JPH08185112A - ホログラム転写箔とホログラムラベル及びホログラム構成層が形成された情報担持体とその製造方法 - Google Patents

ホログラム転写箔とホログラムラベル及びホログラム構成層が形成された情報担持体とその製造方法

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JPH08185112A
JPH08185112A JP6339895A JP33989594A JPH08185112A JP H08185112 A JPH08185112 A JP H08185112A JP 6339895 A JP6339895 A JP 6339895A JP 33989594 A JP33989594 A JP 33989594A JP H08185112 A JPH08185112 A JP H08185112A
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    • G03H1/18Particular processing of hologram record carriers, e.g. for obtaining blazed holograms
    • G03H2001/187Trimming process, i.e. macroscopically patterning the hologram

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被転写体表面に形成されたホログラム構成層
の任意領域からホログラム効果を消失させ画像パターン
の視覚性を向上させるホログラム転写箔等を提供する。 【構成】 ホログラム転写箔10は、ベースシート11上に
順次設けられた剥離層12、ホログラム形成層13、薄膜の
Snから成る光反射層(低融点金属層)14、接着剤層15と
でその主要部が構成される。このホログラム転写箔10を
適用して被転写体表面にベースシートを除く各層(ホロ
グラム構成層)を転写し、このホログラム構成層の任意
部位を加熱するとその部位の光反射層14が溶融除去され
てその部位のホログラム効果が消失する。このためその
部位に形成されている画像パターンはホログラムパター
ンとの重なりが起こらないため視覚性の改善が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写若しくは貼着によ
り被転写体表面にホログラム構成層を形成するホログラ
ム転写箔若しくはホログラムラベルに係り、特に、被転
写体表面に形成されたホログラム構成層の任意領域から
ホログラム効果を消失させて被転写体表面若しくはホロ
グラム構成層に設けられた画像パターンの視覚性を向上
させたホログラム転写箔若しくはホログラムラベル及び
このホログラム構成層が形成された情報担持体とその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からホログラムは装飾性、立体感に
よる意外性の効果を生かして書籍や雑誌の表紙並びに挿
絵、ギフト商品、ノベルティ商品あるいはディスプレイ
や広告の分野において利用され、更に偽造が困難である
ことから商品券等の有価証券、クレジットカード、ID
カード等の偽造防止手段として採用されている。
【0003】これ等のホログラムはその表面に干渉縞の
凹凸パターンが形成されて成るもので、その表面に白色
光が照射されると凹凸パターン面による反射回折光が互
に干渉して結像しその結像位置に立体感のあるホログラ
ム像が観察されるものである。そして、凹凸パターンを
利用することからレリーフ型ホログラムと呼ばれてい
る。また、反射回折光は波長によりその回折角が異なる
ため自然光が分散して得られる連続スペクトルを構成し
虹模様に見えることからレインボーホログラムと呼ばれ
ることもある。
【0004】ここで、上記商品券やクレジットカード等
の情報担持体に対して上述したホログラムを適用する場
合、従来、ホログラム転写箔を用いた転写法やホログラ
ムラベルを用いた貼着法等により行われている。
【0005】すなわち、上記ホログラム転写箔は、図5
に示すようにベースシートaと、このベースシートa上
に直接若しくは剥離層bを介して設けられ凹凸パターン
を有するホログラム形成層cと、このホログラム形成層
cの凹凸パターン面に沿って設けられた光反射層dと、
この光反射層d上に直接若しくはアンカー層(図示せ
ず)を介して設けられた接着剤層eとでその主要部が構
成されており、上記接着剤層eを介しベースシートaを
