JPH08182699A - 下着用パンツ - Google Patents
下着用パンツInfo
- Publication number
- JPH08182699A JPH08182699A JP6328509A JP32850994A JPH08182699A JP H08182699 A JPH08182699 A JP H08182699A JP 6328509 A JP6328509 A JP 6328509A JP 32850994 A JP32850994 A JP 32850994A JP H08182699 A JPH08182699 A JP H08182699A
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- pants
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱衣が容易な失禁者用の下着用パンツ。
【構成】 引裂強力が０．２０〜２．０kgの合成繊維不
織布からなる下着用パンツであって、腰及び脚部におい
て縫糸、ゴム弾性糸の縫合を不連続に設け、身丈方向に
引裂き帯を形成してなる下着用パンツ。 【効果】 脱衣操作が容易簡単で、身体を汚さない。
織布からなる下着用パンツであって、腰及び脚部におい
て縫糸、ゴム弾性糸の縫合を不連続に設け、身丈方向に
引裂き帯を形成してなる下着用パンツ。 【効果】 脱衣操作が容易簡単で、身体を汚さない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パンツ下着、特に失禁
のおそれのある人着用に簡便なパンツに関するものであ
る。
のおそれのある人着用に簡便なパンツに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】不織布を用いたおむつは、幼児向け、老
人向けの使い捨て製品として多用されている。失禁の恐
れのある人の脱衣に便利な吸水性パッドを内張りした一
種のおしめパンツも市販されているが、不織布、編物若
しくは編物布帛と不通水性のフィルムを積層縫製品であ
ることが多い。この種下着は、一般に布帛材料及び縫製
が頑丈で嵩高いばかりでなく、失禁後の脱衣操作に簡便
さを欠き日常的に使うパンツとして充分に普及するには
いたっていないのが現状である。
人向けの使い捨て製品として多用されている。失禁の恐
れのある人の脱衣に便利な吸水性パッドを内張りした一
種のおしめパンツも市販されているが、不織布、編物若
しくは編物布帛と不通水性のフィルムを積層縫製品であ
ることが多い。この種下着は、一般に布帛材料及び縫製
が頑丈で嵩高いばかりでなく、失禁後の脱衣操作に簡便
さを欠き日常的に使うパンツとして充分に普及するには
いたっていないのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単な操作
で脱衣でき、手軽に処置できる失禁のおそれのある人の
脱衣に便利な嵩ばりのない下着用パンツの提供を目的と
するものである。本発明は、着用者が失禁後極めて容
易、鞁速に処置できるタイプの下着用パンツを提供す
る。
で脱衣でき、手軽に処置できる失禁のおそれのある人の
脱衣に便利な嵩ばりのない下着用パンツの提供を目的と
するものである。本発明は、着用者が失禁後極めて容
易、鞁速に処置できるタイプの下着用パンツを提供す
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は、不織布の機
械的物性、特に引裂くことが容易にできる不織布で下着
用パンツを形成し、その構造の一部を手で引き裂くこと
で脱衣できる構造とすることにより上記課題を解決する
ことに成功した。すなわち、本発明は目付が２０〜７０
ｇ／ｍ2 、引裂強力が０．３０〜２．０kgの合成繊維不
織布からなる下着用のパンツであって、腰部及び脚部に
おける縫糸及びゴム糸が少くとも１ケ所で不連続に設け
られており、パンツ本体の股間内側近傍に吸水性シート
が装着されてなる下着用パンツである。本発明の下着用
パンツは、その下身頃の前後左右の下半身の被覆メンバ
ーを前記した引裂強力について縦、横方向で異方性を示
す不織布を用い通常の裁断、縫合することにより得られ
る。
械的物性、特に引裂くことが容易にできる不織布で下着
