JPH08184563A - 果菜物検査装置 - Google Patents

果菜物検査装置

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JPH08184563A
JPH08184563A JP33868894A JP33868894A JPH08184563A JP H08184563 A JPH08184563 A JP H08184563A JP 33868894 A JP33868894 A JP 33868894A JP 33868894 A JP33868894 A JP 33868894A JP H08184563 A JPH08184563 A JP H08184563A
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JP
Japan
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fruit
vegetables
vegetable
inspection position
inspection
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JP33868894A
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English (en)
Inventor
Hideki Toida
秀基 戸井田
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TECHNO ISHII KK
Original Assignee
TECHNO ISHII KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】果菜物の表皮及び果肉に生じた内部腐敗を外側
から確実に撮像でき、内部腐敗の進行程度に応じて等階
級別に選別できる果菜物検査装置を提供する。 【構成】選別用コンベアの各載置カップに載置された各
蜜柑を表裏反転機により表裏反転し、各照光ランプから
投光される紫外線を各蜜柑の表裏両面に照射すること
で、蜜柑の表皮及び果肉に生じた内部腐敗に紫外線と反
応する蛍光物質が存在している場合、蜜柑の腐敗部分に
存在する蛍光物質のみが紫外線により異なる色合いに蛍
光発光し、蜜柑の外側から内部腐敗の大きさ及び形状が
判別できるため、蜜柑の表皮及び果肉に生じた発見が難
しい水腐れや初期腐敗を作業者の目視又は撮像用カメラ
により外側から確認でき、蜜柑に生じた内部腐敗の進行
程度に応じて等階級別に選別できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、蜜柑、林
檎、梨、柿、桃等の丸物、或いは、胡瓜、茄子、人参、
長芋等の長物を等階級別に選別する作業に於いて、これ
ら果菜物の等階級を判定する作業に用いられる果菜物検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような蜜柑を等階級別に
選別する装置としては、例えば、図15に示すように、
選別用コンベア60の各バケット61…に載置された各
蜜柑A…を各投光用ランプ62,62により照光し、各
バケット61…に載置された各蜜柑A…を撮像用カメラ
63により順次撮像して、同撮像用カメラ63で撮像し
た画像データに基づいて各蜜柑A…を等階級別に選別す
る装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
して蜜柑Aを等階級別に選別する場合、入荷時又は選別
時に生じる衝撃或いは鮮度の低下により蜜柑A表面の油
胞が損傷すると、蜜柑Aの油胞から流出した精油が表皮
及び果肉に浸透し、表皮及び果肉に浸透した精油に腐敗
菌(青黴、緑黴)が付着して水腐れや腐敗を進行するも
のと考えられ、この場合、通常の投光用ランプ62によ
り照光しても蜜柑Aの外周面のみが同一色に変化するだ
けで、蜜柑Aの表皮及び果肉に生じた内部腐敗を外側か
ら判別することができない。且つ、蜜柑Aの表皮及び果
肉に目視できない水腐れや腐敗が生じても、蜜柑Aの表
皮及び果肉に生じた内部腐敗を撮像用カメラ64により
撮像することができず、選別工程に供給された場合、水
腐れや腐敗の生じた蜜柑Aのみを選別ことが困難であ
り、選別ミスが起きやすいという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、特定の物質と
反応する光線を検査位置に供給した果菜物に照射するこ
とで、果菜物の表皮及び果肉に生じた内部腐敗を外側か
