JPH081869Y2 - 印刷機のシリンダ洗浄装置 - Google Patents
印刷機のシリンダ洗浄装置Info
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- JPH081869Y2 JPH081869Y2 JP1990021408U JP2140890U JPH081869Y2 JP H081869 Y2 JPH081869 Y2 JP H081869Y2 JP 1990021408 U JP1990021408 U JP 1990021408U JP 2140890 U JP2140890 U JP 2140890U JP H081869 Y2 JPH081869 Y2 JP H081869Y2
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- cleaning
- cleaning cloth
- lever
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F35/00—Cleaning arrangements or devices
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、印刷機のシリンダ洗浄装置に関する。
〈従来の技術〉 枚葉紙印刷機や輪転印刷機等には、圧胴やブランケッ
ト胴等のシリンダの外周面にインク等が付着し印刷用紙
を汚すことを防止するために、印刷と印刷との間に、シ
リンダの外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置が備えられ
ている。シリンダ洗浄装置には、洗浄布を用いる形式の
ものがある。この洗浄布は、シリンダの外周面を十分に
洗浄するために、所定量ずつ巻取られ、洗浄布の新しく
清浄な部分がシリンダに圧接されるようになっている。
ト胴等のシリンダの外周面にインク等が付着し印刷用紙
を汚すことを防止するために、印刷と印刷との間に、シ
リンダの外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置が備えられ
ている。シリンダ洗浄装置には、洗浄布を用いる形式の
ものがある。この洗浄布は、シリンダの外周面を十分に
洗浄するために、所定量ずつ巻取られ、洗浄布の新しく
清浄な部分がシリンダに圧接されるようになっている。
従来のシリンダ洗浄装置を第７図乃至第11図に基づい
て説明する。
て説明する。
第７図には洗浄動作中の洗浄ユニット圧接状態で示す
側面、第８図には洗浄動作中の爪部回避状態で示す側
面、第９図には非洗浄時の退避状態で示す側面、第10図
にはレバー軸周り部分を展開して示す平面、第11図には
洗浄ユニット回転軸周りの平面を示してある。
側面、第８図には洗浄動作中の爪部回避状態で示す側
面、第９図には非洗浄時の退避状態で示す側面、第10図
にはレバー軸周り部分を展開して示す平面、第11図には
洗浄ユニット回転軸周りの平面を示してある。
これらの図において、２は洗浄ユニットとしての圧胴
洗浄装置８のサイドプレート、３は中間胴、４は洗浄対
象シリンダとしての圧胴、4aは圧胴凹部、6aは圧胴の凹
部前縁4b付近で爪軸6bに固定されこの爪軸6bを中心に回
動可能で圧胴４の表面との間に枚葉紙の端を挾んで固定
する爪、10aは洗浄布20を圧胴４の外周面に圧接する圧
接ブレード前枠、10bは圧接ブレード後枠、12は圧接ブ
レード10に挾まれて洗浄布20を前記外周面に圧接する圧
接パッド、14は洗浄布供給ロール、16は洗浄布巻取ロー
ル、18は洗浄布のガイド棒である。
洗浄装置８のサイドプレート、３は中間胴、４は洗浄対
象シリンダとしての圧胴、4aは圧胴凹部、6aは圧胴の凹
部前縁4b付近で爪軸6bに固定されこの爪軸6bを中心に回
動可能で圧胴４の表面との間に枚葉紙の端を挾んで固定
する爪、10aは洗浄布20を圧胴４の外周面に圧接する圧
接ブレード前枠、10bは圧接ブレード後枠、12は圧接ブ
レード10に挾まれて洗浄布20を前記外周面に圧接する圧
接パッド、14は洗浄布供給ロール、16は洗浄布巻取ロー
ル、18は洗浄布のガイド棒である。
22は印刷機本体フレーム、24は圧胴洗浄装置８の回転
軸、24aおよび24bは回転軸24を印刷機本体フレーム22に
回動可能に支持する座金および軸受、26は回転軸36に取
