JPH08182279A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JPH08182279A
JPH08182279A JP6325305A JP32530594A JPH08182279A JP H08182279 A JPH08182279 A JP H08182279A JP 6325305 A JP6325305 A JP 6325305A JP 32530594 A JP32530594 A JP 32530594A JP H08182279 A JPH08182279 A JP H08182279A
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cooling
fins
generator
conducting element
vehicle alternator
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Katsumi Adachi
克己 足立
Kazunori Tanaka
和徳 田中
Kyoko Kurusu
恭子 来栖
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/04Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for rectification
    • H02K11/049Rectifiers associated with stationary parts, e.g. stator cores
    • H02K11/05Rectifiers associated with casings, enclosures or brackets

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸方向の寸法を短縮できる、また冷却効率の
良い車両用交流発電機を得る。 【構成】 円弧帯状に形成された正極側及び負極側の冷
却板32、33にダイオード34a、34bをおのおの
半田付し、径方向に対向するL字状のリード34al、
34blとサーキットボード36の接続端子36aとを
一括してスポット溶接して整流装置21を構成し、図示
しないブラケット内に収容した。冷却板32には冷却フ
ィン32aが放射状に設けられているので冷却風の流れ
が良く効率的に冷却される。冷却板33はブラケットに
直付されてブラケットから放熱される。各ダイオード3
4a、34bは発電機の径方向に重なるように配置され
ているので、軸方向の長さが短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両に用いられる車両
用交流発電機、特にその整流装置及びその関連部分の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図24は従来の車両用交流発電機を示す
断面図、図25は車両用交流発電機の回路図、図26は
従来の車両用交流発電機の整流装置を示す斜視図、図2
7は図26の整流装置を図の下方から見て示す底面図で
ある。図28は、電機子と整流装置の組付け手順を説明
するための説明図である。これらの図において1はフロ
ントブラケット、2はリヤブラケット、3は回転軸であ
り、回転軸3はフロントブラケット1とリヤブラケット
2に、軸受4a、軸受4bを介して回転自在に支持され
ている。5a、5bは界磁鉄心、6はコイル組立品であ
り、界磁鉄心5a、5bは外周部に複数の磁極爪と内周
部に筒部を有し、上記磁極爪を噛合わせる如く軸方向に
対向させてコイル組立品6を内装し、回転軸3に嵌着さ
れている。
【0003】7a、7bは遠心式の冷却ファンで、界磁
鉄心5a、5bの側面にスポット溶接により固着されて
いる。8は集電装置であり、回転軸3に嵌着され、上記
コイル組立品6と電気的に接続され、界磁鉄心5a、5
bと一体的に回転する。9は電機子であり、電機子鉄心
9aと電機子巻線9bとを有し、電機子鉄心9aに電機
子巻線9bが巻装されている。電機子巻線9bの端部に
は、図28に示されるように接続端子群9cが設けら
れ、電機子鉄心9aの一方の端部から引出されL字状に
されている。
【0004】接続端子群9cは、図25及び図28に示
されるように、電機子9の三相の引出し線9ca、9c
b、9ccと、中性点からの引出し線9cnを有してい
る。また、電機子鉄心9aはフロントブラケット1とリ
ヤブラケット2とに挟持され、微少空隙を介して界磁鉄
心5a、5bが対向している。
【0005】10は電圧調整器、11は整流装置であ
り、ともにリヤブラケット2に内装されており、整流装
置11は次のように構成されている。12は正極側冷却
板、13は負極側冷却板、14a、14bは冷却板1
2、13にそれぞれ支持された正極側ダイオード、負極
側ダイオードである。正極側冷却板12、負極側冷却板
13は、図24、図26、図27に示されるように、各
々、回転軸と直角方向に突出されかつ回転軸と平行に延
びる直線状の冷却用のフィン12a、13aを複数個有
する。
【0006】各冷却板12、13の、冷却用のフィン1
2a、13aが設けられた面と反対側の回転軸3と平行
な面には、長方形のダイオードの取付穴12b、13b
(図27)が形成され、所定間隔をおいてダイオード1
4a、14bの平板状のベース電極面が半田付にて接続
されている。そして、正極側冷却板12と負極側冷却板
13とは、各ダイオード14a、14bの背面が径方向
対向するようにして組合わされている。正極側と負極側
のダイオード14a、14bの対をなすリード14a
l、14blは図24、図26に示されるように回転軸
3に平行に電機子コイル9bの方へ引出され、後述のサ
ーキットボード16の接続端子16aと一箇所にまとめ
られ、これも後述の仕切板17のガイド17a(図28
参照)によって導入される電機子巻線9bの接続端子群
9cの各引出し線9ca〜9cc、9cnと半田接続さ
れる。
【0007】なお、4個のダイオード14aはカソード
側が平板電極にされアノード側に接続用のリード14a
lが設けられ、樹脂にてモールド成形されたパッケージ
タイプのものである。また、4個のダイオード14bは
アノード側が平板電極にされカソード側に接続用のリー
ド14blが設けられ、樹脂にてモールド成形されたパ
ッケージタイプのものである。そして、各ダイオード1
4a、14bは図25、図27に示されるように、冷却
板12、13におのおのカソード側、アノード側を共通
にして半田付をされている。
【0008】15は正極側冷却板12と負極側冷却板1
3の間に介され両者を絶縁する鍔付円筒状のモールドイ
ンシュレータ、16はサーキットボードである。このサ
ーキットボード16は電機子巻線9b、電圧調整器1
0、ダイオード14a、14bを電気的に接続するため
の中継をしている。また、16b、16c(図25、図
26参照)は電圧調整器10との接続部であり、電圧調
整器10からの接続線が半田接続される。整流装置11
は以上の各冷却板12、13ないしサーキットボード1
6にて構成されている。17は冷却ファン7bのブレー
ド対向面を形成する仕切板であり、冷却ファン7bの冷
