JP2010285049A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製の固定カムと可動カムで、環境温度の変化による、金属製の締付けロッドとの間の熱変位を抑制することを可能にしたステアリング装置を提供する。
【解決手段】固定カム53、可動カム54、操作レバー55を、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形すると、固定カム53、可動カム54、操作レバー55の熱膨張係数を金属製の締付けロッド5の熱膨張係数に近づけることができる。従って、環境温度の変化による、締付けロッド5と固定カム53、締付けロッド5と可動カム54との間の熱変位が抑制され、操作レバーの操作力の変動が小さくなって、所定のクランプ力を得るのが容易で、操作レバーの操作感が良好に保たれる。
【選択図】図5

Description

本発明はステアリング装置、特にテレスコピック位置調整機構またはチルト位置調整機構の内の少なくとも一方を備えた車両のためのステアリング装置に関する。
テレスコピック位置調整機構及びチルト位置調整機構は、それぞれ運転者の体型及び好みにあわせて、最も運転しやすい位置にステアリングホイールの前後方向位置、及び、傾斜角度を調整するための機構である。ステアリングホイールの前後方向位置、及び、傾斜角度の調整時には、一旦、コラムクランプ装置をアンクランプ状態にし、その状態でステアリングホイールの前後方向位置、及び、傾斜角度を調整したのち、再度コラムクランプ装置をクランプ状態にする。
コラムをクランプするコラムクランプ装置では、操作レバーの操作力を大きなクランプ力に変換するための増力機構として、固定カムと可動カムで構成されるカムクランプ機構が使用されることが多い。この固定カムと可動カムは一般的には金属製で、車体取付けブラケットの側板に挿通された金属製の締付けロッドの一端に外嵌されている。(特許文献1参照)
固定カムと可動カムを樹脂製にすれば、固定カムと可動カムを複雑な形状に成形するのが容易になるため、いろいろな機能を固定カムと可動カムに取り込むことが可能になる。また、可動カムを操作レバーと一体的に成形することが容易になるため、部品点数が削減されて、製造コストを削減することが可能になる。
しかし、強度上の理由から、締付けロッドは鉄系の金属製材料を採用する。固定カムと可動カムを樹脂製にすると、その熱膨張係数は、金属製の締付けロッドの熱膨張係数の約3〜10倍程度の大きさになる。従って、環境温度の変化によって、締付けロッドと固定カム、締付けロッドと可動カムとの間に熱変位が生じ、操作レバーの操作力が変動して、所定のクランプ力を得るのが困難になったり、操作レバーの操作感が悪化する恐れがある。
特開2008−195180号公報
本発明は、樹脂製の固定カムと可動カムで、環境温度の変化による、金属製の締付けロッドとの間の熱変位を抑制することを可能にしたステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体に取付け可能な車体取付けブラケット、上記車体取付けブラケットにチルト位置又はテレスコピック位置の少なくともいずれか一方の位置が調整可能に支持されると共に、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支したコラム、所望のチルト位置又はテレスコピック位置の少なくともいずれか一方の位置で上記車体取付けブラケットに上記コラムを締付けてクランプするために、上記車体取付けブラケットに形成されたチルト位置調整用長溝、または、上記コラムに形成されたテレスコピック位置調整用長溝の少なくともいずれか一方に挿通された金属製の締付けロッド、上記締付けロッドの一端に支承され上記車体取付けブラケットの一側面を上記コラムに押圧する固定カム、上記固定カムに対向して上記締付けロッドの一端に回動可能に支承され、操作レバーと一体的に形成された可動カム、上記固定カムと可動カムの対向する面に各々設けられ、上記固定カムに対して可動カムを相対的に軸方向に押圧するカム面を備えたステアリング装置において、上記固定カムと可動カムは、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形されていることを特徴とするステアリング装置である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置において、上記負の熱膨張係数を有する材料は、負熱膨張性ガラスセラミックス、チタン酸鉛、チタン酸ハフニウム、タングステン酸ジルコニウム、タングステン酸タンタルのうちのいずれかであることを特徴とするステアリング装置である。
