JP4483459B2 - 電動式ステアリングコラム装置 - Google Patents

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本発明は電動式ステアリングコラム装置、特に、ステアリングホイールのチルト位置、または、テレスコピック位置を、電動モータにより調整することができる電動式ステアリングコラム装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールのチルト位置やテレスコピック位置を調整する必要があり、このチルト位置、または、テレスコピック位置の調整を、電動モータを使用して楽に行うようにした電動式ステアリングコラム装置を採用することが多くなっている。このような電動式ステアリングコラム装置として、特許文献1に開示された電動式ステアリングコラム装置がある。
特許文献1の電動式ステアリングコラム装置は、円滑で高剛性のチルト運動、または、テレスコピック運動を行わせるために、球面状の突起と、この球面状の突起が摺動自在に内嵌する円筒状のスリーブとからなる球面継手を、電動モータからコラムへの動力伝達経路内に有している。この球面継手は、球面状の突起とスリーブとの間の隙間を詰めてガタを無くすために、樹脂を介在させているが、隙間を詰めるためには、球面状の突起とスリーブの寸法精度がある程度必要であった。
国際公開第WO03/078234号パンフレット
本発明は、球面継手を構成する部品に製造誤差が有っても、球面状の突起とスリーブとの間の嵌合隙間を簡単に調整することができ、ステアリングホイールの操舵感が向上し、製造コストを低減することが可能な電動式ステアリングコラム装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、上記ステアリングシャフトを回転可能に軸支するとともに、チルト中心軸を支点とするチルト位置調整、または、上記ステアリングシャフトの中心軸線に沿ったテレスコピック位置調整が可能なコラム、電動モータ、上記電動モータの回転を、上記コラムのチルト運動、または、テレスコピック運動として伝達する動力伝達機構を備えた電動式ステアリングコラム装置において、上記動力伝達機構は、上記電動モータによって回転駆動されるスクリューと、上記スクリューに螺合するナットと、上記ナットに設けられた球面状の突起をなすボールと、内周に上記ボールが嵌合する凹球面を有する円筒状のブッシュであって、軸方向全長に亘って、このブッシュの径を拡大縮小するためのスリットが形成されたブッシュと、上記ブッシュが挿入される円筒状のスリーブと、上記ボールに形成されたスリットと、上記ボールのスリットの開口幅を拡縮して上記ボールの外形寸法を拡縮するための調整ねじと、を有しており、上記ボールの外周と上記ブッシュの内周の凹球面との間隙、及び、上記ブッシュの外周と上記スリーブの内周との間隙が、ともに上記調整ねじのねじ込み深さの調整によって調整することができることを特徴とする電動式ステアリングコラム装置である。
番目の発明は、第番目の発明の電動式ステアリングコラム装置において、上記調整ねじの頭部の締付け面はテーパー形状を有し、この締付け面が当接する上記ボールのざぐり穴のテーパー角度が、上記締付け面のテーパー角度よりも小さく形成され、上記調整ねじのねじ込み深さを調整することにより、上記締付け面がざぐり穴を径方向に拡縮して、上記ボール外形寸法が拡縮するものであることを特徴とする電動式ステアリングコラム装置である。
本発明の電動式ステアリングコラム装置では、球面継手を構成する球面状の突起とスリーブとの間の嵌合隙間を簡単に調整可能な嵌合隙間調整手段を有している。従って、部品各々に製造誤差が有っても、嵌合隙間を調整することで、球面状の突起とスリーブとの間の嵌合隙間を無くすことができるので、ステアリングホイールの操舵感を向上させ、部品各々の製造も容易となるため、製造コストを低減することが可能となる。
* 第1の実施形態
以下、図面に基づいて本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本発明の電動式ステアリングコラム装置1を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。電動式ステアリングコラム装置1は、ステアリングシャフト2を回動自在に軸支している。ステアリングシャフト2には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール3が装着され、ステアリングシャフト2の左端(車体前方側)には、ユニバーサルジョイント101を介してロアーシャフト102が連結されている。
