JP3235863B2 - 硬化性シリコーンゴム組成物および熱定着用シリコーンゴムローラ - Google Patents

硬化性シリコーンゴム組成物および熱定着用シリコーンゴムローラ

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哲夫 藤本
武美 原田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、耐熱性と難燃性に優れた
硬化性シリコーンゴム組成物および該硬化性シリコーン
ゴム組成物を外周ローラ面に被覆した熱定着用シリコー
ンゴムローラに関する。
【0002】
【発明の技術的背景とその問題点】乾式電子写真法にお
いて、転写ドラムから紙等の支持体上に転写されるトナ
ー粉末像を支持体上に定着させる方法としては、支持体
を加熱ローラと加圧ローラとの間に通してトナー粉末像
を支持体上に加熱、加圧させて熱定着させる方法が採用
されている。この方法においては、未定着のトナー粉末
が加圧ローラに付着するため、トナー粉末との離型性の
よいシリコーンゴム製加圧ローラが用いられている。し
かしながら、加圧ローラは加熱ローラからの熱によって
180 ℃以上の高温になることから、耐熱性、難燃性が要
求され、更に長期的な定着特性(ロール実装性)の点か
ら耐クリープ性(低圧縮永久歪み)が要求されることか
ら、両方の特性に優れた材料からなる加圧ローラが切望
されているが、従来のシリコーンゴム製加圧ローラは未
だ満足のいくものではなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記問題を解決し、難燃性お
よび耐クリープ性に優れた硬化性シリコーンゴム組成
物、並びに該硬化性シリコーンゴム組成物を用いた実用
性に優れた熱定着用シリコーンゴムローラを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【発明の構成】本発明者等は上記目的を達成すべく鋭意
検討した結果、特定の組成からなる硬化性シリコーンゴ
ム組成物が難燃性および耐クリープ性の両特性に優れて
いることを見出し、本発明を完成するに到った。即ち本
発明は、 (A) 一般式
【0005】
【化5】
【0006】(式中、R1はビニル基を表し、R2は脂肪族
不飽和結合を含まない置換または非置換の1価の炭化水
素基を表し、aは1または2を表し、bは0、1または
2を表す。ただし、a+bは1〜3である)で示される
構成単位を分子中に少なくとも2個有し、25℃における
粘度が500 〜500,000cP であるポリオルガノシロキサン
100重量部 (B) 一般式
【0007】
【化6】
【0008】(式中、R3は置換または非置換の1価の炭
化水素基を表し、cは0、1または2を表し、dは1ま
たは2を表す。ただし、c+dは1〜3である)で示さ
れる構成単位からなり、ケイ素原子に結合した水素原子
を分子中に少なくとも3個有するポリオルガノハイドロ
ジェンシロキサン、成分(A)中のR11個に対してケイ
素原子に結合した水素原子の個数が 0.5〜4.0 になる量 (C) 酸化亜鉛 2〜20重量部 (D) 酸化アルミニウム 2〜20重量部 かつ(C)+(D)が10〜40重量部 および (E) 白金系化合物 (A)成分に対して白金原子として1〜100ppmとなる量
からなることを特徴とする硬化性シリコーンゴム組成
物、並びにロール芯軸の外周に、少なくとも上記の
(A)〜(E)を配合したシリコーンゴム組成物を硬化
させてなる被覆層を設けたことを特徴とする熱定着用シ
リコーンゴムローラである。
【0009】本発明に用いる成分(A)のポリオルガノ
シロキサンは、ケイ素原子に結合したビニル基R1を含有
する式(I)で示される構成単位を1分子中に少なくと
も2個有するものである。かかるポリオルガノシロキサ
ンとしては、直鎖状若しくは分岐状のいずれも用いるこ
とができ、またこれらの混合物を用いることもできる。
式(I)中の脂肪族不飽和結合を含まない置換または非
置換の1価の炭化水素基R2としては、例えばメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ヘキシル、ドデシルなどのア
ルキル基;フェニルのようなアリール基;β−フェニル
エチル、β−フェニルプロピルのようなアラルキル基;
更には、クロルメチル、3,3,3−トリフルオロプロ
ピルなどの置換炭化水素基を挙げることができる。これ
らの基のうち、ポリオルガノシロキサンの合成が容易
で、しかも硬化後に良好な物理的性質を保つ上で必要な
重合度を与え、かつ硬化前においては低い粘度を与える
という点から、メチル基が最も好ましい。このような式
