JPH06291533A - パラボラアンテナ駆動装置 - Google Patents

パラボラアンテナ駆動装置

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JPH06291533A
JPH06291533A JP9716193A JP9716193A JPH06291533A JP H06291533 A JPH06291533 A JP H06291533A JP 9716193 A JP9716193 A JP 9716193A JP 9716193 A JP9716193 A JP 9716193A JP H06291533 A JPH06291533 A JP H06291533A
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jack
parabolic antenna
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link arm
structure body
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Masaki Chiba
雅樹 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 前記第一構造体10に揺動自在に取り付けら
れたリンクアーム40と、一側がこのリンクアーム40
に可動自在に取り付けられ、他側が前記第一構造体10
に可動自在に取り付けられた第一ジャッキ50と、一側
が前記リンクアーム40に可動自在に取り付けられ、他
側が前記第一構造体20に可動自在に取り付けられた第
二ジャッキ60とを備えた構成とする。 【効果】 簡単な構成によって、パラボラアンテナの回
動運動範囲を拡張し、広範囲にわたる衛星等の追尾を連
続的かつスムーズに行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、衛星通信にお
ける地球局用などのパラボラアナテナの方位角を調整す
るための駆動装置に関し、特に、簡単な構成によって、
パラボラアナテナの回動範囲を拡張し、広範囲にわたる
衛星等の追尾を連続的かつスムーズに行なえるようにし
たパラボラアナテナ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパラボラアナテナ駆動装置として
は、例えば、図3に示すように、地上あるいは固定台座
に固定された第一構造体100と、この第一構造体10
0上に回動自在に取り付けてあり、かつ、その上面にパ
ラボラアナテナ300を搭載した第二構造体200と、
一側が前記第二構造体200に可動自在に支承され、他
側が第一構造体100のフランジ101にボルト402
によって固定されたプレート401に可動自在に取り付
けられたジャッキ400とを備えた構成のパラボラアナ
テナ駆動装置が提案されている。
【0003】このような構成からなるパラボラアンテナ
駆動装置は、ジャッキ400の伸縮動作によって第二構
造体200を回動させ、パラボラアンテナ300の方位
角を調整していた。また、プレート401の固定位置を
変更することによって、パラボラアンテナ300の回動
範囲を拡張していた。
【0004】また、この他のパラボラアンテナ駆動装置
として特開平2−278902号の公報では、装置本体
に固定された歯車と噛み合って、パラボラアンテナを連
続かつ迅速な角度変位で確実に移動させうる減速機付モ
ータと、前記装置本体に固定された歯車に係脱自在な噛
合機構を有するキャリッジと、このキャリッジに先端を
連結されたねじジャッキとを備えたパラボラアンテナ駆
動装置が提案されている。
【0005】さらに、実開昭57−115714号の公
報では、パラボラアンテナを支持するとともにレール上
に移動自在に設けられた台車と、この台車を駆動させて
前記パラボラアンテナを所定方向に移動させる補助駆動
装置と、一側が前記台車又はアンテナ支持物に固定さ
れ、他側が前記レール上に摺動かつ着脱自在に取り付け
られた台に固定したジャッキとを備えたパラボラアンテ
ナ駆動装置が提案されている。
【0006】これら、特開平2−278902号及び実
開昭57−115714号の公報に記載されたパラボラ
アンテナ駆動装置は、パラボラアンテナの照準を変更す
る場合は、前記減速機付(補助駆動装置)モータによっ
てパラボラアンテナを高速動させ、また、衛星等の対象
物を追尾する場合は、前記ジャッキによってパラボラア
ンテナを低速動させて方位角の調整を行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパラボラアンテナ駆動装置は、いずれも一個の
ジャッキによってパラボラアンテナを回動させる構成と
なっているので、ジャッキによるパラボラアンテナの回
動範囲が狭かった。特に、図3及び特開平2−2789
02号の公報のパラボラアンテナ駆動装置では、ジャッ
キの伸縮運動量がジャッキと装置本体との干渉によって
制約されるため、一回のジャッキ伸縮によって得られる
パラボラアンテナの回動範囲が狭い。このため、これら
パラボラアンテナ駆動装置では、衛星等の広範囲な追尾