用パンツを形成し、その構造の一部を手で引き裂くこと
で脱衣できる構造とすることにより上記課題を解決する
ことに成功した。すなわち、本発明は目付が２０〜７０
ｇ／ｍ2 、引裂強力が０．３０〜２．０kgの合成繊維不
織布からなる下着用のパンツであって、腰部及び脚部に
おける縫糸及びゴム糸が少くとも１ケ所で不連続に設け
られており、パンツ本体の股間内側近傍に吸水性シート
が装着されてなる下着用パンツである。本発明の下着用
パンツは、その下身頃の前後左右の下半身の被覆メンバ
ーを前記した引裂強力について縦、横方向で異方性を示
す不織布を用い通常の裁断、縫合することにより得られ
る。
【０００５】使用される不織布材料としては、被メンバ
ーとして着用中受ける機械的引張り、圧縮等に対して耐
えうる強度、伸度をもつ汎用の合成繊維不織布を使用で
きる。ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンの長繊
維不織布を好ましい材料として例示することができる。
不織布は、一般に、目付３０〜１００ｇ／ｍ2 、厚さ
０．１５〜０．５０mm、引張強力２．０〜３０kg／５cm
（ＪＩＳ−Ｌ−１０９６Ａ法、ストリップ法に準ず
る）、伸度２５〜５０％及び経／緯方向の比が２．５〜
１０．０程度の物性を有する不織布から選ばれる。柔軟
で嵩ばらない不織布を用いることが特に望まれる場合、
ＪＩＳ−Ｌ−１０９６Ａ法４５°カンチレバー法による
剛軟度（cm）を目安に不織布材料を選ぶことができる。
剛軟度は、目付にもよるが７０ｇ／ｍ2 程度以下の目付
で経方向２〜１５、緯方向で１〜１０の不織布を用いる
ことにより柔軟で嵩ばらない下着用パンツを得ることが
できる。
ーとして着用中受ける機械的引張り、圧縮等に対して耐
えうる強度、伸度をもつ汎用の合成繊維不織布を使用で
きる。ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンの長繊
維不織布を好ましい材料として例示することができる。
不織布は、一般に、目付３０〜１００ｇ／ｍ2 、厚さ
０．１５〜０．５０mm、引張強力２．０〜３０kg／５cm
（ＪＩＳ−Ｌ−１０９６Ａ法、ストリップ法に準ず
る）、伸度２５〜５０％及び経／緯方向の比が２．５〜
１０．０程度の物性を有する不織布から選ばれる。柔軟
で嵩ばらない不織布を用いることが特に望まれる場合、
ＪＩＳ−Ｌ−１０９６Ａ法４５°カンチレバー法による
剛軟度（cm）を目安に不織布材料を選ぶことができる。
剛軟度は、目付にもよるが７０ｇ／ｍ2 程度以下の目付
で経方向２〜１５、緯方向で１〜１０の不織布を用いる
ことにより柔軟で嵩ばらない下着用パンツを得ることが
できる。
【０００６】前記一般的な仕様に加えて本発明で用られ
る不織布は、少くとも一方向において、０．３〜２kgの
範囲の引裂強力（ＪＩＳ−Ｌ−１０９６，Ｄ法ペシジュ
ラム法に準じて測定）を更に有することが肝要である。
このレベルの引裂強力を有する不織布は、一般に不織布
構造を構成する繊維間の固定強さを公知の不織構造固定
手段、例えば接着剤、熱融着法、針打法等による固定条
件を調整することによって得ることができるし、不織構
造内の構成繊維の並び方向に異方性、つまり不織構造の
任意の平面における繊維の並びが縦と横方向で異なるも
のとすることによっても得ることができる。前記した一
般的な性能を満足する不織布で０．３〜２kgの引裂強力
を満足する不織布材料は、構成繊維の並びに異方性をも
たせて製造されるスパンボンド法による不織布がある。
ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱可塑性合成長繊維のスパンボンド不織布は、そ
の原反の経方向（機械方向）に構成繊維をより多く配向
させた経流れ構造の不織布を調製することができるの
で、前記した領域の引裂強力を有する不織布を選ぶ上で
最も好ましい材料である。長繊維不織布材料のもう一つ
の利点は、薄くて強靱で柔らかく、かさばらないことで
ある。
る不織布は、少くとも一方向において、０．３〜２kgの
範囲の引裂強力（ＪＩＳ−Ｌ−１０９６，Ｄ法ペシジュ
ラム法に準じて測定）を更に有することが肝要である。
このレベルの引裂強力を有する不織布は、一般に不織布
構造を構成する繊維間の固定強さを公知の不織構造固定