第3番目の発明は、第2番目の発明のステアリング装置において、上記負熱膨張性ガラスセラミックスは、主結晶相が、β−ユークリプタイト固溶体、β−ユークリプタイト、β−石英固溶体、および、β−石英のうちのいずれか1種または2種以上のガラスセラミックスであって、質量%で、BaO成分を0.5〜4%含有する材料であることを特徴とするステアリング装置である。
本発明のステアリング装置は、固定カムと可動カムを、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形しているため、固定カム、可動カムの熱膨張係数を金属製の締付けロッドの熱膨張係数に近づけることができる。従って、環境温度の変化による、締付けロッドと固定カム、締付けロッドと可動カムとの間の熱変位が抑制され、操作レバーの操作力の変動が小さくなって、所定のクランプ力を得るのが容易で、操作レバーの操作感が良好に保たれる。
また、固定カム、可動カムを樹脂製にすると、複雑な形状に成形するのが容易になるため、いろいろな機能を固定カムと可動カムに取り込むことが可能になる。さらに、可動カムを操作レバーと一体的に成形することが容易になるため、部品点数が削減されて、製造コストを削減することが可能になる。
本発明の実施例1のステアリング装置を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施例1のステアリング装置の要部を示し、車体後方側の左上部から見た斜視図である。 図2の一部を断面した側面図である。 図3のP矢視図である。 図3のA−A断面図である。 図4のQ部拡大図であり、(1)はインナーコラムの外周面のアンクランプ時を示し、(2)はインナーコラムの外周面のクランプ時を示す。 本発明の実施例1のスペーサ単体を示す斜視図である。 本発明の実施例2のステアリング装置の要部を示し、車体前方側の左上部から見た分解斜視図である。 本発明の実施例3のステアリング装置の要部を示し、図3の下部ステアリングシャフト(雄ステアリングシャフト)にスリーブを取り付け、上部ステアリングシャフト(雌ステアリングシャフト)を外嵌する前の状態を示す斜視図である。 図9の拡大縦断面図であり、下部ステアリングシャフト(雄ステアリングシャフト)にスリーブを取り付け、スリーブの外周に上部ステアリングシャフト(雌ステアリングシャフト)を外嵌した状態を示す。
以下の実施例では、ステアリングホイールのチルト位置とテレスコピック位置の両方の調整を行うチルト・テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した例について説明する。
以下、図面に基づいて本発明の実施例1を説明する。図1は本発明の実施例1のステアリング装置を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。図1に示すように、中空円筒状のコラム1が車体に取付けられ、このコラム1にはステアリングシャフト12が回動可能に軸支されている。ステアリングシャフト12には、その右端(車体後方側)にステアリングホイール121が装着され、ステアリングシャフト12の左端(車体前方側)には、自在継手21を介して中間シャフト22が連結されている。
中間シャフト22は、雄スプラインが形成された中実の中間インナーシャフト221と、雌スプラインが形成された中空円筒状の中間アウターシャフト222で構成され、中間インナーシャフト221の雄スプラインが、中間アウターシャフト222の雌スプラインに伸縮可能(摺動可能)に、かつ回転トルクを伝達可能に嵌合している。
さらに、中間アウターシャフト222の車体後方側が上記自在継手21に連結され、中間インナーシャフト221の車体前方側が自在継手23に連結されている。自在継手23には、ステアリングギヤ24の図示しないラックに噛合うピニオンが連結されている。
運転者がステアリングホイール121を回転操作すると、ステアリングシャフト12、自在継手21、中間シャフト22、自在継手23を介して、その回転力がステアリングギヤ24に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド25を移動し、車輪の操舵角を変えることができる。
図2は本発明の実施例1のステアリング装置の要部を示し、車体後方側の左上部から見た斜視図である。図3は図2の一部を断面した側面図である。図4は図3のP矢視図である。図5は図3のA−A断面図である。図6は図4のQ部拡大図であり、(1)はインナーコラムの外周面のアンクランプ時を示し、(2)はインナーコラムの外周面のクランプ時を示す。図7は本発明の実施例1のスペーサ単体を示す斜視図である。