がスムーズに行なえないという問題点があった。また、
図3に示すパラボラアンテナ駆動装置では、プレート4
01がフランジ101に複数のボルト402で固定され
ているため、パラボラアンテナ300の回動範囲の拡張
に手間がかかるといった問題点があった。
【0008】本発明は、上述した問題点にかんがみてな
されたものであり、簡素な構成によって、パラボラアン
テナの回動範囲を拡張でき、広範囲にわたる衛星等の追
尾を連続的かつスムーズに行なえるパラボラアンテナの
駆動装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパラボラアンテナ駆動装置は、第一構造体
上に第二構造体を回動自在に設け、この第二構造体を回
動させて、パラボラアナテナの方位角を調整するパラボ
ラアンテナ駆動装置において、前記第一構造体に揺動自
在に取り付けられたリンクアームと、一側がリンクアー
ムに可動自在に取り付けられ、他側が前記第一構造体に
可動自在に取り付けられた第一ジャッキと、一側が前記
リンクアームに可動自在に取り付けられ、他側が前記第
二構造体に可動自在に取り付けられた第二ジャッキとを
備えた構成としてあり、また、第一構造体上に第二構造
体を回動自在に設け、この第二構造体を回動させて、パ
ラボラアナテナの方位角を調整するパラボラアンテナ駆
動装置において、前記第二構造体に揺動自在に取り付け
られたリンクアームと、一側がこのリンクアームに可動
自在に取り付けられ、他側が前記第二構造体に可動自在
に取り付けられた第一ジャッキと、一側が前記リンクア
ームに可動自在に取り付けられ、他側が前記第一構造体
に可動自在に取り付けられた第二ジャッキとを備えた構
成としてある。
【0010】
【作用】上記構成からなる本発明のパラボラアンテナ駆
動装置によれば、第一ジャッキが伸縮すると、リンクア
ーム及び第二ジャッキを介して第一ジャッキの伸縮動作
が第二構造体に伝わり、第二構造体が第一ジャッキの伸
縮方向に回動する。一方、第二ジャッキは、リンクアー
ムとの取り付け部分を交点にして伸縮し、第二構造体を
さらに伸縮方向へ駆動させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のパラボラアンテナ駆動装置の
実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は、
本実施例に係るパラボラアンテナ駆動装置を示す斜視図
である。
【0012】同図において、10は第一構造体であり、
地上又は図示しない固定台座に固定した円形の部材で形
成してある。また、20は上述した第一構造体10とほ
ぼ等しい直径を有する第二構造体であり、第一構造体1
0上に回動自在に取り付けてある。この第二構造体20
上には、パラボラアンテナ30が固定されている。40
は逆三角形状のリンクアームであり、一辺を第一構造体
10の側面上端にヒンジ41を介して揺動自在に取り付
けてある。このリンクアーム40の突出する頂点には、
後述する第一及び第二ジャッキ50,60の各先端部を
取り付けるための取付部42が形成してある。なお、リ
ンクアーム40の形状は図面に示すような逆三角形状の
ものに限らず、第一又は第二構造体10,20から突出
するものであれば、他の形状のものであってもよい。ま
た、リンクアーム40の取り付け位置は、第一構造体1
0の側面に限らず、第一又は第二構造体10,20の任
意の位置に取り付けることができる。
【0013】第一及び第二ジャッキ50,60は、図2
に示すように、ねじ軸51(61)と、このねじ軸と噛
み合うナット部材52a(62a)を有するウォームホ
イール52(62)、及び、ねじ軸51(63)を覆う
カバー53(63)とからなり、前記ねじ軸51(6
1)の先端には、固定部54(64)を取り付けた構成
となっている。そして、第一ジャッキ50は、そのカバ
ー53が第一構造体10の取付部11に可動自在に取り
付けられるとともに、固定部54がリンクアーム40の
取付部42に可動自在に取り付けられている。また、第
二ジャッキ60は、そのカバー63が第二構造体20の
取付部11に可動自在に取り付けられるとともに、固定
部64がリンクアーム40の取付部42に可動自在に取
り付けられている。このような、構成からなる第一及び
第二ジャッキ50,60は、ウォームホイール52(6
2)のハンドル52b(62b)によって、ナット部材
52a(62a)を回転させるとねじ軸51(61)が
伸縮する。
【0014】なお、第一及び第二ジャッキ50,60と
しては、図2に示すものに限らず、例えば、ターンバク
ルを利用した構成のものなど種々のタイプのジャッキに
変更することがでる。また、リンクアーム,第一及び第
二ジャッキ50,60の取り付け態様も、図2に限定さ
れるものではなく、例えば、リンクアームを第二構造体
に取り付けたり、第一ジャッキ50を第二構造体20に
取り付けるとともに、第一ジャッキ60を第一構造体1
0に取り付けたりすることもできる。
【0015】次に、上述した構成からなる本実施例のパ
ラボラアンテナ駆動装置の動作について図1を参照しつ
つ説明する。同図において、例えば、第一ジャッキ50
と第二ジャッキ60を順に伸縮させて衛星等の追尾を行