手段、例えば接着剤、熱融着法、針打法等による固定条
件を調整することによって得ることができるし、不織構
造内の構成繊維の並び方向に異方性、つまり不織構造の
任意の平面における繊維の並びが縦と横方向で異なるも
のとすることによっても得ることができる。前記した一
般的な性能を満足する不織布で０．３〜２kgの引裂強力
を満足する不織布材料は、構成繊維の並びに異方性をも
たせて製造されるスパンボンド法による不織布がある。
ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱可塑性合成長繊維のスパンボンド不織布は、そ
の原反の経方向（機械方向）に構成繊維をより多く配向
させた経流れ構造の不織布を調製することができるの
で、前記した領域の引裂強力を有する不織布を選ぶ上で
最も好ましい材料である。長繊維不織布材料のもう一つ
の利点は、薄くて強靱で柔らかく、かさばらないことで
ある。
【０００７】以下に、添付図を参照して本発明の実施態
様について説明する。図１は、本発明の下着用パンツの
構造を示す傾斜図である。図１において、下着用パンツ
（１）は、引裂強力が０．３〜２．０kgの不織布を裁
断、縫製により形成される。図２は、図１のパンツの裁
片の例を示し、前下身頃（２ａ）、後下身頃（２ｂ）を
一体に裁断した裁断片（１′）である。前後下身頃を別
体とした裁断片を用いることもでき、裁断の仕方は任意
の公知手法が適用できる。裁断片は、下身頃の丈方向と
不織布の引裂強力が０．２〜２．０kgを示す方向とを一
致させたものとする。この裁断片（１′）は、縫糸又は
熱融着接合法により所定個所、すなわちウエストの側部
（３），（３′）に沿って縫合（７）される。一方、腰
まわり（４）、脚ぐり（５），（５′）にテープ、縫糸
又は紐状のゴム弾性を有する紐（６）が縫着され、人体
の腰まわり、上脚を締める構造に縫製される。下着用パ
ンツは、更に吸水能５０〜１００ｇ程度の吸水パッド
（１０）が股間近傍内側に縫糸、又は融着あるいは縫合
により固定されている。縫合、ゴム弾性紐の縫合は、下
着用パンツの腰まわり（４）及び脚ぐり（５）及び、又
は（５′）の周りの一部で中断（ａ）していることが肝
要である（図２参照）。すなわち、下着用パンツの腰部
周り、脚部周りにおいて少くとも１ケ所縫糸及びゴム性
弾性糸が不連続に設けられ、これによって下着用パンツ
が少くとも１箇所で身頃の丈方向の全長さにわたって容
易に引裂ける引裂き帯（８）を形成される。図１の下着
用パンツは、腰まわり（４）、脚ぐり（５′）のゴム性
弾性紐の縫合を前下身頃の脇身丈線より概ね腹部側にこ
の引裂き帯（８）を前下身頃の脇身丈線近くに設けた例
で、着用者が引裂き帯に容易に探し出し引裂き操作が容
易にできる一つの態様である。引裂き帯の上縁線はノッ
チ等の切込み（９）を設けて引裂き起点とし引裂き操作
を容易にする構造とすることもできる。この引裂き帯
（８）は、引裂き起点から引裂くとき引裂き帯から腰側
部の縫線を支点としてより容易に引裂けるので、引裂き
帯は縫合線（７）から数センチ辺り位置に脇身線に沿っ
て設けるのも一法である。なお引裂き帯の幅は、通常１
cm内外ないし数センチであればよく、この程度以上に幅
広くするメリットはない。引裂帯状部は、腰まわりのど
こに設けてもよいし２箇所以上設けてもよい。下身頃の
左右に設けることもできる。要は着用者の引裂脱衣操作
に便利なように前下身頃に左右側部近くに少くとも一箇
所設ければよい。
様について説明する。図１は、本発明の下着用パンツの
構造を示す傾斜図である。図１において、下着用パンツ
（１）は、引裂強力が０．３〜２．０kgの不織布を裁
断、縫製により形成される。図２は、図１のパンツの裁
片の例を示し、前下身頃（２ａ）、後下身頃（２ｂ）を
一体に裁断した裁断片（１′）である。前後下身頃を別
体とした裁断片を用いることもでき、裁断の仕方は任意
の公知手法が適用できる。裁断片は、下身頃の丈方向と
不織布の引裂強力が０．２〜２．０kgを示す方向とを一
致させたものとする。この裁断片（１′）は、縫糸又は
熱融着接合法により所定個所、すなわちウエストの側部
（３），（３′）に沿って縫合（７）される。一方、腰
まわり（４）、脚ぐり（５），（５′）にテープ、縫糸
又は紐状のゴム弾性を有する紐（６）が縫着され、人体
