JPS6145393Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6145393Y2 JPS6145393Y2 JP1247484U JP1247484U JPS6145393Y2 JP S6145393 Y2 JPS6145393 Y2 JP S6145393Y2 JP 1247484 U JP1247484 U JP 1247484U JP 1247484 U JP1247484 U JP 1247484U JP S6145393 Y2 JPS6145393 Y2 JP S6145393Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- belt
- frame
- fixed
- set screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、ベルトのアイドラープーリーのブ
ラケツトを傾動自在にフレームに取り付ける装置
に関するものである。
ラケツトを傾動自在にフレームに取り付ける装置
に関するものである。
従来のベルトのアイドラープーリーの取付装置
としては第1図に示すようなものがある。これは
タイプライターの印字のキヤリツヂを摺動させる
為のベルトのアイドラー側のプーリーの取付部を
示している。
としては第1図に示すようなものがある。これは
タイプライターの印字のキヤリツヂを摺動させる
為のベルトのアイドラー側のプーリーの取付部を
示している。
アイドラープーリー1は軸受2と軸3によつて
ブラケツト4に固着されている。ブラケツト4の
ベルト11と反対側の側壁12にアジヤストねじ
9のねじ部より大きく、ばね10が通らない大き
さの孔が穿設してある。アジヤストねじ9はねじ
頭13とブラケツト4の側壁12との間にばね1
0を介し、フレーム7に係止してある。固定ブラ
ケツト6はフレーム7にねじ8で固着されてお
り、ヒンジ軸5でブラケツト4が固定ブラケツト
6に係着されている。ブラケツト4はヒンジ軸5
を中心として矢印A方向へ傾動することができ
る。このような構成によりベルト11に過負荷が
かゝつた場合の逃げの働きやベルト11のテンシ
ヨンの調整をすることができる。
ブラケツト4に固着されている。ブラケツト4の
ベルト11と反対側の側壁12にアジヤストねじ
9のねじ部より大きく、ばね10が通らない大き
さの孔が穿設してある。アジヤストねじ9はねじ
頭13とブラケツト4の側壁12との間にばね1
0を介し、フレーム7に係止してある。固定ブラ
ケツト6はフレーム7にねじ8で固着されてお
り、ヒンジ軸5でブラケツト4が固定ブラケツト
6に係着されている。ブラケツト4はヒンジ軸5
を中心として矢印A方向へ傾動することができ
る。このような構成によりベルト11に過負荷が
かゝつた場合の逃げの働きやベルト11のテンシ
ヨンの調整をすることができる。
しかしながら、このような従来のベルトのアイ
ドラープーリーの取付装置にあつては、アイドラ
ープーリーの移動範囲が限られていたため、ベル
トの製造上の特性や、ドライブプーリーとアイド
ラープーリーとの取付け時の両者の平行のずれ等
により、始動時に矢印Bの方向へずれ動くことが
ある。ブラケツト4は固定ブラケツト8に固着し
ているので矢印B方向へは動くことができないか
ら、ベルト巾に対してプーリーの巾が充分大きく
とれない時には、ベルトはプーリーのフランジに
押し付けられることになり、ベルトが摩耗した
り、プーリーのフランジ部が摩耗したりすること
があつた。又、ベルトの片寄りによりドライブ側
への負荷が大きくなる等の問題点があつた。
ドラープーリーの取付装置にあつては、アイドラ
ープーリーの移動範囲が限られていたため、ベル
トの製造上の特性や、ドライブプーリーとアイド
ラープーリーとの取付け時の両者の平行のずれ等
により、始動時に矢印Bの方向へずれ動くことが
ある。ブラケツト4は固定ブラケツト8に固着し
ているので矢印B方向へは動くことができないか
ら、ベルト巾に対してプーリーの巾が充分大きく
とれない時には、ベルトはプーリーのフランジに
押し付けられることになり、ベルトが摩耗した
り、プーリーのフランジ部が摩耗したりすること
があつた。又、ベルトの片寄りによりドライブ側
への負荷が大きくなる等の問題点があつた。
この考案は、このような問題点に着目してなさ
れたものでアイドラープーリーを支持するブラケ
ツトをフレームに対して可動にすることにより、
ベルトの片寄り等の場合にブラケツトも片寄りに
応動してベルトがプーリーのフランジに押し付け
られないようにすることにより、前記問題点を解
決することを目的としている。
れたものでアイドラープーリーを支持するブラケ
ツトをフレームに対して可動にすることにより、
ベルトの片寄り等の場合にブラケツトも片寄りに
応動してベルトがプーリーのフランジに押し付け
られないようにすることにより、前記問題点を解
決することを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第2図および第3図はこの考案の一実施例を示