付けられ圧胴洗浄装置８を回転軸24の回りに回動させる
レバー、30はピン28によりレバー26に取付けられ後述の
カム50に当接しレバー26を爪6aの位置に応じて回動させ
るカムころ、34はピン32によりレバー26に連結されピン
38を介してレバー26の動きを圧胴洗浄装置８のサイドプ
レート２に伝達するリンク、40は頭部44をピン48により
レバー26の一端に連結されロッド42の周りにはめられば
ね受け46により圧縮状態に維持されるばね、50はボルト
52により前記中間胴３に固定され前記カムころ30がその
カム山部50aまたはカム谷部50bに当接するカムである。
なお、36aは前記レバー回転軸36を印刷機本体フレーム2
2に取付けるための座金、36bはレバー回転軸36の軸受で
ある。
軸、24aおよび24bは回転軸24を印刷機本体フレーム22に
回動可能に支持する座金および軸受、26は回転軸36に取
付けられ圧胴洗浄装置８を回転軸24の回りに回動させる
レバー、30はピン28によりレバー26に取付けられ後述の
カム50に当接しレバー26を爪6aの位置に応じて回動させ
るカムころ、34はピン32によりレバー26に連結されピン
38を介してレバー26の動きを圧胴洗浄装置８のサイドプ
レート２に伝達するリンク、40は頭部44をピン48により
レバー26の一端に連結されロッド42の周りにはめられば
ね受け46により圧縮状態に維持されるばね、50はボルト
52により前記中間胴３に固定され前記カムころ30がその
カム山部50aまたはカム谷部50bに当接するカムである。
なお、36aは前記レバー回転軸36を印刷機本体フレーム2
2に取付けるための座金、36bはレバー回転軸36の軸受で
ある。
74は印刷機本体フレーム22にボルト84およびブラケッ
ト86により一端を取付けられ圧胴洗浄装置８を洗浄位置
と非洗浄位置間で大きく移動させるエアシリンダ、76は
そのロッド、78はロッド頭部、80は洗浄位置でレバー26
の爪6aを回避する動作をじゃましないようにするための
長孔、82はレバー26に植えられ前記長孔80内を摺動する
ピンである。
ト86により一端を取付けられ圧胴洗浄装置８を洗浄位置
と非洗浄位置間で大きく移動させるエアシリンダ、76は
そのロッド、78はロッド頭部、80は洗浄位置でレバー26
の爪6aを回避する動作をじゃましないようにするための
長孔、82はレバー26に植えられ前記長孔80内を摺動する
ピンである。
圧胴洗浄装置８が爪6aを回避するために圧胴４の外周
面から一端離脱し爪6aの通過後に洗浄布を圧胴４に圧接
する位置に復帰する動作を利用して洗浄布巻取りロール
16が洗浄布20を所定量巻取ることができるようにするた
めに、第７図〜第９図の圧胴洗浄装置８の右側および第
10図の右寄り下部に示すように、洗浄布巻取りロール16
の軸の先端にワンウエイクラッチ60を介してギヤ58を設
けてある。一方、印刷機本体フレーム22には、前記ギヤ
58に噛み合うセグメントギヤ62をボルト64および66によ
り印刷機本体フレーム22に取付けてある。
面から一端離脱し爪6aの通過後に洗浄布を圧胴４に圧接
する位置に復帰する動作を利用して洗浄布巻取りロール
16が洗浄布20を所定量巻取ることができるようにするた
めに、第７図〜第９図の圧胴洗浄装置８の右側および第
10図の右寄り下部に示すように、洗浄布巻取りロール16
の軸の先端にワンウエイクラッチ60を介してギヤ58を設
けてある。一方、印刷機本体フレーム22には、前記ギヤ
58に噛み合うセグメントギヤ62をボルト64および66によ
り印刷機本体フレーム22に取付けてある。
このように構成されたシリンダ洗浄装置の動作を説明
する。
する。
まもなく圧胴凹部4aが圧接ブレード10の真下に到達す
る状態を示す第７図において、レバー26の一端に取付け
られたカムころ30がカム50のカム谷部50bに載っている
が、まだカム山部50aには達していないので、圧胴洗浄
装置８は、回転軸24を中心とする回動域で最も時計回り
方向にあり、洗浄布巻取りロール16の中心は点Ａの位置
にある。この状態では、圧接ブレード10と圧接パッド12
とが洗浄布20を圧胴４の外周面に押し付けこの外周面を
洗浄している。
る状態を示す第７図において、レバー26の一端に取付け
られたカムころ30がカム50のカム谷部50bに載っている
が、まだカム山部50aには達していないので、圧胴洗浄
