JP2521001Y2 - 細径配管接続用コネクター - Google Patents

細径配管接続用コネクター

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JP2521001Y2
JP2521001Y2 JP2790190U JP2790190U JP2521001Y2 JP 2521001 Y2 JP2521001 Y2 JP 2521001Y2 JP 2790190 U JP2790190 U JP 2790190U JP 2790190 U JP2790190 U JP 2790190U JP 2521001 Y2 JP2521001 Y2 JP 2521001Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般に自動車或いは各種の機械、装置等に
給油、給気の供給路等として配設される管径、太さ20m/
m程度以下の比較的細径からなる金属管、もしくは樹脂
チューブ(以下単に配管と称す)の接続用コネクターの
構造の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の接続用コネクターとしては例えば第6
図に示すように、軸芯内部に先端の連結筒壁(12)の流
通孔(14)に連る円筒壁をなす後周端部を掛支壁(1
1′)として拡径室(13)を貫設し、且つ内部にシール
リング部材(16)とブッシュ部材(17)とを内装した本
体(11)の前記掛支壁(11′)部に、先端側の対向位置
に先方に傾斜する複数の爪壁(15)を突設したソケット
体(18)の後端の環状段付き周壁(18′)部を係着せし
め、該爪壁部を本体(11)の前記拡径室(13)をなす円
筒壁部に突設した長孔からなる係合孔(19)に位置した
状態で、配管(Po)側の該拡径室内部に組込まれた環状
膨出壁(Po′)を前記爪壁(15)のそれぞれの先端部に
よって係圧して接続するように構成されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の技術においては、ソ
ケット体(18)の段付き周壁(18′)をもって本体(1
1)の係支壁(11′)部に係着せしめ、同時に該ソケッ
ト体側の爪壁(15)部を本体(11)の円筒壁の係合孔
(19)部に位置して組付けられる構造によるため、ソケ
ット体(18)の組付けに際して爪壁(15)のなす付根部
分(18″)の周壁部を押し潰して掛支壁(11′)の内側
を通過せしめ、後方より押圧して行うこととなり、ソケ
ット体(18)自体の大径を余儀なくされ、更に円筒壁の
なす掛支壁(11′)部での係着によって製品全体を大径
且つ長手方向に長寸となし、従って狭い場所での配設に
しばしば不具合を招き、同時にこれら大径による爪壁
(15)での長寸によって膨出壁(Po′)部との係圧が不
安定のため膨出壁(Po′)を大径とする必要があると共
に、膨出壁(Po′)部への係圧力を弱め、“ヘタリ”を
生ぜしめて加振状態下での配設にあて洩れを誘発する
等、長期に亘る接続を不安定となす傾向にあった。また
拡径室(13)内部での爪壁(15)による膨出壁(Po′)
への係圧構造により、目視に外部からの係圧状態の適否
確認を困難となす等の問題を有するものであった。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされた
ものであり、リテーナ自体を小径且つ短寸となし、環状
膨出壁も小径とすることができるためコネクター本体を
含む製品全体をコンパクトとなして狹い場所での配設を
可能となし、同時に掛支爪壁のなす短寸によって“ヘタ
リ”の憂いをなくして係合力を効果的に発揮せしめ、長
期に亘って接続を一層確実に維持することができ、また
外部に位置した爪壁による膨出壁への係合構造により、
係合状態の目視確認を容易となすことのできる細径配管
接続用コネクターを提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、軸芯内部に先端側
の連結筒壁の流通孔に連る段付き拡径室を貫設したコネ
クター本体の該拡径室部にシールリング部材を内装する
と共に、拡径室にあって先端部をもって該シールリング
部材を押圧するシール壁に連る後周部に後方に突出する
複数の掛支爪壁を設けたリテーナを組付けて該リテーナ
の係着壁部を前記拡径室のなす円筒壁の後端周附近に係
着せしめ、配管の接続状態下で前記リテーナ側の掛支爪
壁により拡径室部に挿着された該配管の接続端部附近に
設けた外部に位置する外方への環状膨出壁部と弾発状に
係合して接続せしめるように構成した細径配管接続用コ
ネクターを要旨とするものであり、更に前記リテーナを
前方に拡開する傾斜を有する筒壁、もしくは先端部に鍔
壁を有する円筒壁となして構成し、また前記シールリン
グ部材をスペーサーを介して複数個内装して構成するも
のである。
(作用) 本考案はこのように構成されているため、コネクター
本体の拡径室部に予めリテーナをもってその先端側の係
着壁部を組付けて前記係着するか、或いは予め配管側に
組込んだリテーナをもって係着壁部を拡径室に組付けて
該拡径室のなす円筒壁の後端周附近のカシメによって前
記係着するかしてなるため、リテーナの組付け並びに配
管の装着を簡易となすと共に、リテーナ自体を小径、且
つ短寸となすことができ、また短寸からなる掛支爪壁を
環状膨出壁に係合するため係合状態が安定し膨出壁を小
径とすることができ且つ“ヘタリ”の憂いがなく、係合
力を一層効果的に発揮して長期に亘り接続を確実に維持
することができ、従ってコネクター本体を含む製品全体
をコンパクトとなして狹い場所での配設を可能となすこ
とができ、更に外部での係合構造により目視による係合
