JP4959855B1 - ケーブルチェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】連結部材が切断し易い。
【解決手段】直列配置した複数個のチェーン単位部材1、1a…を屈曲可能な連結部材2で連結し、チェーン単位部材1、1a…は、一対の側板3、3aと、該側板3、3a間に架設された下面板4とを有し、側板3、3aは、内側板部6と外側板部7を一部重ねて一体成形され、隣接する一方のチェーン単位部材1、1a…の内側板部6の外側に、他方のチェーン単位部材1、1a…の外側板部7を重ねてチェーン単位部材1、1a…を直列配置し、側板3、3aの外側板部7の先端面にストッパー8を一体突設し、基端側に外側段差面で開口する切欠部9を形成し、該切欠部9は、円弧壁部11と、該円弧壁部11の両端部に設けた、屈曲時と伸長時にストッパー8が当接可能な当接壁部12、13とを有している。屈曲箇所でのケーブルチェーンは、隣接するチェーン単位部材1、1a…間の屈曲角度が設定角度以上にならないため、連結部材2への負荷集中を抑止することが可能になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、加工機械におけるベース側と、該ベースに対し往復移動自在に備えた可動部間を接続して、該可動部に電気、信号、空気や液体等の流体を供給、伝達する線状体、ホース等のケーブルを収容し、一端をベース側に、他端を可動部側に固定する様にしたケーブルチェーンに関する。
従来、上記ケーブルチェーンにあっては、 図14に示す様な、一対の側板A1、A2と、該一対の側板A1、A2における下端部より若干上方部位間に一体形成した下面板Bと、一対の側板A1、A2における上端部間を塞ぐ上面板Cとを有した複数個のチェーン単位部材D1、D2…と、該チェーン単位部材D1、D2…を直列状に連結する屈曲可能な連結部材Eとを備えたケーブルチェーンWの様なものが見受けられ、チェーン単位部材の構造を簡易化して低コスト化し、チェーン単位部材相互の連結作業を省いて取付け作業を短時間化し、収容される制御信号伝達手段の損傷を防止しながら屈曲案内することができると共に騒音を低減することができ、更にチェーン単位部材相互の磨耗による樹脂粉等の発生を防止することができる(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許第3547881号号公報(特許請求の範囲、図1、5) 特許第3547891号公報(特許請求の範囲、図1、5) 特許第3585015号公報(特許請求の範囲、図1、9)
しかし、上記従来技術にあっては、図15に示す様に、屈曲部位における複数のチェーン単位部材間の各屈曲角度が同一でなく、それらの一部が深く屈曲して当該箇所(図15中、符号D3と符号D4の間、符号D4と符号D5の間)に一時的に負荷が集中してしまうため、蓄積疲労による連結部材の切断が発生し易いなど、解決せねばならない課題があった。
本発明は、上記従来技術に基づく、連結部材が切断し易い課題に鑑み、複数個のチェーン単位部材と、該チェーン単位部材を直列状に連結する屈曲可能な連結部材とを備え、前記チェーン単位部材は、一対の側板と、該側板における下方部位間に架設された下面板とを有し、前記側板は、内側板部と外側板部を一部重ねて一体成形され、隣接する一方のチェーン単位部材の内側板部の外側に、他方のチェーン単位部材の外側板部を重ねてチェーン単位部材を直列配置し、前記外側板部の先端面にストッパーを一体突設し、基端側に外側段差面で開口する、ストッパーを収容可能な切欠部を形成し、該切欠部は、チェーン単位部材間の屈曲中心を中心とする円弧壁部と、該円弧壁部の両端部に設けた、屈曲時と伸長時にストッパーが当接可能な当接壁部とを有し、前記下面板の両側端面の夫々に、奥側が広い複数個の切込部を長手方向に等間隔に配列形成し、前記連結部材は、前記チェーン単位部材の下面板の直上に一体化された1枚の帯板と、該帯板の下面に一体成形された、前記下面板の切込部の埋込み突起とを有し、該埋込み突起は、前記切込部を満たす様に連続成形された貫通部と、該貫通部の下端に連続成形された抜止め頭部と、前記切込部の外側に位置し且つ前記貫通部とも一体成形された、前記帯板と前記抜止め頭部との連結部とを有していることによって、屈曲箇所でのケーブルチェーンは、隣接するチェーン単位部材間の屈曲角度が設定角度以上にならないため、連結部材への負荷集中を抑止することを可能にして、上記課題を解決する。
