JP2007182108A - 電動式ステアリング装置 - Google Patents

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将人 岩川
Kazuo Chikaraishi
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Abstract

【課題】温度変化があっても、送りねじとナットの互いに螺合するねじ山のフランク面の食い付きが回避され、送りねじとナットとの間の摩擦トルクの変動が小さい電動式ステアリング装置を提供する。
【解決手段】送りねじ71は、そのねじ山712の山頂712Aと谷底712Bを連絡するフランク面712Cが、凸面に形成されている。ナット73は、そのねじ山731の山頂731Aと谷底731Bを連絡するフランク面731Cが、平面に形成されている。従って、送りねじ71のフランク面712Cと、ナット73のフランク面731Cとの接触が線接触となるため、フランク面712Cとフランク面731Cとの間に隙間76が形成される。従って、温度変化が起きて、フランク面712C、フランク面731Cが熱変形しても、隙間76がフランク面712C、フランク面731Cの熱変形を吸収する。
【選択図】図6

Description

本発明は電動式ステアリング装置、特に、ステアリングホイールのチルト位置、または、テレスコピック位置を、電動モータにより調整することができる電動式ステアリング装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールのチルト位置やテレスコピック位置を調整する必要があり、このチルト位置、または、テレスコピック位置の調整を、電動モータの回転で送りねじを回転させ、この送りねじに螺合するナットを直進移動させて行う電動式ステアリング装置がある。
このような電動式ステアリング装置に使用される従来の送りねじ機構は、図9に示すような構造を有している。図9は、従来の送りねじとナットとの螺合部の要部拡大断面図である。
すなわち、図9に示すように、送りねじ71は、そのねじ山711の山頂711Aと谷底711Bを連絡する面であるフランク面711Cが、平面に形成されている。また、送りねじ71に螺合するナット73も、そのねじ山731の山頂731Aと谷底731Bを連絡する面であるフランク面731Cが、平面に形成されている。
従って、送りねじ71のフランク面711Cと、ナット73のフランク面731Cとの接触が面接触となるため、温度変化が起きて、フランク面711C、フランク面731Cが熱変形すると、フランク面711Cとフランク面731Cが互いに食い付いてしまう。
その結果、送りねじ71とナット73との間の摩擦トルクが増大するため、円滑なテレスコピック位置調整やチルト位置調整を行うことができなくなる。特に、送りねじ71を金属製にし、ナット73を合成樹脂製にして、螺合部の摩擦係数を小さくした送りねじ機構の場合には、温度変化による熱変形量が送りねじ71とナット73で異なるため、食い付きが大きくなり、摩擦トルクの増大が大きくなる傾向があった。
このような、温度変化によって生じる摩擦トルクの変動を抑制する送りねじ機構を有する電動式ステアリング装置として、特許文献1に開示された電動式ステアリング装置がある。特許文献1の電動式ステアリング装置は、押し付け部材をスプリングの付勢力で送りねじ外周に当接させることで、温度変化があっても、送りねじとナットとの間のバックラッシュを除去して、送りねじとナットとの間の摩擦トルクを一定に維持するようにしている。
しかしながら、特許文献1に開示された電動式ステアリング装置では、構造が複雑で部品点数が多くなるため、製造コストが上昇すると共に、送りねじとナットとの間の剛性が低下する問題点があった。
特開2000−280916号公報
本発明は、構造が簡単で、温度変化があっても、送りねじとナットの互いに螺合するねじ山のフランク面の食い付きが回避され、送りねじとナットとの間の摩擦トルクの変動が小さく抑えられる電動式ステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、車体取付けブラケットを介して車体に取り付けられ、上記ステアリングシャフトを回転可能に軸支するとともに、チルト中心軸を支点とするチルト位置調整、または、上記ステアリングシャフトの中心軸線に沿ったテレスコピック位置調整が可能なコラム、上記コラムまたは車体取付けブラケットに設けられた電動アクチュエータ、上記電動アクチュエータによって駆動され、互いに螺合する送りねじとナットの相対移動で、上記コラムのチルト運動、または、テレスコピック運動を行う送り機構を備え、上記送りねじまたはナットの少なくともいずれか一方のねじ山のフランク面が凸面に形成されていることを特徴とする電動式ステアリング装置である。
