JP2009148607A - パンツ型の使い捨て着用物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】脚周り側部と胴周り端部とに不規則な多数の皺が形成されることがなく、胴周り端部や脚周り側部からの排泄物の漏れを防ぐことができるパンツ型の使い捨て着用物品を提供する。
【解決手段】パンツ型の使い捨て着用物品1では、脚周り第1弾性部材3がアウターシート2の脚周り側部15に取り付けられ、胴周り第2弾性部材4がシート2の胴周り端部13に取り付けられている。この物品1では、シート2と第2弾性部材4とを横方向へ所定倍率に伸長し、第1弾性部材3を脚周り方向へ所定倍率に伸長しつつ、シート2と第それら弾性部材3,4とが互いに固着され、シート2と第1弾性部材3との脚周り方向における収縮寸法が略同一であり、シート2と第2弾性部材4との横方向における収縮寸法が略同一であり、胴周り端部13と脚周り側部15とが実質的に平坦である。
【選択図】図1

Description

本発明は、排泄物を吸収、保持するパンツ型の使い捨て着用物品に関する。
肌当接側に位置する伸縮性かつ透液性表面シートと、肌非当接側に位置する伸縮性かつ不透液性裏面シートと、表裏面シートの間に介在する吸液性コアとから構成され、互いに対向する前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを備え、胴周り開口とその下方に一対の脚周り開口とを有するパンツ型の使い捨て着用物品がある(特許文献1参照)。
特許文献1に開示の物品は、前後胴周り域に横方向へ延びる胴周り端部および縦方向へ延びる胴周り側部と、股下域に脚周り方向へ延びる脚周り側部とを有する。この物品では、胴周り側部が合掌状に重なり合い、胴周り側部の側縁近傍が縦方向へ間欠的に並ぶ多数の熱融着線を介して固着されている。胴周り端部には、横方向へ延びる複数条の胴周り用弾性部材が収縮可能に取り付けられている。脚周り側部には、脚周り方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材が収縮可能に取り付けられている。この物品では、伸縮性の表裏面シートと胴周り用弾性部材とが相俟って着用者の胴部を締め付けるとともに、表裏面シートと脚周り用弾性部材とが相俟って着用者の脚部を締め付けるので、物品がその着用中に着用者の胴部から不用意にずれ下がってしまうことはなく、脚周り側部からの排泄物の漏れを防ぐことができる。
実開平3−122824号公報
前記特許文献1に開示の物品は、横方向へ収縮した胴周り用弾性部材によって胴周り端部に表裏面シートの厚み方向へ起伏する不規則な多数の皺が形成されており、脚周り方向へ収縮した脚周り用弾性部材によって脚周り側部に表裏面シートの厚み方向へ起伏する不規則な多数の皺が形成されている。胴周り端部と脚周り側部とに皺が形成されると、着用者の肌と胴周り端部との間に隙間が生じるとともに、着用者の肌と脚周り側部との間に隙間が生じ、それら弾性部材によって着用者の胴部と脚部とを締め付けたとしても、排泄物が前記隙間をとおって胴周り端部や脚周り側部から物品の外側へ漏れてしまう場合がある。また、胴周り端部と脚周り側部とに形成された皺が着用者の肌に当接し、物品の着用中に不快感があるばかりか、着用者の肌に皺による圧迫跡が付いてしまう場合がある。
本発明の目的は、脚周り側部と胴周り端部とに弾性部材を取り付けたとしても、側部と端部とに不規則な多数の皺が形成されることがなく、胴周り端部や脚周り側部からの排泄物の漏れを防ぐことができ、着用中の不快感がないパンツ型の使い捨て着用物品を提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、互いに対向する前後胴周り域およびそれら胴周り域の間に位置する股下域を画成する伸縮性アウターシートと、前記アウターシートの内側に取り付けられて前記前後胴周り域間に延びる液吸収パネルとから構成され、前記アウターシートが、前記前後胴周り域に横方向へ延びる胴周り端部および縦方向へ延びる胴周り側部と、前記股下域に脚周り方向へ延びる脚周り側部とを備え、前記胴周り側部が連結されて胴周り開口と一対の脚周り開口とが形成され、横方向へ延びるウエスト弾性部材が、前記アウターシートの胴周り端部に取り付けられたパンツ型の使い捨て着用物品である。