却風量を確保するためのものである。
【0009】電機子9の組付けは、整流装置11を他の
部品と共にリヤブラケット2に内装した後、図28に示
されるように、あらかじめガイド17aに沿うようにL
字状に曲げ成形された電機子巻線の接続端子群9cを合
わせるようにして行い、電機子の内周側から接続端子群
9cをリード14al、14blに半田付をする。その
後、回転軸3に嵌着された界磁鉄心5a、5bを電機子
9内に挿入する。
【0010】また、図29の回路図に示されるように、
電機子巻線9bの接続端子群9cに中性点からの引出し
線9cnのないタイプの電機子の場合、図28における
中性点からの引出し線9cnに対応するサーキットボー
ド16の接続端子16aを一つ空きにする。もちろん、
この場合は引出し線9cnに対応するダイオード14
a、14bは不要である。
【0011】以上のように構成された車両用交流発電機
は、図示しないエンジンによりプーリを介して駆動さ
れ、回転軸3及び界磁鉄心5a、5bが回転することに
より電機子巻線9bに三相交流電力が発生する。整流装
置11はこの電機子巻線9bに発生した交流を図25に
示されるように三相全波整流して負荷に供給する。この
とき、冷却ファン7bは界磁鉄心5bとともに回転し、
図24の矢印A、Bの如く外気を吸入して冷却板12、
13、ダイオード14a、14b及び電機子コイル9b
を冷却して、機外へ排出する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用交流発電
機は、上記のように構成されているために次のような問
題点があった。 a.正極側ダイオード14a及び負極側ダイオード14
bは、その平板状電極が図24に示されるように回転軸
と平行な平面上に配設されているために、車両用交流発
電機の軸方向の長さが長くなる。 b.冷却板12、13の、正極側ダイオード14aある
いは負極側ダイオード14bが固着されている面が、回
転軸と平行であるため、図24の矢印A、Bに示される
ように冷却ファン7bによる吸入外気流の流れが悪く、
冷却用のフィン12a、13aの冷却効率が悪い。
【0013】c.また、冷却用のフィン12a、13a
は、各冷却用のフィンが平行に形成されているため、冷
却ファンによる冷却風の流れに沿いにくく、この点から
も冷却能力の低下をきたしている。 d.さらに、外径側に位置する負極側の冷却用のフィン
13aが図27に示される如く直線状に並列に並び、全
体として立方体となっているので、小径の円筒状のリヤ
ブラケット2に内装する場合に、リヤブラケットを部分
的に角形に突出させた形状にする必要があり、車両への
登載に制約を受ける。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、次のような車両用交流発電機を
得ることを目的とする。 e.車両用交流発電機の軸方向の長さを短縮できる。 f.整流装置の冷却効率を良くすることができる。 g.さらに、電機子コイルと整流装置との接続作業を容
易にできる。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
交流発電機は、正極側及び負極側の一方向導通素子をそ
れぞれ支持する正極側及び負極側の支持部材を有する整
流装置を備えた車両用交流発電機において、正極側の一
方向導通素子と負極側の一方向導通素子とを回転軸と直
交するほぼ同じ平面上に位置するように各支持部材に支
持させたものである。
【0016】請求項2に記載の車両用交流発電機は、両
支持部材を内径の異なるほぼ円弧帯状の平面を有する第
1及び第2の支持部材にて構成して各平面が回転軸と直
交するほぼ同じ平面上にあってかつ第1及び第2の支持
部材が径方向に重なるように配設し、各平面に一方向導
通素子を支持させたものである。
【0017】請求項3に記載の車両用交流発電機は、第
1及び第2の支持部材に回転軸の軸方向に互いに重なる
重ね合せ部を設け、重ね合せ部を締付部材により軸方向
に締付けることにより両支持部材を一体にしたものであ
る。
【0018】請求項4に記載の車両用交流発電機は、外
気を発電機本体の内部へ通風して冷却する冷却ファン及
び各支持部材の各一方向導通素子が支持された側と反対
側に突出した冷却用のフィンをおのおの設け、冷却ファ
ンにより各冷却用のフィンを冷却するようにしたもので
ある。
【0019】請求項5に記載の車両用交流発電機は、外
気を発電機本体の内部へ通風して冷却する冷却ファン
と、両支持部材のいずれか一方の一方向導通素子が支持
された側と反対側に突出した冷却用のフィンと、ケーシ
ング部材に回転軸の軸方向に内側から外側へ向って凹設
された凹設部とを設け、冷却用のフィンが突設した支持
部材を凹設部に収容するとともに両支持部材のうちの他
方を熱を伝えうるようにケーシング部材に固着し、冷却
ファンにより冷却用のフィンを冷却するようにしたもの
である。
【0020】請求項6に記載の車両用交流発電機は、ケ
ーシング部材の両支持部材のうちの他方が固着された部
分の外側に放熱用のフィンを設け、冷却ファンにより冷
却用のフィン及び放熱用のフィンを冷却するようにした
ものである。
【0021】請求項7に記載の車両用交流発電機は、両
支持部材をケーシング部材にともに熱を伝えうるように
かつ少なくともいずれか一方は絶縁部材を介して固着し
たものである。
【0022】請求項8に記載の車両用交流発電機は、外
気を発電機本体の内部へ通風して冷却する冷却ファンを
設けるとともにケーシング部材の両支持部材が固着され
た部分の外側に放熱用のフィンを設け、冷却ファンによ
り放熱用のフィンを冷却するようにしたものである。
【0023】請求項9に記載の車両用交流発電機は、支
持部材を熱伝導性の弾性部材を介してケーシング部材に
固着したものである。
【0024】請求項10に記載の車両用交流発電機は、
ケーシング部材は、回転子を回転自在に支持するブラケ
ットであるものである。
【0025】請求項11に記載の車両用交流発電機は、
ケーシング部材は、回転子を回転自在に支持するブラケ
ットの外側に設けられたカバーであるものである。
【0026】請求項12に記載の車両用交流発電機は、
冷却用のフィンあるいは放熱用のフィンを回転軸を中心
としてほぼ放射状に形成したものである。
【0027】請求項13に記載の車両用交流発電機は、
冷却用及び放熱用のフィンを両フィンのピッチ角を合わ
せて回転軸を中心としてほぼ放射状にかつ両フィンが径
方向に重なるようにそれぞれ複数個形成するとともにケ
ーシング部材の放熱用のフィン同士の間にケーシング部
材を径方向に貫通する貫通孔を設けたものである。
【0028】請求項14に記載の車両用交流発電機は、
正極側の一方向導通素子に接続された第1の接続導体と
負極側の一方向導通素子に接続された第2の接続導体と
を間に第3の接続導体を挟んで対向させ三者の接続導体
を電気的に接続したものである。
【0029】請求項15に記載の車両用交流発電機は、
正極側の一方向導通素子に接続された第1の接続導体と
負極側の一方向導通素子に接続された第2の接続導体と
を回転軸の軸方向に重ねて第3の導体に締付手段により
電気的に接続しうるようにしたものである。
【0030】請求項16に記載の車両用交流発電機は、
絶縁成形材料により第3の導体と一体に成形された絶縁
