JPH081356Y2 - 細径配管接続用コネクター - Google Patents
細径配管接続用コネクターInfo
- Publication number
- JPH081356Y2 JPH081356Y2 JP1990036456U JP3645690U JPH081356Y2 JP H081356 Y2 JPH081356 Y2 JP H081356Y2 JP 1990036456 U JP1990036456 U JP 1990036456U JP 3645690 U JP3645690 U JP 3645690U JP H081356 Y2 JPH081356 Y2 JP H081356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- diameter
- claw
- connector
- claw piece
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/098—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
- F16L37/0985—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
- F16L37/0987—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/02—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained only by friction of the parts being joined
- F16L37/04—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained only by friction of the parts being joined with an elastic outer part pressing against an inner part by reason of its elasticity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一般に自動車或いは各種の機械、装置等に
給油、給気の供給路等として配設される管径20m/m程度
以下の金属からなる比較的細径配管の接続用コネクター
の構造の改良に関するものである。
給油、給気の供給路等として配設される管径20m/m程度
以下の金属からなる比較的細径配管の接続用コネクター
の構造の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の接続用コネクターとしては例えば第6
図に示すように、軸芯内部に、先端の連結筒壁(22)の
流通孔(24)に連ってその円筒壁の後周端部を掛支壁
(23′)とする段付き拡径室(23)を貫設し、且つ該拡
径室部にシールリング部材(26)と該シールリング部材
を保持するブッシュ部材(27)とを内装した本体(21)
の前記掛支壁(23′)部に、先端側の対向する部位に内
方の前面側に傾斜、突出する爪壁(25,25′)を有する
ソケット体(28)の後端環状壁(28′)の段付き部を装
着し、該爪壁部を本体(21)側の前記拡径室(23)の円
筒壁に穿設した長孔からなる係合孔(29,29′)部に掛
合して組付け、配管(Po)の接続端部附近に設けた拡径
室(23)内部に位置してなる外方への膨出壁(Po′)部
を、その接続状態にあって前記爪壁(25,25′)により
弾発状に係圧して接続するように構成されていた。
図に示すように、軸芯内部に、先端の連結筒壁(22)の
流通孔(24)に連ってその円筒壁の後周端部を掛支壁
(23′)とする段付き拡径室(23)を貫設し、且つ該拡
径室部にシールリング部材(26)と該シールリング部材
を保持するブッシュ部材(27)とを内装した本体(21)
の前記掛支壁(23′)部に、先端側の対向する部位に内
方の前面側に傾斜、突出する爪壁(25,25′)を有する
ソケット体(28)の後端環状壁(28′)の段付き部を装
着し、該爪壁部を本体(21)側の前記拡径室(23)の円
筒壁に穿設した長孔からなる係合孔(29,29′)部に掛
合して組付け、配管(Po)の接続端部附近に設けた拡径
室(23)内部に位置してなる外方への膨出壁(Po′)部
を、その接続状態にあって前記爪壁(25,25′)により
弾発状に係圧して接続するように構成されていた。
(考案が解決すようとする課題) しかしながら、このような従来の技術においては、ソ
ケット体(28)をその後端環状壁(28′)部をもって本
体(21)側の掛支壁(23′)部に装着し、同時に該ソケ
ット体側の爪壁(25,25′)部を該本体の拡径室(23)
の掛合孔(29,29′)部に掛合して組付けられるため、
