JPH0818722B2 - 複合ロール - Google Patents

複合ロール

Info

Publication number
JPH0818722B2
JPH0818722B2 JP2288365A JP28836590A JPH0818722B2 JP H0818722 B2 JPH0818722 B2 JP H0818722B2 JP 2288365 A JP2288365 A JP 2288365A JP 28836590 A JP28836590 A JP 28836590A JP H0818722 B2 JPH0818722 B2 JP H0818722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone rubber
component
addition reaction
type liquid
composite roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2288365A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04164741A (ja
Inventor
哲夫 藤本
Original Assignee
東芝シリコーン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝シリコーン株式会社 filed Critical 東芝シリコーン株式会社
Priority to JP2288365A priority Critical patent/JPH0818722B2/ja
Publication of JPH04164741A publication Critical patent/JPH04164741A/ja
Publication of JPH0818722B2 publication Critical patent/JPH0818722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複合ロール、特に、径細りが極めて少なく
寸法安定性がすぐれているため、紙送りロール、転写ロ
ールなどに好適な複合ロールに関する。
(従来の技術) ファクシミリ、複写機又はプリンターなどの事務機器
における転写ロール、紙送りロールには、通常各種ゴム
を主材としたゴムロールが使用されているが、本用途で
は一般の合成ゴムに比べて、硬度の温度依存性が小さ
く、耐熱性、耐候性にもすぐれているということから、
シリコーンゴム製のロールが広く用いられている。
しかしこのシリコーンゴム製ロールは、比較的非粘着
性ではあるが、紙送りの回数の増加に伴って、原稿の汚
れ、紙粉の付着、また複写機においてはトナーなどによ
ってロール表面が汚れ、それが画質にも影響を及ぼすと
いう欠点があった。
このような不利を解消するため、弾性部材の表面にフ
ッ素樹脂又はフッ素ゴムを被覆する方法がとられている
が、この場合内層となる弾性部材は、フッ素樹脂又はフ
ッ素ゴムの被覆工程が200℃以上の高温に及ぶことか
ら、耐熱性のよいシリコーンゴムが主流となっている。
しかしながら、このシリコーンゴム及びフッ素樹脂又は
フッ素ゴムからなる複合ロールにおいては、紙送りの回
数増加に伴い、ロール径が減少するいわゆる径細りが生
じ、紙との接触面(通称ニップ幅という)が減少し、紙
ジワの発生、異音の発生があり、画質にも影響が及ぶと
いう大きな欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記問題を解決し、特に径細りが極めて少
なく、寸法安定性がすぐれるため、紙送りロール、転写
ロールなどに好適な複合ロールを提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、円柱状の金属芯金の外周面に、最外層がフ
ッ素樹脂又はフッ素ゴムで、内層がシリコーンゴムから
なる層を有する複合ロールにおいて、該シリコーンゴム
が付加反応型液状シリコーンゴム組成物の硬化物であっ
て、かつ四塩化炭素による抽出率が5%以下であること
を特徴とする複合ロールである。
本発明に用いるロールの金属芯金は、機械的強度が十
分であれば、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼等いずれ
の材質のものでもよく、またプライマー処理されたもの
であってもよい。
本発明の複合ロールは、以下の工程により製造され
