JPH08184397A - 細径配管接続用コネクター - Google Patents
細径配管接続用コネクターInfo
- Publication number
- JPH08184397A JPH08184397A JP6339440A JP33944094A JPH08184397A JP H08184397 A JPH08184397 A JP H08184397A JP 6339440 A JP6339440 A JP 6339440A JP 33944094 A JP33944094 A JP 33944094A JP H08184397 A JPH08184397 A JP H08184397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- claw
- connector
- pipe
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】配管側の鍔状或いはスプール状からなる膨出壁
の形状の如何を問わず接続の適否確認を可能となし、ま
た狹い複雑な接続場所にあっても抜け出し或いは脱落の
外部からの確認を一層容易となし、更に膨出壁部への完
全に係圧状態を容易に確認ができる。 【構成】軸芯内部に、流通孔４に連る拡径した小径室
３′と大径室３とを貫設したコネクター本体１の小径室
部にシールリング部材６とブッシュ部材７を内装せし
め、更に大径室の周壁部に複数の貫孔１′を穿設して後
端周壁に掛支壁１″を設けた大径室内部に、組付け方向
の内方に傾斜して付勢された舌状からなる複数の弾性爪
壁５′を有するソケット体５を、爪壁部を貫孔部に位置
してその後端側を掛支壁部分に掛着して内装せしめる。
爪壁先端部に設けた外方への起立ピン部９、或い起立端
縁部に、弾性体からなる拡縮する小片状の確認部材８を
係脱自在に連体して取付ける。
の形状の如何を問わず接続の適否確認を可能となし、ま
た狹い複雑な接続場所にあっても抜け出し或いは脱落の
外部からの確認を一層容易となし、更に膨出壁部への完
全に係圧状態を容易に確認ができる。 【構成】軸芯内部に、流通孔４に連る拡径した小径室
３′と大径室３とを貫設したコネクター本体１の小径室
部にシールリング部材６とブッシュ部材７を内装せし
め、更に大径室の周壁部に複数の貫孔１′を穿設して後
端周壁に掛支壁１″を設けた大径室内部に、組付け方向
の内方に傾斜して付勢された舌状からなる複数の弾性爪
壁５′を有するソケット体５を、爪壁部を貫孔部に位置
してその後端側を掛支壁部分に掛着して内装せしめる。
爪壁先端部に設けた外方への起立ピン部９、或い起立端
縁部に、弾性体からなる拡縮する小片状の確認部材８を
係脱自在に連体して取付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に自動車或いは各
種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設され
る管径、太さ２０ｍ／ｍ程度以下の金属管或いは樹脂チ
ューブ（以下単に配管と称す）の接続用コネクターにお
いて、すでに本出願人によって提案された実公平５−３
６１５９号の更に改良に係る細径配管接続用コネクター
に関するものである。
種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設され
る管径、太さ２０ｍ／ｍ程度以下の金属管或いは樹脂チ
ューブ（以下単に配管と称す）の接続用コネクターにお
いて、すでに本出願人によって提案された実公平５−３
６１５９号の更に改良に係る細径配管接続用コネクター
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の接続用コネクターとして
は、前記公知の技術を図１５、図１６に示すように、配
管(13)の継手本体(1) 内部での接続の適否確認手段とし
て、該本体に配管(13)が完全に挿入されたときの該配管
側の環状膨出壁部(15)の位置に、その先端が直交する直
径方向（図１５）或いは斜め方向（図１６）に穿設した
ピン孔(21)部に爪壁とは離体したピン(20)を軽圧入せし
め、配管(13)の挿入に伴って該ピンが外方に押し出され
ることにより、その確認を得るように構成していた。
は、前記公知の技術を図１５、図１６に示すように、配
管(13)の継手本体(1) 内部での接続の適否確認手段とし
て、該本体に配管(13)が完全に挿入されたときの該配管
側の環状膨出壁部(15)の位置に、その先端が直交する直
径方向（図１５）或いは斜め方向（図１６）に穿設した
ピン孔(21)部に爪壁とは離体したピン(20)を軽圧入せし
め、配管(13)の挿入に伴って該ピンが外方に押し出され
ることにより、その確認を得るように構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般にかかる技術によ
って略その確認を得ることができるものではあるが、し
かしながら前者（図１５）にあっては配管(13)側での膨
出壁(15)が二重に重合した鍔状の場合に前記ピン(20)で