ロアーシャフト102には、その左端にユニバーサルジョイント103が連結され、ユニバーサルジョイント103には、ラックアンドピニオン機構等からなるステアリングギヤ104が連結されている。
運転者がステアリングホイール3を回転操作すると、ステアリングシャフト2、ユニバーサルジョイント101、ロアーシャフト102、ユニバーサルジョイント103を介して、その回転力がステアリングギヤ104に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド105を移動し、車輪の操舵角を変えることができる。
図2は、本発明の第1の実施形態の電動チルト式ステアリングコラム装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、第1の実施形態のチルト動作を示す説明図、図7は球面継手の拡大断面図であって、調整ねじをねじ込む前の状態を示す。図8(1)は、図7のP方向から見たボール単体を示す側面図、図8(2)は、図7のP方向から見たブッシュ単体を示す側面図である。図9は球面継手の拡大断面図であって、調整ねじをねじ込んだ後の状態を示す。
図2の左側(車体前方側)には、T字状の下部車体取付けブラケット51の上部に形成された取付け部511が、車体53に固定されており、取付け部511からピボット部512が下方に延びている。コラム4の左端は、ピボット部512に軸支されたピボットピン513を支点として、下部車体取付けブラケット51に揺動可能に支持されている。
図2の右側(車体後方側)には、L字状の上部車体取付けブラケット52の上部に形成された取付け部521が、車体53に固定されており、取付け部521からコラム支持部522が下方に延びている。コラム支持部522には、図3に示すように、上下に長い長孔523が形成されており、円筒形のコラム4の右端が、この長孔523を貫通して図2の右側に延び、チルト位置調整時に、コラム4の右端が長孔523内を上下方向に自由に移動可能である。コラム4には、ステアリングシャフト2が回動自在に軸支され、ステアリングシャフト2には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール3が装着されている。
コラム4の左側面にはコの字状のブラケット41が一体的に形成され、このブラケット41に電動モータ61が固定されている。また、ブラケット41の上軸支部41Aと下軸支部41Bには、図示しないころがり軸受を介して、ボールスクリュウ71の上下両端が各々軸支されている。
電動モータ61の出力軸611には、ウォームギヤ62が一体的に形成され、ボールスクリュウ71に固定されたウォームホイール72がウォームギヤ62に噛み合っている。ウォームホイール72とウォームギヤ62で減速機構が構成され、電動モータ61の回転がボールスクリュウ71に減速して伝達される。
ボールスクリュウ71には、ボールスクリュウ71の回転を直線運動に変換するボールナット73が螺合している。ボールスクリュウ71とボールナット73で構成される送り機構は、ボールスクリュウ71の外周の螺旋溝と、ボールナット73の内周の螺旋溝との間に複数のボールを介在して、ボールスクリュウ71の回転をボールナット73の直線運動に変換する送り機構である。
ボールを介在しているため、ボールスクリュウ71とボールナット73との間にバックラッシュが無いため、コラム4にガタ感が無く、ステアリングホイール3の操舵感が良好になる。また、送り抵抗が小さくて、送り抵抗の変動も小さいため、円滑なチルト位置調整が可能となる。
ボールナット73には図2の右側に、球面状の突起を有するボール74が一体的に形成されている。図2から見て、コラム支持部522の左側端面522Aには円筒状のスリーブ75が一体的に形成され、ボール74がスリーブ75に摺動可能に嵌入することで、球面継手を構成している。
図7から図9に示すように、ボール74の外周74Bとスリーブ75の内周75Aとの間には、円筒状のブッシュ76が介挿されている。ブッシュ76の内周には、ボール74の球面状の外周74Bと密に接合する凹球面76Aが形成されている。ブッシュ76には、ブッシュ76の軸方向全長にわたってスリット761(図8(2))が形成され、ブッシュ76が径方向に容易に拡大縮小するようにしている。ボール74がブッシュ76の凹球面76Aに沿って円滑に回転するようにするため、ブッシュ76は摩擦係数の小さい合成樹脂や、含油軸受材で形成したり、低摩擦材でコーティングしたりすることが好ましい。