ら判別でき、腐敗の進行程度に応じて果菜物を等階級別
に選別することができる果菜物検査装置の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
適宜部位に設定した検査位置に、該検査位置に供給され
た果菜物に対して特定の物質と反応する光線を照射する
照光手段を設けた果菜物検査装置であることを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、適宜部位に設定し
た検査位置に、該検査位置に供給された果菜物を撮像す
る撮像用カメラを設け、上記検査位置に供給された果菜
物に対して特定の物質と反応する光線を照射する照光手
段を設けた果菜物検査装置であることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、供給用コンベア上
に設定した検査位置に、該検査位置に供給された果菜物
を撮像する撮像用カメラを設け、上記検査位置に供給さ
れた果菜物に対して特定の物質と反応する光線を照射す
る照光手段を設けると共に、上記撮像用カメラにより撮
像した画像データに基づいて果菜物を等階級別に選別す
る果菜物選別手段を設けた果菜物検査装置であることを
特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
又又は請求項2記載の構成と併せて、上記適宜部位に設
定した検査位置に対して果菜物を供給する果菜物供給手
段を設けた果菜物検査装置であることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1,2
記載又は請求項3記載の構成と併せて、上記照光手段
を、上記検査位置に供給された果菜物に対して特定の物
質と反応する光線を直接照射する光源で構成した果菜物
検査装置であることを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、上記請求項1,2
記載又は請求項3記載の構成と併せて、上記照光手段
を、上記検査位置に供給された果菜物に対して特定の物
質と反応する光線を照射する光源と、該光源から投光さ
れる特定の光線のみを透過する透過膜体とで構成した果
菜物検査装置であることを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、上記請求項1,
2,3,5又は請求項6記載の構成と併せて、上記果菜
物に照射される光線を、特定の物質と反応する波長の短
い紫外線で構成した果菜物検査装置であることを特徴と
する。
【0012】
【作用】請求項1記載の果菜物検査装置は、照光手段か
ら投光される光線を検査位置に供給した果菜物に照射す
ることで、果菜物の表皮及び果肉に生じた内部腐敗に光
線と反応する物質(例えば、テルペン類の精油)が存在
している場合、果菜物の腐敗部分に存在する物質のみが
光線により異なる色合いに蛍光発光し、果菜物の外側か
ら内部腐敗の大きさ及び形状を判別できるため、果菜物
の表皮及び果肉に生じた水腐れや腐敗を作業者の目視に
より確認でき、果菜物の表皮及び果肉に生じた内部腐敗
の進行程度に応じて等階級別に選別できる。
【0013】請求項2記載の果菜物検査装置は、照光手
段から投光される光線を検査位置に供給した果菜物に照
射することで、果菜物の腐敗部分に存在する物質のみが
光線により異なる色合いに蛍光発光し、果菜物の外側か
ら内部腐敗の大きさ及び形状を判別できるため、果菜物
の表皮及び果肉に生じた水腐れや腐敗を撮像用カメラに
より外側から確実に撮像することができ、撮像用カメラ
により撮像した画像データに基づいて、果菜物の等階級
を適確に判定でき、腐敗の進行程度に応じて等階級別に
選別できる。
【0014】請求項3記載の果菜物検査装置は、供給用
コンベア上に設定した検査位置に果菜物を供給し、同位
置に供給した果菜物に照光手段から投光される光線を照
射することで、果菜物の腐敗部分に存在する物質のみが
光線により異なる色合いに蛍光発光し、果菜物の外側か
ら内部腐敗の大きさ及び形状を判別できるため、撮像用
カメラにより撮像した画像データに基づいて果菜物の等
階級を適確に判定でき、等階級選別手段による選別作業
が正確且つ能率的に行える。
【0015】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
又は請求項2記載の作用と併せて、例えば、作業者の手
で保持して供給する人為的手段、ロボットアーム等で保
持して供給する機械的手段、供給用コンベア上に載置し
て供給する搬送手段等の果菜物供給手段により適宜数の
果菜物を検査位置に供給することで、多数個の果菜物を