はその機能を不可能となして適応範囲の限定を余儀なく
されることとなり、また、後者（図１６）にあっては、
その方向性により自動車の機関室内等での狹い複雑な接
続場所等では概してその確認を困難となす傾向となし、
更にこれらピン体(20)の爪壁との離体した構造により、
膨出壁(15)の該ピン位置通過後における爪壁の戻りによ
る該膨出壁部への完全な係圧状態を外部から確認し難い
等の問題を有する傾向にあった。
って略その確認を得ることができるものではあるが、し
かしながら前者（図１５）にあっては配管(13)側での膨
出壁(15)が二重に重合した鍔状の場合に前記ピン(20)で
はその機能を不可能となして適応範囲の限定を余儀なく
されることとなり、また、後者（図１６）にあっては、
その方向性により自動車の機関室内等での狹い複雑な接
続場所等では概してその確認を困難となす傾向となし、
更にこれらピン体(20)の爪壁との離体した構造により、
膨出壁(15)の該ピン位置通過後における爪壁の戻りによ
る該膨出壁部への完全な係圧状態を外部から確認し難い
等の問題を有する傾向にあった。
【０００４】本発明は従来の技術の有する前記問題に鑑
みてなされたものであり、配管側での鍔状或いはスプー
ル状からなる膨出壁の形状を問わず接続の適否確認を可
能となしてその適応範囲を拡め、また狹い複雑な接続場
所にあっても見易い確認部材の位置関係によってその抜
け出し或いは脱落の外部からの確認を一層容易となし、
更に前記確認部材を爪壁部に連体して取付けた構造によ
り爪壁の戻りによる膨出壁部での完全な係圧状態を容易
に確認することのできる細径配管接続用コネクターを提
供することを目的とするものである。
みてなされたものであり、配管側での鍔状或いはスプー
ル状からなる膨出壁の形状を問わず接続の適否確認を可
能となしてその適応範囲を拡め、また狹い複雑な接続場
所にあっても見易い確認部材の位置関係によってその抜
け出し或いは脱落の外部からの確認を一層容易となし、
更に前記確認部材を爪壁部に連体して取付けた構造によ
り爪壁の戻りによる膨出壁部での完全な係圧状態を容易
に確認することのできる細径配管接続用コネクターを提
供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、軸芯内部に、先端側の連結筒壁の流通孔に連
る拡径した段付き小径室と、その後部に段付き大径室と
を貫設したコネクター本体の前記小径室部にシールリン
グ部材とその背後にブッシュ部材を内装せしめ、更に大
径室のなす周壁部に複数の貫孔を穿設して後端周壁に掛
支壁を設けた該大径室の内部に、組付け方向に内方に傾
斜して付勢する舌状からなる複数の弾性爪壁を有するソ
ケット体を、該爪壁部を前記貫孔部に位置した状態でそ
の後端側を掛支壁部分に掛着して内装せしめた細径配管
接続用コネクターにおいて、前記爪壁先端部に設けた外
方への起立ピン部又は起立端縁部に、弾性体からなる拡
縮する小片状の確認部材を係脱自在に連体して取付け、
配管の接続時にあって該配管側の接続端部附近の環状膨
出壁での前記爪壁部への当接係合に伴い該確認部材が外
部へ抜け出し或いは脱落すると共に該爪壁先端部をもっ
て膨出壁部を弾発状に係圧して接続せしめるように構成
した細径配管接続用コネクターを要旨とするものであ
り、更に前認部材を、上側にスリット並びに段付き肩部
を有する傘状となして形成するものである。
するため、軸芯内部に、先端側の連結筒壁の流通孔に連
る拡径した段付き小径室と、その後部に段付き大径室と
を貫設したコネクター本体の前記小径室部にシールリン
グ部材とその背後にブッシュ部材を内装せしめ、更に大
径室のなす周壁部に複数の貫孔を穿設して後端周壁に掛
支壁を設けた該大径室の内部に、組付け方向に内方に傾
斜して付勢する舌状からなる複数の弾性爪壁を有するソ
ケット体を、該爪壁部を前記貫孔部に位置した状態でそ
の後端側を掛支壁部分に掛着して内装せしめた細径配管
接続用コネクターにおいて、前記爪壁先端部に設けた外
方への起立ピン部又は起立端縁部に、弾性体からなる拡
縮する小片状の確認部材を係脱自在に連体して取付け、
配管の接続時にあって該配管側の接続端部附近の環状膨
出壁での前記爪壁部への当接係合に伴い該確認部材が外
部へ抜け出し或いは脱落すると共に該爪壁先端部をもっ
て膨出壁部を弾発状に係圧して接続せしめるように構成
した細径配管接続用コネクターを要旨とするものであ
り、更に前認部材を、上側にスリット並びに段付き肩部
を有する傘状となして形成するものである。
【０００６】
【作用】本発明はこのように構成されているため、特に
前記爪壁先端部に確認部材を係脱自在に連体して取付
け、配管側の膨出壁での該爪壁部への当接係合に伴い外
部へ抜け出し或いは脱落すると同時に爪壁先端部をもっ
て膨出壁部を弾発状に係圧するように構成するため、配
管側での重合した鍔状或いはスプール状からなる膨出壁
の形状の如何にかかわらず、接続の適否確認を可能とな
してその適応範囲を拡める結果となり、また狹い複雑な
接続場所にあっても見易い確認部材の位置関係によって
その抜け出し或いは脱落の外部からの確認を一層容易と
