JP4626631B2 - 走査装置及びその組み立て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドを搭載したキャリッジを走査方向に移動させる走査装置に関し、詳しくは、駆動プーリ及び従動プーリの間にタイミングベルトを架設してそのタイミングベルトの回転によって上記キャリッジを移動させる走査装置、及び、その走査装置の組み立て方法に関する。
従来より、駆動プーリ及び従動プーリの間にタイミングベルトを架設して、そのタイミングベルトの回転によってインクジェットヘッド等を搭載したキャリッジを移動させる走査装置が考えられている。この種の装置では、キャリッジを精度よく移動させたい場合、タイミングベルトを駆動プーリと従動プーリとの間に緊張させて、確実に駆動力を伝達するのが望ましい。
そこで、従動プーリを回転可能に支持するプーリホルダから上記走査方向に略円筒形状のガイドボスを突設し、そのガイドボスにコイルバネを嵌めて圧縮した状態で、プーリホルダをベース部に装着することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この場合、コイルバネによりプーリホルダがタイミングベルトの外周方向に付勢され、タイミングベルトを駆動プーリと従動プーリとの間に緊張させることができる。
特開平10−76731号公報
ところが、上記公報のようにプーリホルダから走査方向にガイドボスを突設する場合、そのプーリホルダをベース部に装着する際には、プーリホルダをタイミングベルトの架設範囲よりも更に上記走査方向の外側から装着する必要が生じる。このため、この装着作業を行うためには、走査装置の筐体をタイミングベルトの架設範囲よりも更に上記走査方向に余裕を持って大きく設計する必要があり、走査装置の小型化に支障となっていた。そこで、本発明は、従動プーリをタイミングベルトの外周方向へ付勢してそのタイミングベルトを良好に緊張させることができ、しかも、走査方向への小型化が容易な走査装置、及び、その走査装置の組み立て方法を提供することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた請求項1記載の発明の走査装置は、ヘッドを搭載して走査方向に移動可能なキャリッジと、一部が上記キャリッジに接続されたタイミングベルトと、該タイミングベルトが架設される一対の駆動プーリ及び従動プーリと、該従動プーリを回転可能に支持するプーリホルダと、ベース部に設けられ上記プーリホルダを上記走査方向に移動可能に案内するガイド部と、上記プーリホルダを上記タイミングベルトの外周方向へ付勢する弾性部材を支持する支持部材と、上記ベース部に設けられ、上記駆動プーリ及び上記従動プーリに上記タイミングベルトを架設した状態から上記支持部材が装着可能で、上記支持部材が装着されることにより上記弾性部材の弾発力を上記プーリホルダに作用させる支持部材固定部と、を備え、上記支持部材固定部は、上記弾発力の作用方向とは直交する方向から上記支持部材を挿入可能な溝を有し、その溝は、上記支持部材が挿入された後その支持部材が上記弾発力の作用方向を軸にして回転されたとき、その支持部材に係合してその支持部材の当該溝からの離脱を防止することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、上記支持部材固定部に装着された上記支持部材の先端と、上記プーリホルダとが、少なくとも近接時に嵌合可能に構成されたことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の構成に加え、上記溝は、上記ベース部の表面方向から上記支持部材を挿入可能に構成されたことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、上記支持部材の少なくとも上記溝に挿入される部分は、上記弾発力の作用方向に垂直な断面の形状が大径と小径とを有し、上記溝の開口部の幅は、上記小径よりも広くかつ上記大径よりも狭く、上記溝は、当該溝への挿入後に上記支持部材が上記弾発力の作用方向を軸にして回転可能に構成されたことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の構成に加え、上記弾性部材はコイルバネであり、上記支持部材は、上記コイルバネの中心を貫通する軸を備えたことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の構成に加え、上記ガイド部は、上記駆動プーリ及び上記従動プーリの間に上記タイミングベルトを最大限に緊張させて架設した状態における上記プーリホルダの位置までしか上記プーリホルダを外側方向に案内しないことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