内部腐敗の進行程度に応じて等階級別に選別する作業が
行える。
【0016】請求項5記載の果菜物検査装置は、上記請
求項1,2記載又は請求項3記載の作用と併せて、光源
から投光される光線を検査位置に供給した果菜物に直接
照射することで、果菜物の腐敗部分に存在する物質のみ
が光線により異なる色合いに蛍光発光し、果菜物の外側
から内部腐敗の大きさ及び形状が判別できるため、作業
者の目視又は撮像用カメラにより果菜物を内部腐敗の進
行程度に応じて等階級別に選別できる。
【0017】請求項6記載の果菜物検査装置は、上記請
求項1,2記載又は請求項3記載の作用と併せて、光源
から投光される特定の光線のみを透過膜体で透過し、特
定の光線のみを検査位置に供給した果菜物に照射するこ
とで、果菜物の腐敗部分に存在する物質のみが光線によ
り異なる色合いに蛍光発光し、果菜物の外側から内部腐
敗の大きさ及び形状が判別できるため、作業者の目視又
は撮像用カメラにより果菜物を内部腐敗の進行程度に応
じて等階級別に選別できる。
【0018】請求項7記載の果菜物検査装置は、上記請
求項1,2,3,5又は請求項6記載の作用と併せて、
特定の要素と反応する紫外線を検査位置に供給した果菜
物に照射することで、果菜物の腐敗部分に存在する物質
のみが異なる色合いに蛍光発光し、果菜物の外側から内
部腐敗の大きさ及び形状が判別できるため、作業者の目
視又は撮像用カメラにより果菜物を内部腐敗の進行程度
に応じて等階級別に選別できる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、特定の物質と反応す
る光線を検査位置に供給した果菜物に照射するので、果
菜物の表皮及び果肉に生じた内部腐敗に、例えば、精
油、酸、糖、水分、油分、エチレンガス、炭酸ガス等の
物質が存在している場合、その光線と反応する物質のみ
が異なる色合いに蛍光発光し、果菜物の外側から内部腐
敗の大きさ及び形状が判別できるため、入荷時又は選別
時に於いて、果菜物の表皮及び果肉に生じた水腐れや初
期腐敗を作業者の目視又は撮像用カメラにより外側から
確認でき、果菜物の表皮及び果肉に生じた内部腐敗の進
行程度に応じて等階級別に選別することができる。
【0020】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は果菜物の一例として選別用コンベアによ
り搬送される多数の各蜜柑を等階級別に選別する作業に
用いられる第1実施例の果菜物選別装置を示し、図1、
図2に於いて、この果菜物選別装置1は、例えば、生産
者側から持ち込まれる多数の各蜜柑A…を荷受け用コン
ベア2に載置し、同荷受け用コンベア2により搬送され
る各蜜柑A…を整列用コンベア3に順次移載して、後述
する選別用コンベア4の各載置カップ5…と対応する間
隔及び位置に整列させる。整列用コンベア3により整列
された8列分の各蜜柑A…を選別用コンベア4の各載置
カップ5…に順次載置し、同選別用コンベア4上に設定
した検査位置に於いて、同位置上部に配設した画像読取
り装置6により各列の各載置カップ5…に載置された各
蜜柑A…を順次撮像し、同位置下部に配設した各列の各
表裏反転機7…により各載置カップ5…に載置された各
蜜柑A…を表裏反転して、その撮像した表裏両面の画像
データに基づいて各蜜柑A…の等階級を判定する。選別
用コンベア4上に設定した等階級別の各仕分け位置a,
b,c,d,e,fに於いて、画像読取り装置6による
判定に基づいて各蜜柑A…を等階級別に仕分け処理し、
各仕分け位置a,b,c,d,e,f下部に配設した各
仕分け用コンベア8…に各蜜柑A…を順次移載する。各
仕分け用コンベア8…により搬送される各蜜柑A…を人
為的作業又は機械的作業により順次箱詰め処理し、選別
用コンベア4の送り側終端部に配設した規格外回収部9
に規格外の各蜜柑A…を順次投入する。
【0021】上述の整列用コンベア3は、荷受け用コン
ベア2の送り側終端部に近接して軸支した下段側の各ス
プロケット10,10と、選別用コンベア4の送り側始
端部に近接して軸支した上段側の各スプロケット11,
11との間に各周回用チェーン12,12を張架し、同
各周回用チェーン12,12の長手側対向面に多数本の
各支持軸13…を送り方向に対して所定等間隔に隔てて
軸架し、同各支持軸13…の長手側軸周面に、例えば、
合成ゴム、合成樹脂等により周面全体を被覆又は形成し
た鼓形の各支持ローラ14…を回転可能に軸受してい
る。且つ、整列用コンベア3の送り側終端部に軸支した
スプロケット11と、選別用コンベア4の送り側始端部
に軸支したスプロケット18とを各スプロケット15,
