JP2616474B2 - アンテナ方位角調整機構 - Google Patents
アンテナ方位角調整機構Info
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- JP2616474B2 JP2616474B2 JP6328646A JP32864694A JP2616474B2 JP 2616474 B2 JP2616474 B2 JP 2616474B2 JP 6328646 A JP6328646 A JP 6328646A JP 32864694 A JP32864694 A JP 32864694A JP 2616474 B2 JP2616474 B2 JP 2616474B2
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- Japan
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- pole mount
- azimuth
- upper pole
- antenna
- mount
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- Support Of Aerials (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
に係り、特に衛星通信用アンテナの方位角を調整するア
ンテナ方位角調整機構に関する。
一例の正面図を示す。同図に示すように、従来のアンテ
ナ方位角調整機構は、端部にアンテナフランジ部11が
設けられた上側ポールマウント1と、端部に固定フラン
ジ部12が設けられた下側ポールマウント2とを、アン
テナフランジ部11及び固定フランジ部12のそれぞれ
に穿設されている調整用長孔(図示せず)を対向配置し
て、それらを介してボルト5とナット13とにより締結
した構成である。上側ポールマウント1の先端は衛星通
信用アンテナの支持構造部(図示せず)に固定されてい
る。下側ポールマウント2は上側ポールマウント1を支
持する。
て、下側ポールマウントのフランジ部にガイドを設け、
上側ポールマウントのフランジ部を囲み、更にガイド部
に固定された転倒防止板で上側ポールマウントのフラン
ジ部を押さえた構成の方位角調整機構も知られている
(実開平5−36913号公報)。
示したアンテナ方位角調整機構では、アンテナの方位角
を調整する際には、ボルト5とナット13による締結を
緩め、調整用長孔内でボルト5をスライドさせながら上
側ポールマウント1を所望方位角にまで回転させてから
再度ボルト5とナット13による締結を行うために、回
転中心が決まらず、方位角回転がスムーズに行えず、ま
た、反射鏡などの重量により上側ポールマウント1が傾
いた状態になり、調整後にボルト5を緩めると傾いてい
た分だけアンテナ仰角にずれを生じる。
報に記載したアンテナ方位角調整機構では、調整中には
ガイド部に固定された転倒防止板で上側ポールマウント
のフランジ部を押さえることにより、上側ポールマウン
ト1の傾きを防止するようにしているが、固定ボルトと
ナットによる締結を緩めると、反射鏡などの重量による
転倒力がすべて転倒防止板にかかるため、比較的小さな
部品である転倒防止板に大きな強度を持たせなければな
らないという問題がある。
アンテナの傾きを防ぎ、方位角回転をスムーズに行い、
アンテナ方位角調整を容易にし得るアンテナ方位角調整
機構を提供することを目的とする。
成するため、アンテナ支持構造部と共に一体的に方位角
方向に回転可能な中空構造の上側ポールマウントと、上
側ポールマウントを支持する下側ポールマウントと、上
側ポールマウントを所望方位角で下側ポールマウント上
に固定する固定手段と、上側ポールマウントの中空内部
の中心を貫通し、下側ポールマウントに鉛直に固定され
ている方位角回転軸とを有する構造としたものである。
中心が貫通固定された円板を具備する構造としたもので
ある。
る固定を解除して上側ポールマウントをアンテナ支持構
造部と共に一体的に回転すると、その回転が方位角回転
軸を中心として行われるため、上側ポールマウントの重
量が下側ポールマウント上に常にほぼ均一にかかるよう
にした状態で回転することができる。
板により、上側ポールマウント及び方位角回転軸に対し
てアンテナ支持構造部の荷重が一方向にかかっても、方
位角回転軸にかかる荷重を緩和できる。
1は本発明のアンテナ方位角調整機構の一実施例の断面
図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を
付してある。図1に示す本実施例ではアンテナ支持構造
部と一体的に回転するようにされた上側ポールマウント
1の中空内部の中心を貫通して上側ポールマウント1の
筐体外部に一端が突出し、他端が下側ポールマウント2
に鉛直に固定された方位角回転軸3と、方位角回転軸3
の中間位置に中心が貫通固定された円板4とが設けられ
ている。
端部には、軸方向が図1の紙面に垂直な方向である仰角
回転軸6が設けられている。この仰角回転軸6は図2の
アンテナ装置の側面図に示すように、アンテナの反射鏡
8を支持固定している支持構造部7の回転中心となる回
転軸で、反射鏡8の仰角を調整するために設けられてい
る。なお、図2では図示の便宜上、ボルト5及びナット
13の図示は省略してある。
説明する。まず、前記固定手段を構成しているボルト5
とナット13との締結を緩めてフランジ部11及び12
の調整用長孔内でボルト5をスライドさせながら上側ポ
ールマウント1を方位角回転軸3を中心に所望方位角に
まで回転させる。
ールマウント1を貫通しているので、上側ポールマウン
ト1及び方位角回転軸3に対して支持構造部7及び反射
鏡8による荷重が一方向にかかっていても、その荷重を
