JP2736540B2 - 細径配管接続用コネクター - Google Patents
細径配管接続用コネクターInfo
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- JP2736540B2 JP2736540B2 JP1028019A JP2801989A JP2736540B2 JP 2736540 B2 JP2736540 B2 JP 2736540B2 JP 1028019 A JP1028019 A JP 1028019A JP 2801989 A JP2801989 A JP 2801989A JP 2736540 B2 JP2736540 B2 JP 2736540B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、一般に自動車或いは各種の機械、装置等に
給油、給気の供給路等として配設される管径、太さ20mm
程度以下の比較的細径からなる金属管と樹脂チューブ
（以下単に配管と称す）との接続用コネクターに関する
ものである。
給油、給気の供給路等として配設される管径、太さ20mm
程度以下の比較的細径からなる金属管と樹脂チューブ
（以下単に配管と称す）との接続用コネクターに関する
ものである。
（従来の技術） 従来、この種の接続用コネクターとしては例えば第８
図に示すように、軸芯内部に先端側の流通孔（24）に連
って小径室と段付き拡径室（22）とを貫設し、且つ後端
周壁部を掛支壁（21′）とするコネクター本体（21）の
拡径室（22）に、先端側の対向する部位に先方への傾斜
する爪壁（23′,23″）を突設し、その基部を円筒壁に
形成したソケット体（23）を装着し、該爪壁の根元附近
をコネクター本体（21）側の前記拡径室（22）の周壁部
に穿設した長孔からなる掛支孔（22′,22″）に掛合し
て組付け、配管（Ｐ′）の接続側に設けた環状膨出壁
（P1′）を拡径室（22）内部に組込んだ接続状態にあっ
て、前記爪壁（23′,23″）の先端部で該環状膨出壁に
係合せしめ、同時にその基部を前記掛支壁（21′）に係
止して接続するように構成されていた。
図に示すように、軸芯内部に先端側の流通孔（24）に連
って小径室と段付き拡径室（22）とを貫設し、且つ後端
周壁部を掛支壁（21′）とするコネクター本体（21）の
拡径室（22）に、先端側の対向する部位に先方への傾斜
する爪壁（23′,23″）を突設し、その基部を円筒壁に
形成したソケット体（23）を装着し、該爪壁の根元附近
をコネクター本体（21）側の前記拡径室（22）の周壁部
に穿設した長孔からなる掛支孔（22′,22″）に掛合し
て組付け、配管（Ｐ′）の接続側に設けた環状膨出壁
（P1′）を拡径室（22）内部に組込んだ接続状態にあっ
て、前記爪壁（23′,23″）の先端部で該環状膨出壁に
係合せしめ、同時にその基部を前記掛支壁（21′）に係
止して接続するように構成されていた。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の技術においては、前
記ソケット体（23）の基部での円筒壁の構造により、そ
の装置に際して相互に対向する爪壁（23′,23″）を縮
径しつつ該爪壁の根元附近の周壁が掛支壁（21′）の内
側を通過するよう拡径室（22）の後方から押圧して掛支
壁（21′）に係止、装着してなるため、基部での変形に
伴いその装着操作に煩わしさを招き、更に配管（Ｐ′）
の接続時の爪壁（23′,23″）のなすステップ作動に関
連してソケット体（23）を概して大形となし、従ってコ
ネクター本体（23）を含む製品全体の大径を余儀なくさ
れ配設時の狭い場所での使用に他の部品との干渉を招い
て不具合を生ぜしめる問題を有し、また前記大形により
爪壁（23′,23″）が長寸となるため、配管（Ｐ′）側
の環状膨出壁（P1′）での係合力を弱めて疲労により長
期に亘って確実な接続に欠ける等の問題を有するもので
あった。
記ソケット体（23）の基部での円筒壁の構造により、そ
の装置に際して相互に対向する爪壁（23′,23″）を縮
径しつつ該爪壁の根元附近の周壁が掛支壁（21′）の内
側を通過するよう拡径室（22）の後方から押圧して掛支