除く各層が図示外の被転写体表面に転写されてその表面
にホログラム構成層を形成するものである。
【0006】他方、上記ホログラムラベルは、図6に示
すように透明シートfと、この透明シートf上に設けら
れた凹凸パターンを有するホログラム形成層cと、この
ホログラム形成層cの凹凸パターン面に沿って設けられ
た光反射層dと、この光反射層d上に直接若しくはアン
カー層(図示せず)を介して設けられた接着剤層eとで
その主要部が構成されており、上記接着剤層eを介し透
明シートfと各層が図示外の被転写体表面に貼着されて
その表面にホログラム構成層を形成するものであった。
【0007】尚、図5及び図6中、gは接着剤層eと剥
離性を有する剥離材料層、hは接着剤層eを保護する保
護シートをそれぞれ示している。
【0008】ところで、クレジットカード等の情報担持
体に対して上記ホログラムを適用した場合、より偽造防
止効果を高める目的から上記ホログラム構成層表面へ染
料等の光透過性材料を用いた転写手段により顔写真等の
画像パターンを形成する方法が広く採られている。図7
はカード基材等の被転写体表面に設けられたホログラム
構成層に対して画像データに基づく昇華転写手段により
顔写真等の画像パターンを形成する方法を示したもので
ある。すなわち、この方法は、帯状のシート上にイエロ
ー、マゼンタ、シアン等の昇華性染料を各々含んだ熱昇
華性転写層(Y)、(M)、(C)が所定の寸法毎に順
次形成されて成る転写リボンiを用い、かつ、この転写
リボンiとカード基材等の被転写体jをプラテンローラ
kとサーマルヘッドmとの間に挿通させると共に、画像
データに基づき上記サーマルヘッドmの発熱素子群(図
示せず)を適宜発熱させて上記データに基づく画像パタ
ーンを被転写体jのホログラム構成層(図示せず)表面
に形成する方法である。この場合、転写リボンiについ
ては常にβ方向へ搬送させる一方、上記被転写体jにつ
いては一色の転写が終了する毎にα’方向へ引き戻し再
度α方向へ搬送させて二色目の転写、三色目の転写が順
次なされるため、図8(A)に示すように顔写真等カラ
ーの画像パターンpが被転写体jのホログラム構成層表
面に形成されるものであった。また、この方法に代え
て、カード基材等被転写体の任意部位に顔写真等の画像
パターンを予め形成し、この画像パターンが形成された
部位に上記ホログラム構成層を形成して同様の情報担持
体を得る方法も一般に採られている。
【0009】そして、この様に構成された情報担持体に
おいてはホログラムパターンと顔写真等の画像パターン
を具備していることから、その分、真偽を判定するため
の情報量が多くなるため偽造防止効果が向上する利点を
有していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この様な用
途に用いられるホログラム転写箔若しくはホログラムラ
ベルは、これ等を適用して得られる情報担持体からホロ
グラムパターンと顔写真等の画像パターンを確認できる
ようにする必要があることから、上記光反射層の構成材
料としては角度に依存して光透過性を発現するTiO
(酸化チタン)やZnS(硫化亜鉛)等が用いられてい
た。
【0011】しかし、これ等の材料はその融点が比較的
高い(TiO:1750℃、ZnS:1020℃)た
め、サーマルヘッド等により画像パターンを形成する前
者の方法を採った場合でも融解されることがなく(サー
マルヘッドの加熱条件は通常0℃〜300℃程度)、画
像パターンの形成の有無に拘らずホログラム構成層は依
然としてホログラム効果を有している。
【0012】このため、図8(A)に示すようにホログ
ラムパターンが認識されない角度範囲(この場合、光反
射層を構成する上記材料が光透過性を示すため)におい
ては顔写真等の画像パターンpのみが視覚されるが、上
記角度範囲外の場合には図8(B)に示すようにホログ
ラムパターンqと顔写真等の画像パターンpが重なって
視覚されるため画像パターンpが判別され難くなる問題
点を有していた。
【0013】また、この問題点は、カード基材等被転写
体の任意部位に顔写真等の画像パターンを予め形成して
求められた情報担持体においても同様に有していた。
【0014】本発明はこの様な問題点に着目してなされ
たもので、その課題とするところは、被転写体表面に形
成されたホログラム構成層の任意領域からホログラム効
果を消失させて被転写体表面若しくはホログラム構成層
に設けられた画像パターンの視覚性を向上させるホログ
ラム転写箔若しくはホログラムラベルを提供することに
あり、かつ、これ等のホログラム転写箔若しくはホログ