前記前提における本発明の特徴として、前記物品では、前記アウターシートが横方向へ所定の倍率に伸長され、かつ、前記ウエスト弾性部材が横方向へ所定の倍率に伸長された状態で、前記アウターシートと前記ウエスト弾性部材とが互いに固着され、前記アウターシートと前記ウエスト弾性部材との伸長が解除された後のそれらの横方向における収縮寸法が略同一であり、前記胴周り端部が前記アウターシートの厚み方向へ起伏していない
本発明は、以下の実施態様を有する。
)前記アウターシートの胴周り端部における横方向の伸長応力が、前記アウターシートの脚周り側部における脚周り方向の伸長応力よりも大きく、前記胴周り端部と前記脚周り側部とを除く前記アウターシートの残余部の横方向の伸長応力よりも大きい。
)前記アウターシートの脚周り側部における脚周り方向の伸長応力が前記胴周り端部と前記脚周り側部とを除く前記アウターシートの残余部の横方向の伸長応力よりも大きい。
)前記アウターシートが互いに重なり合う伸縮性かつ疎水性繊維不織布を接合した複合不織布から形成され、前記レッグ弾性部材およびウエスト弾性部材がそれら不織布の間に介在している。
)前記アウターシートが互いに重なり合う伸縮性かつ疎水性繊維不織布と伸縮性かつ通気不透液性プラスチックフィルムとを接合した複合シートから形成され、前記レッグ弾性部材およびウエスト弾性部材が前記不織布と前記フィルムとの間に介在している。
)前記パネルが、肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、前記表裏面シートの間に介在する吸液性コアとから形成されている。
アウターシートの胴周り端部にウエスト弾性部材が取り付けられ、アウターシートとウエスト弾性部材との伸長を解除した後のそれらの横方向における収縮寸法が略同一である物品では、胴周り端部に不規則な多数の皺が形成されることがないので、着用者の肌と胴周り端部との間に隙間が生じることはなく、胴周り端部からの排泄物の漏れを防ぐことができる。この物品は、着用者の肌に接する胴周り端部が実質的に平坦であり、着用した物品に対する不快感がない。この物品は、アウターシートとウエスト弾性部材とが相俟って着用者の胴部を締め付けるので、着用者の胴部からの物品のずれ下がりを防ぐことができる。
一例として示す着用物品の斜視図。 胴周り側部を連結する以前の状態で示す図1の物品の部分破断展開平面図。 図2のIII−III線端面図。 図2のIV−IV線端面図。 アウターシートの平面図。 アウターシートの製造ラインの一例を示す概略図。 分割する以前の状態のシートの平面図。 アウターシートにパネルを取り付けるときの図。
添付の図面を参照し、本発明に係るパンツ型の使い捨て着用物品の詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2は、一例として示す着用物品1の斜視図と、胴周り側部14を連結する以前の状態で示す図1の物品1の部分破断展開平面図とであり、図3,4は、図1のIII−III線端面図と、図1のIV−IV線端面図とである。図1,2では、横方向を矢印L、縦方向を矢印Mで示し、脚周り方向を矢印N(図1のみ)で示す。なお、アウターシート2や表裏面シート19,20の内面とは、コア21に対向する面をいい、それらシート2,19,20の外面とは、コア21に非対向の面をいう。
物品1は、伸縮性かつ不透液性のアウターシート2と、アウターシート2に取り付けられたレッグ弾性部材3およびウエスト弾性部材4と、アウターシート2の内側に取り付けられた液吸収パネル5とから構成されている。物品1は、パンツ型を呈し、胴周り開口6とその下方に一対の脚周り開口7とを有する。
アウターシート2は、互いに重なり合う2枚の伸縮性かつ疎水性繊維不織布8,9を接合した複合不織布から形成され、縦横方向と脚周り方向とへ弾性伸縮可能である。不織布8,9は、それらの対向面が接着剤(図示せず)を介して断続的に接合されている。アウターシート2は、互いに対向する前胴周り域10および後胴周り域12と、それら胴周り域10,12の間に位置する股下域11とを画成している。アウターシート2は、前胴周り域10の側に位置する第1アウターシート2aと、後胴周り域12の側に位置する第2アウターシート2bとに分割されている。