る。まず、金属芯金の外周に、付加反応型液状シリコー
ンゴムの内層を形成した後、外層にフッ素樹脂の熱収率
縮チューブ又はフッ素ゴムの水性塗料を塗装する方法
や、フッ素樹脂の熱収率チューブ内に付加反応型液状シ
リコーンゴムを注入形成し、これで金属芯金の外周を被
覆し、内層と外層を同時に形成する方法がある。このと
きフッ素樹脂又はフッ素ゴムと付加反応型液状シリコー
ンゴムの界面はプライマー処理されたものであってもよ
い。ここで用いる付加反応型液状シリコーンゴムは、硬
化後四塩化炭素による抽出率が5%以下のものでなけれ
ばならない。5%を超える抽出率の場合、紙送りの回数
増加に伴い、径細りが大きく進行し、紙ジワの発生、異
音発生、画質不良が生じる。
この付加反応型液状シリコーンゴムは特に、下記の成
分(A)〜(D)並びに組成からなる付加反応型液状シ
リコーンゴム組成物が好ましい。
(A)一般式 (式中、R1はビニル基を表し、R2は脂肪族不飽和結合を
含まない置換又は非置換の1価の炭化水素基を表し、a
は1又は2を表し、bは0、1又は2を表す。ただし、
a+bは1〜3である) で示される構成単位を分子中に少なくとも2個有し、25
℃における粘度が500〜500,000cPで、かつ一般式 (式中、nは3〜20の整数を表す) からなる低分子シロキサン含有量が1,000ppm以下のポリ
オルガノシロキサン 100重量部 (B)一般式 (式中、R3は置換又は非置換の1価の炭化水素基を表
し、cは0、1又は2を表し、dは1又は2を表す。た
だし、c+dは1〜3である) で示される構成単位からなり、ケイ素原子に結合した水
素原子を分子中に少なくとも3個有するポリオルガノハ
イドロジェンシロキサン、 成分(A)中のR1のビニル基1個に対して、成分
(B)中のケイ素原子に結合した水素原子の数が0.5〜
4.0になる量 (C)無機質充填剤 5〜200重量部 および (D)白金系化合物 成分(A)に対して白金原子として1〜100ppmとなる
量 本発明に用いる成分(A)のポリオルガノシロキサン
は、ケイ素原子に結合したビニル基R1を含有する式
(I)で示される構成単位を1分子中に少なくとも2個
有するものである。かかるポリオルガノシロキサンとし
ては、直鎖状若しくは分岐状のいずれも用いることがで
き、またこれらの混合物を用いることもできる。
脂肪族不飽和結合を含まない置換又は非置換の1価の
炭化水素基R2としては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ヘキシル、ドデシルなどのアルキル基;フ
ェニルのようなアリール基;β−フェニルエチル、β−
フェニルプロピルのようなアラルキル基;更には、クロ
ルメチル、3,3,3−トリフルオルプロピルなどの置換炭
化水素基を挙げることができる。これらの基のうち、ポ
リオルガノシロキサンの合成が容易で、しかも硬化後に
良好な物理的性質を保つ上で必要な重合度を与え、かつ
硬化前においては低い粘度を与えるという点から、炭化
水素基R2としてはメチル基が最も好ましい。このような
式(I)で示される構成単位は、ポリオルガノシロキサ
ンの分子鎖末端又は分子鎖中のいずれに存在していても
よいが、硬化物に優れた機械的特性を付与するために
は、少なくとも一方の分子鎖末端に存在することが好ま
しい。
また成分(A)のポリオルガノシロキサンは、25℃に
おける粘度が500〜500,000cPであり、特に1,000〜200,0
00cPであることが好ましい。粘度が500cP未満の場合
は、硬化物に十分な伸びや弾性を付与することが困難で
あり、また500,000cPを超える場合は成形加工時におけ
る作業性の低下を来す。
また成分(A)のポリオルガノシロキサンは、 一般式 (式中、nは3〜20の整数を表す) からなる低分子シロキサン含有量が1,000ppm以下である
ことが必要である。この低分子シロキサンは、成分
(A)のポリオルガノシロキサンを周知の方法によって
製造する際の原材料オリゴマー及び/又は生成物であ
り、これを除去する方法としては、ポリオルガノシロキ
サン合成後、薄膜蒸留装置等を用い高真空下で加熱除去
する方法が簡便である。含有量が1,000ppmを超えると、
寸法変化を生じやすいうえ、フッ素樹脂又はフッ素ゴム
面とのはく離が生じる。
本発明で用いる成分(B)のポリオルガノハイドロジ
ェンシロキサンは、上記の一般式(III)で示される構
成単位からなり、ケイ素原子に結合した水素原子を分子
中に少なくとも3個有するものである。式中、R3として
