JP2012208179A - 画像読取装置、記録装置 - Google Patents

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研二郎 石原
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Abstract

【課題】読み取りユニットを案内するガイドレールを樹脂成形によってハウジング部材と一体に形成する場合に原稿台との間の距離ばらつきを抑える。
【解決手段】スキャナ部は、樹脂成形によって形成されたハウジング部材25によって装置基体が構成される。ハウジング部材25の底部には、センサーキャリッジ23を走査方向に案内するガイドレール部25aが樹脂成形によってハウジング部材25と一体的に形成されている。ハウジング部材25にはガイドレール部25aに沿ってハウジング部材25より高強度の補強フレーム32が設けられ、これによりガイドレール部25aの精度が向上する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像読取装置並びに当該画像読取装置を備えた記録装置に関する。
原稿載置面に載置された原稿を光学的に読み取る光電変換素子を備えた読み取りユニット(キャリッジ)を走査方向に移動させる構成を備えた画像読取装置(特にフラットベッド型のイメージスキャナ)は、従来から種々提案されている。
このような画像読取装置では、読み取りユニットの走査方向に延びるガイドレールを本体底部に備え、このガイドレールにより読み取りユニットを走査方向に案内する構成を備えている(例えば、特許文献1参照)。
読み取りユニットは、原稿台ガラスとの間の距離を一定に保つ様に、原稿台ガラスに対して或る程度変位可能に設けられた上で、付勢手段によって原稿台ガラスに対して押し付けられた状態に設けられる。そして読み取りユニットは走査方向に沿って掛け渡された無端ベルトの一部に固定され、この無端ベルトがモーターの駆動力により周回移動することで、読み取りユニットは走査方向に沿って移動しながら原稿載置面上の原稿の画像を読み取るように構成されている。
特開2007−28487号公報
画像読取装置のハウジング部材は、多くの場合樹脂材料によって形成され、そして読み取りユニットを走査方向に案内するガイドレールも、低コスト化の要請上ハウジング部材に一体的に形成される場合がある。
しかしながらハウジング部材を樹脂成形により形成する場合には、成形収縮、反り等に基づく寸法精度低下が生じるので、ハウジング部材に一体に形成されるガイドレールについても寸法精度の低下を招き易く、特に反りによって原稿台ガラスとの距離にばらつきが生じる。すると、読み取りユニットを原稿台ガラスに向けて付勢する付勢力が変化することで、読み取りユニットの動作が不安定となり、読み取り不良を起こす虞がある。
また、読み取りユニットの変位可能ストロークを超えてガイドレールと原稿台ガラスとの間の距離が大きくなり過ぎると、読み取りユニットが原稿台ガラスに接触することができなくなり、著しい読み取り不良を起こすことになる。
加えて、無端ベルトが係回されるプーリーの回転軸をハウジング部材に固定すると、無端ベルトに生じるテンションによってハウジング部材が変形し、プーリー軸が倒れ、プーリー間距離が短くなってベルトテンションが緩み、読み取りユニットが正常動作できなくなるといった問題が生じる虞もある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、読み取りユニットを案内するガイドレールを樹脂成形によってハウジング部材と一体に形成する場合に原稿台との間の距離ばらつきを抑えることにある。また本発明はこれに加え、読み取りユニットを駆動する無端ベルトのテンションを長期的に維持し、読み取りユニットの適切な駆動を長期的に維持することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る画像読取装置は、原稿が載置される原稿載置面を形成するプレート状部材と、前記原稿載置面の反対側において前記原稿載置面に載置された原稿を走査方向に移動しながら読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段を支持するとともに装置の基体を構成する、樹脂成形によって形成されたハウジング部材と、前記読み取り手段を走査方向に案内する、前記ハウジング部材に一体的に形成されたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って設けられた、前記ハウジング部材より強度の高い補強フレームとを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、読み取り手段を走査方向に案内するガイドレールは樹脂成形によってハウジング部材と一体的に形成されているが、ハウジング部材にはガイドレールに沿ってハウジング部材より高強度の補強フレームが設けられている。