アウターシート2は、パネル5の両端部5aの外側に位置して前後胴周り域10,12を幅方向へ延びる胴周り端部13と、パネル5の両側部5bの外側に位置して前後胴周り域10,12を縦方向へ延びる胴周り側部14と、パネル5の両側部5bの外側に位置して股下域11を脚周り方向へ延びる脚周り側部15と、股下域11に位置してパネル5を横切る股下内端部16とを有する。
アウターシート2は、図2に示すように、脚周り側部15が前後胴周り域10,12から股下域11の縦方向中央部11aに向かうにつれて物品1の横方向内方へ傾斜し、股下内端部16の横寸法が胴周り端部13のそれよりも小さい。股下内端部16は、股下域11の縦方向中央部11aにおいて縦方向へ所与寸法離間している。アウターシート2では、シート2a,2bの胴周り側部14が合掌状に重なり合い、胴周り側部14の側縁17近傍が縦方向へ間欠的に並ぶ多数の熱融着線18を介して固着されている。
なお、アウターシート2は、第1および第2アウターシート2a,2bに分割されることなく、その股下内端部16が股下域11で一連につながって股下域11全域を画成していてもよい。この場合、アウターシート2は、前後胴周り域10,12に延びる胴周り端部13および胴周り側部14と、股下域11に延びる脚周り側部15とを有する。
レッグ弾性部材3は、脚周り側部15に配置されて脚周り方向へ延びている。レッグ弾性部材3は、糸状を呈し、その複数条が横方向へ所与寸法離間して並んでいる。ウエスト弾性部材4は、胴周り端部13に配置されて横方向へ延びている。ウエスト弾性部材4は、糸状を呈し、その複数条が縦方向へ所与寸法離間して並んでいる。レッグ弾性部材3とウエスト弾性部材4とは、アウターシート2を形成する不織布8,9の間に介在し、それら不織布8,9の対向面に接着剤(図示せず)を介して固着されている。なお、それら弾性部材3,4は、胴周り側部14と股下内端部16とにおいてそれら不織布8,9に固着されていればよく、側部14と端部16と間においてそれら不織布8,9に固着されていなくてもよい。
アウターシート2とレッグ弾性部材3との固着時では、シート2を横方向へ所定の伸長倍率に伸長するとともに、レッグ弾性部材3を脚周り方向へ所定の伸長倍率に伸長した状態にある。アウターシート2とレッグ弾性部材3との固着後は、それらの伸長が解除され、シート2とレッグ弾性部材3とが収縮する。アウターシート2とレッグ弾性部材3とは、それらの伸長を解除した後の脚周り方向における収縮寸法が略同一である。ゆえに、レッグ弾性部材3が収縮したとしても、その収縮によってアウターシート2の脚周り側部15に不規則な多数の皺が形成されることはない。アウターシート2では、脚周り側部15がシート2の厚み方向へ起伏することがない
アウターシート2は、所定の残留歪みを有し、それを伸長した後に伸長状態を解除し、それを収縮させた場合、伸長前の寸法と収縮後の寸法とに差(ヒステリシス差)が生じる。同様に、レッグ弾性部材3も所定の残留歪みを有し、それを伸長した後に伸長状態を解除し、それを収縮させた場合、伸長前の寸法と収縮後の寸法とに差(ヒステリシス差)が生じる。残留歪みは、シート2やレッグ弾性部材3の材質、長さ、幅、厚みによってその値が異なるので、アウターシート2の残留歪みとレッグ弾性部材3のそれとは異なることが一般的である。
アウターシート2とレッグ弾性部材3との残留歪みが異なる場合、シート2とレッグ弾性部材3とを同一倍率に伸長し、それらを互いに固着したとしても、それらの残留歪みの差によって一方の収縮寸法と他方のそれとが異なり、脚周り側部15に皺が形成されてしまう。しかし、この物品1では、アウターシート2やレッグ弾性部材3の残留歪みを考慮しつつ、それらの脚周り方向への収縮寸法が略同一となるように、シート2やレッグ弾性部材3の伸長倍率が設定されているので、それらが収縮したとしても、脚周り側部15に皺が形成されることはない。
アウターシート2とウエスト弾性部材4との固着時では、シート2を横方向へ所定の伸長倍率に伸長するとともに、ウエスト弾性部材4を横方向へ所定の伸長倍率に伸長した状態にある。アウターシート2とウエスト弾性部材4との固着後は、それらの伸長が解除され、シート2とウエスト弾性部材4とが収縮する。アウターシート2とウエスト弾性部材4とは、それらの伸長を解除した後の横方向における収縮寸法が略同一である。ゆえに、ウエスト弾性部材4が収縮したとしても、その収縮によってアウターシート2の胴周り端部13に不規則な多数の皺が形成されることはない。アウターシート2では、胴周り端部13がシート2の厚み方向へ起伏することがない