ラムラベルを用いて得られる情報担持体とその製造方法
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、ベースシートと、このベースシート上に直接
若しくは剥離層を介して設けられ凹凸パターンを有する
ホログラム形成層と、この凹凸パターン面に沿って設け
られた光反射層と、この光反射層上に直接若しくはアン
カー層を介して設けられた接着剤層とを備え、この接着
剤層を介しベースシートを除く各層が被転写体に転写さ
れてその表面にホログラム構成層を形成するホログラム
転写箔を前提とし、上記光反射層が薄膜の低融点金属層
により構成されていることを特徴とするものである。
【0016】そして、この請求項1記載の発明に係るホ
ログラム転写箔においては上記光反射層が薄膜の低融点
金属層により構成されているため、この低融点金属層の
任意部位を加熱処理した場合、その部位が溶融除去され
てこの部位のホログラム効果を消失させることが可能と
なる。従って、被転写体表面若しくはホログラム形成層
に設けられた画像パターンの形成部位と上記ホログラム
効果の消失部位とを一致させることにより画像パターン
の視覚性を向上させることが可能となる。すなわち、被
転写体表面の任意箇所に画像パターンが予め形成されて
いる場合には、この被転写体上に形成されたホログラム
構成層の上記画像パターンに対応する部位を加熱処理し
て溶融除去することにより達成することができる。ま
た、このホログラム転写箔を用いて被転写体表面にホロ
グラム構成層を転写形成し、このホログラム構成層上に
昇華転写手段等により画像パターンを形成する場合にも
同様である。すなわち、ホログラム構成層に画像パター
ンが形成される際、この画像パターンに対応する部位の
低融点金属層も加熱処理により溶融除去されてその部位
のホログラム効果が消失するため、画像パターンの形成
部位とホログラム効果の消失部位とを一致させることが
可能となる。
【0017】尚、請求項1記載の発明に係るホログラム
転写箔を構成するベースシート並びに各層(但し、光反
射層を除く)の材料としては従来のものが利用でき、ベ
ースシートとしてはポリエステルやポリカーボネート等
の樹脂フィルムが適用でき、剥離層としてはアクリル系
樹脂、アクリル系樹脂とビニール系樹脂の混合物等が適
用できる。また、剥離層上に設けられるホログラム形成
層としてはアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、セルロー
スアセテート系樹脂、ニトロセルロース系樹脂等が適用
され、これら材料表面に複数の干渉縞から成る凹凸パタ
ーンを有する金属スタンパ等を加熱押圧してホログラム
形成層が形成される。また、このホログラム形成層の凹
凸パターン面に沿って設けられる薄膜の低融点金属層
(光反射層)としては真空蒸着などの適宜製膜手段で製
膜されたSn(スズ,融点:253℃)等が適用でき
る。また、接着剤層としてはアクリル系樹脂、ビニール
系樹脂等の感熱若しくは感圧の接着剤が適用できる。
尚、ホログラム転写箔の保存性を考慮して上記接着剤層
上に剥離性を有する保護シートを積層させる構成にして
もよい。
【0018】ここで、ホログラム形成層と接着剤層の屈
折率が大きく相違する場合、低融点金属層を部分的に除
去してもホログラム形成層と接着剤層の界面で光反射が
起こるためホログラム効果が消失され難いことがある。
請求項2及び請求項3に係る発明はこの様な弊害を改善
するためになされている。
【0019】すなわち、請求項2に係る発明は、請求項
1記載の発明に係るホログラム転写箔を前提とし、上記
ホログラム形成層と接着剤層の屈折率が略同一であるこ
とを特徴とし、請求項3に係る発明は、上記ホログラム
形成層と接着剤層が同一の樹脂により構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0020】次に、請求項4〜6に係る発明は、請求項
1〜3に係るホログラム転写箔と同一の効果を有するホ
ログラムラベルに関する。
【0021】すなわち、請求項4に係る発明は、透明シ
ートと、このシート上に設けられた凹凸パターンを有す
るホログラム形成層と、この凹凸パターン面に沿って設
けられた光反射層と、この光反射層上に直接若しくはア
ンカー層を介して設けられた接着剤層とを備え、この接
着剤層を介し透明シートと各層が被転写体に貼着されて
その表面にホログラム構成層を形成するホログラムラベ
ルを前提とし、上記光反射層が薄膜の低融点金属層によ
り構成されていることを特徴とし、請求項5に係る発明
