JP4762951B2 - ケーブルチェーン用角度規制体 - Google Patents

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本発明は、加工機械におけるベース側と、該ベースに対し往復移動自在に備えた可動部間を接続して、該可動部に電気、信号、空気や液体等の流体を供給、伝達する線状体、ホース等のケーブルを収容し、一端をベース側に、他端を可動部側に固定する様にしたケーブルチェーンに着脱自在に装着して、屈曲部位のケーブルチェーンにおける隣接するチェーン単位部材間の角度を規制する様にしたケーブルチェーン用角度規制体に関する。
従来、上記ケーブルチェーンにあっては、 図11、12に示す様な、一対の側板A1、A2と、該一対の側板A1、A2における下端部より若干上方部位間に一体形成した下面板Bと、一対の側板A1、A2における上端部間を塞ぐ上面板Cとを有した複数個のチェーン単位部材D1、D2…と、該チェーン単位部材D1、D2…を直列状に連結する屈曲可能な連結部材Eとを備えたケーブルチェーンWの様なものが見受けられ、チェーン単位部材の構造を簡易化して低コスト化し、チェーン単位部材相互の連結作業を省いて取付け作業を短時間化し、収容される制御信号伝達手段の損傷を防止しながら屈曲案内することができると共に騒音を低減することができ、更にチェーン単位部材相互の磨耗による樹脂粉等の発生を防止することができる(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許第3547881号号公報(特許請求の範囲、図1、5) 特許第3547891号公報(特許請求の範囲、図1、5) 特許第3585015号公報(特許請求の範囲、図1、9)
しかし、上記従来技術にあっては、図13に示す様に、屈曲部位における複数のチェーン単位部材間の各屈曲角度が同一でなく、それらの一部が最大屈曲角度Δまで深く屈曲してしまって当該箇所(図13中、符号D3と符号D4の間、符号D4と符号D5の間)に一時的に負荷が集中してしまうため、蓄積疲労によるヒンジ部材の切断が発生し易いなど、解決せねばならない課題があった。
本発明は、上記従来技術に基づく、ヒンジ部材が切断し易い課題に鑑み、中間部位より相反する2方向へ突出する、チェーン単位部材の側板に対し平行な一対の突出部位を有し、一方の突出部位に対し他方の突出部位を、少なくとも一方の突出部位の厚さ分チェーン単位部材の幅方向にずらして配置した主体部材を備え、一方の突出部位に屈曲時当接部位を、他方の突出部位に、隣接するチェーン単位部材間の屈曲角度が最大屈曲角度より小さく設定した角度に達した状態で上記屈曲時当接部位が当接する屈曲時被当接部位を設けた角度規制体を、上記ケーブルチェーンに装着すれば、ケーブルチェーンが最大屈曲状態に至る前に隣接する一方のチェーン単位部材の角度規制体の当接部位が、他方のチェーン単位部材の角度規制体の被当接部位に当接して、ケーブルチェーンの屈曲箇所における隣接するチェーン単位部材間の角度を必要以上に深く屈曲することを防止することによって、ヒンジ部材への負荷集中を抑止する様にして、上記課題を解決する。
要するに本発明は、中間部位より相反する2方向へ突出する、チェーン単位部材の側板に対し平行な一対の突出部位を有し、一方の突出部位に対し他方の突出部位を、少なくとも一方の突出部位の厚さ分チェーン単位部材の幅方向にずらして配置した主体部材を備え、一方の突出部位に屈曲時当接部位を、他方の突出部位に、隣接するチェーン単位部材間の屈曲角度が最大屈曲角度より小さく設定した角度に達した状態で上記屈曲時当接部位が当接する屈曲時被当接部位を設けたので、かかる角度規制体を、隣接する一方のチェーン単位部材に装着された角度規制体の内方の突出部位の外側に、他方のチェーン単位部材に装着された角度規制体の外方の突出部位を重ねる様にして装着すれば、屈曲箇所でのケーブルチェーンは、隣接するチェーン単位部材間の屈曲角度が設定角度以上にならないため、ヒンジ部材への負荷集中を抑止することか出来、よってケーブルチェーンの寿命向上を図ることが出来る。
更に、一方の突出部位に伸長時当接部位を、他方の突出部位に、隣接するチェーン単位部材間が伸長状態で上記伸長時当接部位が当接する伸長時被当接部位を設けたので、可動部が水平方向に往復移動自在であっても、伸長箇所でのケーブルチェーンが撓まないため、屈曲開始時に負荷が作用せずスムーズな屈伸を可能にすることが出来る。