ウエスト弾性部材4は、所定の残留歪みを有し、それを伸長した後に伸長状態を解除し、それを収縮させた場合、伸長前の寸法と収縮後の寸法とに差(ヒステリシス差)が生じる。残留歪みは、上述のように、シート2やウエスト弾性部材4の材質、長さ、幅、厚みによってその値が異なるので、アウターシート2の残留歪みとウエスト弾性部材4のそれとは異なることが一般的である。
アウターシート2とウエスト弾性部材4との残留歪みが異なる場合、シート2とウエスト弾性部材4とを同一倍率に伸長し、それらを互いに固着したとしても、それらの残留歪みの差によって一方の収縮寸法と他方のそれとが異なり、胴周り端部13に皺が形成されてしまう。しかし、この物品1では、アウターシート2やウエスト弾性部材4の残留歪みを考慮しつつ、それらの横方向への収縮寸法が略同一となるように、シート2やウエスト弾性部材4の伸長倍率が設定されているので、それらが収縮したとしても、胴周り端部13に皺が形成されることはない。
なお、アウターシート2とレッグ弾性部材3およびウエスト弾性部材4との残留歪みが同一の場合は、それらの伸長倍率が異なると、シート2とそれら弾性部材3,4とを固着したときに一方の収縮力が他方を縮めてしまい、胴周り端部13と脚周り側部15とに皺が形成されてしまうので、シート2とそれら弾性部材3,4とを同一倍率で伸長しつつ、それらを互いに固着する。
アウターシート2の前後胴周り域10,12には、レッグ弾性部材3とウエスト弾性部材4との間に位置して横方向へ延びる複数条の補助弾性部材が取り付けられていてもよい。アウターシート2に補助弾性部材を取り付ける場合は、シート2と補助弾性部材との伸長を解除した後のそれらの横方向における収縮寸法が略同一となるように、シート2や補助弾性部材の伸長倍率を設定し、シート2と補助弾性部材とを横方向へ所定の倍率に伸長した状態でそれらを互いに固着する。
アウターシート2は、それを10〜20%の伸長倍率で伸長したときに伸長応力が0.05〜0.5N/25mmの範囲にあることが好ましく、その坪量が20〜150g/mの範囲にあることが好ましい。アウターシート2を形成する伸縮性不織布8,9は、縦横方向と胴周り方向とへ100〜400%伸長可能であることが好ましい。不織布8,9は、それらの残留歪みが同一である。
伸縮性不織布8,9には、メルトブローンやスパンボンド、スパンレースの各製法により製造されたものを使用することができる。不織布8,9の構成繊維には、熱可塑性エラストマー樹脂を溶融、紡糸した伸縮性繊維を使用することができる。不織布8,9では、それの試験片(直径1mm、長さ3mm)を50%伸長(2回伸長、雰囲気20℃)した後の残留歪みが16%以下であることが好ましい。また、不織布8,9の試験片(直径1mm、長さ100mm)を50%伸長(1回伸長、引っ張り速度100mm/min、雰囲気40℃)した後の応力をS1とするとともに、試験片(直径1mm、長さ100mm)を50%伸長(1回伸長、雰囲気40℃)した状態で120分間放置した後の応力をS2とし、S2/S1で表される応力保持率が0.2以上であることが好ましい。このような物性を有する不織布8,9は、伸長率が大きく、長時間伸長状態を維持した場合の伸長応力の低下が少なく、さらに、複数回の伸縮に十分耐え得る。
レッグ弾性部材3およびウエスト弾性部材4は、天然ゴムや合成ゴムを使用することができ、糸状の他に、帯状であってもよい。それら弾性部材3,4は、200〜700%伸長可能であることが好ましい。また、それら弾性部材3,4には、フォームラバーを使用することもできる。
アウターシート2は、互いに重なり合う伸縮性かつ疎水性繊維不織布と伸縮性かつ通気不透液性プラスチックフィルムとを接合した複合シートから形成されていてもよい。フィルムの物性は、上述した伸縮性不織布のそれと同一であることが好ましい。フィルムの物性が不織布のそれと異なる場合であってそれらを伸長状態で固着するには、フィルムや不織布の残留歪みを考慮しつつ、それらの収縮寸法が略同一となるように、フィルムや不織布の伸長倍率を設定する。