16及び連動チェーン17を介して動力伝達可能に連結
している。
【0022】前述の選別用コンベア4は、図3、図4に
示すように、送り側始端部に軸支した各スプロケット1
8,18と、送り側終端部に軸支した各スプロケット1
9,19との間に各周回用チェーン20,20を張架
し、同各周回用チェーン20,20の長手側対向面に多
数本の各支持軸21…を送り方向に対して所定等間隔に
隔てて軸架し、同各支持軸21…の長手側軸周面に、例
えば、合成ゴム、合成樹脂等により載置面全体を被覆又
は形成した8台の各載置カップ5…を上下回動可能に連
結している。つまり、始端側下部に配設した減速機付き
駆動モータ22の駆動力により、各スプロケット23,
24及び駆動チェーン25を介して、選別用コンベア4
の各周回用チェーン20,20間に架設した8列分の各
載置カップ5…を送り方向に並列して周回移動させ、且
つ、各スプロケット15,16及び連動用チェーン17
を介して、整列用コンベア3の各周回用チェーン12,
12間に架設した多数個の各支持ローラ14…を送り方
向に周回移動させ、整列用コンベア3及び選別用コンベ
ア4を送り速度に同期回転して、整列用コンベア3の各
支持ローラ14…間に載置された各蜜柑A…を選別用コ
ンベア4の各載置カップ5…に対して1個ずつ移載す
る。
【0023】上述の載置カップ5は、凹面形状に形成し
たカップ本体5aの中央部載置面に、例えば、楕円形、
長方形、四角形等の適宜形状寸法を有する取付け孔5b
を切欠き形成し、同取付け孔5bの両側下縁部に形成し
た各軸受片5c,5c間に、例えば、合成ゴム、合成樹
脂等により被覆又は形成した鼓形の各反転ローラ26,
26を送り方向に直交してフリー回転可能に軸受してい
る。且つ、カップ本体5aの前端部に形成した各支持片
5d,5dと、支持軸21の長手側軸周面に固定した連
結板27の各連結片27a,27aとに連結ピン28を
挿通して、連結ピン28を回動中心として、蜜柑Aが載
置される水平姿勢と、蜜柑Aの落下が許容される開放姿
勢とにカップ本体5aを上下回動可能に連結している。
【0024】且つ、カップ本体5aの右側後端部に形成
した各支持片5e,5e間にコイルスプリング29を介
してガイドピン30を水平摺動可能に軸受し、同カップ
本体5aの右側後端部よりも側方にガイドピン30を若
干突出すると共に、8列並設した各載置カップ5…の右
側後端部と対応する下部位置に8本の各走行レール31
…を送り方向に平行して架設し、同各載置カップ5…に
突出した各ガイドピン30…を各走行レール31…の上
縁部に係合して、蜜柑Aが載置される水平姿勢に各載置
カップ5…を走行ガイドする。
【0025】且つ、図5に示すように、等階級別に設定
した各仕分け位置a,b,c,d,e,fと対応する走
行レール31の走行部分に、上述したガイドピン30の
落下が許容される各切欠き部31a…を切欠き形成し、
各切欠き部31a…の一端側に連結した各連結レール3
2…と、同各切欠き部31a…の下部位置に配設した各
電磁ソレノイド33…とを連結して、後述する画像読取
り装置6から出力される指令信号に基づいて各電磁ソレ
ノイド33…を独立作動し、走行レール31の各切欠き
部31a…を閉塞する位置と、同各切欠き部31a…を
開放する位置とに各連結レール32…を上下回動する。
【0026】前述の画像読取り装置6は、図2、図6、
図7に示すように、選別用コンベア4上に設定した検査
位置の上方前後部に、同位置に並列移動される8列分の
各載置カップ5…の上面側と対向して、例えば、CCD
カメラ等で構成される各撮像用カメラ34…及び各撮像
用カメラ35…を配設し、同各撮像用カメラ34…及び
各撮像用カメラ35…の撮像範囲に移動される各載置カ
ップ5…の上面側と対向して、例えば、周波数範囲=約
8×1014〜約4×1016c/sの波長の短い紫外線S
のみを照射又は紫外線Sを大量照射する各照光ランプ5
1…を配設し、同位置に配設した各撮像用カメラ34…
と、各撮像用カメラ35…と、各照光ランプ51…とを
遮光ボックス54で囲繞すると共に、蜜柑Aの等階級を
判定する判定装置本体36及び蜜柑Aの映像を写し出す
ためのモニタ37に各撮像用カメラ34,35を接続
し、各仕分け位置a,b,c,d,e,fに配設した各
電磁ソレノイド33…を判定装置本体36に接続してい
る。なお、各照光ランプ51…を、各載置カップ5…の
上面側と対向する取付け位置及び取付け角度と、同各載
置カップ5…に載置された各蜜柑A…に対して照射され
る紫外線Sの光量とを調節可能に設けている。
【0027】且つ、選別用コンベア4上に設定した検査
位置下部に、各撮像用カメラ34,35による撮像と対