装置８は、回転軸24を中心とする回動域で最も時計回り
方向にあり、洗浄布巻取りロール16の中心は点Ａの位置
にある。この状態では、圧接ブレード10と圧接パッド12
とが洗浄布20を圧胴４の外周面に押し付けこの外周面を
洗浄している。
圧胴４が回転し、やがて圧胴凹部4aが圧接ブレード10
の真下に来るころには、レバー26上のカムころ30が中間
胴３に取付けられたカム50のカム山部50aに乗り上げ、
レバー26を時計方向に回動させる。それにつれて、圧胴
洗浄装置８は、リンク34を介して、回転軸24を中心に反
時計方向に回動され、洗浄布巻取りロール16の中心は点
Ｂの位置まで移動する。その間に、セグメントギヤ62と
噛み合っているギヤ58が時計方向に回転する。この回転
は、ワンウエイクラッチ60を介して洗浄布巻取りロール
16に伝えられ、洗浄布20を所定量だけ巻取る。第８図は
その状態を示している。なお、エアシリンダ74のロッド
頭部78の長孔80に挿入されているピン82は、洗浄布巻取
りロール16が点Ａから点Ｂまで移動する範囲では、長孔
80の中を移動するだけなので、エアシリンダ74は、圧胴
洗浄装置８が爪6aを回避する動作および洗浄位置への復
帰動作になんら悪影響を与えない。
の真下に来るころには、レバー26上のカムころ30が中間
胴３に取付けられたカム50のカム山部50aに乗り上げ、
レバー26を時計方向に回動させる。それにつれて、圧胴
洗浄装置８は、リンク34を介して、回転軸24を中心に反
時計方向に回動され、洗浄布巻取りロール16の中心は点
Ｂの位置まで移動する。その間に、セグメントギヤ62と
噛み合っているギヤ58が時計方向に回転する。この回転
は、ワンウエイクラッチ60を介して洗浄布巻取りロール
16に伝えられ、洗浄布20を所定量だけ巻取る。第８図は
その状態を示している。なお、エアシリンダ74のロッド
頭部78の長孔80に挿入されているピン82は、洗浄布巻取
りロール16が点Ａから点Ｂまで移動する範囲では、長孔
80の中を移動するだけなので、エアシリンダ74は、圧胴
洗浄装置８が爪6aを回避する動作および洗浄位置への復
帰動作になんら悪影響を与えない。
第８図の状態に至った圧胴洗浄装置８は、中間胴３お
よび圧胴４が回転し、レバー26の一端に取付けられたカ
ムころ30がカム50のカム山部50aを通り過ぎると、圧縮
ばね40の力によりレバー26が反時計方向に回動するの
で、回転軸24を中心にして時計方向に回動され、洗浄布
巻取りロール16の中心が点Ａの位置に達するまで戻る。
その過程で、セグメントギヤ62と噛み合っているギヤ58
が反時計方向に回転するが、ワンウエイクラッチ60の働
きで、その回転は洗浄布巻取りロール16には伝達されな
い。したがって、洗浄布20は巻取られた状態を保つこと
になり、常に洗浄布20の清浄な部分で圧胴４の外周面を
洗浄できることになる。
よび圧胴４が回転し、レバー26の一端に取付けられたカ
ムころ30がカム50のカム山部50aを通り過ぎると、圧縮
ばね40の力によりレバー26が反時計方向に回動するの
で、回転軸24を中心にして時計方向に回動され、洗浄布
巻取りロール16の中心が点Ａの位置に達するまで戻る。
その過程で、セグメントギヤ62と噛み合っているギヤ58
が反時計方向に回転するが、ワンウエイクラッチ60の働
きで、その回転は洗浄布巻取りロール16には伝達されな
い。したがって、洗浄布20は巻取られた状態を保つこと
になり、常に洗浄布20の清浄な部分で圧胴４の外周面を
洗浄できることになる。
洗浄が完了したときまたは洗浄布を交換するときのよ
うに洗浄動作を停止する非洗浄時には、エアシリンダ74
を作動させ、ロッド76により圧縮ばね40の力に押し勝
ち、レバー26を時計方向に大きく回動させる。その結
果、圧胴洗浄装置８は、回転軸24を中心として反時計方
向に回動し、洗浄布巻取りロール16の中心が点Ｃの位置
に至る。その状態を第９図に示す。
うに洗浄動作を停止する非洗浄時には、エアシリンダ74
を作動させ、ロッド76により圧縮ばね40の力に押し勝
ち、レバー26を時計方向に大きく回動させる。その結
果、圧胴洗浄装置８は、回転軸24を中心として反時計方
向に回動し、洗浄布巻取りロール16の中心が点Ｃの位置
に至る。その状態を第９図に示す。
洗浄布20の交換等が終了しまたは再び洗浄が必要にな
ったときには、エアシリンダ74をロッド76の後退方向に