アウターシート2には、熱可塑性エラストマー樹脂繊維からなる伸縮性かつ疎水性繊維不織布の少なくとも片面に、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステルのいずれかの熱可塑性合成樹脂を溶融、紡糸した捲縮繊維からなる疎水性繊維不織布を重ね合わせた複合不織布を使用することもできる。
パネル5は、肌当接側に位置する非伸縮性かつ透液性表面シート19と、肌非当接側に位置する非伸縮性かつ不透液性裏面シート20と、表裏面シート19,20の間に介在する吸液性コア21とから形成されている。パネル5は、その平面形状が略矩形を呈し、前後胴周り域10,12間に延びている。パネル5では、その両端部5aがコア21の両端縁21aから縦方向外方へ延びる表裏面シート19,20から形成され、その両側部5bがコア21の両側縁21bから幅方向外方へ延びる表裏面シート19,20から形成されている。両端部5aと両側部5bとでは、表裏面シート19,20が互いに重なり合い、それらシート19,20の内面どうしが接着剤(図示せず)を介して固着されている。コア21は、表裏面シート19,20の内面に接着剤(図示せず)を介して固着されている。
パネル5の両側部5bには、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材22が配置されている。弾性部材22は、縦方向へ所定の倍率に伸長させた状態で両側部5bに取り付けられており、縦方向へ収縮可能である。弾性部材22は、表裏面シート19,20の間に介在し、それらシート19,20の内面に接着剤(図示せず)を介して固着されている。両側部5bには、弾性部材22の収縮によって不規則な多数の皺が形成されている。
パネル5は、その両端部5aがアウターシート2に取り付けられ、その中央部5cがアウターシート2の股下端部16に取り付けられている。パネル5は、それを形成する裏面シート20の外面がアウターシート2を形成する不織布8の外面に接着剤23を介して固着されている。パネル5の両端部5aと中央部5cとを除く残余の部位は、アウターシート2に固着されておらず、シート2から遊離している。両端部5aは、シート2に部分的に固着されていることが好ましい。
図2の状態から図1のパンツ型に成形するには、パネル5を内側にして股下域11を折り曲げ、それらアウターシート2a,2bの胴周り側部14を重ね合わせた後、胴周り側部14の側縁17近傍を多数の熱融着線18(図1参照)で固着すればよい。
物品1は、アウターシート2の胴周り端部13と脚周り側部15とに皺が形成されておらず、端部13と側部15とが実質的に平坦であり、物品1を着用したときに、着用者の肌と胴周り端部13および脚周り側部15との間に隙間が生じることはなく、端部13や側部15から排泄物が漏れてしまうことはない。物品1は、端部13と側部15とに皺がないので、着用した物品1に対する不快感がない。物品1は、レッグ弾性部材3と弾性部材22とが環状を形成するので、それら弾性部材3,22によって着用者の脚部全周を締め付けることができる。
図5は、アウターシート2の平面図である。アウターシート2では、ウエスト弾性部材4の伸長応力がレッグ弾性部材3のそれよりも大きい。アウターシート2では、その胴周り端部13における横方向の伸長応力が脚周り側部15における脚周り方向のそれよりも大きく、胴周り端部13と脚周り側部15とを除くシート2の残余部24の横方向のそれよりも大きい。また、胴周り側部15には、レッグ弾性部材3が取り付けられているので、シート2の脚周り側部15における脚周り方向の伸長応力が胴周り端部13と脚周り側部15とを除くシート2の残余部24の横方向のそれよりも大きい。アウターシート2では、胴周り端部13における横方向の伸長応力が0.2〜0.6N/25mmの範囲、脚周り側部15における脚周り方向の伸長応力が0.1〜0.4N/25mmの範囲にあり、残余部24の横方向の伸長応力が0.08〜0.35N/25mmの範囲にあることが好ましい。それら伸長応力は、弾性部材3,4とともにアウターシート2を110〜120%伸長したときの値である。
