JPH08188162A - ステアリングホイールの衝撃吸収構造 - Google Patents

ステアリングホイールの衝撃吸収構造

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JPH08188162A
JPH08188162A JP7004271A JP427195A JPH08188162A JP H08188162 A JPH08188162 A JP H08188162A JP 7004271 A JP7004271 A JP 7004271A JP 427195 A JP427195 A JP 427195A JP H08188162 A JPH08188162 A JP H08188162A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、部品点数が少なく、コス
トが低減するステアリングホイールの衝撃吸収構造の提
供。 【構成】 ブラケット5は、第1ブラケット51、第2
ブラケット52、第3ブラケット53から構成される。
第1ブラケット51には、半径内方向に突出する複数の
凸部が設けられた貫通孔51c,51cが穿設されてい
る。第2ブラケット52は、第1ブラケット51の下側
を覆うように、第1ブラケット51に溶接されている。
第3ブラケット53は、一対のボディ取付部53c,5
3cによりボディ側に取付可能である。上コラム42
は、基端42a側が第1ブラケット51の貫通孔51
c,51cに圧入・固定され、貫通孔51c,51cに
設けた複数の凸部に圧接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングホイール
を取り付けたステアリングシャフトを回動自在に支持す
るステアリングコラムと、該ステアリングコラムをボデ
ィ側に固定するブラケットとから構成されるステアリン
グホイールの衝撃吸収構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のステアリングホイールの衝撃吸収
構造としては、例えば、図5に示すものが知られてい
る。即ち、ステアリングホイール108を取り付けたス
テアリングシャフト107を回動自在に支持するステア
リングコラム104のうち、上コラム142は、ブラケ
ット105を介して図示しないボディ側に取り付けられ
ている。このブラケット105は、上コラム142と一
体化されており、ボディの前後方向に延びる長溝151
を備えている。このブラケット105は、長溝151内
に配設された固定部109によりボディ側に固定されて
いるが、ブラケット105と固定部109の間には、所
定値以上の衝撃が加えられると破壊されるように形成さ
れた樹脂部153が介在している。一方、ステアリング
コラム104の下コラム141は、基端141a側がコ
ラム支持体103及びボディ取付部材102を介してボ
ディ側に取り付けられ、先端141b側がビード143
を設けた上コラム142に圧入されている。
【0003】かかる衝撃吸収構造によれば、ステアリン
グホイール108に所定値以上の衝撃が加えられると、
樹脂部153が破壊され、これによりステアリングコラ
ム104の上コラム142はブラケット105と共にボ
ディの前方向に移動可能となる。このとき、上コラム1
42は、ビード143の形成された部分が下コラム14
1と圧接した状態で前方向に移動するため、ビード14
3と下コラム141との動摩擦により衝撃が吸収され
る。
【0004】しかし、図5の衝撃吸収構造では、ブラケ
ット105と固定部109の間に樹脂部153を設ける
と共に、上コラム142の基端側にビード143を設け
る必要があったため、部品点数や加工工程が多く、コス
トが嵩むという問題があった。また、一度破壊された樹
脂部153は再使用できないため、部品交換が必要とな
り、その分コストがかかるという問題もあった。
【0005】一方、別の従来例としては、例えば、特開
平6−56041号公報に記載された衝撃吸収構造が知
られている。この衝撃吸収構造は、図6に示すように、
ステアリングコラム204と共に移動し圧壊貫通部25
1が形成されたブラケット205と、被圧壊膨出条26
2と平坦固定部261とを備えボディ側に移動不能に固
定されたエネルギー吸収体206とから構成される。ブ