突出部位を、チェーン単位部材の高さと同等の高さ方向の幅を有する板材としたので、ヒンジ部材が薄く捩れ易いケーブルチェーンであっても、一方の角度規制体における内方板が他方の角度規制体における外方板に当接して捩じれないため、ケーブルチェーンを更にスムーズに屈伸させることが出来る。
内方の板材の外面又は外方の板材の内面にストッパーを設け、外方の板材又は内方の板材に、外方の板材の内面又は内方の板材の外面で開口する、上記ストッパーの収容部を形成し、上記ストッパーを屈曲時当接部位とし、上記収容部の周壁部における、設定角度屈曲時にのみ当接する部位を屈曲時被当接部位としたり、内方の板材の外面又は外方の板材の内面にストッパーを設け、外方の板材又は内方の板材に、外方の板材の内面又は内方の板材の外面で開口する、上記ストッパーの収容部を形成し、上記ストッパーを伸長時当接部位とし、上記収容部の周壁部における、伸長時にのみ当接する部位を伸長時被当接部位としたり、或いは内方の板材の外面又は外方の板材の内面にストッパーを設け、外方の板材又は内方の板材に、外方の板材の内面又は内方の板材の外面で開口する、上記ストッパーの収容部を形成し、上記ストッパーを屈曲時当接部位及び伸長時当接部位とし、上記収容部の周壁部における、設定角度屈曲時にのみ当接する部位を屈曲時被当接部位と、伸長時にのみ当接する部位を伸長時被当接部位としたので、内外方の板材間を接触させるか、或いは極微小な隙間を形成させるだけで対応可能なため、装着状態でのコンパクト化を図ることが出来る。
而も、収容部を、チェーン単位部材間の屈曲中心を中心とした円弧状に形成したり、V字切欠としたので、簡単な構成でケーブルチェーンの過度の屈曲を防止出来る。
屈曲時当接部位を、一方の板材の先端部の下方部位に形成した傾斜辺部とし、屈曲時被当接部位を、他方の板材に設けたストッパーとしたので、簡単な構成でケーブルチェーンの過度の屈曲を防止することが出来る。
伸長時当接部位を、一対の板材の少なくともどちらか一方の先端面とし、伸長時被当接部位を、中間部位における上記先端面と対向する側面とし、前記先端面及び側面の一方又は両方を、屈曲過程において両者が当接しない様に形成したので、簡単な構成でケーブルチェーンの伸長姿勢を維持することが出来る。
内方の板材の外側面と外方の板材の内側面との間に隙間を形成したので、隣接する一方の角度規制体の内方の板材と、他方の角度規制体の外方の板材とが当たらないため、摺接による粉塵が発生せず、クリーンルームで使用可能にすることか出来る。
取付部をチェーン単位部材に対し着脱自在としたので、既存のケーブルチェーンに装着することが出来る。
又、主体部材の内面下部に、上面に嵌挿溝を有する下方係合部を内方突設し、主体部材の内面上部より内方へ突設した腕杆部の先端下部に上方係合部を設けて、チェーン単位部材の側板の支持板より下方突端部を上記嵌挿溝内に嵌挿すると共に、チェーン単位部材の上部に設けられた係合凹部内に上方係合部を嵌合する様にしたので、簡単な作業で各チェーン単位部材に装着することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下、本発明の一実施例の図面に基づき説明する。
各チェーン単位部材D1、D2…の一側部に対し着脱自在な複数個の角度調整体1、1a…の夫々は、基本的には、図1、2に示す様に、中間部位2より相反する2方向へ突出する、チェーン単位部材D1、D2…の側板A1、A2に対し平行な一対の突出部位3、4を有し、且つ一方の突出部位3に対し他方の突出部位4を、少なくとも一方の突出部位3の厚さ分チェーン単位部材D1、D2…の幅方向にずらして配置した主体部材5を備え、一方の突出部位3に屈曲時当接部位6を、他方の突出部位4に、隣接するチェーン単位部材D1、D2…間の屈曲角度が最大屈曲角度Δより小さく設定した角度δに達した状態で上記屈曲時当接部位6が当接する屈曲時被当接部位7を設けている。
又、上記一対の突出部位3、4に、隣接するチェーン単位部材D1、D2…間が伸長状態で当接する伸長時当接部位8及び伸長時被当接部位9を設けるのが好ましいが、無くても良い。
尚、各チェーン単位部材D1、D2…の他側部に対し着脱自在な複数個の角度調整体1'、1a' …は、上記角度調整体1、1a…と正背側を対称にした形態であって構成は同一のため、説明は省略する。