ソケット体(28)の装着に際して爪壁(25,25′)部を
縮径しつつ該爪壁の付根部分(28″)の周壁部が掛支壁
(23′)の内側を通過するように拡径室(23)部の後方
から押圧して装着することを余儀なくされることとな
り、従って本体(21)を含む製品全体を大径となす必要
があり、更に前記拡径室(23)及びその円筒壁に連る掛
支壁(23′)部での装着によって軸芯方向の製品長を長
寸となし、配設時の狭い場所での使用に他の部品との干
渉を招いてしばしば不具合を生ずる問題を有するもので
あった。又、前記大径に関連してソケット体(28)側の
爪壁(25,25′)が長寸となるため、配管(Po)の膨出
壁部での弾発状の係圧力を弱め、且つ“ヘタリ”を生ぜ
しめ、配設中の配管(Po)の抜け、緩み方向への前記係
圧力の劣化に伴い長期に亘って接続を不安定となす等の
問題を発生する傾向にあった。
ケット体(28)をその後端環状壁(28′)部をもって本
体(21)側の掛支壁(23′)部に装着し、同時に該ソケ
ット体側の爪壁(25,25′)部を該本体の拡径室(23)
の掛合孔(29,29′)部に掛合して組付けられるため、
ソケット体(28)の装着に際して爪壁(25,25′)部を
縮径しつつ該爪壁の付根部分(28″)の周壁部が掛支壁
(23′)の内側を通過するように拡径室(23)部の後方
から押圧して装着することを余儀なくされることとな
り、従って本体(21)を含む製品全体を大径となす必要
があり、更に前記拡径室(23)及びその円筒壁に連る掛
支壁(23′)部での装着によって軸芯方向の製品長を長
寸となし、配設時の狭い場所での使用に他の部品との干
渉を招いてしばしば不具合を生ずる問題を有するもので
あった。又、前記大径に関連してソケット体(28)側の
爪壁(25,25′)が長寸となるため、配管(Po)の膨出
壁部での弾発状の係圧力を弱め、且つ“ヘタリ”を生ぜ
しめ、配設中の配管(Po)の抜け、緩み方向への前記係
圧力の劣化に伴い長期に亘って接続を不安定となす等の
問題を発生する傾向にあった。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされた
ものであり、製品全体を径方向並びに長さ方向に亘って
コンパクトとなし、配設に際して狭い場所での使用を可
能となし、更に短寸からなる爪壁の構造により配管の膨
出壁部への弾発状の係圧力を増し、同時に“ヘタリ”の
生ずる憂いをなくすと共に、配管の抜け、緩み方向への
耐力を向上して長期に亘り確実な接続を維持せしめ、ま
た爪壁側のソケット体自体の取付けを容易となすことが
できる細径配管接続用コネクターを提供することを目的
とするものである。
ものであり、製品全体を径方向並びに長さ方向に亘って
コンパクトとなし、配設に際して狭い場所での使用を可
能となし、更に短寸からなる爪壁の構造により配管の膨
出壁部への弾発状の係圧力を増し、同時に“ヘタリ”の
生ずる憂いをなくすと共に、配管の抜け、緩み方向への
耐力を向上して長期に亘り確実な接続を維持せしめ、ま
た爪壁側のソケット体自体の取付けを容易となすことが
できる細径配管接続用コネクターを提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、軸芯内部に、先端
側に連結筒壁を有するか、有しない流通孔に連る段付き
拡径室を貫設して該拡径室の後端周縁部を外方に突起す
る鍔壁として形成した本体の前記鍔壁の背面部とに、周
面に位置して内方の前面側に傾斜した薄肉状の弾性金属
板材からなる複数の爪片部材を、それぞれの屈曲する後
端部側を掛着して固定せしめた環状のキャップ体をもっ
て、個々の爪片部材の起立した後部を挟持した状態で前
記鍔壁部にカシメして固定せしめ、配管の接続状態にあ
って前記爪片部材での爪壁先端部により、拡径室内部に
組込まれた該配管の接続端部附近に設けた外方への環状
膨出壁部を該拡径室のなす段付き面との間に弾発状に係
圧して接続するように構成した細径配管接続用コネクタ
ー要旨とし、更に前記配管側の膨出壁の背後に、前記爪
片部材の爪壁部に係合して該爪壁部を押し拡げる離脱具
を摺動自在に組込んで構成し、また更に前記キャップ体
をその周面に沿って個々の爪片部材のそれぞれの掛着凹
溝を設けて構成したものである。
側に連結筒壁を有するか、有しない流通孔に連る段付き
拡径室を貫設して該拡径室の後端周縁部を外方に突起す
る鍔壁として形成した本体の前記鍔壁の背面部とに、周
面に位置して内方の前面側に傾斜した薄肉状の弾性金属
板材からなる複数の爪片部材を、それぞれの屈曲する後
端部側を掛着して固定せしめた環状のキャップ体をもっ
て、個々の爪片部材の起立した後部を挟持した状態で前
記鍔壁部にカシメして固定せしめ、配管の接続状態にあ
って前記爪片部材での爪壁先端部により、拡径室内部に
組込まれた該配管の接続端部附近に設けた外方への環状