の構成に加え、上記キャリッジの位置を検出するための位置検出用部材の少なくとも一部が、上記従動プーリの上記走査方向外側の位置若しくは上記駆動プーリの上記走査方向外側の位置のうち少なくともいずれか一方に設けられたことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の構成に加え、上記タイミングベルトが内面に歯を有し、上記駆動プーリまたは上記従動プーリの少なくともいずれか一方が、上記タイミングベルトの歯に係合する歯を外周に有することを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の構成に加え、上記駆動プーリが、上記タイミングベルトの歯に係合する歯を外周に有し、上記駆動プーリ及び上記従動プーリの間に上記タイミングベルトを最大限に緊張させて架設した状態における上記プーリホルダと、上記支持部材固定部に装着された上記支持部材の先端との間隙が、上記タイミングベルトの歯の高さまたは上記駆動プーリの歯の高さのいずれか小さい方よりも更に小さいことを特徴としている。
請求項1記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の構成に加え、上記従動プーリには、上記タイミングベルトが架設される架設部に隣接して、そのプーリの半径が大きくなる方向に突出した突出部が設けられ、上記駆動プーリ及び上記従動プーリの間に上記タイミングベルトを最大限に緊張させて架設した状態における上記プーリホルダと、上記支持部材固定部に装着された上記支持部材の先端との間隙が、上記突出部の上記架設部からの突出量よりも小さいことを特徴としている。
請求項1記載の発明は、請求項1〜1のいずれかに記載の走査装置を組み立てる走査装置の組み立て方法であって、上記駆動プーリ及び上記従動プーリに上記タイミングベルトを架設した後、上記支持部材を上記支持部材固定部に装着することを特徴としている。
上記のように構成された請求項1記載の発明の走査装置では、一対の駆動プーリ及び従動プーリの間にタイミングベルトが架設され、そのタイミングベルトに一部が接続されたキャリッジにヘッドが搭載されている。このため、駆動プーリを介してタイミングベルトを回転させることにより、ヘッドをキャリッジと共に走査方向に移動させることができる。また、本発明では、従動プーリを回転可能に支持するプーリホルダは、ベース部に設けられたガイド部によって上記走査方向に移動可能に案内され、更に、次のような構成によってタイミングベルトの外周方向へ付勢されている。すなわち、ベース部には、駆動プーリ及び従動プーリにタイミングベルトを架設した状態から支持部材が装着可能な支持部材固定部が設けられている。そして、その支持部材にはプーリホルダをタイミングベルトの外周方向へ付勢する付勢部材が支持されており、上記支持部材が上記支持部材固定部に装着されることにより、上記弾性部材の弾発力がプーリホルダに作用する。
このように、本発明では、駆動プーリ及び従動プーリにタイミングベルトを架設した状態から、支持部材固定部に支持部材を装着することにより、その支持部材に支持された弾性部材の弾発力をプーリホルダに作用させることができる。このため、本発明では、タイミングベルトの架設範囲程度の空間があれば上記弾性部材及び支持部材を装着してタイミングベルトを緊張させることができ、走査装置を上記走査方向に良好に小型化することができる。
また、本発明では、支持部材固定部には、弾発力の作用方向とは直交する方向から支持部材の装着が行えるので、バネ定数の大きいバネなどを弾性部材として使用した場合にも、支持部材の装着が容易である。更に、弾発力の作用方向とは直交する方向から支持部材の装着作業が行えるので、駆動プーリ,従動プーリの外側に筐体の壁面等の障害物が存在する場合でも、支持部材の装着作業が容易である。しかも、本発明では、支持部材を溝に挿入してから回転させれば支持部材は溝に係合してその溝から離脱しなくなる。このため、本発明では、支持部材の装着作業が一層容易になると共にその支持部材を一層確実に装着することができる。
請求項2記載の発明では、支持部材の先端とプーリホルダとが少なくとも近接時に嵌合する。このため、本発明では、請求項1記載の発明の効果に加えて、キャリッジの移動時などに従動プーリの片側のタイミングベルトに強い張力が加わったときにも支持部材とプーリホルダとの位置関係を安定して維持することができるといった効果が生じる。
そして、更に、請求項記載の発明では、ベース部の表面側から支持部材の装着作業が行えるので、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、支持部材の装着が一層容易になるといった効果が生じる。