第2番目の発明は、第1番目の発明の電動式ステアリング装置において、上記送りねじのねじ山のフランク面が凸面に形成され、上記ナットのねじ山のフランク面が平面に形成されていることを特徴とする電動式ステアリング装置である。
第3番目の発明は、第1番目の発明の電動式ステアリング装置において、上記ナットのねじ山のフランク面が凸面に形成され、上記送りねじのねじ山のフランク面が平面に形成されていることを特徴とする電動式ステアリング装置である。
第4番目の発明は、第1番目の発明の電動式ステアリング装置において、上記ナット及び送りねじのねじ山のフランク面が両方共に凸面に形成されていることを特徴とする電動式ステアリング装置である。
第5番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の電動式ステアリング装置において、上記凸面が円弧であることを特徴とする電動式ステアリング装置である。
第6番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明の電動式ステアリング装置において、上記凸面がインボリュート曲線であることを特徴とする電動式ステアリング装置である。
本発明の電動式ステアリング装置では、送りねじまたはナットの少なくともいずれか一方のねじ山のフランク面を凸面に形成しているため、フランク面の接触部が線接触となり、互いに接触するフランク面の間に隙間が形成される。従って、部品点数が増加せず、温度変化が起きて、フランク面が熱変形しても、隙間がフランク面の熱変形を吸収するため、フランク面の食い付きが回避され、送りねじとナットとの間の摩擦トルクの変動が小さく抑えられる。
図1は、本発明の電動式ステアリング装置1を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。図1に示すように、電動式ステアリング装置1は、ステアリングシャフト2を回動自在に軸支している。ステアリングシャフト2には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール3が装着され、ステアリングシャフト2の左端(車体前方側)には、ユニバーサルジョイント101を介してロアーシャフト102が連結されている。
ロアーシャフト102には、その左端にユニバーサルジョイント103が連結され、ユニバーサルジョイント103には、ラックアンドピニオン機構等からなるステアリングギヤ104が連結されている。
運転者がステアリングホイール3を回転操作すると、ステアリングシャフト2、ユニバーサルジョイント101、ロアーシャフト102、ユニバーサルジョイント103を介して、その回転力がステアリングギヤ104に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド105を移動し、車輪の操舵角を変えることができる。
図2は、ステアリングホイール3のチルト位置調整を電動モータで行う電動チルト式ステアリング装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。図3は図2のA−A断面図である。
図2の左側(車体前方側)には、T字状の下部車体取付けブラケット51の上部に形成された取付け部511が、車体53に固定されており、取付け部511からピボット部512が下方に延びている。コラム4の左端は、ピボット部512に軸支されたピボットピン513を支点として、下部車体取付けブラケット51に揺動可能に支持されている。
図2の右側(車体後方側)には、L字状の上部車体取付けブラケット52の上部に形成された取付け部521が、車体53に固定されており、取付け部521からコラム支持部522が下方に延びている。コラム支持部522には、図3に示すように、上下に長い長孔523が形成されており、円筒形のコラム4の右端が、この長孔523を貫通して右側に延び、チルト位置調整時に、コラム4の右端が長孔523内を上下方向に自由に移動可能である。コラム4には、ステアリングシャフト2が回動自在に軸支され、ステアリングシャフト2には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール3が装着されている。
コラム4の左側面にはコの字状のブラケット41が一体的に形成され、このブラケット41に、電動アクチュエータとしての電動モータ61が固定されている。また、ブラケット41の上軸支部41Aと下軸支部41Bには、図示しないころがり軸受を介して、送りねじ71の上下両端が各々軸支されている。