上記中間部位2の内面下部に、上面に嵌挿溝10を形成した下方係合部11を内方突設し、中間部位2の内面上部より内方へ突設した、弾性を有する腕杆部12の先端下部に上方係合部13を設け、チェーン単位部材D1、D2…の側板A1、A2における支持板Bより下方突端部F、Faを上記嵌挿溝10内に嵌挿すると共に、チェーン単位部材D1、D2…の上部に設けられた係合凹部G、Ga内に上方係合部13を嵌合して、チェーン単位部材D1、D2…に対し角度調整体1、1a…、1'、1a' …を着脱可能に装着している。
上記突出部位3、4は、チェーン単位部材D1、D2…の高さと同等の高さ方向の幅を有する板材14、15とし、一方の板材14を他方の板材15より内方に、内方の板材14の外面と外方の板材15の内面との間に隙間hが形成される様にずらして配置し、内外方の板材14、15に屈曲時当接部位6及び屈曲時被当接部位7を、望ましくは伸長時当接部位8及び伸長時被当接部位9をも設けている。
内方の板材14の外面又は外方の板材15の内面にストッパー16を設け、外方の板材15又は内方の板材14に、外方の板材15の内面又は内方の板材14の外面で開口する、上記ストッパー16の収容部17を形成し、上記ストッパー16を屈曲時当接部位6及び/又は伸長時当接部位8とし、屈曲時被当接部位7を、上記収容部17の周壁部における、隣接するチェーン単位部材D1、D2…間の屈曲角度が設定角度δに達した時点でのみ、隣接するチェーン単位部材D1、D2…の角度調整体1a、1b…のストッパー16が当接する部位と、伸長時被当接部位9を、上記収容部17の周壁部における、隣接するチェーン単位部材D1、D2…間が伸長状態でのみ、隣接するチェーン単位部材D1、D2…の角度調整体1a、1b…のストッパー16が当接する部位としている。
上記収容部17にあっては、チェーン単位部材D1、D2…間の屈曲中心を中心とした円弧状の窓部18であったり、V字状の切欠19とし、円弧状の窓部18及びV字状切欠19における屈曲時に当接する一端縁部18a 及び一辺部19a を上記屈曲時被当接部位7とし、円弧状の窓部18及びV字状切欠19における伸長時に当接する他端縁部18b 及び他辺部19b を上記伸長時被当接部位9とし、而もストッパー16は、その両側面16a 、16b が窓部18の両端縁部18a 、18b 又はV字状切欠19の両辺部19a 、19b との当接時に面接触する様に形成されている。
尚、上記収容部17(窓部18又はV字状切欠19)は、図面上、外方の板材15を貫通しているが、未貫通の凹部であっても良い。
隣接するチェーン単位部材D1、D2…が伸長状態で、隣接する一方のチェーン単位部材D1、D2…の角度調整体1、1a…の板材14、15の先端面14a 、15a の少なくともどちらか一方が、他方のチェーン単位部材D2、D3…の角度調整体1a、1b…の板材14、15の中間部位2の、先端面14a 、15a と対向する側面2a、2bに当接する様に成っている。
よって、板材14、15の先端面14a 、15a が伸長時当接部位8で、上記側面2a、2bが伸長時被当接部位9となる。
この場合、板材14、15の先端面14a 、15a 又は中間部位2の側面2a、2bの一方又は両方を、屈曲過程において両者が当接しない様に形成する必要があり、図面上、板材14、15の先端面14a 、15a の下方部位に傾斜辺部20、21が形成されている。
上記屈曲時当接部位6を、内方の板材14の先端部14a の下方部位に形成した傾斜辺部20とし、又上記屈曲時被当接部位7を、外方の板材15に設けて屈曲時に傾斜辺部20に当接するストッパー22とし、該ストッパー22の当接面22a は上記傾斜辺部20との当接時に面接触する様に形成されている。
尚、図面上、上記ストッパー22は下方係合部11で、上記当接面22a は下方係合部11の外方の板材15側の端面であるが、下方係合部11とは別個に設けても良い。
尚、上記実施例においては、角度規制体1、1a…、1'、1a' …側に下方係合部11及び上方係合部13を、チェーン単位部材D1、D2…側に下方突端部F、Fa及び係合凹部G、Gaを設けて、チェーン単位部材D1、D2…に対し角度規制体1、1a…、1'、1a' …を着脱自在と成しているが、かかる形態に限定せず、要するにチェーン単位部材D1、D2…に対し角度規制体1、1a…、1'、1a' …を後付けで固定可能な構造であれば良く、而も着脱自在でなくても良い。