従ってこの補強フレームによりガイドレールの精度が向上し、原稿載置面を形成するプレート状部材との間の距離ばらつきが抑えられ、読み取り手段の良好な動作を確保できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記読み取り手段の移動領域一端側に設けられ、モーターによって駆動される駆動プーリーと、前記読み取り手段の移動領域の他端側に設けられた従動プーリーと、前記駆動プーリーと前記従動プーリーとの間に係回されるとともに、その一部に前記読み取り手段が固定される駆動ベルトと、を備え、前記補強フレームが、前記駆動ベルトの下側において前記駆動ベルトに沿って設けられていることを特徴とする。
駆動プーリーと従動プーリーとの間にはベルトテンションが生じている為、ハウジング部材は特に駆動プーリーと従動プーリーとの間で変形し易い。しかし、本態様によれば補強フレームは駆動ベルトの下側(駆動ベルトとハウジング部材との間)において駆動ベルトに沿って設けられているので、ベルトテンションに起因するハウジング部材の変形を効果的に防止することができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記駆動プーリーの回転軸及び前記従動プーリーの回転軸のうち少なくともいずれか一方が、前記補強フレームに固定されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記駆動プーリーの回転軸及び前記従動プーリーの回転軸のうち少なくともいずれか一方が、前記補強フレームに固定されているので、ハウジング部材において軸固定部分の変形を防止でき、ベルトテンションを長期的に維持し、読み取り手段の良好な動作を長期的に維持することができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記補強フレームに形成された取付穴に、前記ハウジング部材に設けられた取付フックが入り込んだ状態で前記補強フレームをスライドさせることにより前記補強フレームが前記ハウジング部材に対して固定される構成を有し、前記補強フレームの固定時のスライド方向が、前記駆動ベルトのテンション作用方向に設定されていることを特徴とする。
本態様によれば、補強フレームに形成された取付穴に、ハウジング部材に形成された取付フックが入り込んだ状態で補強フレームをスライドさせることで固定される構成を有しており、その際のスライド方向が、駆動ベルトのテンション作用方向に設定されているので、補強フレームのスライド後は当該補強フレームが駆動ベルトのテンション作用方向に動いてしまうことを防止できる。即ち、ベルトテンションを長期的に維持し、読み取り手段の良好な動作を長期的に維持することができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかににおいて、前記ハウジング部材が可撓性を有しているとともに、前記ガイドレールの前記プレート状部材に対する平行度が、前記補強フレームによって規定されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ハウジング部材が可撓性を有しているとともに、前記ガイドレールの前記プレート状部材に対する平行度が、前記補強フレームによって規定されているので、前記ハウジング部材が前記補強フレームの精度(形状)に倣うことでより一層ガイドレールの精度が向上し、原稿載置面を形成するプレート状部材との間の距離ばらつきが効果的に抑えられる。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記記録部の上部に設けられた、第1から第5の態様のいずれかに係る画像読取装置と、を備えたことを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、上記第1から第5の態様と同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記記録部の本体に対して前記画像読取装置がヒンジを介して取り付けられ、前記補強フレームは、前記ハウジング部材において前記ヒンジが固定される位置と前記ガイドレールとの間に設けられていることを特徴とする。