は、請求項4記載の発明に係るホログラムラベルを前提
とし、上記ホログラム形成層と接着剤層の屈折率が略同
一であることを特徴とし、また、請求項6に係る発明
は、上記ホログラム形成層と接着剤層が同一の樹脂によ
り構成されていることを特徴とするものである。
【0022】尚、請求項4〜6に係るホログラムラベル
を構成する上記透明シート並びに各層(但し、光反射層
を除く)の材料としては従来のものが利用でき、透明シ
ートとしてポリエステルやポリカーボネート等の樹脂フ
ィルムが適用できる。また、ホログラムラベルにおける
ホログラム形成層、光反射層、及び、接着剤層等は請求
項1〜3に係る発明において適用された材料と同一の材
料が利用できる。
【0023】次に、請求項7〜8に係る発明は、請求項
1に係るホログラム転写箔若しくは請求項4に係るホロ
グラムラベルが適用された情報担持体に関する。
【0024】すなわち、請求項7に係る発明は、請求項
1記載のホログラム転写箔若しくは請求項4記載のホロ
グラムラベルを用いて被転写体表面にホログラム構成層
が形成された情報担持体を前提とし、上記被転写体に形
成された低融点金属層の任意部位が除去されていること
を特徴とし、請求項8に係る発明は、上記被転写体に接
着された接着剤層の任意部位に画像パターンを具備し、
かつ、この画像パターンに対応した部位に低融点金属層
が存在しないことを特徴とするものである。
【0025】尚、このような情報担持体としては、従来
技術において例示されたギフト商品、ノベルティ商品、
商品券等が挙げられ、更に、株券、小切手、手形、証
券、通帳類、観賞券、キャッシュカード、クレジットカ
ード、パスポート、チケット類等を例示することができ
る。また、情報担持体の画像パターンについては、例示
されている顔写真でもよいし、文字パターン、記号パタ
ーン等任意である。
【0026】次に、請求項9〜10に係る発明は、請求
項8記載の発明に係る情報担持体の製造方法に関するも
のである。
【0027】すなわち、請求項9に係る発明は、請求項
1記載のホログラム転写箔を用いて被転写体表面にホロ
グラム構成層が形成された情報担持体を製造する方法を
前提とし、上記ホログラム転写箔の接着剤層の任意部位
へ昇華転写手段により画像パターンを形成すると共に、
昇華転写時の加熱処理により上記画像パターンに対応し
た部位の低融点金属層を溶融除去し、次いでベースシー
トを除く各層を被転写体へ転写させてその表面にホログ
ラム構成層を形成することを特徴とし、請求項10に係
る発明は、請求項4記載のホログラムラベルを用いて被
転写体表面にホログラム構成層が形成された情報担持体
を製造する方法を前提とし、上記ホログラムラベルの接
着剤層の任意部位へ昇華転写手段により画像パターンを
形成すると共に、昇華転写時の加熱処理により上記画像
パターンに対応した部位の低融点金属層を溶融除去し、
次いで透明シートと各層を被転写体へ貼着させてその表
面にホログラム構成層を形成することを特徴とするもの
である。
【0028】
【作用】請求項1記載の発明に係るホログラム転写箔に
よれば、光反射層が薄膜の低融点金属層により構成され
ているため、この低融点金属層の任意部位を加熱処理し
た場合、その部位が溶融除去されてこの部位のホログラ
ム効果を消失させることが可能となる。
【0029】従って、被転写体表面若しくはホログラム
形成層に設けられた画像パターンの形成部位と上記ホロ
グラム効果の消失部位とを一致させることにより画像パ
ターンの視覚性を向上させることが可能となる。
【0030】また、請求項2記載の発明に係るホログラ
ム転写箔によれば、ホログラム形成層と接着剤層の屈折
率が略同一に設定されており、請求項3記載の発明に係
るホログラム転写箔によれば、上記ホログラム形成層と
接着剤層が同一の樹脂により構成されていることからホ
ログラム形成層と接着剤層との界面における光反射が起
こり難いため、低融点金属層の溶融除去に伴うホログラ
ム効果の消失をより完全に達成させることが可能とな
る。
【0031】次に、請求項4記載の発明に係るホログラ
ムラベルによれば、請求項1に係る発明と同様に上記光
反射層が薄膜の低融点金属層により構成されており、こ
の低融点金属層の任意部位を加熱処理した場合、その部
位が溶融除去されてこの部位のホログラム効果を消失さ
せることができるため、被転写体表面若しくはホログラ
ム形成層に設けられた画像パターンの形成部位と上記ホ
ログラム効果の消失部位とを一致させることにより画像
パターンの視覚性を向上させることが可能となる。
【0032】また、請求項5記載の発明に係るホログラ