状態の適否確認を容易となすこととなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第1図は本考案の細径配管接続用コネクターの接続状態
時の一部切欠きによる縦断面図、第2図は第1図のリテ
ーナ単体の正面図、第3図は第2図の正面図、第4図は
他の実施例を示す第1図相当図、第5図(イ)は更に他
の実施例の部分拡大半截図、第5図(ロ)は第5図
(イ)の斜視図であって、(1)は金属材によるコネク
ター本体であり、軸芯内部に先端側の樹脂チューブ或い
はゴムホース(図示せず)等との連結筒壁(2)の流通
孔(4)に連って段付き拡径室(3)を貫設し、該拡径
室部にゴム材等の弾性体によるシールリング部材(6)
の単数(第1図)、もしくは所望に応じてスペーサーを
介して複数個(第4図)を内装してなるものである。
(5)は金属バネ材或いは樹脂材による別体のリテーナ
であり、拡径室(3)にあってその先端部をもって前記
シールリング部材(6)を押圧するシール壁(7″)に
連る後周部に後方に突出する複数の掛支爪壁(7′)を
設けて形成したものである。尚、第4図における(9)
はシールリング部材(6)の安定のためシール壁
(7″)とシールリング部材(6)の間に介在されたワ
ッシャである。そしてリテーナ(5)の係着壁(7)を
コネクター本体(1)の拡径室(3)をなす円筒壁
(1′)の後端周附近のカシメによって係着せしめるの
である。
尚前記リテーナ(5)は前方に拡開する傾斜を有する
筒壁(第1図〜第3図)、もしくは先端部に鍔壁(8)
(第4図)を有する円筒壁として構成してもよいし、又
ドーナツ状円盤からなるシール壁(7″)の外周から直
接係着壁(7)を具備する掛支爪壁(7′)を後方に突
出させて構成してもよい(第5図(イ)及び(ロ))。
又、第5図(イ)の実施例ではシール壁(7″)とシー
ルリング部材(6)との間に第4図に同様にシールリン
グ部材(6)の安定のためワッシャ(9)を介在せしめ
た。そして拡径室(3)内部に挿着された配管(P)の
接続端部附近に設けた外部に位置する外方への環状膨出
壁(P′)部を前記リテーナ(5)の掛支爪壁(7′)
により弾発状に係合して接続するものである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案による細径配管接続用コネ
クターは、コネクター本体(1)に係着されたリテーナ
(5)による後方に突出した掛支爪壁(7′)部をもっ
て、外部に位置する前記配管(P)側の膨出壁(P′)
と弾発状に係合するように構成せしめるため、リテーナ
(5)の組付け並びに配管(P)の装着を簡易に行うこ
とができると共に、リテーナ(5)自体を小径にして且
つ長手方向に短寸となすことができ、また掛支爪壁
(7′)部を環状膨出壁(P′)に係合するため係合状
態が安定し膨出壁を小径とすることができ且つ“ヘタ
リ”の憂いがなく、係合力を一層効果的に発揮して長期
に亘り確実に接続を維持することができ、従ってコネク
ター本体(1)を含む製品全体をコンパクトとなして狹
い場所での配設を可能に行わしめ、更に、掛支爪壁
(7′)と膨出壁(P′)との係合部がコネクター本体
(1)の外部にあるため目視による係合状態の適否確認
を容易となす等、極めて有用な細径配管接続用コネクタ
ーである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す細径配管接続用コネク
ターの接続状態時の一部切欠きによる縦断面図、第2図
は第1図のリテーナ単体の正面図、第3図は第2図の正
面図、第4図は他の実施例を示す第1図相当図、第5図
(イ)は更に他の実施例の部分拡大半截図、第5図
(ロ)は第5図(イ)の斜視図、第6図は従来例を示す
接続用コネクターの接続状態時の一部切欠きによる縦断
面図である。 (1)……コネクター本体、(1′)……円筒壁、
(2)……連結筒壁、(3)……拡径室、(4)……流
通孔、(5)……リテーナ、(6)……シールリング部
材、(7)……筒壁、(7′)……掛支爪壁、(8)…
…鍔壁、(P)……配管、(P′))……膨出壁。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸芯内部に先端側の連結筒壁(2)の流通
    孔(4)に連る段付き拡径室(3)を貫設したコネクタ
    ー本体(1)の該拡径室部にシールリング部材(6)を
    内装すると共に、拡径室(3)にあって、先端部をもっ
    て該シールリング部材を押圧するシール壁(7″)に連
    る後周部に後方に突出する複数の掛支爪壁(7′)を設
    けたリテーナ(5)を組付けて該リテーナの係着壁
    (7)部を前記拡径室(3)のなす円筒壁(1′)の後
    端周附近に係着せしめ、配管(P)の接続状態下で前記
    リテーナ(5)側の掛支爪壁(7′)により拡径室
    (3)部に挿着された該配管の接続端部附近に設けた外
    部に位置する外方への環状膨出壁(P′)部と弾発状に
    係合して接続せしめるように構成したことを特徴とする
    細径配管接続用コネクター。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記リテーナ
    (5)を前方に拡開する傾斜を有する筒壁、もしくは先
    端部に鍔壁(8)を有する円筒壁となして構成したこと
    を特徴とする細径配管接続用コネクター。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記シールリング
    部材(6)をスペーサーを介して複数個内装して構成し
    たことを特徴とする細径配管接続用コネクター。
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