ラケット205は、ボディに対して前後方向に摺動可能
に取り付けられている。
【0006】この構造において、車両が衝突して図示し
ないステアリングホイールに所定値以上の衝撃が加えら
れると、図示しないステアリングシャフトがボディ前方
に押し込まれるのに伴い、ブラケット205もステアリ
ングコラム204と共にボディ前方に移動する。このと
き、圧壊貫通部251が被圧壊膨出条262を圧壊しつ
つ移動するため、衝撃が吸収される。
【0007】かかる衝撃吸収構造によれば、衝撃吸収能
が高いため、図5に示したように上コラム142にビー
ド143を設けこのビード143に下コラム141を圧
入・固定する構造は、必ずしも必要ではなく、全体構成
が図5に示したものと比べて簡易化されるというメリッ
トがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
衝撃吸収構造では、ブラケット205の他にエネルギー
吸収体206が別部品として必要であり、依然として部
品点数が多く、組付作業が煩雑となり、コストが嵩むと
いう問題が残っていた。
【0009】また、衝撃吸収時において、図5の衝撃吸
収構造では樹脂部153が破壊され、また、図6の衝撃
吸収構造では被圧壊膨出条262が圧壊されるため、一
度衝撃を吸収した後はこれらの部品を再使用できず、必
ず部品交換が必要となり、その分、コストが嵩むという
問題があった。
【0010】更に、本来、衝撃吸収構造においては、予
め設定した所定値以上の衝撃が加えられたときに確実に
その衝撃を吸収し、所定値未満の衝撃ではステアリング
コラムはボディに固定されていることが必要とされる。
この点について、図6の衝撃吸収構造では、被圧壊膨出
条262の膨出程度と圧壊貫通部251の形状等により
前記所定値が設定されるが、いずれも僅かの誤差により
所定値が大きく変動するため高い加工精度が要求され、
また、量産する際に被圧壊膨出条262の膨出程度を均
質化することは困難であるという問題があった。
【0011】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、部品点数が少なく、コストが低減するステアリング
ホイールの衝撃吸収構造の提供を目的とする。また、請
求項2又は請求項3記載の発明は、上記目的に加えて、
量産した場合に各製品の衝撃吸収能を均質化することが
容易なステアリングホイールの衝撃吸収構造の提供を目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載のステアリングホイールの衝撃吸収構
造は、ステアリングホイールを取り付けたステアリング
シャフトを回動自在に支持するステアリングコラムと、
該ステアリングコラムをボディに固定するブラケットと
から構成されるステアリングホイールの衝撃吸収構造で
あって、前記ブラケットは、前記ステアリングコラムの
外周面に圧接される圧接部を備え、常には、前記ステア
リングコラムを前記圧接部にて固定する一方、前記ステ
アリングホイールに所定値以上の衝撃が加えられた場合
には、前記ステアリングコラムが前記圧接部に対して摺
動することを許容するものである。
【0013】請求項2記載のステアリングホイールの衝
撃吸収構造は、請求項1記載のステアリングホイールの
衝撃吸収構造であって、前記圧接部は、前記ブラケット
に設けられた貫通孔の内周面であることを特徴とする。
請求項3記載のステアリングホイールの衝撃吸収構造
は、請求項2記載のステアリングホイールの衝撃吸収構
造であって、前記圧接部は、前記貫通孔の内周面にて半
径内方向に突出するように設けられた凸部であることを
特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】上記構成を備えた本発明のステ
アリングホイールの衝撃吸収構造では、ステアリングホ
イールに所定値(即ち、ステアリングコラムの外周面と
ブラケットの圧接部との静止摩擦)未満の衝撃が加えら
れた場合、ステアリングコラムの外周面はブラケットの
圧接部に対して摺動しない。従って、ステアリングコラ
ムはブラケットを介してボディ側に固定されたままであ
る。一方、ステアリングホイールに所定値以上の衝撃が
加えられた場合、ステアリングコラムはブラケットの圧
接部に対して摺動する。このとき、ステアリングコラム
と圧接部との間に生じる動摩擦により、衝撃が吸収さ
