JPS6210131Y2 - - Google Patents

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JPS6210131Y2
JPS6210131Y2 JP12715981U JP12715981U JPS6210131Y2 JP S6210131 Y2 JPS6210131 Y2 JP S6210131Y2 JP 12715981 U JP12715981 U JP 12715981U JP 12715981 U JP12715981 U JP 12715981U JP S6210131 Y2 JPS6210131 Y2 JP S6210131Y2
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blanket
roller
rubber roller
rubber
cylinder
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JP12715981U
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は裏面側ゴム胴を洗浄するブランケツト
洗浄装置の取付・取外しが容易でしかも表側ブラ
ンケツト洗浄装置近傍で操作性の良い位置に取付
可能且つ洗浄液の供給量調整並びにローラ間の圧
接力調整が容易な両面印刷機のブランケツト洗浄
装置に関する。
従来、両面印刷機のブランケツト洗浄装置とし
ては、ブランケツト洗浄槽内の洗浄液に浸漬され
て湿潤状態のスポンジローラから洗浄ロール周面
に洗浄液が送られ、この洗浄ロールがゴム胴と接
するとブランケツト周面に付着するインクを洗浄
液にて洗い落すようになつている既に片面印刷機
に使用されているものがそのまま用いられてい
る。しかし、両面印刷機においては、表面側ゴム
胴に対して裏面側のゴム胴の回転方向が逆のため
に、第1図に示す裏面側ゴム胴3の左下部引出線
付近に設けなければ余分の洗浄液を除去回収する
ための鉄ローラ22の取付が不可能であり、その
ため裏面側ゴム胴のブランケツト洗浄装置の取付
け、取外しが容易でなく、かつ操作性の良い位置
への取付けが出来ない等、操作上の観点からも
種々の問題点を有していた。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、ブラ
ンケツト洗浄槽内の洗浄液を裏面側ゴム胴に塗付
するローラを1本増すことにより第1図に示した
とおり裏面側ゴム胴3の石上部の取付け・取外し
更には操作のしやすい位置に組み付けることがで
き、しかもそれらのローラ間の圧接力の調節が容
易に行うことができると同時に、余分の洗浄液を
除去回収するための鉄ローラ22を設けることが
でき、しかもローラー圧調整をきわめて容易にし
た両面印刷機のブランケツト洗浄装置を提供する
ことを目的とする。
以下本考案に係る両面印刷機のブランケツト洗
浄装置の一実施例を図面に基づき説明する。第1
図はその両面印刷機の各胴の配列を示す図で、図
において、1a,4aは表面及び裏面側のインキ
ング装置で、このインキング装置1a,4aで表
面版胴1及び裏面版胴4が夫々インキングされ、
次いで、各々のゴム胴2,3に転写され、各ゴム
胴2,3間に枚葉紙は出願入が先に出願した特開
58−25961号に開示のものと同様に、このゴム胴
2に嵌入自在に設けられたチエーンデリバリー用
グリツパー(図示せず)に咥えられ用紙は移送さ
れた後、両面印刷するようになつている。又表面
側のゴム胴2に付着するインクを洗い落すべく通
常の片面印刷機に使用されているブランケツト洗
浄装置5を有している。
一方、裏面側ゴム胴3に適時圧接してゴム胴3
周面に巻装されたブランケツトに付着するインク
を洗い落す本考案のブランケツト洗浄装置6が設
けられている。このブランケツト洗浄装置6は第
2図に示す如く、取付けブランケツト7がネジ1
2,12によつて本機フレーム13に固設されて
おり、この取付けブランケツト7には外側フレー
ム11が装着されるようになつている。この外側
フレーム11に第2図及び第3図に示す如くフツ
ク形状のブランケツト洗浄装置取付けレバー9が
ピン10にて回転可能に支承され、このレバー9
に前記ブランケツト7から突設されたピン8に掛
止めすると、この掛止め部分とブランケツト7に
対する外側フレーム11下端の当接部分との2点
で各側部が固定されるようになつている。この場
合、ブランケツト7に対する外側フレーム11の
当接部分は下端に限らず、ゴム胴3側の前端部分
であつてもよく、要するに前記掛止め部分とによ
り固定できる箇所であればよい。この外側フレー
ム11には第4図に示す如くブランケツト洗浄液
の収納されたブランケツト洗浄槽21が装着され