アウターシート2の胴周り端部13の伸長応力が脚周り側部15のそれよりも小さく、胴周り端部13の伸長応力が0.2N/25mm未満であると、着用者の脚部の動きが脚周り側部15に伝わって側部15がずれ動いたときに、それに連動して胴周り端部13がずれ動き、物品1が着用者の胴部から簡単にずれ下がってしまう場合がある。胴周り端部13の伸長応力が0.6N/25mmを超過し、かつ、残余部24の伸長応力が0.35N/25mmを超過すると、胴周り端部13と残余部24とが着用者の胴部を締めすぎてしまい、物品1の着用中に不快感がある。
脚周り側部15の伸長応力が0.1N/25mm未満であると、脚周り側部15で着用者の脚部を十分に締め付けることができず、脚周り側部15から排泄物が漏れてしまう場合がある。脚周り側部15の伸長応力が0.4N/25mmを超過すると、脚周り側部15が着用者の脚部を締め付け過ぎてしまい、側部15によって脚部の動きが抑制されてしまう。
図6,7は、アウターシート2の製造ラインの一例を示す概略図と、分割する以前の状態のシート2の平面図とであり、図8は、アウターシート2にパネル5を取り付けるときの図である。図6では、長さ方向を矢印Lで示し、幅方向を矢印Mで示す。
製造ラインでは、アウターシート2を形成する不織布8,9と、レッグ弾性部材3およびウエスト弾性部材4とが矢印L1で示す長さ方向へ連続して移動し、不織布8,9と、レッグ弾性部材3およびウエスト弾性部材4とにそれらの長さ方向へ所定の張力が加えられている。ラインでは、アウターシート2の長さ方向中心線25に対するレッグ弾性部材3の角度が略30〜40度の範囲にある。レッグ弾性部材3は、アウターシート2の幅方向へ離間と交差とを繰り返すように、シート2の長さ方向へジグザグを画いて延びている。ウエスト弾性部材4は、縦中心線25と平行かつシート2の長さ方向へ略直状に延びている。
ラインでは、不織布8,9(アウターシート2)とそれら弾性部材3,4との残留歪みが略同一になるように、弾性部材3,4と不織布8,9とに対する伸長倍率が調節されている。弾性部材3,4は、不織布8,9の間に進入し、それら不織布8,9の対向面に固着される。接着剤は、図示はしていないが、それら不織布8,9のうちの少なくとも一方の対向面に断続的に塗布されている。
アウターシート2にそれら弾性部材3,4を固着した後は、レッグ弾性部材3に囲繞されたシート2の部分26が切除されるとともに、シート2と弾性部材3,4とが幅方向へ延びる第1切断線27で切断され、図7のアウターシート2が製造される。
アウターシート2は、図7の状態から中心線25の両側に延びる第2切断線28で切断されてその幅方向中央部の一部が切除され、第1および第2アウターシート2a,2bに分割される。シート2を分割した後は、第1および第2アウターシート2a,2bを幅方向へ所与寸法離間させ、それらシート2a,2bの内側にパネル5を固着する。それらシート2a,2bの股下域11における離間寸法は、4〜6cmの範囲にあることが好ましい。
表面シート19には、親水性繊維不織布や多数の開孔を有する疎水性繊維不織布、微細な多数の開孔を有するプラスチックフィルムのいずれかを使用することができる。裏面シート20には、疎水性繊維不織布や通気不透液性プラスチックフィルム、2枚の疎水性繊維不織布をラミネートした複合不織布、疎水性繊維不織布と通気不透液性プラスチックフィルムとをラミネートした複合シートのいずれかを使用することができる。裏面シート20には、高い耐水性を有するメルトブローン法による繊維不織布の少なくとも片面に、高い強度と優れた柔軟性とを有するスパンボンド法による繊維不織布をラミネートした複合不織布を使用することもできる。
表裏面シート19,20を形成する不織布としては、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンボンド、ケミカルボンドの各製法により製造されたものを使用することができる。不織布の構成繊維としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系の各繊維、ポリエチレン/ポリプロピレンやポリエチレン/ポリエステルからなる芯鞘型複合繊維または並列型複合繊維を使用することができる。
