JPS61102247A - 防汚ロ−ル - Google Patents

防汚ロ−ル

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JPS61102247A
JPS61102247A JP22525184A JP22525184A JPS61102247A JP S61102247 A JPS61102247 A JP S61102247A JP 22525184 A JP22525184 A JP 22525184A JP 22525184 A JP22525184 A JP 22525184A JP S61102247 A JPS61102247 A JP S61102247A
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JP
Japan
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antifouling
roll
group
general formula
parts
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JP22525184A
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JPH0563308B2 (ja
Inventor
恒雄 大木
悟 菅野
純也 石田
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Publication of JPS61102247A publication Critical patent/JPS61102247A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は防汚ロール、特にはファクシミリなどにおける
紙送I)に使用される防汚性のすぐれたゴムキールに関
するものである。
(従来の技術) 密着型受光累子による読取装置を備えたファクシミリな
どにおける紙送を】には通常各種ゴムを主材としたゴム
ロールが使用されており、これらは一般に硬度H8が3
0〜60° (J工8)のものとされているが、これに
は一般の合成ゴムにくらべて硬度の温度依存性が小さく
、耐候性、耐熱性にもすぐれているということからシリ
コーンゴムで作られたものが汎用されている。
しかし、このシリコーンゴムで作られたロールには、比
較的非粘着性ではあるが、この非粘着性がそのゴム組成
、成形条件によって大きく左右されるし−これにはまた
防汚効果がほとんどないので1紙送りの回数の増加に伴
なって原稿の汚れ。
紙粉などによってロール表面が汚れ、画質にも影響が及
ぶという欠点があった。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した防汚ロールに関する
ものであり、これは弾性部材の表面の少なくとも1部に
シリコーン系のイ】硬質皮膜形成材料とヰ)可撓性樹脂
とからなる非粘着性防汚層を設けてなることを特徴とす
るものである。
これを説明すると1本発明者らは特にファクシミリなど
に使用されるゴムロールの改質について種々検討した結
果、従来公知のゴムロールの弾性部材の表面の少なくと
も1部を゛ある種のシリコーン系ゴムで被覆するとこ\
に非粘着性防汚層が形成されるので所期の目的を達成し
得ることを見出し、このシリコーン系ゴムについての研
究を進め。
これには伺一般式 R5i(on)、(Rは炭素数10
以上の1価炭素水素基)で示されるシリコーン系の硬質
皮膜形成材料と1口)A)一般式(n2はメチル基、エ
チル基またはフェニル基。
Lは100〜10,000)で示されるビニルシロキン
基を0.05〜3.0モル%含有するオルガノポリシロ
キサン100重量部、□B)一般式たはフェニル基、m
は1または2でm;1と1〜2であるものの比が4:1
〜1:1であるビニル基ヲ0.1〜10%含有する樹脂
状オルガノシロキサン5〜50重量部、0)一般式 子、メチル基−エチル基またはフェニル基、nは10〜
1,000)で示されるハイドロジエンシロキシ基を5
〜100モル%含有するオルガノハイドロジエンボリシ
買キサン5〜30重量部およびD)触媒量の白金または
白金化合物、とからなる可撓性シリコーン樹脂成分とよ
りなるシリコーンを使用すれば目的とする非粘着性防汚
層を形成させることができることを確認し、このシリコ
ーン成分の種類、配合量、加工方法などについての研究
を進めて本発明を完成させた。
本発明の防汚ロールは回転軸上に弾性部材を包被してな
るゴムロールの弾性部材表面にシリコーン系の非粘着性
防汚層を設けたものであるが、この回転軸はステンレス
スチール、アルミニウム合金または各種金屑材料表面に
無電解ニッケルメッキ、軟窒化処理などの表面処理、防
錆処理を施したものとすればよく、このロールはこの回
転軸をEDPM、NBR,SBR,クロロプレン−シリ
コーンゴムなどの合成ゴムからなる弾性材料で包被し、
加熱便化させてからその表面を研削盤などで研摩するこ
とによって作ればよい。
この弾性部材上に設けられる非粘着性防汚層はシリコー
ン系組成物から作られるものとされるが。
;)      これは伺硬質皮膜形成材料と口)可撓
性シリコーン樹脂成分とからなるものとする必要がある
このイ)成分としての硬質皮膜形成材料は例えば一般式
 R81(OH)   で示され、このRが−C10H
21−’10 H2O000” −−C1o H2O0
H−”−016H3m −−016”32oooH” 
−c17H3S、−ヘO”40°1 などのよっな炭素
数10以上の1価炭化水素基とされるものとすればよく
1口)成分としての可撓性シリコーン樹脂は例えばA)
一般式 で示され、Rがメチル基、エチル基またはフェニル基で
あり、tが100〜10,000とされる分子鎖末端が
ビニル基で封鎖されているビニルシロキシMを0.05
〜3,0モル%含有するオルガノポリシロキサン100
重量部、B)一般式         [:ニル基また
フェニル基−mが1または2でm = 1のものと1〜
2のものとが4:1〜1:1であるビニルシロキシ基を
0.1〜10モル%含有する樹脂状オルガノシロキサン
5〜50重量部、0)−で示され−Rが水素原子、メチ
ル基、エチル基またはフェニル基で、nがlθ〜1,0
00で示さレル、ハイドロジエンシロキシ基を5〜10
0モル%含有するオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ン5〜30重量部およびD)触媒量の白金または白金化
合νとからなる。いわゆる付加反応型の可撓性オルガノ
シロキサン樹脂成分とすればよこの非粘着性防汚層を形
成するシリコーン成分は上記したイ)成分と口)成分と
を1:1〜1:30の重量比好ましくばl:3〜1:2
0の割合で混合したものとすればよく、これはイ】成分
だけではこれから作られた皮膜が可撓性がなく非粘着性
も不完全なものとなり、イ)成分と口)成分との上記し
た配合物から作られた皮膜が非粘着性ですぐれた防汚性
を示すということが確認されたからである。
この非粘着性防汚層の弾性部材への加工は1弾性部材の
表面にこのイ)1口)成分からなるシリコーン組成物を
転写ロールなどを用いて厚さが5〜100μm程度に塗
布し、ついでこれを25〜200℃に10〜60分間加
熱してこの塗布面を硬化させればよい力ζこの弾性部材
への被着は必ずしもその全面に設ける必要はなく1例え
ばその両サイドなどのような部分的なものとしてもよい
このようにして得られたシリコーン硬化膜は非粘性樹脂
状という性状を示すので、これによれば所期の目的をも
つ防汚ロールを容易につることができるという有用性が
与えられる。
本発明の防汚ロールはこれがファクシミリなどに使用さ
れるので、これはその表面が白色とすることがよ<、シ
たがって上記したシリコーン組成物にはチタン白などの
白色の充填剤を添加したものとすることがよいが、この
ロールは静電気による紙粉、ホコリの付着や受光装置へ
のノイズ防止ということから、上記した弾性部材または
非粘着防汚性のいずれかを導電性とすることがよく、し
たがってこれらをカーボンブラックなどを配合した導電
性部材から作られたものとすることがよい。
つぎに本発明の防汚ロールを添付の図面にもとづいて説
明する。第1図は本発明の防汚ロールの縦断面図を示し
たものであり−このa)図には回転軸1に包被された弾
性部材2の全面にシリコーン系の非粘着性防汚層8を設
けたものが、またb)Fはこの非粘着防汚層8を弾性部
材2の両側に設けたものが示されている。また、第2図
は本発明のII汚ロールを使用したファクシミリの縦断
面図を示したものであり、これは本発明の防汚ロール4
の上を走行する原稿紙5をこのロール上に設けられた密
着型受光素子を有する読取装置6とロールの間に走行さ
せるようにしたものであるが。
これによればロールが非粘着性でかつ防汚性とされてい
ることから原稿のロールへの巻きつけが皆無となるので
、従来この種の装置に必要とされていた剥離爪の設置が
不要となり−また紙粉−ホコリなどのロールへの付着も
殆んどなくなり、さらにはバックグラウンドのノイズを
著しく減少させることができ1発色剤による着色力も従
来品にくらべて大巾に減少させることができる。
つぎに本発明の嚢施例をあげるが1例中の部は重量部を
示したものである。
実施例 [径8 mttt fiζ長さ300Bのステンレスス
チール製シャフトに金型プレス法でシリコーンゴムコン
パウンドKE852U(信越化学工業(株)製商品名)
100部と硬化触媒C−8(同社製商品名)3部とを混
合したシリコーンゴムベースを包被し、加熱硬化させて
外径30m10−長さ200關のゴムロールを作13.
この表面を研磨仕上げしたところ、得られたロールは紙
への粘着性を示した。
つぎに、イ)成分として式 01、H3,5i(OH)3 で示されるシリコーン化
合物10部をイソプロピルアルコール30部、トルエン
70部とからなる混合溶剤に溶解したものを作ると共に
1口)成分としてA)式 で示されをビニル基含有メチルビニルシロキサン100
部。
B)  (aH3)3sioo、単位100部。
(OH2=CIH) (aH,)2sioo、、単位0
.5部。
5i02単位50部とからなるシロキサン共重合樹脂2
5部−〇)式 で示されるメチルハイドロジエンポリシロキサン10部
、D)塩化白金酸イソプロピルアルコール溶液 1 o)「o 02部およびE)モノチタン白粉末10
部とからなる成分のトルエン10%溶液を作り−このイ
)成分と口)成分とを1=5の割合で1tのビーカー内
で混合攪拌して得たシリコーン組成物を上記で作ったロ
ールの表面に厚さが50μmとなるように塗布し一20
0℃で1時間加熱したところ一ロール表面に可撓性のシ
リコーン皮膜をもつものが得られたが、この表面に形成
されたシリコーン皮膜は非粘着でかつ防汚性をもつもの
であった。
また、このようにして得た非粘着性防汚層をもつロール
をファクシミリ用として使用したところ。
このもσ)は原稿のロールへの巻きつきゃ1紙粉。
ホコリのロールへの付着がなく1発色剤による着色も殆
んどないという効果を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図a)、b)は本発明の防汚ロールの縦断面要因を
示したものであり、第2図はこのロールを使用したファ
クタξりの縦断面要因を示したものである。 1・・・回転軸−2・・・弾性部材。 ゝ      3・・・非粘着防汚層、 4・・・防汚
・−ル。 5・・・原稿紙、 6・・・読取装置。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弾性部材の表面の少なくとも1部に、シリコーン系
    のイ)硬質皮膜形成材料成分とロ)可撓性シリコーン樹
    脂成分とよりなる非粘着性防汚層を設けてなることを特
    徴とする防汚ロール。 2、硬質皮膜形成材料が一般式R^1Si(OH)(R
    ^1は炭素数10以上の1価炭化水素基)で示されるも
    のである特許請求の範囲第1項記載の防汚ロール。 3、可撓性シリコーン樹脂成分がA)一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼ (R^2はメチル基、エチル基またはフェニル基、lは
    100〜10,000)で示されるビニルシロキシ基を
    0.05〜3.0モル%含有するオルガノポリシロキサ
    ン100重量部、B)一般式R^3_mSiO_(_4
    _−_m_)_/_2(Rはメチル基、ビニル基または
    フェニル基、mは1または2でm=1とm=2であるも
    のの比が4:1〜1:1であるビニル基を0.1〜10
    モル%含有する樹脂状オルガノシロキサン5〜50重量
    部、C)一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (R^4は水素原子、メチル基、エチル基またはフェニ
    ル基、nは10〜1,000)で示されるハイドロジエ
    ンシロキシ基を5〜100モル%含有するオルガノハイ
    ドロジエンポリシロキサン5〜30重量部、およびD)
    触媒量の白金または白金化合物、からなるものである特
    許請求の範囲第1項記載の防汚ロール。 4、非粘着性防汚層がイ)硬質皮膜形成材料とロ)可撓
    性シリコーン樹脂との1:1〜1:30(重量比)の配
    合物から作られたものである特許請求の範囲第1項記載
    の防汚ロール。
JP22525184A 1984-10-26 1984-10-26 防汚ロ−ル Granted JPS61102247A (ja)

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JPH0563308B2 JPH0563308B2 (ja) 1993-09-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04164741A (ja) * 1990-10-29 1992-06-10 Toshiba Silicone Co Ltd 複合ロール
JPH05147763A (ja) * 1991-11-28 1993-06-15 Arai Pump Mfg Co Ltd レジストローラー用ゴム配合組成物
JP2011020840A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Kyocera Mita Corp インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

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JP2011020840A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Kyocera Mita Corp インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置

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