壁（21′）に係止、装着してなるため、基部での変形に
伴いその装着操作に煩わしさを招き、更に配管（Ｐ′）
の接続時の爪壁（23′,23″）のなすステップ作動に関
連してソケット体（23）を概して大形となし、従ってコ
ネクター本体（23）を含む製品全体の大径を余儀なくさ
れ配設時の狭い場所での使用に他の部品との干渉を招い
て不具合を生ぜしめる問題を有し、また前記大形により
爪壁（23′,23″）が長寸となるため、配管（Ｐ′）側
の環状膨出壁（P1′）での係合力を弱めて疲労により長
期に亘って確実な接続に欠ける等の問題を有するもので
あった。
本発明は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされた
ものであり、接続に際してソケット体を予め配管側に組
付けた状態をもって一体の押圧によるワンタッチ操作と
なすことにより、接続操作を至極簡易となし、またソケ
ット体自体を概して小形となすことができて製品全体を
特に径方向にコンパクトとなし、配設時の狭い場所での
干渉による不具合の憂いをなくし、更に配管の環状膨出
壁への弾発状の押圧、係合を確実となして長期に亘り接
続を充分に維持することができる細径配管接続用コネク
ターを提案することを目的とするものである。
ものであり、接続に際してソケット体を予め配管側に組
付けた状態をもって一体の押圧によるワンタッチ操作と
なすことにより、接続操作を至極簡易となし、またソケ
ット体自体を概して小形となすことができて製品全体を
特に径方向にコンパクトとなし、配設時の狭い場所での
干渉による不具合の憂いをなくし、更に配管の環状膨出
壁への弾発状の押圧、係合を確実となして長期に亘り接
続を充分に維持することができる細径配管接続用コネク
ターを提案することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するため、軸芯内部に先端側
の流通孔に連って環状凹溝もしくは弾付き小径室と、そ
の後方に拡径室或いは該小径室の延長室とを貫設し、且
つ該拡径室の後端壁部を掛支壁とするかもしくは該延長
室の周壁部に掛支孔を有しその後端壁部を掛支壁とする
コネクター本体の前記環状凹溝或いは小径室に、シール
リング部材を挿着し、更に前記拡径室もしくは前記延長
室にあって、周壁に相互に対向する傾斜爪壁を有するソ
ケット体をもって前記掛支壁にその一端側を掛止すると
共に他端側を前記拡径室或いは延長室に組込んだ配管の
接続側に設けた外方への環状膨出壁に係合して接続する
ようにしてなる接続用コネクターにおいて、前記ソケッ
ト体を弾性材からなる周壁に軸方向の切欠き部を有する
断面Ｃ字状の形状となし、且つ先端側に設けた前記配管
の環状膨出壁に係合する円環状の壁に連ってその後端側
に、前記コネクター本体の掛支壁と弾発状に掛止するそ
の周壁の一部に軸方向で外方に傾斜する一対の開口爪壁
を有して構成した細径配管接続用コネクターを要旨とす
るものであり、前記配管側に設けてなる環状膨出壁を該
環状膨出壁と間隔を保持してその後方に別途環状膨出壁
を有する構造となし、配管の接続状態にあって前記ソケ
ット体側の断面Ｃ字状のなす円筒状の筒壁を前記間隔に
嵌着して組付けるようにして構成するものである。
の流通孔に連って環状凹溝もしくは弾付き小径室と、そ
の後方に拡径室或いは該小径室の延長室とを貫設し、且
つ該拡径室の後端壁部を掛支壁とするかもしくは該延長
室の周壁部に掛支孔を有しその後端壁部を掛支壁とする
コネクター本体の前記環状凹溝或いは小径室に、シール
リング部材を挿着し、更に前記拡径室もしくは前記延長
室にあって、周壁に相互に対向する傾斜爪壁を有するソ
ケット体をもって前記掛支壁にその一端側を掛止すると
共に他端側を前記拡径室或いは延長室に組込んだ配管の
接続側に設けた外方への環状膨出壁に係合して接続する
ようにしてなる接続用コネクターにおいて、前記ソケッ
ト体を弾性材からなる周壁に軸方向の切欠き部を有する
断面Ｃ字状の形状となし、且つ先端側に設けた前記配管
の環状膨出壁に係合する円環状の壁に連ってその後端側
に、前記コネクター本体の掛支壁と弾発状に掛止するそ
の周壁の一部に軸方向で外方に傾斜する一対の開口爪壁