そして、更に、請求項記載の発明では、上記のように支持部材を回転させることによってその支持部材を溝に係合させる構成を、極めて簡略化することができるといった効果が生じる。
請求項記載の発明では、上記弾性部材はコイルバネであり、上記支持部材に設けられた軸は、コイルバネの伸縮を案内する機能も有する。このため、本発明では、請求項1〜のいずれかに記載の発明の効果に加えて、タイミングベルトを一層安定して緊張させることができるといった効果が生じる。また、支持部材の軸がコイルバネの伸縮を案内するため、コイルバネとしてバネ定数の小さいバネを使用することができるといった効果も生じる。
請求項記載の発明では、上記ガイド部は、上記駆動プーリ及び上記従動プーリの間に上記タイミングベルトを最大限に緊張させて架設した状態における上記プーリホルダの位置までしか上記プーリホルダを外側方向に案内しない。前述のように、本発明の走査装置は、駆動プーリ及び従動プーリの間にタイミングベルトを架設した状態から付勢部材の装着が可能であるので、ガイド部材はプーリホルダを最低限上記範囲で案内すればよい。従って、本発明では、請求項1〜のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ベース部の幅を必要最小限に止めて、装置を一層小型化することができるといった効果が生じる。
なお、上記「タイミングベルトを最大限に緊張」させた状態とは、タイミングベルトの経年変化により伸びる可能性がある場合にはその経年変化も考慮したものであってもよく、その場合、ガイド部材がプーリホルダを案内する範囲にも上記経年変化を考慮してある程度余裕を持たせてもよい。
請求項記載の発明では、上記キャリッジの位置を検出するための位置検出用部材の少なくとも一部が、上記従動プーリの上記走査方向外側の位置若しくは上記駆動プーリの走査方向外側の位置に設けられている。前述の公報のように従動プーリを走査方向の外側から装着しなければならない場合には上記位置検出用部材が作業の邪魔になるため、装置の走査方向に一層余分なスペースが必要となる。これに対して、本発明では、前述のようにタイミングベルトを架設した状態から付勢部材の装着が可能であるので、それらの部材が邪魔になることはなく、走査装置を走査方向に小型化できるといった請求項1〜のいずれかに記載の発明の効果が一層顕著に表れる。
請求項記載の発明では、駆動プーリまたは従動プーリの少なくとも一方の外周に設けられた歯とタイミングベルトの内側に設けられた歯とが係合する。このため、請求項1〜のいずれかに記載の発明の効果に加えて、駆動力を一層確実に伝達することができるといった効果が生じる。
そして、更に、請求項記載の発明では、プーリホルダの移動可能な幅が、上記各歯の高さよりも小さいので、請求項記載の発明の効果に加えて、タイミングベルトと駆動プーリまたは従動プーリとの間の歯飛びを抑制して一層確実に駆動力を伝達することができるといった効果が生じる。
請求項1記載の発明では、プーリホルダの移動可能な幅が、従動プーリに設けれた突出部の架設部からの突出量よりも小さいので、請求項1〜のいずれかに記載の発明の効果に加えて、タイミングベルトが従動プーリから外れるのを良好に抑制することができるといった効果が生じる。
また、本発明の走査装置の組み立て方法では、前述のように、駆動プーリと従動プーリとの間にタイミングベルトを架設した後に上記支持部材を支持部材固定部に装着しているので、走査方向に余分なスペースを必要とせず、容易に組み立てが実行できる。
[インクジェットプリンタの全体構成]
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された走査装置の一例としてのインクジェットプリンタの主要部の構成を表す斜視図であり、図2はその上面図である。図1に示すように、このインクジェットプリンタの下カバー体1は、図示しない用紙トレイを装着可能な開口部1Aを下方に備え、その用紙トレイに収納された被記録媒体の一例としての用紙(図示省略)はペーパフィードローラ2を含む各種ローラを介してプラテン3上に搬送される。なお、以下の説明では、ペーパフィードローラ2からプラテン3に向かう方向を前方という。
プラテン3の前方上方には、ヘッドの一例としてのインクジェットヘッド4を搭載したキャリッジ5を、左右方向(走査方向)に移動可能に支持するベース部10が設けられている。インクジェットヘッド4には、図示省略したチューブを介して同じく図示省略したインクタンクからインクが供給されている。そして、インクジェットヘッド4は、プラテン3上に搬送された用紙に、上記走査方向に移動しながらノズル面に形成された複数のノズルから個々にインクを吐出することにより、その用紙に画像を形成する。
