JP3017691B2 - 発射筒支持装置 - Google Patents

発射筒支持装置

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JP3017691B2
JP3017691B2 JP9012826A JP1282697A JP3017691B2 JP 3017691 B2 JP3017691 B2 JP 3017691B2 JP 9012826 A JP9012826 A JP 9012826A JP 1282697 A JP1282697 A JP 1282697A JP 3017691 B2 JP3017691 B2 JP 3017691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発射筒支持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種発射筒支持装置に関連する従来技
術としては、例えば特開昭61−140797号公報
や、特開平3−195896号公報に記載の技術があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開昭6
1−140797号公報、および特開平3−19589
6号公報に記載の従来技術では、発射筒に多くの改造
や、多くの部品を追加する必要があるばかりでなく、発
射筒の上下方向の角度を広範囲に調整することができな
いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、前記従来技術の問題を解
決し、発射筒に何等改造を施さず、車載用の部品として
僅かな部品を追加するだけで車載でき、しかも発射筒の
上下方向の角度を広範囲に調整でき、さらに発射筒とそ
の支持装置の高さを低く抑え得る発射筒支持装置を提供
することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、発射筒の旋回
方向の角度を、手動で軽快に調整可能な発射筒支持装置
を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、発射筒の上下
方向の角度を簡易に調整し得る発射筒支持装置を提供す
ることにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、発射筒の上下
方向の角度をよりスムーズに調整し得る発射筒支持装置
を提供することにある。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、発射筒の旋
回方向の角度をよりスムーズに調整し得る発射筒支持装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的は、走行車の車
体上に固定された発射筒受け金と、この発射筒受け金の
外周に位置し、発射筒受け金の中心軸を回転中心として
旋回可能旋回体と、この旋回体に取り付けられた旋回
操作機構と、旋回体の左右両側に配置した四節平行リン
クと、この各四節平行リンクの上辺にまたがってピン結
合されたベースと、中間部が支持棒を介してベースに支
持され、下端部が発射筒受け金の中心軸上に枢着された
発射筒と、四節平行リンクの平行移動により発射筒を上
下に移動させる駆動機構と、ベース上に配置され旋回方
向の角度を微調整する微調整機構と、発射筒とベース間
に位置し支持棒の変位の水平成分を吸収する第1の変位
吸収機構と発射筒の旋回方向の変位を吸収する第2の変
位吸収機構とを備えることにより、達成される。
【0010】また、前記目的は、旋回操作機構、旋回
体に取り付けられたウォームホイールと、回転軸に設け
られかつ前記ウォームホイールにかみ合わされたウォー
ムと、回転軸に取り付けられたハンドルとを備えこと
により、達成される。
【0011】また、前記発明は、駆動機構が、スクリュ
ージャッキと、これを手動により伸縮操作する操作手段
の組、またはハイドロリックジャッキを備えることによ
り、達成される。
【0012】また、前記目的は、第1の変位吸収機構
が、ベース上において左右方向に間隔を置いて固定され
たガイドロッドと、この両ガイドロッドに沿って前後方
向に移動可能に設けられたスライドシフタと、このスラ
イドシフタに固定されたプレートとを備えることによ
り、達成される。
【0013】さらに、前記目的は、ベース上に配置され
たプレートを有し、第2の変位吸収機構は、このプレー
トの左右方向の中央部に垂直に設けられたピンと、この
垂直のピンの回りに回転可能に取り付けられた発射筒受