支持部材を設け、この絶縁支持部材を両支持部材の少な
くとも一方と回転軸の軸方向に重なるように配設したも
のである。
【0031】請求項17に記載の車両用交流発電機は、
正極側の一方向導通素子あるいは負極側の一方向導通素
子のうち径方向内側に位置するほうの一方向導通素子の
形状を円形あるい隅部を落したものとしたものである。
【0032】
【作用】請求項1における車両用交流発電機において
は、支持部材により正極側の一方向導通素子と負極側の
一方向導通素子とを回転軸と直交するほぼ同じ平面上に
位置するように支持させることにより、正極側の一方向
導通素子と負極側の一方向導通素子とが回転軸と直交す
る方向に重なる配置となり、すなわち車両用交流発電機
の径方向に重なる配置となり、車両用交流発電機の軸方
向の長さが短くなる。
【0033】請求項2における車両用交流発電機におい
ては、正極側の一方向導通素子と負極側の一方向導通素
子及び第1の支持部材と第2の支持部材が回転軸と直交
する方向に重なる配置となり、すなわち車両用交流発電
機の径方向に重なる配置となり、車両用交流発電機の軸
方向の長さが短くなる。
【0034】請求項3における車両用交流発電機におい
ては、第1及び第2の支持部材に設けられた重ね合せ部
を締付部材により軸方向に締付けることができるので、
両支持部材の一体化が容易である。
【0035】請求項4における車両用交流発電機におい
ては、各支持部材に設けられた冷却用のフィンが冷却フ
ァンによる冷却風により冷却されるので、冷却効率が良
い。
【0036】請求項5における車両用交流発電機におい
ては、両支持部材のうちの他方からケーシング部材へ熱
が伝えられ、ケーシング部材が外気へ放熱する。すなわ
ち、ケーシング部材が冷却用のフィンの役割を果し、ケ
ーシング部材を多目的に活用でき、支持部材に冷却用の
フィンを設けなくとも効果的に冷却される。
【0037】請求項6における車両用交流発電機におい
ては、ケーシング部材に設けられた放熱用のフィンが冷
却ファンにより冷却されるので、冷却効率が向上する。
【0038】請求項7における車両用交流発電機におい
ては、両支持部材からケーシング部材へ熱が伝えられ、
ケーシング部材から外気あるいは冷却水等の冷却媒体へ
熱が伝えられる。ケーシング部材を冷却媒体への熱伝達
の仲介に利用でき、ケーシング部材を多目的に活用でき
る。
【0039】請求項8における車両用交流発電機におい
ては、両支持部材からケーシング部材へ熱が伝えられ、
ケーシング部材に設けられた放熱用のフィンが冷却ファ
ンにより冷却されるので、冷却効率がよい。また、ケー
シング部材に纏めて放熱用のフィンを設けることができ
るので、各支持部材に別々に冷却用のフィンを設けるよ
りも製作が容易となる。
【0040】請求項9における車両用交流発電機におい
ては、支持部材とケーシング部材との間に多少の間隙が
あっても弾性部材が弾性変形することにより吸収する。
従って、両者の接触面積を確実に確保できるし、両者の
接触部を厳密に仕上げなくともよい。また、接触面積の
確保により、支持部材からケーシング部材へ熱を効率よ
く伝えることができる。
【0041】請求項10における車両用交流発電機にお
いては、支持部材からブラケットへ熱が伝えられ、ブラ
ケットから外気あるいは冷却水等の冷却媒体へ熱が伝え
られる。ブラケットを冷却媒体への熱伝達の仲介に利用
することにより、ブラケットを多目的に活用できる。
【0042】請求項11における車両用交流発電機にお
いては、支持部材からカバーへ熱が伝えられ、カバーか
ら外気あるいは冷却水等の冷却媒体へ熱が伝えられる。
カバーを冷却媒体への熱伝達の仲介に利用することによ
り、カバーを多目的に活用できる。
【0043】請求項12における車両用交流発電機にお
いては、放射状に形成された冷却用のフィンや放熱用の
フィンに沿って冷却ファンによる冷却風が流れるので、
風の流れが良くなり、効率冷却も向上する。
【0044】請求項13における車両用交流発電機にお
いては、冷却用及び放熱用のフィンが両フィンのピッチ
角を合わせて回転軸を中心としてほぼ放射状にかつ両フ
ィンが径方向に重なるようにそれぞれ複数個形成され、
両者に沿って冷却風が円滑に流れるので、冷却効率が向
上する。また、放熱用のフィン同士の間に設けられケー
シング部材を貫通する貫通孔を通って冷却風が発電機本
体の機内に流入するので、この点からも冷却風の流れが
改善される。
【0045】請求項14における車両用交流発電機にお
いては、第1の接続導体と第2の接続導体と第3の接続
導体とを一括して例えばスポット溶接、半田付などによ
り接続可能となるので、接続導体の接続が容易となり、
作業工数も少なくなる。
【0046】請求項15における車両用交流発電機にお
いては、第1の接続導体と第2の接続導体とを回転軸の
軸方向に重ねて第3の導体に締付手段により電気的に接
続できるので、接続導体の接続を半田付等によることな
く行うことができる。従って、接続作業が容易であり、
作業工数も少なくなる。
【0047】請求項16における車両用交流発電機にお
いては、第3の接続導体と一体に成形された絶縁支持部
材を設け、この絶縁支持部材を両支持部材の少なくとも
一方と回転軸の軸方向に重なるように配設することによ
り、少ない容積の中で、第3の接続導体と第1及び第2
の接続導体との接続処理を行うことができる。また、接
続作業が容易となり、作業工数も少なくなる。
【0048】請求項17における車両用交流発電機にお
いては、径方向内側に位置するほうの一方向導通素子の
形状が円形あるい隅部を落したものであるので、一方向
導通素子を取付面に放射状に配設するとき干渉しないの
で、近接して配設することができる。従って、冷却板が
小さくなり、整流装置が小形になる。
【0049】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図1〜図11につ
いて説明する。図1は整流装置の斜視図、図2は図1に
示される整流装置を上方すなわち電機子側から見て示す
正面図、図3はリヤブラケット側から見て示す背面図で
ある。図4は整流装置の部分組立図、図5は図4の切断
面V−Vにおける断面を示す断面図、図6は正極側の冷
却板の正面図、図7は負極側の冷却板の正面図である。
図8はサーキットボードの正面図、図9は図8の切断面
IX−IXにおける断面を示す断面図、図10は車両用
交流発電機の要部を示す断面図、図11は車両用交流発
電機をリヤ側である図10の左方から見て示す部分図で
ある。
【0050】これらの図において、21は整流装置、2
2はケーシング部材としてのリヤブラケットであり、リ
ヤブラケット22は、図10、図11に示されるように
円形のカップ状の中心部が図10における左方に凹設さ
れた凹設部22aが設けられている。凹設部22aの外
周部及び負極側の冷却板33(後述)が直付けされる直
付部22bには、後述の正極側の冷却板32の冷却フィ
ン32bのピッチ角と同じピッチ角の放熱用のフィンと
してのフィン22cが一体に放射状に複数個形成されて
いる。なお、フィン22cの断面は図10の左下部にフ
ィン22cと重ねて点線Sで示されるような山形の形状
をしている。
【0051】凹設部22aの軸方向外側部分(図10に