なすことができ、更に係脱自在に連体して取付ける確認
部材の構造により、該確認部材の離脱に伴う爪壁の戻り
による膨出壁部への完全な係圧状態を容易に確認するこ
とができることとなる。
前記爪壁先端部に確認部材を係脱自在に連体して取付
け、配管側の膨出壁での該爪壁部への当接係合に伴い外
部へ抜け出し或いは脱落すると同時に爪壁先端部をもっ
て膨出壁部を弾発状に係圧するように構成するため、配
管側での重合した鍔状或いはスプール状からなる膨出壁
の形状の如何にかかわらず、接続の適否確認を可能とな
してその適応範囲を拡める結果となり、また狹い複雑な
接続場所にあっても見易い確認部材の位置関係によって
その抜け出し或いは脱落の外部からの確認を一層容易と
なすことができ、更に係脱自在に連体して取付ける確認
部材の構造により、該確認部材の離脱に伴う爪壁の戻り
による膨出壁部への完全な係圧状態を容易に確認するこ
とができることとなる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すれば、図１は本発明の細径配管接続用コネクターの完
全な接続状態時の縦断面図、図２は図１Ａ−Ａ線の断面
半載図、図３は図１のソケット体単体の斜視図、図４は
図１の配管接続時の挿入に伴う確認部材の状態を示す説
明図であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は（ａ）の
Ｂ−Ｂ線の断面図、図５は図４の膨出壁部での当接係合
状態を示す説明図であって、（ａ）は中央断面図、
（ｂ）は（ａ）のＣ−Ｃ線の断面図、図６は図５の確認
部材の抜け出し或いは脱落時の状態を示す説明図であっ
て、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は（ａ）のＤ−Ｄ線の
断面図、図７は図１の確認部材単体の斜視図、図８は本
発明の他の実施例に係る細径配管接続用コネクターの完
全な接続状態時の縦断面図、図９は図８Ｅ−Ｅ線のは半
載断面図、図１０は図８のソケット体単体の斜視図、図
１１は図８の配管接続時の挿入に伴う確認部材の状態を
示す縦断面図、図１２は図１１の膨出壁部での当接係合
状態を示す縦断面図、図１３は図１２の確認部材の抜け
出し或いは脱落時の状態を示す縦断面図、図１４は図８
の確認部材単体の斜視図であって、(1) はコネクター本
体であり、金属材或いは樹脂材により成形されるもので
あって、軸芯内部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホ
ース（図示せず）等の連結筒壁(2) の流通孔(4) に連っ
て拡径した段付き小径室(3')と、その後部に段付き大径
室(3) とを貫設してなるものである。そして小径室(3')
部にゴム等の弾性シールリング部材(6) と、所望に応じ
てスペーサー或いは振動吸収リング部材を介して装着
し、その背後に該シールリング部材を保持するブッシュ
部材(7) を内装せしめ、且つ大径室(3) のなす周壁部に
複数の長孔（図１、図４及び図５）を穿設して後端周壁
を掛支壁(1")となすか、或いは円孔（図８、図１１及び
図１２）からなる貫孔(1')を穿設して後端周壁の内周面
を掛支壁(1")となすものである。
すれば、図１は本発明の細径配管接続用コネクターの完
全な接続状態時の縦断面図、図２は図１Ａ−Ａ線の断面
半載図、図３は図１のソケット体単体の斜視図、図４は
図１の配管接続時の挿入に伴う確認部材の状態を示す説
明図であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は（ａ）の
Ｂ−Ｂ線の断面図、図５は図４の膨出壁部での当接係合
状態を示す説明図であって、（ａ）は中央断面図、
（ｂ）は（ａ）のＣ−Ｃ線の断面図、図６は図５の確認
部材の抜け出し或いは脱落時の状態を示す説明図であっ
て、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は（ａ）のＤ−Ｄ線の
断面図、図７は図１の確認部材単体の斜視図、図８は本
発明の他の実施例に係る細径配管接続用コネクターの完
全な接続状態時の縦断面図、図９は図８Ｅ−Ｅ線のは半
載断面図、図１０は図８のソケット体単体の斜視図、図
１１は図８の配管接続時の挿入に伴う確認部材の状態を
示す縦断面図、図１２は図１１の膨出壁部での当接係合
状態を示す縦断面図、図１３は図１２の確認部材の抜け
出し或いは脱落時の状態を示す縦断面図、図１４は図８
の確認部材単体の斜視図であって、(1) はコネクター本
体であり、金属材或いは樹脂材により成形されるもので
あって、軸芯内部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホ
ース（図示せず）等の連結筒壁(2) の流通孔(4) に連っ
て拡径した段付き小径室(3')と、その後部に段付き大径
室(3) とを貫設してなるものである。そして小径室(3')
部にゴム等の弾性シールリング部材(6) と、所望に応じ
てスペーサー或いは振動吸収リング部材を介して装着