は、例えば上記した一般式(I)中のR2において例示し
たものと同様なものを挙げることができるが、合成の容
易さの点からメチル基が最も好ましい。また、このポリ
オルガノハイドロジェンシロキサンは、合成の容易さ
や、取り扱いの容易さから25℃における粘度が1〜10,0
00cPであることが好ましい。このようなポリオルガノハ
イドロジェンシロキサンとしては、直鎖状、分岐状若し
くは環状の重合体又はこれらの混合物を用いることがで
きる。
本発明の組成物における成分(B)の配合量は、成分
(A)中のビニル基1個に対して、成分(B)中のケイ
素原子に結合した水素原子の数が、0.5〜4.0個、好まし
くは1.0〜3.0個となるような量である。水素原子の数が
0.5個未満である場合は、組成物の硬化が充分に進行せ
ずに、硬化後の硬度が低下し、また水素原子の数が4.0
個を超える場合には、硬化後の硬化物の物理的性質が低
下する。
本発明で用いる成分(C)は無機質充填剤であり、例
えば、煙霧質シリカ、沈降性シリカ、焼成シリカ、石英
微粉末、珪藻土、アルミナ、酸化鉄、酸化チタン、酸化
亜鉛、酸化セリウム、水酸化セリウム、酸化マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、カーボンブラックなどを挙げるこ
とができ、これらは単独又は2種以上を併用して用いる
ことができる。成分(C)の配合量は、成分(A)100
重量部に対し、5〜200重量部であり、5重量部未満で
は硬化物に十分な強度を付与することができず、200重
量部を超える場合は、成形加工時における作業性が低下
する。
本発明で用いる成分(D)の白金系化合物は、成分
(A)中のビニル基と、成分(B)中のヒドロシリル基
との間の付加反応を促進させる触媒成分である。このよ
うな白金系化合物としては、例えば白金単体や塩化白金
酸、白金−オレフィン錯体又は白金−アルコール錯体な
どの白金配位化合物などを挙げることができる。
成分(D)の配合量は、成分(A)に対して白金原子
として1〜100ppmであり、好ましくは2〜50ppmであ
る。配合量が1ppm未満の場合は、ゴムの十分な硬化を達
成することができず、また100ppmを超える場合でも、も
はやそれ以上の硬化速度の効果的な向上は得られない。
本発明で使用するフッ素樹脂の例としては、四フッ化
エチレン樹脂、四フッ化エチレン−パーフルオロビニル
エーテル共重合体、四フッ化エチレン−六フッ化プロピ
レン共重合体、四フッ化エチレン−エチレン共重合体、
ポリフッ化ビニリデンなどが挙げられ、フッ素ゴムの例
としては、フッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン共重
合体、フッ化ビニリデン−クロルトリフルオルエチレン
共重合体などが挙げられ、熱収縮チューブ、フィルム、
水性塗料などの形で入手できる。
[発明の効果] 本発明の複合ロールは、特に径細りが極めて少なく、
寸法安定性がすぐれているため、各種の工業用ロールと
して有用である。
(実施例) 以下、本発明を実施例によって、更に詳しく説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。
なお、実施例中の「部」は「重量部」を表し、また粘
度は25℃における値を表す。
本発明において、四塩化炭素による抽出率は以下の測
定法により定義される。
測定法 300mlの共栓付フラスコ内に予め秤量された短ざく状
のシリコーンゴムサンプルを入れ、四塩化炭素100mlを
注入撹拌し、24時間室温で放置する。次にサンプルを、
120℃で8時間加熱乾燥し、冷却後秤量し、抽出前後の
秤量値より四塩化炭素による抽出率を算出する。
調製例1 粘度が10,000cPの分子鎖両末端がジメチルビニルシリ
ル基で封鎖されたポリジメチルシロキサンベースオイル
(ガスクロマトグラフ抽出法により測定した低分子シロ
キサン含有量:200ppm)100部、粉砕石英粉40部、(CH3)2
HSiO1/2単位とSiO2単位からなり、ケイ素原子に結合し
た水素原子を1.00重量%含有しており、粘度が20cPのポ
リメチルハイドロジェンシロキサン1.5部、塩化白金酸
のイソプロピルアルコール溶液を白金原子としてベース
オイルに対して20ppm混合し、均一に分散させて付加反
応型液状シリコーンゴム組成物1を調製した。このもの
を150℃で5分間加熱しゴム状硬化物を得、四塩化炭素
による抽出率を測定したところ1.8%であった。
