JP3116553U - ローラユニット - Google Patents

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伊藤 幸男
昇 山岸
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Abstract

【課題】分品点数が少なく簡単に組み立てることが出来、かつ一層のコンパクト化を図ることが出来るローラユニットを提供する。
【解決手段】ローラユニット1の付勢手段4をU字形状に折り曲げ形成された位置決め部6aと、一対の自由端6a側をローラ2の対応する軸部2aと係合するように位置決め部6aが形成する水平面に対して垂直方向へ折り曲げ形成された一対のバネ部6cとを有するバネ部材6から構成した。
【選択図】図1

Description

この考案は、紙幣等の紙葉類を搬送する紙葉類搬送路に配設され、当該紙葉類搬送路内を走行する紙葉類の円滑な搬送を図るローラユニットの改良に関する。
従来から、駆動ローラに圧接するローラ(従動ローラ)のローラユニットとしては、各種のものが提供されている。
このような、ローラユニットは、一般的に従動ローラを回動自在かつ上下動自在に支承するハウジングと、このハウジング内に支承された従動ローラを駆動ローラ側へ常時付勢する付勢手段とから構成されている。
一方、このようなローラユニットの従来例としては、特開2002−211784号に開示されているものがある。
この特開2002−211784号に開示されたローラユニットでは、その図4に示すように、従動ローラ4を駆動ローラ3側に付勢する付勢手段として、コイルスプリング7を使用し、その一対の自由端7cを従動ローラ4の各対応する軸13に係合させて、従動ローラ4を駆動ローラ側に常時付勢するようにしている。
特開2002−211784号
ところで、上述した特開2002−211784号に開示された従来のローラユニットでは、その図4から明らかなように、コイルスプリング7からなる付勢手段を使用しているため、このコイルスプリング7の変位あるいは移動を阻止するため、当該コイルスプリング7のコイル部7bを嵌挿させて支承するための軸17が必要であり、このため全体の部品点数が多くなるばかりでなく、この軸17を支承させるためのコイルスプリング収納部15をハウジング10内に形成しなければならないので、ハウジング10の前後方向の長さが長くなって一層の小型化、コンパクト化を図ることが出来ない虞があリ、また組立て作業も煩雑であった。
この考案は、上述した事情に鑑み、分品点数が少なく簡単に組み立てることが出来、かつ一層のコンパクト化を図ることが出来るローラユニットを提供することを目的とする。
上述した、課題を解決するため、請求項1に記載した考案では、ローラを回動自在かつ上下動自在に支承するハウジングと、このハウジング内に支承され、前記ローラを一方向へ常時付勢する付勢手段とを有するローラユニットにおいて、前記付勢手段は、前記ハウジング内に位置決め支承されるU字形状に折り曲げ形成された位置決め部と、該位置決め部の一対の自由端側を前記ローラの対応する軸部と係合するように前記U字形状の位置決め部が形成する水平面に対して垂直方向へ折り曲げ形成された一対のバネ部とを有するバネ部材からなることを特徴としている。
また請求項2に記載した考案では、請求項1に記載のローラユニットにおいて、前記ハウジングには、前記バネ部材の自由端を位置決め支承する突起が形成され、該突起には前記ローラの軸部が嵌挿するガイド溝が形成されていることを特徴としている。
また請求項3に記載した考案では、請求項1に記載のローラユニットにおいて、前記バネ部はU字形状に折り曲げ形成されていることを特徴としている。
また請求項4に記載した考案では、請求項1に記載のローラユニットにおいて、前記バネ部は環状に折り曲げ形成されていることを特徴としている。
上述した、ローラユニットによると、付勢手段として、ハウジング内に位置決め支承されるU字形状に折り曲げ形成された位置決め部と、該位置決め部の一対の自由端側を前記ローラの対応する軸部と係合するように前記U字形状の位置決め部が形成する水平面に対して垂直方向へ折り曲げ形成された一対のバネ部とを有するバネ部材を使用し、従来の如く付勢手段としてコイルスプリングを使用しないようにしたため、そのコイル部を位置決め支承する軸が不要となって部品点数が少なくなるばかりでなく、コイル部が嵌挿する軸をハウジング内に設けるスペースが不要となるため、ハウジング全体をコンパクトに仕上げ、このためローラユニット全体のコンパクト化を一層促進することが出来る。また、本願のローラユニットでは、ハウジング内へ向け、一方向からバネ部材及びローラを押し込んで取り付けるので、その組立て作業が極めて簡単となる。
以下、この考案に係るローラユニットの一実施例を詳述する。
図1はこの考案に係るローラユニット1を示す概念斜視図である。
このローラユニット1も従来と同様にローラ2を回動自在かつ上下動自在に支承するハウジング3と、このハウジング3内に支承され、前記ローラ2を一方向(この場合は図面下方向)へ常時付勢する付勢手段4とから構成されている。
このうち、付勢手段4は、図2の斜視図で示すように、一本の弾性体の針金を3箇所で折り曲げて形成した単純な形状のバネ部材6から構成されている。
このバネ部材6は、図1に示すハウジング3内の上面で、前記ローラ2と対向する位置に位置決め支承されるU字形状に折り曲げられた第1の折り曲げ部を構成する位置決め部6aと、この位置決め部6aが形成する水平面に対して垂直方向であり、かつその一対の自由端6bが図1で示す前記ローラ2の中心に突出形成された一対の軸部2a側へそれぞれ折り曲げられた第2及び第3の折り曲げ部を構成する一対のバネ部6cとから構成されている。
このような単純な形状のバネ部材6からなる付勢手段によると、図3で示すように、ローラ2の中心に突出形成された一対の軸部2a側へそれぞれ折り曲げられた第2及び第3の折り曲げ部を構成する一対のバネ部6cの自由端6bが、対応するローラ2の各軸部2aにそれぞれ係合し、当該ローラ2を常時下方へ弾発的に付勢することとなる。