なう場合、まず、第一ジャッキ50を伸縮すると、リン
クアーム40が第一ジャッキ50の伸縮にともなって回
動し、このリンクアーム40に取り付けた第二ジャッキ
60を介して第二構造体20に第一ジャッキ50の伸縮
動作が伝わる。これによって、第二構造体20が回動
し、パラボラアンテナ30は第一ジャッキ50の伸縮方
向に角度θ(本実施例では約90°)回動する。そし
て、第一ジャッキ50は、固定部54が図中点Pあるい
は点Qまで移動したところで伸縮動作を終了する。この
ように、第一ジャッキ50の伸縮動作が終了すると、こ
んどは第二ジャッキ60を伸縮動作させ、パラボラアン
テナ30をさらに角度θだけ回動させる。
【0016】なお、本動作説明においては、第一ジャッ
キ50と第二ジャッキ60の順に伸縮させる場合を例に
とって説明したが、これは特に限定されるものではな
く、第一及び第二ジャッキ50,60を同時に伸縮さ
せ、あるいは、第二ジャッキ60から伸縮させることも
可能である。
【0017】上記構成からなる本実施例のパラボラアン
テナ駆動装置によれば、回動自在なリンクアーム40を
介して、二個のジャッキ50,60を装置本体(第一及
び第二構造体10,20)の外側に張り出させた状態で
連結した構成となっているので、各ジャッキ50,60
が装置本体と干渉することなく伸縮し、ジャッキによる
パラボラアンテナ30の回動範囲は、大幅に拡張され
る。また、本実施例のパラボラアンテナ駆動装置は、2
個のジャッキ50,60が連続的に伸縮してパラボラア
ンテナ30を回動させるので、従来のパラボラアンテナ
駆動装置のようにジャッキ取り付け位置を変更する必要
がなく、広範囲にわたる衛星等の追尾を連続的かつスム
ーズに行なえる。
【0018】なお、本発明のパラボラアンテナ駆動装置
は、上述した実施例に限定されるものではなく、要旨の
範囲内において、種々変形が可能である。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のパラボ
ラアンテナ駆動装置によれば、簡素な構成によって、パ
ラボラアンテナの回動範囲を拡張でき、広範囲にわたる
衛星等の追尾を連続的かつスムーズに行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパラボラアンテナ駆動装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】本発明のパラボラアンテナ駆動装置の第一及び
第二ジャッキを示す断面図である。
【図3】従来例に係るパラボラアンテナ駆動装置を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10…第一構造体 20…第二構造体 30…パラボラアンテナ 40…リンクアーム 41…ヒンジ 50…第一ジャッキ 60…第二ジャッキ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一構造体上に第二構造体を回動自在に
    設け、この第二構造体を回動させて、パラボラアナテナ
    の方位角を調整するパラボラアンテナ駆動装置におい
    て、 前記第一構造体に揺動自在に取り付けられたリンクアー
    ムと、 一側がリンクアームに可動自在に取り付けられ、他側が
    前記第一構造体に可動自在に取り付けられた第一ジャッ
    キと、 一側が前記リンクアームに可動自在に取り付けられ、他
    側が前記第二構造体に可動自在に取り付けられた第二ジ
    ャッキと、 を備えたことを特徴とするパラボラアンテナ駆動装置。
  2. 【請求項2】 第一構造体上に第二構造体を回動自在に
    設け、この第二構造体を回動させて、パラボラアナテナ
    の方位角を調整するパラボラアンテナ駆動装置におい
    て、 前記第二構造体に揺動自在に取り付けられたリンクアー
    ムと、 一側がこのリンクアームに可動自在に取り付けられ、他
    側が前記第二構造体に可動自在に取り付けられた第一ジ
    ャッキと、 一側が前記リンクアームに可動自在に取り付けられ、他
    側が前記第一構造体に可動自在に取り付けられた第二ジ
    ャッキと、 を備えたことを特徴とするパラボラアナテナ駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08186423A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nec Corp アンテナ方位角調整機構
JPH08307138A (ja) * 1995-05-01 1996-11-22 Nec Corp アンテナ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08186423A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nec Corp アンテナ方位角調整機構
JPH08307138A (ja) * 1995-05-01 1996-11-22 Nec Corp アンテナ装置

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