を有して構成した細径配管接続用コネクターを要旨とす
るものであり、前記配管側に設けてなる環状膨出壁を該
環状膨出壁と間隔を保持してその後方に別途環状膨出壁
を有する構造となし、配管の接続状態にあって前記ソケ
ット体側の断面Ｃ字状のなす円筒状の筒壁を前記間隔に
嵌着して組付けるようにして構成するものである。
（作 用） 本発明はこのように構成されているため、ソケット体
のなすＣ字状の形状と、先端側に配管側の環状膨出壁に
係合する円環状の壁を有してその後端側にコネクター本
体の掛支壁と弾発状に掛止する後方への開口爪壁を有し
てなるソケット体の構造により、接続に際して該ソケッ
ト体を予め配管側に組付けた状態で一体の押圧によるワ
ンタッチ操作によって接続を行うことができ、従って該
接続操作を至極簡易となし、またソケット体自体を小形
となすことができて特に径方向での製品全体の形状をコ
ンパクトとなすこととなり、配設時に狭い場所での干渉
等の不具合の憂いをなくすことができ、更に比較的短寸
となし得る爪壁により配管の環状膨出壁での弾発状の係
合力を充分に発揮して長期に亘り確実に接続を維持する
ことができるのである。
のなすＣ字状の形状と、先端側に配管側の環状膨出壁に
係合する円環状の壁を有してその後端側にコネクター本
体の掛支壁と弾発状に掛止する後方への開口爪壁を有し
てなるソケット体の構造により、接続に際して該ソケッ
ト体を予め配管側に組付けた状態で一体の押圧によるワ
ンタッチ操作によって接続を行うことができ、従って該
接続操作を至極簡易となし、またソケット体自体を小形
となすことができて特に径方向での製品全体の形状をコ
ンパクトとなすこととなり、配設時に狭い場所での干渉
等の不具合の憂いをなくすことができ、更に比較的短寸
となし得る爪壁により配管の環状膨出壁での弾発状の係
合力を充分に発揮して長期に亘り確実に接続を維持する
ことができるのである。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第１図は本発明の細径配管接続用コネクターの接続状態
時の一部切欠きによる縦断面図、第２図は他の実施例に
係る第１図相当図、第３図は第１図のソケット体単体の
平面図、第４図は第３図の背面図、第５図は第２図の同
じくソケット体の平面図、第６図は第５図の背面図、第
７図は更に他の実施例の分解斜視図であって、（１）は
コネクター本体であり、軸芯内部に先端側の樹脂チュー
ブ或いはゴムホース（図示せず）等との連結筒壁を有す
る流通孔（４）に連って環状凹溝（第１図）もしくは段
付き小径室（２）（第２図）と、その後方に拡径室或い
は該小径室の延長室（３）とを貫設し、且つ該拡径室の
後端壁部を内方へ屈曲して掛支壁（３′）（第１図）と
するか、もしくは前記延長室の周壁に長孔からなる掛支
孔（9,9′）を設けその後端壁部（第２図）を掛支壁
（３′）となして形成したものであり、前記環状凹講或
いは小径室（２）にゴム材等の弾性体によるシールリン
グ部材（６）が挿着されている。
第１図は本発明の細径配管接続用コネクターの接続状態
時の一部切欠きによる縦断面図、第２図は他の実施例に
係る第１図相当図、第３図は第１図のソケット体単体の
平面図、第４図は第３図の背面図、第５図は第２図の同
じくソケット体の平面図、第６図は第５図の背面図、第
７図は更に他の実施例の分解斜視図であって、（１）は
コネクター本体であり、軸芯内部に先端側の樹脂チュー
ブ或いはゴムホース（図示せず）等との連結筒壁を有す
る流通孔（４）に連って環状凹溝（第１図）もしくは段
付き小径室（２）（第２図）と、その後方に拡径室或い
は該小径室の延長室（３）とを貫設し、且つ該拡径室の
後端壁部を内方へ屈曲して掛支壁（３′）（第１図）と
するか、もしくは前記延長室の周壁に長孔からなる掛支
孔（9,9′）を設けその後端壁部（第２図）を掛支壁
（３′）となして形成したものであり、前記環状凹講或
いは小径室（２）にゴム材等の弾性体によるシールリン
グ部材（６）が挿着されている。
尚必要に応じてスペーサーを介在しその後方に短寸状
の円環ブッシュ（７）を有して（第２図）もよい。
の円環ブッシュ（７）を有して（第２図）もよい。
（８）は金属バネ板材、樹脂材或いはゴム材等の弾性