コア21は、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物、または、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子と熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所定の厚みに圧縮されている。コア21は、それの型崩れやポリマー粒子の脱落を防止するため、全体がティッシュペーパーや親水性繊維不織布等の透液性シートに包被されていることが好ましい。接着剤には、ホットメルト型接着剤やアクリル系接着剤、ゴム系接着剤を使用することができる。
シート2,19,20どうしの固着、シート2に対する弾性部材3,4の固着、シート19,20に対するコア21の固着には、接着剤の他に、ヒートシールやソニックシール等の熱による溶着手段を利用することもできる。
1 パンツ型の使い捨て着用物品
2 伸縮性アウターシート
レッグ弾性部材
ウエスト弾性部材
5 液吸収パネル
6 胴周り開口
7 脚周り開口
8 伸縮性かつ疎水性繊維不織布
9 伸縮性かつ疎水性繊維不織布
10 前胴周り域
11 股下域
12 後胴周り域
13 胴周り端部
14 胴周り側部
15 脚周り側部
19 透液性表面シート
20 不透液性裏面シート
21 吸液性コア
24 残余部

Claims (7)

  1. 互いに対向する前後胴周り域およびそれら胴周り域の間に位置する股下域を画成する伸縮性アウターシートと、前記アウターシートの内側に取り付けられて前記前後胴周り域間に延びる液吸収パネルとから構成され、前記アウターシートが、前記前後胴周り域に横方向へ延びる胴周り端部および縦方向へ延びる胴周り側部と、前記股下域に脚周り方向へ延びる脚周り側部とを備え、前記胴周り側部が連結されて胴周り開口と一対の脚周り開口とが形成され、脚周り方向へ延びる脚周り第1弾性部材が前記アウターシートの脚周り側部に取り付けられたパンツ型の使い捨て着用物品において、
    前記物品では、前記アウターシートを横方向へ所定の倍率に伸長し、前記第1弾性部材を脚周り方向へ所定の倍率に伸長しつつ、前記アウターシートと前記第1弾性部材とが互いに固着され、前記アウターシートと前記第1弾性部材との伸長を解除した後のそれらの脚周り方向における収縮寸法が略同一であり、前記脚周り側部が前記アウターシートの厚み方向へ起伏することなく、実質的に平坦であることを特徴とする前記着用物品。
  2. 横方向へ延びる胴周り第2弾性部材が、前記アウターシートの胴周り端部に取り付けられ、前記物品では、前記アウターシートを横方向へ所定の倍率に伸長し、前記第2弾性部材を横方向へ所定の倍率に伸長しつつ、前記アウターシートと前記第2弾性部材とが互いに固着され、前記アウターシートと前記第2弾性部材との伸長を解除した後のそれらの横方向における収縮寸法が略同一であり、前記胴周り端部が前記アウターシートの厚み方向へ起伏することなく、実質的に平坦である請求項1に記載の着用物品。
  3. 前記アウターシートの胴周り端部における横方向の伸長応力が、前記アウターシートの脚周り側部における脚周り方向の伸長応力よりも大きく、前記胴周り端部と前記脚周り側部とを除く前記アウターシートの残余部の横方向の伸長応力よりも大きい請求項2に記載の着用物品。
  4. 前記アウターシートの脚周り側部における脚周り方向の伸長応力が、前記胴周り端部と前記脚周り側部とを除く前記アウターシートの残余部の横方向の伸長応力よりも大きい請求項1ないし請求項3いずれかに記載の着用物品。
  5. 前記アウターシートが、互いに重なり合う伸縮性かつ疎水性繊維不織布を接合した複合不織布から形成され、前記第1および第2弾性部材が、それら不織布の間に介在している請求項2ないし請求項4いずれかに記載の着用物品。
  6. 前記アウターシートが、互いに重なり合う伸縮性かつ疎水性繊維不織布と伸縮性かつ通気不透液性プラスチックフィルムとを接合した複合シートから形成され、前記第1および第2弾性部材が、前記不織布と前記フィルムとの間に介在している請求項2ないし請求項4いずれかに記載の着用物品。
  7. 前記パネルが、肌当接側に位置する透液性表面シートと、肌非当接側に位置する不透液性裏面シートと、前記表裏面シートの間に介在する吸液性コアとから形成されている請求項1ないし請求項6いずれかに記載の着用物品。
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