次に、ベース部10は、鉄板をプレス加工することによって構成され、ベース部10の後端は垂直に上方へ折り曲げられることによりキャリッジを上記走査方向に案内するガイド板11を構成している。また、ベース部10の上面には、モータ12によって回転される駆動プーリ13(図3参照)と、自由回転する従動プーリ14とが設けられ、その駆動プーリ13と従動プーリ14との間に、タイミングベルト15が架設されている。なお、図示省略したが、タイミングベルト15の内面には、駆動プーリ13の外周に設けられた歯と互いに係合し合う歯が設けられている。また、キャリッジ5はタイミングベルト15の一部に固定されており、モータ12を介してタイミングベルト15を回転させることによりキャリッジ5を上記走査方向に移動させることができる。更に、ベース部10の上方には、キャリッジ5に搭載されたセンサ(図示省略)によりキャリッジ5の位置を検出するためのエンコーダストリップ16が架設されている。
図3はベース部10の両端の構成を詳細に表す斜視図であり、(A)は従動プーリ14側(以下右側という)端部の構成を、(B)は駆動プーリ13側(以下左側という)端部の構成を、それぞれ表している。図3(A),(B)に示すように、ベース部10の両端には、エンコーダストリップ16を支持する位置検出用部材の一部の一例としての一対の支持部17が設けられ、その支持部17の内側に駆動プーリ13,従動プーリ14が配設される。また、駆動プーリ13とその近傍の支持部17との間には、イニシャル動作時にキャリッジ5を当接させてキャリッジ5の位置の原点を検出するための位置検出用部材の一例としての原点検出面18が設けられている。また、図3(A),(B)に示すように、駆動プーリ13と従動プーリ14とは径が異なるが、タイミングベルト15のキャリッジ5に接続された側が走査方向に平行となるように、駆動プーリ13,従動プーリ14の回転軸が配置されている。
更に、従動プーリ14は、次のような機構によって走査方向外側(右方向)に付勢され、タイミングベルト15を緊張させることによって上記歯の係合を確実にしている。以下、従動プーリ14の支持機構について説明する。
[従動プーリ14の支持機構]
ベース部10の右端には、穴部21が設けられ、その穴部21には、従動プーリ14をシャフト23(図6参照)を介して回転自在に支持するプーリホルダ22が走査方向に摺動可能に設けられている。図4の分解斜視図に示すように、プーリホルダ22は、右側に上下方向にU字型に開口してシャフト23を介して従動プーリ14を支持するプーリ支持部22Aを備え、前後にも、上下方向にU字型に開口して穴部21の端縁に係合する一対の係合部22Bを備えている。穴部21は、一対の係合部22Bが上下方向に通過可能な大径部21Aと、ガイド部の一例としての端縁が一対の係合部22Bに係合してプーリホルダ22を走査方向に案内する小径部21Bとを備えている。また、ベース部10には、穴部21の左端に、支持部材固定部の一例としての切り起し部24が設けられ、この切り起し部24とプーリホルダ22との間には、図3(A)に示すように、弾性部材の一例としてのコイルバネ25が装着されている。すなわち、弾性部材であるコイルバネ25と支持部材であるバネホルダ26と支持部材固定部である切り起し部24とが、駆動プーリ13と従動プーリ14とを結ぶ線上に配置されているので、プーリホルダ22に安定して付勢力が作用するのである。つまり、コイルバネ25による付勢力と、この付勢力に対してバネホルダ26及び切り起し部24から働く反力とが駆動プーリ13と従動プーリ14とを結ぶ線上で作用するため、コイルバネ25による付勢力がプーリホルダ22に効率よく作用するのである。このコイルバネ25の付勢力によって、前述のようにプーリホルダ22を右方向に付勢してタイミングベルト15を緊張させることができる。
次に、コイルバネ25の装着に関わる構成について更に詳細に説明する。本実施の形態では、図5(A)に示すような支持部材の一例としてのバネホルダ26を用いてコイルバネ25を装着している。図5(A)に示すように、バネホルダ26は、コイルバネ25の外形よりも大径の円盤状の鍔26Aを備え、その鍔26Aを挟んで、コイルバネ25の中心を貫通する円筒状の軸26Bと、切り起し部24に形成された溝27に挿入可能な挿入部26Cとが一体成形されている。
このように構成されたバネホルダ26は、駆動プーリ13,従動プーリ14の間にタイミングベルト15が架設され、かつ、軸26Bにコイルバネ25が挿入された後、そのコイルバネ25をプーリホルダ22の左端面に押し当てつつ挿入部26Cを溝27に挿入することによって装着される。すると、図5(B)及びそのA−A線断面図としての図6に示すように、切り起し部24とプーリホルダ22との間にコイルバネ25が弾発状に装着され、プーリホルダ22を前述のように付勢することが可能となる。