膨出壁部を該拡径室のなす段付き面との間に弾発状に係
圧して接続するように構成した細径配管接続用コネクタ
ー要旨とし、更に前記配管側の膨出壁の背後に、前記爪
片部材の爪壁部に係合して該爪壁部を押し拡げる離脱具
を摺動自在に組込んで構成し、また更に前記キャップ体
をその周面に沿って個々の爪片部材のそれぞれの掛着凹
溝を設けて構成したものである。
(作用) 本考案はこのように構成されているため、本体の後端
周縁部の鍔壁部に複数の爪片部材を掛着、固定したキャ
ップ体による該爪片部材を挟持した状態でのカシメ固着
構造により、その掛着に際しキャップ体側の周面に設け
た平坦面或いは凹溝部での固定によってそれぞれの爪片
部材に位置ずれを生ずることなく確実に、しかもソケッ
ト体としてのキャップ体を含むこれら爪片部材の取付け
を容易となし、同時に個々の爪片部材の構造により製品
全体を径方向に小型となすと共に、従来技術において具
備された爪壁部の掛合される拡径室の円筒壁部に穿設さ
れる長孔からなる係合孔の不要により製品長をも短寸と
なしてコンパクトとなすことができ、更に短寸からなる
爪壁によって配管の膨出壁への強力な係圧力を発揮する
と共に、“ヘタリ”の生ずる憂いをなくすことができ、
配管の抜け、緩み方向への耐力を向上せしめて長期に亘
り確実に接続を維持せしめることとなる。
周縁部の鍔壁部に複数の爪片部材を掛着、固定したキャ
ップ体による該爪片部材を挟持した状態でのカシメ固着
構造により、その掛着に際しキャップ体側の周面に設け
た平坦面或いは凹溝部での固定によってそれぞれの爪片
部材に位置ずれを生ずることなく確実に、しかもソケッ
ト体としてのキャップ体を含むこれら爪片部材の取付け
を容易となし、同時に個々の爪片部材の構造により製品
全体を径方向に小型となすと共に、従来技術において具
備された爪壁部の掛合される拡径室の円筒壁部に穿設さ
れる長孔からなる係合孔の不要により製品長をも短寸と
なしてコンパクトとなすことができ、更に短寸からなる
爪壁によって配管の膨出壁への強力な係圧力を発揮する
と共に、“ヘタリ”の生ずる憂いをなくすことができ、
配管の抜け、緩み方向への耐力を向上せしめて長期に亘
り確実に接続を維持せしめることとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第1図は本考案の細径配管接続用コネクターの接続状態
時の第2図I−I線上の一部切欠きによる縦断面図、第
2図は第1図矢印A方向の図面、第3図は第1図のキャ
ップ体の平面図、第4図は第3図の右側面図、第5図は
第1図の爪片部材の拡大による斜視図であって、(1)
は本体であり、その軸芯内部に先端側に樹脂チューブ或
いはゴムホース(図示せず)等との連結筒型(2)を有
する流通孔(4)に連って段付き拡径室(3)を貫設
し、該拡径室(3)内部にシールリング部材(3a)と該
シールリング部材を保持するブッシュ部材(3b)とを内
装し、且つ該拡径室の後端周縁部を外方に突起する鍔壁
(1′)となして形成したものである。(5)は複数か
らなる個々の爪片部材であり、バネ鋼、リン青銅或いは
ステンレス鋼等の薄肉状の弾性金属板材からなるもので
ある。(6)は環状のキャップ体であり、その周面の適
所に設けたそれぞれの第2図のような平坦面或いは第3
図のような凹溝(6′)部に個々の前記爪片(5)部材
の屈曲する後端部(5a)側を該爪片部材の内方の前面側
に傾斜する爪壁(5′)を位置した状態で掛着、固定せ
しめたものである。そして前記鍔壁(1′)の背面部
に、それぞれの前記爪片(5)部材の起立した後部(5
b)を挟持した状態でキャップ体(6)の外周部の爪片
(6a)をカシメて固着せしめてなるものであり、かかる
状態で配管(P)の接続端部附近に設けた外方への環状
膨出壁(P′)部を、拡径室(3)内部に組込む際の該
膨出壁による爪壁(5′)での径方向への押し拡げ後膨
出壁(P′)の通過に伴う元の位置への復帰によって、
爪壁(5′)の先端部により拡径室(3)のなす段付き
面との間に弾発状に係圧して接続するものである。
第1図は本考案の細径配管接続用コネクターの接続状態
時の第2図I−I線上の一部切欠きによる縦断面図、第
2図は第1図矢印A方向の図面、第3図は第1図のキャ
ップ体の平面図、第4図は第3図の右側面図、第5図は
第1図の爪片部材の拡大による斜視図であって、(1)
は本体であり、その軸芯内部に先端側に樹脂チューブ或
いはゴムホース(図示せず)等との連結筒型(2)を有
する流通孔(4)に連って段付き拡径室(3)を貫設
し、該拡径室(3)内部にシールリング部材(3a)と該
シールリング部材を保持するブッシュ部材(3b)とを内
装し、且つ該拡径室の後端周縁部を外方に突起する鍔壁
(1′)となして形成したものである。(5)は複数か
らなる個々の爪片部材であり、バネ鋼、リン青銅或いは
ステンレス鋼等の薄肉状の弾性金属板材からなるもので
