JP5219318B2 - 剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物 - Google Patents

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Description

本発明は無溶剤型の剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物に関する。詳しくは、各種紙材,合成樹脂フィルム,金属箔などの各種基材にオルガノポリシロキサンの硬化皮膜を形成することにより、各種基材表面に粘着性物質に対する剥離性を付与する剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物に関する。
剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物は、粘着性物質に対して剥離性を示す硬化皮膜を形成するため、粘着テープや粘着シートの剥離ライナーに使用されている。このような用途に使用されている剥離性硬化皮膜は、低速度(約0.3m/分以下)で剥離した場合にはその剥離抵抗値が小さいものから大きいものまで要求されるが、高速度(約50m/分以上)で剥離した場合にはその剥離抵抗値が小さいことが要求されている。従来、このような剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物としては、例えば、ジフェニルシロキサン単位を0.5〜3.0モル%含有するジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体とジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体からなるジオルガノポリシロキサンの混合物、オルガノハイドロジェンポリシロキサンおよび白金系触媒からなる組成物が提案されている(特開平2−187466号公報参照)。しかし、この組成物は剥離抵抗値が大きく、また、この剥離性硬化皮膜に粘着した粘着性物質の残留接着率が低下する等の欠点があり、用途によっては必ずしも満足できるものではなかった。また、生ゴム状の両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、白金系触媒および有機溶剤からなる組成物も提案されている(特開平9−125004号公報、特開平10−158519号公報、特開平2−145649号公報参照)。これらの組成物は、主成分のヘキセニル基含有ジオルガノポリシロキサンがゴム状の高分子量物であるために有機溶剤で希釈することが必要であるが、有機溶剤は作業者の健康に悪影響をおよぼすだけでなく、大気中への飛散を防止するための手段の採用が必要となってコスト的に不利である等の問題点があった。またこれらの組成物の硬化皮膜は、高速度(約50m/分以上)で剥離した場合の剥離抵抗値がそれほど小さくないので、用途によっては必ずしも満足できるものではなかった。
一方、有機溶剤を含有しない剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物としては、分子鎖両末端がトリアルキルシロキシ基で封鎖され、側鎖に2個以上のビニル基を有するオルガノポリシロキサンを主成分とする離型紙用シリコーン組成物(特開平7−258606号公報参照)や、分子中に炭素原子数6以上の高級アルケニル基を有するポリジオルガノシロキサンを主成分とする剥離被覆用シリコーン組成物(特開昭62−86061号公報参照)が提案されている。しかしながらこれらの組成物には、上記した有機溶剤の使用による問題およびこの剥離性硬化皮膜に粘着した粘着性物質の残留接着率の低下は見られないものの、高速度(約50m/分以上)で剥離した場合の剥離抵抗値が大きいといった欠点があった。
発明が解決しようとする課題
本発明者らは上記欠点を解消するために鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、硬化後、高速度で剥離した場合の剥離抵抗値が小さい剥離性皮膜を形成し、かつ、低速度で剥離した場合の剥離抵抗値を小さいものから大きいものまでコントロールすることができる剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物であり、さらに、この剥離性硬化皮膜に粘着した粘着性物質の残留接着率を低下させることのない剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明は、(A)(A−1)25℃における粘度が50〜5,000mm2/sであり、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され、側鎖に少なくとも2つの炭素原子数が4以上のアルケニル基を有する直鎖状のジオルガノポリシロキサン(該シロキサン中、アルケニル基の含有率は全有機基の0.2〜10.0モル%である。)50〜80重量%と、(A−2)25℃における粘度が50〜5,000mm2/sであり、分子中に少なくとも2つのアルケニル基を有する、分子鎖両末端がジメチルアルケニルシロキシ基で封鎖された直鎖状のジオルガノポリシロキサン(該シロキサン中、アルケニル基の含有率は全有機基の1.0〜5.0モル%である。)50〜20重量%との混合物、(B)25℃における粘度が1〜1,000mm2/sであり、一分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (A)成分100重量部に対して3〜50重量部、および(C)白金系触媒 触媒量からなり、有機溶剤を含有しない剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物に関する。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明組成物の主成分である(A)成分は、(A-1)25℃における粘度が50〜5,000mm2/sであり、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され、側鎖に少なくとも2つの炭素原子数が4以上のアルケニル基を有する直鎖状のジオルガノポリシロキサンと、(A-2)25℃における粘度が50〜5,000mm2/sであり、分子中に少なくとも2つのアルケニル基を有する、分子鎖両末端がジメチルアルケニルシロキシ基で封鎖された直鎖状のジオルガノポリシロキサンの混合物である。