電動モータ61の出力軸611には、ウォームギヤ62が一体的に形成され、送りねじ71に固定されたウォームホイール72がウォームギヤ62に噛み合っている。ウォームホイール72とウォームギヤ62で減速機構が構成され、電動モータ61の回転が送りねじ71に減速して伝達される。
送りねじ71には、送りねじ71の回転を直線運動に変換するナット73が螺合している。送りねじ71とナット73で構成される送り機構は、送りねじ71の回転をナット73の直線運動に変換する送り機構である。
ナット73には図2の右側に、球面状の突起を有するボール74が一体的に形成されている。コラム支持部522の左端面522A(図2から見て)には円筒状のスリーブ75が一体的に形成され、ボール74の外周がスリーブ75の内周75Aに摺動可能に嵌入することで、球面継手を構成している。
ステアリングホイール3のチルト位置を調整する必要が生じた場合、図示しないスイッチを操作すると、電動モータ61が正逆いずれかの方向に回転駆動される。すると、電動モータ61の回転が、ウォームギヤ62からウォームホイール72に減速して伝達され、ウォームホイール72と一体の送りねじ71が回転することにより、例えば、ナット73が送りねじ71に沿って軸方向に下降する。
すると、ナット73と一体のボール74もコラム4に対して下降し、ボール74がスリーブ75に嵌合しているため、コラム4が上方にチルト移動する。また、ボール74が上昇した場合には、コラム4は下方にチルト移動する。コラム4がチルト移動すると、ボール74はスリーブ75の内周75A内で、自由に回転及び摺動するため、コラム4のチルト移動を阻害したり、ボール74とスリーブ75との間に、不要な応力や摩擦を生じさせることがない。
上記した電動チルト式ステアリング装置では、コラム4に電動モータ61が固定されているが、上部車体取付けブラケット52側に電動モータ61、送りねじ71、ナット73を取り付け、コラム4側に円筒状のスリーブ75を取り付けるようにしてもよい。
また、上記した電動チルト式ステアリング装置では、送りねじ71を回転させてナット73の直線運動に変換しているが、ウォームホイール72の内周に形成した雌ねじを送りねじ71に螺合させ、ナット73を送りねじ71に固定して、ウォームホイール72の回転で送りねじ71を直線運動させ、ボール74をコラム4に対して上昇下降させて、ステアリングホイール3のチルト位置調整を行うようにしてもよい。
図4は、ステアリングホイール3のテレスコピック位置調整を電動モータで行う電動テレスコピック式ステアリング装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。図5は図4の下面図である。
中空円筒状のアウターコラム42には、インナーコラム43が軸方向(図4の左右方向)にテレスコピック摺動可能に嵌合している。アウターコラム42の下部には、矩形形状の開口部45が形成され、この開口部45を通して、インナーコラム43に固定したスリーブ75が、下向きに外方に突出している。開口部45は、テレスコピック位置調整時にスリーブ75の外周が開口部45の前端45A、後端45Bに当接することで、ストッパとしての機能を果たし、また、インナーコラム43の回転方向の回り止めの機能も果たしている。
インナーコラム43には、ステアリングシャフト2が回動自在に軸支され、ステアリングシャフト2には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール3が装着されている。アウターコラム42の下面には、開口部45を挟んで前後に、前軸支部44A、後軸支部44Bが下向きに突出して一体に形成され、図示しないころがり軸受を介して、送りねじ71の前後両端が各々軸支されている。また、アウターコラム42の側面には、電動モータ61が固定されている。
電動モータ61の出力軸611には、ウォームギヤ62が一体的に形成され、送りねじ71に固定されたウォームホイール72がウォームギヤ62に噛み合っている。ウォームホイール72とウォームギヤ62で減速機構が構成され、電動モータ61の回転が送りねじ71に減速して伝達される。
送りねじ71には、送りねじ71の回転を直線運動に変換するナット73が螺合している。ナット73には、上方に球面状の突起を有するボール74が一体的に形成されており、ボール74の外周が上記スリーブ75の内周75Aに摺動可能に嵌入することで、球面継手を構成している。
ステアリングホイール3のテレスコピック位置を調整する必要が生じた場合、図示しないスイッチを操作すると、電動モータ61が正逆いずれかの方向に回転駆動される。すると、電動モータ61の回転が、ウォームギヤ62からウォームホイール72に減速して伝達され、ウォームホイール72と一体の送りねじ71が回転することにより、例えば、ナット73が送りねじ71に沿って、左方向(車体前方側)に移動する。
