JPH0721988Y2 - 細径配管接続用コネクター - Google Patents
細径配管接続用コネクターInfo
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- JPH0721988Y2 JPH0721988Y2 JP1989013407U JP1340789U JPH0721988Y2 JP H0721988 Y2 JPH0721988 Y2 JP H0721988Y2 JP 1989013407 U JP1989013407 U JP 1989013407U JP 1340789 U JP1340789 U JP 1340789U JP H0721988 Y2 JPH0721988 Y2 JP H0721988Y2
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- JP
- Japan
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- wall
- chamber
- connector
- diameter
- pipe
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、一般に自動車或いは各種の機械、装置等に給
油、給気の供給路等として配設される管径、太さ20m/m
程度以下の比較的細径からなる金属管と樹脂チューブ
（以下単に配管と称す）との接続用コネクターの構造の
改良に関するものである。
油、給気の供給路等として配設される管径、太さ20m/m
程度以下の比較的細径からなる金属管と樹脂チューブ
（以下単に配管と称す）との接続用コネクターの構造の
改良に関するものである。
（従来の技術） 従来、この種の接続用コネクターとしては例えば第６図
に示すように、軸芯内部に先端の流通孔（24）に連って
小径室と段付き拡径室（22）を貫設し、且つ後端周壁部
を掛支壁（21′）とするコネクター本体（21）の拡径室
（22）部に、先端側の対向する部位に先方への傾斜する
爪壁（23′,23″）を突設し、その基部を円筒状に形成
したソケット体（23）を装着し、該爪壁の根元附近をコ
ネクター本体（21）側の前記拡径室（22）の周壁部に穿
設した長孔からなる掛支孔（22′,22″）部に掛合して
組付け、配管（Ｐ′）の接続側に設けた環状膨出壁
（P1′）を拡径室（22）内部に組込んだ接続状態にあっ
て、前記爪壁（23′,23″）の先端部で該膨出壁部に係
合せしめ、同時にその基部を前記掛支壁（21′）部に係
止して接続するように構成されていた。
に示すように、軸芯内部に先端の流通孔（24）に連って
小径室と段付き拡径室（22）を貫設し、且つ後端周壁部
を掛支壁（21′）とするコネクター本体（21）の拡径室
（22）部に、先端側の対向する部位に先方への傾斜する
爪壁（23′,23″）を突設し、その基部を円筒状に形成
したソケット体（23）を装着し、該爪壁の根元附近をコ
ネクター本体（21）側の前記拡径室（22）の周壁部に穿
設した長孔からなる掛支孔（22′,22″）部に掛合して
組付け、配管（Ｐ′）の接続側に設けた環状膨出壁
（P1′）を拡径室（22）内部に組込んだ接続状態にあっ
て、前記爪壁（23′,23″）の先端部で該膨出壁部に係
合せしめ、同時にその基部を前記掛支壁（21′）部に係
止して接続するように構成されていた。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の技術においては、前記
ソケット体（23）の基部での円筒壁の構造により、その
装着に際して爪壁（23′,23″）を縮径しつつ該爪壁部
の根元附近の周壁部が掛支壁（21′）の内側を通過する
よう拡径室（22）の後方から押圧して該掛支壁部に係止
してなるため、基部での変形に伴いその装着操作に煩わ
しさを招き、更に配管（Ｐ′）の接続時の爪壁（23′,2
3″）のなすスナップ作動に関連してソケット体（23）
を概して大形となし、従ってコネクター本体（21）を含
む製品全体の大径を余儀なくされ、配設時の狭い場所で
の使用に他の部品との干渉を招いて不具合を生ぜしめる
問題を有し、また前記大径により爪壁（23′,23″）が
長寸となるため、配管（Ｐ′）側の膨出壁（P1′）部で
の係合力を弱めて疲労とにより長期に亘って確実な接続
に欠ける等の問題を有するものであった。