調製例2 粘度が100,000cPの分子鎖の両末端がジメチルビニル
シリル基で封鎖されたポリジメチルシロキサンベースオ
イル(ガスクロマトグラフ抽出法により測定した低分子
シロキサン含有量:700ppm)100部、アエロジルR972(商
品名、日本アエロジル社製)20部、両末端がトリメチル
シリル基で封鎖され、ケイ素原子に結合した水素原子を
0.90重量%含有し、粘度が30cPの直鎖状ポリメチルハイ
ドロジェンシロキサン1部、塩化白金酸とテトラメチル
テトラビニルシクロテトラシロキサンを加熱して得られ
たビニルシロキサン−白金錯体を白金原子としてベース
オイルに10ppmになるように混合し、均一に分散させて
付加反応型液状シリコーンゴム組成物2を調製した。
このものを150℃で5分間加熱した後、四塩化炭素に
よる抽出率を測定したところ2.7%であった。
調製例3 ポリメチルハイドロジェンシロキサンを3部にした以
外は、全て調製例1と同様な方法で、付加反応型液状シ
リコーンゴム組成物3を調製した。このものを150℃で
5分間加熱した後、四塩化炭素による抽出率を測定した
ところ4.1%であった。
調製例4 ポリメチルハイドロジェンシロキサンを4部にした以
外は、全て調製例1と同様な方法で、付加反応型液状シ
リコーンゴム組成物4を調製した。このものを150℃で
5分間加熱した後、四塩化炭素による抽出率を測定した
ところ5.2%であった。
調製例5 からなる環状低分子シロキサンを3部加えた以外は、全
て調製例2と同様な方法で、付加反応型液状シリコーン
ゴム組成物5を調製した。このものを150℃で5分間加
熱した後、四塩化炭素による抽出率を測定したところ5.
5%であった。
調製例6 からなる環状低分子シロキサンを5部加えた以外は、全
て調製例3と同様な方法で、付加反応型液状シリコーン
ゴム組成物6を調製した。このものを150℃で5分間加
熱した後、四塩化炭素による抽出率を測定したところ7.
4%であった。
実施例1 直径8mm×長さ300mmのアルミニウムシャフト上に付加
反応型液状シリコーンゴム用プライマーME151(商品
名、東芝シリコーン(株)製)を塗布し、その外周に調
製例1の組成物1をロール外径28mm×長さ250mmの円筒
状に被覆し、150℃で30分間加熱硬化させた後、その外
層に四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体の
熱収縮チューブを40μmの厚さで被覆した。
このロールの実装試験を行うために、このものをPPC
複写機の定着ロールとして組み込み、ロール間圧力3kgf
/cm2で10万枚の複写を行ったところ、紙ジワが全く発生
せずまた定着むらのない良好な複写物が得られた。また
10万枚複写後のロール外径変化を第1表に示す。
実施例2 調製例1の付加反応型液状シリコーンゴム組成物1の
代りに調製例2の組成物2を用いた以外は、全て実施例
1と同様な方法で複合ロールを作製し、10万枚複写のロ
ール実装試験を行ったところ、紙ジワが全く発生せず、
また定着むらのない良好な複写物が得られた。10万枚複
写後のロール外径変化を第1表に示す。
実施例3 直径8mm×長さ300mmのアルミニウムシャフト上に付加
反応型液状シリコーンゴム用プライマーME151を塗布
し、その外周に調製例3の組成物3をロール外径28mm×
長さ250mmの円筒状に被覆し、150℃で30分間加熱硬化さ
せた後、その外層に、フッ化ビニリデン−六フッ化プロ
ピレン共重合体からなるフッ素ゴム水性塗料を30μの厚
さで塗布、硬化、被覆した。このロールの実装試験を行
うためにこのものをPPC複写機の定着ロールとして組み
込み、ロール間圧力3kgf/cm2で7万枚の複写を行ったと
ころ、紙ジワが全く発生せず、また定着むらのない良好
な複写物が得られた。7万枚複写後のロール外径変化を
第1表に示す。
比較例1 調製例1の付加反応型液状シリコーンゴム組成物1の
代りに調製例4の組成物4を用いた以外は、全て実施例
1と同様な方法で複合ロールを作製しロール実装試験を
行ったところ3万8千枚目で異常音と共に紙ジワが発生
した。このときのロール外径変化を第1表に示す。
比較例2 調製例1の付加反応型液状シリコーンゴムの代りに調
製例5の組成物5を用いた以外は、全て実施例1と同様
な方法で複合ロールを作製しロール実装試験を行ったと
ころ3万2千枚目で紙ジワが発生した。このときのロー
ル外径変化を第1表に示す。
比較例3 調製例3の付加反応型液状シリコーンゴムの代りに調