応して並列した各載置カップ5…の番地を検知するため
の各番地用リーダ38…を配設し、同各番地用リーダ3
8…による並列した各載置カップ5…の番地読取りに対
応して、各列の各載置カップ5…に載置された各蜜柑A
…の表裏両面を各撮像用カメラ34…及び各撮像用カメ
ラ35…で撮像し、同各撮像用カメラ34,35で撮像
した表裏両面の画像データに基づいて蜜柑Aの等階級を
判定し、その判定データと番地データとを対応させて判
定装置本体13に記憶する。
【0028】つまり、図8に示すように、各載置カップ
5…に載置された各蜜柑A…の表面側に各照光ランプ5
1…から投光される波長の短い紫外線Sを照射して、各
蜜柑A…の表面側を第1の各撮像用カメラ34…により
撮像する。各載置カップ5…に載置された各蜜柑A…を
後述する各列の各表裏反転機7…により表裏反転した
後、各載置カップ5…に載置された各蜜柑A…の裏面側
に各照光ランプ51…から投光される紫外線Sを照射し
て、各蜜柑A…の裏面側を第2の各撮像用カメラ35…
により撮像することで、蜜柑Aの表皮及び果肉に生じた
内部腐敗に紫外線Sと反応する蛍光物質(例えば、テル
ペン類の精油)が存在している場合、蜜柑Aの腐敗部分
に存在する蛍光物質のみが紫外線Sの照射により異なる
色合いに蛍光発光し、蜜柑Aの外側から内部腐敗の大き
さ及び形状が判別可能となるため、蜜柑Aの表皮及び果
肉に生じた水腐れや初期腐敗をも各撮像用カメラ34…
及び各撮像用カメラ35…により外側から確実に撮像で
き、その撮像した表裏両面の画像データに基づいて、蜜
柑Aの表皮及び果肉に生じた内部腐敗を正確に画像解析
することができる。
【0029】なお、上述の蛍光物質を構成するテルペン
類の精油(燈皮油)は、例えば、主成分となるd−リモ
ネンと、アルデヒド類と、アルコール類と、揮発酸と、
その他成分等を適宜量含有している。
【0030】一方、各撮像用カメラ34,35から出力
される表裏両面の画像データと、判定装置本体36に格
納された等階級データとを比較して、各列の各載置カッ
プ5…に載置された各蜜柑A…が何れの等階級(例え
ば、秀、優、良等の等級及び2L、L、M、S等の階
級)に対応するかを判定し、その判定に基づいて各列の
各載置カップ5…に載置された各蜜柑A…を等階級別に
仕分け処理する。例えば、2L、L、M、S等の等階級
別に設定した各仕分け位置a,b,c,d,e,fに載
置カップ5が移動するまでタイムラグを計数し、画像読
取り装置6による判定と対応する各仕分け位置a,b,
c,d,e,fに載置カップ5が移動したとき、その判
定と対応する位置の電磁ソレノイド33を作動して、載
置カップ5を開放姿勢に後方回動する。
【0031】また、図9に示すように、各撮像用カメラ
34…及び各撮像用カメラ35…の撮像範囲に移動され
る各載置カップ5…の上面側と対向して、例えば、蛍光
ランプ、水銀ランプ等の紫外線Sを大量照射する各照光
ランプ52…を配設し、同各照光ランプ52…の照光面
側に紫外線Sのみを透過する各偏光フィルタ53…を取
付けて、同各偏光フィルタ53…を透過した紫外線Sの
みを各載置カップ5…に載置された各蜜柑A…の表裏両
面に照射することで、上述と同様に、蜜柑Aの腐敗部分
に存在する蛍光物質のみが紫外線Sの照射により異なる
色合いに蛍光発光し、蜜柑Aの外側から内部腐敗の大き
さ及び形状が判別可能となるため、各撮像用カメラ34
…及び各撮像用カメラ35…で撮像した表裏両面の画像
データに基づいて、蜜柑Aの表皮及び果肉に生じた内部
腐敗を正確に画像解析することができる。
【0032】前述の各表裏反転機7…は、選別用コンベ
ア4上に設定した各列の検査位置下部に各表裏反転機7
…を夫々配設しており、図10に示すように、選別用コ
ンベア4上に設定した検査位置の下方前後部に各プーリ
39,40を軸支すると共に、同各プーリ39,40間
に、例えば、合成ゴム、合成樹脂等により被覆又は形成
した摩擦係数の大きい反転ベルト41を送り方向に平行
して張架し、載置カップ5に軸支した各反転ローラ2
6,26の下部周面に対して圧接される高さ位置に反転
ベルト41を張架している。つまり、終端側下部に配設
した減速機付き反転用モータ42の駆動力により、各プ
ーリ43,44及び駆動ベルト45を介して、選別用コ
ンベア4の送り方向と対向する方向に反転ベルト41を
回転させ、或いは、選別用コンベア4の送り方向と一致
する方向に反転ベルト41を回転させ、同載置カップ5
に軸支した各反転ローラ26,26に反転ベルト41を
圧接して一方向に回転させることで、各反転ローラ2
6,26の上部周面に載置された蜜柑Aが180度回転
し、蜜柑Aの載置姿勢を表裏反転することができる。