れ、運転者が保護されるのである。
【0015】本発明のステアリングホイールの衝撃吸収
構造は、ステアリングコラムとブラケットから構成さ
れ、他の部品を必要としないため、部品点数が少なく、
組付が容易となり、コストが低減されるという効果が得
られる。また、ステアリングコラムとブラケットの圧接
部との間に生じる動摩擦により衝撃を吸収するため、衝
撃を吸収した後であってもステアリングコラムとブラケ
ットの圧接部が破壊又は変形されるおそれが少なく、従
って一度衝撃を吸収した後であってもステアリングコラ
ムとブラケットの圧接部が破壊又は変形されない限り再
使用が可能であり、部品交換に必要となるコストがかか
らないという効果が得られる。
【0016】また、請求項2に記載したように、ブラケ
ットに設けた貫通孔の内周面にてステアリングコラムと
圧接させる構成を採用することもできる。かかる貫通孔
の内周面は、例えばプレス加工等により容易に加工する
ことができると共に安定した精度を得ることができるた
め、ステアリングコラムの外周面と貫通孔の内周面との
静止摩擦を所望の値に調節することができる。このた
め、量産した場合に、各製品の衝撃吸収能を均質化する
ことが容易であるという効果が得られる。
【0017】更に、請求項3に記載したように、前記貫
通孔の内周面にて半径内方向に突出するように設けた凸
部にてステアリングコラムと圧接させる構成を採用する
こともできる。この場合、請求項2と同様の作用効果を
奏するほか、凸部の数を調節することにより、前記所定
値を容易に調節することができる。
【0018】
【実施例】本発明の好適な実施例について図面に基づい
て以下に説明する。図1は本実施例の平面図、図2は本
実施例の正面図、図3は図2のA−A断面図である。ま
た、図4はブラケット組の説明図であり、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【0019】本実施例のステアリング支持機構1は、本
発明のステアリングホイールの衝撃吸収構造を備えたも
のであり、ボディ取付部材2、コラム支持体3、ステア
リングコラム4、ブラケット5、チルトレバー6、ステ
アリングシャフト7、ステアリングホイール8等から構
成されている。
【0020】ボディ取付部材2は、基部21とこの基部
21の両端に設けられた一対の軸支部25,25とから
なる。基部21には、略中央にステアリングシャフト7
を貫通させる孔22が設けられ、この孔22の回りには
複数のボルト挿通孔23が設けられている。ボディ取付
部材2は、このボルト挿通孔23に挿通したボルト(図
示せず)によりボディ側(図示せず)に固定される。
【0021】コラム支持体3は、略中央にステアリング
シャフトを貫通させる孔32が設けられ、ボディ取付部
材2の一対の軸支部25,25にてリベット軸31,3
1により回動可能に取り付けられている。従って、コラ
ム支持体3は、上下方向に回動自在に支持されている。
【0022】ステアリングコラム4のうち下コラム41
は、基端41a側がコラム支持体3に溶接され、先端4
1b側が後述の第1ブラケット51の貫通孔51cの周
囲に溶接されている。ブラケット5は、第1ブラケット
51、第2ブラケット52、第3ブラケット53から構
成される。
【0023】第1ブラケット51は、図3及び図4に示
すように、“「”形に形成された一対の板状部51a,
51aと両板状部51a,51aの上面側を連結する連
結部51bとがプレス加工により一体成形されたもので
ある。この板状部51a,51aには、半径内方向に突
出する複数の凸部51dが設けられた貫通孔51c,5
1cが穿設されている。
【0024】第2ブラケット52は、図3及び図4に示
すように、底面をなす基部52aと側面をなす一対の軸
支部52b,52bとがプレス加工により一体成形され
たものである。この第2ブラケット52は、第1ブラケ
ット51の下側を覆うように、第1ブラケット51に溶
接されている。一対の軸支部52b,52bには、チル
ト軸61を貫通するための孔52c,52cが穿設され
ている。尚、第1ブラケット51と第2ブラケットと5
2の組合せを、便宜上、ブラケット組55と称する。
【0025】第3ブラケット53は、図3に示すよう
に、底面部53aと、この底面部53aの両端から上方
に延び出した一対の垂片部53b,53bと、この一対