要するに本発明は、複数個のチェーン単位部材と、該チェーン単位部材を直列状に連結する屈曲可能な連結部材とを備え、前記チェーン単位部材は、一対の側板と、該側板における下方部位間に架設された下面板とを有し、前記側板は、内側板部と外側板部を一部重ねて一体成形され、隣接する一方のチェーン単位部材の内側板部の外側に、他方のチェーン単位部材の外側板部を重ねてチェーン単位部材を直列配置しているので、側板の上端部に内側へ大きく突出する部位がなく、而も一対の側板間に形成される開口部が広いため、ケーブルの収容作業を容易化出来、又連結部材が薄く捩れ易いケーブルチェーンであっても、前記内側板部が重なり合う外側板部に当接して捩じれないため、ケーブルチェーンを更にスムーズに屈伸させることが出来る。
前記外側板部の先端面にストッパーを一体突設し、基端側に外側段差面で開口する、ストッパーを収容可能な切欠部を形成し、該切欠部は、チェーン単位部材間の屈曲中心を中心とする円弧壁部と、該円弧壁部の両端部に設けた、屈曲時と伸長時にストッパーが当接可能な当接壁部とを有しているので、屈曲箇所でのケーブルチェーンは、隣接するチェーン単位部材間の屈曲角度が設定角度以上にならないため、連結部材への負荷集中を抑止することが出来、よってケーブルチェーンの寿命向上を図ることが出来、更に加工機械側の可動部が水平方向に往復移動自在であっても、伸長箇所でのケーブルチェーンが撓まないため、屈曲開始時に負荷が作用せずスムーズな屈伸を可能にすることが出来る。
前記一対の側板における上端部間に蓋板を着脱可能に架設したので、ケーブルの収容作業時に蓋板を開ければ一対の側板間に広い開口部が形成されるため、作業時の邪魔にならず、作業後に蓋板を装着すれば開口部が閉じられるため、使用時のケーブルの保護機能の向上を図ることが出来る。
前記特許文献1〜3に記載のケーブルチェーンにあっては、連結部材の底面に一体形成された係合軸部を、下面板に貫設した、側端面で開口しない係合孔に係合し、該係合軸部の先端に大径頭部が一体形成された構造のものであるが、本願のものは前記下面板の両側端面の夫々に、奥側が広い複数個の切込部を長手方向に等間隔に配列形成し、前記連結部材は、前記チェーン単位部材の下面板の直上に一体化された1枚の帯板と、該帯板の下面に一体成形された、前記下面板の切込部の埋込み突起とを有し、該埋込み突起は、前記切込部を満たす様に連続成形された貫通部と、該貫通部の下端に連続成形された抜止め頭部と、前記切込部の外側に位置し且つ前記貫通部とも一体成形された、前記帯板と前記抜止め頭部との連結部とを有しているので、前記貫通部と前記抜止め頭部により前記特許文献1〜3のものと同等の効果を有し、更に前記埋込み突起における連結部及び抜止め頭部により前記下面板の側端面をから下面側へ取り巻くと共に、前記貫通部と前記連結部が一体化されているため、連結部材の下面板との一体性を更に向上させることが出来る。
前記外側板部の先端面における前記ストッパーより下方部位に、設定角度屈曲時に、隣接するチェーン単位部材の外側段差面に対し当接又は近接可能な傾斜面部を形成したり、或いは前記内側板部における先端面及び基端面の下方部位に傾斜面部を形成して、設定角度屈曲時に、隣接する一方のチェーン単位部材の傾斜面部と、他方のチェーン単位部材の傾斜面部を当接又は近接可能にしたので、前記ストッパーが破損しても隣接するチェーン単位部材間の屈曲角度が設定角度以上にならにようにすることが出来、而も簡単な構成でケーブルチェーンの過度の屈曲を防止出来る等その実用的効果甚だ大である。
