JPH04371147A - 使い捨てパンツ型おむつ - Google Patents

使い捨てパンツ型おむつ

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JPH04371147A
JPH04371147A JP3174360A JP17436091A JPH04371147A JP H04371147 A JPH04371147 A JP H04371147A JP 3174360 A JP3174360 A JP 3174360A JP 17436091 A JP17436091 A JP 17436091A JP H04371147 A JPH04371147 A JP H04371147A
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JP
Japan
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pants
sheet
liquid
opening
elastic members
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JP3174360A
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Hideaki Kitaoka
北岡 英昭
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、幼児用トレニングパ
ンツ、パンツ型オムツ、生理用パンツなどの使い捨てパ
ンツに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、使い捨て幼児用トレニン
グパンツにおいては、着用操作性、着用適合性及び運動
容易性に対する要求を満たすため、その構成生地として
、伸縮性不織布、伸縮フィルムなどの伸縮性シートが使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に伸縮性
シートは非伸縮性シートに比較して高価であり、使い捨
てパンツに使用するには経済的に好適なものではない。 しかも、一般に、幼児の腹部は出っ張っているが、その
ため、パンツの構成生地が伸縮弾性を有していても、幼
児の動作によってパンツがずれ落ちて着崩れが起こる。
【0004】そこで、この発明は、構成生地が伸縮性シ
ートでなくとも、そのシートに複数条の伸縮弾性部材を
所要部位に配置することで、前記要求を満たすことがで
きる使い捨てパンツを提供しようとするのであるが、特
に、着用適合性を更に向上し、着崩れを防止するため、
伸縮弾性部材をどのように配置すればよいかを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、図1及び図2に示すように、この発明は、パンツ1の
前身頃1a及び後見頃1bの所与領域に、かつ、胴開口
部2及び脚開口部3における各伸縮弾性部材7,8の他
に、それら所与領域の横方向への伸縮弾性を付与する複
数条の伸縮弾性部材9a,9bを互いに離間して取り付
ける。前身頃1aの前記所与領域の横方向における伸長
応力を後見頃1bの前記所与領域の横方向における伸長
応力よりも大きくする。
【0006】好ましい実施例においては、胴開口部2及
び脚開口部3のそれら囲り方向における伸長応力を前身
頃1a及び後見頃1bの前記各所与領域の横方向におけ
る伸長応力よりも大きくする。
【0007】また、好ましい実施例においては、前身頃
と後見頃とを、少なくとも、パンツの縦方向へ連続する
同一のシートから、かつ、そのシートを透液性内面シー
トと、不透液性外面シートとから構成し、前身頃と後見
頃とがこれらの対向側に脚開口のための凹欠部を形成し
、その凹欠部を除く前見頃と後見頃との対向側の近傍に
沿って接合することで、胴開口部と、一対の脚開口部と
を形成する。
【0008】更に、実施するパンツによっては、体液を
吸収することが好ましいから、前身頃と後見頃とを、透
液性内面シートと、不透液性外面シートと、パンツの少
なくとも股下領域におけるそれらシートの間に介在させ
た吸収パネルとから構成する。
【0009】こうしたパンツの実施においては、透液性
内面シートは繊維不織布から、不透液性外面シートは、
内面に位置する繊維不織布と外面に位置するプラスチッ
クフィルムとから、又は防水処理した繊維不織布とから
、それぞれ構成することが好ましい。
【0010】
【作用】前記構成を有するこの発明に係るパンツによれ