材からなるソケット体であって、その周壁に軸方向の切
欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の形状からなるもので
あり、且つ先端側に設けた円環状の壁（10）に連ってそ
の後端側の周壁の一部に軸方向で外方へ傾斜する一対の
開口爪壁（5,5′）を有してなるものである。
材からなるソケット体であって、その周壁に軸方向の切
欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の形状からなるもので
あり、且つ先端側に設けた円環状の壁（10）に連ってそ
の後端側の周壁の一部に軸方向で外方へ傾斜する一対の
開口爪壁（5,5′）を有してなるものである。
そして前記拡径室もしくは前記延長室（３）にあっ
て、配管（Ｐ）の接続側に設けた外方への環状膨出壁
（P1）の背後に予め組付けた状態で該環状膨出壁に前記
円環状の壁（10）を係合せしめると共に、前記開口爪壁
（5,5′）をコネクター本体（１）側の掛支壁（３′）
の内側に弾発状に掛止してなるものである。
て、配管（Ｐ）の接続側に設けた外方への環状膨出壁
（P1）の背後に予め組付けた状態で該環状膨出壁に前記
円環状の壁（10）を係合せしめると共に、前記開口爪壁
（5,5′）をコネクター本体（１）側の掛支壁（３′）
の内側に弾発状に掛止してなるものである。
尚配管（Ｐ）側に設けてなる前記環状膨出壁（P1）を
該環状膨出壁と間隔を保持してその後方に別途同様の環
状膨出壁（P2）（第２図）を有する構造となし、配管
（Ｐ）の接続状態時に予めソケット体（８）側の断面Ｃ
字状のなす円筒状の筒壁（12）を前記間隔に嵌着して組
付けるように構成してもよく、更に第７図のようにソケ
ット体（８）側の前記円筒条の筒壁（12）に軸方向の突
起（13）を設け、一方コネクター（１）側の前記拡径室
或いは延長室（３）の内壁に同じく軸方向の凹溝（14）
を設けて相互の嵌合手段を形成してソケット体（８）の
開口爪壁（5,5′）とコネクター本体（１）の掛支孔
（9,9′）との位相合せ機能を附与し、該ソケット体を
組付けしてもよい。
該環状膨出壁と間隔を保持してその後方に別途同様の環
状膨出壁（P2）（第２図）を有する構造となし、配管
（Ｐ）の接続状態時に予めソケット体（８）側の断面Ｃ
字状のなす円筒状の筒壁（12）を前記間隔に嵌着して組
付けるように構成してもよく、更に第７図のようにソケ
ット体（８）側の前記円筒条の筒壁（12）に軸方向の突
起（13）を設け、一方コネクター（１）側の前記拡径室
或いは延長室（３）の内壁に同じく軸方向の凹溝（14）
を設けて相互の嵌合手段を形成してソケット体（８）の
開口爪壁（5,5′）とコネクター本体（１）の掛支孔
（9,9′）との位相合せ機能を附与し、該ソケット体を
組付けしてもよい。
（発明の効果） 以上説明したように本発明による細径配管接続用コネ
クターは、ソケット体（８）を特に周壁に切欠き部（1
1）を有する断面Ｃ字状の形状となると共に、先端側に
配管（Ｐ）の環状膨出壁（P1）に係合する円環状の壁
（10）を有し、且つその後端側にコネクター本体（１）
の掛支壁（３′）に弾発状に掛止する前記開口爪壁（5,
5′）を有して形成してなるため、配管（Ｐ）の接続に
際してソケット体（８）を予め該配管側の環状膨出壁
（P1）の背後に組付けるか、或いは前記２つの環状膨出
壁（P1,P2）の間の間隔に嵌着した状態で一体の押圧に
よるワンタッチ操作によって接続を行うことができ、従
って接続操作を至極簡易となしてこれら操作上の煩わし
さがなく、またソケット体（８）自体を概して小形とな
すことができて同時に製品全体を特に径方向にコンパク
トとなす結果となり、更に狭い場所での干渉等の不具合
の憂いをなくし、また更に比較的短寸となし得る爪壁
（5,5′）によって配管（Ｐ）の環状膨出壁（P1）に及
ぼす弾発状の掛止を充分に発揮することができる等、極
めて有用な細径配管接続用コネクターである。
クターは、ソケット体（８）を特に周壁に切欠き部（1
1）を有する断面Ｃ字状の形状となると共に、先端側に
配管（Ｐ）の環状膨出壁（P1）に係合する円環状の壁
（10）を有し、且つその後端側にコネクター本体（１）