すると、ナット73と一体のボール74も左方向に移動し、ボール74がスリーブ75に嵌合しているため、インナーコラム43が左方向にテレスコピック移動する。また、ボール74が右方向(車体後方側)に移動した場合には、インナーコラム43は右方向にテレスコピック移動する。インナーコラム43がテレスコピック移動すると、ボール74はスリーブ75の内周75A内で、自由に回転及び摺動するため、インナーコラム43のテレスコピック移動を阻害したり、ボール74とスリーブ75との間に、不要な応力や摩擦を生じさせることがない。
上記した電動テレスコピック式ステアリング装置では、送りねじ71を回転させてナット73の直線運動に変換しているが、ウォームホイール72の内周に形成した雌ねじを送りねじ71に螺合させ、ナット73を送りねじ71に固定して、ウォームホイール72の回転で送りねじ71を直線運動させ、ボール74を車体前後方向に移動させて、ステアリングホイール3のテレスコピック位置調整を行うようにしてもよい。
次に、送りねじ71とナット73との螺合部のねじ山の詳細な形状について説明する。
図6は、本発明の実施例1の送りねじ71とナット73との螺合部の要部拡大断面図である。実施例1は、送りねじ71のフランク面を凸面にし、ナット73のフランク面を平面にした例である。すなわち、図6に示すように、送りねじ71は、そのねじ山712の山頂712Aと谷底712Bを連絡する面であるフランク面712Cが、凸面に形成されている。
フランク面712Cの凸面の形状は、円弧、または、インボリュート曲線等、任意の凸面形状であればよい。また、ナット73は、そのねじ山731の山頂731Aと谷底731Bを連絡する面であるフランク面731Cが、平面に形成されている。送りねじ71はS45C等の鉄鋼材料で成形され、ナット73は銅、黄銅、青銅等の硬度の小さな金属や合成樹脂で成形されている。
この構成によって、送りねじ71のフランク面712Cと、ナット73のフランク面731Cとの接触が線接触となるため、フランク面712Cとフランク面731Cとの間に隙間76、76が形成される。従って、温度変化が起きて、フランク面712C、フランク面731Cが熱変形しても、隙間76、76がフランク面712C、フランク面731Cの熱変形を吸収する。
そのため、ランク面712Cとフランク面731Cとの食い付きが回避され、温度変化が起きても、送りねじ71とナット73との間の摩擦トルクの変動が小さくなり、円滑なテレスコピック位置調整やチルト位置調整を行うことが可能となる。
次に本発明の実施例2を説明する。図7は、本発明の実施例2の送りねじ71とナット73との螺合部の要部拡大断面図である。実施例2は、送りねじ71のフランク面を平面にし、ナット73のフランク面を凸面にした例である。すなわち、図7に示すように、送りねじ71は、そのねじ山711の山頂711Aと谷底711Bを連絡する面であるフランク面711Cが、凸面に形成されている。また、ナット73は、そのねじ山732の山頂732Aと谷底732Bを連絡する面であるフランク面732Cが、平面に形成されている。
この構成によって、送りねじ71のフランク面711Cと、ナット73のフランク面732Cとの接触が線接触となるため、フランク面711Cとフランク面732Cとの間に隙間77、77が形成される。従って、温度変化が起きて、フランク面711C、フランク面732Cが熱変形しても、隙間77、77がフランク面711C、フランク面732Cの熱変形を吸収する。
そのため、実施例1と同様に、温度変化が起きても、ランク面711Cとフランク面732Cとの食い付きが回避され、送りねじ71とナット73との間の摩擦トルクの変動が小さくなり、円滑なテレスコピック位置調整やチルト位置調整を行うことが可能となる。
次に本発明の実施例3を説明する。図8は、本発明の実施例3の送りねじ71とナット73との螺合部の要部拡大断面図である。実施例3は、送りねじ71のフランク面とナット73のフランク面の両方を凸面にした例である。すなわち、図8に示すように、送りねじ71は、そのねじ山712の山頂712Aと谷底712Bを連絡する面であるフランク面712Cが、凸面に形成されている。また、ナット73は、そのねじ山732の山頂732Aと谷底732Bを連絡する面であるフランク面732Cが、平面に形成されている。
この構成によって、送りねじ71のフランク面712Cと、ナット73のフランク面732Cとの接触が線接触となるため、フランク面712Cとフランク面732Cとの間に隙間78、78が形成される。従って、温度変化が起きて、フランク面712C、フランク面732Cが熱変形しても、隙間78、78がフランク面712C、フランク面732Cの熱変形を吸収する。