図7、図8(1)に示すように、ボール74には、開口幅がWのスリット741が形成されている。スリット741は、図7の左右方向に水平なボール74の軸心に平行に形成されている。また、ボール74の軸心には、図7の左右方向に雌ねじ77が形成され、雌ねじ77の右端には、テーパー形状のざぐり穴771が形成されている。
雌ねじ77にねじ込まれる調整ねじ78は、ねじ頭部の締付け面781がテーパー形状のさらねじである。ざぐり穴771のテーパー角度Qよりも、調整ねじ78の締付け面781のテーパー角度Rを大きくしている。調整ねじ78を雌ねじ77にねじ込むと、締付け面781がざぐり穴771を径方向外側に押し広げることで、スリット741を図7の上下方向に押し広げる。
従って、調整ねじ78のねじ込み深さを適宜調整することにより、上記スリット741の開口幅Wを拡縮して、上記ボール74の外形寸法を拡縮することができる。図7に示すように、調整ねじ78を雌ねじ77にねじ込む前の状態では、ブッシュ76の外周76Bと、スリーブ75の内周75Aとの間には隙間bが形成されている。
図9に示すように、調整ねじ78を雌ねじ77にねじ込むと、ブッシュ76の外周76Bとスリーブ75の内周75Aとの間の隙間bを無くすことができ、また、ボール74の外周74Bとブッシュ76の凹球面76Aとの間の隙間も無くすことができる。従って、
ボール74、ブッシュ76、スリーブ75の各々の嵌合寸法に製造誤差があっても、調整ねじ78のねじ込み深さを適宜調整することで、部品間の寸法誤差を吸収して、部品間の隙間を完全に無くすことができるので、ステアリングホイール3の操舵感が向上し、部品各々の製造も容易となるため、製造コストを低減することが可能となる。
また、スリット741の拡縮方向が、図2、図7の上下方向であって、ステアリングホイール3のチルト位置調整時に、ボール74に加わる荷重方向と同一にしているため、チルト位置調整時に荷重が負荷された時の部品間の隙間の変動を考慮して、調整ねじ78による隙間調整を行うことが可能となる。
また、ざぐり穴771の深さL1、締付け面781の高さL2を適宜選択することで、調整ねじ78とボール74との間の結合剛性、すなわち、スリット74の剛性を適宜調整することができる。
ステアリングホイール3のチルト位置を調整する必要が生じた場合、図示しないスイッチを操作すると、電動モータ61が正逆いずれかの方向に回転駆動される。すると、電動モータ61の回転が、ウォームギヤ62からウォームホイール72に減速して伝達され、ウォームホイール72と一体のボールスクリュウ71が回転することにより、例えば、ボールナット73がボールスクリュウ71に沿って図2の軸方向に下降する。
すると、ボールナット73と一体のボール74もコラム4に対して下降し、ボール74がブッシュ76に嵌合しているため、図4に示すように、コラム4が上方にチルト移動する。また、ボール74が上昇した場合には、コラム4は下方にチルト移動する。コラム4がチルト移動すると、ボール74はブッシュ76の凹球面76A内で、自由に回転及び摺動するため、コラム4のチルト移動を阻害したり、ボール74とブッシュ76との間に、不要な応力や摩擦を生じさせることがない。
* 第2の実施形態
次に本発明の第2の実施形態を説明する。図5は、本発明の第2の実施形態の電動テレスコピック式ステアリングコラム装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。図6は、図5の下面図である。以下の説明では、上記実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。第2の実施形態は、第1の実施形態で説明した球面継手をテレスコピック式のステアリングコラム装置に適用した例である。
中空円筒状のアウターコラム42には、インナーコラム43が軸方向(図5の左右方向)にテレスコピック摺動可能に嵌合している。アウターコラム42の下部には、矩形形状の開口部45が形成され、この開口部45を通して、インナーコラム43に固定したスリーブ75が、下向きに外方に突出している。開口部45は、テレスコピック位置調整時にスリーブ75の外周が開口部45の前端45A、後端45Bに当接することで、ストッパとしての機能を果たし、また、インナーコラム43の回転方向の回り止めの機能も果たしている。
