JPH08186423A - アンテナ方位角調整機構 - Google Patents

アンテナ方位角調整機構

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JPH08186423A
JPH08186423A JP6328646A JP32864694A JPH08186423A JP H08186423 A JPH08186423 A JP H08186423A JP 6328646 A JP6328646 A JP 6328646A JP 32864694 A JP32864694 A JP 32864694A JP H08186423 A JPH08186423 A JP H08186423A
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Japan
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pole mount
azimuth
antenna
upper pole
mount
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Yukio Ando
由紀夫 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アンテナの傾きを防ぎ、方位角回
転をスムーズに行い、アンテナ方位角調整を容易にし得
るアンテナ方位角調整機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 上側ポールマウント1は、アンテナ支持構造
部と共に一体的に方位角方向に回転可能な中空構造であ
る。下側ポールマウント2は上側ポールマウント1を支
持する。ボルト5とナット13は上側ポールマウント1
を所望方位角で下側ポールマウント2上に固定する。方
位角回転軸3は、上側ポールマウント1の中空内部の中
心を貫通し、下側ポールマウント2に鉛直に固定されて
いる。円板4は方位角回転軸3の中間位置に中心が貫通
固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンテナ方位角調整機構
に係り、特に衛星通信用アンテナの方位角を調整するア
ンテナ方位角調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のアンテナ方位角調整機構の
一例の正面図を示す。同図に示すように、従来のアンテ
ナ方位角調整機構は、端部にアンテナフランジ部11が
設けられた上側ポールマウント1と、端部に固定フラン
ジ部12が設けられた下側ポールマウント2とを、アン
テナフランジ部11及び固定フランジ部12のそれぞれ
に穿設されている調整用長孔(図示せず)を対向配置し
て、それらを介してボルト5とナット13とにより締結
した構成である。上側ポールマウント1の先端は衛星通
信用アンテナの支持構造部(図示せず)に固定されてい
る。下側ポールマウント2は上側ポールマウント1を支
持する。
【0003】また、従来のアンテナ方位角調整機構とし
て、下側ポールマウントのフランジ部にガイドを設け、
上側ポールマウントのフランジ部を囲み、更にガイド部
に固定された転倒防止板で上側ポールマウントのフラン
ジ部を押さえた構成の方位角調整機構も知られている
(実開平5−36913号公報)。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかるに、上記の図3に
示したアンテナ方位角調整機構では、アンテナの方位角
を調整する際には、ボルト5とナット13による締結を
緩め、調整用長孔内でボルト5をスライドさせながら上
側ポールマウント1を所望方位角にまで回転させてから
再度ボルト5とナット13による締結を行うために、回
転中心が決まらず、方位角回転がスムーズに行えず、ま
た、反射鏡などの重量により上側ポールマウント1が傾
いた状態になり、調整後にボルト5を緩めると傾いてい
た分だけアンテナ仰角にずれを生じる。
【0005】そこで、上記の実開平5−36913号公
報に記載したアンテナ方位角調整機構では、調整中には
ガイド部に固定された転倒防止板で上側ポールマウント
のフランジ部を押さえることにより、上側ポールマウン
ト1の傾きを防止するようにしているが、固定ボルトと
ナットによる締結を緩めると、反射鏡などの重量による
転倒力がすべて転倒防止板にかかるため、比較的小さな
部品である転倒防止板に大きな強度を持たせなければな
らないという問題がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
アンテナの傾きを防ぎ、方位角回転をスムーズに行い、
アンテナ方位角調整を容易にし得るアンテナ方位角調整
機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、アンテナ支持構造部と共に一体的に方位角
方向に回転可能な中空構造の上側ポールマウントと、上
側ポールマウントを支持する下側ポールマウントと、上
側ポールマウントを所望方位角で下側ポールマウント上
に固定する固定手段と、上側ポールマウントの中空内部
の中心を貫通し、下側ポールマウントに鉛直に固定され
ている方位角回転軸とを有する構造としたものである。
【0008】また、本発明は方位角回転軸の中間位置に
中心が貫通固定された円板を具備する構造としたもので
ある。
【0009】
【作用】本発明では、方位角調整のために固定手段によ
る固定を解除して上側ポールマウントをアンテナ支持構
造部と共に一体的に回転すると、その回転が方位角回転
軸を中心として行われるため、上側ポールマウントの重
量が下側ポールマウント上に常にほぼ均一にかかるよう
にした状態で回転することができる。
【0010】また、方位角回転軸の中間位置に設けた円
板により、上側ポールマウント及び方位角回転軸に対し
てアンテナ支持構造部の荷重が一方向にかかっても、方
位角回転軸にかかる荷重を緩和できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明のアンテナ方位角調整機構の一実施例の断面