図2から図7に示すように、コラム1は、中空円筒状のアウターコラム(アッパーコラム)11と、このアウターコラム11の左側(車体前方側)に軸方向に摺動可能に内嵌したインナーコラム(ロアーコラム)10で構成されている。
アウターコラム11には、上部ステアリングシャフト(雌ステアリングシャフト)12Aが回転可能に軸支され、上部ステアリングシャフト12Aの右端(車体後方側)に、上記したステアリングホイール121(図1参照)が固定されている。
アウターコラム11の左側(車体前方側)には、アウターコラム11を左右両側から挟み込むようにして、アッパーブラケット(車体取付けブラケット)3が取付けられている。アッパーブラケット3は、車体41に固定されたアルミ合金製等のカプセル42を介して、車体前方側に離脱可能に取付けられている。
アウターコラム11は、二次衝突時にステアリングホイール121に運転者が衝突して大きな衝撃力が作用すると、カプセル42からアッパーブラケット3が車体前方側に離脱し、インナーコラム10に案内されて車体前方側にコラプス移動し、衝突時の衝撃エネルギーを吸収する。
インナーコラム10の車体前方端には、ロアーブラケット6が一体的に形成され、このロアーブラケット6が、チルト中心軸61を介して車体41に枢動可能に支承されている。また、インナーコラム10には、下部ステアリングシャフト(雄ステアリングシャフト)12Bが回転可能に軸支され、下部ステアリングシャフト12Bの車体後方端が上部ステアリングシャフト12Aの車体前方端にスプライン嵌合し、ステアリングホイール121の回転操作を、図1の自在継手21を介して、ステアリングギヤ24に伝達する。
アッパーブラケット3は、上板32と、この上板32から下方に延びる側板33、34を有している。上記アウターコラム11には、アウターコラム11の下方に突出して、一対のクランプ部材13A、13Bが一体的に形成されている。クランプ部材13A、13Bの外側面14A、14Bは、アッパーブラケット3の側板33、34の内側面331、341に摺動可能に接している。
本発明の実施例では、アウターコラム11は、アルミダイカスト製の一体成型品であるが、鋼管にクランプ部材13A、13Bを溶接したものであってもよい。また、軽量化を目的として、マグネシウムダイカスト製であってもよい。
アッパーブラケット3の側板33、34には、チルト調整用長溝35、36が形成されている。クランプ部材13A、13Bには、図2の左右方向に延びると共に、アウターコラム11の軸心方向に長く延びるテレスコ調整用長溝15A、15Bが形成されている。
丸棒状の締付けロッド5が、上記チルト調整用長溝35、36及びテレスコ調整用長溝15A、15Bを通して、図5の右側から挿入されている。締付けロッド5は、鉄系の金属製(炭素鋼)であり、正の熱膨張係数(10〜11×10−6/℃)を有している。締付けロッド5の右端には円筒状の頭部51が形成されている。頭部51の外径部には回り止め部511が形成され、この回り止め部511は、チルト調整用長溝36の溝幅よりも若干幅の狭い矩形断面に形成されている。
回り止め部511はチルト調整用長溝36に嵌入して、締付けロッド5をアッパーブラケット3に対して回り止めするとともに、アウターコラム11のチルト位置調整時に、チルト調整用長溝36に沿って、締付けロッド5を摺動させる。
締付けロッド5の左端外周には、固定カム53、可動カム54、操作レバー55、スラスト軸受56、ナット57が、この順で外嵌され、ナット57の内径部に形成された雌ねじが、締付けロッド5の左端に形成された雄ねじ58にねじ込まれている。
固定カム53の右端外周には、矩形断面の回り止め部(図示せず)が形成されている。この回り止め部がチルト調整用長溝35に嵌入して、固定カム53をアッパーブラケット3に対して回り止めするとともに、アウターコラム11のチルト位置調整時に、チルト調整用長溝35に沿って、固定カム53を摺動させる。
固定カム53と可動カム54の対向する端面には、相補的な傾斜カム面が形成され、互いに噛み合っている。可動カム54の左側面に一体的に形成された操作レバー55を手で操作すると、可動カム54が固定カム53に対して回動する。
固定カム53、可動カム54、操作レバー55は、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形されている。また、可動カム54と操作レバー55は、一体的に成形されている。正の熱膨張係数を有する樹脂材料としては、機械的性質が優れた、例えばポリアセタール(POM)が使用される。ポリアセタールの熱膨張係数は10〜12×10−5/℃である。