ムラベルによれば、ホログラム形成層と接着剤層の屈折
率が略同一に設定されており、請求項6記載の発明に係
るホログラムラベルによれば、上記ホログラム形成層と
接着剤層が同一の樹脂により構成されているためホログ
ラム形成層と接着剤層との界面における光反射が起こり
難くなり、上記ホログラム効果の消失をより完全に達成
させることが可能となる。
【0033】次に、請求項7記載の発明に係る情報担持
体によれば、被転写体に形成された低融点金属層の任意
部位が除去されてその部位のホログラム効果が消失され
ているため、この部位に対応する被転写体表面若しくは
ホログラム形成層上に画像パターンを配置させることに
よりホログラムパターンと画像パターンの重なりを防止
でき、画像パターンの視覚性を向上させることが可能と
なる。
【0034】また、請求項8記載の発明に係る情報担持
体によれば、被転写体に接着された接着剤層の任意部位
に画像パターンを具備し、かつ、この画像パターンに対
応した部位に低融点金属層が存在しないため、ホログラ
ムパターンと画像パターンの重なりが防止され画像パタ
ーンの視覚性を向上させることが可能となる。
【0035】次に、請求項9記載の発明に係る情報担持
体の製造方法によれば、ホログラム転写箔の接着剤層の
任意部位へ昇華転写手段により画像パターンを形成する
と共に、昇華転写時の加熱処理により上記画像パターン
に対応した部位の低融点金属層を溶融除去し、次いでベ
ースシートを除く各層を被転写体へ転写させてその表面
にホログラム構成層を形成しており、また、請求項10
記載の発明に係る情報担持体の製造方法によれば、ホロ
グラムラベルの接着剤層の任意部位へ昇華転写手段によ
り画像パターンを形成すると共に、昇華転写時の加熱処
理により上記画像パターンに対応した部位の低融点金属
層を溶融除去し、次いで透明シートと各層を被転写体へ
貼着させてその表面にホログラム構成層を形成している
ため、請求項8記載の発明に係る情報担持体を簡便かつ
確実に製造することが可能となる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0037】[実施例1]この実施例に係るホログラム
転写箔10は、図1に示すようにポリエステルフィルム
から成るベースシート11と、このベースシート11上
に設けられアクリル系樹脂から成る剥離層12と、この
剥離層12上に設けられレリーフ型ホログラムを構成す
る凹凸パターン3を有しウレタン系樹脂から成るホログ
ラム形成層13と、蒸着法により上記凹凸面に沿って設
けられた膜厚約50オングストロームのスズ(Sn)か
ら成る光反射層(低融点金属層)14と、この光反射層
14上に設けられた膜厚約5〜20μmの接着剤層15
とでその主要部が構成され、この接着剤層15には剥離
材料層16が設けられた保護シート17が積層されてい
る。尚、上記接着剤層を構成する材料組成は以下の通り
である。
【0038】 (接着剤層塗料の組成) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 60重量部 トルエン/2−ブタン 40重量部 そして、この実施例に係るホログラム転写箔10から剥
離材料層16が設けられた保護シート17を剥離して接
着剤層15を露出させ、次いでこれを被転写体であるポ
リ塩化ビニル製のカード基材(図示せず)の所定箇所へ
重ね合わせその表面へベースシート11を除く各層を転
写させてホログラム構成層(図示せず)を転写させた。
更に、このホログラム構成層上へ従来技術で説明した転
写リボンを用い、昇華転写方式によりカラーの顔写真か
ら成る画像パターン2を形成して図2(A)に示すよう
な情報担持体20を得た。
【0039】そして、この情報担持体20においてはホ
ログラムパターンが認識されない角度範囲においては顔
写真の画像パターン2のみが視覚されるが(図2A参
照)、上記角度範囲外の場合には図2(B)に示すよう
にホログラムパターン30と顔写真の画像パターン2が
確認された。この場合、図2(B)に示すように画像パ
ターン2の形成部位にはホログラムパターン30が確認
されないため画像パターン2の視覚性が大幅に向上され
ているものであった。