インナーコラム43には、ステアリングシャフト2が回動自在に軸支され、ステアリングシャフト2には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール3が装着されている。アウターコラム42の下面には、開口部45を挟んで前後に、前軸支部44A、後軸支部44Bが下向きに突出して一体に形成され、図示しないころがり軸受を介して、ボールスクリュウ71の前後両端が各々軸支されている。また、アウターコラム42の側面には、電動モータ61が固定されている。
電動モータ61の出力軸611には、ウォームギヤ62が一体的に形成され、ボールスクリュウ71に固定されたウォームホイール72がウォームギヤ62に噛み合っている。ウォームホイール72とウォームギヤ62で減速機構が構成され、電動モータ61の回転がボールスクリュウ71に減速して伝達される。
ボールスクリュウ71には、ボールスクリュウ71の回転を直線運動に変換するボールナット73が螺合している。ボールを介在しているため、ボールスクリュウ71とボールナット73との間にバックラッシュが無いため、コラム4にガタ感が無く、ステアリングホイール3の操舵感が良好になる。また、送り抵抗が小さくて、送り抵抗の変動も小さいため、円滑なテレスコピック位置調整が可能となる。
ボールナット73には、上方に球面状の突起を有するボール74が一体的に形成されており、ボール74が上記スリーブ75に摺動可能に嵌入することで、球面継手を構成している。ボール74の外周74Bとスリーブ75の内周75Aとの間には、第1の実施形態と同一形状のブッシュ76が介挿されている。
図5に示すように、ボール74は第1の実施形態と同一形状を有し、上下方向に垂直なボール74の軸心に平行にスリット741が形成されている。また、ボール74の軸心には、図7に示す第1の実施形態と同一形状の雌ねじ77とテーパー形状のざぐり穴771が形成されている。雌ねじ77には、第1の実施形態と同一形状のテーパー形状の締付け面781を有する調整ねじ78がねじ込まれている。
従って、調整ねじ78のねじ込み深さを適宜調整することにより、上記スリット741の開口幅Wを拡縮して、上記ボール74の外形寸法を拡縮し、ブッシュ76の外周76Bとスリーブ75の内周75Aとの間の隙間bを簡単に無くすことができ、また、ボール74の外周74Bとブッシュ76の凹球面76Aとの間の隙間も簡単に無くすことができる。
第2の実施形態では、スリット74の拡縮方向が、図5の左右方向であって、ステアリングホイール3のテレスコピック位置調整時に、ボール74に加わる荷重方向と同一にしているため、テレスコピック位置調整時に荷重が負荷された時の部品間の隙間の変動を考慮して、調整ねじ78による隙間調整を行うことが可能となる。
ステアリングホイール3のテレスコピック位置を調整する必要が生じた場合、図示しないスイッチを操作すると、電動モータ61が正逆いずれかの方向に回転駆動される。すると、電動モータ61の回転が、ウォームギヤ62からウォームホイール72に減速して伝達され、ウォームホイール72と一体のボールスクリュウ71が回転することにより、例えば、ボールナット73がボールスクリュウ71に沿って、左方向(車体前方側)に移動する。
すると、ボールナット73と一体のボール74も左方向に移動し、ボール74がブッシュ76に嵌合しているため、インナーコラム43が左方向にテレスコピック移動する。また、ボール74が右方向(車体後方側)に移動した場合には、インナーコラム43は右方向にテレスコピック移動する。インナーコラム43がテレスコピック移動すると、ボール74はブッシュ76の凹球面76A内で、自由に回転及び摺動するため、インナーコラム43のテレスコピック移動を阻害したり、ボール74とブッシュ76との間に、不要な応力や摩擦を生じさせることがない。
上記した第1の実施形態及び第2の実施形態では、ボール74の外周74Bとスリーブ75の内周75Aとの間に、円筒状のブッシュ76が介挿されているが、ブッシュ76を省略し、スリーブ75の内周75Aにボール74の外周74Bが直接嵌合するようにしてもよい。また、ボールナット73とボール74が一体で形成されているが、各々別体で形成し、ボルト等の結合手段によって結合してもよい。