また、図6に示すように、プーリホルダ22には、軸26Bの先端に嵌合する凹部22Cが形成されている。この軸26Bと凹部22Cとの嵌合によって、キャリッジ5の移動時などに従動プーリ14の片側のタイミングベルト15に強い張力が加わったときにもバネホルダ26とプーリホルダ22との位置関係を安定して維持することができる。更に、駆動プーリ13,従動プーリ14の間にタイミングベルト15を最大限に緊張させて架設した状態における凹部22Cの底部と軸26Bの先端との間隔は、タイミングベルト15の内面の歯の高さまたは駆動プーリ13の外周の歯の高さのいずれか小さい方よりも更に小さく設定されている。
更に、従動プーリ14は、タイミングベルト15が架設される架設部14Aと、その架設部14Aに回転軸方向に隣接してその従動プーリ14の半径が大きくなる方向に突出した突出部14Bとを備えている。そして、上記のように駆動プーリ13,従動プーリ14の間にタイミングベルト15を最大限に緊張させて架設した状態における凹部22Cの底部と軸26Bの先端との間隔は、突出部の14Bの突出量よりも小さく設定されている。
次に、挿入部26C,溝27の構成について、更に詳細に説明する。図7(A),(B)の部分図に示すように、挿入部26Cは断面が略長方形状に構成され、鍔26Aとの接続部における一方の短辺には、係止用の突起26Dが形成されている。一方、溝27の上端の開口部27Aは、挿入部26Cの短辺(小径)よりも幅が広く、かつ、挿入部26Cの長辺(大径)よりも狭く構成されている。また、その開口部27Aに連接する溝27の下方部27Bは、挿入部26Cを上記走査方向を軸として回転可能な円形にくり抜かれ、更に、その下方部27Bの側面(前端)には、突起26Dと係合する係合溝27Cが設けられている。
このため、挿入部26Cを溝27に挿入する際は、図7(A),(B)に示すように挿入部26Cの短辺を上下に配設した上で、図7(C),(D)に示すように挿入部26Cを溝27の下方部27Bまで挿入する。続いて、バネホルダ26を上記走査方向を軸として回動させながらそのバネホルダ26を上記走査方向に軽く摺動させることにより、図7(E),(F)に示すように突起26Dを係合溝27Cに係合させることができる。このようにしてバネホルダ26を切り起し部24に装着すると、挿入部26Cは自然に回転することも溝27から自然に離脱することも良好に抑制される。このため、バネホルダ26は安定して切り起し部24への装着状態に維持される。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態では、駆動プーリ13,従動プーリ14にタイミングベルト15を架設した状態から、バネホルダ26を切り起し部24の溝27に装着することにより、コイルバネ25の付勢力をプーリホルダ22に作用させることができる。しかも、この装着作業は、上記架設されたタイミングベルト15の内側の領域でベース部10の表面方向から行うことができる。このため、エンコーダストリップ16の支持部17や原点検出面18を駆動プーリ13,従動プーリ14のすぐ外側に設けても、それらの部材が邪魔になることなくコイルバネ25及びバネホルダ26の装着作業を容易に行うことができ、インクジェットプリンタの筐体を上記走査方向に良好に小型化することができる。
更に、従動プーリ14にタイミングベルト15をかけてから駆動プーリ13にタイミングベルト15を架ける、という順番でも組み立て可能であり、その場合、特に、駆動プーリ13側に支持部17等の位置検出用部材が設けられている場合に、組み立て性向上の効果が一層顕著になる。
また更に、前述のように、駆動プーリ13,従動プーリ14にタイミングベルト15を架設した状態からコイルバネ25の装着が可能なため、穴部21は、プーリホルダ22を、駆動プーリ13,従動プーリ14の間にタイミングベルト15を最大限に緊張させて架設した状態における位置までしか外側方向に案内できなくてもよい。但し、タイミングベルト15に経年変化による伸びが生じる可能性がある場合は、穴部21は、その伸びに応じた分だけ更に外側にプーリホルダ22を案内できる必要がある。このように、本実施の形態では穴部21の上記走査方向の大きさも必要最小限に止めることができ、ベース部10の幅を必要最小限に止めて一層良好に装置を小型化することができる。
また、バネホルダ26の挿入部26Cはコイルバネ25の弾発力の作用方向とは直交する方向から溝27に挿入することができるので、コイルバネ25の荷重やバネ定数が大きくても容易に組み立てが行える。また、溝27はベース部10の表面方向、すなわち切り起し部24の設けられている側から、支持部材としてのバネホルダ26を挿入可能に設けられている。よって、ベース部10の表面方向から装置を組み立てることができるので、容易に組み立てが行われる。逆に、コイルバネ25のバネ定数が小さい場合にも、バネホルダ26の軸26Bがコイルバネ25の伸縮を案内するので、プーリホルダ22に安定して付勢力を作用させることができる。そして、プーリホルダ22にこのように安定して付勢力が作用することにより、タイミングベルト15の内面の歯と駆動プーリ13の外周の歯とを一層確実に係合させて、歯飛びの発生を一層良好に抑制することができる。