すものである。アイドラープーリー1は軸受2と
軸3によりブラケツト4に固着されている。ブラ
ケツト4はアジヤストねじ15と止めねじ14に
よりフレーム7に止着されている。アジヤストね
じ15は第2図の実施例ではフレーム7の外側で
ねじ頭16とフレーム側壁との間にばね17を嵌
装して、ばね17の弾力によりブラケツト4の矢
印A方向の移動を可能にするものである。第1図
の従来例とばね10の位置は異なるがアジヤスト
ねじとしての作用は同様である。アジヤストねじ
15をブラケツト4にナツトで固着する際に、ア
ジヤストねじ15のブラケツト4とフレーム7と
の間に長さを調節することにより、ブラケツト4
の移動量を加減することができる。次に止めねじ
14はブラケツト4の側壁に穿設した皿状の孔部
18にねじ頭21を嵌入し、フレーム7に係着し
たナツト22とにより、ブラケツト4とフレーム
7との間の長さを規制している。第3図に示すよ
うに皿状の孔部18の穴の周側面19の傾斜面の
角度は、止めねじ14の頭部21の円錐状の周側
面20より大きくなつており、止めねじ14は孔
部18の中で首を振ることを許容される。このこ
とはブラケツト4が矢印Bの方向へ動くことがで
きるということである。
すものである。アイドラープーリー1は軸受2と
軸3によりブラケツト4に固着されている。ブラ
ケツト4はアジヤストねじ15と止めねじ14に
よりフレーム7に止着されている。アジヤストね
じ15は第2図の実施例ではフレーム7の外側で
ねじ頭16とフレーム側壁との間にばね17を嵌
装して、ばね17の弾力によりブラケツト4の矢
印A方向の移動を可能にするものである。第1図
の従来例とばね10の位置は異なるがアジヤスト
ねじとしての作用は同様である。アジヤストねじ
15をブラケツト4にナツトで固着する際に、ア
ジヤストねじ15のブラケツト4とフレーム7と
の間に長さを調節することにより、ブラケツト4
の移動量を加減することができる。次に止めねじ
14はブラケツト4の側壁に穿設した皿状の孔部
18にねじ頭21を嵌入し、フレーム7に係着し
たナツト22とにより、ブラケツト4とフレーム
7との間の長さを規制している。第3図に示すよ
うに皿状の孔部18の穴の周側面19の傾斜面の
角度は、止めねじ14の頭部21の円錐状の周側
面20より大きくなつており、止めねじ14は孔
部18の中で首を振ることを許容される。このこ
とはブラケツト4が矢印Bの方向へ動くことがで
きるということである。
以上述べたとおり、ブラケツト4は第2図の矢
印A方向およびB方向への移動が可能となり、ベ
ルトに過負荷がかかつた場合には矢印A方向へ動
き、又ベルト巾に対してプーリー力が充分大きく
ない場合にベルトが片寄りするような時にはブラ
ケツトが矢印B方向に動くことでベルトがプーリ
ーのフランジに押し付けられることもなくなる。
また、止めねじの頭部を球技体にしても円錐状の
頭部の場合と同様な効果がある。なお、アジヤス
トねじ、止めねじの数は2本に限ることなく、必
要に応じて数本とすることもできる。
印A方向およびB方向への移動が可能となり、ベ
ルトに過負荷がかかつた場合には矢印A方向へ動
き、又ベルト巾に対してプーリー力が充分大きく
ない場合にベルトが片寄りするような時にはブラ
ケツトが矢印B方向に動くことでベルトがプーリ
ーのフランジに押し付けられることもなくなる。
また、止めねじの頭部を球技体にしても円錐状の
頭部の場合と同様な効果がある。なお、アジヤス
トねじ、止めねじの数は2本に限ることなく、必
要に応じて数本とすることもできる。
〔考案の効果〕
以上、説明したようにこの考案はその構成を軸
受と軸を介してブラケツトにアイドラープーリー
を固着し、そのブラケツトの一端に皿状の孔部を
穿設して、該孔部に円錐状又は球状の頭部を有す
る止めねじを嵌装し、止めねじの他方をフレーム
にナツトで固着し、ブラケツトの他端はばねを有
するアジヤストねじでフレームに係着したため
に、止めねじの頭は皿状の孔部の中を自由に傾動
することができるので、ブラケツトは矢印B方向
へ動くことができ、アジヤストねじのばねの弾力
によりブラケツトは矢印Aの方向へ動くこともで
きる。
受と軸を介してブラケツトにアイドラープーリー
を固着し、そのブラケツトの一端に皿状の孔部を
穿設して、該孔部に円錐状又は球状の頭部を有す
る止めねじを嵌装し、止めねじの他方をフレーム
にナツトで固着し、ブラケツトの他端はばねを有
するアジヤストねじでフレームに係着したため
に、止めねじの頭は皿状の孔部の中を自由に傾動
することができるので、ブラケツトは矢印B方向
へ動くことができ、アジヤストねじのばねの弾力
によりブラケツトは矢印Aの方向へ動くこともで
きる。
それで、ベルトに過負荷がかゝつてもベルト巾
に対しプーリーの巾が充分広くなくてベルトが片
寄りしても、ブラケツトが矢印Bの方向へ動くの
でプーリーのフランジに押しつけられることがな
く、ベルトやアイドラープーリーが摩耗するとい