付勢し、圧縮ばね40の力により、レバー26を反時計方向
に復帰させる。これで第７図の状態に戻ったことにな
る。
ったときには、エアシリンダ74をロッド76の後退方向に
付勢し、圧縮ばね40の力により、レバー26を反時計方向
に復帰させる。これで第７図の状態に戻ったことにな
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した従来のシリンダ洗浄装置によると、圧胴４に
対する圧接ブレード10の押圧をばね40のばね力で行なっ
ているため、押圧力に限界があると共に押圧力の調整が
不可能である。このため、洗浄力が不十分でインキを完
全に拭き取ることができない場合があった。また、圧接
ブレード10の押圧とサイドプレート２の離脱動作をばね
40とエアシリンダ74との二部材で実施しているため、部
材点数が多くなりスペース的にも不利であった。
対する圧接ブレード10の押圧をばね40のばね力で行なっ
ているため、押圧力に限界があると共に押圧力の調整が
不可能である。このため、洗浄力が不十分でインキを完
全に拭き取ることができない場合があった。また、圧接
ブレード10の押圧とサイドプレート２の離脱動作をばね
40とエアシリンダ74との二部材で実施しているため、部
材点数が多くなりスペース的にも不利であった。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本考案の印刷機のシリンダ
洗浄装置は、エッジ部と中空状で弾性力を有する払拭部
とからなり、サイドプレートにそれぞれの端部を支持さ
れた供給ロールと巻取りロールとの間に巻回される洗浄
布を印刷機のシリンダの外周面に圧接させる圧接ブレー
ドと、前記巻取りロールを駆動し洗浄により汚れた洗浄
布を巻取らせる洗浄布巻取り手段と、前記洗浄布を前記
シリンダ外周面に圧接させる流体圧シリンダと、前記洗
浄布の圧接方向における前記流体圧シリンダの駆動位置
を調整する駆動位置調整手段と、を備えたことを特徴と
する。
洗浄装置は、エッジ部と中空状で弾性力を有する払拭部
とからなり、サイドプレートにそれぞれの端部を支持さ
れた供給ロールと巻取りロールとの間に巻回される洗浄
布を印刷機のシリンダの外周面に圧接させる圧接ブレー
ドと、前記巻取りロールを駆動し洗浄により汚れた洗浄
布を巻取らせる洗浄布巻取り手段と、前記洗浄布を前記
シリンダ外周面に圧接させる流体圧シリンダと、前記洗
浄布の圧接方向における前記流体圧シリンダの駆動位置
を調整する駆動位置調整手段と、を備えたことを特徴と
する。
〈作用〉 圧接ブレードを介しての洗浄布のシリンダ外周面への
圧接力は駆動位置調整手段によって駆動位置が調整され
た流体圧シリンダの駆動力によって得られ、シリンダ上
の汚れがエッジ部でかき取られ、中空状で弾性力を有す
る払拭部で拭い取られる。また、洗浄を行わない場合
は、洗浄布を交換する場合には、前記流体圧シリンダを
逆方向に駆動する事により洗浄ユニットを、シリンダ外
周面より離脱させることができる。
圧接力は駆動位置調整手段によって駆動位置が調整され
た流体圧シリンダの駆動力によって得られ、シリンダ上
の汚れがエッジ部でかき取られ、中空状で弾性力を有す
る払拭部で拭い取られる。また、洗浄を行わない場合
は、洗浄布を交換する場合には、前記流体圧シリンダを
逆方向に駆動する事により洗浄ユニットを、シリンダ外
周面より離脱させることができる。
〈実施例〉 第１図には本考案の一実施例に係るシリンダ洗浄装置
の一方向側の側面、第２図にはその圧接ブレードの側
面、第３図にはその他方向側の側面、第４図にはその展
開平面を示してある。尚、第７図〜第11図に示した従来
のシリンダ洗浄装置と同一部材には同一符号を付して重
複する説明は省略する。
の一方向側の側面、第２図にはその圧接ブレードの側
面、第３図にはその他方向側の側面、第４図にはその展
開平面を示してある。尚、第７図〜第11図に示した従来
のシリンダ洗浄装置と同一部材には同一符号を付して重
複する説明は省略する。
第１図に示すように、サイドプレート２にはホルダー
101が固定され、ホルダー101には洗浄布20を圧胴４の外
周面に圧接する圧接ブレード102が支持されている。圧
接ブレード102は、第２図に示すように、汚れを掻き取
るためのエッジ部103と、エッジ部103間に形成されると
共に中空部104を介して弾性力を有し汚れを拭き取るた
