〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−アゼチジノン
(12mg、収率81%)を得た。
無色油状. Rf0.63(エーテル). ▲〔α〕20 D▼−26.8°(c1.16,CHCl3). 1H−NMR(CDCl3) δ1.30(d,J=6.2Hz,3H),1.42
(s,9H),1.64(d,J=7.0Hz,3H),3.34(dd,J=6.9,1.8
Hz,1H),4.91(q,J=7.0Hz,1H),4.8−5.1(brs,1H),
7.33(S,5H). IR(CHCl3)3455,2985,2945,1745,1715,1500,1370,11
60cm-1. Mass m/z(相対強度):305(MH+,0.1),249(0.6),2
31(1.1),157(3.8),147(3.9),132(11.7),105(3
0.9),57(100). 参考例4 (3S,4S)−4−メチル−3−t−ブトキシカルボニ
ルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−
アゼチジノン(3.6mg,0.012mmol)のTHF−2−メチル−
2−プロパノール(10:1,0.3ml)溶液を−78℃に冷却し
たナトリウム(5.4mg,0.23mmol)−アンモニア(1ml)
に加え、同温度にて1時間攪拌した。粉末状の塩化アン
モニウムを加え、反応液の青色が消えるとジクロロメタ
ンを加え、反応液を室温としアンモニアを気化させた。
水を加えジクロロメタン層を分離した。水層はジクロロ
メタンで抽出し、有機層は合わせて無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣を分
取用TLC(エーテル)にて精製し、(3S,4S)−4−メチ
ル−3−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−2−アゼ
チジノン(1.4mg,収率59%)を得た。
(s,9H),1.64(d,J=7.0Hz,3H),3.34(dd,J=6.9,1.8
Hz,1H),4.91(q,J=7.0Hz,1H),4.8−5.1(brs,1H),
7.33(S,5H). IR(CHCl3)3455,2985,2945,1745,1715,1500,1370,11
60cm-1. Mass m/z(相対強度):305(MH+,0.1),249(0.6),2
31(1.1),157(3.8),147(3.9),132(11.7),105(3
0.9),57(100). 参考例4 (3S,4S)−4−メチル−3−t−ブトキシカルボニ
ルアミノ−1−〔(S)−1−フェニルエチル〕−2−
アゼチジノン(3.6mg,0.012mmol)のTHF−2−メチル−
2−プロパノール(10:1,0.3ml)溶液を−78℃に冷却し
たナトリウム(5.4mg,0.23mmol)−アンモニア(1ml)
に加え、同温度にて1時間攪拌した。粉末状の塩化アン
モニウムを加え、反応液の青色が消えるとジクロロメタ
ンを加え、反応液を室温としアンモニアを気化させた。
水を加えジクロロメタン層を分離した。水層はジクロロ
メタンで抽出し、有機層は合わせて無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣を分
取用TLC(エーテル)にて精製し、(3S,4S)−4−メチ
ル−3−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−2−アゼ
チジノン(1.4mg,収率59%)を得た。
このものの比施光度▲〔α〕20 D▼−67.1°(e0.14,M
eOH)及び機器データが文献記載のもの(〔α〕D−68.
4°(c2.8,MeOH))(D.M.Floydら、J.Org.Chem.,47,51
60(1982))と一致した。
eOH)及び機器データが文献記載のもの(〔α〕D−68.
4°(c2.8,MeOH))(D.M.Floydら、J.Org.Chem.,47,51
60(1982))と一致した。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 〔式中、R1はアミノ基、ジベンジルアミノ基、ジメチル
アミノ基、アセトアミド基、トリフルオロアセトアミド
基、1,2−ベンゼンジカルボキシイミド基、ベンジルオ
キシカルボニルアミノ基、t−ブチルオキシカルボニル
アミノ基を表し、R2は水素原子、水酸基、メトキシ基、
ベンジルオキシ基、t−ブトキシ基、アセトキシ基、ベ
ンゾイルオキシ基、トリメチルシリルオキシ基、t−ブ
チルジメチルシリルオキシ基、t−ブチルジフェニルシ
リルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、4−トル
エンスルホニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基、
トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、アミノ基、ジ
ベンジルアミノ基、ジメチルアミノ基、アセトアミド
基、トリフルオロアセトアミド基、1,2−ベンゼンジカ
ルボキシイミド基、ベンジルオキシカルボニルアミノ
基、t−ブチルオキシカルボニルアミノ基、メチルチオ
基、エチルチオ基、イソプロピルチオ基、t−ブチルチ
オ基、ベンゼンチオ基、4−トルエンチオ基、2−ピリ
ジルチオ基、ヨウ素原子、臭素原子又は塩素原子を表
す。R3はCHR4Arを表す(R4は低級アルキル基を示し、Ar
はアリール基を表す)。但し、3位のR1基と4位のCH2R
2基とはトランス配置である。〕で表されるβ−ラクタ
ム誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008558A JPH0819090B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 3,4―トランス―β―ラクタム誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008558A JPH0819090B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 3,4―トランス―β―ラクタム誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193963A JPH02193963A (ja) | 1990-07-31 |
JPH0819090B2 true JPH0819090B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=11696431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1008558A Expired - Lifetime JPH0819090B2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | 3,4―トランス―β―ラクタム誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819090B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP1008558A patent/JPH0819090B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
Tetrahedron,42(10),2677−84(1986) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02193963A (ja) | 1990-07-31 |
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