し、その背後に該シールリング部材を保持するブッシュ
部材(7) を内装せしめ、且つ大径室(3) のなす周壁部に
複数の長孔（図１、図４及び図５）を穿設して後端周壁
を掛支壁(1")となすか、或いは円孔（図８、図１１及び
図１２）からなる貫孔(1')を穿設して後端周壁の内周面
を掛支壁(1")となすものである。
【０００８】(5) はソケット体であり、組付け方向の内
方に傾斜して付勢された舌状からなる複数の弾性爪壁(5
')を有し、該爪壁部に外方への起立ピン(9) （図３）を
一体設けるか又は別体に形成して固定する。そして長孔
からなる前記貫孔(1')の場合は該貫孔部に位置した状態
で後端側を前記掛支壁(1")に掛着して大径室(3) に内装
する。一方前記起立ピン(9) に代えて爪壁(5')のなす先
端部を屈曲して外方への起立端縁部(9')（図１０）を設
けることもでき、かつ貫孔(1')を円孔として形成し該貫
孔(1')に起立端縁部(9')が位置した状態でその後端側を
掛支壁(1")の内周面に掛着して大径室(3) に内装するよ
うに構成してもよい。
方に傾斜して付勢された舌状からなる複数の弾性爪壁(5
')を有し、該爪壁部に外方への起立ピン(9) （図３）を
一体設けるか又は別体に形成して固定する。そして長孔
からなる前記貫孔(1')の場合は該貫孔部に位置した状態
で後端側を前記掛支壁(1")に掛着して大径室(3) に内装
する。一方前記起立ピン(9) に代えて爪壁(5')のなす先
端部を屈曲して外方への起立端縁部(9')（図１０）を設
けることもでき、かつ貫孔(1')を円孔として形成し該貫
孔(1')に起立端縁部(9')が位置した状態でその後端側を
掛支壁(1")の内周面に掛着して大径室(3) に内装するよ
うに構成してもよい。
【０００９】(8) は小片状の確認部材であり、金属材、
樹脂材或いはゴム材等の弾性体によりその上側の周壁面
に複数のスリット(8')並びに段付き肩部(8")を有する傘
状（図７、図１４）となして拡縮するように形成され、
爪壁(5) 部の起立ピン(9) 部（図４、図５及び図６）或
いは爪壁(5) 部の屈曲した起立端縁部（図１１、図１２
及び図１３）に係脱自在に連体して取付けられるもので
ある。
樹脂材或いはゴム材等の弾性体によりその上側の周壁面
に複数のスリット(8')並びに段付き肩部(8")を有する傘
状（図７、図１４）となして拡縮するように形成され、
爪壁(5) 部の起立ピン(9) 部（図４、図５及び図６）或
いは爪壁(5) 部の屈曲した起立端縁部（図１１、図１２
及び図１３）に係脱自在に連体して取付けられるもので
ある。
【００１０】そして図５及び図１１のように配管(P) の
接続時にあってコネクター本体(1)内部への挿入につれ
て、該配管の接続端部附近に設けた環状膨出壁(P')で爪
壁(5')部と当接係合する（図６及び図１２）に伴い前記
確認部材(8) が貫孔(1')を通じて上方に移動し、その後
の該爪壁部の膨出壁(P')での離脱による爪壁(5')の内方
への付勢によって該確認部材の拡がりに伴う肩部(8")を
貫孔(1')の孔周縁部に掛止して抜け出し、或いは脱落せ
しめると共に、爪壁(5')先端部をもって膨出壁(P')部を
弾発状に係圧せしめる（図７及び図１３）ものであり、
かかる抜け出し、或いは脱落により外部からの完全な接
続状態を確認するのである。
接続時にあってコネクター本体(1)内部への挿入につれ
て、該配管の接続端部附近に設けた環状膨出壁(P')で爪
壁(5')部と当接係合する（図６及び図１２）に伴い前記
確認部材(8) が貫孔(1')を通じて上方に移動し、その後
の該爪壁部の膨出壁(P')での離脱による爪壁(5')の内方
への付勢によって該確認部材の拡がりに伴う肩部(8")を
貫孔(1')の孔周縁部に掛止して抜け出し、或いは脱落せ
しめると共に、爪壁(5')先端部をもって膨出壁(P')部を
弾発状に係圧せしめる（図７及び図１３）ものであり、
かかる抜け出し、或いは脱落により外部からの完全な接
続状態を確認するのである。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明による細径配
管接続用コネクターは、確認部材(8)を前記ソケット体
(5) の弾性爪壁(5')に係脱自在に連体して取付ける構造
に関連して、配管(P) の環状膨出壁(P')での当接係合に
伴い該確認部材が抜け出し或いは脱落すると共に爪壁
(5) 先端部をもって該膨出壁部を弾発状に係圧するよう
に構成するため、配管(P) 側の重合した鍔状或いはスプ
ール状からなる膨出壁の形状の如何を問わず接続の適否
確認を可能となしてその適応範囲を拡め、また狹い複雑
な接続場所にあっても見易い確認部材(8) の位置関係に
よってその抜け出し或いは脱落の外部からの確認を一層
容易となし、更に該確認部材のなす前記連体して係脱自
在に取付ける構造により、膨出壁(P')での離脱後の爪壁
(5')の戻りによる該膨出壁部への完全な係圧状態を容易
に確認することができる等、極めて有用な細径配管接続
用コネクターである。
管接続用コネクターは、確認部材(8)を前記ソケット体