【0033】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、果菜物選別装置1により多数個の各蜜柑A…
を等階級別に選別するときの仕分け動作を説明する。先
ず、図2及び図3に示すように、選別用コンベア4を構
成する8列の各載置カップ5…を水平姿勢に回動復帰し
て送り方向に周回移動させ、同時に、生産者側から持ち
込まれる多数個の各蜜柑A…を荷受け用コンベア2に順
次載置し、同荷受け用コンベア2により搬送される各蜜
柑A…を整列用コンベア3の各支持ローラ14…間に順
次移載して8列に整列させ、整列用コンベア3の各支持
ローラ14…間に載置された8列分の各蜜柑A…を選別
用コンベア4の各載置カップ5…に対して1個ずつ移載
する。
【0034】次に、図6及び図7に示すように、選別用
コンベア4上に設定した検査位置に各列の各載置カップ
5…に載置された各蜜柑A…を順次搬送し、各列に配設
した各番地用リーダ38…による各載置カップ5…の番
地読取りに対応して、各載置カップ5…に載置された各
蜜柑A…の表面側に各照光ランプ51…から投光される
紫外線Sを照射して第1の各撮像用カメラ34…で撮像
し、同各撮像用カメラ34…で撮像した表面側の画像デ
ータと、各載置カップ5…の番地データとを対応させて
画像読取り装置6の判定装置本体13に記憶する。
【0035】続いて、図10に示すように、各列に配設
した各表裏反転機7…を駆動して、各載置カップ5…に
軸受した各反転ローラ26,26を矢印方向に回転さ
せ、同各反転ローラ26,26の上部周面に載置された
蜜柑Aを矢印方向に180度回転して表裏反転する。反
転後に於いて、各載置カップ5…に載置された各蜜柑A
…の裏面側に各照光ランプ51…から投光される紫外線
Sを照射して第2の各撮像カメラ35…で順次撮像し、
同各撮像カメラ35…で撮像した裏面側の画像データ
と、各載置カップ5…の番地データとを対応させて判定
装置本体13に記憶する。
【0036】つまり、入荷時又は選別時に生じる衝撃或
いは鮮度の低下により蜜柑A表面の油胞が損傷し、蜜柑
Aの油胞から流出した精油が表皮及び果肉に浸透して、
その損傷部分に付着した腐敗菌が腐敗を進行させた場
合、図8又は図9に示すように、各載置カップ5…に載
置された各蜜柑A…の表裏両面に各照光ランプ51,5
2から投光される紫外線Sを照射することで、蜜柑Aの
表皮及び果肉に生じた内部腐敗に紫外線Sと反応する蛍
光物質(例えば、テルペン類の精油)が存在しているた
め、蜜柑Aの腐敗部分に存在する蛍光物質のみが紫外線
Sにより異なる色合いに蛍光発光し、蜜柑Aの外側から
内部腐敗の大きさ及び形状が判別できると共に、蜜柑A
の表皮及び果肉に生じた水腐れや初期腐敗を各撮像用カ
メラ34,35により外側から確実に撮像できる。
【0037】一方、各撮像用カメラ34…及び各撮像用
カメラ35…で撮像した表裏両面の画像データと、判定
装置本体36に格納された等階級データとを比較して、
各列の各載置カップ5…に載置された各蜜柑A…の等階
級を総合判定するので、仮に、載置カップ5に載置され
た蜜柑A内部に水腐れや腐敗が生じていても、蜜柑A全
体の画像データから等階級を適確に判定することができ
る。
【0038】且つ、図5に示すように、画像読取り装置
6により判定された各仕分け位置a,b,c,d,e,
fに各載置カップ5…が移動するまでのタイムラグを計
数し、例えば、「M」サイズの判定データを持った載置
カップ5がMサイズの仕分け位置aに移動したとき、そ
の判定と対応する位置の電磁ソレノイド33を作動し
て、同位置に架設した連結レール32を開放位置に回動
し、載置カップ5に軸支したガイドピン30を走行レー
ル31の切欠き部31aから脱落させ、載置カップ5を
開放姿勢に後方回動して、同載置カップ5に載置された
蜜柑Aを仕分け位置a直下の仕分け用コンベア8に移載
する。以下同様に、画像読取り装置6による判定に基づ
いて各列の各載置カップ5…に載置された各蜜柑A…を
等階級別に仕分け処理し、各仕分け位置a,b,c,
d,e,f下部に配設した各仕分け用コンベア8…に各
蜜柑A…を順次移載して、各仕分け用コンベア8…によ
り搬送される各蜜柑A…を人為的作業又は機械的作業に
より箱詰め処理する。なお、規格外の各蜜柑A…は規格
外回収部9に投入する。
【0039】以上のように、選別用コンベア4の各載置
カップ5…に載置された各蜜柑A…を表裏反転すると共
に、各照光ランプ51…から投光される紫外線Sを各蜜
柑A…の表裏両面に照射して各撮像用カメラ34,35
により撮像するので、蜜柑Aの表皮及び果肉に生じた内