ソケット体（23）の基部での円筒壁の構造により、その
装着に際して爪壁（23′,23″）を縮径しつつ該爪壁部
の根元附近の周壁部が掛支壁（21′）の内側を通過する
よう拡径室（22）の後方から押圧して該掛支壁部に係止
してなるため、基部での変形に伴いその装着操作に煩わ
しさを招き、更に配管（Ｐ′）の接続時の爪壁（23′,2
3″）のなすスナップ作動に関連してソケット体（23）
を概して大形となし、従ってコネクター本体（21）を含
む製品全体の大径を余儀なくされ、配設時の狭い場所で
の使用に他の部品との干渉を招いて不具合を生ぜしめる
問題を有し、また前記大径により爪壁（23′,23″）が
長寸となるため、配管（Ｐ′）側の膨出壁（P1′）部で
の係合力を弱めて疲労とにより長期に亘って確実な接続
に欠ける等の問題を有するものであった。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされたも
のであり、接続に際してソケット体を予め配管側に組付
けた状態で一体の押圧によるワンタッチ操作となすこと
により接続操作を至極簡易となし、またソケット体自体
を概して小形となすことができて製品全体を特に径方向
にコンパクトとなし、配設時の狭い場所での干渉による
不具合の憂いをなくし、更に配管の膨出壁部への弾発状
の押圧、係合を確実となして長期に亘り充分な接続を維
持することができる細径配管接続用コネクターを提案す
ることを目的とするものである。
のであり、接続に際してソケット体を予め配管側に組付
けた状態で一体の押圧によるワンタッチ操作となすこと
により接続操作を至極簡易となし、またソケット体自体
を概して小形となすことができて製品全体を特に径方向
にコンパクトとなし、配設時の狭い場所での干渉による
不具合の憂いをなくし、更に配管の膨出壁部への弾発状
の押圧、係合を確実となして長期に亘り充分な接続を維
持することができる細径配管接続用コネクターを提案す
ることを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記目的を達成するため、軸芯内部に先端側の
流通孔に連って環状凹溝もしくは段付き小径室と、その
後方に拡径室或いは該小径室の延長室とを貫設し、且つ
該拡径室の後端周壁部を掛支壁とするかもしくは前記延
長室の周壁部に掛支孔を有しその後端周壁部を掛支壁と
するコネクター本体の前記凹溝部或いは小径室部にシー
ルリング部材を挿着し、更に前記拡径室もしくは前記延
長室にあって、周壁部に対向して傾斜爪壁を有するソケ
ット体をもって前記掛支壁部にその一端側を掛止すると
共に他端側を前記拡径室或いは延長室に組込んだ配管の
接続側に設けた外方への環状膨出壁部に係合して接続す
るようにしてなる接続用コネクターにおいて、前記ソケ
ット体を周壁部に軸方向の切欠き部を有する断面Ｃ字状
の形状となし、且つ先端側に設けた前記配管の膨出壁に
係合する円環状の壁に連ってその後端側に軸方向で外方
に傾斜して突設する一対の開口爪壁を有し、該爪壁の後
端側外側面に設けた凹溝部をもって前記コネクター本体
側の掛支壁部に弾発状に掛止するよう構成した細径配管
接続用コネクターを要旨とするものであり、更に前記配
管側に設けてなる環状膨出壁より後方に間隔を保持して
別途膨出壁を設けた構造となし、配管の接続状態にあっ
て前記ソケット体側の断面Ｃ字状のなす円筒状の筒壁の
部分を前記間隔部に嵌着し前記別途膨出壁を開口爪壁よ
り後方に位置して組付けるよう構成するもである。
流通孔に連って環状凹溝もしくは段付き小径室と、その
後方に拡径室或いは該小径室の延長室とを貫設し、且つ
該拡径室の後端周壁部を掛支壁とするかもしくは前記延
長室の周壁部に掛支孔を有しその後端周壁部を掛支壁と
するコネクター本体の前記凹溝部或いは小径室部にシー
ルリング部材を挿着し、更に前記拡径室もしくは前記延
長室にあって、周壁部に対向して傾斜爪壁を有するソケ
ット体をもって前記掛支壁部にその一端側を掛止すると
共に他端側を前記拡径室或いは延長室に組込んだ配管の
接続側に設けた外方への環状膨出壁部に係合して接続す
るようにしてなる接続用コネクターにおいて、前記ソケ
ット体を周壁部に軸方向の切欠き部を有する断面Ｃ字状
の形状となし、且つ先端側に設けた前記配管の膨出壁に
係合する円環状の壁に連ってその後端側に軸方向で外方
に傾斜して突設する一対の開口爪壁を有し、該爪壁の後
端側外側面に設けた凹溝部をもって前記コネクター本体