次に、本発明に係るケーブルチェーン用角度規制体の取付方法及び作用について説明する。
ケーブルチェーンWの一側方に角度規制体1、1a…を、取り付ける角度規制体1a、1b…における下方係合部11の嵌挿溝10内にチェーン単位部材D2、D3…の下方突端部Fを嵌挿する様に押し上げ、その過程で、隣接する一方のチェーン単位部材D1、D2…に既に取付状態の角度規制体1、1a…における内方の板材14に、取り付ける角度規制体1a、1b…の外方の板材15を重ねて、収容部17(窓部18又はV字状切欠19)内にストッパー16を収容させ、最後にチェーン単位部材D2、D3…の係合凹部G内に上方係合部13を嵌合することを繰り返し行い、ケーブルチェーンWの他側方にも、同様にして角度規制体1'、1a' …を取り付ける。
そして、隣接するチェーン単位部材D1、D2…間が伸長状態より屈曲し始めると、接触状態の伸長時当接部位8(ストッパー16、中間部位2の側面2a、2b)と伸長時被当接部位9(窓部18の一端縁部18a 、V字状切欠19の一辺部19a 、内外方の板材14、15の先端面14a 、15a )が離間して、最終的に屈曲時当接部位6(ストッパー16、22)が屈曲時被当接部位7(窓部18の一端縁部18a 、V字状切欠19の一辺部19a 、内方の板材14に形成した傾斜辺部20)に当接するまで隣接するチェーン単位部材D1、D2…間が屈曲するため、隣接するチェーン単位部材D1、D2…間が最大屈曲角度Δまで屈曲する前に、屈曲時当接部位6が屈曲時被当接部位7に当接する様にすれば、隣接するチェーン単位部材D1、D2…間が最大屈曲角度Δまで屈曲せず、而も屈曲時の負荷は角度規制体1、1a…、1'、1a' …側に作用することになる。
更に、使用状態のケーブルチェーンWにおける伸長部位は伸長時当接部位8と伸長時被当接部位9が当接状態であることから伸長状態を維持して下方に撓まず、ケーブルチェーンWが捻じれ易くても、隣接する一方の角度規制体1、1a…、1'、1a' …の内方の板材14の外側に、他方の角度規制体1a、1b…、1a' 、1b' …の外方の板材15があるため、角度規制体1、1a…、1'、1a' …を装着したケーブルチェーンWは捻じれず、更に隣接する一方の角度規制体1、1a…、1'、1a' …における内方の板材14と、他方の角度規制体1a、1b…、1a' 、1b' …における外方の板材15との間に隙間hがあれば、両者の摺接による粉塵が発生しない。
本発明に係る角度規制体の正面斜視図である。 図1の角度規制体の背面斜視図である。 2枚の角度規制体の伸長時及び最大屈曲時の状態を示す正面図である。 2枚の角度規制体の伸長時及び最大屈曲時の状態を示す背面図である。 角度規制体を装着したケーブルチェーンの平面図である。 図5の正面図である。 図5のX−X断面図である。 角度規制体を装着したケーブルチェーンの屈曲部位を示す正面図である。 角度規制体を装着したチェーン単位部材の平面斜視図である。 角度規制体を装着したチェーン単位部材の底面斜視図である。 ケーブルチェーンの平面斜視図である。 図11の底面正面図である。 図11のケーブルチェーンの屈曲部位を示す正面図である。
符号の説明
2 中間部位
2a、2b 側面
3、4 突出部位
5 主体部材
6 屈曲時当接部位
7 屈曲時被当接部位
8 伸長時当接部位
9 伸長時被当接部位
10 嵌挿溝
11 下方係合部
12 腕杆部
13 上方係合部
14、15 板材
14a 、15a 先端面
16 ストッパー
17 収容部
20 傾斜辺部
22 ストッパー
h 隙間
A1、A2 側板
B 下面板
D1、D2… チェーン単位部材
E 連結部材
F、Fa 下方突端部
G、Ga 係合凹部
W ケーブルチェーン

Claims (13)

  1. 複数のチェーン単位部材を直列すると共に、隣接するチェーン単位部材間を屈曲可能な連結部材で連結したケーブルチェーンに取り付ける部品であって、
    中間部位より相反する2方向へ突出する、チェーン単位部材の側板に対し平行な一対の突出部位を有し、一方の突出部位に対し他方の突出部位を、少なくとも一方の突出部位の厚さ分チェーン単位部材の幅方向にずらして配置した主体部材を備え、一方の突出部位に屈曲時当接部位を、他方の突出部位に、隣接するチェーン単位部材間の屈曲角度が最大屈曲角度より小さく設定した角度に達した状態で上記屈曲時当接部位が当接する屈曲時被当接部位を設けたことを特徴とするケーブルチェーン用角度規制体。