う恐れはなくなるという効果がある。
に対しプーリーの巾が充分広くなくてベルトが片
寄りしても、ブラケツトが矢印Bの方向へ動くの
でプーリーのフランジに押しつけられることがな
く、ベルトやアイドラープーリーが摩耗するとい
う恐れはなくなるという効果がある。
そして、ベルトが片寄る時に、ベルトの巾方向
の両端のテンシヨンの差によりブラケツトが矢印
B方向へ動き、ベルトの巾方向の両端でのテンシ
ヨンを自動的に一定に保つという効果がある。
の両端のテンシヨンの差によりブラケツトが矢印
B方向へ動き、ベルトの巾方向の両端でのテンシ
ヨンを自動的に一定に保つという効果がある。
次に、この考案によると固定ブラケツトが不要
となり部品点数を少くすることができコストを安
くできるという効果がある。
となり部品点数を少くすることができコストを安
くできるという効果がある。
第1図は従来装置の斜視図、第2図はこの考案
の一実施例の斜視図、第3図は止めねじ頭部と皿
状孔部の取付部を一部断面図で示す。なお、図中
同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。 1……アイドラープーリー、2……軸受、3…
…軸、4……ブラケツト、5……ヒンジ軸、6…
…固定ブラケツト、7……フレーム、9,15…
…アジヤストねじ、14……止めねじ、18……
皿状の孔部、20……円錐状面。
の一実施例の斜視図、第3図は止めねじ頭部と皿
状孔部の取付部を一部断面図で示す。なお、図中
同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。 1……アイドラープーリー、2……軸受、3…
…軸、4……ブラケツト、5……ヒンジ軸、6…
…固定ブラケツト、7……フレーム、9,15…
…アジヤストねじ、14……止めねじ、18……
皿状の孔部、20……円錐状面。
Claims (1)
- 軸受と軸を介してブラケツトにアイドラープー
リを固着し、該ブラケツトの側壁の一端に穿設し
た皿状の孔部に円錐状の頭部を有する止めねじを
嵌設し、前記皿状の孔部の傾斜度を止めねじの頭
部の円錐状の側壁の傾斜度より大となし、止めね
じの他端をフレームにナツトで固着し、ブラケツ
トの側壁の他端はアジヤストねじでフレームに係
着し、ブラケツトを傾動自在にしたことを特徴と
するベルトのアイドラープーリーの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1247484U JPS60127158U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | ベルトのアイドラ−プ−リ−の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1247484U JPS60127158U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | ベルトのアイドラ−プ−リ−の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127158U JPS60127158U (ja) | 1985-08-27 |
JPS6145393Y2 true JPS6145393Y2 (ja) | 1986-12-20 |
Family
ID=30495570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1247484U Granted JPS60127158U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | ベルトのアイドラ−プ−リ−の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60127158U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4626631B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2011-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 走査装置及びその組み立て方法 |
JP7131246B2 (ja) * | 2018-09-25 | 2022-09-06 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及びモーター |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1247484U patent/JPS60127158U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60127158U (ja) | 1985-08-27 |
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