側の掛支壁部に弾発状に掛止するよう構成した細径配管
接続用コネクターを要旨とするものであり、更に前記配
管側に設けてなる環状膨出壁より後方に間隔を保持して
別途膨出壁を設けた構造となし、配管の接続状態にあっ
て前記ソケット体側の断面Ｃ字状のなす円筒状の筒壁の
部分を前記間隔部に嵌着し前記別途膨出壁を開口爪壁よ
り後方に位置して組付けるよう構成するもである。
（作用） 本考案はこのように構成されているため、ソケット体の
なす断面Ｃ字状の形状と、先端側に配管側の膨出壁部と
係合する円環状の壁を有しその後端側にコネクター本体
側の屈曲した掛支壁と凹溝部をもって弾発状に掛止する
後方への開口爪壁を有してなる該ソケット体の構造によ
り、接続に際してソケット体を予め配管側に組付けた状
態で一体の押圧によるワンタッチ操作によって接続を行
うことができ、従って該接続操作を至極簡易となし、ま
たソケット体自体を小形となすことができて特に径方向
での製品全体の形状をコンパクトとなすこととなり、配
設時の狭い場所での干渉等の不具合の憂いをなくすこと
ができ、更に比較的短寸となし得る爪壁部分により配管
の膨出壁部での弾発状の係合力を充分に発揮することが
でき、同時に前記凹溝部での掛止構造とにより長期に亘
って確実に接続を維持することができ且つ必要に応じ簡
単に取外しし得るものである。
なす断面Ｃ字状の形状と、先端側に配管側の膨出壁部と
係合する円環状の壁を有しその後端側にコネクター本体
側の屈曲した掛支壁と凹溝部をもって弾発状に掛止する
後方への開口爪壁を有してなる該ソケット体の構造によ
り、接続に際してソケット体を予め配管側に組付けた状
態で一体の押圧によるワンタッチ操作によって接続を行
うことができ、従って該接続操作を至極簡易となし、ま
たソケット体自体を小形となすことができて特に径方向
での製品全体の形状をコンパクトとなすこととなり、配
設時の狭い場所での干渉等の不具合の憂いをなくすこと
ができ、更に比較的短寸となし得る爪壁部分により配管
の膨出壁部での弾発状の係合力を充分に発揮することが
でき、同時に前記凹溝部での掛止構造とにより長期に亘
って確実に接続を維持することができ且つ必要に応じ簡
単に取外しし得るものである。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
１図は本考案の細径配管接続用コネクターの接続状態時
の一部切欠きによる縦断面図、第２図は他の実施例に係
る第１図相当図、第３図は第１図のソケット体単体の平
面図、第４図は第３図の背面図、第５図は更に他の実施
例の分解斜視図であって、（１）はコネクター本体であ
り、軸芯内部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホース
（図示せず）等との連結筒壁を有する流通孔（４）に連
って環状凹溝（第１図）もしくは段付き小径室（２）
（第２図）と、その後方に拡径室或いは該小径室の延長
室（３）とを貫設し、且つ該拡径室の後端壁部を内方に
屈曲して掛支壁（３′）とするか（第１図）、もしくは
該延長室の周壁部に掛支孔（9,9′）を設けてその後端
壁部を掛支壁（３′）（第２図）となして形成するもの
であり、前記凹溝部もしくは小径室（２）部にゴム材等
の弾性体によるシールリング部材（６）が挿着されてい
る。尚必要に応じてスペーサーを介在してその後方に短
寸状の円環ブッシュ（７）を有して（第２図）もよい。
（８）は金属バネ板材、樹脂材或いはゴム材等の弾性材
からなるソケット体であって、その周壁部に軸方向の切
欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の形状からなるもので
あり、且つ先端側に設けた円環状の壁（10）に連ってそ
の後端側に軸方向で外方に傾斜して突設する一対の開口
爪壁（5,5′）を有し、該開口爪壁外側面に凹溝（13）
部を設けたものである。そして前記拡径室もしくは前記
延長室（３）にあって、配管（Ｐ）の接続側に設けた外
方への環状膨出壁（P1）の背後に予め組付けた状態で該
膨出壁部に前記壁（10）部を係合せしめると共に、前記
開口爪壁（5,5′）側の凹溝（13）部をもってコネクタ
ー本体（１）側の掛支壁（３′）と弾発状に掛止してな
るもので、必要に応じ、開口爪壁（5,5′）の後端部側
をつまんで内側に押圧することによりコネクター本体
（１）からソケット体（８）を簡単に取外すことができ
る。