の腰まわり、上脚を締める構造に縫製される。下着用パ
ンツは、更に吸水能５０〜１００ｇ程度の吸水パッド
（１０）が股間近傍内側に縫糸、又は融着あるいは縫合
により固定されている。縫合、ゴム弾性紐の縫合は、下
着用パンツの腰まわり（４）及び脚ぐり（５）及び、又
は（５′）の周りの一部で中断（ａ）していることが肝
要である（図２参照）。すなわち、下着用パンツの腰部
周り、脚部周りにおいて少くとも１ケ所縫糸及びゴム性
弾性糸が不連続に設けられ、これによって下着用パンツ
が少くとも１箇所で身頃の丈方向の全長さにわたって容
易に引裂ける引裂き帯（８）を形成される。図１の下着
用パンツは、腰まわり（４）、脚ぐり（５′）のゴム性
弾性紐の縫合を前下身頃の脇身丈線より概ね腹部側にこ
の引裂き帯（８）を前下身頃の脇身丈線近くに設けた例
で、着用者が引裂き帯に容易に探し出し引裂き操作が容
易にできる一つの態様である。引裂き帯の上縁線はノッ
チ等の切込み（９）を設けて引裂き起点とし引裂き操作
を容易にする構造とすることもできる。この引裂き帯
（８）は、引裂き起点から引裂くとき引裂き帯から腰側
部の縫線を支点としてより容易に引裂けるので、引裂き
帯は縫合線（７）から数センチ辺り位置に脇身線に沿っ
て設けるのも一法である。なお引裂き帯の幅は、通常１
cm内外ないし数センチであればよく、この程度以上に幅
広くするメリットはない。引裂帯状部は、腰まわりのど
こに設けてもよいし２箇所以上設けてもよい。下身頃の
左右に設けることもできる。要は着用者の引裂脱衣操作
に便利なように前下身頃に左右側部近くに少くとも一箇
所設ければよい。
【０００８】以上図１，２で説明した例は一つの態様で
あり、裁断片の調製法、縫合、縫着方法は既知の手法を
適用して、種々のデザインの下着用パンツの製作に本発
明の着想を適用することができる。
あり、裁断片の調製法、縫合、縫着方法は既知の手法を
適用して、種々のデザインの下着用パンツの製作に本発
明の着想を適用することができる。
【０００９】
【実施例】ナイロン６長繊維スパンボンド不織布を用い
て図１に準じる構造の下着用パンツを作成した、この不
織布は、繊度２〜３デニールの単糸からなる目付３０ｇ
／ｍ2 の不織布で、その経（機械方向）長尺方向に沿っ
て引裂き易く、経方向引裂強力は経０．５kg、緯０．９
kgであり、その他の機械物性は強度、経１０．５kg／５
cm、緯３．５kg／５cm、伸度経３０％緯、４０％、剛軟
度３．５cm（経方向）及び２．１cm（緯方向）の素材を
用いた。
て図１に準じる構造の下着用パンツを作成した、この不
織布は、繊度２〜３デニールの単糸からなる目付３０ｇ
／ｍ2 の不織布で、その経（機械方向）長尺方向に沿っ
て引裂き易く、経方向引裂強力は経０．５kg、緯０．９
kgであり、その他の機械物性は強度、経１０．５kg／５
cm、緯３．５kg／５cm、伸度経３０％緯、４０％、剛軟
度３．５cm（経方向）及び２．１cm（緯方向）の素材を
用いた。
【００１０】この不織布を前後下身頃の丈と不織布の経
方向を一致させてパンツの裁断片を作成し、胴周り１０
０cmの下着用パンツを作成した。下前身頃のウエスト周
り左側及び脚ぐり（５）は、図１で示されるように身体
の右側部近くに当る部分は、縫合線、ゴム弾性テープ
（４）による縫合を省くことにより帯状の引裂帯（７）
を約１cmの幅で形成しそのウエスト上縁部に引裂き起点
用のスリット（９）を設けた、その他の縫合は常法によ
り所定個所に適用した。吸水材パットとして表面吸水シ
ートとしてポリプロピレン不織布とポリエチレンフィル
ムとの間に綿状パルプと吸水性ポリマーとを混合した保
水体層を内側に挟んで形成した保水性能５０ｇの吸水パ
ットを股間近傍内側に縫着した。この下着用パンツの失
禁者に着用させ実用テストしたところ失禁後他の着用衣
等を汚さないで極めて容易に脱衣できること及び柔らか
く嵩ばりがないので使用後小さくまるめてスマートに処
置できることが確認された。
方向を一致させてパンツの裁断片を作成し、胴周り１０
０cmの下着用パンツを作成した。下前身頃のウエスト周
り左側及び脚ぐり（５）は、図１で示されるように身体
の右側部近くに当る部分は、縫合線、ゴム弾性テープ
（４）による縫合を省くことにより帯状の引裂帯（７）
を約１cmの幅で形成しそのウエスト上縁部に引裂き起点
