JP5176553B2 - 電動チルト式ステアリング装置 - Google Patents
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Description
先ず、図10に示した従来構造の第2例の場合には、保持部材18の内外両側面に1対の横軸21、21aを互いに同心に設け、これら両横軸21、21aを、ステアリングコラム2の外側面に形成した凹円孔22と、このステアリングコラム2の側方に固定した腕部25に形成した凹円孔22aとに、揺動変位可能に内嵌している。この様な従来構造の第2例の場合には、上記従来構造の第1例の場合に比べて、上記保持部材18の支持剛性を高くし、動作の安定化を図れる。
又、このアクチュエータは、ねじ杆と、送りナット組立体と、電動モータとを有する。
このうちのねじ杆は、上記枢軸の中心軸の方向に対し直交する方向に存在する仮想平面上に配置された状態で、上記固定ブラケットと上記ステアリングコラムとのうちの一方の部材に、回転自在に支持されている。
又、上記送りナット組立体は、上記ねじ杆と螺合するねじ孔を備え、このねじ杆を中心とする回転を阻止された状態で、上記固定ブラケットと上記ステアリングコラムとのうちの他方の部材に支持されている。
この様な送りナット組立体は、上記ねじ孔を備えたナット部材と、上記枢軸と平行な横軸を中心とする揺動変位を可能として上記他方の部材に支持された保持部材とを、上記ねじ杆の軸方向に関する相対変位を阻止し、且つ、このねじ杆の中心軸を含み上記仮想平面上での、このねじ杆の中心軸に対し直角方向の相対変位を可能に組み合わせたものである。
又、上記電動モータは、上記ねじ杆を回転駆動する為のものである。
具体的には、上記ねじ杆をこの様に傾斜させると共に、このねじ杆の長さ方向中間部に上記送りナット組立体を位置させた状態で、上記枢軸の中心とこの送りナット組立体の中心とを結ぶ仮想直線の方向と、上記ねじ杆の中心軸の方向とが直角になる様に、上記ねじ杆の傾斜方向及び傾斜角度を規制している。
尚、上記仮想直線の方向と上記ねじ杆の中心軸の方向とが直角になる、上記ねじ杆の長さ方向中間部とは、このねじ杆の長さ方向中央位置(ステアリングホイールが高さ方向に関して中央位置に存在する場合に送りナット組立体の中心が存在する位置)とする事が最も好ましい。但し、厳密に長さ方向中央位置でなくても、ほぼ中央位置(例えば、上記ねじ杆を長さ方向に3分割した状態で、中央1/3部分、より好ましくは1/5部分)であれば良い。
更に、本発明の場合には、車体への取付状態で、上記枢軸を、上記アクチュエータよりも前方側に位置させると共に、上記ステアリングコラムの前端部でこのステアリングコラムの中心軸よりも上方位置に設けている。そして、上記ねじ杆を、上方に向かう程、このステアリングコラムの軸方向に関して、上記枢軸から遠ざかる方向である後方側に傾斜させている。
又、本発明の電動チルト式ステアリング装置を実施する場合には、例えば請求項2に記載した発明の様に、上記固定ブラケットを構成する取付板部の板厚を、車体の前後方向に関して漸次変化させる。そして、上記ねじ杆を、この取付板部の上面に対して傾斜した下面に対し直角(ほぼ直角の場合も含む)に配置する。
更には、本発明の電動チルト式ステアリング装置を実施する場合には、例えば請求項3に記載した発明の様に、上記電動モータを、車体の前後方向に関して、上記枢軸と上記ねじ杆との間部分に設ける。
又、本例の場合には、上記ねじ杆15bを傾斜させる分、上記送りナット組立体14のストローク、延ては、ステアリングホイールの上下調節量を確保しつつ、前記固定ブラケット1bの下端位置を前方に移動させられる。この為、運転者の膝等とこの固定ブラケット1bの下端部との干渉を防止する為の設計が容易になる。
2、2a ステアリングコラム
3、3a、3b アクチュエータ
4、4a 取付板部
5a、5b、5c 支持板部
6 ステアリングシャフト
7 枢軸
8 揺動ブラケット
9 アウタコラム
10 インナコラム
11 ロッド
12 押し引きブラケット
13 リニアアクチュエータ
14、14a 送りナット組立体
15、15a、15b ねじ杆
16、16a、16b 電動モータ
17、17a ナット部材
18、18a 保持部材
19 ねじ孔
20 通孔
21、21a 横軸
22、22a 凹円孔
23 ウォームホイール
24 ウォーム
25 腕部
26 円孔
27 支持ブラケット
28 上面
29 下面
30a、30b 玉軸受
Claims (3)
- 車体に固定される固定ブラケットと、内側にステアリングシャフトを回転自在に支持し、水平方向に配置された枢軸を中心とする揺動変位を可能とされたステアリングコラムと、この枢軸を中心としてこのステアリングコラムを揺動変位させる為の電動式のアクチュエータとを備え、
このアクチュエータは、上記枢軸の中心軸の方向に対し直交する方向に存在する仮想平面上に配置された状態で、上記固定ブラケットと上記ステアリングコラムとのうちの一方の部材に回転自在に支持されたねじ杆と、このねじ杆と螺合するねじ孔を備え、このねじ杆を中心とする回転を阻止された状態で上記固定ブラケットと上記ステアリングコラムとのうちの他方の部材に支持された送りナット組立体と、上記ねじ杆を回転駆動する為の電動モータとを有するものであり、
上記送りナット組立体は、上記ねじ孔を備えたナット部材と、上記枢軸と平行な横軸を中心とする揺動変位を可能として上記他方の部材に支持された保持部材とを、上記ねじ杆の軸方向に関する相対変位を阻止し、且つ、このねじ杆の中心軸を含み上記仮想平面上でのこのねじ杆の中心軸に対し直角方向の相対変位を可能に組み合わせたものである電動チルト式ステアリング装置に於いて、
上記ねじ杆の長さ方向中間部に上記送りナット組立体を位置させた状態で、上記枢軸の中心とこの送りナット組立体の中心とを結ぶ仮想直線の方向と、上記ねじ杆の中心軸の方向とが直角になる様に、このねじ杆の配設方向が上記ステアリングコラムの中心軸の方向に対し直角な方向に対し傾斜しており、
車体への取付状態で、上記枢軸が、上記アクチュエータよりも前方側に位置すると共に、上記ステアリングコラムの前端部でこのステアリングコラムの中心軸よりも上方位置に設けられており、上記ねじ杆が、上方に向かう程、このステアリングコラムの軸方向に関して、上記枢軸から遠ざかる方向である後方側に傾斜している
事を特徴とする電動チルト式ステアリング装置。 - 固定ブラケットを構成する取付板部の板厚が、車体の前後方向に関して漸次変化しており、ねじ杆がこの取付板部の上面に対して傾斜した下面に対し直角に配置されている、請求項1に記載した電動チルト式ステアリング装置。
- 電動モータが、車体の前後方向に関して、枢軸とねじ杆との間部分に設けられている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した電動チルト式ステアリング装置。
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