け用の保持具と、この保持具の左右両側において水平に
設けられたピンと、この水平のピンを回転中心として回
転可能に支持された発射筒受けとを備えることにより、
達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0015】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は平面図、図2は一部縦断側面図、図3は図2
をA方向から見た一部縦断拡大図である。
【0016】これらの図に示す実施例では、車体1上
に、発射筒受け金2が固定されている。
【0017】前記発射筒受け金2には、軸受4と、旋回
体である軸受箱外側5とを組み付けた軸受箱3がボルト
により固定されている。前記軸受箱外側5は、軸受4を
介して発射筒受け金2の中心軸O−Oを回転中心として
回転可能に取り付けられている。
【0018】前記発射筒受け金2の上部の中央部には、
発射筒止め6がボルトにより取り付けられている。
【0019】前記軸受箱外側5の後側には、この軸受箱
外側用の旋回操作機構7が取り付けられている。この旋
回操作機構7は、軸受箱3の上面にボルトにより固定さ
れた扇形のウォームホイール8と、軸10に設けられか
つウォームホイール8にかみ合わされたウォーム9と、
軸10に取り付けられたハンドル11とを有して構成さ
れている。前記軸10は、軸受12を介して支持台13
に回転可能に支持されている。したがって、この旋回操
作機構7はハンドル11を順方向または逆方向に回転さ
せることにより、軸10、ウォーム9、ウォームホイー
ル8を通じて軸受箱外側5を図1において時計方向また
は反時計方向に回転させ得るようになっている。
【0020】前記軸受箱外側5には、直径方向の両端部
から前方および上方に向かって、四節平行リンク14,
15が取り付けられている。この2組の四節平行リンク
14,15は、それぞれ前後方向に間隔をおいて配置さ
れたリンク16,17を有して構成されている。各四節
平行リンク14,15のリンク16,17のうちの後側
のリンク16は軸受箱外側5の上端部において左右に設
けられたブラケット18にピン結合され、前側のリンク
17は軸受箱外側5の前端部において左右に設けられた
ブラケット19にピン結合されている。
【0021】前記2組の四節平行リンク14,15の上
辺にまたがって、つまり四節平行リンク14のリンク1
6,17の上端部と、四節平行リンク15のリンク1
6,17の上端部とにまたがってベース20がピン結合
されている。
【0022】前記軸受箱外側5の前端部とベース20の
下部間には、ベース20を上下,前後方向に移動させる
駆動機構であるスクリュージャッキ21と、その操作手
段22とが設けられている。前記操作手段22は、スク
リュージャッキ21の回転部分を回転させる機構23
と、軸24と、ハンドル25とを有して構成されてい
る。
【0023】前記スクリュージャッキ21の回転部分を
回転させる機構23には、例えばウォームとウォームホ
イールとを用いる。したがって、操作手段22はハンド
ル25を順方向または逆方向に回転させることによって
軸24、スクリュージャッキ21の回転部分を回転させ
る機構23を介して、スクリュージャッキ21の回転部
分を順方向または逆方向に回転させ、スクリュージャッ
キ21を伸長または縮小させ得るようになっている。
【0024】前記ベース20上には、スライドシフタ2
6,27が設置されている。前記スライドシフタ26,
27は、ベース20上において左右方向に間隔をおいて
固定されかつ前後方向に長いガイドロッド28,29に
沿って移動可能に取り付けられている。
【0025】前記スライドシフタ26,27の下部に
は、図3に示すように、鋼板製のプレート30が取り付
けられている。したがって、前記プレート30はスライ
ドシフタ26,27に一体となって前後方向に移動し得
るようになっている。
【0026】前記プレート30には、図3に示すよう
に、左右方向の中央部にピン31が垂直に固定されてい
る。このピン31には、プレート30上においてピン3
1の回りに回転可能に、発射筒受け用の保持具32が取
り付けられている。
【0027】前記保持具32には、図3に示すように、
左右両側にピン33,34が設けられている。これらの
ピン33,34は、水平方向の同一軸心上に設けられて
いる。
【0028】前記ピン33,34には、両ピン33,3
4を回転中心として回転可能に発射筒受け35が枢着さ
れている。
【0029】前記発射筒受け35には、図2に示すよう
に、支持棒37を介して発射筒36の中間部が連結され
ている。