(I)で示される構成単位は、ポリオルガノシロキサン
の分子鎖末端または分子鎖中のいずれに存在していても
よいが、硬化物に優れた機械的特性を付与するために
は、少なくとも一方の分子鎖末端に存在することが好ま
しい。また成分(A)のポリオルガノシロキサンは、25
℃における粘度が 500〜500,000cP であることが必要で
あり、特に1,000 〜200,000cP であることが好ましい。
粘度が500cP 未満の場合は、硬化物に十分な伸びや弾性
を付与することが困難であり、また500,000cP を超える
場合は成形加工時における作業性の低下を来す。
【0010】本発明で用いる成分(B)のポリオルガノ
ハイドロジェンシロキサンは、上記一般式(II)で示さ
れる構成単位からなり、ケイ素原子に結合した水素原子
を分子中に少なくとも3個有するものである。式中、R3
としては、例えば上記した一般式(I)中のR2において
例示したものと同様なものを挙げることができるが、合
成の容易さの点からメチル基が最も好ましい。また、こ
のポリオルガノハイドロジェンシロキサンは、合成の容
易さや、取り扱いの容易さから25℃における粘度が1〜
10,000cPであることが好ましい。このようなポリオルガ
ノハイドロジェンシロキサンとしては、直鎖状、分岐状
若しくは環状の重合体またはこれらの混合物を用いるこ
とができる。本発明の組成物における成分(B)の配合
量は、成分(A)中のビニル基1個に対して、成分
(B)中のケイ素原子に結合した水素原子の数が 0.5〜
4.0個、好ましくは1.0 〜3.0 個となるような量であ
る。水素原子の数が0.5 個未満である場合は、組成物の
硬化が十分に進行せずに、硬化後の硬度が低下し、また
水素原子の数が4.0 個を超える場合には、硬化後の硬化
物の物理的性質が低下する。
【0011】本発明で用いる成分(C)は酸化亜鉛であ
り、成分(D)との組み合わせにより、目的とする耐ク
リープ性と難燃性を付与するのに必須の成分である。成
分(C)の配合量は成分(A) 100重量部に対して2〜
20重量部である。2重量部未満では難燃性が低下し、20
重量部を超えると耐クリープ性が低下する。
【0012】本発明で用いる成分(D)は酸化アルミニ
ウムであり、成分(C)との組み合わせにより、目的と
する耐クリープ性と難燃性を付与するのに必須の成分で
ある。成分(D)の配合量は成分(A) 100重量部に対
して2〜20重量部である。2重量部未満では難燃性が低
下し、20重量部を超えると耐クリープ性が低下する。
【0013】また、成分(C)および(D)の合計量が
成分(A) 100重量部に対して10〜40重量部であること
が必要である。この合計量が10重量部未満では難燃性が
低下し、40重量部を超えると耐クリープ性が低下する。
【0014】本発明で用いる成分(E)の白金系化合物
は、成分(A)中のビニル基と、成分(B)中のヒドロ
シリル基との間の付加反応を促進させる触媒成分であ
る。このような白金系化合物としては、例えば白金単体
や塩化白金酸、白金−オレフィン錯体または白金−アル
コール錯体などの白金配位化合物などを挙げることがで
きる。成分(E)の配合量は、成分(A)に対して白金
原子として1〜100ppmであり、好ましくは2〜50ppm で
ある。配合量が1ppm 未満の場合は、ゴムの十分な硬化
を達成することができず、また100ppmを超えて配合して
ももはやそれ以上の硬化速度の効果的な向上は得られな
い。
【0015】尚、本発明のシリコーンゴム組成物には
(A)〜(E)成分以外にも、目的に応じて本発明の効
果を損なわない範囲で、ベンガラ、二酸化チタンなどの
顔料、ポリジメチルシロキサンなどのシリコーンオイル
を配合することもできる。
【0016】又、本発明の熱定着用シリコーンゴムロー
ラは、ロール芯軸の外周に、上述の如き(A)〜(E)
を配合したシリコーンゴム組成物を硬化させてなる被覆
層を設けたものであり、その基本的構造は従来のものと
同様であり、従来の方法に準じて製造することができ
る。本発明の熱定着用シリコーンゴムローラにおけるロ
ール芯軸となる金属芯金は、機械的強度が十分であれ
ば、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼等いずれの材質の
ものでもよく、またプライマー処理されたものであって
もよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の硬化性シリコーンゴム組成物
は、耐クリープ性および難燃性に優れ、これらの特性が
要求される各種分野のゴム材として有用であり、特に熱