おける左側部分)には、凹設部22aを軸方向に貫通す
る長孔状の通風孔22d(図11を参照)が径方向に2
個、全周に6ヶ所計12個設けられている。凹設部22
aの外周部の各フィン22cの間には回転軸3を中心と
して放射状に貫通する通風孔22eが形成されている。
また、電機子巻線9bの接続端子群29cに対向するリ
ヤブラケット22の最外周部22fの図10における左
側部分には通風孔22gが、最外周部22fの右側の電
機子コイル9bのコイルエンドに対向する部分には通風
孔22hが設けられている。
【0052】32は正極側の支持部材及び第1の支持部
材としての正極側の冷却板の冷却板であり、略円弧帯状
に形成され、一方の側が平面状の取付面32aとされ、
他方の側に回転軸3を中心として図1における下方に放
射状に突出する冷却フィン32bが設けられている。冷
却板32と冷却フィン32bとはアルミ合金を用いてダ
イカスト法にて一体成形されている。また、冷却板32
の円弧方向の両端部及び中央部の3個所には、図4、図
6に示される如く冷却板33と回転軸3の軸方向に重な
るように外径方向に突出された重ね合せ部32dと固定
用孔32eが設けられている。なお、図示していない
が、この3個の固定用孔32eのうち中央の1個は、リ
ヤブラケット22を図10の左方へ貫通しバッテリに接
続されるB端子とされる。取付面32aには長方形に凹
設された4個のダイオード取付穴32c(図6参照)が
放射状に設けられており、後述のダイオード34aが半
田付される。
【0053】33は負極側の支持部材及び第2の支持部
材としての負極側の冷却板であり、冷却板32よりも大
きい曲率半径の略円弧帯状に形成され、一方の側が取付
面33aとされ、他方の側が平面状の直付面33bとさ
れ、アルミ合金を用いてダイカスト法にて成形されてい
る。また、冷却板33には図1、図7に示されるように
冷却板32の重ね合せ部32dと回転軸3の軸方向に重
なる部分に固定用孔33eが設けられている。取付面3
3aには長方形に凹設された4個のダイオード取付穴3
3c(図4、図7参照)が放射状に設けられており、後
述のダイオード34bが半田付される。なお、ダイオー
ド取付穴32c、33cを凹設しているのは、後述のダ
イオード34a、34bの位置決め及び半田の流出防止
のためである。
【0054】正極側の冷却板32の外側に径方向に所定
間隙を設けて負極側の冷却板33が冷却板32に径方向
に重なるように、かつ取付面32a、33aが回転軸3
と直交する同一平面上に位置するようにして、配設され
ている。正極側の冷却板32はリヤブラケット22の凹
設部22aに収容され、負極側の冷却板33は、ダイオ
ード取付穴33cが設けられている側と反対側の取付面
33bがリヤブラケット22の直付部22bに熱を良好
に伝えるように充分に接触面積を確保して直付けされて
いる(図5、図10)。また、おのおの放射状に設けら
れた冷却フィン32bとフィン22cとは、そのフィン
素子が径方向に重なるようにされている。なお、本車両
用交流発電機は負極側接地方式のものである。
【0055】34a、34bは正極側及び負極側の一方
向導通素子としてのダイオードであり、図24における
ダイオード14a、14bと同様のものであるが、モー
ルドパッケージから引出された第1の接続導体としての
アノード側のリード34al、第2の接続導体としての
カソード側のリード34blの各端部が図5に示される
ようにL字状に折曲げられている点が異なる。ダイオー
ド34a、34bは各冷却板32、33のダイオード取
付穴32c、33cに、リード34al、34blを所
定間隙を設けて径方向に対向するようにして、ダイオー
ド34a、34bのベース電極面が電気的かつ熱的に良
好な接触状態を確保して半田付されている。
【0056】正極側の冷却板32と負極側の冷却板33
は固定用孔32e、33eの部分が重ねられ、中間部に
鍔部を有する中空筒状のモールドインシュレータ35
(図1)を介して絶縁されている。サーキットボード3
6は、図8に示されるように雌ねじが設けられた銅板製
の4個の接続端子36aがダイオード34a、34bの
リード34al、34blと略同一位置になるように配
設され、絶縁成形材料にて一体に成形(インサートモー
ルド)された円弧帯状の絶縁支持部材36dを有してい
る。また、図9に示されるようにリード34al、34
blと接続される第3の接続導体である舌片部36eが
L字状に折曲げられている。
【0057】また、図示しない電圧調整器(図25の回
路図を参照)とサーキットボード36とを接続するため
に接続部36b、36cが設けられている。接続部36
bは図1、図2に示されるようにサーキットボード36
が冷却板32、33と重ねられたときに正極側の冷却板
の一方側の重ね合せ部32dの固定用孔32eの周辺部
に電気的に接触し、接続部36cは図8に点線で示され
るように図の右端の接続端子36aと一体の導体にて形
成されている。また、各接続部36b、36cには図示
のように円形の端子部に雌ねじが形成されている。
【0058】電機子巻線9bの接続端子群29cは、図
10に示されるように中継用端子29dを設けて電機子
巻線9bと結線をするとともに、中継用端子29dとサ
ーキットボード36の接続端子36aとを回転軸3の軸
方向からねじ37により締結して、整流装置21と接続
している。その他の構成については、図24に示された
従来のものと同様であるので、相当するものに同一符号
を付して説明を省略する。
【0059】次に、上記車両用発電機の組立手順を説明
する。まず、冷却板32、33にダイオード34a、3
4bを高温半田を用いて半田付を行う。次に冷却板33
に冷却板32の重ね合せ部32dを間にモールドインシ
ュレータ35を介して重ねて組合わせ、図4、図5に示
される部分組立品にする。この部分組立品にモールドイ
ンシュレータ35をガイドにしてサーキットボード36
を乗せ、その接続端子36aをダイオードのアノード側
のリード34alとカソード側のリード34blの間に
挿入する。この後、アノード側のリード34alとカソ
ード側のリード34blと接続端子36aの舌片部36
eとをスポット溶接等により一体化して、電気的に接続
し(図10参照)、図1に示される状態にする。なお、
各リード34al、34blと溶接される接続端子36
aの舌片部36eは、図9、図10に示される如くスポ
ット溶接機の電極を容易に挿入できるように図の上下方
向が開放されている。
【0060】図1の状態に組立された整流装置21を、
図10に示されたリヤブラケット22内に挿入し、正極
側の冷却板32がブラケットの凹設部22aに収容さ
れ、負極側の冷却板33は、その直付面33bをリヤブ
ラケット22の直付部22bに当接させて、固定用孔3
2e、33eに図示しない締付ボルトを挿入してリヤブ
ラケット22に締付け、取付面33bと直付部22bと
を充分に接触させて熱を良好に伝えるようにしている。
【0061】電機子9は、電機子巻線9bの接続端子群
9cを巻線の内装が終って接続端子を処理した時の状
態、つまり円弧状に並んで軸と平行に突出したものに中
継用端子29dを半田付にて接続しておく。この中継用
端子29dが接続された電機子9と、整流装置21が組
込まれたリヤブラケット22とを、図10に示される状