樹脂に分散させる負の熱膨張係数を有する材料としては、例えば、負熱膨張性ガラスセラミックスを使用することができる。負熱膨張性ガラスセラミックスとしては、主結晶相が、β−ユークリプタイト固溶体、β−ユークリプタイト、β−石英固溶体、および、β−石英のうちのいずれか1種または2種以上のガラスセラミックスであって、質量%で、BaO成分を0.5〜4%含有する材料が好ましい。この負熱膨張性ガラスセラミックスの熱膨張係数は、−40℃〜+160℃の温度範囲において、−25〜−100×10ー7/℃である。
樹脂に分散させる負の熱膨張係数を有する材料としては、例えば、チタン酸鉛、チタン酸ハフニウム、タングステン酸ジルコニウム、タングステン酸タンタルなどの無機物質でもよい。
このように、固定カム53、可動カム54、操作レバー55を、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形すると、固定カム53、可動カム54、操作レバー55の熱膨張係数を金属製の締付けロッド5の熱膨張係数に近づけることができる。従って、環境温度の変化による、締付けロッド5と固定カム53、締付けロッド5と可動カム54との間の熱変位が抑制され、操作レバーの操作力の変動が小さくなって、所定のクランプ力を得るのが容易で、操作レバーの操作感が良好に保たれる。
また、固定カム53、可動カム54を樹脂製にすると、複雑な形状に成形するのが容易になるため、いろいろな機能を固定カム53と可動カム54に取り込むことが可能になる。さらに、可動カム54を操作レバー55と一体的に成形することが容易になるため、部品点数が削減されて、製造コストを削減することが可能になる。
図5から図7に示すように、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bの間には、スペーサ84が介挿されている。スペーサ84をクランプ部材13A、13Bに取り付けるために、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bには、車体前方側と車体後方側に、凹部17A、17B、18A、18Bが形成されている。なお、スペーサ84は必ずしも設ける必要はない。
内側面16Aの車体前方側(図6の左側)に形成された矩形断面の凹部17Aと、内側面16Bの車体前方側に形成された矩形断面の凹部17Bは、アウターコラム11の同一の軸方向位置に対向して配置されている。
また、内側面16Aの車体後方側(図6の右側)に形成された矩形断面の凹部18Aと、内側面16Bの車体後方側に形成された矩形断面の凹部18Bは、アウターコラム11の同一の軸方向位置に対向して配置されている。
図7に示すように、スペーサ84は、車体下方側(図7の下側)に配置された下板843と、この下板843の左右両端から上方に延びる左側板841と右側板842を有し、上方が開放されたコの字状に形成されている。
左側板841と右側板842は互いに平行で、左側板841の外側面8411と、右側板842の外側面8421は、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bの間に挟持される。
図6(1)に示すように、アウターコラム11をアッパーブラケット3に対してアンクランプし、アウターコラム11をチルトクランプ及びテレスコピッククランプする前の状態では、左側板841の外側面8411と、右側板842の外側面8421は、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bとの間に、若干の隙間δを有して介挿されている。
スペーサ84の材質は、樹脂(例えば、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)やポリアミド(PA)等の摩擦係数が小さく、自己潤滑性があり、耐摩耗性に優れた合成樹脂)、または、金属(アルミニウム合金、マグネシウム合金等)が望ましい。
スペーサ84の外側面8411と8421には、矩形断面の凸部8412、8413、及び、矩形断面の凸部8422、8423が形成されている。図5の下方から、スペーサ84を、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bの間に挿入する。すると、スペーサ84の凸部8412、8413、8422、8423が、クランプ部材13A、13Bの凹部17A、18A、17B、18Bに、締め代の小さな締まりばめで嵌合される。