【0040】[実施例2] {ホログラム転写箔の製造} (剥離層塗料の組成) ポリメチルメタアクリレート(Tg:105℃) 10重量部 (三菱レイヨン(株)製 商品名BR−80) テフロンパウダー 1重量部 トルエン/2−ブタノン(1/1) 40重量部 (ホログラム形成層塗料の組成) アクリルポリオール樹脂(TG:75℃,OH価:100) 25重量部 ニトロセルロース樹脂 5重量部 (窒素含有率:12%,平均重合度:45,粘度:1/2) キシレンジイソシアナート 5重量部 トルエン/2ーブタノン(25/20) 45重量部 酢酸イソブチル 20重量部 (接着剤層塗料の組成) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(Tg:65℃) 10重量部 (積水化学工業(株)製 商品名エスレックA) メラミン・ホルムアルデヒド縮合物(分解点300℃/軟化点なし) (日本触媒(株)製 商品名エポスターS) 2重量部 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール 2.5重量部 トルエン/2−ブタノン(2/1) 40重量部 厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム4
1上に、グラビアコーターを用いて上記剥離層塗料を乾
燥重量2.0g/m2 になるように塗布乾燥して剥離層
42を形成した。その層上に上記ホログラム形成層塗料
をグラビアコータで乾燥重量が1.2g/m2 になるよ
うに塗布乾燥してホログラム形成層43を形成し、60
℃、72時間エイジングをおこなった後、プレス機にて
ホログラム形成層43とホログラムスタンパのホログラ
ムパターン形成面を重ね合わせ、エンボス加工を160
℃、40kg/cmの加熱、加圧条件にて行いホログラ
ム形成層43に凹凸パターン3を形成した。次に、該ホ
ログラム形成層43面に約50オングストロームの厚み
にスズ(Sn)を蒸着して光反射層(低融点金属層)4
4を形成した。更に、上記接着剤層塗料をグラビアコー
ターで乾燥重量が1.5g/m2 になるように塗布乾燥
して接着剤層45を形成しホログラム転写箔40を製造
した(図3A参照)。
【0041】{転写リボンの製造}3つの色の染料(イ
エロー、マゼンタ、シアン)を各々ポリビニルブチラー
ルに分散させ、グラビアコータを用いて、厚さ6μmの
ポリエステルフィルム上に、各色が交互に配置されるよ
うに塗布乾燥して、3色の熱昇華性インク層を有する転
写リボンを製造した。
【0042】そして、この転写リボンを用い実施例1と
同様の昇華転写方式により上記ホログラム転写箔40に
おける接着剤層45の任意箇所に画像パターン21を形
成した。この際、昇華転写時の加熱処理により上記光反
射層(低融点金属層)44の加熱領域が溶融除去(ボー
ルアップ現象)されて、図2(B)に示すように画像パ
ターン21に対応する部位には光反射層(低融点金属
層)44が存在しない構造になっている。
【0043】次に、接着剤層45に画像パターン21が
形成されたホログラム転写箔40についてその接着剤層
45側を被転写体であるポリ塩化ビニル製カード基材2
3の所定箇所へ重ね合わせ(図3C参照)、かつ、その
表面へベースシート41を除く各層を転写させて図3
(D)に示すような情報担持体25を得た。
【0044】そして、得られたこの情報担持体25にお
いては、実施例1の場合と同様に画像パターン21の形
成部位にはホログラムパターンが確認されないため(図
3D参照)画像パターン21の視覚性が大幅に向上され
ているものであった。
【0045】[実施例3]この実施例に係るホログラム
ラベル50は、図4に示すようにポリエステルフィルム
から成る透明シート51と、この透明シート51上に設
けられアクリルポリオール樹脂(Tg:75℃、OH
価:100)とニトロセルロース樹脂(重量比で25:
5)の混合系から成るホログラム形成層52と、蒸着法
により上記ホログラム形成層52の凹凸面に沿って設け
られた膜厚約50オングストロームのスズ(Sn)から
成る光反射層(低融点金属層)53と、実施例1と同一
の組成を有する材料から成る接着剤層54とでその主要
部が構成され、この接着剤層54には剥離材料層55が
設けられた保護シート56が積層されている。
【0046】そして、このホログラムラベル50から上
記保護シート56を剥離材料層55と共に剥がして接着
剤層54を露出させ、接着剤層24を介し被転写体であ
るポリ塩化ビニル製カード基材(図示せず)の表面へ貼
着して透明シート51、ホログラム形成層52、光反射
層(低融点金属層)53、接着剤層54から成るホログ
ラム構成層を形成した。更に、このホログラム構成層の
透明シート51上へ実施例1と同一の転写リボンを用
い、昇華転写方式によりカラーの顔写真から成る画像パ
ターンを形成して情報担持体(図示せず)を得た。
【0047】そして、得られたこの情報担持体において