上記した実施形態では、ボールを介在したボールスクリュウ71とボールナット73を使用しているが、ボールを介在しないスクリュウとナットの組み合わせでもよい。また、上記した実施形態では、雌ねじ77、調整ねじ78は平行ねじであるが、テーパねじに置き換えてもよい。さらに、上記した実施形態のウォームギヤ62とウォームホイール72で構成される減速機構は、電動モータ61の出力軸611とボールスクリュウ71との交叉角を変えることにより、平歯車、はすば歯車、かさば歯車等の減速機構に置き換えることができる。
本発明の電動式ステアリングコラム装置を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態の電動チルト式ステアリングコラム装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。 図2のA−A断面図である。 第1の実施形態のチルト動作を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の電動テレスコピック式ステアリングコラム装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。 図5の下面図である。 球面継手の拡大断面図であって、調整ねじをねじ込む前の状態を示す。 (1)は、図7のP方向から見たボール単体を示す側面図、(2)は、図7のP方向から見たブッシュ単体を示す側面図である。 球面継手の拡大断面図であって、調整ねじをねじ込んだ後の状態を示す。
符号の説明
1 電動式ステアリングコラム装置
101 ユニバーサルジョイント
102 ロアーシャフト
103 ユニバーサルジョイント
104 ステアリングギヤ
105 タイロッド
2 ステアリングシャフト
3 ステアリングホイール
4 コラム
41 ブラケット
41A 上軸支部
41B 下軸支部
42 アウターコラム
43 インナーコラム
44A 前軸支部
44B 後軸支部
45 開口部
45A 前端
45B 後端
51 下部車体取付けブラケット
511 取付け部
512 ピボット部
513 ピボットピン
52 上部車体取付けブラケット
521 取付け部
522 コラム支持部
522A 左端面
523 長孔
53 車体
61 電動モータ
611 出力軸
62 ウォームギヤ
71 ボールスクリュウ
72 ウォームホイール
73 ボールナット
74 ボール
74B 外周
741 スリット
75 スリーブ
75A 内周
76 ブッシュ
76A 凹球面
76B 外周
761 スリット
77 雌ねじ
771 ざぐり穴
78 調整ねじ
781 締付け面

Claims (2)

  1. 車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、
    上記ステアリングシャフトを回転可能に軸支するとともに、チルト中心軸を支点とするチルト位置調整、または、上記ステアリングシャフトの中心軸線に沿ったテレスコピック位置調整が可能なコラム、
    電動モータ
    上記電動モータの回転を、上記コラムのチルト運動、または、テレスコピック運動として伝達する動力伝達機構を備えた電動式ステアリングコラム装置において
    上記動力伝達機構は、
    上記電動モータによって回転駆動されるスクリューと、
    上記スクリューに螺合するナットと、
    上記ナットに設けられた球面状の突起をなすボールと、
    内周に上記ボールが嵌合する凹球面を有する円筒状のブッシュであって、軸方向全長に亘って、このブッシュの径を拡大縮小するためのスリットが形成されたブッシュと、
    上記ブッシュが挿入される円筒状のスリーブと、
    上記ボールに形成されたスリットと、
    上記ボールのスリットの開口幅を拡縮して上記ボールの外形寸法を拡縮するための調整ねじと、
    を有しており、
    上記ボールの外周と上記ブッシュの内周の凹球面との間隙、及び、上記ブッシュの外周と上記スリーブの内周との間隙が、ともに上記調整ねじのねじ込み深さの調整によって調整することができること
    を特徴とする電動式ステアリングコラム装置。
  2. 請求項に記載された電動式ステアリングコラム装置において、
    上記調整ねじの頭部の締付け面はテーパー形状を有し、この締付け面が当接する上記ボールのざぐり穴のテーパー角度が、上記締付け面のテーパー角度よりも小さく形成され、上記調整ねじのねじ込み深さを調整することにより、上記締付け面がざぐり穴を径方向に拡縮して、上記ボールの外形寸法が拡縮するものであること
    を特徴とする電動式ステアリングコラム装置。
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