ば、パンツの構成生地が伸縮弾性を有していなくとも、
前後見頃の前記各所与領域がそれらの横方向へ伸縮弾性
を付与されるから、着用操作性、着用適合性及び運動容
易性に対する要求を満たすことができる。
【0011】
【実施例】図面を参照して、この発明に係るパンツの実
施例を説明すると、以下のとおりである。
【0012】図1(A)及び(B)において、パンツ1
は、胴開口部2と、一対の脚開口部3とを有している。
【0013】図2において、パンツ1は、透液性内面シ
ート4と、不透液性外面シート5と、マットまたはシー
ト状の吸収パネル6とから構成されている。内外面シー
ト4,5は、長さ方向端に前記胴開口部2を形成するた
めの胴囲部2aと、対向側のほぼ中央部に前記脚開口部
3を形成するための、湾曲状に凹欠した脚囲部3aとを
有している。胴囲部2aと脚囲部3aとには、それぞれ
の長さ方向に沿いかつ互いに離間して複数本の糸状の伸
縮弾性部材7,8がそれぞれ伸長下に接着剤(図示せず
)で取り付けられている。
【0014】パンツ1の前身頃1aにおける胴囲部2a
に取り付けられた複数条の糸状の伸縮弾性部材7のうち
の最内側のものと一対の脚囲部3aに取り付けられた複
数条の糸状の伸縮弾性部材8のうちの最内側のものとの
間の領域1cと、パンツ1の後身頃1bにおける胴囲部
2aに取り付けられた複数条の糸状の伸縮弾性部材7の
うちの最内側のものと一対の脚囲部3aに取り付けられ
た複数条の糸状の伸縮弾性部材8のうちの最内側のもの
との間の領域1dとに、それら領域1c,1dにそれら
横方向への伸縮弾性を付与する複数条の糸状の伸縮弾性
部材9a,9bがそれぞれパンツ1の縦方向へ離間しか
つ横方向へ延在して伸長下に接着剤(図示せず)で取り
付けられている。ただし、伸縮弾性部材9a,9bは、
前後見頃1a,1bのほぼ全領域に取り付けられていて
もよい。図2においては、伸縮弾性部材9a,9bは、
外面シート5の内面に取り付けられているが、パンツ1
の完成状態において、内面シート4と外面シート5との
間に介在しておればよいから、内面シート4の内面に取
り付けられていてもよい。
【0015】領域1cのパンツ1の横方向における伸長
応力は、領域1dのパンツ1の横方向における伸長応力
よりも大きくされている。こうした伸長応力の差は、種
々の方法、例えば、伸縮弾性部材9a,9bに材質、断
面積、伸長倍率などを異ならせることで与えることがで
きるが、この実施例においては、領域1c,1dにおけ
る伸縮弾性部材9a,9bの材質、断面積及び伸長倍率
を同じになしながら、伸縮弾性部材9aの本数を伸縮弾
性部材9bの本数よりも多くすることで前記差を与えて
ある。
【0016】胴開口部2及び脚開口部3のそれら囲り方
向における伸長応力は、領域1c,1dのパンツ1の横
方向における伸長応力よりも大きくされている。この場
合の伸長応力の差は、胴開口部2及び脚開口部3の伸縮
弾性部材7,8が位置する領域におけるそれぞれの伸長
応力と、前後見頃1a,1b全領域におけるそれぞれの
伸長応力との比較による場合の他に、胴開口部2及び脚
開口部3の伸縮弾性部材7,8が位置する領域における
それぞれの伸長応力と、領域1c,1dのうちの、伸縮
弾性部材7,8が位置するそれぞれの前記領域に相当す
る寸法領域におけるそれぞれの伸長応力との比較による
場合がある。この発明においては、前記両場合のいずれ
であってもよいが、前者の場合がより好ましい。
【0017】内面シート4と外面シート5との間には、
砂時計型に形成された吸収パネル6が介在している。パ
ネル6は、内面シート4及び/又は外面シート5に間欠
的に塗布された接着剤(図示せず)で接合されている。 こうした間欠的接合の最も好ましい例の一つとしては、
接着剤がドット状に塗布されている場合を挙げることが
できる。ただし、パネル6は、この発明において不可欠
要件ではない。パンツによってはパネル6を必要としな
いこともあるからである。
【0018】このように構成されたパンツ1の積層体は
、その縦方向中央線を介して二つ折りに重ね、その対向
外側縁を残して、そこに位置する伸縮弾性部材7,8,
9a,9bを除けて、その対向側部をヒートシール手段
で間欠的に接合することで、図1に示すパンツ1に構成
されている。この接合力は、公知のこの種のパンツと同
様に、パンツ1を着用者の身体から脱がせるとき、その
接合部分を比較的容易に引き裂くことができるが、着用
中に容易に引き裂かれることがない程度にされている。
【0019】一般に、パンツ1の構成生地としては、従