従って、クランプ/アンクランプ時に、内側面16A、16Bが互いに接近離反方向に弾性変形しても、凸部8412、8413、8422、8423と凹部17A、18A、17B、18Bとの間で、内側面16A、16Bの接近離反方向の相対移動が可能なので、スペーサ84は、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bに保持される。
スペーサ84の車体前方側(図7の左側)には、左側板841の内側面8414と右側板842の内側面8424とを接続する補強リブ844が形成されている。補強リブ844は、車体前方側の凸部8412と8422と同一位置(アウターコラム11の軸線方向の位置が同一)に形成されている。
図3から図6に示すように、アウターコラム11の下面には、アウターコラム11の外周面11Aから内周面11Bに貫通したスリット7が形成されている。スリット7は、アウターコラム11の車体前方側端面111に開放され、車体前方側端面111の開放側から、開放端部(開放側の端部)71、平行部72、閉鎖端部(閉鎖側の端部)73の順に形成されている。
この開放端部71から一定の幅で平行部72が車体後方側に延び、クランプ部材13A、13Bの車体後方側端面131A、131Bを過ぎ、アウターコラム11の軸方向長さの略中間位置を過ぎた位置に、円弧状の閉鎖端部73が形成されている。
操作レバー55をクランプ方向に回動すると、固定カム53の傾斜カム面の山に可動カム54の傾斜カム面の山が乗り上げ、締付けロッド5を図5の左側に引っ張ると同時に、固定カム53を図5の右側に押す。
右側の側板34は、締付けロッド5の頭部51の左端面によって左側に押され、側板34を内側に変形させる。すると、側板34の内側面341がクランプ部材13Bの外側面14Bに強く押しつけられる。
同時に、左側の側板33は、固定カム53の右端面によって右側に押され、側板33を内側に変形させる。すると、側板33の内側面331が、クランプ部材13Aの外側面14Aに強く押しつけられる。
その結果、クランプ部材13A、13Bは、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bが互いに接近する方向に内側に弾性変形し、スリット7は、閉鎖端部73を支点として、開放端部71、平行部72の幅が狭まる。従って、上記アウターコラム11の内周面11Bが縮径して、インナーコラム10の外周面10Aをクランプ(テレスコピッククランプ)する。
アウターコラム11の内周面11Bがインナーコラム10の外周面10Aをクランプするクランプ力が、所定のクランプ力(テレスコピッククランプ力)に達すると、図6(2)に示すように、クランプ部材13A、13Bの内側面16A、16Bが、スペーサ84の外側面8411と外側面8421に当接する。
従って、操作レバー55を更にクランプ方向に回動しても、それ以上、クランプ部材13A、13Bは内側へ弾性変形できないため、テレスコピッククランプ力が所定の大きさに維持され、スリット7の閉鎖端部73に作用する応力が過度に大きくなることが回避される。
そのため、クランプ、アンクランプを繰り返しても、アウターコラム11自体の剛性及び強度の低下が避けられ、アウターコラム11をインナーコラム10に対してクランプした時のクランプ力が低下せず、操舵感の低下が避けられる。
このようにして、アッパーブラケット3に対してアウターコラム11が固定され、アウターコラム11のチルト方向の変位及びテレスコピック方向の変位が阻止される。
次に本発明の実施例2について説明する。図8は本発明の実施例2のステアリング装置の要部を示し、車体前方側の左上部から見た分解斜視図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例2は、テレスコピック位置調整時の摺動抵抗を安定させるために、インナーコラム10の外周面とアウターコラム11の内周面との間に形成したスリーブに本発明を適用した例である。すなわち、図8に示すように、実施例2では、インナーコラム10の外周面とアウターコラム11の内周面との間の隙間に、円筒状の樹脂製のスリーブ85が介挿されている。
このスリーブ85を、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形する。正の熱膨張係数を有する樹脂材料としては、摩擦係数が小さい、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が使用される。ポリテトラフルオロエチレンの熱膨張係数は10×10−5/℃である。樹脂に分散させる負の熱膨張係数を有する材料としては、実施例1で説明した負熱膨張性ガラスセラミックス等を使用することができる。