は、実施例1の場合と同様に画像パターンの形成部位に
はホログラムパターンが確認されないため画像パターン
の視覚性が大幅に向上されているものであった。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るホログラム転
写箔によれば、光反射層が薄膜の低融点金属層により構
成されているため、この低融点金属層の任意部位を加熱
処理した場合、その部位が溶融除去されてこの部位のホ
ログラム効果を消失させることが可能となる。
【0049】従って、被転写体表面若しくはホログラム
形成層に設けられた画像パターンの形成部位と上記ホロ
グラム効果の消失部位とを一致させることにより画像パ
ターンの視覚性を向上できる効果を有している。
【0050】また、請求項2記載の発明に係るホログラ
ム転写箔によれば、ホログラム形成層と接着剤層の屈折
率が略同一に設定されており、請求項3記載の発明に係
るホログラム転写箔によれば、上記ホログラム形成層と
接着剤層が同一の樹脂により構成されていることからホ
ログラム形成層と接着剤層との界面における光反射が起
こり難く、これにより上記ホログラム効果の消失をより
完全に達成させることが可能になるため画像パターンの
視覚性をより確実に向上できる効果を有している。
【0051】次に、請求項4記載の発明に係るホログラ
ムラベルによれば、請求項1に係る発明と同様に上記光
反射層が薄膜の低融点金属層により構成されており、こ
の低融点金属層の任意部位を加熱処理した場合、その部
位が溶融除去されてこの部位のホログラム効果を消失さ
せることができるため、被転写体表面若しくはホログラ
ム形成層に設けられた画像パターンの形成部位と上記ホ
ログラム効果の消失部位とを一致させることにより画像
パターンの視覚性を向上できる効果を有している。
【0052】また、請求項5記載の発明に係るホログラ
ムラベルによれば、ホログラム形成層と接着剤層の屈折
率が略同一に設定されており、請求項6記載の発明に係
るホログラムラベルによれば、上記ホログラム形成層と
接着剤層が同一の樹脂により構成されているためホログ
ラム形成層と接着剤層との界面における光反射が起こり
難くなり、これにより上記ホログラム効果の消失をより
完全に達成させることが可能になるため画像パターンの
視覚性をより確実に向上できる効果を有している。
【0053】次に、請求項7記載の発明に係る情報担持
体によれば、被転写体に形成された低融点金属層の任意
部位が除去されてその部位のホログラム効果が消失され
ているため、この部位に対応する被転写体表面若しくは
ホログラム形成層上に画像パターンを配置させることに
よりホログラムパターンと画像パターンの重なりを防止
でき、画像パターンの視覚性を向上できる効果を有して
いる。
【0054】また、請求項8記載の発明に係る情報担持
体によれば、被転写体に接着された接着剤層の任意部位
に画像パターンを具備し、かつ、この画像パターンに対
応した部位に低融点金属層が存在しないため、ホログラ
ムパターンと画像パターンの重なりが防止され画像パタ
ーンの視覚性を向上できる効果を有している。
【0055】次に、請求項9記載の発明に係る情報担持
体の製造方法によれば、ホログラム転写箔の接着剤層の
任意部位へ昇華転写手段により画像パターンを形成する
と共に、昇華転写時の加熱処理により上記画像パターン
に対応した部位の低融点金属層を溶融除去し、次いでベ
ースシートを除く各層を被転写体へ転写させてその表面
にホログラム構成層を形成しており、また、請求項10
記載の発明に係る情報担持体の製造方法によれば、ホロ
グラムラベルの接着剤層の任意部位へ昇華転写手段によ
り画像パターンを形成すると共に、昇華転写時の加熱処
理により上記画像パターンに対応した部位の低融点金属
層を溶融除去し、次いで透明シートと各層を被転写体へ
貼着させてその表面にホログラム構成層を形成している
ため、請求項8記載の発明に係る情報担持体を簡便かつ
確実に製造できる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るホログラム転写箔の断面図。
【図2】図2(A)〜(B)は実施例1に係るホログラ
ム転写箔を用いて得られた情報担持体の平面図。
【図3】図3(A)は実施例2に係るホログラム転写箔
の断面図、図3(B)〜(D)はこのホログラム転写箔
を用いて情報担持体を製造する工程を示す説明図。
【図4】実施例3に係るホログラムラベルの断面図。
【図5】従来例に係るホログラム転写箔の断面図。
【図6】従来例に係るホログラムラベルの断面図。