製例6の組成物6を用いた以外は、全て実施例3と同様
な方法で複合ロールを作製しロール実装試験を行ったと
ころ、2万1千枚目で紙ジワが発生した。このときのロ
ール外径変化を第1表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83/07 LRP

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱状の金属芯金の外周面に、最外層がフ
    ッ素樹脂又はフッ素ゴムで、内層がシリコーンゴムから
    なる層を有する複合ロールにおいて、該シリコーンゴム
    が付加反応型液状シリコーンゴム組成物の硬化物であっ
    て、かつ四塩化炭素による抽出率が5%以下であること
    を特徴とする複合ロール。
  2. 【請求項2】付加反応型液状シリコーンゴム組成物が、
    下記の成分(A)、(B)、(C)及び(D)並びに組
    成からなることを特徴とする請求項1記載の複合ロー
    ル。 (A)一般式 (式中、R1はビニル基を表し、R2は脂肪族不飽和結合を
    含まない置換又は非置換の1価の炭化水素基を表し、a
    は1又は2を表し、bは0、1又は2を表す。ただし、
    a+bは1〜3である) で示される構成単位を分子中に少なくとも2個有し、25
    ℃における粘度が500〜500,000cPで、かつ一般式 (式中、nは3〜20の整数を表す) からなる低分子シロキサン含有量が1,000ppm以下のポリ
    オルガノシロキサン 100重量部 (B)一般式 (式中、R3は置換又は非置換の1価の炭化水素基を表
    し、cは0、1又は2を表し、dは1又は2を表す。た
    だし、c+dは1〜3である) で示される構成単位からなり、ケイ素原子に結合した水
    素原子を分子中に少なくとも3個有するポリオルガノハ
    イドロジェンシロキサン、 成分(A)中のR1のビニル基1個に対して、成分(B)
    中のケイ素原子に結合した水素原子の数が0.5〜4.0にな
    る量 (C)無機質充填剤 5〜200重量部 及び (D)白金系化合物 成分(A)に対して白金原子として1〜100ppmとなる量
JP2288365A 1990-10-29 1990-10-29 複合ロール Expired - Lifetime JPH0818722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288365A JPH0818722B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 複合ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288365A JPH0818722B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 複合ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04164741A JPH04164741A (ja) 1992-06-10
JPH0818722B2 true JPH0818722B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=17729264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2288365A Expired - Lifetime JPH0818722B2 (ja) 1990-10-29 1990-10-29 複合ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0818722B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3292409B2 (ja) * 1993-07-29 2002-06-17 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 定着ロール用シリコーンゴム組成物
JP3385133B2 (ja) * 1995-06-30 2003-03-10 信越化学工業株式会社 熱定着ローラー用付加硬化型シリコーンゴム組成物及びそれを用いた熱定着用ローラー