方位角回転軸3により緩和しているため、回転がスムー
ズに行えると共に上側ポールマウント1の傾きの発生が
防止される。
た孔を貫通して方位角回転軸3の一端が突出するように
されているが、製造誤差があっても上側ポールマウント
1を自由に回転できるように、上記の孔の径は方位角回
転軸3のそれより若干大に設計されているため、方位角
回転のために上記のボルト5とナット13との締結を緩
めた時に、上側ポールマウント1及び方位角回転軸3に
対して支持構造部7及び反射鏡8による荷重が上記の孔
の一方向にかかり、その荷重が転倒力として作用する。
でも転倒力防止の機能はあるが、円板4を方位角回転軸
3の中間位置に設けることにより、方位角回転軸にかか
る荷重を緩和して転倒力に対する強度を補強し、より一
層上側ポールマウント1の回転時の傾き発生を防止して
いる。従って、方位角回転軸3だけの時よりもより一層
スムーズに上側ポールマウント1を回転させることがで
きる。その後、上側ポールマウント1を所望の方位角に
まで回転させた後、ボルト5とナット13との締結を行
って固定することで方位角調整動作が終了する。
面と上側ポールマウント1の内壁面との間に隙間を設け
ているが、これに限らず、上側ポールマウント1の内壁
面に円板4の外周側部が遊嵌する溝部を形成するように
してもよい。
上側ポールマウントをアンテナ支持構造部と共に一体的
に回転すると、その回転が方位角回転軸を中心として行
われることから、上側ポールマウントの重量が下側ポー
ルマウント上に常にほぼ均一にかかるようにした状態で
回転することができるため、上側ポールマウントの傾き
を防止することができると共に、スムーズに回転するこ
とができ、しかも、方位角回転軸の中間位置に設けた円
板により、上側ポールマウント及び方位角回転軸に対し
てアンテナ支持構造部の荷重が一方向にかかっても、方
位角回転軸にかかる荷重を緩和できるため、上側ポール
マウントの回転をガイドするためのより一層の傾き防止
効果を上げることができると共に、転倒力に対する強度
を向上することができる。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナ支持構造部と共に一体的に方位
角方向に回転可能な中空構造の上側ポールマウントと、 該上側ポールマウントを支持する下側ポールマウント
と、 該上側ポールマウントを所望方位角で該下側ポールマウ
ント上に固定する固定手段と、 前記上側ポールマウントの中空内部の中心を貫通し、か
つ、該下側ポールマウントに鉛直に固定されている方位
角回転軸と、 前記方位角回転軸の中間位置に中心が貫通固定された円
板と を具備す ることを特徴とするアンテナ方位角調整機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6328646A JP2616474B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | アンテナ方位角調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6328646A JP2616474B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | アンテナ方位角調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186423A JPH08186423A (ja) | 1996-07-16 |
JP2616474B2 true JP2616474B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18212596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6328646A Expired - Fee Related JP2616474B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | アンテナ方位角調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616474B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101511131B1 (ko) * | 2013-07-02 | 2015-04-10 | 한국해양과학기술원 | 해수면 관측 레이더의 설치를 위한 이동식 지지장치 |
JP6793304B1 (ja) * | 2020-08-05 | 2020-12-02 | 太新産業株式会社 | 回転式アンテナ架台 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0492812U (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-12 | ||
JPH07118606B2 (ja) * | 1993-03-31 | 1995-12-18 | 日本電気株式会社 | パラボラアンテナ駆動装置 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6328646A patent/JP2616474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08186423A (ja) | 1996-07-16 |
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Legal Events
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