態に組合わせ、電機子巻線の中継用端子29dとサーキ
ットボード36の接続端子36aとをねじ37により締
結する。この後、回転軸3に嵌着された界磁鉄心5a、
5bを電機子9内に挿入する。
【0062】以上のように構成された車両用交流発電機
の冷却風の流れは図10の点線矢印C〜Fに示されるよ
うになる。すなわち、回転軸3の回転により遠心ファン
である冷却ファン7bが風を吸引すると、リヤブラケッ
ト22のフィン22c、通風孔22e、正極側の冷却板
32の冷却フィン32bを通って、回転軸3の周辺から
冷却ファン7bの内径側へ導かれる流れD、Eが作られ
る。同様に、通風孔22dから軸方向に吸引される流れ
Cも生じる。また、通風孔22gから吸引される流れF
は、電機子巻線9bの接続端子群9c周辺を通る。この
後、上記冷却風は、冷却ファン7bによって、外周側に
位置する電機子巻線9bを冷却し、リヤブラケット22
の外周部に設けられた通風孔22hより、外部へ流れ出
る。なお、仕切板17は図24の従来のものに示された
ものとは形状が若干異なるが、同様の機能を果すもので
ある。
【0063】この実施例における車両用交流発電機にお
いては、各冷却板32、33のダイオードを取付ける取
付面32b、33bが図5、図10に示されるように回
転軸3と直交する同一平面上に配設され、かつダイオー
ド34a、34bも同様に回転軸3と直交する同じ平面
上に配設されているので、整流装置21の軸方向の長さ
が短くなり、車両用交流発電機の軸方向の長さも短縮さ
れる。また、冷却フィン32b、フィン22cが放射状
にかつ両フィンのピッチ角を合わせて両フィンが径方向
に重なるようにして設けられ、冷却風が上述したように
流れるので、冷却効率が向上する。
【0064】さらに、負極側の冷却板33の冷却を主と
してブラケットに設けたフィン22cにより行うが、リ
ヤブラケット22の他の部分も放熱に寄与し、冷却効率
が向上する。また、リヤブラケットのフィン22cを省
略しても充分放熱で放熱できる場合もある。なお、サー
キットボード36は接続端子36aがインサートモール
ドされ、電機子巻線の中継用端子29dと回転軸3の軸
方向からねじ37により接続可能であるので、電機子巻
線9bとの接続も容易で、半田づけを要さず作業工数を
低減できる。
【0065】実施例2.図12はこの発明の他の実施例
である車両用交流発電機の主要部を示す断面図である。
図において、39は熱伝導性の良好なシリコーングリー
スであり、負極側の冷却板33とリヤブラケット22の
直付部22bとの間に介装されている。このようにシリ
コーングリース39を介在させ、接触面積の確保するこ
とにより、冷却板33とリヤブラケット22間の熱伝導
良くし、ダイオードの冷却効率を向上させることができ
る。
【0066】また、図1の実施例においては冷却板33
とリヤブラケット22との間の熱伝導を良好にするため
に両者の接触する面はかなり厳密に仕上げなければなら
なかったが、シリコーングリース39を介在させること
により両者の接触部が多少凸凹であっても充分に接触面
積を確保して熱伝導を良好にできる。なお、シリコーン
グリース39の代りに熱伝導性の良いシリコーンゴムな
ど他の弾性部材を用いてもよい。
【0067】実施例3.図13は、さらにこの発明の他
の実施例である整流器の一部を示す正面図である。ダイ
オード44a、44b及びベース電極の形状を先端部が
三角形で全体が五角形としたものである。ダイオード4
4aは図示のように内側に配設される正極側の冷却板3
2に放射状に取付けられるので、五角形として隅部を落
すことにより複数のダイオード44aを近接して取付可
能となる。ただし、本図の図示ではあまり近接させてい
ない。なお、ダイオード44bは多角形にする必要性は
ないが、互換性等の点から同様の形状としたものであ
る。
【0068】また、図14あるいは図15の整流器部分
の各正面図に示されるように先端部の三角形の角度が図
13のものより少し広い五角形54a、54b、あるい
はダイオード64a、64bが六角形とすることによ
り、隅部を落すこともできる。
【0069】実施例4.図16、図17は、さらにこの
発明の他の実施例である車両用交流発電機の主要部を示
す断面図、ダイオードのリードの形状を示す平面図であ
る。これらの図において、第1及び第2の接続導体とし
ての正極側及び負極側の各ダイオード74a、74bの
リード74al、74blを、図5に示された実施例1
におけるリード34al、34blよりも長いものと
し、サーキットボード36を中継にして第3の接続導体
としての電機子巻線の中継用端子29dとともにねじ3
7にて締付が可能な爪形端子を有するものとしている。
また、リードの他の形状の例を示す平面図である図18
に示されるように、リード84al、84blを孔明き
の円形端子を有するものとしてもよい。
【0070】このようなリードを採用することにより、
図1に示されたサーキットボード36の接続端子36a
に上記各リード74al、74blと電機子巻線の中継
用端子29dとをねじ37により一括して締付接続する
ことができる。従って、図1の実施例における接続端子
36aとリード34al、34blとの溶接作業に相当
する作業をなくすことができる。
【0071】実施例5.図19、図20はさらにこの発
明の他の実施例を示すものであり、図19は車両用交流
発電機の主要部を示す断面図、図20は整流器の一部を
示す正面図である。これらの図において、94a、94
bは円盤の両面にアノード電極板及びカソード電極板が
設けられたボタン形のダイオードであり、各一方の電極
板が冷却板32、33に直接半田付され、他方の電極板
に各リード94al、94blが半田付されている。各
リード94al、94blとサーキットボード36の接
続端子36aの舌片部36eとの接続は図1の実施例と
同様にスポット溶接にて行われる。この場合も、ダイオ
ード94a、94bが円盤状なので、図13〜図15の
実施例と同様に冷却板32に放射状に取付ける場合に間
隔を狭くできる。
【0072】実施例6.図1の実施例においては負極側
の冷却板33には冷却用のフィンを設けず、リヤブラケ
ット22にフィン22cを設けるものを示したが、冷却
板33に冷却用のフィンを設けて、リヤブラケット内に
収容してもよい。図21はこのような場合の実施例を示
す車両用交流発電機の要部の断面図である。図におい
て、102はリヤブラケットであり、図における左方に
底面壁102aを有する中空円筒状であり、底面壁10
2aに軸方向に貫通する空気孔102bが、外周部には
径方向に貫通する空気孔102cが設けられている。負
極側の冷却板133にも冷却用フィン133bがダイオ
ード34bの取付面33aと反対側の面に図のように複
数個突設され、正極側の冷却板32と組合わされてブラ
ケット102内に収容されている。
【0073】冷却用フィン133bは、回転軸3を中心
として放射状にかつ正極側の冷却板32の冷却フィン3
2bとピッチ角を合わせて径方向に重なるようにして設
けられており、冷却ファン7bによる冷却風は図16に
示された実施例1におけるのと同様に流れ、効率よく冷
却用フィン133b、32bを冷却する。
【0074】実施例7.図22は、さらにこの発明の他
の実施例を示す車両用交流発電機の要部の断面図であ