(A-l)成分のジオルガノポリシロキサンは、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され、側鎖に炭素原子数が4以上のアルケニル基を少なくとも2つ有する直鎖状のシロキサンである。上記アルケニル基は、通常、ケイ素原子に結合しており、具体的には、ブテニル基,5−ヘキセニル基,オクテニル基,デセニル基が挙げられる。これらの中でも5−ヘキセニル基が好ましい。このアルケニル基の含有率は、ケイ素原子に結合する全有機基の0.2〜10.0モル%の範囲であり、1.0〜5.0モル%の範囲であることが好ましい。アルケニル基以外のケイ素原子に結合する有機基としては、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基等のアルキル基;フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジル基,フェネチル基等のアラルキル基のような一価炭化水素基が挙げられる。これらの中でもメチル基が好ましい。このような(A-l)成分のジオルガノポリシロキサンとしては、一般式:
Figure 0005219318
で表されるジメチルシロキサン・メチルアルケニルシロキサン共重合体が挙げられる。上式中、R1は炭素原子数が4以上のアルケニル基である。xおよびyは、0.80≦x/(x+y)<0.99,0.01<y/(x+y)≦0.20かつy≧2を満たす正の整数である。これは、y/(x+y)が0.01以下では高速度で剥離した場合にその剥離抵抗値が大きくなるためであり、また、この値が0.20を越えると低速度で剥離した場合にも高速度で剥離した場合にもその剥離抵抗値が大きくなるためである。ここで、y/(x+y)は0.03〜0.06の範囲であることが好ましい。また、(x+y)は、25℃における粘度が50〜5,000mm2/sの範囲となるような値であり、好ましくは100〜2,000mm2/sの範囲となるような値である。
(A−2)成分のジオルガノポリシロキサンは、分子中に少なくとも2つのアルケニル基を有する、分子鎖両末端がジメチルアルケニルシロキシ基で封鎖された直鎖状のシロキサンである。上記アルケニル基は、通常、ケイ素原子に結合しており、具体的には、ビニル基,ブテニル基,5−ヘキセニル基,オクテニル基,デセニル基が挙げられる。これらの中でも、ビニル基,5−ヘキセニル基が好ましい。このアルケニル基の含有率は、ケイ素原子に結合する全有機基の1.0〜5.0モル%の範囲である。アルケニル基以外のケイ素原子に結合する有機基としては、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基等のアルキル基;フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジル基,フェネチル基等のアラルキル基のような一価炭化水素基が挙げられる。これらの中でもメチル基が好ましい。このような(A−2)成分のジオルガノポリシロキサンとしては、一般式:
Figure 0005219318
で表されるシロキサンが挙げられる。wおよびzは、0.80≦w/(w+z)、および、z/(w+z)≦0.20を満たす0または正の整数である。これは、z/(w+z)が0.20を越えると低速度で剥離した場合も高速度で剥離した場合もその剥離抵抗値が大きくなるためである。ここで、z/(w+z)は0.01〜0.06の範囲であることが好ましい。また、(w+z)は、25℃における粘度が50〜5,000mm/sの範囲となるような値であり、好ましくは100〜2,000mm/sの範囲となるような値である。
上記(A−1)成分と(A−2)成分の混合比率は、(A−1)成分の割合が少なくなるにつれて高速度における剥離抵抗値が大きくなるので、(A−1)成分と(A−2)成分の比率が50〜80重量%:50〜20重量%の範囲である。この(A)成分は、(A−1)成分と(A−2)成分の混合物であり、(A)成分としての25℃における粘度は5,000mm2/s以下であることが好ましく、100〜2,000mm2/sの範囲であることがより好ましい。
本発明組成物に使用される(B)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、架橋剤として作用する成分である。本成分は、一分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有するが、その結合位置は特に限定されない。水素原子以外のケイ素原子に結合する有機基としては、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基等のアルキル基;フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジル基,フェネチル基等のアラルキル基のような脂肪族不飽和結合を含有しない一価炭化水素基が挙げられる。このオルガノハイドロジェンポリシロキサンの分子構造としては、直鎖状、環状、分岐鎖状、レジン状が挙げられる。またその25℃における粘度は、1〜1,000mm2/sの範囲である。本成分の配合量は、(A)成分100重量部に対して3〜50重量部の範囲である。これは、本成分の配合量が3重量部未満であると本発明組成物の硬化が不十分になるためであり、また、50重量部を越えると剥離性硬化皮膜の剥離抵抗値が経時的に変化するためである。