本発明に係るケーブルチェーンの側面図である。 図1のX−X断面の拡大図である。 図1のケーブルチェーンの中間部の断面図である。 図1のケーブルチェーンの一端部の断面図である。 図1のケーブルチェーンの他端部の断面図である。 2個のチェーン単位部材の伸長時の状態を示す側面図である。 2個のチェーン単位部材の最大屈曲時の状態を示す側面図である。 2個のチェーン単位部材の伸長時の状態を示す断面図である。 2個のチェーン単位部材の最大屈曲時の状態を示す断面図である。 図1のケーブルチェーンの底面要部拡大斜視図である。 埋め込み突起の拡大斜視図である。 蓋板を外したチェーン単位部材の斜視図である。 蓋板の斜視図である。 カバー体の斜視図である。 一方の一対のブラケットの斜視図である。 他方の一対のブラケットの斜視図である。 従来のケーブルチェーンの平面斜視図である。 図14のケーブルチェーンの屈曲部位を示す側面図である。
以下、本発明の一実施例の図面に基づき説明する。
本発明に係るケーブルチェーンにあっては、基本的に、図1〜3に示す様に、複数個のチェーン単位部材1、1a…と、該チェーン単位部材1、1a…を直列状に連結する屈曲可能な連結部材2とを備えている。
チェーン単位部材1、1a…は、基本的に、図2に示す様に、一対の側板3、3aと、該一対の側板3、3aにおける下方部位間に架設された下面板4とを有し、望ましくは一対の側板3、3aにおける上端部間に着脱可能に架設された蓋板5を有しているが、無くても良い。
一方の側板3は、基本的に、図1、6(a),7(a)に示す様に、内側板部6と外側板部7を一部重ねて一体成形された形状を呈し、チェーン単位部材1、1a…の内側板部6の外側に、隣接するチェーン単位部材1a、1b…の外側板部7を重ねると共に、チェーン単位部材1、1a…の外側段差面に対し隣接するチェーン単位部材1a、1b…の外側板部7の先端面が、隣接するチェーン単位部材1a、1b…の内側段差面に対しチェーン単位部材1、1a…の内側板部6の先端面が夫々当接又は近接状態と成っている。
外側板部7の先端側にストッパー8を、基端側に外側段差面で開口する、ストッパー8を収容する切欠部9を形成し、ストッパー8は、外側板部7の先端面の中間部に一体突設された略扇形の突片部位10の先端に形成され、切欠部9は、チェーン単位部材1、1a…間の屈曲中心を中心とする円弧壁部11と、該円弧壁部11の両端部に設けた、屈曲時と伸長時におけるストッパー8の当接壁部12、13とを有して、ストッパー8及び突片部位10を移動可能に収容し、ストッパー8が当接壁部12と当接時に伸長状態で、ストッパー8が当接壁部13と当接時に設定角度屈曲状態である。
外側板部7の先端面における突片部位10より下方部位に、設定角度屈曲時に、隣接するチェーン単位部材1、1a…の外側段差面に対し当接又は近接可能な傾斜面部14を形成している。
内側板部6における両側部の下方部位に傾斜面部15、15a を形成して、設定角度屈曲時に、チェーン単位部材1、1a…の傾斜面部15a と、隣接するチェーン単位部材1、1a…の傾斜面部15を当接又は近接可能にしている。
一方の側板3の上部中間部に矩形状の切欠部16を形成し、該切欠部16の両側壁部間に丸棒状の軸体17を架設している。
外側板部7に、その内面で開口する取付孔18を、内側板部6に、その外面で開口する取付孔19を形成している。
尚、他方の側板3aは、一方の側板3と内外側を対称にした形態であって構成は同一のため、説明は省略する。
上記下面板4にあっては、一対の側板3、3aに対し一体成形され、図9に示す様に、両側端面の夫々に、複数個の切込部20、20a …を長手方向に等間隔に配列形成し、該切込部20、20a …は図面上T字状であるが、例えば蟻形状など、奥側が広い形状であれば良い。
上記蓋板5にあっては、図2、10に示す様に、側板3、3aに対し着脱可能とし、両端部に側板3、3aの切欠部16に内に嵌まって軸体17に係止可能なクリップ部21、21a を有して、クリップ部21、21a の一方をそのままに、他方を軸体17から外せば、蓋板5が揺動可能になって、一対の側板3、3a間に広い開口部を形成可能にし、下面に複数個の凹部22、22a …を長手方向に配列形成している。
上記連結部材2にあっては、基本的に、図2、3、7(a),8(a)に示す様に、各チェーン単位部材1、1a…の下面板4の直上に一体化された1枚の帯板23と、該帯板23の下面に一体成形された、下面板4の切込部20、20a …の埋込み突起24、24a …とを有して、チェーン単位部材1、1a…に対し一体成形されており、帯板23は、チェーン単位部材1、1a…間部位の厚みを薄くし、埋込み突起24、24a …は、図3、8(b)に示す様に、切込部20、20a …を満たす様に連続成形された貫通部25と、該貫通部25の下端に連続成形された抜止め頭部26と、切込部20、20a …の外側に位置する帯板23と抜止め頭部26との連結部27とを有し、貫通部25と連結部27も一体成形されている。