このように、スリーブ85を、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形すると、スリーブ85の熱膨張係数を金属製のインナーコラム10、アウターコラム11の熱膨張係数に近づけることができる。従って、環境温度の変化による、スリーブ85、インナーコラム10、アウターコラム11との間の熱変位が抑制され、テレスコピック位置調整時の摺動抵抗を安定させることができる。
次に本発明の実施例3について説明する。図9は本発明の実施例3のステアリング装置の要部を示し、図3の下部ステアリングシャフト(雄ステアリングシャフト)12Bにスリーブを取り付け、上部ステアリングシャフト(雌ステアリングシャフト)12Aを外嵌する前の状態を示す斜視図である。図10は図9の拡大縦断面図であり、下部ステアリングシャフト(雄ステアリングシャフト)12Bにスリーブを取り付け、スリーブの外周に上部ステアリングシャフト(雌ステアリングシャフト)12Aを外嵌した状態を示す。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。
実施例3は、相対的に摺動可能で、回転トルクを伝達する、雄ステアリングシャフト12Bと雌ステアリングシャフト12Aとの間の隙間に介挿されたスリーブに本発明を適用した例である。このスリーブは、雄ステアリングシャフト12Bと雌ステアリングシャフト12Aとの間の回転方向のガタを小さくし、雄ステアリングシャフト12Bと雌ステアリングシャフト12Aとの間の軸方向の摺動抵抗を安定させるために使用される。
すなわち、図9、図10に示すように、雌ステアリングシャフト12Aは中空筒状に形成されており、その内周には、雌ステアリングシャフト12Aの軸心19から放射状に、軸方向溝86、86、86、86が、伸縮ストロークの全長にわたって、等間隔(90度間隔)に4個形成されている。各軸方向溝86は、軸心19を通り、図10で左右に水平な中心線191、または、軸心19を通り、図10で上下に垂直な中心線192に対して、角度θで形成された側面861、861を有している。
従って、一つの軸方向溝86を構成する側面861と861との間の間隔は、放射方向外側に向かって狭くなる。また、この側面861、861の放射方向外端が、外側に向かって凸の円弧状の底面862に滑らかに接続され、側面861、861と底面862によって、各軸方向溝86は、軸直角断面が略コの字形に形成されている。
また、この側面861、861の放射方向内端が、隣接する側面861、861の放射方向内端と、内側に向かって凸の円弧状の接続面863によって、滑らかに接続されている。
また、雄ステアリングシャフト12Bの車体後方側の大径部外周には、軸方向凸条87、87、87、87が、大径部外周の軸方向全長にわたって、軸心19から放射状に、上記軸方向溝86と同一位相位置に、等間隔(90度間隔)に4個形成されている。
軸方向凸条87は、上記した左右に水平な中心線191、または、上下に垂直な中心線192と平行な側面871、871を有している。従って、一つの軸方向凸条87を構成する側面871と側面871との間の間隔は一定で、放射方向外側に向かって平行に形成されている。
また、この側面871、871の放射方向外端が、上下に垂直な中心線192、または、左右に水平な中心線191に対して直交する直線状の頂面872に接続され、側面871、871と頂面872によって、各軸方向凸条87は、軸直角断面が略コの字形に形成されている。側面871、871の放射方向内端は、隣接する側面871、871の放射方向内端と、外側に向かって凸の円弧状の接続面873によって接続されている。
従って、雄ステアリングシャフト12Bの軸方向凸条87の側面871、871と、雌ステアリングシャフト12Aの軸方向溝86の側面861、861との間には、放射方向外側に向かって間隔が狭くなる傾斜隙間88が形成されている。
雄ステアリングシャフト12Bの外周と雌ステアリングシャフト12Aの内周との間の隙間には、樹脂製の部分スリーブ91が4個介挿されている。部分スリーブ91は、傾斜スリーブ部911、連結スリーブ部912の二要素で構成される。
傾斜スリーブ部911、911は、各々傾斜隙間88、88に介挿され、連結スリーブ部912は、円弧状の底面862と直線状の頂面872との間の外側円弧状隙間89に介挿されている。