本発明組成物に使用される(C)成分の白金系触媒は、本発明組成物の硬化を促進するための触媒である。本成分としては、白金黒,白金担持シリカ,白金担持活性炭等の白金、塩化白金酸,塩化白金酸のアルコール溶液,塩化白金酸とオレフィンとの錯体,塩化白金酸とジビニルテトラメチルジシロキサンとの錯体等の白金系化合物が例示される。本成分の配合量は触媒量であればよいが、好ましくは(A)成分と(B)成分の合計量に対して、白金金属量が1〜1,000ppmとなるような量である。
本発明組成物は上記(A)成分〜(C)成分からなるものであるが、これらの成分に加えて、硬化遅延剤,微粉末シリカ等の無機質充填剤,顔料,耐熱性添加剤,有機樹脂粉末,染料等の剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物の添加剤として公知とされる成分を配合することは、本発明の目的を損わない限り差し支えない。また、本発明組成物の25℃における粘度は、塗工性の面から50〜5,000mm2/sの範囲であることが好ましく、100〜2,000mm2/sの範囲であることがより好ましい。
本発明組成物は、上記(A)成分〜(C)成分を単に均一に混合することにより調製することができる。この場合、(A)成分と(B)成分を混合した後、(C)成分の白金系触媒を加えて混合することが好ましい。
以上のような本発明組成物は、これを各種紙材,ラミネート紙,合成樹脂フィルム,金属箔等の各種基材に塗工して硬化させることにより、これらの基材表面に粘着性物質に対する剥離性皮膜を形成するので、剥離ライナ−や剥離性塗料として有用である。また、本発明組成物は有機溶剤を含有しないため、環境保全、作業環境改善等の観点から好ましいという利点を有する。さらに本発明組成物は、高速度(約50m/分以上)で剥離した場合の剥離抵抗値が小さい上に、上記(A)成分と(B)成分の配合比率を変化させることにより低速度(約0.3m/分以下)における剥離抵抗値のコントロールが可能であるという利点を有する。
次に、本発明を実施例により詳細に説明する。なお、実施例中の粘度の値は、25℃において測定した値である。また、剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物の硬化皮膜の剥離抵抗値、シリコ−ン移行性および粘着性物質の残留接着率(%)の測定は下記の方法に従って行った。
○剥離抵抗値
剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物所定量を紙の表面に塗工して硬化皮膜を形成させた。この皮膜上に、アクリル系粘着剤[東洋インキ(株)製,商品名:オリバインBPS5127]を塗布し、これを温度70℃、2分間の条件で加熱乾燥した。次いでこれに貼合わせ紙を貼り合わせ、20g/cm2の荷重をかけて、温度25℃、湿度60%の条件下で24時間放置した。次にテンシロンおよび高速剥離試験機を用いて、0.3m/分,50m/分,100m/分の各速度において角度180度で貼合わせ紙を引張り、剥離に要した力(gf)を測定した。尚、試料幅はすべて2.5cmとした。
○シリコーン移行性
剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物所定量を紙の表面に塗工して硬化皮膜を形成させて剥離紙を作成した。この剥離紙面上に、清浄なポリエステルフィルムを貼合わせ、プレスで100kg/cm2の荷重をかけて、25℃で30分間放置した。次いで、ポリエステルフィルムをはがし取り、そのポリエステルフィルムの剥離紙と接触していた面にマジックインキ(登録商標)で線を書き、インキのはじきの程度を測定した。インキのはじきがなければシリコーン移行がないものとし、インキのはじきがあればシリコーン移行があるものとした。
○残留接着率
剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物所定量を紙の表面に塗工して硬化皮膜を形成させた。この皮膜表面に、粘着テープ[日東電工(株)製,商品名:ニットーポリエステル粘着テープ31B]を貼合わせ、20g/cm2の荷重をかけて70℃で20時間エージングした。次いで、粘着テープをはがし、このはがした粘着テープをステンレス板に貼付け、20g/cm2の荷重をかけて25℃で30分間放置した後、角度180度,速度0.3m/分の条件で粘着テープを引張り、剥離に要した力(gf)を測定した。また、ブランク試験として、テフロンシートに粘着テープ[日東電工(株)製,商品名:ニットーポリエステル粘着テープ31B]を上記と同様に貼合わせて、この粘着テープの剥離に要した力(gf)を上記と同様に測定した。これらの測定値から、次式に従って残留接着率(%)を算出した。
式1
Figure 0005219318
参考例1
ジメチルシロキサン単位96モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は370mm/sであった。)100重量部、粘度20mm/sのジメチルシロキサン単位30モル%,メチルハイドロジェンシロキサン単位70モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体11重量部および1−エチニル−1−シクロヘキサノール0.3重量部を均一に混合した。次いでこの混合物に、塩化白金酸とメチルビニルシロキサンとの錯塩を白金金属量が200ppmとなるような量添加配合して、粘度330mm/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコ−ン組成物を、ポリエチレンラミネ−ト上質紙の表面に約1.0g/mになるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
比較例1