一方、図4に示すように、ハウジング3の両側方には一対の舌片からなる軸受部3aが形成され、この軸受部3aには、それそれローラ2の軸部2a(図3)を上下動自在に支承する上下方向に沿って形成された長孔の軸受け孔3bが形成されている。
また図4で示すように、ハウジング3の上縁3cには、当該ハウジング3を図示せぬ紙葉類搬送路のガイド壁に取り付けるための取付け爪が嵌着する一対の切り欠孔3dが形成されている。
次に、上述したローラユニット1の組立て手順について詳述し、併せて構成をより詳細に説明する。
図5に示すように、ハウジング3の底面側を表にし、その後矢印Aで示すように、バネ部材6のU字形状に折り曲げられた第1の折り曲げ部を構成する位置決め部6aをハウジング3内の上面3eに(図5では底面側に位置する部分である)位置決め載置する。
その際、第2及び第3の折り曲げ部を構成する一対のバネ部6cの自由端6bが上方に突出するが、この自由端6bをハウジング3の両側方を形成する軸受部3aに形成された断面台形状の一対の突起3fの段部3gに係合させ、バネ部6cの一対の自由端6bをそれぞれ一時係止させる。
その後、この突起3fの中間部に形成された断面略円弧形状のガイド溝3hに沿ってローラ2の一対の軸部2bを矢印Bのように軸受部3aへ押し込むと、一対の軸受部3aがその幅方向へ沿って拡幅し、これにより図6、図7で示すように、ローラ2の一対の軸部2aが軸受け孔3b内に嵌着してローラユニット1が完成する。
即ち、上述したローラユニット1では、ハウジング3内へ向け、一方向、即ち上方から下方へ向け、バネ部材6、ローラ2を押し込めればよいので、その組立てが極めて簡単となる。
なお、図6で示すように、このバネ部材6のU字形状に折り曲げられた第1の折り曲げ部を構成する位置決め部6aはハウジング3内の上面3eに位置決め載置されている。
従って、上述したローラユニット1によると、付勢手段4として、ハウジング3内のローラ2と対向する位置に位置決め支承されるU字形状に折り曲げられた位置決め部6aと、この位置決め部の一対の自由端6bを、ローラ2の対応する軸部2a側へそれぞれU字形状に折り曲げ、かつ対応する軸部2aに一対の自由端6bがそれぞれ係合する一対のバネ部6cとからなるバネ部材6を使用するようにしたから、従来の如く複雑な構造のコイルスプリングを使用しないので、コイル部を嵌挿させるための軸が不要となり部品点数を少なくすることが出来るばかりでなく、コイル部を嵌挿させるための軸をハウジング内に設けるスペースが不要となるため、ハウジング全体をコンパクトに仕上げてローラユニット全体の小型化、小スペース化を一層促進することが出来ることとなる。
なお、上記実施例では、図2に示すように、バネ部6cを側面から見てU字形状に折り曲げるように形成したが、この考案は上記実施例に限定されることなく図8で示すように、バネ部6cを側面から見て環状、即ち円形に折り曲げるようにしても良い。
なお、図6で符号3jは冶具嵌挿ガイド溝で、この冶具嵌挿ガイド溝3j内にはバネ部材6をハウジング3内に自動装着させる際に、棒状あるいは舌片状の冶具が嵌挿してバネ部6cを押圧し、それにより、図5に示す、バネ部材6の自由端6bをハウジング3の両側方を形成する軸受部3aに形成された断面台形状の一対の突起3fの段部3gに係合させ、バネ部6cの一対の自由端6bをそれぞれ一時係止させる。
また図6で符号3kは、一対のバネ部6cが互いに接触することを妨げる邪魔板である。
この考案は、分品点数が少なく、簡単に組み立てられることが出来、かつ一層のコンパクト化を図ったローラユニットに適している。
図1はこの考案に係るローラユニットの概念斜視図。 図2は付勢手段の概念斜視図。 図3は付勢手段の機能を示す概念斜視図。 図4はハウジングの概念斜視図。 図5はこの考案に係るローラユニットの組立て分解斜視図。 図6はローラユニットの組み付け状態を示す斜視図。 図7はローラユニットの組み付けじょうたいょ示す斜視図。 図8は付勢手段の他の実施例を示す概念斜視図。
符号の説明
1…ローラーユニット
2…ローラ
3…ハウジング
3f…突起
3h…ガイド溝
4…付勢手段
6…バネ部材
6a…位置決め部
6b…一対の自由端側
6c…一対のバネ部

Claims (4)

  1. ローラを回動自在かつ上下動自在に支承するハウジングと、このハウジング内に支承され、前記ローラを一方向へ常時付勢する付勢手段とを有するローラユニットにおいて、
    前記付勢手段は、前記ハウジング内に位置決め支承されるU字形状に折り曲げ形成された位置決め部と、該位置決め部の一対の自由端側を前記ローラの対応する軸部と係合するように前記U字形状の位置決め部が形成する水平面に対して垂直方向へ折り曲げ形成された一対のバネ部とを有するバネ部材からなることを特徴とするローラーユニット。
  2. 前記ハウジングには、前記バネ部材の自由端を位置決め支承する突起が形成され、該突起には前記ローラの軸部が嵌挿するガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のローラユニット。
  3. 前記バネ部はU字形状に折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のローラユニット。
  4. 前記バネ部は環状に折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のローラユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011011887A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Canon Electronics Inc 可動軸機構及び画像処理装置
JP2016222394A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

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