来使い捨ておむつや生理用ナプキンの構成素材として知
られているものが用いられる。例えば、内面シート4に
は透水性繊維不織布が、外面シート5には繊維不織布の
外面にプラスチックフィルムがラミネートされたもの又
は防水処理された繊維不織布が、パネル6にはフラッフ
パルプと高吸水性ポリマー粒子と熱可塑性繊維との混合
物の加熱成形物が、伸縮弾性部材7,8,9a,9bに
は天然ゴム・合成ゴムなどが、それぞれ用いられる。
【0020】
【発明の効果】以上の構成を有するこの発明に係るパン
ツによれば、パンツの構成生地が伸縮弾性を有していな
くとも、胴開口部及び脚開口部の他に、前後見頃の所与
領域がそれらの横方向へ伸縮弾性を付与されるから、着
用操作性、着用適合性及び運動容易性に対する要求を満
たすことができるとともに、前見頃の前記所与領域の横
方向における伸長応力が後見頃の前記所与領域の横方向
における伸長応力よりも大きいから、腹部が出っ張って
いる幼児に着用させた場合でも、幼児の動作によってパ
ンツがずれ落ちて着崩れが起こるようなことが少ない。
【0021】前記各所与領域における複数条の伸縮弾性
部材は互いに離間しているから、それら領域の内面全体
が肌に密着してその内面と肌との間の通気を妨げること
も少ない。
【0022】胴開口部及び脚開口部のそれら囲り方向に
おける伸長応力が前記各所与領域の横方向における伸長
応力よりも大きいから、パンツを着用するとき、それら
領域がそれら開口部よりも早く身体に固定されてしまっ
て着用しづらくなったり、幼児の腹部を強く圧迫しすぎ
て腹式呼吸を妨げるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、この発明の実施例に係るパンツをそ
の前側からみた斜視図。(B)は、前記パンツをその背
側からみた斜視図。
【図2】前記パンツの分解斜視図。
【符号の説明】
1  パンツ 1a  前身頃 1b  後見頃 2    胴開口部 3    脚開口部 4    内面シート 5    外面シート 6    パネル 7    胴開口部の伸縮弾性部材 8    脚開口部の伸縮弾性部材 9a  前身頃の伸縮弾性部材 9b  後見頃の伸縮弾性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前身頃と、後見頃と、伸縮弾性部材が取り
    付けられている胴開口部と、伸縮弾性部材がそれぞれ取
    り付けられている一対の脚開口部とを有する使い捨てパ
    ンツであって、前記パンツの前身頃及び後見頃の所与領
    域に、かつ、前記胴開口部及び前記脚開口部における前
    記各伸縮弾性部材の他に、それら所与領域の横方向への
    伸縮弾性を付与する複数条の伸縮弾性部材が互いに離間
    してそれぞれ取り付けられ、前記前見頃の前記所与領域
    の横方向における伸長応力が前記後見頃の前記所与領域
    の横方向における伸長応力よりも大きいことを特徴とす
    る前記パンツ。
  2. 【請求項2】前記胴開口部及び前記脚開口部のそれら囲
    り方向における伸長応力が前記前見頃及び前記後見頃の
    前記所与領域の横方向における伸長応力よりも大きい請
    求項1に記載の前記パンツ。
  3. 【請求項3】前記前身頃と前記後見頃とが、少なくとも
    、前記パンツの縦方向へ連続する同一シートから、かつ
    、そのシートが透液性内面シートと、不透液性外面シー
    トとから構成され、前記前身頃と前記後見頃とがこれら
    の対向側に脚開口を形成する凹欠部を有し、前記凹欠部
    を除く前記前見頃と前記後見頃との対向側の近傍に沿っ
    て接合されることで、前記胴開口部と、前記一対の脚開
    口部とが形成されている請求項1に記載のパンツ。
  4. 【請求項4】前記前身頃と前記後見頃とが、前記透液性
    内面シートと、前記不透液性外面シートと、前記パンツ
    の少なくとも股下領域におけるそれらシートの間に介在
    する吸収パネルとから構成されている請求項1に記載の
    パンツ。
  5. 【請求項5】前記透液性内面シートが繊維不織布から、
    前記不透液性外面シートが、プラスチックフィルム、又
    は内面に位置する繊維不織布と外面に位置するプラスチ
    ックフィルムとから、又は防水処理された繊維不織布と
    から、それぞれ構成されている請求項3に記載のパンツ
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