【図7】被転写体に設けられたホログラム構成層に対し
昇華転写手段により画像パターンを形成する工程を示す
概略斜視図。
【図8】図8(A)〜(B)は従来例に係るホログラム
転写箔若しくはホログラムラベルを用いて得られた情報
担持体の平面図。
【符号の説明】
3 凹凸パターン 10 ホログラム転写箔 11 ベースシート 12 剥離層 13 ホログラム形成層 14 光反射層(低融点金属層) 15 接着剤層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースシートと、このベースシート上に直
    接若しくは剥離層を介して設けられ凹凸パターンを有す
    るホログラム形成層と、この凹凸パターン面に沿って設
    けられた光反射層と、この光反射層上に直接若しくはア
    ンカー層を介して設けられた接着剤層とを備え、この接
    着剤層を介しベースシートを除く各層が被転写体に転写
    されてその表面にホログラム構成層を形成するホログラ
    ム転写箔において、 上記光反射層が薄膜の低融点金属層により構成されてい
    ることを特徴とするホログラム転写箔。
  2. 【請求項2】上記ホログラム形成層と接着剤層の屈折率
    が略同一であることを特徴とする請求項1記載のホログ
    ラム転写箔。
  3. 【請求項3】上記ホログラム形成層と接着剤層が同一の
    樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1記
    載のホログラム転写箔。
  4. 【請求項4】透明シートと、このシート上に設けられた
    凹凸パターンを有するホログラム形成層と、この凹凸パ
    ターン面に沿って設けられた光反射層と、この光反射層
    上に直接若しくはアンカー層を介して設けられた接着剤
    層とを備え、この接着剤層を介し透明シートと各層が被
    転写体に貼着されてその表面にホログラム構成層を形成
    するホログラムラベルにおいて、 上記光反射層が薄膜の低融点金属層により構成されてい
    ることを特徴とするホログラムラベル。
  5. 【請求項5】上記ホログラム形成層と接着剤層の屈折率
    が略同一であることを特徴とする請求項4記載のホログ
    ラムラベル。
  6. 【請求項6】上記ホログラム形成層と接着剤層が同一の
    樹脂により構成されていることを特徴とする請求項4記
    載のホログラムラベル。
  7. 【請求項7】請求項1記載のホログラム転写箔若しくは
    請求項4記載のホログラムラベルを用いて被転写体表面
    にホログラム構成層が形成された情報担持体において、 上記被転写体に形成された低融点金属層の任意部位が除
    去されていることを特徴とする情報担持体。
  8. 【請求項8】請求項1記載のホログラム転写箔若しくは
    請求項4記載のホログラムラベルを用いて被転写体表面
    にホログラム構成層が形成された情報担持体において、 上記被転写体に接着された接着剤層の任意部位に画像パ
    ターンを具備し、かつ、この画像パターンに対応した部
    位に低融点金属層が存在しないことを特徴とする情報担
    持体。
  9. 【請求項9】請求項1記載のホログラム転写箔を用いて
    被転写体表面にホログラム構成層が形成された情報担持
    体を製造する方法において、 上記ホログラム転写箔の接着剤層の任意部位へ昇華転写
    手段により画像パターンを形成すると共に、昇華転写時
    の加熱処理により上記画像パターンに対応した部位の低
    融点金属層を溶融除去し、次いでベースシートを除く各
    層を被転写体へ転写させてその表面にホログラム構成層
    を形成することを特徴とする情報担持体の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項4記載のホログラムラベルを用い
    て被転写体表面にホログラム構成層が形成された情報担
    持体を製造する方法において、 上記ホログラムラベルの接着剤層の任意部位へ昇華転写
    手段により画像パターンを形成すると共に、昇華転写時
    の加熱処理により上記画像パターンに対応した部位の低
    融点金属層を溶融除去し、次いで透明シートと各層を被
    転写体へ貼着させてその表面にホログラム構成層を形成
    することを特徴とする情報担持体の製造方法。
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