めの払拭部105とによって構成されている。
101が固定され、ホルダー101には洗浄布20を圧胴４の外
周面に圧接する圧接ブレード102が支持されている。圧
接ブレード102は、第２図に示すように、汚れを掻き取
るためのエッジ部103と、エッジ部103間に形成されると
共に中空部104を介して弾性力を有し汚れを拭き取るた
めの払拭部105とによって構成されている。
従って、圧接ブレード102を介して洗浄布20を圧胴４
の外周面に圧接することにより、エッジ部103の部位で
汚れが掻き取られると共に、掻き取られた汚れは払拭部
105の部位によって拭い取られ、圧胴４の表面が確実に
洗浄される。
の外周面に圧接することにより、エッジ部103の部位で
汚れが掻き取られると共に、掻き取られた汚れは払拭部
105の部位によって拭い取られ、圧胴４の表面が確実に
洗浄される。
第３図及び第４図に示すように、レバー回転軸36のレ
バー26が取付けられていない側の端部は印刷機本体フレ
ーム22から突出し、回動レバー106が固定されている。
印刷機本体フレーム22の外側には流体圧シリンダとして
のエアシリンダ107が回動自在に支持され、エアシリン
ダ107のシリンダロッド108の先端は回動レバー106に枢
支されている。つまり、エアシリンダ107の駆動によっ
てシリンダロッド108が伸縮することにより、回動レバ
ー106を介してレバー回転軸36が回動し、サイドプレー
ト２が圧胴４の外周面から離脱または圧接位置へ復帰す
る動作を行ない、エアシリンダ107の駆動力が洗浄布20
の圧接力となる。
バー26が取付けられていない側の端部は印刷機本体フレ
ーム22から突出し、回動レバー106が固定されている。
印刷機本体フレーム22の外側には流体圧シリンダとして
のエアシリンダ107が回動自在に支持され、エアシリン
ダ107のシリンダロッド108の先端は回動レバー106に枢
支されている。つまり、エアシリンダ107の駆動によっ
てシリンダロッド108が伸縮することにより、回動レバ
ー106を介してレバー回転軸36が回動し、サイドプレー
ト２が圧胴４の外周面から離脱または圧接位置へ復帰す
る動作を行ない、エアシリンダ107の駆動力が洗浄布20
の圧接力となる。
第３図に示すように、印刷機本体フレーム22には回動
レバー106の回動位置を規制するストッパ109,110が取付
けられ、ストッパ109,110はボルトの位置を調整するこ
とにより回動レバー106の停止位置を微調整できる。つ
まり、ストッパ109,110によりエアシリンダ107の駆動位
置を調整する駆動位置調整手段が構成され、これによ
り、任意の圧接力で洗浄布20を圧胴４に圧接させること
ができる。
レバー106の回動位置を規制するストッパ109,110が取付
けられ、ストッパ109,110はボルトの位置を調整するこ
とにより回動レバー106の停止位置を微調整できる。つ
まり、ストッパ109,110によりエアシリンダ107の駆動位
置を調整する駆動位置調整手段が構成され、これによ
り、任意の圧接力で洗浄布20を圧胴４に圧接させること
ができる。
上述したシリンダ洗浄装置では、エアシリンダ107を
駆動してシリンダロッド108を伸長させることで（第３
図実線で示す）、レバー26が第１図中反時計回り方向に
回動して圧胴４の洗浄が行なわれる。この時、ストッパ
109を調整してシリンダロッド108の伸長端を調節するこ
とで、レバー26の回動量が変化し、洗浄布20の押圧力を
調節することができる。
駆動してシリンダロッド108を伸長させることで（第３
図実線で示す）、レバー26が第１図中反時計回り方向に
回動して圧胴４の洗浄が行なわれる。この時、ストッパ
109を調整してシリンダロッド108の伸長端を調節するこ
とで、レバー26の回動量が変化し、洗浄布20の押圧力を
調節することができる。
圧接ブレード10を介しての洗浄布20の圧接力がエアシ
リンダ107の駆動力で得られるようになっているので、
圧胴４への洗浄布20の圧接が十分に行なえ、圧接ブレー
ド102の形状と相俟って圧胴４の表面の洗浄が確実且つ
完全に行なえる。
リンダ107の駆動力で得られるようになっているので、
圧胴４への洗浄布20の圧接が十分に行なえ、圧接ブレー
ド102の形状と相俟って圧胴４の表面の洗浄が確実且つ
完全に行なえる。
第５図に示すように、カムころ30がカム山部50aに乗