の掛支壁（３′）に弾発状に掛止する前記開口爪壁（5,
5′）を有して形成してなるため、配管（Ｐ）の接続に
際してソケット体（８）を予め該配管側の環状膨出壁
（P1）の背後に組付けるか、或いは前記２つの環状膨出
壁（P1,P2）の間の間隔に嵌着した状態で一体の押圧に
よるワンタッチ操作によって接続を行うことができ、従
って接続操作を至極簡易となしてこれら操作上の煩わし
さがなく、またソケット体（８）自体を概して小形とな
すことができて同時に製品全体を特に径方向にコンパク
トとなす結果となり、更に狭い場所での干渉等の不具合
の憂いをなくし、また更に比較的短寸となし得る爪壁
（5,5′）によって配管（Ｐ）の環状膨出壁（P1）に及
ぼす弾発状の掛止を充分に発揮することができる等、極
めて有用な細径配管接続用コネクターである。
第１図は本発明の一実施例を示す細径配管接続用コネク
ターの接続状態時の一部切欠きによる縦断面図、第２図
は他の実施例に係る第１図相当図、第３図は第１図のソ
ケット体単体の平面図、第４図は第３図の背面図、第５
図は第２図の同じくソケット体の平面図、第６図は第５
図の背面図、第７図は更に他の実施例の分解斜視図、第
８図は従来例を示す接続用コネクターの接続状態時の一
部切欠き縦断面図である。 （１）……コネクター本体、（３）……拡径室もしくは
延長室、（３′）……掛支壁、 （5,5′）……開口爪壁、（８）……ソケット体、（1
0）……円環状の壁、（11）……切欠き部、 （12）……円筒状の筒壁、（Ｐ）……配管、（P1）……
環状膨出壁、（P2）……環状膨出壁
ターの接続状態時の一部切欠きによる縦断面図、第２図
は他の実施例に係る第１図相当図、第３図は第１図のソ
ケット体単体の平面図、第４図は第３図の背面図、第５
図は第２図の同じくソケット体の平面図、第６図は第５
図の背面図、第７図は更に他の実施例の分解斜視図、第
８図は従来例を示す接続用コネクターの接続状態時の一
部切欠き縦断面図である。 （１）……コネクター本体、（３）……拡径室もしくは
延長室、（３′）……掛支壁、 （5,5′）……開口爪壁、（８）……ソケット体、（1
0）……円環状の壁、（11）……切欠き部、 （12）……円筒状の筒壁、（Ｐ）……配管、（P1）……
環状膨出壁、（P2）……環状膨出壁
Claims (3)
- 【請求項１】軸芯内部に先端側の流通孔に連って環状凹
溝と、その後方に拡径室とを貫設し、且つ該拡径室の後
端壁部を掛支壁とするコネクター本体の前記環状凹溝に
シールリング部材を挿着し、更に前記拡径室にあって、
周壁に相互に対向する傾斜爪壁を有するソケット体をも
って前記掛支壁にその一端側を掛止すると共に他端側を
前記拡径室に組込んだ配管の接続側に設けた外方への環
状膨出壁に係合して接続するようにしてなる接続用コネ
クターにおいて、前記ソケット体（８）を弾性材からな
る周壁に軸方向の切欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の
形状となし、且つ先端側に設けた前記配管（Ｐ）の環状
膨出壁（P1）に係合する円環状の壁（10）に連ってその
後端側に、前記コネクター本体（１）の掛支壁（３′）
に弾発状に掛止するその周壁の一部に軸方向で外方へ傾
斜する一対の開口爪壁（5,5′）を有して構成したこと
を特徴とする細径配管接続用コネクター。 - 【請求項２】軸芯内部に先端側の流通孔に連って段付き
小径室と、その後方に該小径室の延長室とを貫設し、且
つ該延長室の周壁に掛支孔を有し且つその後端壁部を掛
支壁とするコネクター本体の前記小径室にシールリング
部材を挿着し、更に前記延長室にあって、周壁に相互に
対向する傾斜爪壁を有するソケット体をもって前記掛支
壁にその一端側を掛止すると共に他端側を前記延長室に
組込んだ配管の接続側に設けた外方への環状膨出壁に係
合して接続するようにしてなる接続用コネクターにおい
て、前記ソケット体（８）を弾性材からなる周壁に軸方
向の切欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の形状となし、
且つ先端側に設けた前記配管（Ｐ）の環状膨出壁（P1）
に係合する円環状の壁（10）に連ってその後端側に、前