【0030】前記発射筒36の下端部は、ボールジョイ
ント38を介して前記発射筒止め6の中央部に枢着され
ている。
【0031】前記発射筒36とベース20間には、発射
筒36の上下方向の角度の調整時に、支持棒37の変位
の水平成分を吸収する第1の変位吸収機構と、発射筒3
6を旋回させたときに、発射筒36が発射筒止め6を中
心に動くために生じる発射筒36の旋回方向の変位を吸
収する第2の変位吸収機構とが設けられている。
【0032】前記第1の変位吸収機構は、前記ベース2
0上において左右方向に間隔をおいて固定されたガイド
ロッド28,29と、この両ガイドロッド28,29に
沿って前後方向に移動可能に設けられたスライドシフタ
26,27とを備えて構成されている。そして、この第
1の変位吸収機構は発射筒36の上下方向の角度の調整
時に、支持棒37、発射筒受け35、保持具32、ピン
31、プレート30を通じてスライドシフタ26,27
が前後方向に移動することによって、支持棒37の変位
の水平成分を吸収するようになっている。
【0033】前記第2の変位吸収機構は、前記プレート
30と、このプレート30上に垂直に固定されたピン3
1と、このピン31に回転可能に取り付けられた保持具
32と、この保持具32に設けられたピン33,34に
回動可能に枢着された発射筒受け35とを備えて構成さ
れている。しかして、この第2の変位吸収機構は発射筒
36の旋回方向の角度の調整時に、発射筒36の上下方
向の変位を発射筒受け35が水平方向に設けられたピン
33,34を支点として回動することによって吸収し、
同発射筒36の旋回方向の変位を発射筒受け35および
保持具32が垂直方向に設けられたピン31の回りを回
転することによって吸収し得るようになっている。
【0034】発射筒36には、旋回方向の角度の微調整
機構と、上下方向の角度の微調整機構とが設けられてい
る。
【0035】前記旋回方向の角度の微調整機構は、図1
に示すように、ベース20上に配置され,前後方向に間
隔をおいて固定されかつ左右方向に長いガイドロッド3
9,40と、両ガイドロッド39,40間に設けられた
スクリューロッド41と、前記スクリューロッド41に
螺合されかつガイドロッド39,40に沿って移動可能
に設けられたナット42と、前記スクリューロッド41
に取り付けられたハンドル43とを備えて構成されてお
り、前記ナット42に支持棒37が取り付けられてい
る。そして、この旋回方向の角度の微調整機構はハンド
ル43を順方向または逆方向に回転操作することによ
り、スクリューロッド41とナット42とのねじ作用に
よりナット42が左右方向に平行に移動し、このナット
42の移動に伴い支持棒37を介して発射筒36を旋回
方向に微調整し得るようになっている。
【0036】前記上下方向の角度の微調整機構は、発射
筒36の中心軸に沿って支持棒37を移動させ、これに
よって生じる変位の垂直成分によって、発射筒受け金2
の中心軸O−Oを中心に発射筒36の上下方向の角度を
微調整し得るように構成されているが、この上下方向の
角度の微調整機構は、図面では省略されている。
【0037】前記構成にかかる発射筒支持装置は、次の
ように操作され、動作する。
【0038】すなわち、発射筒36の旋回方向の角度θ
を調整する場合は、軸受箱外側用の旋回操作機構7のハ
ンドル11を順方向または逆方向に回転させる。前述の
ごとく、ハンドル11を順方向または逆方向に回転させ
ると、軸10、ウォーム9、ウォームホイール8を通じ
て軸受箱外側5が発射筒受け金2の中心軸O−Oを回転
中心として、前記ハンドル11の回転方向に従い、図1
において時計方向または反時計方向に回転する。前記軸
受箱外側5が時計方向または反時計方向に回転すると、
これと一緒に四節平行リンク14,15が時計方向また
は反時計方向に回転し、これに伴いベース20とこれに
付属の部材および支持棒37を通じて、発射筒36が時
計方向または反時計方向に旋回する。これにより、発射
筒36の旋回方向の角度θを調整することができる。
【0039】その後、発射筒36の旋回方向の角度θを
微調整するときは、この角度θの微調整機構のハンドル
43を順方向または逆方向に回転させる。前記ハンドル
43を順方向または逆方向に回転させると、スクリュー
ロッド41がハンドル43の回転方向に従って回転し、
スクリューロッド41とナット42のねじ作用によりナ
ット42が左方向または右方向に移動し、このナット4
2に取り付けられた支持棒37を介して発射筒36が旋
回方向に微移動する。これにより、発射筒36の旋回方
向の角度θを微調整することができる。
【0040】このとき、発射筒36が発射筒止め6を中