定着用ローラの外周被覆層として有用である。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳しく説
明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。なお、実施例中の「部」は「重量部」を表し、また
粘度は25℃における値を表す。また、ゴム組成物の硬さ
はJIS K 6301に基づき、難燃性はUL規格のUL−94
法に基づき、圧縮永久歪みはJIS K 6301に基づいて調べ
た。
【0019】実施例1 粘度が10,000cPの分子鎖両末端がジメチルビニルシリル
基で封鎖されたポリジメチルシロキサンベースオイル 1
00部、(CH3)2HSiO1/2 単位とSiO2単位からなり、ケイ素
原子に結合した水素原子を1.02重量%含有しており、粘
度が25cPのポリメチルハイドロジェンシロキサン 1.5
部、酸化亜鉛5部、酸化アルミニウム5部、塩化白金酸
のイソプロピルアルコール溶液を白金原子としてベース
オイルに対して30ppm 混合し、均一に分散させて、付加
反応型液状シリコーンゴム組成物1を調製した。このも
のを 150℃で10分間加熱し、ゴム状硬化物を得、硬さ、
難燃性、圧縮永久歪みを測定したところ、表1のように
なった。
【0020】実施例2 粘度が50,000cPの分子鎖両末端がジメチルビニルシリル
基で封鎖されたポリジメチルシロキサンベースオイル 1
00部、(CH3)2HSiO1/2 単位とSiO2単位からなり、ケイ素
原子に結合した水素原子を0.94重量%含有しており、粘
度が20cPのポリメチルハイドロジェンシロキサン1部、
酸化亜鉛15部、酸化アルミニウム15部、塩化白金酸とテ
トラメチルテトラビニルシロキサンを加熱して得られた
ビニルシロキサン−白金錯体を白金原子としてベースオ
イルに10ppm になるように混合し、均一に分散させて付
加反応型液状シリコーンゴム組成物2を調製した。この
ものを 150℃で10分間加熱し、ゴム状硬化物を得、硬
さ、難燃性、圧縮永久歪みを測定したところ、表1のよ
うになった。
【0021】実施例3 粘度が80,000cPの分子鎖両末端がジメチルビニルシリル
基で封鎖されたポリジメチルシロキサンベースオイル 1
00部、(CH3)2HSiO1/2 単位とSiO2単位からなりケイ素原
子に結合した水素原子を1.02重量%含有しており、粘度
が25cPのポリメチルハイドロジェンシロキサン 1.0部、
酸化亜鉛3部、酸化アルミニウム17部、塩化白金酸のイ
ソプロピルアルコール溶液を白金原子としてベースオイ
ルに対して20ppm 混合し、均一に分散させて付加反応型
液状シリコーンゴム組成物3を調製した。このものを 1
50℃で10分間加熱し、ゴム状硬化物を得、硬さ、難燃
性、圧縮永久歪みを測定したところ、表1のようになっ
た。
【0022】実施例4 実施例3において、酸化亜鉛を3部から17部へ、酸化ア
ルミニウムを17部から3部へ変更したほかは、同様にし
て付加反応型液状シリコーンゴム組成物4を調製した。
このものを 150℃で10分間加熱し、ゴム状硬化物を得、
硬さ、難燃性、圧縮永久歪みを測定したところ、表1の
ようになった。
【0023】比較例1 実施例1において、酸化亜鉛および酸化アルミニウムの
代わりに酸化鉄を10部用いたほかは、同様にして付加反
応型液状シリコーンゴム組成物5を調製した。このもの
を 150℃で10分間加熱し、ゴム状硬化物を得、硬さ、難
燃性、圧縮永久歪みを測定したところ、表1のようにな
った。
【0024】比較例2 実施例2において、酸化アルミニウムの代わりに二酸化
ケイ素である煙霧質シリカを15部用いたほかは、同様に
して付加反応型液状シリコーンゴム組成物6を調製し
た。このものを 150℃で10分間加熱し、ゴム状硬化物を
得、硬さ、難燃性、圧縮永久歪みを測定したところ、表
1のようになった。
【0025】比較例3 実施例3において、酸化亜鉛を3部から1部にしたほか
は、同様にして付加反応型液状シリコーンゴム組成物7
を調製した。このものを 150℃で10分間加熱し、ゴム状
硬化物を得、硬さ、難燃性、圧縮永久歪みを測定したと
ころ、表1のようになった。
【0026】比較例4 実施例4において、酸化アルミニウム3部から1部にし
たほかは同様にして付加反応型液状シリコーンゴム組成
物8を調製した。このものを 150℃で10分間加熱し、ゴ
ム状硬化物を得、硬さ、難燃性、圧縮永久歪みを測定し
たところ、表1のようになった。
【0027】比較例5 実施例1において、酸化亜鉛および酸化アルミニウムの
配合量を各々3部にしたほかは同様にして付加反応型液
状シリコーンゴム組成物9を調製した。このものを 150
℃で10分間加熱し、ゴム状硬化物を得、硬さ、難燃性、