ある。(6)は環状のキャップ体であり、その周面の適
所に設けたそれぞれの第2図のような平坦面或いは第3
図のような凹溝(6′)部に個々の前記爪片(5)部材
の屈曲する後端部(5a)側を該爪片部材の内方の前面側
に傾斜する爪壁(5′)を位置した状態で掛着、固定せ
しめたものである。そして前記鍔壁(1′)の背面部
に、それぞれの前記爪片(5)部材の起立した後部(5
b)を挟持した状態でキャップ体(6)の外周部の爪片
(6a)をカシメて固着せしめてなるものであり、かかる
状態で配管(P)の接続端部附近に設けた外方への環状
膨出壁(P′)部を、拡径室(3)内部に組込む際の該
膨出壁による爪壁(5′)での径方向への押し拡げ後膨
出壁(P′)の通過に伴う元の位置への復帰によって、
爪壁(5′)の先端部により拡径室(3)のなす段付き
面との間に弾発状に係圧して接続するものである。
尚(5″)は前記爪壁(5′)の先端部での外方に起
立する係圧壁であり、膨出壁(P′)との係合力を増す
ためのものである。
立する係圧壁であり、膨出壁(P′)との係合力を増す
ためのものである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案による細径配管接続用コネ
クターは、本体(1)の後端周縁部の鍔壁(1′)部で
の複数からなるそれぞれの前記爪片(5)部材を掛着、
固定したキャップ体(6)による該爪片部材を挟持した
状態でカシメ固着して構成せしめるため、ソケット体と
してのキャップ体(6)を含む爪片(5)部材側の取付
けを容易となし、同時に個々の該爪片部材の構造により
製品全体を径方向に小径、且つ長さ方向に短寸となして
コンパクトに構成することができ、従って配設に際して
狭い場所での使用を可能となしてその不具合をなくし、
更に短寸となすそれぞれの爪壁(5′)の構造によって
配管(P)の膨出壁(P′)への強力な係圧力を発揮す
ることができ、また“ヘタリ”の生ずる憂いがなく、配
管(P)の抜け、緩み方向への耐力を向上せしめること
ができて長期に亘り一層確実に接続を維持することがで
きる等、極めて有用な細径配管接続用コネクターであ
る。
クターは、本体(1)の後端周縁部の鍔壁(1′)部で
の複数からなるそれぞれの前記爪片(5)部材を掛着、
固定したキャップ体(6)による該爪片部材を挟持した
状態でカシメ固着して構成せしめるため、ソケット体と
してのキャップ体(6)を含む爪片(5)部材側の取付
けを容易となし、同時に個々の該爪片部材の構造により
製品全体を径方向に小径、且つ長さ方向に短寸となして
コンパクトに構成することができ、従って配設に際して
狭い場所での使用を可能となしてその不具合をなくし、
更に短寸となすそれぞれの爪壁(5′)の構造によって
配管(P)の膨出壁(P′)への強力な係圧力を発揮す
ることができ、また“ヘタリ”の生ずる憂いがなく、配
管(P)の抜け、緩み方向への耐力を向上せしめること
ができて長期に亘り一層確実に接続を維持することがで
きる等、極めて有用な細径配管接続用コネクターであ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す細径配管接続用コネク
ターの接続状態時の第1図I−I線上の一部切欠きによ
る縦断面図、第2図は第1図の矢印A方向の図面、第3
図は第1図のキャップ体の平面図、第4図は第3図の右
側面図、第5図は第1図の爪片部材の拡大による斜視
図、第6図は従来例を示す接続用コネクターの接続状態
時の一部切欠きによる縦断面図である。 (1)……本体、(1′)……鍔壁、(2)……連結筒
壁、(3)……拡径室、(4)……流通孔、(5)……
爪片、(5′)……爪壁、(5a)……後端部、(5b)…
…起立後部、(6)……キャップ体、(6′)……平担
面又は凹溝、(P)……配管、(P′)……膨出壁。
ターの接続状態時の第1図I−I線上の一部切欠きによ
る縦断面図、第2図は第1図の矢印A方向の図面、第3
図は第1図のキャップ体の平面図、第4図は第3図の右
側面図、第5図は第1図の爪片部材の拡大による斜視
図、第6図は従来例を示す接続用コネクターの接続状態
時の一部切欠きによる縦断面図である。 (1)……本体、(1′)……鍔壁、(2)……連結筒
壁、(3)……拡径室、(4)……流通孔、(5)……
爪片、(5′)……爪壁、(5a)……後端部、(5b)…
…起立後部、(6)……キャップ体、(6′)……平担
面又は凹溝、(P)……配管、(P′)……膨出壁。
Claims (2)
- 【請求項1】軸芯内部に、流通孔(4)に連る段付き拡
径室(3)を貫設して該拡径室にシールリング部材(3
a)と該シールリング部材を保持するブッシュ部材(3
b)とを内装すると共に、前記拡径室(3)の後端周縁
部を外方に突起する鍔壁(1′)として形成した本体
(1)の前記鍔壁(1′)の背面部に、周面に位置して