連結スリーブ部912は、傾斜スリーブ部911よりも薄肉に形成されている。従って、雄ステアリングシャフト12Bの外周に部分スリーブ91を4個外嵌すると、連結スリーブ部912が容易に弾性変形して、雄ステアリングシャフト12Bの外周に部分スリーブ91を容易に外嵌することができる。
部分スリーブ91を雄ステアリングシャフト12Bの外周に外嵌する際には、付勢部材としての板ばね92を、雄ステアリングシャフト12Bの外周の頂面872と連結スリーブ部912の内周との間に介挿する。
次に、雄ステアリングシャフト12Bの外周の4箇所の頂面872に、かつ、部分スリーブ91の軸方向の両端部分に、放射方向外側に突出して、凸部(係止部)874、874をカシメ加工で成形する。
この凸部874が4個の部分スリーブ91の軸方向の両端部分に各々当接して、4個の部分スリーブ91が雄ステアリングシャフト12Bに対して軸方向に相対移動しないように固定している。
続いて、4個の部分スリーブ91が外嵌された雄ステアリングシャフト12Bに、雌ステアリングシャフト12Aを外嵌する。すると、傾斜スリーブ部911の外周は、雌ステアリングシャフト12Aの側面861に対して所定の締代を有しているので、締代に抗して雄ステアリングシャフト12Bに雌ステアリングシャフト12Aを外嵌すると、傾斜スリーブ部911(部分スリーブ91)が半径方向(放射方向)内側に向かって移動する。
傾斜スリーブ部911が半径方向(放射方向)内側に移動すると、板ばね92が雄ステアリングシャフト12Bの頂面872と連結スリーブ部912の内周との間に圧縮して介挿される。その結果、板ばね92の付勢力によって、各々の部分スリーブ91は半径方向(放射方向)外側に向かって付勢され、傾斜スリーブ部911が、傾斜隙間88の最大隙間部側から最小隙間部側に向かって押圧される。
そのため、雄ステアリングシャフト12Bと雌ステアリングシャフト12Aとの間のガタが無く、かつ、雄ステアリングシャフト12Bと雌ステアリングシャフト12Aとの間に所定の予圧が付与される。
この状態で、ステアリングホイール121の車体前後方向位置を調節すると、アウターコラム11がインナーコラム10に対してテレスコピック移動し、雌ステアリングシャフト12Aが雄ステアリングシャフト12Bに対して軸方向に摺動する。この雌ステアリングシャフト12Aの軸方向の摺動で、傾斜スリーブ部911の外周が雌ステアリングシャフト12Aの側面861に対して常に接触しながら摺動する。
すなわち、隣接する部分スリーブ91は、雄ステアリングシャフト12Bの軸方向に直交する方向(半径方向)に互いに相対移動可能に係合されているため、板ばね92の弾性力が部分スリーブ91に全て伝達され、予圧力として効果的に作用する。
この部分スリーブ91を、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形する。正の熱膨張係数を有する樹脂材料としては、摩擦係数が小さい、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が使用される。ポリテトラフルオロエチレンの熱膨張係数は10×10−5/℃である。樹脂に分散させる負の熱膨張係数を有する材料としては、実施例1で説明した負熱膨張性ガラスセラミックス等を使用することができる。
このように、部分スリーブ91を、正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形すると、部分スリーブ91の熱膨張係数を金属製の雌ステアリングシャフト12A、雄ステアリングシャフト12Bの熱膨張係数に近づけることができる。従って、環境温度の変化による、部分スリーブ91、雌ステアリングシャフト12A、雄ステアリングシャフト12Bとの間の熱変位が抑制され、予圧力の変動が無く、雄ステアリングシャフト12Bと雌ステアリングシャフト12Aとの間の軸方向の摺動抵抗が一定に維持される。
上記実施例では、インナーコラム10がロアーコラム、アウターコラム11がアッパーコラムで構成されているが、インナーコラム10をアッパーコラム、アウターコラム11をロアーコラムにしてもよい。
また、上記実施例では、チルト位置調整とテレスコピック位置調整の両方が可能なチルト・テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、チルト位置調整またはテレスコピック位置調整のどちらか一方だけが可能なステアリング装置に本発明を適用してもよい。