用のスリット（９）を設けた、その他の縫合は常法によ
り所定個所に適用した。吸水材パットとして表面吸水シ
ートとしてポリプロピレン不織布とポリエチレンフィル
ムとの間に綿状パルプと吸水性ポリマーとを混合した保
水体層を内側に挟んで形成した保水性能５０ｇの吸水パ
ットを股間近傍内側に縫着した。この下着用パンツの失
禁者に着用させ実用テストしたところ失禁後他の着用衣
等を汚さないで極めて容易に脱衣できること及び柔らか
く嵩ばりがないので使用後小さくまるめてスマートに処
置できることが確認された。
【００１１】
【発明の効果】本発明の下着用パンツは、引裂くことが
容易にできる不織布を用い、パンツ構造を引裂き帯を設
けたものとしたから、脱衣操作が極めて容易であり、又
脱衣中身体や他の衣類を汚す恐れも少ないので失禁のお
それある人達にとって極めて取扱い易く、軽便な下着用
パンツとして用いることができる。
容易にできる不織布を用い、パンツ構造を引裂き帯を設
けたものとしたから、脱衣操作が極めて容易であり、又
脱衣中身体や他の衣類を汚す恐れも少ないので失禁のお
それある人達にとって極めて取扱い易く、軽便な下着用
パンツとして用いることができる。
【図１】図１は、本発明の下着用パンツの構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図２は、図１の下着着用パンツの構造を裁断片
に展開して示すものである。
に展開して示すものである。
１…下着用パンツ ２ａ…前下身頃 ２ｂ…後下身頃 ３，３′…ウエストの側部 ４…腰まわり ５，５′…脚ぐり ６…ゴム弾性紐 ８…引裂き帯部 ９…切込み １０…吸水パット
Claims (3)
- 【請求項１】 目付が３０〜７０ｇ／ｍ2 、引裂強力が
０．３０〜２．０kgの合成繊維不織布からなる下着用パ
ンツであって、腰部及び脚部における縫糸及びゴム糸が
少くとも１ケ所で不連続に設けられてなり、パンツ本体
の股間内側に尿吸水性シートが装着されてなる下着用パ
ンツ。 - 【請求項２】 合成繊維不織布がその経方向と緯方向の
引張強度が相違しており、かつ引張強力が２〜３０kg／
５cmであり、経方向／緯方向の引張強力の比が２〜１０
である請求項１記載の下着用パンツ。 - 【請求項３】 縫糸及びゴム糸の不連続部がパンツ本体
の両側部に設けられ、かつ、前記不連続部においてミシ
ン目若しくはＶ字形ノッチの引裂起点が設けられている
請求項１又は２記載の下着用パンツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6328509A JPH08182699A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 下着用パンツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6328509A JPH08182699A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 下着用パンツ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182699A true JPH08182699A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18211075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6328509A Pending JPH08182699A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 下着用パンツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08182699A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2016202739A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | ユニ・チャーム株式会社 | 展開型使い捨ておむつ |
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