JPH0529525U - 使い捨ておむつの包装袋 - Google Patents

使い捨ておむつの包装袋

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JPH0529525U
JPH0529525U JP8889391U JP8889391U JPH0529525U JP H0529525 U JPH0529525 U JP H0529525U JP 8889391 U JP8889391 U JP 8889391U JP 8889391 U JP8889391 U JP 8889391U JP H0529525 U JPH0529525 U JP H0529525U
Authority
JP
Japan
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bag
packaging bag
tear strength
rectangular parallelepiped
disposable diaper
Prior art date
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Pending
Application number
JP8889391U
Other languages
English (en)
Inventor
定義 寺田
寿 田中
Original Assignee
王子製紙株式会社
株式会社ネピア
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Publication date
Application filed by 王子製紙株式会社, 株式会社ネピア filed Critical 王子製紙株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮された使い捨ておむつを収納する包装袋
で、圧縮による反発力に対抗できる強度を有する袋を提
供する。 【構成】 ほぼ直方体Tに形成されている包装袋5本体
上部の持手部分3の折り込まれている面7に、垂直方向
下に向けて広がる三角形状のミシン目4が形成されてお
り、他方該袋の圧縮した使い捨ておむつの列R両端面に
接する面8にミシン目は形成されていないが、袋の素材
であるプラスチックフィルムが袋を形成した際の垂直方
向の引き裂き強度5〜200gで、かつ袋の水平方向の
引き裂き強度が、前記垂直方向の引き裂き強度の5倍以
上とされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、使い捨ておむつの包装袋であって、更に詳しくは圧縮状態で包装さ れている使い捨ておむつの取り出し容易で、かつ生産効率の高い包装袋に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる使い捨ておむつの包装袋は、該おむつを取り出すための開封用の ミシン目を有しており、該ミシン目で切り取って袋を開封するのが一般に行われ ている。
【0003】 従来、圧縮しない使い捨ておむつの包装袋の場合、おむつを折り畳んだ広い方 の面同士を垂直方向へ積み重ねて列としたものを包装袋に入れ、前面又は後面と 上面の2面に跨って開封用のミシン目を設けるのが一般的である。
【0004】 また、使い捨ておむつを圧縮した列とするものは、圧縮操作の関係から折り畳 まれた使い捨ておむつの広い方の面同士を接当して形成した列を水平方向へ並べ 、該列の両端面から圧縮している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のように、開封用のミシン目を前面又は後面と上面との2面に跨って設け た場合、特に圧縮された使い捨ておむつの場合には、1枚の使い捨ておむつを取 り出す際、圧縮された被包装おむつの列の中間部分から1枚を引き出す状況とな り、圧縮力がかかっているため、非常に引出し難い。
【0006】 そのため、その対策として包装袋の側面にミシン目を設ける提案がなされてい るが、包装袋の側面にミシン目を設ける場合、ミシン目設置工程の関係上、ミシ ン目が該包装袋に収納されている列の両側面にミシン目が形成されることとなる 。
【0007】 このミシン目の部分は、当然のことながら包装袋の強度低下を引き起こす。特 に、使い捨ておむつを圧縮して収納した包装袋では、圧縮による列の反発力のた めに、包装袋は圧縮方向と直交する横方向に強い張力を受け、圧縮包装課程又は 包装袋を運搬する際にミシン目の部分が横方向に裂ける場合がある。
【0008】 本考案は、使い捨ておむつを圧縮して包装する袋に於て、1枚づつの使い捨て おむつが取り出し易く、かつ包装工程又は流通段階でミシン目で破れたり、裂け たりする等の不良品の発生のない包装袋を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、折り畳まれた使い捨ておむつの広い方の面同士を重ね合わせ、所定 枚数が圧接されて形成された列の単数又は該列の複数を包装する包装袋に於て、 該包装袋本体を形成するフィルムの直方体の垂直方向の引き裂き強度が50〜2 00g、水平方向の引き裂き強度が前記垂直方向の引き裂き強度の5倍以上とさ れており、他方袋本体内部に収納されている列の両端面に接する面を内側に折り 込んで集束形成された持手部分の該折り込まれた面に、垂直方向下側に向けて広 がる三角形状又は半円形状のミシン目若しくは切れ目が施されているという構成 のものである。
【0010】 茲に使用するプラスチックフィルムは、被圧縮使い捨ておむつの総重量、更に は圧縮程度にもよるが、その厚さは略50〜120μ程度とする。
【0011】 また、該プラスチックフィルム製袋の垂直方向と水平方向との引き裂き強度は 、垂直方向の引き裂き強度を1とし、水平方向の引き裂き強度を5以上にするに は、高密度樹脂を配合すればよいが、フィルムの柔らかさをある程度保つ必要が あるので、例えばリニアローデンシティポリエチレン樹脂(L−LDPE)を高 率配合するか或は包装袋製造工程中の流れ方向の延伸度を高くするか若しくは樹 脂膜押出機直後の冷却ロールの温度を下げる(例えば、30〜40℃に設定する )等の単独又はこれらを組合せた方法がある。
【0012】 また、開封用のミシン目は、袋本体たる直方体の四辺を夫々上部に延設し、該 直方体に収納されている列両端面に接する面を内側に折り込んで集束形成された 持手部分の該折り込まれた面に、垂直方向下側に向けて広がる三角形状又は半円 形状に施されている。最も、ミシン目に限らず切れ目であってもよい。
【0013】
【作用】
本考案は以上の如き構成のものからなり、包装袋に収納されている使い捨てお むつの列は、1列でもよく、又は該列を上下に重ね合わせたもの若しくは同一平 面に並列したもの或は上下に重ねたものと並列にした列とを併用した複数列の状 態で包装するもの等を包装する袋に適用できる。
【0014】 使い捨ておむつを取り出すには、持手部分3の折り込まれた面7に形成されて いる三角形状又は半円形状の開封用ミシン目4(又は切れ目)のほぼ中心上部か らミシン目4に沿って切り開かれた部分を持って下に引き下ろすと、該ミシン目 4の下の直方体の本体側面には何等ミシン目はないが、袋を形成するフィルムの 垂直方向の引き裂き強度が50〜200gであり、水平方向の引き裂き強度が前 記垂直方向の引き裂き強度の5倍以上とされているため、垂直方向へ簡単で、か つ綺麗に切り取ることができる。
【0015】
【実施例】
図1及び図2は、本考案の製造法の一例を示したものであるが、筒状のプラス チックシート1の長さ方向両側端縁2、2を僅かに内側へV字状に折り込みんだ 後、長さ方向に一定の間隔をおいて図2のようにヒートシールにより持手部分3 を形成すると共に、前記折り込み端縁2の一方で、かつ前記持手部分3の下側に 持手部分3と反対方向外側へ傾斜するミシン目4を形成し、2点鎖線のように切 断して包装袋5を形成する。該袋5本体は開いた場合にほぼ直方体に形成される ようになっている。
【0016】 前記のようにして形成された包装袋5を広げれば、図3に示すように袋本体は 直方体Tを形成し、該直方体T内部に、圧縮し、折り畳まれた使い捨ておむつの 列Rを収納し、その後該袋5の底部6をヒートシールする。該袋5に形成されて いるミシン目4は、図4に示すように袋5本体上部に形成されている持手部分3 の折り込まれている面7で、かつ直方体Tの稜線H上部に位置して下側に向けて 広がる三角形状のミシン目4として形成されている。尚、該ミシン目は、図示例 では三角形状であるが、これに限定するものではなく下側に向けて広がる半円形 状のものであっても良い。また、三角形の頂点は僅かにRを付けてもよい。
【0017】 本考案の包装袋5本体の直方体Tは、圧縮されて収納されている使い捨ておむ つの列Rの両端面に接する面8に強い反発力がかかるが、ミシン目がないため包 装工程で或は流通課程で、該面8が裂けたり、破れたりするおそれは皆無である 。
【0018】 また、開封する際、持手部分3の折り込み面7に形成されているミシン目4か ら開封し、切り開いた部分を下に引き下ろすと、直方体Tの面8を形成するフィ ルムの垂直方向の引き裂き強度が200g以下であり、かつ該フィルムの水平方 向の引き裂き強度が前記垂直方向の引き裂き強度の5倍以上であるため、直方体 Tの面8は前記開封されたミシン目4より垂直方向下に向けて簡単で、かつ綺麗 に切り裂いて開封することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上の如く本考案は、使い捨ておむつの包装袋に於て、該袋の素材たるプラス チックフィルムが袋を形成した場合の該袋の垂直方向の引き裂き強度が50〜2 00gであり、また該袋の水平方向の引き裂き強度が前記垂直方向の引き裂き強 度の5倍以上とされており、開封用のミシン目も、圧縮されている使い捨ておむ つの列を収納している袋本体の直方体には形成されていないため、包装工程又は 流通課程で袋が裂けたり、破れたりするおそれは皆無であり、しかも開封に当り 、ミシン目の部分から開封すれば袋本体は垂直方向下へ向けてへ簡単で、かつ綺 麗に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋作成前の両側端縁を折り畳んだ状態の斜視図
である。
【図2】袋の持手部分及びミシン目の形成状態の説明図
である。
【図3】袋に使い捨ておむつを収納し、底部をヒートシ
ールした一部切欠した状態の斜視図である。
【図4】ミシン目の一例を示す袋の部分拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1: 筒状プラスチックシート 2: 両側端縁 3: 持手部分 4: ミシン目 5: 包装袋 6: 袋底部 7: 持手の折り込み面 8: 使い捨ておむつの列両端面に接する面 T: 袋本体 H: 稜線 R: 使い捨ておむつの列