記コネクター本体（１）の掛支壁（３′）に弾発状に掛
止するその周壁の一部に軸方向で外方へ傾斜する一対の
開口爪壁（5,5′）を有して構成したことを特徴とする
細径配管接続用コネクター。 - 【請求項３】前記配管（Ｐ）側に設けてなる環状膨出壁
（P1）を該環状膨出壁と間隔を保持してその後方に別途
環状膨出壁（P2）を有する構造となり、配管（Ｐ）の接
続状態にあって前記ソケット体（８）側の断面Ｃ字状の
なす円筒状の筒壁（12）を前記間隔に嵌着して組付ける
ようにして構成したことを特徴とする請求項１又は２記
載の細径配管接続用コネクター。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1028019A JP2736540B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 細径配管接続用コネクター |
| US07/475,434 US5112084A (en) | 1989-02-07 | 1990-02-05 | Connector for small-diameter piping |
| DE4003461A DE4003461C2 (de) | 1989-02-07 | 1990-02-06 | Verbinder für Rohrleitungen geringen Durchmessers |
| GB9002550A GB2228983B (en) | 1989-02-07 | 1990-02-06 | Connector for small-diameter piping |
| KR1019900001446A KR930000503B1 (ko) | 1989-02-07 | 1990-02-07 | 세경 배관 접속용 커넥터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1028019A JP2736540B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 細径配管接続用コネクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02209691A JPH02209691A (ja) | 1990-08-21 |
| JP2736540B2 true JP2736540B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12237047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1028019A Expired - Fee Related JP2736540B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 細径配管接続用コネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2736540B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5350203A (en) * | 1991-09-10 | 1994-09-27 | Bundy Corporation | Quick connect tubing connector and method of assembly |
| US5372391A (en) * | 1993-02-22 | 1994-12-13 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Internal pipe attachment mechanism |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1028019A patent/JP2736540B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02209691A (ja) | 1990-08-21 |
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