り上げると、レバー26を介してレバー回転軸36が図中時
計回り方向に回動し、回動レバー106を介してエアシリ
ンダ107の駆動力に抗してシリンダロッド108が縮み（第
３図一点鎖線で示す）、圧胴洗浄装置８が爪6aを回避す
る。
り上げると、レバー26を介してレバー回転軸36が図中時
計回り方向に回動し、回動レバー106を介してエアシリ
ンダ107の駆動力に抗してシリンダロッド108が縮み（第
３図一点鎖線で示す）、圧胴洗浄装置８が爪6aを回避す
る。
洗浄動作を中止する場合、エアシリンダ107の駆動に
より回動レバー106がストッパ110に当接するまでシリン
ダロッド108を縮める（第３図二点鎖線で示す）。これ
により、第６図に示すように、レバー26が時計回り方向
に大きく回動し、洗浄布20が圧胴４から大きく離反す
る。
より回動レバー106がストッパ110に当接するまでシリン
ダロッド108を縮める（第３図二点鎖線で示す）。これ
により、第６図に示すように、レバー26が時計回り方向
に大きく回動し、洗浄布20が圧胴４から大きく離反す
る。
上述したシリンダ洗浄装置によると、エッジ部103と
払拭部105を有する圧接ブレード102を介して洗浄布20を
圧胴４の外周面に圧接するようにしているので、汚れを
確実に洗浄することができる。また、洗浄布20の圧接力
はエアシリンダ107の駆動力によって得ているので、洗
浄布20の圧接を十分に行なうことができる。更に、圧胴
洗浄装置８の退避もエアシリンダ107の駆動によって行
なっているので、サイドプレート２の圧接位置への復帰
動作及び離脱動作が一つの駆動源で行なえる。
払拭部105を有する圧接ブレード102を介して洗浄布20を
圧胴４の外周面に圧接するようにしているので、汚れを
確実に洗浄することができる。また、洗浄布20の圧接力
はエアシリンダ107の駆動力によって得ているので、洗
浄布20の圧接を十分に行なうことができる。更に、圧胴
洗浄装置８の退避もエアシリンダ107の駆動によって行
なっているので、サイドプレート２の圧接位置への復帰
動作及び離脱動作が一つの駆動源で行なえる。
以上の実施例では、圧胴洗浄装置８が爪6aを回避する
動作により洗浄布20を巻取る方式を説明したが、洗浄布
を使用し、洗浄作用で汚れた洗浄布の部分を移送する構
造のシリンダ洗浄装置であれば、ブランケット胴等の他
のシリンダの洗浄装置にも本考案を適用できる。
動作により洗浄布20を巻取る方式を説明したが、洗浄布
を使用し、洗浄作用で汚れた洗浄布の部分を移送する構
造のシリンダ洗浄装置であれば、ブランケット胴等の他
のシリンダの洗浄装置にも本考案を適用できる。
〈考案の効果〉 本考案の印刷機のシリンダ洗浄装置は、エッジ部と中
空状で弾性力を有する払拭部を有する圧接ブレードを介
して洗浄布をシリンダの外周面に圧接するようにしたの
で、汚れを掻き取って拭き去ることができ、シリンダの
洗浄が確実に行なえる。また、洗浄布の圧接力を流体圧
シリンダの駆動力で得ているので、洗浄布の圧接が十分
に行なえ、圧接ブレードの形状と相俟ってシリンダの洗
浄が確実且つ完全に行なえる。また、洗浄布の圧接方向
における流体圧シリンダの駆動位置を調整する駆動位置
調整手段を備えたので、洗浄布のシリンダへの圧接力の
調整が可能となり、任意の圧力で洗浄布をシリンダに接
触させることができる。また、洗浄布のシリンダ外周面
からの離脱動作及び圧接位置への復帰動作を一つの流体
圧シリンダで行なっているので、省スペース化が図れ
る。
空状で弾性力を有する払拭部を有する圧接ブレードを介
して洗浄布をシリンダの外周面に圧接するようにしたの
で、汚れを掻き取って拭き去ることができ、シリンダの
洗浄が確実に行なえる。また、洗浄布の圧接力を流体圧
シリンダの駆動力で得ているので、洗浄布の圧接が十分
に行なえ、圧接ブレードの形状と相俟ってシリンダの洗
浄が確実且つ完全に行なえる。また、洗浄布の圧接方向
における流体圧シリンダの駆動位置を調整する駆動位置
調整手段を備えたので、洗浄布のシリンダへの圧接力の
調整が可能となり、任意の圧力で洗浄布をシリンダに接
触させることができる。また、洗浄布のシリンダ外周面
からの離脱動作及び圧接位置への復帰動作を一つの流体
圧シリンダで行なっているので、省スペース化が図れ
る。
第１図は本考案の一実施例に係るシリンダ洗浄装置の一
方向側の側面図、第２図はその圧接ブレードの側面図、