図2に示す様に、下面板4の直上の連結部材2の上面で蓋板5の凹部22、22a …の真下に凹部28、28a …を形成し、該凹部28、28a …は連結部材2を貫通して下面板4に至る様に形成されている。
図2に示す様に、チェーン単位部材1、1a…の内部を、該チェーン単位部材1、1a…に対し着脱自在な仕切体29、29a …(一点鎖線で表示)により複数に仕切ることが可能で、該仕切体29、29a …の上下端部を上方の凹部22、22a …及び下方の凹部28、28a …に嵌め込んで取り付けている。
図1、4に示す様に、連結部材2で連結状態のチェーン単位部材1、1a…におけるどちらか一端の、側板3、3aにおける外側板部7が突出状態のものに一対のブラケット30、30a を取着し、該ブラケット30、30a の夫々は、図12に示す様に、加工機械側に取り付けられるブラケット主体部31と、該ブラケット主体部31の一側端部に一体成形された中間部位32と、該中間部位32のブラケット主体部31とは反対側に一体成形された、外側板部7に対する内側重合部33と、該内側重合部33の外面に設けた、外側板部7の取付孔18への嵌挿入突起34とを有している。
中間部位32は内側重合部31の2倍の厚さを有し、且つ中間部位32と内側重合部33の内面を面一とし、中間部位32に、中間部位32と内側重合部33との間の段差面で開口するに、隣接するチェーン単位部材1のストッパー8の嵌込み凹部35を形成している。
内側重合部33の先端形状は内側板部6と略同じであるが、下方部位が、隣接するチェーン単位部材1の傾斜面部15対する当接傾斜面部36と成っている。
中間部位32の上下部に、各側板3、3aにおける切欠部16及び軸体17と同じ切欠部37、37a 及び軸体38、38a を形成し、内側重合部33の先端面に、連結部材2の端部の固定切込39を形成している。
上記ブラケット30、30a の上部間及び下部間に間隔保持体40、40a を架設し、該間隔保持体40、40a は上記蓋板5と同構成で、両端部を軸体38、38a に着脱可能に係合している。
連結部材2の一端部にカバー体41を取り付け、該カバー体41の両端部をブラケット30、30a の固定切込39、39に嵌着してブラケット30、30a に対し連結部材2を固定している。
図1、5に示す様に、連結部材2で連結状態のチェーン単位部材1、1a…におけるブラケット30、30a の取着端とは反対側の端の、側板3、3aにおける内側板部6が突出状態のものに一対のブラケット42、42a を取着し、該ブラケット42、42a の夫々は、図13に示す様に、加工機械側に取り付けられるブラケット主体部43と、該ブラケット主体部43の一側端部に一体成形された中間部位44と、該中間部位44のブラケット主体部42とは反対側に一体成形された、内側板部6に対する外側重合部45と、該外側重合部45の内面に設けた、内側板部6の取付孔19への嵌挿入突起46とを有している。
中間部位44は外側重合部45の2倍の厚さを有し、外側重合部45の先端に、隣接するチェーン単位部材1kの切欠部9への嵌込み凸部47を形成している。
外側重合部45と中間部位44の内側の段差面の形状は、チェーン単位部材1、1a…の内側段差面と略同じであるが、下方部位が、隣接するチェーン単位部材1kの傾斜面部15a に対する当接傾斜面部48と成っている。
中間部位44の上下部に、各側板3、3aにおける切欠部16及び軸体17と同じ切欠部49、49a 及び軸体50、50a を形成し、外側重合部45と中間部位44の内側の段差面に、連結部材2の端部の固定切込51を形成している。
上記ブラケット42、42a の上部間及び下部間に間隔保持体52、52a を架設し、該間隔保持体52、52a は上記蓋板5と同構成で、両端部を軸体50、50a に着脱可能に係合している。
連結部材2の他端部にカバー体41a を取り付け、該カバー体41a の両端部をブラケット42、42a の固定切込51、51に嵌着してブラケット42、42a に対し連結部材2を固定している。