心に動くために生じる旋回方向の変位を、プレート30
に垂直に設けられたピン31の回りに発射筒受け用の保
持具32が回転することによって吸収する。
【0041】また、発射筒36の上下方向の角度φを調
整する場合は、四節平行リンク14,15の駆動機構で
あるスクリュージャッキ21とその操作手段22を次の
ように制御する。すなわち、スクリュージャッキ21の
操作手段22のハンドル25を順方向または逆方向に回
転させると、軸24、スクリュージャッキ21の回転部
分を回転させる機構23を通じて、スクリュージャッキ
21が伸長または縮小する。これにより、四節平行リン
ク14,15が上昇または下降すると同時に、支持棒3
7が発射筒受け35、ピン33,34、保持具32、ピ
ン31、プレート30およびスライドシフタ26,27
を通じて後退または前進し、発射筒36が発射筒止め6
の中央部を支点として上方または下方に移動する。これ
により、発射筒36の上下方向の角度φを調整すること
ができる。
【0042】その後、発射筒36の上下方向の角度φを
微調整するときは、発射筒36の中心軸に沿って支持棒
37を移動させる。これによって生じる変位の垂直成分
により、発射筒止め6を中心に発射筒36の上下方向の
角度φを微調整することができる。
【0043】このときの発射筒36の変位の水平成分
を、前記スライドシフタ26,27が移動することによ
って吸収する。
【0044】以上の説明からも分かるように、この実施
例では発射筒36に何等改造を加えることなく、車載用
として僅かな部品を追加するだけで、車体に搭載し、使
用することができる。
【0045】また、この実施例では車載用としたうえ
で、発射筒36の上下方向の角度φを例えば45°の広
範囲で調整することができる。
【0046】さらに、この実施例では四節平行リンク1
4,15に発射筒36を支持しているので、四節平行リ
ンク14,15を傾倒させることによって、発射筒36
とその支持装置を低い姿勢に保持できるため、発射筒3
6を車両内に格納することもできる。
【0047】なお、本発明では四節平行リンク14,1
5に取り付けられたベース20を上下,前後方向に移動
させる駆動機構として、スクリュージャッキ21とその
操作手段22の組に代えて、ハイドロリックジャッキを
用いてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1記載の発
明によれば、走行車の車体上に固定された発射筒受け金
、この発射筒受け金の外周に位置し、発射筒受け金の
中心軸を回転中心として旋回可能旋回体と、この旋回
体に取り付けられた旋回操作機構と、前記旋回体の左右
両側に配置した四節平行リンクと、この各四節平行リン
クの上辺にまたがってピン結合されたベースと、中間部
が支持棒を介して前記ベースに支持され、下端部が前記
発射筒受け金の中心軸上に枢着された発射筒と、前記四
節平行リンクの平行移動により前記発射筒を上下に移動
させる駆動機構と、前記ベース上に配置され旋回方向の
角度を微調整する微調整機構と、前記発射筒と前記ベー
ス間に位置し支持棒の変位の水平成分を吸収する第1の
変位吸収機構と発射筒の旋回方向の変位を吸収する第2
の変位吸収機構とを備えているので、発射筒に何ら改造
を施さず、車載用の部品として僅かな部品を追加するだ
けで車載し、使用し得る効果があり、しかも発射筒の上
下方向の角度を広範囲に調整し得る効果を有する外、発
射筒とその支持装置の高さを低く抑えることができるの
で、発射筒を車両内に格納し得る効果もある。
【0049】また、本発明の請求項2記載の発明によれ
ば、旋回機構が、旋回体に取り付けられたウォームホイ
ールと、回転軸に設けられかつ前記ウォームホイールに
かみ合わされたウォームと、回転軸に取り付けられたハ
ンドルとを備えるので、発射筒の旋回方向の角度を、手
動で軽快に調整し得る効果がある。
【0050】また、本発明の請求項3記載の発明によれ
ば、駆動機構が、スクリュージャッキと、これを手動に
より伸縮操作する操作手段の組、またはハイドロリック
ジャッキを備えているので、発射筒の上下方向の角度を
簡易に調整し得る効果がある。
【0051】また、本発明の請求項4記載の発明によれ
ば、第1の変位吸収手段が、ベース上において左右方向
に間隔を置いて固定されたガイドロッドと、この両ガイ
ドロッドに沿って前後方向に移動可能に設けられたスラ
イドシフタと、このスライドシフタに固定されたプレー
トとを備えているので、発射筒の上下方向の角度をより
スムーズに調整し得る効果がある。
【0052】さらに、本発明の請求項5記載の発明によ