の垂片部53b,53bから水平方向に延び出した一対
のボディ取付部53c,53cとから構成される。第3
ブラケット53は、底面部53aと一対の垂片部53
b,53bにより、第2ブラケットの下側を取り囲むよ
うに形成されている。また、一対の垂片部53b,53
bには上下方向に延びる長孔53d,53dが相対向す
る位置に設けられている。この長孔53d,53dには
チルト軸61が遊嵌されている。更に、一対のボディ取
付部53c,53cには取付孔53e,53eが設けら
れ、第3ブラケット53は、この取付孔53e,53e
にボルト(図示せず)を挿通し、ボディ側(図示せず)
に取り付けられる。
【0026】チルトレバー6は、チルト軸61の一端に
取り付けられ、チルト軸61を中心として、締結位置及
び締結解除位置の間で回転可能に支持されている。この
チルトレバー6が締結位置にあるとき、ブラケット組5
5は第3ブラケット53に固定され、締結解除位置にあ
るとき、ブラケット組55は第3ブラケット53に対し
て上下方向に移動可能(即ち、チルト軸61の両端が第
3ブラケット53に設けた長孔53d,53dを摺動可
能)となる。
【0027】ステアリングコラム4のうちの上コラム4
2は、基端42a側が第1ブラケット51の貫通孔51
c,51cに圧入・固定され、貫通孔51c,51cに
設けた複数の凸部51dに圧接されている。尚、上コラ
ム42と複数の凸部51dとの静止摩擦力が運転者を保
護すべき衝撃(所定値)と一致するように、凸部51d
の個数及び厚み(軸方向の厚み)が設定されている。一
方、上コラム42の先端42a側の切削加工を施した内
周面には、ステアリングシャフト7を支持するベアリン
グ43(図2参照)が配置され、かしめにより固定され
ている。
【0028】ステアリングシャフト7は、上コラム42
及び下コラム41の内部を貫通し、更にコラム支持体3
の孔32、ボディ取付部材2の孔22を貫通している。
このステアリングシャフト7の先端7b側には、周方向
に沿って設けられた2つの溝にスナップリング71(図
2参照)がそれぞれ嵌合されている。両スナップリング
71,71間には前記ベアリング43が介在されてお
り、これにより、ステアリングシャフト7は上コラム4
2に対して軸方向に移動不能に支持されている。また、
ステアリングシャフト7の先端7bには、ステアリング
ホイール8を取り付け可能なステアリングホイール取付
部72が設けられている。
【0029】次に、本実施例のステアリング支持機構1
の動作について説明する。最初に、チルトレバー6の操
作について概説する。ステアリングホイール8の上下位
置を変更する場合には、まず、運転者は、チルトレバー
6を締結解除位置に移動する。すると、ステアリングシ
ャフト7は、リベット軸31,31を中心として、第3
ブラケット53に設けた長孔53d,53dの範囲内で
上下方向に回動する。このため、運転者はステアリング
ホイール8の上下位置を所望の位置に配置し、この状態
でチルトレバー6を締結位置に移動すれば、ステアリン
グホイール8はその位置で固定される。
【0030】続いて、本発明の特徴であるステアリング
ホイール8に衝撃が加えられた場合の衝撃吸収について
説明する。予め設定された所定値(複数の凸部51dと
上コラム42との静止摩擦)以上の衝撃がステアリング
コラム4の軸方向に沿ってステアリングホイール8に加
えられると、第1ブラケット51の貫通孔51c,51
cに設けた複数の凸部51dに対して上コラム42が軸
方向に摺動する。このとき、上コラム42と複数の凸部
51dとの間に生じる動摩擦により、衝撃が吸収され、
運転者が保護される。
【0031】このように、本実施例では、上コラム42
とブラケット5により衝撃を吸収することができるた
め、部品点数が少なく、組付作業が簡素化され、コスト
低減を図ることができるという効果が得られる。また、
上コラム42と複数の凸部51dとの間に生じる動摩擦
により衝撃を吸収する構造のため、一度衝撃を吸収した
後であってもこれらが破壊又は変形されるおそれは少な
い。従って、一度衝撃を吸収した後であっても、上コラ
ム42と複数の凸部51dが破壊又は変形されない限り
再使用が可能であり、部品交換に必要となるコストがか
からないという効果が得られる。
【0032】更に、複数の凸部51dを備えた貫通孔5
1c,51cをプレス加工により設けることができるた