部腐敗に紫外線Sと反応する蛍光物質(例えば、テルペ
ン類の精油)精油が存在している場合、蜜柑Aの腐敗部
分に存在する蛍光物質のみが異なる色合いに蛍光発光
し、蜜柑Aの外側から内部腐敗の大きさ及び形状が判別
できるため、入荷時又は選別時に於いて、蜜柑Aの表皮
及び果肉に生じた発見が難しい水腐れや初期腐敗をも各
撮像用カメラ34,35により外側から確実に撮像する
ことができる。且つ、各撮像用カメラ34,35により
撮像した表裏両面の画像データに基づいて、蜜柑Aの表
皮及び果肉に生じた内部腐敗の正確な面積及び形状を算
出するので、蜜柑Aの等階級を適確に判定でき、腐敗の
進行程度に応じて等階級別に選別することができる。
【0040】図11は各列の各載置カップ5…に載置さ
れた各蜜柑A…の表裏両面を各撮像用カメラ34…だけ
で撮像する第2実施例の画像読取り装置6を示し、つま
り、選別用コンベア4の各載置カップ5…に載置された
各蜜柑A…を各表裏反転機7…により表裏反転し、各照
光ランプ51…から投光される紫外線Sを各蜜柑A…の
表裏両面に照射して、各列の各蜜柑A…を各撮像用カメ
ラ34…により夫々撮像するので、第1実施例と同様
に、各蜜柑A…の表皮及び果肉に生じた内部腐敗を各撮
像用カメラ34…により外側から確実に撮像できると共
に、各撮像用カメラ34…で撮像した画像データに基づ
いて各蜜柑A…の等階級を適確に判定でき、腐敗の進行
程度に応じて等階級別に選別することができる。
【0041】図12は左右4列の各載置カップ5…に載
置された各蜜柑A…の表裏両面を2台の各撮像用カメラ
34,34により撮像する第3実施例の画像読取り装置
6を示し、つまり、各列の各載置カップ5…に載置され
た各蜜柑A…を各表裏反転機7…により表裏反転し、各
照光ランプ51…から投光される紫外線Sを各蜜柑A…
の表裏両面に照射して、左側4列の各蜜柑A…及び右側
4列の各蜜柑A…とを各撮像用カメラ34,34により
夫々撮像するので、第1実施例と同様に、各蜜柑A…の
表皮及び果肉に生じた内部腐敗を各撮像用カメラ34,
34により外側から確実に撮像できると共に、各撮像用
カメラ34,34で撮像した画像データに基づいて左右
4列の各蜜柑A…の等階級を適確に判定でき、腐敗の進
行程度に応じて等階級別に選別することができる。
【0042】図13は1列の各載置カップ5…に載置さ
れた各蜜柑A…の表裏両面を2台の各撮像用カメラ3
4,34により斜め上方から撮像する第4実施例の画像
読取り装置6を示し、つまり、各載置カップ5…に載置
された各蜜柑A…を表裏反転機7により表裏反転し、3
方向の各照光ランプ51…から投光される紫外線Sを各
蜜柑A…の側部周面に照射して各撮像用カメラ34,3
4により撮像することで、第1実施例と同様に、各蜜柑
A…の表皮及び果肉に生じた内部腐敗を各撮像用カメラ
34,34により外側から確実に撮像できると共に、上
方から撮像するよりも撮像範囲が広くなり、各撮像用カ
メラ34,34で撮像した画像データに基づいて各蜜柑
A…の等階級を適確に判定でき、腐敗の進行程度に応じ
て等階級別に選別することができる。
【0043】図14は各照光ランプ51,51から投光
される紫外線Sを検査位置に供給した蜜柑Aに照射し
て、作業者Bの目視により蜜柑Aを等階級別に選別する
第5実施例の選別方法を示し、つまり、所定の検査位置
に設置した載置カップ5上に作業者Bの手により蜜柑A
を保持して供給し、或いは、ロボットアーム等の機械的
手段により蜜柑Aを自動供給する。供給後に於いて、載
置カップ5上に載置された蜜柑Aに各照光ランプ51,
51から投光される紫外線Sを照射することで、蜜柑A
の表皮及び果肉に生じた内部腐敗に光線と反応する物質
(例えば、テルペン類の精油)が存在している場合、蜜
柑Aの腐敗部分に存在する物質のみが光線により異なる
色合いに蛍光発光し、蜜柑Aの外側から内部腐敗の大き
さ及び形状を判別できるため、蜜柑Aの表皮及び果肉に
生じた水腐れや腐敗を作業者Bの目視により確認でき、
人為的作業により蜜柑Aに生じた内部腐敗の進行程度に
応じて等階級別に選別することができる。
【0044】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の果菜物検査装置は、実施例の画像
読取り装置6に対応し、以下同様に、果菜物は、蜜柑A
に対応し、光線は、紫外線Sに対応し、適宜部位は、選
別用コンベア4及び各載置カップ5…に対応し、供給用
コンベアは、選別用コンベア4に対応し、果菜物選別手
段は、選別用コンベア4と、画像読取り装置6の判定装
置本体36とに対応し、果菜物供給手段は、作業者Bの
手で保持して供給する人為的手段と、ロボットアーム等