画像読取装置がヒンジを介して記録部の本体に対して固定されており、そして画像読取装置においてヒンジがハウジング部材に固定される場合、ハウジング部材におけるヒンジ固定位置には応力が掛かり、変形し、その変形がガイドレールにまで波及する虞がある。しかしながら本態様によれば、前記補強フレームは、前記ハウジング部材において前記ヒンジが固定される位置と前記ガイドレールとの間に設けられているので、ヒンジ固定部位の変形がガイドレールにまで波及することを防止でき、ガイドレールの精度低下を防止できる。
本発明に係る記録装置を後方上部から見た斜視図。 本発明に係るスキャナ部の平面図。 本発明に係るスキャナ部の枠部材及び原稿台ガラスを取り去った状態の平面図。 図3の部分拡大斜視図(ヒンジ挿入穴)。 (A)はハウジング部材とヒンジの分解斜視図、(B)はヒンジ取付部の斜視図。 本発明に係るスキャナ部の一部側断面図。 図3の部分拡大図(従動プーリー)。 本発明に係るスキャナ部の一部側断面図。 本発明に係るスキャナ部の一部側断面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1は本発明に係る記録装置の一実施形態であるインクジェットプリンター50を後方上部から見た斜視図、図2は本発明に係る画像読取装置の一実施形態であるスキャナ部20の平面図、図3はスキャナ部20の基体を構成するハウジング部材25に組み付けられる原稿台ガラス21と枠部材26とを取り去った状態の平面図、図4は図3におけるヒンジ挿入穴26a部分の拡大図である。更に、図5(A)はハウジング部材25とヒンジ37の分解斜視図、図5(B)はヒンジ取付部の斜視図、図6はスキャナ部20の一部側断面図、図7は図3における従動プーリー29部分の拡大図、図8及び図9はスキャナ部20の一部側断面図である。尚、図6、図8、図9は、いずれもガイドレール部25aの延設方向と直交する面で切断した断面図であるが、切断位置が異なっている。
図1に示すインクジェットプリンター50において符号40は用紙に記録を行う記録部を、符号20は記録部40の上部に設けられるスキャナ部を示しており、符号1はスキャナ部20の上部に設けられる自動原稿搬送装置(オートシートフィーダー)を示している。インクジェットプリンター50は、これら記録部40、スキャナ部20、自動原稿搬送装置1、のこれらにより構成される。
スキャナ部20は、2つのヒンジ37を介して記録部40に連結され、記録部40に対して開閉(回動)可能に設けられている(符号20’)。また自動原稿搬送装置1は、3つのヒンジ38を介してスキャナ部20に連結され、スキャナ部20及び記録部40に対して開閉(回動)可能に設けられている(符号1’)。
スキャナ部20は、読み取り手段としての読み取りセンサーを備えたセンサーキャリッジ23(図3)を支持するとともにスキャナ部20の基体を構成するハウジング部材25に、各部材が組み付けられて構成されている。ハウジング部材25は薄箱形状を成し、その内側にセンサーキャリッジ23の移動領域が形成され、本実施形態においては樹脂成形により形成される。
原稿が載置される原稿載置面20aは、上述した様に原稿台ガラス21の上面で構成されており、原稿載置面20aの周囲(四辺)が、樹脂成形により形成された枠部材26によって構成されている。
スキャナ部20においてセンサーキャリッジ23の読み取り基準位置は、装置後方左側(図2において符号Qで示す位置)にあり、従って原稿読み取り時には原稿角部を読み取り基準位置に合わせることで、適切な読み取り結果が得られる様になっている。自動原稿搬送装置1を介して原稿を読み取る際の読み取り位置は、枠部材26に形成された開口部(図2において符号22で示す位置)に設定されており、この開口部には透明な案内シート22が配置されている。
枠部材26において装置後方側には、自動原稿搬送装置1とスキャナ部20とを連結するヒンジ38が挿入されるヒンジ挿入穴26aが、本実施形態では3つ形成されている。このヒンジ挿入穴26aは、図4に示す様に略十字形の形状を成す様に形成されており、これによってヒンジ挿入穴26aの装置前後方向の剛性が向上し、自動原稿搬送装置1の開閉に伴ってヒンジ挿入穴26aが容易に変形してしまうことが防止されている。
尚、スキャナ部20と記録部40の本体とを連結するヒンジ37は、図5(A)及び図6に示す様にL字状を成している。そしてL字状を形成する挿入ロッド部37bが、ハウジング部材25に形成されたヒンジ挿入穴25cに挿入され、且つL字状を形成する被固定部37cが、ねじ穴37dを挿通してハウジング部材25のヒンジ固定穴25dに螺合する固定ねじ(不図示)により固定される。この様な固定構造によって、ヒンジ37がハウジング部材25に対して強固に固定されるとともに、ハウジング部材25においてヒンジ37が取り付けられる部位の変形が防止される様になっている。
次に、ハウジング部材25の底面にはセンサーキャリッジ23の走査方向(図2、図3、図7において左右方向、図6、図8、図9において紙面表裏方向)に延びるガイドレール部25aが、ハウジング部材25と樹脂成形によって一体的に形成されている。センサーキャリッジ23は、図8及び図9に示す様にガイドレール部25aと摺動する摺動部23aを有しており、この摺動部23aがガイドレール部25aにガイドされる様になっている。
尚、センサーキャリッジ23は、その両端部近傍において原稿台ガラス21の下面と接する接触部23bを有しているとともに(図6では一方側の接触部23bのみ示す)、原稿台ガラス21に対して所定ストロークで変位可能に、且つ図示を省略する付勢手段によって原稿台ガラス21に向けて付勢された状態に設けられている。
そして、ハウジング部材25の底面には、ガイドレール部25aに沿って補強フレーム32が設けられている。補強フレーム32は、ハウジング部材25より高強度である金属板材の折り曲げ加工によって、断面視においてコの字形状を成す様に形成されており、その長さはガイドレール部25aの形成範囲を殆どカバーする長さとなっている。
この補強フレーム32には、長さ方向に沿って適宜の間隔を空けて複数の取付穴32aが形成されており(図3)、この取付穴32aに、ハウジング部材25に形成された取付フック25bが入り込んだ状態で補強フレーム32をスライドさせることで、補強フレーム32がハウジング部材25に固定される様になっている。
尚、本実施形態では上記固定時の補強フレーム32のスライド方向は、図7において右方向、即ち駆動ベルト30のテンション作用方向に抗する方向となっている。しかしながら、上記取付時の補強フレーム32のスライド方向を、図7において左方向、即ち駆動ベルト30のテンション作用方向に設定すれば、駆動ベルト30のテンションによって補強フレーム32が取り付け後に動いてしまうことを防止でき、ベルトテンションを長期に渡って適切に維持することもできる。
続いて、図3に示す様にガイドレール部25aの一端側には駆動モーター(不図示)によって駆動される駆動プーリー28が設けられており、他端側には従動プーリー29が設けられている。駆動プーリー28と従動プーリー29との間には駆動ベルト30が係回されており、この駆動ベルト30の一部に、センサーキャリッジ23が固定されている。従って駆動ベルト30の動作によって、センサーキャリッジ23が走査方向に移動する。
ここで、図3、図7、図9示す様に、補強フレーム32は駆動ベルト30の下側(駆動ベルト20とハウジング部材25の底面との間)において駆動ベルト30に沿って設けられている。即ち、駆動プーリー28と従動プーリー29との間にはベルトテンションが生じている為、ハウジング部材25は特に駆動プーリー28と従動プーリー29との間で変形し易い。しかし、本実施形態では補強フレーム32は駆動ベルト30の下側において駆動ベルト30に沿って設けられているので、ベルトテンションに起因するハウジング部材25の変形を効果的に防止することができる様になっている。
また本実施形態では、図9に示す様に従動プーリー29の回転軸29aが、補強フレーム32に固定されている。従って回転軸29aがベルトテンションに負けて容易に傾いてしまうことがなく、ベルトテンションを長期的に維持し、センサーキャリッジ23の適切な駆動を長期的に維持することができる。尚、本実施形態において回転軸29は、その下端部29bが補強フレーム32に形成された軸受部32bに圧入されて固定され、或いはカシメ固定される。本実施形態では、従動プーリー29の回転軸29aが、補強フレーム32に固定されているが、駆動プーリー28の回転軸も同様に補強フレーム32に固定しても良い。
以上説明した様に、センサーキャリッジ23を走査方向に案内するガイドレール部25aは樹脂成形によってハウジング部材25と一体的に形成されているが、ハウジング部材25にはガイドレール部25aに沿ってハウジング部材25より高強度の補強フレーム32が設けられている。従ってこの補強フレーム32により、ガイドレール部25aの精度が向上し、原稿台ガラス21との間の距離ばらつきが抑えられ、センサーキャリッジ23の良好な動作を確保できる。
尚、本実施形態においては、ハウジング部材25が可撓性を有しているとともに、ガイドレール部25aの原稿台ガラス21に対する平行度が、補強フレーム32によって規定されている。従ってハウジング部材25(ガイドレール部25a)が補強フレーム32の精度(形状)に容易に倣うことで、より一層ガイドレール部25aの精度が向上し、原稿台ガラス21との間の距離ばらつきが効果的に抑えられる。
また、本実施形態においては、補強フレーム32はハウジング部材25においてヒンジ取付側(図2において上側)と、ガイドレール部25aとの間に位置している。即ち、スキャナ部20を記録部40本体に連結するヒンジ37や、自動原稿搬送装置1をスキャナ部20に連結するヒンジ38などは(いずれも図1参照)、ハウジング部材25に対する固定部位に応力を付与するので、当該固定部位が変形するとその変形がガイドレール部25aにまで波及する虞がある。しかしながら本実施形態においては、補強フレーム32はハウジング部材25においてヒンジ固定位置(後部)とガイドレール部25aとの間に設けられているので、ヒンジ固定部位の変形がガイドレール部25aにまで波及することを防止でき、ガイドレール部25aの精度低下を防止できる。
1 自動原稿搬送装置、20 スキャナ部、21 原稿台ガラス、22 案内シート、23 センサーキャリッジ、25 ハウジング部材、25a ガイドレール部、26 枠部材、28 駆動プーリー、29 従動プーリー、30 駆動ベルト、32 補強フレーム、37 ヒンジ、38 ヒンジ、40 記録部、50 インクジェットプリンター、P 原稿

Claims (7)

  1. 原稿が載置される原稿載置面を形成するプレート状部材と、
    前記原稿載置面の反対側において前記原稿載置面に載置された原稿を走査方向に移動しながら読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段を支持するとともに装置の基体を構成する、樹脂成形によって形成されたハウジング部材と、
    前記読み取り手段を走査方向に案内する、前記ハウジング部材に一体的に形成されたガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って設けられた、前記ハウジング部材より強度の高い補強フレームと、
    を備えた画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、前記読み取り手段の移動領域一端側に設けられ、モーターによって駆動される駆動プーリーと、
    前記読み取り手段の移動領域の他端側に設けられた従動プーリーと、
    前記駆動プーリーと前記従動プーリーとの間に係回されるとともに、その一部に前記読み取り手段が固定される駆動ベルトと、を備え、
    前記補強フレームが、前記駆動ベルトの下側において前記駆動ベルトに沿って設けられている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2に記載の画像読取装置において、前記駆動プーリーの回転軸及び前記従動プーリーの回転軸のうち少なくともいずれか一方が、前記補強フレームに固定されている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項3に記載の画像読取装置において、前記補強フレームに形成された取付穴に、前記ハウジング部材に設けられた取付フックが入り込んだ状態で前記補強フレームをスライドさせることにより前記補強フレームが前記ハウジング部材に対して固定される構成を有し、
    前記補強フレームの固定時のスライド方向が、前記駆動ベルトのテンション作用方向に設定されている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置において、前記ハウジング部材が可撓性を有しているとともに、前記ガイドレールの前記プレート状部材に対する平行度が、前記補強フレームによって規定されている、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 媒体に記録を行う記録部と、
    前記記録部の上部に設けられた、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    を備えた記録装置。
  7. 請求項6に記載の記録装置において、前記記録部の本体に対して前記画像読取装置がヒンジを介して取り付けられ、
    前記補強フレームは、前記ハウジング部材において前記ヒンジが固定される位置と前記ガイドレールとの間に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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