第３図はその他方向側の側面図、第４図はその展開平面
図、第５図はその爪部回避状態の側面図、第６図はその
非洗浄時の退避状態の側面図、第７図は従来のシリンダ
洗浄装置の洗浄動作中の洗浄ユニット圧接状態で示す
図、第８図は第７図装置の洗浄動作中の爪部回避状態を
示す図、第９図は第７図装置の非洗浄時の退避状態を示
す図、第10図は第７図装置のレバー回転軸周りの部分を
平面的に展開して示す図、第11図は洗浄ユニット回転軸
周りの部分を示す平面図である。 図面中、 ２はサイドプレート、４は圧胴、20は洗浄布、26はレバ
ー、36はレバー回転軸、102は圧接ブレード、103はエッ
ジ部、104は中空部、105は払拭部、106は回動レバー、1
07はエアシリンダ、108はシリンダロッドである。
方向側の側面図、第２図はその圧接ブレードの側面図、
第３図はその他方向側の側面図、第４図はその展開平面
図、第５図はその爪部回避状態の側面図、第６図はその
非洗浄時の退避状態の側面図、第７図は従来のシリンダ
洗浄装置の洗浄動作中の洗浄ユニット圧接状態で示す
図、第８図は第７図装置の洗浄動作中の爪部回避状態を
示す図、第９図は第７図装置の非洗浄時の退避状態を示
す図、第10図は第７図装置のレバー回転軸周りの部分を
平面的に展開して示す図、第11図は洗浄ユニット回転軸
周りの部分を示す平面図である。 図面中、 ２はサイドプレート、４は圧胴、20は洗浄布、26はレバ
ー、36はレバー回転軸、102は圧接ブレード、103はエッ
ジ部、104は中空部、105は払拭部、106は回動レバー、1
07はエアシリンダ、108はシリンダロッドである。
Claims (1)
- 【請求項１】エッジ部と中空状で弾性力を有する払拭部
とからなり、サイドプレートにそれぞれの端部を支持さ
れた供給ロールと巻取りロールとの間に巻回される洗浄
布を印刷機のシリンダの外周面に圧接させる圧接ブレー
ドと、 前記巻取りロールを駆動し洗浄により汚れた洗浄布を巻
取らせる洗浄布巻取り手段と、 前記洗浄布を前記シリンダ外周面に圧接させる流体圧シ
リンダと、 前記洗浄布の圧接方向における前記流体圧シリンダの駆
動位置を調整する駆動位置調整手段と、 を備えたことを特徴とする印刷機のシリンダ洗浄装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990021408U JPH081869Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
| AT91102578T ATE117943T1 (de) | 1990-03-05 | 1991-02-22 | Vorrichtung zum reinigen eines zylinders in einer druckpresse. |
| EP91102578A EP0445600B1 (en) | 1990-03-05 | 1991-02-22 | Cylinder cleaning mechanism for a printing press |
| DE69107102T DE69107102T2 (de) | 1990-03-05 | 1991-02-22 | Vorrichtung zum Reinigen eines Zylinders in einer Druckpresse. |
| US07/921,358 US5271326A (en) | 1990-03-05 | 1992-07-27 | Cylinder cleaning mechanism for a printing press |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990021408U JPH081869Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03112337U JPH03112337U (ja) | 1991-11-18 |
| JPH081869Y2 true JPH081869Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=12054207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990021408U Expired - Fee Related JPH081869Y2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0445600B1 (ja) |