め、安定した精度を得ることができる。このため、上コ
ラム42と複数の凸部51dとの静止摩擦を容易に(具
体的には、凸部51dの数を変えたり、凸部51dの軸
方向の厚みを変えたりすることにより)所望の値に調節
することができる。従って、量産した場合に、各製品の
衝撃吸収能を均質化することが容易であるという効果が
得られる。
【0033】尚、本発明は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の
態様で実施できることはいうまでもない。例えば、上記
実施例では第1ブラケット51に貫通孔51c,51c
を設ける構成としたが、この第1ブラケット51に代え
て、略半円の円弧状の凹部を有する部材を上下から圧接
する構成等を採用してもよく、この場合にも上記実施例
と同様の効果が得られる。
【0034】また、上記実施例では貫通孔51c,51
cに圧接部として複数の凸部51dを設けたが、かかる
凸部51dを設けることなく、貫通孔51c,51cの
内周面を圧接部としてもよい。この場合、静止摩擦の大
きさの調節は、貫通孔51c,51cの軸方向の厚み等
によって決定することができる。
【0035】更に、上記実施例のブラケット5を、図5
に示すブラケット105の代わりに採用してもよい。こ
れによれば、図5の従来例では一度衝撃を吸収すると樹
脂部153が破壊されるためこれを交換する必要があっ
たが、上記実施例のブラケット5を用いれば、一度衝撃
を吸収しても破壊又は変形されるおそれが少ないため、
破壊又は変形を受けない限り、再使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の平面図である。
【図2】 本実施例の正面図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 ブラケット組の説明図であり、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図5】 従来例の説明図である。
【図6】 他の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・・ステアリング支持機構、 4・・・ス
テアリングコラム、5・・・ブラケット、
7・・・ステアリングシャフト、8・・・ステ
アリングホイール、 41・・・下コラム、4
2・・・上コラム、 51・・・第
1ブラケット、51c・・・貫通孔、
51d・・・凸部、52・・・第2ブラケット、
53・・・第3ブラケット、55・・・ブ
ラケット組、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールを取り付けたステ
    アリングシャフトを回動自在に支持するステアリングコ
    ラムと、該ステアリングコラムをボディ側に固定するブ
    ラケットとから構成されるステアリングホイールの衝撃
    吸収構造であって、 前記ブラケットは、 前記ステアリングコラムの外周面に圧接される圧接部を
    備え、常には、前記ステアリングコラムを前記圧接部に
    て固定する一方、前記ステアリングホイールに所定値以
    上の衝撃が加えられた場合には、前記ステアリングコラ
    ムが前記圧接部に対して摺動することを許容するステア
    リングホイールの衝撃吸収構造。
  2. 【請求項2】 前記圧接部は、前記ブラケットに設けら
    れた貫通孔の内周面であることを特徴とする請求項1記
    載のステアリングホイールの衝撃吸収構造。
  3. 【請求項3】 前記圧接部は、前記貫通孔の内周面にて
    半径内方向に突出するように設けられた凸部であること
    を特徴とする請求項2記載のステアリングホイールの衝
    撃吸収構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10225137C5 (de) * 2001-06-27 2014-09-04 Jtekt Corp. Zusammenschiebbare Teleskoplenkvorrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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