１図は本考案の細径配管接続用コネクターの接続状態時
の一部切欠きによる縦断面図、第２図は他の実施例に係
る第１図相当図、第３図は第１図のソケット体単体の平
面図、第４図は第３図の背面図、第５図は更に他の実施
例の分解斜視図であって、（１）はコネクター本体であ
り、軸芯内部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホース
（図示せず）等との連結筒壁を有する流通孔（４）に連
って環状凹溝（第１図）もしくは段付き小径室（２）
（第２図）と、その後方に拡径室或いは該小径室の延長
室（３）とを貫設し、且つ該拡径室の後端壁部を内方に
屈曲して掛支壁（３′）とするか（第１図）、もしくは
該延長室の周壁部に掛支孔（9,9′）を設けてその後端
壁部を掛支壁（３′）（第２図）となして形成するもの
であり、前記凹溝部もしくは小径室（２）部にゴム材等
の弾性体によるシールリング部材（６）が挿着されてい
る。尚必要に応じてスペーサーを介在してその後方に短
寸状の円環ブッシュ（７）を有して（第２図）もよい。
（８）は金属バネ板材、樹脂材或いはゴム材等の弾性材
からなるソケット体であって、その周壁部に軸方向の切
欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の形状からなるもので
あり、且つ先端側に設けた円環状の壁（10）に連ってそ
の後端側に軸方向で外方に傾斜して突設する一対の開口
爪壁（5,5′）を有し、該開口爪壁外側面に凹溝（13）
部を設けたものである。そして前記拡径室もしくは前記
延長室（３）にあって、配管（Ｐ）の接続側に設けた外
方への環状膨出壁（P1）の背後に予め組付けた状態で該
膨出壁部に前記壁（10）部を係合せしめると共に、前記
開口爪壁（5,5′）側の凹溝（13）部をもってコネクタ
ー本体（１）側の掛支壁（３′）と弾発状に掛止してな
るもので、必要に応じ、開口爪壁（5,5′）の後端部側
をつまんで内側に押圧することによりコネクター本体
（１）からソケット体（８）を簡単に取外すことができ
る。
尚配管（Ｐ）側に設けてなる前記膨出壁（P1）を該膨出
壁と間隔を保持し且つ開口爪壁（5,5′）より後方に別
途同様の膨出壁（P2）（第２図）を有する構造となし、
配管の接続状態時に予めソケット体（８）側の断面Ｃ字
状のなす円筒状の筒壁（12）の部分を前記間隔部に嵌着
して組付けるように構成してもよく、更に第５図に示す
ようにソケット体（８）側の前記筒壁（12）に軸方向に
延長する突起（14）を設け、一方コネクター本体（１）
側の前記拡径室或いは延長室（３）の内周面に同じく軸
方向に延長する凹溝（15）を設けて相互の嵌合手段を形
成し、ソケット体（８）とコネクター本体（１）の位相
合せ機能を附与し、該ソケット体を組付けてもよい。
壁と間隔を保持し且つ開口爪壁（5,5′）より後方に別
途同様の膨出壁（P2）（第２図）を有する構造となし、
配管の接続状態時に予めソケット体（８）側の断面Ｃ字
状のなす円筒状の筒壁（12）の部分を前記間隔部に嵌着
して組付けるように構成してもよく、更に第５図に示す
ようにソケット体（８）側の前記筒壁（12）に軸方向に
延長する突起（14）を設け、一方コネクター本体（１）
側の前記拡径室或いは延長室（３）の内周面に同じく軸
方向に延長する凹溝（15）を設けて相互の嵌合手段を形
成し、ソケット体（８）とコネクター本体（１）の位相
合せ機能を附与し、該ソケット体を組付けてもよい。
（考案の効果） 以上説明したように本考案による細径配管接続用コネク
ターは、ソケット体（８）を特に周壁部に切欠き部（1
1）を有する断面Ｃ字状の形状となすと共に、先端側に
配管（Ｐ）の膨出壁（P1）に係合する円環状の壁（10）
を有し、且つその後端側にコネクター本体（１）の掛支
壁（３′）部と弾発状に掛止する外側面に凹溝（13）部
をもって前記開口爪壁（5,5′）を有して形成してなる
ため、配管（Ｐ）の接続に際してソケット体（８）を予
め該配管側の膨出壁（P1）部の背後に組付けるか、或い
は前記間隔部に嵌着した状態で一体の押圧によるワンタ
ッチ操作で接続することとなるため、接続操作を至極簡
易となしてこれら操作上の煩わしさがなく、またソケッ
ト体（８）自体を概して小形となすことができ、従って
製品全体を特に径方向にコンパクトとなす結果となり、
配設時に狭い場所での干渉等の不具合の憂いをなくし、