しかも、駆動プーリ13,従動プーリ14の間にタイミングベルト15を最大限に緊張させて架設した状態における凹部22Cの底部と軸26Bの先端との間隔は、タイミングベルト15の内面の歯の高さまたは駆動プーリ13の外周の歯の高さのいずれか小さい方よりも更に小さく設定されている。更に、経年変化によりタイミングベルト15が伸びたときにも、コイルバネ25の付勢力によりタイミングベルト15を緊張させることができる。このため、上記歯飛びの発生を一層良好に抑制することができる。
更に、駆動プーリ13,従動プーリ14の間にタイミングベルト15を最大限に緊張させて架設した状態における凹部22Cの底部と軸26Bの先端との間隔は、突出部の14Bの突出量よりも小さく設定されているので、タイミングベルト15が従動プーリ14から外れるのも良好に抑制することができる。
[本発明の他の実施の形態]
なお、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、バネホルダ26を切り起し部24に装着する形態としては、上記形態の他にも種々の形態が考えられる。
図8に示すバネホルダ126は、断面略長方形の挿入部126Cの鍔126Aとの接続部に突起26Dを有さない点においてバネホルダ26と異なり、他はバネホルダ26と同様に構成されている。また、切り起し部124の溝127は、開口部27Aと同様の開口部127Aを有するものの、係合溝27Cを有さず、下方部127Bの上側端面が平面状に構成されている。このように構成された溝127に挿入部126Cを挿入する場合も、図8(A)に示すように挿入部126Cの短辺を上下に配設した上で、図8(B)に示すように挿入部126Cを溝127の下方部127Bまで挿入する。続いて、バネホルダ126を上記走査方向を軸として回動させると、図8(C)に示すように、挿入部126Cの長辺が下方部127Bの上側端面に係合する。すると、上記実施の形態と同様に、挿入部126Cは自然に回転することも溝127から自然に離脱することも良好に抑制される。また、溝127はベース部10の表面方向、すなわち切り起し部124の設けられている側から、支持部材としてのバネホルダ126を挿入可能に設けられている。よって、ベース部10の表面方向から装置を組み立てることができるので、容易に組み立てが行われる。
また、バネホルダ26の外周にフック等の係合部を設けて、そのバネホルダを回動させることによってベース10側に係合させてもよく、バネホルダ26は単に鍔26Aが切り起し部24に圧接される力のみによって装着状態に維持されてもよい。更に、切り起し部24の溝27は前後方向に開口してもよい。但し、上記各実施の形態の溝27,127のように、上方に開口している場合、バネホルダ26,126の装着が一層容易になる。また更に、ビスなどによってバネホルダ26等の支持部材をベース部10に固定してもよい。この場合、ベース部10のビス穴が支持部材固定部に相当する。
また、本発明の走査装置は、キャリッジに読み取り用のヘッドを搭載したスキャナ等、インクジェットプリンタ以外の走査装置にも同様に適用することができ、弾性部材としてはゴムなどの他の弾性部材を使用することもできる。
本発明が適用されたインクジェットプリンタの主要部の構成を表す斜視図である。 そのインクジェットプリンタの主要部の構成を表す上面図である。 そのインクジェットプリンタのベース部の両端の構成を表す斜視図である。 そのベース部の従動プーリ側端部の構成を表す分解斜視図である。 その従動プーリ側端部のコイルバネ装着に関わる構成を表す斜視図である。 そのコイルバネ装着に関わる構成を更に詳細に表す断面図である。 その構成の内の挿入部,溝の構成を詳細に表す説明図である。 その挿入部,溝の変形例の構成を表す説明図である。
4…インクジェットヘッド 5…キャリッジ 10…ベース部
11…ガイド板 12…モータ 13…駆動プーリ
14…従動プーリ 15…タイミングベルト 16…エンコーダストリップ
17…支持部 18…原点検出面 21…穴部
21A…大径部 21B…小径部 22…プーリホルダ
22A…プーリ支持部 22B…係合部 22C…凹部
24,124…切り起し部 25…コイルバネ 26,126…バネホルダ
26B,126B…軸 26C,126C…挿入部 26D…突起
27,127…溝 27A,127A…開口部 27B,127B…下方部
27C…係合溝

Claims (11)