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれた使い捨ておむつの広い方の
    面同士を重ね合わせ、所定枚数が圧接されて形成された
    列の単数又は該列の複数を包装するほぼ直方体の本体か
    らなるプラスチック製包装袋に於て、該包装袋本体の直
    方体を形成するフィルムの垂直方向の引き裂き強度が5
    0〜200g、水平方向の引き裂き強度が前記垂直方向
    の引き裂き強度の5倍以上とされており、他方前記直方
    体の四辺の壁を夫々上部に延設し、該延設された面のう
    ち、袋本体である直方体内部に収納されている列の両端
    面に接する面を内側に折り込んで集束形成された持手部
    分の該折り込まれた面に、垂直方向下側に向けて広がる
    三角形状又は半円形状のミシン目若しくは切れ目が施さ
    れていることを特徴とする使い捨ておむつの包装袋。
JP8889391U 1991-10-03 1991-10-03 使い捨ておむつの包装袋 Pending JPH0529525U (ja)

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JP8889391U JPH0529525U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 使い捨ておむつの包装袋

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JPH0529525U true JPH0529525U (ja) 1993-04-20

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ID=13955653

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08182699A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Asahi Chem Ind Co Ltd 下着用パンツ
JP2019177945A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大王製紙株式会社 包装袋、包装袋の使用方法、および包装袋の製造方法
JP2021138403A (ja) * 2020-03-04 2021-09-16 大王製紙株式会社 吸収性物品の包装袋

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