また、チルト位置調整方向、テレスコピック位置調整方向、あるいは、チルト位置調整方向とテレスコピック位置調整方向の両方に、多板式またはギヤ式のロック機構を備えたステアリング装置に本発明を適用してもよい。さらに、上記実施例では、コラム1の軸心よりも車体下方側を締付けロッド5で締め付けてクランプする方式のステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、コラム1の軸心よりも車体上方側を締付けロッド5で締め付けてクランプする方式のステアリング装置に本発明を適用してもよい。また、コラム1に操舵補助部を有する電動パワーステアリング装置に本発明を適用してもよい。
1 コラム
10 インナーコラム(ロアーコラム)
10A 外周面
11 アウターコラム(アッパーコラム)
11A 外周面
11B 内周面
111 車体前方側端面
12 ステアリングシャフト
12A 上部ステアリングシャフト(雌ステアリングシャフト)
12B 下部ステアリングシャフト(雄ステアリングシャフト)
121 ステアリングホイール
13A、13B クランプ部材
131A、131B 車体後方側端面
14A、14B 外側面
15A、15B テレスコ調整用長溝
16A、16B 内側面
17A、17B 凹部
18A、18B 凹部
19 軸心
191、192 中心線
21 自在継手
22 中間シャフト
221 中間インナーシャフト
222 中間アウターシャフト
23 自在継手
24 ステアリングギヤ
25 タイロッド
3 アッパーブラケット(車体取付けブラケット)
32 上板
33、34 側板
331、341 内側面
35、36 チルト調整用長溝
41 車体
42 カプセル
5 締付けロッド
51 頭部
511 回り止め部
53 固定カム
54 可動カム
55 操作レバー
56 スラスト軸受
57 ナット
58 雄ねじ
6 ロアーブラケット
61 チルト中心軸
7 スリット
71 開放端部
72 平行部
73 閉鎖端部
84 スペーサ
841 左側板
8411 外側面
8412、8413 凸部
8414 内側面
842 右側板
8421 外側面
8422、8423 凸部
8424 内側面
843 下板
844 補強リブ
85 スリーブ
86 軸方向溝
861 側面
862 底面
863 接続面
87 軸方向凸条
871 側面
872 頂面
873 接続面
874 凸部
88 傾斜隙間
89 外側円弧状隙間
91 部分スリーブ
911 傾斜スリーブ部
912 連結スリーブ部
92 板ばね

Claims (3)

  1. 車体に取付け可能な車体取付けブラケット、
    上記車体取付けブラケットにチルト位置又はテレスコピック位置の少なくともいずれか一方の位置が調整可能に支持されると共に、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支したコラム、
    所望のチルト位置又はテレスコピック位置の少なくともいずれか一方の位置で上記車体取付けブラケットに上記コラムを締付けてクランプするために、上記車体取付けブラケットに形成されたチルト位置調整用長溝、または、上記コラムに形成されたテレスコピック位置調整用長溝の少なくともいずれか一方に挿通された金属製の締付けロッド、
    上記締付けロッドの一端に支承され上記車体取付けブラケットの一側面を上記コラムに押圧する固定カム、
    上記固定カムに対向して上記締付けロッドの一端に回動可能に支承され、操作レバーと一体的に形成された可動カム、
    上記固定カムと可動カムの対向する面に各々設けられ、上記固定カムに対して可動カムを相対的に軸方向に押圧するカム面を備えたステアリング装置において、
    上記固定カムと可動カムは、
    正の熱膨張係数を有する樹脂に負の熱膨張係数を有する材料を分散させた複合材料で成形されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載されたステアリング装置において、
    上記負の熱膨張係数を有する材料は、
    負熱膨張性ガラスセラミックス、チタン酸鉛、チタン酸ハフニウム、タングステン酸ジルコニウム、タングステン酸タンタルのうちのいずれかであること
    を特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項2に記載されたステアリング装置において、
    上記負熱膨張性ガラスセラミックスは、
    主結晶相が、β−ユークリプタイト固溶体、β−ユークリプタイト、β−石英固溶体、および、β−石英のうちのいずれか1種または2種以上のガラスセラミックスであって、質量%で、BaO成分を0.5〜4%含有する材料であること
    を特徴とするステアリング装置。
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