る。図において、202はリヤブラケットであり、底面
部202aにフィン202bが放射状に複数個突設され
ている。また、回転軸近くの各フィン間にリヤブラケッ
ト202を軸方向に貫通する空気孔202cが設けられ
ている。232は正極側の冷却板であり、冷却用のフィ
ンは設けていない。予め組合わせられた冷却板232、
33は、図のように冷却板232は電気絶縁性を有しか
つ熱伝導の良い絶縁部材である絶縁シート239を介し
て、また冷却板33は直接ブラケットの底面部202a
の内側に各々接触面積を充分に確保して各冷却板からブ
ラケット202に熱が効率よく伝わるように取付けられ
ている。
【0075】この場合の冷却ファン7bによる冷却風は
図の点線矢印G、Hに示されるようにリヤブラケット2
02の外部を通ってフィン202bを冷却しながら空気
孔202cから機内に吸入され、図10の実施例と同様
に電機子コイル9を冷却しながら機外へ排出される。
【0076】実施例8.以上の実施例においては、ケー
シング部材がブラケットであるものについて示したが、
ケーシング部材としてブラケットとは別にカバーを設け
るものであってもよい。図23はこのような実施例を示
す車両用交流発電機の要部の断面図である。図におい
て、302は底付の中空円筒形のリヤブラケットであ
り、中心部寄りに機内へ空気を導入する空気孔302a
が設けられている。この空気孔302aは図における左
方からみて扇形のものが複数個放射状をなすように設け
られている。340はケーシング部材としてのカバーで
あり、リヤブラケット302に取付けられて、冷却板3
2、133及び冷却フィン32b、133bを覆ってい
る。
【0077】冷却ファン7bによる冷却風は点線矢印
J、Kに示すように、カバー340の図示しない空気孔
より吸入され、リヤブラケットの空気孔302aを通っ
て機内に入り、図10の実施例と同様に電機子コイル9
を冷却しながら機外へ排出される。
【0078】その他. 以上の実施例では、負極側が接地される場合のものを示
したが、正極側が接地される場合は、各ダイオードの極
性を逆に接続すればよい。また、負極側の冷却板を正極
側の冷却板の径方向外側に配置したものを示したが、両
冷却板の配置を逆にしてもよい。さらに、例えば図1の
実施例において、冷却板32に重ね合せ部32dを突設
しないで冷却板33に突設して冷却板32と重ねるよう
にすることもできる。
【0079】また、冷却板32、33等の取付面32
a、33a等は必ずしも平面である必要はない。また、
これらの取付面は回転軸3と直交するほぼ同じ平面上に
あればよく、車両用交流発電機の軸方向の長さを短縮す
る目的を損わない範囲においてずれていても差支えな
い。冷却板の冷却用のフィンやリヤブラケットのフィン
は好ましい実施態様として放射状に設けられたものを示
したが、他の態態のものであってもよい。
【0080】図23に示した実施例においては、冷却板
32、133にそれぞれ冷却フィン32a、133aを
設けたものを示したが、冷却板に冷却フィンを設ける代
りに図22の実施例と同様にしてカバー340にフィン
を設けてもよい。もちろん、図1の実施例のように、冷
却板の一方に放熱用のフィンを設け、他方の冷却板には
冷却用のフィンを設けずにカバー340に熱伝導が良い
ように取付けてカバーから放熱させることもできる。
【0081】ダイオードはいずれも平板状の電極を有
し、冷却板に半田付をするものを示したが、加締め等に
よって固着するものであってもよいし、キャンド形、ス
タッド形等のパッケージであってもよい。特に、図16
に示された実施例において、ダイオードをキャンド形の
ものを用いて冷却板に半埋め込み状態にして加締めた
り、スタッド形のものを用いれば、半田付や溶接などの
冶金的接合法を用いることなく整流装置を構成でき、耐
熱性が向上する。
【0082】また、この種車両用交流発電機には機内を
冷却するために通常冷却ファンが設けられているが、冷
却ファンが設けられていないものであっても同様の効果
を奏する。さらに、冷却ファンの代りに例えばブラケッ
トに冷却水を通水して冷却する水冷式等のものであって
もよく、特に図22に示された実施例7において、リヤ
ブラケットに放熱用のフィンを設ける代りに、例えばリ
ヤブラケットを水冷ジャケット付のものとすると効果的
である。さらに、車両用交流発電機は、ほぼ密閉状にさ
れた水冷式のもの、あるいは密閉水冷式で内部に攪拌用
の冷却ファンを設けたもの等であっても、例えば図21
あるいは図23に示された実施例に若干の設計変更を加
えることによって適用できる。
【0083】
【発明の効果】請求項1に記載の車両用交流発電機によ
れば、正極側及び負極側の一方向導通素子をそれぞれ支
持する正極側及び負極側の支持部材を有する整流装置を
備えた車両用交流発電機において、正極側の一方向導通
素子と負極側の一方向導通素子とを回転軸と直交するほ
ぼ同じ平面上に位置するように各支持部材に支持させた
ので、正極側の一方向導通素子と負極側の一方向導通素
子とが回転軸と直交する方向に重なる配置となり、車両
用交流発電機の軸方向の長さを短縮できる。
【0084】請求項2に記載の車両用交流発電機によれ
ば、両支持部材を内径の異なるほぼ円弧帯状の平面を有
する第1及び第2の支持部材にて構成して各平面が回転
軸と直交するほぼ同じ平面上にあってかつ第1及び第2
の支持部材が径方向に重なるように配設し、各平面に一
方向導通素子を支持させたので、正極側の一方向導通素
子と負極側の一方向導通素子及び第1の支持部材と第2
の支持部材が回転軸と直交する方向に重なる配置とな
り、車両用交流発電機の軸方向の長さを短縮できる。
【0085】請求項3に記載の車両用交流発電機によれ
ば、第1及び第2の支持部材に回転軸の軸方向に互いに
重なる重ね合せ部を設け、重ね合せ部を締付部材により
軸方向に締付けることにより両支持部材を一体にしたの
で、車両用交流発電機の軸方向の長さを短縮できるとと
もに、両支持部材の一体化が容易である。
【0086】請求項4に記載の車両用交流発電機によれ
ば、外気を発電機本体の内部へ通風して冷却する冷却フ
ァン及び各支持部材の各一方向導通素子が支持された側
と反対側に突出した冷却用のフィンをおのおの設け、冷
却ファンにより各冷却用のフィンを冷却するようにした
ので、冷却ファンにより冷却用のフィンが効率的に冷却
される。
【0087】請求項5に記載の車両用交流発電機によれ
ば、外気を発電機本体の内部へ通風して冷却する冷却フ
ァンと、両支持部材のいずれか一方の一方向導通素子が
支持された側と反対側に突出した冷却用のフィンと、ケ
ーシング部材に回転軸の軸方向に内側から外側へ向って
凹設された凹設部とを設け、冷却用のフィンが突設した
支持部材を凹設部に収容するとともに両支持部材のうち
の他方を熱を伝えうるようにケーシング部材に固着し、
冷却ファンにより冷却用のフィンを冷却するようにした
ので、ケーシング部材が両支持部材のうちの他方の熱を
放熱し、効果的に冷却される。
【0088】請求項6に記載の車両用交流発電機によれ
ば、ケーシング部材の両支持部材のうちの他方が固着さ
れた部分の外側に放熱用のフィンを設け、冷却ファンに
より冷却用のフィン及び放熱用のフィンを冷却するよう
にしたので、ケーシング部材に設けられた放熱用のフィ