次に、本発明に係るケーブルチェーンの作用について説明する。
隣接するチェーン単位部材1、1a…間が伸長状態より屈曲し始めると、接触状態のストッパー8と当接壁部12が離間して、最終的にストッパー8が当接壁部13に当接するまで隣接するチェーン単位部材1、1a…間が屈曲するため、隣接するチェーン単位部材1、1a…間が最大屈曲角度まで屈曲する前に、ストッパー8が当接壁部13に当接する様にすれば、隣接するチェーン単位部材1、1a…間が最大屈曲角度まで屈曲せず、而も屈曲時の負荷はチェーン単位部材1、1a…側に作用することになる。
更に、使用状態のケーブルチェーンにおける伸長部位はストッパー8と当接壁部12が当接状態であることから伸長状態を維持して下方に撓まず、而も隣接する一方のチェーン単位部材1、1a…の内側板部6の外側に、他方のチェーン単位部材1a、1b…の外側板部7があるため、ケーブルチェーン自体が捻じれず、更に隣接する一方のチェーン単位部材1、1a…の内側板部6と、他方のチェーン単位部材1a、1b…の外側板部7との間に隙間があれば、両者の摺接による粉塵が発生しない。
又、内側板部6の表面と外側板部7の裏面に突出部位が無いため、製造時にチェーン単位部材1、1a…を連結する際に、連結方向に順次スライドさせるだけで、一方のチェーン単位部材1、1a…の内側板部6と他方のチェーン単位部材1、1a…の外側板部7が障害なく重なり合うと共に、一方のチェーン単位部材1、1a…の切欠部9内に、他方のチェーン単位部材1、1a…のストッパー8及び突片部位10が収容される。
1、1a… チェーン単位部材
2 連結部材
3、3a 側板
4 下面板
5 蓋板
6 内側板部
7 外側板部
8 ストッパー
9 切欠部
11 円弧壁部
12 当接壁部
13 当接壁部
14 傾斜面部
15、15a 傾斜面部
20、20a … 切込部
23 帯板
24、24a … 埋込み突起
25 貫通部
26 抜止め頭部
27 連結部

Claims (4)

  1. 複数個のチェーン単位部材と、該チェーン単位部材を直列状に連結する屈曲可能な連結部材とを備え、前記チェーン単位部材は、一対の側板と、該側板における下方部位間に架設された下面板とを有し、前記側板は、内側板部と外側板部を一部重ねて一体成形され、隣接する一方のチェーン単位部材の内側板部の外側に、他方のチェーン単位部材の外側板部を重ねてチェーン単位部材を直列配置し、前記外側板部の先端面にストッパーを一体突設し、基端側に外側段差面で開口する、ストッパーを収容可能な切欠部を形成し、該切欠部は、チェーン単位部材間の屈曲中心を中心とする円弧壁部と、該円弧壁部の両端部に設けた、屈曲時と伸長時にストッパーが当接可能な当接壁部とを有し、前記下面板の両側端面の夫々に、奥側が広い複数個の切込部を長手方向に等間隔に配列形成し、前記連結部材は、前記チェーン単位部材の下面板の直上に一体化された1枚の帯板と、該帯板の下面に一体成形された、前記下面板の切込部の埋込み突起とを有し、該埋込み突起は、前記切込部を満たす様に連続成形された貫通部と、該貫通部の下端に連続成形された抜止め頭部と、前記切込部の外側に位置し且つ前記貫通部とも一体成形された、前記帯板と前記抜止め頭部との連結部とを有していることを特徴とするケーブルチェーン。
  2. 前記一対の側板における上端部間に蓋板を着脱可能に架設したことを特徴とする請求項1記載のケーブルチェーン。
  3. 前記外側板部の先端面における前記ストッパーより下方部位に、設定角度屈曲時に、隣接するチェーン単位部材の外側段差面に対し当接又は近接可能な傾斜面部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のケーブルチェーン。
  4. 前記内側板部における先端面及び基端面の下方部位に傾斜面部を形成して、設定角度屈曲時に、隣接する一方のチェーン単位部材の傾斜面部と、他方のチェーン単位部材の傾斜面部を当接又は近接可能にしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のケーブルチェーン。
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