図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を
付してある。図1に示す本実施例ではアンテナ支持構造
部と一体的に回転するようにされた上側ポールマウント
1の中空内部の中心を貫通して上側ポールマウント1の
筐体外部に一端が突出し、他端が下側ポールマウント2
に鉛直に固定された方位角回転軸3と、方位角回転軸3
の中間位置に中心が貫通固定された円板4とが設けられ
ている。
【0012】また、上側ポールマウント1の筐体上面の
端部には、軸方向が図1の紙面に垂直な方向である仰角
回転軸6が設けられている。この仰角回転軸6は図2の
アンテナ装置の側面図に示すように、アンテナの反射鏡
8を支持固定している支持構造部7の回転中心となる回
転軸で、反射鏡8の仰角を調整するために設けられてい
る。なお、図2では図示の便宜上、ボルト5及びナット
13の図示は省略してある。
【0013】次に、本実施例の方位角調整動作について
説明する。まず、前記固定手段を構成しているボルト5
とナット13との締結を緩めてフランジ部11及び12
の調整用長孔内でボルト5をスライドさせながら上側ポ
ールマウント1を方位角回転軸3を中心に所望方位角に
まで回転させる。
【0014】この回転時には、方位角回転軸3が上側ポ
ールマウント1を貫通しているので、上側ポールマウン
ト1及び方位角回転軸3に対して支持構造部7及び反射
鏡8による荷重が一方向にかかっていても、その荷重を
方位角回転軸3により緩和しているため、回転がスムー
ズに行えると共に上側ポールマウント1の傾きの発生が
防止される。
【0015】ここで、上側ポールマウント1に穿設され
た孔を貫通して方位角回転軸3の一端が突出するように
されているが、製造誤差があっても上側ポールマウント
1を自由に回転できるように、上記の孔の径は方位角回
転軸3のそれより若干大に設計されているため、方位角
回転のために上記のボルト5とナット13との締結を緩
めた時に、上側ポールマウント1及び方位角回転軸3に
対して支持構造部7及び反射鏡8による荷重が上記の孔
の一方向にかかり、その荷重が転倒力として作用する。
【0016】そこで、本実施例では方位角回転軸3だけ
でも転倒力防止の機能はあるが、円板4を方位角回転軸
3の中間位置に設けることにより、方位角回転軸にかか
る荷重を緩和して転倒力に対する強度を補強し、より一
層上側ポールマウント1の回転時の傾き発生を防止して
いる。従って、方位角回転軸3だけの時よりもより一層
スムーズに上側ポールマウント1を回転させることがで
きる。その後、上側ポールマウント1を所望の方位角に
まで回転させた後、ボルト5とナット13との締結を行
って固定することで方位角調整動作が終了する。
【0017】なお、円板4は実施例では円板4の外周側
面と上側ポールマウント1の内壁面との間に隙間を設け
ているが、これに限らず、上側ポールマウント1の内壁
面に円板4の外周側部が遊嵌する溝部を形成するように
してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上側ポールマウントをアンテナ支持構造部と共に一体的
に回転すると、その回転が方位角回転軸を中心として行
われることから、上側ポールマウントの重量が下側ポー
ルマウント上に常にほぼ均一にかかるようにした状態で
回転することができるため、上側ポールマウントの傾き
を防止することができると共に、スムーズに回転するこ
とができ、従って方位角調整時の作業が容易で、しかも
方位角調整を正確にできる。
【0019】また、本発明によれば、方位角回転軸の中
間位置に設けた円板により、上側ポールマウント及び方
位角回転軸に対してアンテナ支持構造部の荷重が一方向
にかかっても、方位角回転軸にかかる荷重を緩和できる
ため、上側ポールマウントの回転をガイドするためのよ
り一層の傾き防止効果を上げることができると共に、転
倒力に対する強度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の一実施例を具備するアンテナ装置の断
面図である。
【図3】従来の一例の正面図である。
【符号の説明】
1 上側ポールマウント 2 下側ポールマウント 3 方位角回転軸 4 円板 5 ボルト 6 仰角回転軸 7 支持構造部 8 反射鏡 13 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ支持構造部と共に一体的に方位
    角方向に回転可能な中空構造の上側ポールマウントと、 該上側ポールマウントを支持する下側ポールマウント
    と、 該上側ポールマウントを所望方位角で該下側ポールマウ
    ント上に固定する固定手段と、 前記上側ポールマウントの中空内部の中心を貫通し、か
    つ、該下側ポールマウントに鉛直に固定されている方位
    角回転軸とを有することを特徴とするアンテナ方位角調
    整機構。
  2. 【請求項2】 前記方位角回転軸の中間位置に中心が貫
    通固定された円板を具備することを特徴とする請求項1
    記載のアンテナ方位角調整機構。
JP6328646A 1994-12-28 1994-12-28 アンテナ方位角調整機構 Expired - Fee Related JP2616474B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101511131B1 (ko) * 2013-07-02 2015-04-10 한국해양과학기술원 해수면 관측 레이더의 설치를 위한 이동식 지지장치
JP2022029498A (ja) * 2020-08-05 2022-02-18 太新産業株式会社 回転式アンテナ架台

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JPH0492812U (ja) * 1990-12-28 1992-08-12
JPH06291533A (ja) * 1993-03-31 1994-10-18 Nec Corp パラボラアンテナ駆動装置

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