| JP (1) | JPH081869Y2 (ja) |
| AT (1) | ATE117943T1 (ja) |
| DE (1) | DE69107102T2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3000535B2 (ja) * | 1992-01-27 | 2000-01-17 | 株式会社小森コーポレーション | 印刷機械のシリンダ洗浄装置 |
| DE4319258C2 (de) * | 1993-06-09 | 2003-10-09 | Heidelberger Druckmasch Ag | Reinigungsvorrichtung für Druckmaschinen |
| JP2872559B2 (ja) * | 1993-08-04 | 1999-03-17 | ニッカ株式会社 | 印刷機シリンダ等洗浄用の圧着パッドおよびその製造 方法 |
| JPH08238758A (ja) * | 1995-02-11 | 1996-09-17 | Heidelberger Druckmas Ag | 輪転印刷機の印刷装置のためのクリーニング装置 |
| DE19611126A1 (de) * | 1996-03-21 | 1997-09-25 | Heidelberger Druckmasch Ag | Reinigungseinrichtung an Rotationsdruckmaschinen |
| DE29802171U1 (de) * | 1998-02-09 | 1998-03-19 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 69115 Heidelberg | Vorrichtung zur Reinigung von zwei Zylindern in einer Druckmaschine |
| CN107097454B (zh) * | 2017-05-12 | 2023-05-09 | 贵州鸿图彩印包装有限责任公司 | 酒盒生产用防尘式切纸机 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01122438A (ja) * | 1987-11-06 | 1989-05-15 | B J Trading Kk | シリンダ洗浄装置 |
| JPH02169252A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-06-29 | Nippon Baldwin Kk | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP1990021408U patent/JPH081869Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-02-22 DE DE69107102T patent/DE69107102T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-22 EP EP91102578A patent/EP0445600B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-22 AT AT91102578T patent/ATE117943T1/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69107102D1 (de) | 1995-03-16 |
| EP0445600A3 (en) | 1991-11-21 |
| EP0445600B1 (en) | 1995-02-01 |
| EP0445600A2 (en) | 1991-09-11 |
| DE69107102T2 (de) | 1995-05-24 |
| JPH03112337U (ja) | 1991-11-18 |
| ATE117943T1 (de) | 1995-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |