JP2007067810A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラテンガラスの撓みを防止して、常に最適な読取り画質を維持することができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】スキャナ部3は、上面に開口を有する原稿載置台5と、該開口から原稿載置台5の上面に露出するように設けられたプラテンガラス20と、原稿載置台5内に、プラテンガラス20に平行に移動可能に設けられたキャリッジ27と、キャリッジ27に搭載され、プラテンガラス20を通じて所定方向の読取ラインで画像読取りを行うCIS26と、CIS26の読取ライン方向の両端付近及び中央付近に、プラテンガラス20に当接するようにそれぞれ設けられたローラユニット42,46と、キャリッジ27に設けられてCIS26をプラテンガラス20へ付勢するコイルバネ54とを備えてなる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、キャリッジに搭載されたコンタクトイメージセンサが、原稿載置台の上面に露出された透明部材に対して平行に移動されることにより、透明部材に載置された原稿の画像読取り行う画像読取装置に関する。
従来より、静止原稿に対する画像読取りを行う画像読取装置が知られている。静止原稿に対する画像読取りは、原稿が載置されるプラテンガラスに対してイメージセンサを往復動させることにより行われる。このような画像読取りは、例えば、フラットベッドタイプと呼ばれる画像読取装置として知られている。
図10は、従来の画像読取装置の内部構成を示す断面図である。図に示すように、原稿載置台90には、プラテンガラス91が上面に露出するように設けられている。プラテンガラス91には、画像読取りを行う原稿が載置される。原稿載置台90の内部には、画像読取ユニット92が設けられている。画像読取ユニット92は、イメージセンサ93を有する。イメージセンサ93は、コンタクトイメージセンサ(Contact Image Sensor:以下「CIS」と呼ぶ。)である。
イメージセンサ93はキャリッジ94に搭載されている。キャリッジ94は、ガイドシャフト95により、軸方向にスライド移動可能に支持されている。キャリッジ94は、例えばベルト駆動機構のタイミングベルトと連結されている。ベルト駆動機構から駆動力が伝達されることにより、キャリッジ94が所定の方向へスライド移動される。なお、図においてはベルト駆動機構は省略されている。
イメージセンサ93の両端には、その上面から突出するようにコロ96が設けられている。また、イメージセンサ93とキャリッジ94との間には、コイルバネ97が設けられている。イメージセンサ93は、コイルバネ97によりプラテンガラス91側へ弾性付勢され、コロ96がプラテンガラス97に圧接されている。キャリッジ94がスライド移動されることにより、キャリッジ94に搭載されたイメージセンサ93も共にスライド移動される。プラテンガラス97に圧接されたコロ96は、イメージセンサ93がスライド移動する際に転動する。イメージセンサ93は、スライド移動しながらプラテンガラス91上に載置された原稿に対して光を照射し、その反射光強度に応じた電気信号を出力する。その電気信号に基づいて原稿の画像読み取りが行われる。
イメージセンサ93として用いられているCISは、例えばCCD(Charege Coupled Device)を用いた縮小光学系の画像読取ユニットに比べて、焦点深度が狭い。原稿がイメージセンサ93の焦点深度から外れると、イメージセンサ93の原稿に対する焦点が合わずに、読み取られた画像の画質が劣化する。したがって、イメージセンサ93の上面から、原稿が載置されるプラテンガラス91の上面までの距離は、焦点距離から所定範囲内に維持されていることが望まれる。上記画像読取装置では、イメージセンサ93の上面から突出してプラテンガラス91に圧接するローラにより、イメージセンサ93の上面からプラテンガラス91の裏面までの距離が設定され、これにより、所望の焦点距離が維持されている。
プラテンガラス91は、外力により撓むおそれがある。例えば、ブック原稿をプラテンガラス91に押し付けるようにして画像読取りが行われる場合に、プラテンガラス91には、ブック原稿の重量と使用者による押付け力が負荷される。プラテンガラス91を厚くすることにより、外力による撓みを減少させることができるが、軽量化やコストダウンの要請に反する。
例えば、プラテンガラス91の中央が下方へ押し下げられるように撓むと、その中央付近からイメージセンサ93の上面までの距離が短くなり、イメージセンサ93の焦点深度から外れることがある。前述したように、イメージセンサ93の両端に設けられたコロ96により、プラテンガラス91との距離が維持されている構成では、プラテンガラス91が下方へ大きく撓むと、イメージセンサ93の上面の中央付近にプラテンガラス91が接触するおそれがある。特に、イメージセンサ93がスライド移動されている場合にプラテンガラス91が接触すると、イメージセンサ93やプラテンガラス91が損傷するおそれがある。このような問題を解消するために、イメージセンサ93の中央付近にプラテンガラス91と所定間隔を空けてコロをさらに設けることが提案されている。これにより、撓んだプラテンガラス91が中央のコロに接触し、プラテンガラス91の過剰な撓みが防止される(特許文献1参照)。
特開平8−228266号公報
イメージセンサ93の中央に設けられたコロは、接触によりプラテンガラス91を汚すことがないように、プラテンガラス91と所定の隙間が空けられて配設されている。これにより、上記コロは、撓んでいないプラテンガラス91と非接触になる。ところで、一定の読取り画質を維持するためにCISに許容される焦点距離のズレは、大きくても1mm以下である。したがって、上記コロとプラテンガラス91との隙間は、大きくても1mm以下であり、現実には0.2〜0.5mm程度に設定される必要がある。しかし、コロの変形や組付け誤差等を考慮すると、このような精度の隙間を維持するようにイメージセンサ93の中央にコロを設けることは難しい。
また、イメージセンサ93の両端に設けられたコロ96により設定されるプラテンガラス91との距離を、焦点距離から上側にずらし、イメージセンサ93の中央に設けられるコロに接触するまでのプラテンガラス91の撓み量を大きくすることが提案されている。つまり、撓んだプラテンガラス91の周縁は、焦点距離から上側にずれ、中央は焦点距離から下側にずれる。これにより、撓んだプラテンガラス91の全体が、焦点距離から上下に所定範囲内に収められる。しかし、プラテンガラス91が撓んでいない場合には、原稿はイメージセンサ93の焦点距離から上側にずれた位置になる。プラテンガラス91が撓む頻度が多くないこと考慮すると、仮に所定の読取り画質が維持されるとしても、常時の読取り画質を劣化させることは好ましくない。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、プラテンガラスの撓みを防止して、常に最適な読取り画質を維持することができる画像読取装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、プラテンガラスの画像読取領域への部材の接触が、読取り画質に影響することを低減することを目的とする。
(1)本発明に係る画像読取装置は、上面に開口を有する原稿載置台と、上記開口から原稿載置台の上面に露出するように設けられた透明部材と、上記原稿載置台内に、上記透明部材に平行に移動可能に設けられたキャリッジと、上記キャリッジに搭載され、上記透明部材を通じて所定方向の読取ラインで画像読取りを行うコンタクトイメージセンサと、上記コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の両端付近及び中央付近に、上記透明部材に当接するようにそれぞれ突設された位置決め部材と、上記キャリッジに設けられて、上記コンタクトイメージセンサを上記透明部材へ付勢する付勢部材と、を備えてなるものである。
原稿載置台の上面に露出された透明部材に原稿が載置される。この原稿に対して、原稿載置台内に設けられたコンタクトイメージセンサが走査されて画像読取りが行われる。コンタクトイメージセンサは、原稿載置台内に設けられたキャリッジに搭載されている。キャリッジは、透明部材に平行に移動可能であり、コンタクトイメージセンサは、キャリッジとともに透明部材に平行に移動される。キャリッジに搭載されたコンタクトイメージセンサは、付勢部材により透明部材へ付勢されている。また、コンタクトイメージセンサには、位置決め部材が設けられており、位置決め部材が透明部材に当接する。この位置決め部材により、透明部材とコンタクトイメージセンサとの間隙が一定に保たれる。
位置決め部材は、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の両端付近及び中央付近に配置されている。ここで、両端付近とは、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の両端であって画像読取りされる領域外をいう。また、中央付近とは、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の中央を含む所定の領域をいい、最も広くは読取ラインの全領域、つまりコンタクトイメージセンサの画像読取領域である。透明部材とコンタクトイメージセンサとの間隙は、位置決め部材が、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の両端付近と中央付近との少なくとも3箇所で透明部材にそれぞれ当接することにより、一定に保たれる。透明部材は、コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材により支持されているので、透明部材に原稿が載置される際に、透明部材の中央付近が押下されるような負荷が生じても、その負荷により透明部材が撓むことがない。
透明部材に過大な負荷が付与されると、付勢部材の付勢力に反してコンタクトイメージセンサがキャリッジ側へ移動する。つまり、透明部材が撓んだとしても、透明部材がコンタクトイメージセンサに直接接触することがない。また、コンタクトイメージセンサに過大な負荷が直接作用しない。
(2)上記位置決め部材のうち上記コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材は、上記透明部材の所定定型原稿の読取領域外に配置されたものであってもよい。
位置決め部材は、透明部材に当接しながら、コンタクトイメージセンサとともに透明部材に平行に移動する。仮に、摺動抵抗を軽減するためにグリース等が位置決め部材に塗布されていれば、透明部材にグリース等の痕跡が残るおそれがある。コンタクトイメージセンサの中央付近の位置決め部材が、所定定型原稿の読取領域外に配置されることにより、所定定型原稿の画像読取りにおいて、グリース等の痕跡が影響することがない。
(3)上記所定定型原稿は、A4サイズであることが好ましい。
(4)上記透明部材は、A3サイズの原稿を読取可能な大きさに上記原稿載置台の開口から露出されたものであり、上記位置決め部材のうち上記コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材は、上記透明部材のA5サイズの原稿の読取領域外に配置されたものであってもよい。
透明部材にA3サイズの原稿が載置できるので、A3サイズの原稿の画像読取りが実現される。コンタクトイメージセンサの中央付近の位置決め部材が、A5サイズの原稿の読取領域外に配置されることにより、A5サイズの画像読取りにおいて、グリース等の痕跡が影響することがない。また、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の略中央が、A5サイズの原稿の読取領域外となるので、位置決め部材をコンタクトイメージセンサの略中央に配置することができる。これにより、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向に対して、位置決め部材をバランスよく配置することができる。
(5)上記位置決め部材のうち上記コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材は、2つ以上であってもよい。
これにより、コンタクトイメージセンサの両端付近及び中央付近の各位置決め部材間の距離が短くなるので、透明部材の支持力が向上される。
(6)上記付勢部材は、上記各位置決め部材と一対にそれぞれ配置されたものであってもよい。
これにより、各付勢部材の付勢力が一対となる各位置決め部材に伝達されるので、透明部材の支持力が向上される。
(7)上記付勢部材は、中央付近に配置された位置決め部材間に配置されたものであってもよい。
これにより、コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材に対する付勢部材の数を減らすことができるので、部品点数の減少及び組付けの容易によるコストダウンが実現される。
(8)上記位置決め部材は、上記透明部材に当接して上記コンタクトイメージセンサの移動方向に転動可能なローラを有するものであってもよい。
これにより、透明部材に対する位置決め部材の摺動が円滑になるので、コンタクトイメージセンサの円滑な移動が実現される。
(9)上記透明部材は、上記位置決め部材と当接する面に摩擦を軽減するコーティングが施されたものであってもよい。
これにより、透明部材に対する位置決め部材の摺動が円滑になるので、位置決め部材にグリース等を塗布することなく、コンタクトイメージセンサの円滑な移動が実現される。また、グリース等の痕跡が透明部材に残ることを防止できる。
本発明に係る画像読取装置によれば、透明部材とコンタクトイメージセンサとの間隙を一定に保つための位置決め部材を、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の両端付近及び中央付近に配置したので、コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の両端付近と中央付近との少なくとも3箇所で各位置決め部材が透明部材にそれぞれ当接して、透明部材とコンタクトイメージセンサとの間隙を一定に保つとともに、透明部材は、コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材により支持される。これにより、透明部材の中央付近が押下されるような負荷が生じても、その負荷により透明部材が撓むことがない。これにより、コンタクトイメージセンサと原稿との距離が一定に保たれ、精度のよい画像読取りが実現される。
また、付勢部材の付勢力に抗して過大な負荷が付与されて透明部材が撓んだとしても、透明部材がコンタクトイメージセンサに直接接触することがなく、また、コンタクトイメージセンサに過大な負荷が直接作用しない。これにより、過大な負荷によりコンタクトイメージセンサが損傷されることが防止できる。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る多機能装置1の外観構成を示すものである。本多機能装置1は、下部にプリンタ部2を、上部にスキャナ部3を一体的に備えたMFD(Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能を有する。本発明に係る画像読取装置は、多機能装置1のスキャナ部3として実現されている。多機能装置1は、本発明の一実施態様にすぎず、本発明に係る画像読取装置を、例えば、単体のスキャナや複写機の画像読取部等として実施できることは言うまでもない。
多機能装置1は、主に不図示のコンピュータと接続されて、スキャナ部3において読み取った画像データをコンピュータに転送するものである。また、多機能装置1にメモリカード等の各種記憶媒体を装填して、スキャナ部3において読み取った画像データを該記憶媒体に格納することも可能である。さらに、プリンタ部2を用いて、コンピュータから送信された画像データや文書データに基づいて、記録用紙に画像や文書を記録することができる。なお、本実施の形態においては、スキャナ機能を実現するスキャナ部3以外の構成は、本発明に直接関係しないので、プリンタ部2等の構成の説明は省略する。
図1に示すように、多機能装置1の正面側には、操作パネル9が設けられている。操作パネル9は、各種操作キー10と液晶表示部11とを具備する。使用者は、操作パネル9を用いて、所望の指令を入力する。多機能装置1は、所定の入力を受けて所定の動作を行う。多機能装置1は、操作パネル9へ入力された指令のほか、コンピュータに接続されて該コンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令によっても動作する。
多機能装置1の正面の左上部には、記憶媒体である各種小型メモリカードを装填可能なスロット部8が設けられている。スキャナ部3において読み取られた画像データは、スロット部8に装填された小型メモリカードに記憶させることができる。また、該画像データを小型メモリカードから読み出して液晶表示部11に表示させることができる。さらに、小型メモリカードに記憶された任意の画像データを、プリンタ部2において印刷することができる。これらを行うための入力は、操作パネル9から行われる。
以下、スキャナ部3の構成について詳述する。
図1及び図2に示すように、スキャナ部3は、FBS(Flatbed Scanner)として機能する原稿載置台5に対して、自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder、以下「ADF」という。)6を備えた原稿カバー7が、背面側の蝶番を介して開閉自在に取り付けられてなる。原稿載置台5は、多機能装置1の筐体である。原稿カバー7は、原稿載置台5に対して閉じられた状態において、多機能装置1の上面の一部を構成している。なお、ADF6の構造及び機能は本発明に直接関係しないので、ADF6の詳細な説明は省略する。
図2は、原稿カバー7が開かれた状態の多機能装置1を示す斜視図である。図2に示すように、原稿載置台5の上面に矩形の開口が形成されており、該開口からプラテンガラス20(透明部材)が露出されている。図1に示すように、原稿カバー7が閉じられることにより、プラテンガラス20は原稿カバー7に覆われる。原稿カバー7の下面には、スポンジ及び白板等からなる押さえ部材21が配設されている。プラテンガラス20は、スキャナ部3をFBSとして使用する場合に原稿が載置されるものであり、例えば透明なガラス板やアクリル板等である。原稿載置台5の上面に露出されたプラテンガラス20には、A3サイズ以下の原稿が載置可能である。A3サイズ以下の原稿は、プラテンガラス20上に載置されて原稿カバー7が閉じられることにより、該原稿がプラテンガラス20上に固定される。この状態で、画像読取ユニット22がプラテンガラス20に沿って走査されることにより、FBSによる原稿の画像読取りが行われる。なお、プラテンガラス20は、ADF6を用いて画像読取りを行う際の読取面をも構成している。
図3は、原稿載置台5の内部構造を示す平面図である。原稿載置台5の筐体の下フレーム23内には、画像読取ユニット22が配設されている。中央にプラテンガラス60を露出するための開口が形成された上カバー24(図2参照)が下フレーム23に嵌合されて、原稿載置台5の筐体が構成される。なお、下フレーム23には、プラテンガラス20を支持するための支持リブ25が、画像読取ユニット22の移動範囲を囲繞するように、底面から上方向へ突設されている。支持リブ25は、上カバー24の開口の外側に位置する。支持リブ25により、上カバー24から露出された領域より周縁側においてプラテンガラス20が水平に支持される。なお、下フレーム23には、各種部材をネジ止めするためのボス部、電気配線等のための貫通孔等が設けられているが、これらは原稿載置台5の実施態様に応じて適宜設計されるものなので省略されている。
画像読取ユニット22は、コンタクトイメージセンサ(Contact Image Sensor、以下「CIS」という。)26、キャリッジ27、ガイドシャフト28及びベルト駆動機構29から構成されている。画像読取ユニット22にCIS26を採用することにより、イメージセンサが小型軽量化されて、スキャナ部3の小型化及び薄型化が実現される。
図4は、CIS26の構成を示す平面図である。図4に示すように、CIS26は、その上面30が平面視で細長矩形の平面であり、且つ全体形状が細長直方体形状の筐体31を有する。筐体31の上面30には、筐体31に内蔵されたLEDの光を導くライトガイド32が筐体31の長手方向に配設されている。このライトガイド32により、LEDの光がCIS26の筐体31の上面30側へ長手方向に沿って出射される。また、筐体31の上面30には、複数の集光レンズ33がライトガイド32と平行するように筐体31の長手方向に一列に配設されている。
筐体31の内部には、集光レンズ33の直下に複数の受光素子が集光レンズ33と同方向に列設されている。LEDから出射された光はプラテンガラス20上の原稿に照射され、その反射光が集光レンズ33により受光素子に集光される。受光素子は反射光の強度に応じた電気信号を出力する所謂光電変換素子であり、反射高強度に応じた電気信号を出力する。CIS26の筐体31の長手方向は、画像読取りにおける主走査方向である。この主走査方向の長さ、すなわちCIS26の筐体31の長手方向の長さは、CIS26が読取り可能な最大サイズの原稿に対応した長さである。CIS26は、筐体31の長手方向を読取ラインとして画像読取りを行い、読取ライン毎の電気信号を出力する。本実施の形態では、プラテンガラス20にはA3サイズの原稿が載置できるので、CIS26の読取ラインはA3サイズの原稿に対応されている。
CIS26の筐体31には、嵌合部34が設けられている。嵌合部34は、キャリッジ27に対して、CIS26の副走査方向、すなわち主走査方向と直交する方向の位置決めを行うものである。嵌合部34は、CIS26の筐体31の短手方向側の一方の端部から基部35が突設され、該基部35から長手方向に軸36が突設されてなる。この軸36が、後述するキャリッジ27の軸受け部40と嵌合して、CIS26の副走査方向の位置決めがなされる。CIS26の筐体31の短手方向の他端には、凸部37が形成されている。この凸部37は、後述されるキャリッジ27の凹部41と嵌合してCIS26の主走査方向の位置決めを行うものである。
図5は、CIS26を搭載したキャリッジ27を示す平面図である。図5に示すように、キャリッジ27は、その上側にCIS26を搭載する容器状のものである。キャリッジ27は、底部38(図6参照)と底部38の副走査方向側の両端から上方へ立設された壁39とを有する。壁39は、キャリッジ27の往復動方向の側面を形成する。この底部38と壁39とにより形成される空間内にCIS26が収容される。底部38の主走査方向側の両端には壁が設けられておらず、CIS26の筐体31の一方の端部は、キャリッジ27の長手方向側から突出される。キャリッジ27の上端は開口しており、キャリッジ27に搭載されたCIS26の上面30が露出される。
上記壁39の一方には、CIS26の嵌合部34と嵌合する軸受け部40が形成されている。軸受け部40は、上下方向の長孔であり、この長孔に嵌合部34の軸36が挿通されることにより、嵌合部34と軸受け部40とが所定範囲で上下動可能に嵌合される。軸受け部40は、上記一対の嵌合部34に対応した位置に配置されている。上記壁39の他方の内面側には、上記凸部37に対応して凹部41が形成されている。この凹部41とCIS26の凸部37とが嵌合することにより、キャリッジ27に対するCIS26の主走査方向の位置決めがなされる。
なお、本実施の形態では、CIS26の筐体31に設けられた嵌合部34により副走査方向の位置決めが行われ、凸部37により主走査方向の位置決めが行われるものとしたが、これらによるキャリッジ27に対するCIS26位置決めは一例であり、その形状や位置決めの方向等を変更することができる。
CIS26の長手方向の両端には、ローラユニット42(位置決め部材)が設けられている。図4に示すように、CIS26の上面30の両端には、ローラユニット42を位置決めするための孔43が形成されている。孔43にローラユニット42の底面に突設されたピンが嵌入されて、図5に示すように、CIS26の両端にローラユニット42がそれぞれ位置決め固定される。各ローラユニット42は、フレーム44に、一対のローラ45がCIS26の短手方向に転動可能にそれぞれ軸支されたものである。各ローラ45は、CIS26の上面30から均等に上方へ突出しており、これらローラ45がプラテンガラス20の裏面に当接して、CIS26の上面30とプラテンガラス20の裏面とが一定の間隙に保持される。この一定の間隙により、CIS26の焦点距離がプラテンガラス20の上面に一致する。つまり、ローラユニット42のローラ45は、CIS26の焦点距離をプラテンガラス20の上面に一致させるように上面30から上方へ突出されている。また、各ローラ45の転動により、プラテンガラス20に対するCIS26の移動が円滑なものになる。
さらに、CIS26の中央付近には、ローラユニット46(位置決め部材)が設けられている。ここで、CIS26の中央付近とは、CIS26の筐体31の長手方向の中央のみならず、該中央を含む所定の領域をいう。中央付近となる所定の領域は適宜設定される。換言すれば、CIS26の両端を除く領域において中央付近が適宜設定される。さらに換言すれば、CIS26の中央付近のローラユニット46は、CIS26の読取ライン内の所定の位置に配置される。このローラユニット46の配置については後述される。
図6は、図5のI−I断面図である。図6に示すように、ローラユニット46は、フレーム47に一対のローラ48がCIS26の短手方向(図6の左右方向)に転動可能にそれぞれ軸支されたものである。フレーム47は、CIS26の上面30を開放し、且つCIS26の側面及び底面を囲繞するようにコの字形状に形成されている。前述したように、上面30にはライトガイド32及び集光レンズ33(図5参照)が露出されており、ローラユニット46は、読取ライン内に配置される。仮に、例えばローラユニット42のフレーム44のように、フレーム47をCIS26の上面30に載置するとすれば、読取ライン内においてライトガイド32及び集光レンズ33の上側が覆われることとなり、その覆われた領域においては、CIS26のライトガイド32から照射される光が遮られ、また、集光レンズ33に反射光が入射しない。したがって、ローラユニット46のフレーム47は、CIS26の上面30を開放するようにしてCIS26に取り付けられる。
フレーム47の上端には、係止爪49が内側へ向かって突設されている。係止爪49がCIS26の上面30に係止されることにより、フレーム47がCIS26に固定される。なお、係止爪49は、CIS26のライトガイド32及び集光レンズ33を覆わない程度に突出されている。
フレーム47の上端側には、ローラ保持部50がそれぞれ設けられている。各ローラ保持部50は、CIS26の長手方向に隔てて対向する一対の側板間にローラ48を収容するものである。各ローラ保持部50の側板には、軸受け部51が形成されている。軸受け部51に、ローラ48の軸52が軸されることにより、ローラ48が回転自在に支持される。
ローラ保持部50に軸支された各ローラ48は、CIS26の上面30から均等に上方へ突出している。この突出幅は、ローラユニット42のローラ45がCIS26の上面から突出する幅と同等である。各ローラ48がプラテンガラス20の裏面に当接して、CIS26の上面30とプラテンガラス20の裏面とが一定の間隙に保持される。この一定の間隙により、CIS26の焦点距離がプラテンガラス20の上面に一致する。つまり、ローラユニット46のローラ48も、ローラユニット42の各ローラ45と同様に、CIS26の焦点距離をプラテンガラス20の上面に一致させるように上面30から上方へ突出されている。各ローラユニット42,26はCIS26とともにスライド移動する。各ローラユニット42,26の各ローラ45,48は、スライド移動に際して転動する。この各ローラ45,48の転動により、プラテンガラス20に対するCIS26の移動が円滑になる。
キャリッジ27の底部38の内面側には、バネ受け部53が形成されている。バネ受け部53により位置決めされて、CIS26とキャリッジ27との間にコイルバネ54が介設されている。コイルバネ54により、キャリッジ27に搭載されたCIS26がプラテンガラス20側、すなわち上方へ付勢される。CIS26は、嵌合部34と軸受け部40とが所定範囲で上下動可能に嵌合されることにより(図5参照)、キャリッジ27に対して所定範囲で上下動可能である。コイルバネ54により、CIS26の上面30から突出したローラユニット42,46の各ローラ45,48がプラテンガラス20の裏面に圧接されるとともに(図7参照)、CIS26はコイルバネ54の付勢力に反して下方へ移動可能である。なお、コイルバネ54は、本発明に係る付勢部材の一例であり、コイルバネ54に代えて板バネ等の他の公知の付勢部材を用いることができることは言うまでもない。
図7は、CIS26を搭載したキャリッジ27を示す側面図である。なお、図においては、ベルト駆動機構29は省略されている。図7に示すように、キャリッジ27は、その上側に支持するようにしてCIS26を搭載している。キャリッジ27の下面には、ガイドシャフト28を上方から跨ぐようにして嵌合するシャフト受け部55が形成されている。シャフト受け部55とガイドシャフト28とが嵌合して、キャリッジ27がガイドシャフト28に支持され、且つガイドシャフト28の軸方向にキャリッジ27が摺動自在になっている。
シャフト受け部55の側方には、ベルト掴持部56が下方へ突設されている。ベルト掴持部56が、ベルト駆動機構29のタイミングベルト59を掴むことにより、タイミングベルト59とキャリッジ27とが連結される。これにより、ベルト駆動機構29からキャリッジ27に駆動力が伝達されて、ガイドシャフト28上をキャリッジ27が移動する。
図8は、図3からCIS26及びキャリッジ27を除いた状態を示す平面図である。図8に示すように、ベルト駆動機構29は、駆動プーリ57と従動プーリ58との間にタイミングベルト59が巻架されて構成されている。タイミングベルト59は、内側に歯が形成された無端ベルトである。駆動プーリ57の軸には、モータの回転が出力される。駆動プーリ57の回転を受けて、タイミングベルト59が周運動する。駆動プーリ57は、下フレーム23の左奥に配設されている。駆動プーリ57に巻かれたタイミングベルト59は、下フレーム23の正面側へ延出され、ガイドシャフト28の手前に配設された中間プーリ60に巻かれて略直角に曲折され、ガイドシャフト28に沿って下フレーム23の右端まで延出され、該右端付近に配設された従動プーリ58に巻かれることにより、L字状に架設されている。タイミングベルト59の従動プーリ58から中間プーリ60の間の部分、すなわちガイドシャフト28に沿った部分を、キャリッジ27のベルト掴持部56が掴む。これにより、タイミングベルト59とキャリッジ27とが連結される。なお、タイミングベルト59には、無端ベルト以外に、ベルトの両端部がキャリッジ27に固着された有端ベルトを用いることができることは言うまでもない。
スキャナ部3をFBSとして使用する場合には、原稿載置台5の上面に露出されたプラテンガラス20に原稿が載置される。この原稿に対して、原稿載置台5内に設けられたCIS26が走査されて画像読取りが行われる。CIS26は、キャリッジ27に搭載されており、キャリッジ27は、ベルト駆動機構29の駆動を受けてプラテンガラス20に平行に移動される。つまり、CIS26は、キャリッジ27とともにプラテンガラス20に平行に移動される。キャリッジ27に搭載されたCIS26は、コイルバネ54によりプラテンガラス20に付勢されている。CIS26には、ローラユニット42,46が設けられており、コイルバネ54の付勢力を受けて、ローラユニット42,46の各ローラ45,48がプラテンガラス20の裏面に当接する。これにより、プラテンガラス20とCIS26との間隙が一定に保たれる。CIS26は、プラテンガラス20を通じて主走査方向の読取ラインで画像読取りを行い、副走査方向へスライド移動される。前述したように、CIS26とプラテンガラス20との間隙が一定に保たれているので、プラテンガラス20の全領域においてCIS26による良好な画像読取りが実現される。
以下、ローラユニット42,46及びコイルバネ54の配置について説明する。図5に示したように、ローラユニット42は、CIS26の長手方向の両端に配置されている。ローラユニット42が配置されたCIS26の両端は、CIS26による画像読取領域外である。CIS26の読取ライン(図左右方向)は、スキャナ部3が読取可能な原稿の最大サイズに対応している。本実施の形態では、スキャナ部3は、A3サイズ以下の原稿を読取可能である。原稿は、原稿載置台5の上面に露出されたプラテンガラス20の一端側を基準に載置される。本実施の形態では、装置背面側を基準としてプラテンガラス20上に原稿が載置される。この基準位置Rは、図5に示されている。また、図5には、A3サイズの原稿、A4サイズの原稿及びA5サイズの原稿の読取ライン方向の幅がそれぞれ示されている。
図に示すように、ローラユニット42の一方は、基準位置Rの外側に配置されている。ローラユニット42の他方は、基準位置RからCIS26の読取ライン方向にA3サイズの原稿幅だけ隔てた位置より外側に配置されている。つまり、各ローラユニット42は、CIS26の読取領域外に配置されている。
ローラユニット46は、基準位置RからCIS26の読取ライン方向にA4サイズの原稿幅だけ隔てた位置より外側であって、A3サイズの原稿幅までの領域に配置されている。つまり、ローラユニット46は、CIS26の画像読取領域内であって、A4サイズの原稿の読取領域外に配置されている。
図5に示すように、コイルバネ54は、CIS26とキャリッジ27との間であって、位置P1,P2,P3にそれぞれ配置されている。位置P1,P2は、各ローラユニット42に対応する位置である。本実施の形態では、キャリッジ27の長手方向の両端からCIS26の両端が突出しているので、位置P1,P2は、各ローラユニット42より内側となる位置に配置されている。勿論、CIS26の両端がキャリッジ27内に収まる場合には、位置P1,P2を各ローラユニット42の直下としてもよい。つまり、コイルバネ54は、各ローラユニット42,46と一対に配置されるものであれば、各ローラユニット42の直下であっても、直下から若干ずれていてもよい。これにより、各コイルバネ54の付勢力が一対となる各ローラユニット42,46に直接的に伝達される。
図7に示すように、プラテンガラス20とCIS26との間隙は、各ローラユニット42,46が、CIS26の読取ライン方向の両端付近と中央付近との3箇所でプラテンガラス20の裏面にそれぞれ当接することにより、一定に保たれている。プラテンガラス20は、その周縁部が下フレーム23の支持リブ25により支持されている。例えば、ブック原稿をプラテンガラス20上に載置して画像読取を行う場合に、ブック原稿のページ間をプラテンガラス20に密接させるために、ブック原稿がプラテンガラス20に押し付けられることがある。これにより、プラテンガラス20には、下側へ押し下げるような負荷Fが作用する。プラテンガラス20の中央付近は、支持リブ25により支持されていないので、負荷Fにより下方へ撓みやすい。しかし、CIS26の中央付近に配置されたローラユニット46がプラテンガラス20に当接しており、そのローラユニット46は直下のコイルバネ54の付勢力を受けているので、このローラユニット46によりプラテンガラス20の中央付近が支持される。この支持力が、負荷Fに対してプラテンガラス20が撓むことを防止する。
また、プラテンガラス20に作用する負荷Fが、コイルバネ54の付勢力に対して過大であれば、CIS26は、コイルバネ54の付勢力に反して下方へ移動する。これにより、プラテンガラス20の中央付近が下方へ撓むことになるが、ローラユニット46により、プラテンガラス20の撓みに応じてCIS26が下方へ移動するので、撓んだプラテンガラス20がCIS26に直接接触することがない。これにより、CIS26のライトガイド32や集光レンズ33が損傷されることが防止される。また、下方へ移動したCIS26に対して、撓んだプラテンガラス20は、CIS26の両端のうち一方のローラユニット42と中央付近のローラユニット46とに接触する。これにより、過大な負荷Fが中央付近のローラユニット46のみに直接作用せず、撓んだプラテンガラス20に接触する一方のローラユニット42にも分散して作用するので、CIS26の特定箇所に負荷Fが集中することを防止して、CIS26の損傷を防止することができる。
前述したように、中央付近のローラユニット42は、A4サイズの原稿の画像読取領域外に配置されている。各ローラユニット42,46の各ローラ45,48は、プラテンガラス20に接触しながら転動する。このローラ45,48の転動をより円滑なものとするために、各ローラ45,48のローラ面にグリース等が塗布されることがある。ローラ45はCIS26の画像読取領域外にあるが、ローラ48は、CIS26の画像読取領域内にある。したがって、ローラ48に塗布されたグリース等がプラテンガラス20の裏面に付着して、ローラ48が転動した痕跡として残る場合がある。
このような、グリース等による痕跡はCIS26による画像読取に影響しないことが多い。CIS26は、その焦点がプラテンガラス20の表面になるように位置決めされているのに対し、グリース等はプラテンガラス20の裏面に付着する。CIS26の焦点深度を考慮すれば、数ミリメートルの厚みのプラテンガラス20の裏面は、CIS26の焦点深度から外れる。また、グリース等は半透明である。つまり、CIS26の焦点深度外に半透明のグリース等が存在したとしても、そのグリース等が読取画像に明確に現れることは稀である。仮に、グリース等の痕跡に更に塵埃等が付着して、読取画像に影響を与えることがあったとしても、ローラユニット46は、A4サイズの原稿の画像読取領域外に配置されているので、A4サイズの原稿の画像読取りに影響することがない。
なお、本実施の形態では、スキャナ部3により画像読取される定型原稿をA4サイズとしたが、A4サイズ以外の定型サイズを所定の定型原稿としてもよい。具体的には、定型原稿をA5サイズとしてもよい。図5に示すように、プラテンガラス20は、A3サイズの原稿を読取可能な大きさに、原稿載置台5の上面の開口から露出されている。A5サイズの原稿幅は、A3サイズの原稿幅の2分の1である。したがって、ローラユニット46を、基準位置RからCIS26の読取ライン方向にA5サイズの原稿幅より若干外側、すなわちA5サイズの原稿の読取領域の若干外側に配置することにより、ローラユニット56をCIS26の読取ライン方向の中央C付近に配置することができる。これにより、各ローラユニット42,26を、CIS26の読取ライン方向に対してバランスよく配置することができる。
また、プラテンガラス20は、その裏面、すなわちローラユニット46と当接する面に、摩擦を軽減するコーティングが施されていてもよい。コーティングは、例えば、摩擦抵抗の少ない透明な樹脂をプラテンガラス20の裏面に積層することにより実現される。これにより、プラテンガラス20に対するローラ48の転動が円滑になるので、ローラ48にグリース等を塗布することなく、CIS26の円滑な移動が実現されるとともに、プラテンガラス20の画像読取領域に、グリース等の痕跡が残ることを防止できる。
また、本実施の形態では、CIS26の中央付近に配置されるローラユニット46を1つとしたが、CIS26の中央付近に2つ以上のローラユニット46を配置することとしてもよい。例えば、図9に示すように、ローラユニット42をCIS26の長手方向の両端に配置し、2つのローラユニット46を、CIS26の画像読取領域内に配置してもよい。CIS26の両端に配置されたローラユニット42間に配置されるローラユニット46の数を増やすことにより、各ローラユニット42,46間の読取ライン方向の距離が短くなる。各ローラユニット42,46により、プラテンガラス20をCIS26の読取ライン方向の4箇所で支持することになるので、プラテンガラス20の支持力が向上される。特に、CIS26の読取ライン方向の距離が長い場合に、プラテンガラス20の撓みを防止する効果が大きくなるので好適である。また、プラテンガラス20に付与された負荷Fが、4つのローラユニット42,46に分散されるので、各ローラユニット42,46に要する支持力を軽減させることができる。
CIS26の中央付近に2つ以上のローラユニット46を配置することとした場合に、CIS26とキャリッジ27との間に介設されるコイルバネ54は、上記実施の形態と同様に、各ローラユニット42,46に対して一対となるように、各ローラユニット42,46の直下付近に配置することとしても、図9に示すように、2つのローラユニット46間のほぼ中央となる位置P4に配置することとしてもよい。コイルバネ54を位置P4に配置することにより、4つのローラユニット42,46に対して、コイルバネ54を3つにすることができるので、部品点数の減少及び組付けの容易によるコストダウンが実現される。
なお、本実施の形態では、本発明に係る位置決め部材をローラユニット42,46としたが、該位置決め部材はローラユニット42,46のようにローラ45,48を有するものに限定されない。つまり、位置決め部材は、CIS26とプラテンガラス20との距離を一定に保つものであればよい。したがって、ローラユニット42,46に代えて、例えば、CIS26の上面30から上方へ突出する突起等としてもよい。
このように、本実施の形態に示したスキャナ部3によれば、プラテンガラス20とCIS26との間隙を一定に保つためのローラユニット42,46を、CIS26の読取ライン方向の両端付近及び中央付近に配置したので、CIS26の読取ライン方向の両端付近と中央付近との3箇所において、各ローラユニット42,26のローラ45,48がプラテンガラス20にそれぞれ当接して、プラテンガラス20とCIS26との間隙を一定に保持される。また、プラテンガラス20が、CIS26の中央付近に配置されたローラユニット46によっても支持されるので、プラテンガラス20の中央付近が押下されるような負荷Fが生じても、その負荷Fによりプラテンガラス20が撓むことが防止される。これにより、プラテンガラス20に負荷Fが付与されても、CIS26と原稿との距離が一定に保たれる。また、ローラユニット42,46は、CIS26の焦点距離がプラテンガラス20の上面に一致するように、CIS26の上面30から上方へ均等に突出されているので、CIS26の焦点距離に一致するようにプラテンガラス20上に原稿が位置せしめられ、精度のよい画像読取りが実現される。
また、負荷Fが、コイルバネ54の付勢力に対して過大なものであり、プラテンガラス20が撓んだとしても、プラテンガラス20がCIS26に直接接触することがなく、また、CIS26の特定箇所に過大な負荷Fが直接的に作用しない。これにより、過大な負荷FによりCIS26が損傷されることが防止できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る多機能装置1の外観構成を示す斜視図である。 図2は、原稿カバー7が開かれた状態の多機能装置1を示す斜視図である。 図3は、原稿載置台5の内部構造を示す平面図である。 図4は、CIS26の構成を示す平面図である。 図5は、CIS26を搭載したキャリッジ27を示す平面図である。 図6は、図5のI−I断面図である。 図7は、CIS26を搭載したキャリッジ27を示す側面図である。 図8は、ベルト駆動機構29の構成を示す平面図である。 図9は、2つのローラユニット46を配置したCIS26及びキャリッジ27を示す平面図である。 図10は、従来の画像読取装置の内部構成を示す断面図である。
符号の説明
3・・・スキャナ部(画像読取装置)
5・・・原稿載置台
20・・・プラテンガラス(透明部材)
26・・・CIS(コンタクトイメージセンサ)
27・・・キャリッジ
42,46・・・ローラユニット(位置決め部材)
54・・・コイルバネ(付勢部材)

Claims (9)

  1. 上面に開口を有する原稿載置台と、
    上記開口から原稿載置台の上面に露出するように設けられた透明部材と、
    上記原稿載置台内に、上記透明部材に平行に移動可能に設けられたキャリッジと、
    上記キャリッジに搭載され、上記透明部材を通じて所定方向の読取ラインで画像読取りを行うコンタクトイメージセンサと、
    上記コンタクトイメージセンサの読取ライン方向の両端付近及び中央付近に、上記透明部材に当接するようにそれぞれ突設された位置決め部材と、
    上記キャリッジに設けられて、上記コンタクトイメージセンサを上記透明部材へ付勢する付勢部材と、を備えてなるものである画像読取装置。
  2. 上記位置決め部材のうち上記コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材は、上記透明部材の所定定型原稿の読取領域外に配置されたものである請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 上記所定定型原稿は、A4サイズである請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 上記透明部材は、A3サイズの原稿を読取可能な大きさに上記原稿載置台の開口から露出されたものであり、
    上記位置決め部材のうち上記コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材は、上記透明部材のA5サイズの原稿の読取領域外に配置されたものである請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 上記位置決め部材のうち上記コンタクトイメージセンサの中央付近に配置された位置決め部材は、2つ以上である請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 上記付勢部材は、上記各位置決め部材と一対にそれぞれ配置されたものである請求項1から5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 上記付勢部材は、中央付近に配置された位置決め部材間に配置されたものである請求項5に記載の画像読取装置。
  8. 上記位置決め部材は、上記透明部材に当接して上記コンタクトイメージセンサの移動方向に転動可能なローラを有するものである請求項1から7のいずれかに記載の画像読取装置。
  9. 上記透明部材は、上記位置決め部材と当接する面に摩擦を軽減するコーティングが施されたものである請求項1から8のいずれかに記載の画像読取装置。
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