れば、ベース上に配置されたプレートを有し、第2の変
位吸収機構は、このプレートの左右方向の中央部に垂直
に設けられたピンと、この垂直のピンの回りに回転可能
に取り付けられた発射筒受け用の保持具と、この保持具
の左右両側において水平に設けられたピンと、この水平
のピンを回転中心として回転可能に支持された発射筒受
けとを備えているので、発射筒の旋回方向の角度をより
スムーズに調整し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2をA方向から見た一部縦断拡大図である。
【符号の説明】
1…車体、2…発射筒受け金、3…軸受箱、4…軸受、
5…旋回体である軸受箱外側、6…発射筒止め、7…軸
受箱外側用の旋回操作機構、14,15…四節平行リン
ク、20…ベース、21…ベースを上下,前後方向に移
動させるスクリュージャッキ、22…スクリュージャッ
キの操作手段、26,27…スライドシフタ、28,2
9…ガイドロッド、30…プレート、31…ピン、32
…発射筒受け用の保持具、33,34…ピン、35…発
射筒受け、36…発射筒、37…支持棒、38…発射筒
連結用のボールジョイント、θ…発射筒の旋回方向の角
度、φ…発射筒の上下方向の角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 良秋 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所土浦工場 内 (56)参考文献 特開 平8−29097(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F41A 23/00 - 27/30 F41F 1/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車の車体上に固定された発射筒受け
    金と、この発射筒受け金の外周に位置し、発射筒受け金
    の中心軸を回転中心として旋回可能旋回体と、この
    回体に取り付けられた旋回操作機構と、前記旋回体の左
    右両側に配置した四節平行リンクと、この各四節平行リ
    ンクの上辺にまたがってピン結合されたベースと、中間
    部が支持棒を介して前記ベースに支持され、下端部が前
    記発射筒受け金の中心軸上に枢着された発射筒と、前記
    四節平行リンクの平行移動により前記発射筒を上下に移
    動させる駆動機構と、前記ベース上に配置され旋回方向
    の角度を微調整する微調整機構と、前記発射筒と前記ベ
    ース間に位置し支持棒の変位の水平成分を吸収する第1
    の変位吸収機構と発射筒の旋回方向の変位を吸収する第
    2の変位吸収機構とを備えることを特徴とする発射筒支
    持装置。
  2. 【請求項2】 前記旋回操作機構は、旋回体に取り付け
    られたウォームホイールと、回転軸に設けられかつ前記
    ウォームホイールにかみ合わされたウォームと、前記回
    転軸に取り付けられたハンドルとを備えことを特徴と
    する請求項1記載の発射筒支持装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動機構は、スクリュージャッキ
    と、これを手動により伸縮操作する操作手段の組、また
    はハイドロリックジャッキを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の発射筒支持装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の変位吸収機構は、前記ベース
    上において左右方向に間隔をおいて固定されたガイドロ
    ッドと、この両ガイドロッドに沿って前後方向に移動可
    能に設けられたスライドシフタと、このスライドシフタ
    に固定されたプレートとを備えことを特徴とする請求
    項1記載の発射筒支持装置。
  5. 【請求項5】 前記ベース上に配置されたプレートを有
    し、前記第2の変位吸収機構は、このプレートの左右方
    向の中央部に垂直に設けられたピンと、この垂直のピン
    の回りに回転可能に取り付けられた発射筒受け用の保持
    具と、この保持具の左右両側において水平に設けられた
    ピンと、この水平のピンを回転中心として回転可能に支
    持された発射筒受けとを備えることを特徴とする請求項
    1記載の発射筒支持装置。
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