ンが冷却ファンにより冷却され、冷却効率が向上する。
【0089】請求項7に記載の車両用交流発電機によれ
ば、両支持部材をケーシング部材にともに熱を伝えうる
ようにかつ少なくともいずれか一方は絶縁部材を介して
固着したので、ケーシング部材が冷却媒体への熱伝達の
仲介に利用され、ケーシング部材を多目的に活用でき
る。
【0090】請求項8に記載の車両用交流発電機によれ
ば、外気を発電機本体の内部へ通風して冷却する冷却フ
ァンを設けるとともにケーシング部材の両支持部材が固
着された部分の外側に放熱用のフィンを設け、冷却ファ
ンにより放熱用のフィンを冷却するようにしたので、ケ
ーシング部材に設けられた放熱用のフィンが冷却ファン
により冷却され、冷却効率が向上する。また、ケーシン
グ部材に纏めて放熱用のフィンを設けることができるの
で、各支持部材に別々に冷却用のフィンを設けるよりも
製作が容易となる。
【0091】請求項9に記載の車両用交流発電機によれ
ば、支持部材を熱伝導性の弾性部材を介してケーシング
部材に固着したので、支持部材とケーシング部材との接
触面積を確実に確保して熱を効率よくケーシング部材に
伝えることができる。
【0092】請求項10に記載の車両用交流発電機によ
れば、ケーシング部材は、回転子を回転自在に支持する
ブラケットであるので、ブラケットを冷却媒体への熱伝
達の仲介に利用することにより、ブラケットを多目的に
活用できる。
【0093】請求項11に記載の車両用交流発電機によ
れば、ケーシング部材は、回転子を回転自在に支持する
ブラケットの外側に設けられたカバーであるので、カバ
ーを冷却媒体への熱伝達の仲介に利用することにより、
カバーを多目的に活用できる。
【0094】請求項12に記載の車両用交流発電機によ
れば、冷却用のフィンあるいは放熱用のフィンを回転軸
を中心としてほぼ放射状に形成したので、冷却ファンに
よる風の流れが良くなり、効率的に冷却される。
【0095】請求項13に記載の車両用交流発電機によ
れば、冷却用及び放熱用のフィンを両フィンのピッチ角
を合わせて回転軸を中心としてほぼ放射状にかつ両フィ
ンが径方向に重なるようにそれぞれ複数個形成するとと
もにケーシング部材の放熱用のフィン同士の間にケーシ
ング部材を径方向に貫通する貫通孔を設けたので、冷却
用のフィン及び放熱用のフィンに沿って冷却風が円滑に
流れ、冷却効率が向上する。
【0096】請求項14に記載の車両用交流発電機によ
れば、正極側の一方向導通素子に接続された第1の接続
導体と負極側の一方向導通素子に接続された第2の接続
導体とを間に第3の接続導体を挟んで対向させ三者の接
続導体を電気的に接続したので、接続導体の接続が容易
となり、作業工数も低減される。
【0097】請求項15に記載の車両用交流発電機によ
れば、正極側の一方向導通素子に接続された第1の接続
導体と負極側の一方向導通素子に接続された第2の接続
導体とを回転軸の軸方向に重ねて第3の導体に締付手段
により電気的に接続しうるようにしたので、接続導体の
接続を半田付等によることなく容易に行うことができ、
作業工数も低減できる。
【0098】請求項16に記載の車両用交流発電機によ
れば、絶縁成形材料により第3の接続導体と一体に成形
された絶縁支持部材を設け、この絶縁支持部材を両支持
部材の少なくとも一方と回転軸の軸方向に重なるように
配設したので、第3の接続導体と第1及び第2の接続導
体との接続が容易となり、作業工数も低減できる。
【0099】請求項17に記載の車両用交流発電機によ
れば、正極側の一方向導通素子あるいは負極側の一方向
導通素子のうち径方向内側に位置するほうの一方向導通
素子の形状を円形あるい隅部を落したものとしたので、
一方向導通素子を取付面に放射状に取付けるとき近接し
て配設することができ、冷却板を小さくして、整流装置
を小形にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す整流装置の斜視図
である。
【図2】 図1に示される整流装置を上方から見て示す
正面図である。
【図3】 図1に示される整流装置を下方から見て示す
背面図である。
【図4】 図1に示される整流装置の部分組立図であ
る。
【図5】 図4の切断面V−Vにおける断面を示す断面
図である。
【図6】 図1に示される整流装置の正極側の冷却板の
正面図である。
【図7】 図1に示される整流装置の負極側の冷却板の
正面図である。
【図8】 図1に示される整流装置のサーキットボード
の正面図である。
【図9】 図8の切断面IX−IXにおける断面を示す
断面図である。
【図10】 この発明の一実施例を示す車両用交流発電
機の要部の断面図である。
【図11】 図10の実施例の車両用交流発電機をリヤ
側である左方から見て示す部分図である。
【図12】 この発明の他の実施例を示す車両用交流発
電機の主要部の断面図である。
【図13】 さらに、この発明の他の実施例である整流
器の一部を示す正面図である。
【図14】 さらに、この発明の他の実施例を示す整流
器部分の正面図である。
【図15】 さらに、この発明の他の実施例を示す整流
器部分の正面図である。
【図16】 さらに、この発明の他の実施例を示す車両
用交流発電機の主要部の断面図である。
【図17】 図16の実施例におけるダイオードのリー
ドの形状を示す平面図である。
【図18】 さらに、この発明の他の実施例におけるダ
イオードのリードの形状を示す平面図である。
【図19】 さらに、この発明の他の実施例を示す車両
用交流発電機の主要部の断面図である。
【図20】 図19の実施例における整流器の一部を示
す正面図である。
【図21】 さらに、この発明の他の実施例を示す車両
用交流発電機の要部の断面図である。
【図22】 さらに、この発明の他の実施例を示す車両
用交流発電機の要部の断面である。
【図23】 さらに、この発明の他の実施例を示す車両
用交流発電機の要部の断面図である。
【図24】 従来の車両用交流発電機を示す断面図であ
る。
【図25】 車両用交流発電機の回路の一例を示す回路
図である。
【図26】 従来の車両用交流発電機の整流装置を示す
斜視図である。
【図27】 図26の整流装置を図の下方から見て示す
底面図である。
【図28】 従来の車両用交流発電機の電機子と整流装
置の組付け手順を説明するための説明図である。
【図29】 車両用交流発電機の回路の他の例を示す回
路図である。
【符号の説明】
3 回転軸 7b 冷却ファン 21 整流器 22 リヤブラケット 22a 凹設部 22b 直付部 22c フィン 32 正極側の冷却板 32a 取付面 32b 冷却フィン 32d 重ね合せ部 33 負極側の冷却板 33a 取付面 33b 直付面 34a 正極側のダイオード 34al ダイオードのリード 34b 負極側のダイオード 34bl ダイオードのリード 36 サーキットボード 36a 接続端子 36b 絶縁支持部材 36e 舌片部 37 ねじ 39 シリコーングリス 44a 正極側のダイオード 44b 負極側のダイオード 54a 正極側のダイオード 54b 負極側のダイオード 64a 正極側のダイオード 64b 負極側のダイオード 74a 正極側のダイオード 74al ダイオードのリード 74b 負極側のダイオード 74bl ダイオードのリード 84a 正極側のダイオード 84al ダイオードのリード 84b 負極側のダイオード 84bl ダイオードのリード 94a 正極側のダイオード 94al ダイオードのリード 94b 負極側のダイオード 94bl ダイオードのリード 102 リヤブラケット 133 負極側の冷却板 133b 冷却用フィン 202 リヤブラケット 202a 底面部 202b フィン 232 正極側の冷却板 239 絶縁シート 302 リヤブラケット 340 カバー