JP2003146471A (ja) * 2001-11-13 2003-05-21 Dainippon Printing Co Ltd 感圧性接着剤塗布済シート等、表面剥離するシート向けの押しコロ。
TWI301794B (en) 2005-09-22 2008-10-11 Toshiba Machine Co Ltd Sheet or film-forming roll
JP4721896B2 (ja) 2005-12-27 2011-07-13 東芝機械株式会社 シート・フィルム成形ロールおよびシート・フィルム成形ロールのクラウニング制御方法およびシート・フィルム成形装置
JP4610546B2 (ja) 2006-12-11 2011-01-12 東芝機械株式会社 シート・フィルム成形ロール、シート・フィルムキャスティング装置および微細パターン転写装置
JP5193682B2 (ja) 2008-05-28 2013-05-08 東芝機械株式会社 シート・フィルム成形ロール、シート・フィルムキャスティング装置および微細パターン転写装置
JP5193683B2 (ja) 2008-05-28 2013-05-08 東芝機械株式会社 タッチロール、主ロール、シート・フィルムキャスティング装置および微細パターン転写装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61102247A (ja) * 1984-10-26 1986-05-20 信越ポリマ−株式会社 防汚ロ−ル
JPS61174057A (ja) * 1985-01-29 1986-08-05 Canon Inc 弾性回転体及びそれを有する定着装置
JPS6226349U (ja) * 1985-07-31 1987-02-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04164741A (ja) 1992-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3216799B2 (ja) 加熱定着ロール
JP3494039B2 (ja) 熱定着ロール用シリコーンゴム組成物及び熱定着ロール
JP3592809B2 (ja) フッ素樹脂被覆定着ロール用シリコーンゴム組成物およびフッ素樹脂被覆定着ロール
KR100832726B1 (ko) 정착 롤용 열전도성 액체 실리콘 고무 조성물 및 불소 수지로 피복된 정착 롤
JPH07331226A (ja) 加熱定着ロール防汚用オイル
JPH0720741A (ja) 定着ロール
JPH03188164A (ja) 固形シリコーンゴム組成物、弾性回転体及び定着装置
JPH0818722B2 (ja) 複合ロール
JP2922712B2 (ja) 熱定着用シリコーンゴムローラの製造方法
JP4064026B2 (ja) 定着ロール用液状シリコーンゴム組成物およびフッ素樹脂被覆定着ロール
JP2937622B2 (ja) 定着ロール
JP3497065B2 (ja) シリコーンゴム被覆ロール
JP2610748B2 (ja) 熱定着用シリコーンゴムローラ
JPH0673049B2 (ja) 定着ロールの製造方法
JPH0691783A (ja) プライマー組成物および熱定着用シリコーンゴムローラ
JPH0820724A (ja) 画像定着用被膜形成組成物及び定着部材
JP3406773B2 (ja) フッ素樹脂被覆定着ロール用シリコーンゴム組成物およびフッ素樹脂被覆定着ロール
JP3727450B2 (ja) 定着ロール
JP2522722B2 (ja) 圧縮抵抗性シリコ―ンゴム組成物
JP2541436B2 (ja) 定着ロ―ル
JP3235863B2 (ja) 硬化性シリコーンゴム組成物および熱定着用シリコーンゴムローラ
JP3691758B2 (ja) 熱定着用シリコーンゴムローラの製造方法
JP2515857B2 (ja) ロ―ル用ポリオルガノシロキサン組成物
JP2691804B2 (ja) シリコーンゴム組成物
JP2003107951A (ja) フルオロカーボンからなる熱可塑性ランダムコポリマーオーバーコーティング層を有した圧力部材

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080228

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 13

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 15