で保持して供給する機械的手段と、選別用コンベア4の
各載置カップ5…に載置して供給する搬送手段とに対応
し、照光手段は、各照光ランプ51,52に対応し、光
源は、各照光ランプ51,52に対応し、透過膜体は、
偏光フィルタ53に対応するも、この発明は、上述の実
施例の構成のみに限定されるものではない。
【0045】上述の実施例では、選別用コンベア4の各
載置カップ5…に載置された各蜜柑A…を等階級別に選
別する例を説明したが、例えば、林檎、梨、柿、桃等の
丸物或いは胡瓜、茄子、人参、長芋等の長物を等階級別
に選別する作業にも適用することができ、実施例に示す
蜜柑Aのみに用途が限定されるものではない。
【0046】また、傾動可能又は開閉可能に構成された
選別用コンベア4の各載置カップ5…上に各蜜柑A…を
夫々載置し、上述した画像読取り装置6により各載置カ
ップ5…上に載置された各蜜柑A…の等階級を判定して
選別するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の果菜物選別装置の全体構成を示す
平面図。
【図2】選別用コンベアの搬送動作及び選別動作を示す
側面図。
【図3】選別用コンベアを構成する載置カップの連結状
態を示す側面図。
【図4】回動式の載置カップを示す底面図。
【図5】選別用コンベアを構成する載置カップの回動動
作を示す側面図。
【図6】画像読取り装置による撮像状態及び照光状態を
示す正面図。
【図7】画像読取り装置による撮像状態及び照光状態を
示す側面図。
【図8】蜜柑全体に紫外線を直接照射する照光ランプを
示す側面図。
【図9】蜜柑全体に偏光フィルタを介して紫外線を照射
する照光ランブを示す側面図。
【図10】表裏反転機による蜜柑の反転動作を示す側面
図。
【図11】第2実施例の画像読取り装置による撮像状態
及び照光状態を示す正面図。
【図12】第3実施例の画像読取り装置による撮像状態
及び照光状態を示す正面図。
【図13】第4実施例の画像読取り装置による撮像状態
及び照光状態を示す正面図。
【図14】第5実施例の作業者の目視により等階級別に
選別する方法を示す側面図。
【図15】従来装置による蜜柑の撮像状態及び照光状態
を示す正面図。
【符号の説明】
A…蜜柑 B…作業者 S…紫外線 1…果菜物選別装置 2…荷受け用コンベア 3…整列用コンベア 4…選別用コンベア 5…載置カップ 6…画像読取り装置 7…表裏反転機 8…仕分け用コンベア 9…規格外回収部 34,35…撮像用カメラ 36…判定装置本体 51,52…照光ランプ 53…偏光フィルタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜部位に設定した検査位置に、該検査位
    置に供給された果菜物に対して特定の物質と反応する光
    線を照射する照光手段を設けた果菜物検査装置。
  2. 【請求項2】適宜部位に設定した検査位置に、該検査位
    置に供給された果菜物を撮像する撮像用カメラを設け、
    上記検査位置に供給された果菜物に対して特定の物質と
    反応する光線を照射する照光手段を設けた果菜物検査装
    置。
  3. 【請求項3】供給用コンベア上に設定した検査位置に、
    該検査位置に供給された果菜物を撮像する撮像用カメラ
    を設け、上記検査位置に供給された果菜物に対して特定
    の物質と反応する光線を照射する照光手段を設けると共
    に、上記撮像用カメラにより撮像した画像データに基づ
    いて果菜物を等階級別に選別する果菜物選別手段を設け
    た果菜物検査装置。
  4. 【請求項4】上記適宜部位に設定した検査位置に対して
    果菜物を供給する果菜物供給手段を設けた請求項1記載
    又は請求項2記載の果菜物検査装置。
  5. 【請求項5】上記照光手段を、上記検査位置に供給され
    た果菜物に対して特定の物質と反応する光線を直接照射
    する光源で構成した請求項1,2記載又は請求項3記載
    の果菜物検査装置。
  6. 【請求項6】上記照光手段を、上記検査位置に供給され
    た果菜物に対して特定の物質と反応する光線を照射する
    光源と、該光源から投光される特定の光線のみを透過す
    る透過膜体とで構成した請求項1,2記載又は請求項3
    記載の果菜物検査装置。
  7. 【請求項7】上記果菜物に照射される光線を、特定の物
    質と反応する波長の短い紫外線で構成した請求項1,
    2,3,5又は請求項6記載の果菜物検査装置。
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