そのため、実施例1と同様に、温度変化が起きても、フランク面712Cとフランク面732Cとの食い付きが回避され、送りねじ71とナット73との間の摩擦トルクの変動が小さくなり、円滑なテレスコピック位置調整やチルト位置調整を行うことが可能となる。
上記した実施例においては、テレスコピック位置調整またはチルト位置調整のどちらか一方のみを行うステアリング装置に適用した実施例を示したが、テレスコピック位置とチルト位置の両方を調整可能なステアリング装置に適用してもよい。
本発明の電動式ステアリング装置を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の電動チルト式ステアリング装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の電動テレスコピック式ステアリング装置を示す一部断面を含む要部概略構成図である。 図4の下面図である。 本発明の実施例1の送りねじとナットとの螺合部の要部拡大断面図である。 本発明の実施例2の送りねじとナットとの螺合部の要部拡大断面図である。 本発明の実施例3の送りねじとナットとの螺合部の要部拡大断面図である。 従来の送りねじとナットとの螺合部の要部拡大断面図である。
符号の説明
1 電動式ステアリング装置
101 ユニバーサルジョイント
102 ロアーシャフト
103 ユニバーサルジョイント
104 ステアリングギヤ
105 タイロッド
2 ステアリングシャフト
3 ステアリングホイール
4 コラム
41 ブラケット
41A 上軸支部
41B 下軸支部
42 アウターコラム
43 インナーコラム
44A 前軸支部
44B 後軸支部
45 開口部
45A 前端
45B 後端
51 下部車体取付けブラケット
511 取付け部
512 ピボット部
513 ピボットピン
52 上部車体取付けブラケット
521 取付け部
522 コラム支持部
522A 左端面
523 長孔
53 車体
61 電動モータ
611 出力軸
62 ウォームギヤ
71 送りねじ
711 ねじ山
711A 山頂
711B 谷底
711C フランク面
712 ねじ山
712A 山頂
712B 谷底
712C フランク面
72 ウォームホイール
73 ナット
731 ねじ山
731A 山頂
731B 谷底
731C フランク面
732 ねじ山
732A 山頂
732B 谷底
732C フランク面
74 ボール
75 スリーブ
75A 内周
76、77、78 隙間

Claims (6)

  1. 車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、
    車体取付けブラケットを介して車体に取り付けられ、上記ステアリングシャフトを回転可能に軸支するとともに、チルト中心軸を支点とするチルト位置調整、または、上記ステアリングシャフトの中心軸線に沿ったテレスコピック位置調整が可能なコラム、
    上記コラムまたは車体取付けブラケットに設けられた電動アクチュエータ、
    上記電動アクチュエータによって駆動され、互いに螺合する送りねじとナットの相対移動で、上記コラムのチルト運動、または、テレスコピック運動を行う送り機構を備え、
    上記送りねじまたはナットの少なくともいずれか一方のねじ山のフランク面が凸面に形成されていること
    を特徴とする電動式ステアリング装置。
  2. 請求項1に記載された電動式ステアリング装置において、
    上記送りねじのねじ山のフランク面が凸面に形成され、上記ナットのねじ山のフランク面が平面に形成されていること
    を特徴とする電動式ステアリング装置。
  3. 請求項1に記載された電動式ステアリング装置において、
    上記ナットのねじ山のフランク面が凸面に形成され、上記送りねじのねじ山のフランク面が平面に形成されていること
    を特徴とする電動式ステアリング装置。
  4. 請求項1に記載された電動式ステアリング装置において、
    上記ナット及び送りねじのねじ山のフランク面が両方共に凸面に形成されていること
    を特徴とする電動式ステアリング装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された電動式ステアリング装置において、
    上記凸面が円弧であること
    を特徴とする電動式ステアリング装置。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載された電動式ステアリング装置において、
    上記凸面がインボリュート曲線であること
    を特徴とする電動式ステアリング装置。
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