(5) の弾性爪壁(5')に係脱自在に連体して取付ける構造
に関連して、配管(P) の環状膨出壁(P')での当接係合に
伴い該確認部材が抜け出し或いは脱落すると共に爪壁
(5) 先端部をもって該膨出壁部を弾発状に係圧するよう
に構成するため、配管(P) 側の重合した鍔状或いはスプ
ール状からなる膨出壁の形状の如何を問わず接続の適否
確認を可能となしてその適応範囲を拡め、また狹い複雑
な接続場所にあっても見易い確認部材(8) の位置関係に
よってその抜け出し或いは脱落の外部からの確認を一層
容易となし、更に該確認部材のなす前記連体して係脱自
在に取付ける構造により、膨出壁(P')での離脱後の爪壁
(5')の戻りによる該膨出壁部への完全な係圧状態を容易
に確認することができる等、極めて有用な細径配管接続
用コネクターである。
【図１】本発明の細径配管接続用コネクターの完全な接
続状態時の縦断面図である。
続状態時の縦断面図である。
【図２】図１Ａ−Ａ線の断面図である。
【図３】図１のソケット体単体の斜視図である。
【図４】図１の配管接続時の挿入に伴う確認部材の状態
を示す説明図であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は
（ａ）のＢ−Ｂ線の断面図である。
を示す説明図であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は
（ａ）のＢ−Ｂ線の断面図である。
【図５】図４の膨出壁部での当接係合状態を示す説明図
であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は（ａ）のＣ−
Ｃ線の断面図である。
であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は（ａ）のＣ−
Ｃ線の断面図である。
【図６】図５の確認部材の抜け出し或いは脱落時の状態
を示す説明図であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は
（ａ）のＤ−Ｄ線の断面図である。
を示す説明図であって、（ａ）は中央断面図、（ｂ）は
（ａ）のＤ−Ｄ線の断面図である。
【図７】図１の確認部材単体の斜視図である。
【図８】本発明の他の実施例に係る細径配管接続用コネ
クターの完全な接続状態時の縦断面図である。
クターの完全な接続状態時の縦断面図である。
【図９】図８Ｅ−Ｅ線の断面図である。
【図１０】図８のソケット体単体の斜視図である。
【図１１】図８の配管接続時の挿入に伴う確認部材の状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図１２】図１１の膨出壁部での当接係合状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図１３】図１２の確認部材の抜け出し或いは脱落時の
状態を示す縦断面図である。
状態を示す縦断面図である。
【図１４】図８の確認部材単体の斜視図である。
【図１５】従来例を示す細径配管接続用コネクターの一
部の切欠きによる半截状の断面図である。
部の切欠きによる半截状の断面図である。
【図１６】従来例の他の細径配管接続用コネクターの図
１５相当図である。
１５相当図である。
１ コネクター本体 １′ 貫孔 １″ 掛支壁 ２ 連結筒壁 ３ 大径室 ３′ 小径室 ４ 流通孔 ５ ソケット体 ５′ 弾性爪壁 ６ シールリング部材 ７ ブッシュ部材 ８ 確認部材 ８′ スリット ８″ 肩部 ９ 起立ピン ９´ 起立端縁 Ｐ 配管 Ｐ′ 膨出壁
Claims (2)
- 【請求項１】 軸芯内部に、先端側の連結筒壁(2) の流
通孔(4) に連る拡径した段付き小径室(3')と、その後部
に段付き大径室(3) とを貫設したコネクター本体(1) の
前記小径室(3')部にシールリング部材(6) とその背後に
ブッシュ部材(7) を内装せしめ、更に大径室(3) のなす
周壁部に複数の貫孔(1')を穿設して後端周壁に掛支壁
(1")を設けた該大径室の内部に、組付け方向に内方に傾
斜して付勢された舌状からなる複数の弾性爪壁(5')を有
するソケット体(5) を、該爪壁部を前記貫孔(1')部に位
置した状態でその後端側を掛支壁(1")部分に掛着して内
装せめた細径配管接続用コネクターにおいて、前記爪壁
(5')先端部に設けた外方への起立ピン(9) 部又は起立端
縁(9')部に、弾性体からなる拡縮する小片状の確認部材
(8) を係脱自在に連体して取付け、配管(P) 接続時にあ
って該配管側の接続端部附近の環状膨出壁(P')での前記
爪壁(5')部への当接係合に伴い該確認部材が外部へ抜け
出し或いは脱落すると共に、該爪壁先端部をもって膨出
壁(P')部を弾発状に係圧して接続せしめるように構成し
たことを特徴とする細径配管接続用コネクター。 - 【請求項２】 前記確認部材(8) を、上側にスリット(8
')並びに段付き肩部(8")を有する傘状となして形成した
ことを特徴とする請求項１記載の細径配管接続用コネク