更に比較的短寸となし得る爪壁（5,5′）の部分によっ
て配管（Ｐ）の膨出壁（P1）部に及ぼす弾発状の掛止を
充分に発揮することができると共に、前記凹溝（13）部
での掛止構造によって長期に亘り確実に接続することが
できると共に、必要に応じソケット体（８）を容易に取
外すことができる等、極めて有用な細径配管接続用コネ
クターである。
ターは、ソケット体（８）を特に周壁部に切欠き部（1
1）を有する断面Ｃ字状の形状となすと共に、先端側に
配管（Ｐ）の膨出壁（P1）に係合する円環状の壁（10）
を有し、且つその後端側にコネクター本体（１）の掛支
壁（３′）部と弾発状に掛止する外側面に凹溝（13）部
をもって前記開口爪壁（5,5′）を有して形成してなる
ため、配管（Ｐ）の接続に際してソケット体（８）を予
め該配管側の膨出壁（P1）部の背後に組付けるか、或い
は前記間隔部に嵌着した状態で一体の押圧によるワンタ
ッチ操作で接続することとなるため、接続操作を至極簡
易となしてこれら操作上の煩わしさがなく、またソケッ
ト体（８）自体を概して小形となすことができ、従って
製品全体を特に径方向にコンパクトとなす結果となり、
配設時に狭い場所での干渉等の不具合の憂いをなくし、
更に比較的短寸となし得る爪壁（5,5′）の部分によっ
て配管（Ｐ）の膨出壁（P1）部に及ぼす弾発状の掛止を
充分に発揮することができると共に、前記凹溝（13）部
での掛止構造によって長期に亘り確実に接続することが
できると共に、必要に応じソケット体（８）を容易に取
外すことができる等、極めて有用な細径配管接続用コネ
クターである。
第１図は本考案の一実施例に示す細径配管接続用コネク
ターの接続状態時の一部切欠きによる縦断面図、第２図
は他の実施例に係る第１図相当図、第３図は第１図のソ
ケット体単体の平面図、第４図は第３図の背面図、第５
図は更に他の実施例の分解斜視図、第６図は従来例を示
す接続用コネクターの接続状態時の一部切欠き縦断面図
である。 （１）……コネクター本体、（３）……拡径室もしくは
延長室、（３′）……掛支壁、（5,5′）……開口爪
壁、（８）……ソケット体、（10）……壁、（11）……
切欠き部、（12）……筒壁、（13）……凹溝、（Ｐ）…
…配管、（P1）……膨出壁、（P2）……膨出壁
ターの接続状態時の一部切欠きによる縦断面図、第２図
は他の実施例に係る第１図相当図、第３図は第１図のソ
ケット体単体の平面図、第４図は第３図の背面図、第５
図は更に他の実施例の分解斜視図、第６図は従来例を示
す接続用コネクターの接続状態時の一部切欠き縦断面図
である。 （１）……コネクター本体、（３）……拡径室もしくは
延長室、（３′）……掛支壁、（5,5′）……開口爪
壁、（８）……ソケット体、（10）……壁、（11）……
切欠き部、（12）……筒壁、（13）……凹溝、（Ｐ）…
…配管、（P1）……膨出壁、（P2）……膨出壁
Claims (3)
- 【請求項１】軸芯内部に先端側の流通孔に連って環状凹
溝と、その後方に拡径室とを貫設し、且つ該拡径室の後
端壁部を掛支壁とするコネクター本体の前記凹溝部にシ
ールリング部材を挿着し、更に前記拡径室にあって、周
壁部に対向して傾斜爪壁を有するソケット体をもって前
記掛支壁部にその一端側を掛止すると共に他端側を前記
拡径室に組込んだ配管の接続側に設けた外方への環状膨
出壁部に係合して接続するようにしてなる接続用コネク
ターにおいて、前記ソケット体（８）を弾性材からなる
周壁部に軸方向の切欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の
形状となし、且つ先端側に設けた前記配管（Ｐ）の膨出
壁（P1）に係合する円環状の壁（10）に連ってその後端
側に軸方向で外方に傾斜して突設する一対の開口爪壁
（5,5′）を有し、該爪壁の後端側外側面に設けた凹溝
（13）部をもって前記コネクター本体（１）側の掛支壁
（３′）部に弾発状に掛止するよう構成したことを特徴
とする細径配管接続用コネクター。 - 【請求項２】軸芯内部に先端側の流通孔に連って段付き
小径室と、その後方に該小径室の延長室とを貫設し、且
つ該延長室の周壁部に掛支孔を有し且つその後端壁部を
掛支壁とするコネクター本体の前記小径室部にシールリ
ング部材を挿着し、更に前記延長室にあって、周壁部に
対向して傾斜爪壁を有するソケット体をもって前記掛支
壁部にその一端側を掛止すると共に他端側を前記延長室
に組込んだ配管の接続側に設けた外方への環状膨出壁部