  1. ヘッドを搭載して走査方向に移動可能なキャリッジと、
    一部が上記キャリッジに接続されたタイミングベルトと、
    該タイミングベルトが架設される一対の駆動プーリ及び従動プーリと、
    該従動プーリを回転可能に支持するプーリホルダと、
    ベース部に設けられ上記プーリホルダを上記走査方向に移動可能に案内するガイド部と、
    上記プーリホルダを上記タイミングベルトの外周方向へ付勢する弾性部材を支持する支持部材と、
    上記ベース部に設けられ、上記駆動プーリ及び上記従動プーリに上記タイミングベルトを架設した状態から上記支持部材が装着可能で、上記支持部材が装着されることにより上記弾性部材の弾発力を上記プーリホルダに作用させる支持部材固定部と、
    を備え
    上記支持部材固定部は、上記弾発力の作用方向とは直交する方向から上記支持部材を挿入可能な溝を有し、その溝は、上記支持部材が挿入された後その支持部材が上記弾発力の作用方向を軸にして回転されたとき、その支持部材に係合してその支持部材の当該溝からの離脱を防止することを特徴とする走査装置。
  2. 上記支持部材固定部に装着された上記支持部材の先端と、上記プーリホルダとが、少なくとも近接時に嵌合可能に構成されたことを特徴とする請求項1記載の走査装置。
  3. 上記溝は、上記ベース部の表面方向から上記支持部材を挿入可能に構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の走査装置。
  4. 上記支持部材の少なくとも上記溝に挿入される部分は、上記弾発力の作用方向に垂直な断面の形状が大径と小径とを有し、
    上記溝の開口部の幅は、上記小径よりも広くかつ上記大径よりも狭く、
    上記溝は、当該溝への挿入後に上記支持部材が上記弾発力の作用方向を軸にして回転可能に構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の走査装置。
  5. 上記弾性部材はコイルバネであり、
    上記支持部材は、上記コイルバネの中心を貫通する軸を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の走査装置。
  6. 上記ガイド部は、上記駆動プーリ及び上記従動プーリの間に上記タイミングベルトを最大限に緊張させて架設した状態における上記プーリホルダの位置までしか上記プーリホルダを外側方向に案内しないことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の走査装置。
  7. 上記キャリッジの位置を検出するための位置検出用部材の少なくとも一部が、上記従動プーリの上記走査方向外側の位置若しくは上記駆動プーリの上記走査方向外側の位置のうち少なくともいずれか一方に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の走査装置。
  8. 上記タイミングベルトが内面に歯を有し、
    上記駆動プーリまたは上記従動プーリの少なくともいずれか一方が、上記タイミングベルトの歯に係合する歯を外周に有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の走査装置。
  9. 上記駆動プーリが、上記タイミングベルトの歯に係合する歯を外周に有し、
    上記駆動プーリ及び上記従動プーリの間に上記タイミングベルトを最大限に緊張させて架設した状態における上記プーリホルダと、上記支持部材固定部に装着された上記支持部材の先端との間隙が、上記タイミングベルトの歯の高さまたは上記駆動プーリの歯の高さのいずれか小さい方よりも更に小さいことを特徴とする請求項記載の走査装置。
  10. 上記従動プーリには、上記タイミングベルトが架設される架設部に隣接して、そのプーリの半径が大きくなる方向に突出した突出部が設けられ、
    上記駆動プーリ及び上記従動プーリの間に上記タイミングベルトを最大限に緊張させて架設した状態における上記プーリホルダと、上記支持部材固定部に装着された上記支持部材の先端との間隙が、上記突出部の上記架設部からの突出量よりも小さいことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の走査装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の走査装置を組み立てる走査装置の組み立て方法であって、
    上記駆動プーリ及び上記従動プーリに上記タイミングベルトを架設した後、上記支持部材を上記支持部材固定部に装着することを特徴とする走査装置の組み立て方法
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