  2. 一方の突出部位に伸長時当接部位を、他方の突出部位に、隣接するチェーン単位部材間が伸長状態で上記伸長時当接部位が当接する伸長時被当接部位を設けたことを特徴とする請求項1記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  3. 突出部位を、チェーン単位部材の高さと同等の高さ方向の幅を有する板材としたことを特徴とする請求項1又は2記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  4. 内方の板材の外面又は外方の板材の内面にストッパーを設け、外方の板材又は内方の板材に、外方の板材の内面又は内方の板材の外面で開口する、上記ストッパーの収容部を形成し、上記ストッパーを屈曲時当接部位とし、上記収容部の周壁部における、設定角度屈曲時にのみ当接する部位を屈曲時被当接部位としたことを特徴とする請求項3記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  5. 内方の板材の外面又は外方の板材の内面にストッパーを設け、外方の板材又は内方の板材に、外方の板材の内面又は内方の板材の外面で開口する、上記ストッパーの収容部を形成し、上記ストッパーを伸長時当接部位とし、上記収容部の周壁部における、伸長時にのみ当接する部位を伸長時被当接部位としたことを特徴とする請求項3記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  6. 内方の板材の外面又は外方の板材の内面にストッパーを設け、外方の板材又は内方の板材に、外方の板材の内面又は内方の板材の外面で開口する、上記ストッパーの収容部を形成し、上記ストッパーを屈曲時当接部位及び伸長時当接部位とし、上記収容部の周壁部における、設定角度屈曲時にのみ当接する部位を屈曲時被当接部位と、伸長時にのみ当接する部位を伸長時被当接部位としたことを特徴とする請求項3記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  7. 収容部を、チェーン単位部材間の屈曲中心を中心とした円弧状に形成したことを特徴とする請求項4、5又は6記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  8. 収容部をV字切欠としたことを特徴とする請求項4、5又は6記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  9. 屈曲時当接部位を、一方の板材の先端部の下方部位に形成した傾斜辺部とし、屈曲時被当接部位を、他方の板材に設けたストッパーとしたことを特徴とする請求項3記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  10. 伸長時当接部位を、一対の板材の少なくともどちらか一方の先端面とし、伸長時被当接部位を、上記先端面と対向する中間部位における側面とし、前記先端面又は側面の一方又は両方を、屈曲過程において両者が当接しない様に形成したことを特徴とする請求項3記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  11. 内方の板材の外側面と外方の板材の内側面との間に隙間を形成したことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9又は10記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  12. 取付部をチェーン単位部材に対し着脱自在としたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載のケーブルチェーン用角度規制体。
  13. 主体部材の内面下部に、上面に嵌挿溝を有する下方係合部を内方突設し、主体部材の内面上部より内方へ突設した腕杆部の先端下部に上方係合部を設けて、チェーン単位部材の側板の支持板より下方突端部を上記嵌挿溝内に嵌挿すると共に、チェーン単位部材の上部に設けられた係合凹部内に上方係合部を嵌合する様にしたことを特徴とする請求項12記載のケーブルチェーン用角度規制体。
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