ター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339440A JPH08184397A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 細径配管接続用コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339440A JPH08184397A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 細径配管接続用コネクター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08184397A true JPH08184397A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18327491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6339440A Pending JPH08184397A (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 細径配管接続用コネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08184397A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008286378A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | 細径配管接続用コネクタ並びに細径配管接続構造 |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP6339440A patent/JPH08184397A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008286378A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | 細径配管接続用コネクタ並びに細径配管接続構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3059184B2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JP2767619B2 (ja) | 細径配管端部相互のコネクター | |
| JPH0538318Y2 (ja) | ||
| KR920006404B1 (ko) | 작은 직경의 파이프 커넥터 | |
| JP2502472Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクタ― | |
| JP2530220Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JP2767613B2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH0552284A (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH09196269A (ja) | 管継手 | |
| JP2528256Y2 (ja) | 細径配管接続用継手 | |
| JPH08184397A (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH08210576A (ja) | 細径管接続用コネクター | |
| JPH082554Y2 (ja) | 細径配管接続用継手 | |
| JPH0317109Y2 (ja) | ||
| JP2521001Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JP2535547Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JP3031950B2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH0649994Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH0620952Y2 (ja) | 細径配管接続用接手 | |
| JPH0637260Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH081356Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH08326977A (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JP2570921Y2 (ja) | 配管用コネクタ | |
| JP2736540B2 (ja) | 細径配管接続用コネクター | |
| JPH0721987Y2 (ja) | 細径配管接続用コネクタ |