圧縮永久歪みを測定したところ、表1のようになった。
【0028】比較例6 実施例2において、酸化亜鉛の配合量を24部にしたほか
は、同様にして付加反応型液状シリコーンゴム組成物1
0を調製した。このものを 150℃で10分間加熱し、ゴム
状硬化物を得、硬さ、難燃性、圧縮永久歪みを測定した
ところ、表1のようになった。
【0029】比較例7 実施例2において、酸化アルミニウムの配合量を24部に
したほかは、同様にして付加反応型液状シリコーンゴム
組成物11を調製した。このものを 150℃で10分間加熱
し、ゴム状硬化物を得、硬さ、難燃性、圧縮永久歪みを
測定したところ、表1のようになった。
【0030】
【表1】
【0031】実施例5〜8 直径8mm×長さ300mm のアルミニウムシャフト上に付加
反応型液状シリコーンゴム用プライマーME151(商
品名、東芝シリコーン(株)製)を塗布し、その外周に
実施例1〜4の組成物1〜4をロール外径28mm×長さ25
0mm の円筒状に被覆し、 150℃で30分間加熱硬化させ
た。このロールの実装試験を行うために、このものをP
PC複写機の定着ロールとして組み込み、ロール間圧力
3kgf/cm2 で5万枚の複写を行ったところ、紙ジワが全
く発生せず、また定着むらのない良好な複写物が得られ
た。結果を表2に示す。
【0032】比較例8〜14 実施例1〜4の付加反応型液状シリコーンゴム組成物1
〜4の代わりに、比較例1〜7の組成物5〜11を用い
た以外は全て実施例5〜8と同様な方法でロールを作製
し、ロール実装試験を行った結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 83/00 - 83/16 C08K 3/22 G03G 15/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 一般式 【化1】 (式中、R1はビニル基を表し、R2は脂肪族不飽和結合を
    含まない置換または非置換の1価の炭化水素基を表し、
    aは1または2を表し、bは0、1または2を表す。た
    だし、a+bは1〜3である)で示される構成単位を分
    子中に少なくとも2個有し、25℃における粘度が500 〜
    500,000cP であるポリオルガノシロキサン 100重量部 (B) 一般式 【化2】 (式中、R3は置換または非置換の1価の炭化水素基を表
    し、cは0、1または2を表し、dは1または2を表
    す。ただし、c+dは1〜3である)で示される構成単
    位からなり、ケイ素原子に結合した水素原子を分子中に
    少なくとも3個有するポリオルガノハイドロジェンシロ
    キサン、 成分(A)中のR11個に対してケイ素原子に結合した水
    素原子の個数が 0.5〜4.0 になる量 (C) 酸化亜鉛 2〜20重量部 (D) 酸化アルミニウム 2〜20重量部 かつ(C)+(D)が10〜40重量部 および (E) 白金系化合物 (A)成分に対して白金原子として1〜100ppmとなる量
    からなることを特徴とする硬化性シリコーンゴム組成
    物。
  2. 【請求項2】 ロール芯軸の外周に、少なくとも以下の
    (A)〜(E)を配合したシリコーンゴム組成物を硬化
    させてなる被覆層を設けたことを特徴とする熱定着用シ
    リコーンゴムローラ。 (A) 一般式 【化3】 (式中、R1はビニル基を表し、R2は脂肪族不飽和結合を
    含まない置換又は非置換の1価の炭化水素基を表し、a
    は1または2を表し、bは0、1または2を表す。ただ
    し、a+bは1〜3である)で示される構成単位を分子
    中に少なくとも2個有し、25℃における粘度が500 〜50
    0,000cP であるポリオルガノシロキサン 100重量部 (B) 一般式 【化4】 (式中、R3は置換または非置換の1価の炭化水素基を表
    し、cは0、1または2を表し、dは1または2を表
    す。ただし、c+dは1〜3である)で示される構成単
    位からなり、ケイ素原子に結合した水素原子を分子中に
    少なくとも3個有するポリオルガノハイドロジェンシロ
    キサン、 成分(A)中のR11個に対してケイ素原子に結合した水
    素原子の個数が 0.5〜4.0 になる量 (C) 酸化亜鉛 2〜20重量部 (D) 酸化アルミニウム 2〜20重量部 かつ(C)+(D)が10〜40重量部 および (E) 白金系化合物 (A)成分に対して白金原子として1〜100ppmとなる量
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