ており、このブランケツト洗浄槽21内にはブラ
ンケツト720を有してこのブランケツト20に
スポンジローラ18が軸19にて回転不能に固定
されている。このスポンジローラ18は常時洗浄
液にて湿潤されている。又前記外側フレーム11
に内側フレーム37が軸17にて回転自在に軸支
され、かつこの外側フレーム11と内側フレーム
37との間にバネ34が介在されて、内側フレー
ム37が裏面側ゴム胴3と後述のゴムローラ14
とが離間する方向に付勢されている。このゴムロ
ーラ14は内側フレーム37に軸15にて回転自
在に取付けられている。又内側フレーム37には
アーム23が軸24にて回動自在に取付けられ、
更にこのアーム23に鉄ローラ22が回転自在に
取付けられて、アーム23の回動で鉄ローラ22
がゴムローラ16に接離自在になつている。ゴム
ローラ16は前記軸17を中心に回転自在に支持
されている。内側フレーム37に装着された軸2
9にバネ押え32がナツト30にて取付けられ、
このバネ押え32とアーム23との間に鉄ローラ
22をゴムローラ16に圧接すべく付勢するバネ
33を介装する。この鉄ローラ22の圧接でゴム
ローラ16上に洗浄液が必要以上に塗付されるの
を防止するものである。この圧接力はナツト30
の弛緩によりバネ押え32を介してバネ33の付
勢力を変化させることで調節可能になつている。
前記内側フレーム37にレバー27と、このレバ
ー27の操作によりアーム23に当接して回動す
るカム25とが軸26にて回動自在に装着されて
いる。前記軸29にはストツパー31がナツト2
9にて装着され、又第4図乃至第6図に示す如く
操作レバー38の取付けられた軸36にカム35
を有し、操作レバー38の操作でカム35が回転
すると、このカム35とストツパー31とが当接
してストツパー31が押し上げられ、これにより
内側フレーム37がバネ34の付勢に抗して回動
をし、ゴム胴3にゴムローラ14が接触してブラ
ンケツトの洗浄を行うようになつている。この操
作レバー38は外側フレーム11に軸支されてい
る。このゴムローラ14の圧接量即ち作動量はナ
ツト28の弛緩によりストツパー31とカム35
との位置関係を変えることで行うようになつてい
る。外側フレーム11と操作レバー軸36のバネ
受け40との間にバネ39が介装されて操作レバ
ーを復帰(第5図において状態から状態)さ
せるように付勢させている。
又、ゴムローラ14の軸15を支承するボス4
1,42が内側フレーム37に遊嵌され、かつそ
の正面形状が玉子形に形成されて、その尖端内面
には内側フレーム37の弧状長孔に遊嵌してこ
の長孔の弧長分だけ回転し、適時ナツト37a
により緊締し得るピン37bを有し、このうち軸
15が回転自在に嵌入されるボス41の孔が、内
側フレーム37のボス41を支承する孔の中心に
対して偏心状態に設けられている。更に軸15は
ゴムローラ14の回転中心に対して偏心軸となる
ようボス42に固定されている。
しかして、ブランケツト洗浄装置を装着するに
は、外側フレーム11の一端を取付ブランケツト
7に当接させて後、取付けレバー9を回動させて
ピン8に掛止めすれば、外側フレーム11が取付
けブランケツト7に各側部二点計4点で支持され
て固定される。次いでゴム胴3のブランケツトを
洗浄するには操作レバー38を操作してカム35
にストツパー31を押し上げ、これにより内側フ
レーム37を回動させてゴムローラ14をゴム胴
3に接触させ、更にレバー27の操作でカム25
によりアーム23を回動させ、これにより鉄ロー
ラ22をゴムローラ16に圧接させて、バネ33
の付勢力による圧接力でスポンジローラ18から
ゴムローラ16へ塗布される洗浄液を所定量に調
節する。一方、ゴムローラ16にはゴム胴3から
のインクがゴムローラ14を介して移り、ここで
前記洗浄液にてインクが洗い落とされる。
又、前記ボス41を回転させれば、ゴムローラ
14の軸15が該ボス側でボスの偏心量に応じて
変位し、ゴムローラ14,16間の平行が調整さ
れ、偏心軸となつている軸15に固定したボス4
2を回転させればゴムローラ14,16間の全体
圧が調整されるよう構成してある。
以上説明したように本考案に係る両面印刷機の
ブランケツト洗浄装置によれば、ゴムローラ16
の軸17を回転中心としてゴムローラ14を裏面
側ゴム胴に対し離接するよう揺動するため、揺動
時にゴムローラ16,14間の接触圧が変化する
ことはなく、しかもゴムローラ16,14間のロ
ーラ接触圧調整装置はボス41,42がそれぞれ
ゴムローラ14の回転中心に対して偏心している
ため一方のボス41にて平行調整を行い、他方の
ボス42にて平行を保ちながらローラ接触圧の調
整を行うことができ、きわめて容易に均一なロー
ラ圧が得られる効果を有する。しかも洗浄槽内の
スポンジローラと、ゴム胴に接触するゴムローラ
14との間に更にゴムローラ16を介在させたこ