内方の前面側に傾斜した薄肉状の弾性金属材からなる複
数の爪片(5)部材を、それぞれの屈曲する後端部(5
a)側を掛着して固定せしめた環状のキャップ体(6)
をもって、個々の爪片(5)部材の起立した後部(5b)
を挟持した状態で前記鍔壁(1′)部にカシメて固着せ
しめ、配管(P)の接続状態にあって前記爪片(5)部
材での爪壁(5′)先端部により、拡径室(3)内部に
組込まれた該配管の接続端部附近に設けた外方への環状
膨出壁(P′)部を該拡径室のなす段付き面との間に弾
発状に係圧して接続するように構成したことを特徴とす
る細径配管接続用コネクター。 - 【請求項2】請求項1記載において、前記キャップ体
(6)をその周面に沿って個々の爪片(5)部材の屈曲
後端部(5a)のそれぞれの掛着用凹溝(6′)を設けて
構成したことを特徴とする細径配管接続用コネクター。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990036456U JPH081356Y2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 細径配管接続用コネクター |
DE4110825A DE4110825A1 (de) | 1990-04-04 | 1991-04-04 | Rohrverbinder geringen durchmessers |
GB9107078A GB2243423A (en) | 1990-04-04 | 1991-04-04 | Snap fit connector for thin pipes |
KR1019910005420A KR910018710A (ko) | 1990-04-04 | 1991-04-04 | 세경배관 접속용 케넥터 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990036456U JPH081356Y2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 細径配管接続用コネクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03127891U JPH03127891U (ja) | 1991-12-24 |
JPH081356Y2 true JPH081356Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=12470322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990036456U Expired - Fee Related JPH081356Y2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 細径配管接続用コネクター |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081356Y2 (ja) |
KR (1) | KR910018710A (ja) |
DE (1) | DE4110825A1 (ja) |
GB (1) | GB2243423A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009144740A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Onda Seisakusho Seki Kojo:Kk | アダプターを備えた継手 |
JP5074548B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2012-11-14 | 吉矢 小薗 | シート留め具シートキャッチ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1029123A (en) * | 1964-03-17 | 1966-05-11 | Compression Joints Ltd | Improvements in pipe unions |
GB2146400A (en) * | 1983-09-09 | 1985-04-17 | Imi Norgren Enots Ltd | Pipe coupling |
GB2194826A (en) * | 1986-09-04 | 1988-03-16 | Canberra Mouldings Limited | Pipe coupling |
JPH0637262Y2 (ja) * | 1988-08-26 | 1994-09-28 | 臼井国際産業株式会社 | 細径配管接続用コネクター |
-
1990
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