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機本体の内部に収容され回転軸を介
    して回転自在に支持された回転子と、正極側及び正極側
    の一方向導通素子をそれぞれ支持する正極側及び負極側
    の支持部材を有し交流電流を整流する整流装置と、上記
    両支持部材の少なくとも一方を覆うケーシング部材とを
    備えた車両用交流発電機において、 上記正極側の一方向導通素子と上記負極側の一方向導通
    素子とを上記回転軸と直交するほぼ同じ平面上に位置す
    るように上記各支持部材に支持させたことを特徴とする
    車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】 両支持部材を内径の異なるほぼ円弧帯状
    の平面を有する第1及び第2の支持部材にて構成して上
    記各平面が回転軸と直交するほぼ同じ平面上にあってか
    つ上記第1及び第2の支持部材が径方向に重なるように
    配設し、上記各平面に一方向導通素子を支持させたこと
    を特徴とする請求項1記載の車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の支持部材に回転軸の軸方
    向に互いに重なる重ね合せ部を設け、上記重ね合せ部を
    締付部材により軸方向に締付けることにより両支持部材
    を一体にしたことを特徴とする請求項2記載の車両用交
    流発電機。
  4. 【請求項4】 回転軸とともに回転し外気を発電機本体
    の内部へ通風して冷却する冷却ファン及び各支持部材の
    各一方向導通素子が支持された側と反対側に突出した冷
    却用のフィンをおのおの設け、上記冷却ファンにより上
    記各冷却用のフィンを冷却するようにしたことを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用
    交流発電機。
  5. 【請求項5】 回転軸とともに回転し外気を発電機本体
    の内部へ通風して冷却する冷却ファンと、両支持部材の
    いずれか一方の一方向導通素子が支持された側と反対側
    に突出した冷却用のフィンと、ケーシング部材に回転軸
    の軸方向に内側から外側へ向って凹設された凹設部とを
    設け、上記冷却用のフィンが突設した支持部材を上記凹
    設部に収容するとともに両支持部材のうちの他方を熱を
    伝えうるようにケーシング部材に固着し、上記冷却ファ
    ンにより上記冷却用のフィンを冷却するようにしたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載
    の車両用交流発電機。
  6. 【請求項6】 ケーシング部材の両支持部材のうちの他
    方が固着された部分の外側に放熱用のフィンを設け、冷
    却ファンにより冷却用のフィン及び上記放熱用のフィン
    を冷却するようにしたことを特徴とする請求項5記載の
    車両用交流発電機。
  7. 【請求項7】 両支持部材をケーシング部材にともに熱
    を伝えうるようにかつ少なくとも一方は絶縁部材を介し
    て固着したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れか1項に記載の車両用交流発電機。
  8. 【請求項8】 回転軸とともに回転し外気を発電機本体
    の内部へ通風して冷却する冷却ファンを設けるとともに
    ケーシング部材の両支持部材が固着された部分の外側に
    放熱用のフィンを設け、冷却ファンにより放熱用のフィ
    ンを冷却するようにしたことを特徴とする請求項7記載
    の車両用交流発電機。
  9. 【請求項9】 支持部材は熱伝導性の弾性部材を介して
    ケーシング部材に固着されていることを特徴とする請求
    項5〜請求項8のいずれか1項に記載の車両用交流発電
    機。
  10. 【請求項10】 ケーシング部材は、回転子を回転自在
    に支持するブラケットであることを特徴とする請求項5
    〜請求項9のいずれか1項に記載の車両用交流発電機。
  11. 【請求項11】 ケーシング部材は、回転子を回転自在
    に支持するブラケットの外側に設けられたカバーである
    ことを特徴とする請求項5〜請求項9のいずれか1項に
    記載の車両用交流発電機。
  12. 【請求項12】 冷却用のフィンあるいは放熱用のフィ
    ンを回転軸を中心としてほぼ放射状に形成したことを特
    徴とする請求項4、請求項5、請求項6あるいは請求項
    8のいずれか1項に記載の車両用交流発電機。
  13. 【請求項13】 冷却用及び放熱用のフィンを両フィン
    のピッチ角を合わせて回転軸を中心としてほぼ放射状に
    かつ両フィンが径方向に重なるようにそれぞれ複数個形
    成するとともにケーシング部材の放熱用のフィン同士の
    間にケーシング部材を径方向に貫通する貫通孔を設けた
    ことを特徴とする請求項6記載の車両用交流発電機。
  14. 【請求項14】 正極側の一方向導通素子に接続された
    第1の接続導体と負極側の一方向導通素子に接続された
    第2の接続導体とを間に第3の接続導体を挟んで対向さ
    せ上記三者の接続導体を電気的に接続したことを特徴と
    する請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の車両
    用交流発電機。
  15. 【請求項15】 正極側の一方向導通素子に接続された
    第1の接続導体と負極側の一方向導通素子に接続された
    第2の接続導体とを回転軸の軸方向に重ねて第3の接続
    導体に締付手段により電気的に接続しうるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1項に
    記載の車両用交流発電機。
  16. 【請求項16】 絶縁成形材料により第3の接続導体と
    一体に成形された絶縁支持部材を設け、この絶縁支持部
    材を両支持部材の少なくとも一方と回転軸の軸方向に重
    なるように配設したことを特徴とする請求項15記載の
    車両用交流発電機。
  17. 【請求項17】 正極側の一方向導通素子あるいは負極
    側の一方向導通素子のうち径方向内側に位置するほうの
    一方向導通素子の形状を円形あるい隅部を落したものと
    したことを特徴とする請求項2記載の車両用交流発電
    機。
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