とから、第1図及び第4図示のとおり裏面側ゴム
胴3は反時計方向に回転するにもかかわらずスポ
ンジローラと接触するゴムローラ16も反時計方
向に回転し、該ゴムローラ16上のスポンジロー
ラ18からゴムローラ14へ洗浄液を移送する経
路中で且つ洗浄槽21の上方部に余分の洗浄液を
除去回収するための鉄ローラ22を設けることが
可能となり表面側ゴム胴2のブランケツト洗浄装
置に有する洗浄液量調節機構やその他の操作装置
を略そのまま介在させることができ、しかも操作
は同一方法で行えるから、操作性が容易であると
共に、ブランケツト洗浄装置を本機フレームに対
し着脱容易に取付け可能でありローラー間の平行
度及び圧力も簡単に調節できる等実用的効果を有
するものである。
なお本考案は、版胴・ゴム胴・圧胴よりなる従
来の印刷機における圧胴洗浄装置としても使用で
できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案に係る両面印刷機のブランケ
ツト洗浄装置を示したもので、第1図はその両面
印刷機の胴配列図、第2図はそのブランケツト洗
浄装置の取付け部正面図、第3図はそのブランケ
ツト洗浄装置の側面図、第4図はそのブランケツ
ト洗浄装置の断面図、第5図はそのブランケツト
洗浄装置の正面図、第6図はそのブランケツト洗
浄装置の展開平面図である。 3……ゴム胴、8……ピン、9……取付けレバ
ー、11……外側フレーム、13……本機フレー
ム、14,16……ゴムロール、18……スポン
ジローラ、21……洗浄槽、37……内側フレー
ム、41,42……ボス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄外側フレーム11の突設ピン10に軸支さ
    れた取付レバー9と取付ブラケツト7に突設した
    ピン8との係脱により本機フレーム13と洗浄外
    側フレーム11とを着脱自在とし、前記外側フレ
    ームに軸支されて洗浄槽内のスポンジローラ18
    と接触するゴムローラ16の軸17を回転中心と
    すべく内側フレーム37を回動可能に枢着し、か
    つ内側フレーム37には、その回動によりゴム胴
    3と接触して前記ゴムローラ16にインクを転送
    するゴムローラ14の両端軸15を夫々各別に回
    転可能にボス41,42を介して軸支し、前記ボ
    ス41,42の回転中心が前記ゴムローラ軸15
    に支承されるゴムローラ14の回転中心に対して
    偏心位置になるよう形成してなることを特徴とす
    る両面印刷機のブランケツト洗浄装置。
JP12715981U 1981-08-26 1981-08-26 両面印刷機のブランケット洗浄装置 Granted JPS5831140U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12715981U JPS5831140U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 両面印刷機のブランケット洗浄装置

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JP12715981U JPS5831140U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 両面印刷機のブランケット洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5831140U JPS5831140U (ja) 1983-03-01
JPS6210131Y2 true JPS6210131Y2 (ja) 1987-03-09

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ID=29920902

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JP12715981U Granted JPS5831140U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 両面印刷機のブランケット洗浄装置

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JPH0428768Y2 (ja) * 1985-03-26 1992-07-13

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JPS5831140U (ja) 1983-03-01

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