実施例1において、ジメチルシロキサン単位96モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体の代わりに、ジメチルシロキサン単位96モル%,メチルビニルシロキサン単位4モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は370mm2/sであった。)を配合した以外は実施例1と同様にして、粘度330mm2/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を、ポリエチレンラミネート上質紙の表面に約1.0g/m2になるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
比較例2
実施例1において、ジメチルシロキサン単位96モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体の代わりに、ジメチルシロキサン単位96モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4モル%からなる分子鎖両末端ジメチルヘキセニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は370mm2/sであった。)を配合した以外は実施例1と同様にして、粘度330mm2/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を、ポリエチレンラミネート上質紙の表面に約1.0g/m2になるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
比較例3
実施例1において、ジメチルシロキサン単位96モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体の代わりに、ジメチルシロキサン単位96モル%,メチルビニルシロキサン単位4モル%からなる分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は400mm2/sであった。)を配合した以外は実施例1と同様にして、粘度350mm2/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を、ポリエチレンラミネート上質紙の表面に約1.0g/m2になるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
参考例2
ジメチルシロキサン単位95.0モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位5.0モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は200mm/sであった。)100重量部、粘度70mm/sの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位30モル%,メチルハイドロジェンシロキサン単位70モル%)10重量部および3−メチル−1−ブチン−3−オール0.3重量部を均一に混合した。次いでこの混合物に、塩化白金酸とメチルビニルシロキサンとの錯塩を白金金属量が200ppmとなるような量添加配合して、粘度160mm/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコ−ン組成物を、ポリエチレンラミネ−ト上質紙の表面に約1.0g/mになるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
実施例1
ジメチルシロキサン単位96.0モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4.0モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は370mm/sであった。)50重量部、ジメチルシロキサン単位98.0モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位2.0モル%からなる分子鎖両末端ジメチルヘキセニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は190mm/sであった。)50重量部、粘度70mm/sの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位30モル%,メチルハイドロジェンシロキサン単位70モル%)11重量部および1−エチニル−1−シクロヘキサノール0.3重量部を均一に混合した。次いでこの混合物に、塩化白金酸とメチルビニルシロキサンとの錯塩を白金金属量が200ppmとなるような量添加配合して、粘度250mm/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコ−ン組成物を、ポリエチレンラミネ−ト上質紙の表面に約1.0g/mになるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
実施例2
ジメチルシロキサン単位96.0モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4.0モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は370mm/sであった。)50重量部、ジメチルシロキサン単位98.0モル%,メチルビニルシロキサン単位2.0モル%からなる分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は190mm/sであった。)50重量部、粘度70mm/sの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位30モル%,メチルハイドロジェンシロキサン単位70モル%)15重量部および1−エチニル−1−シクロヘキサノール0.3重量部を均一に混合した。次いでこの混合物に、塩化白金酸の3重量%イソプロピルアルコール溶液を白金金属量が200ppmとなるような量添加配合して、粘度250mm/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコ−ン組成物を、ポリエチレンラミネ−ト上質紙の表面に約1.0g/mになるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
比較例4
ジメチルシロキサン単位96.0モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4.0モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は370mm2/sであった。)30重量部、ジメチルシロキサン単位98.0モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位2.0モル%からなる分子鎖両末端ジメチルヘキセニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(この共重合体の粘度は190mm2/sであった。)70重量部、粘度70mm2/sの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位30モル%,メチルハイドロジェンシロキサン単位70モル%)11重量部および1−エチニル−1−シクロヘキサノール0.3重量部を均一に混合した。次いでこの混合物に、塩化白金酸とメチルビニルシロキサンとの錯塩を白金金属量が200ppmとなるような量添加配合して、粘度230mm2/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を、ポリエチレンラミネート上質紙の表面に約1.0g/m2になるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
比較例5
ジメチルシロキサン単位96.0モル%,メチルヘキセニルシロキサン単位4.0モル%からなる分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体生ゴム(この共重合体の30重量%のトルエン溶液の粘度は4,000mm2/sであった。)100重量部を、トルエン1460重量部に溶解した。次いでこれに、粘度25mm2/sの分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン4重量部および3−メチル−1−ブチン−3−オール1重量部を加えて均一に混合した。この混合物に、塩化白金酸とメチルビニルシロキサンとの錯塩を白金金属量が200ppmとなるような量添加配合して、粘度15mm2/sの剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を調製した。
得られた剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を、ポリエチレンラミネート上質紙の表面に約1.0g/m2になるような量塗布し、次いで、これを130℃で20秒間加熱処理して硬化皮膜を形成させた。この硬化皮膜の剥離抵抗値,シリコーン移行性および残留接着率を測定した。これらの結果を表1に示した。
Figure 0005219318
発明の効果
本発明の剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物は上記(A)成分〜(C)成分からなり、特に(A-l)成分として側鎖に少なくとも2つの炭素原子数が4以上のアルケニル基を有する低粘度のジオルガノポリシロキサンを含有しているため、硬化後の剥離性皮膜は高速度における剥離抵抗値が小さく、かつ、低速度で剥離した場合には剥離抵抗値のコントロールが可能であるという特徴を有する。さらに本発明組成物は、剥離性硬化皮膜に粘着した粘着性物質の残留接着率を低下させることがないという特徴を有する。

Claims (2)

  1. (a)(A)(A−1)25℃における粘度が370mm2/sであり、分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され、側鎖に少なくとも2つの炭素原子数が4以上のアルケニル基を有する直鎖状のジオルガノポリシロキサン(該シロキサン中、アルケニル基の含有率は分子鎖両末端のトリメチルシロキシ基を除いたケイ素原子に結合する全有機基の2モル%である。)50重量%と、(A−2)25℃における粘度が190mm2/sであり、分子中に少なくとも2つのアルケニル基を有する、分子鎖両末端がジメチルアルケニルシロキシ基で封鎖された直鎖状のジオルガノポリシロキサン(該シロキサン中、アルケニル基の含有率は分子鎖両末端のジメチルアルケニルシロキシ基を除いたケイ素原子に結合する全有機基の1モル%である。)50重量%との混合物、(B)25℃における粘度が70mm 2 /sであり、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位30モル%,メチルハイドロジェンシロキサン単位70モル%) (A)成分100重量部に対して11〜15重量部、および(C)白金系触媒 触媒量からなり、有機溶剤を含有しない剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物。
  2. (A−1)成分中のアルケニル基が5−ヘキセニル基である請求項1記載の剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物。
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