に係合して接続するようにしてなる接続用コネクターに
おいて、前記ソケット体（８）を弾性材からなる周壁部
に軸方向の切欠き部（11）を有する断面Ｃ字状の形状と
なし、且つ先端側に設けた前記配管（Ｐ）の膨出壁
（P1）に係合する円環状の壁（10）に連ってその後端側
に軸方向で外方に傾斜して突設する一対の開口爪壁（5,
5′）を有し、該爪壁の後端側外側面に設けた凹溝（1
3）部をもって前記コネクター本体（１）側の掛支壁
（３′）部に、弾発状に掛止するよう構成したことを特
徴とする細径配管接続用コネクター。 - 【請求項３】請求項１又は２記載において、前記配管
（Ｐ）側に設けてなる環状膨出壁（P1）より後方に間隔
を保持して別途膨出壁（P2）を設けた構造となし、配管
（Ｐ）の接続状態にあって前記ソケット体（８）側の断
面Ｃ字状のなす円筒状の筒壁（12）部分を前記間隔部に
嵌着し前記膨出壁（P2）を開口爪壁（5,5′）より後方
に位置して組付けるよう構成したことを特徴とする細径
配管接続用コネクター。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989013407U JPH0721988Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 細径配管接続用コネクター |
| US07/475,434 US5112084A (en) | 1989-02-07 | 1990-02-05 | Connector for small-diameter piping |
| DE4003461A DE4003461C2 (de) | 1989-02-07 | 1990-02-06 | Verbinder für Rohrleitungen geringen Durchmessers |
| GB9002550A GB2228983B (en) | 1989-02-07 | 1990-02-06 | Connector for small-diameter piping |
| KR1019900001446A KR930000503B1 (ko) | 1989-02-07 | 1990-02-07 | 세경 배관 접속용 커넥터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989013407U JPH0721988Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 細径配管接続用コネクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02103595U JPH02103595U (ja) | 1990-08-17 |
| JPH0721988Y2 true JPH0721988Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31223689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989013407U Expired - Lifetime JPH0721988Y2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 細径配管接続用コネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721988Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61152899U (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-22 | ||
| JPS6317390U (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-04 |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1989013407U patent/JPH0721988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02103595U (ja) | 1990-08-17 |
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